法人設立に伴い、まず最初に検討したクレジットカードがJCB。
JCB法人カードといえば、定番のビジネスカード。
私も法人開設と同時に申し込み・・・発行できたのは、法人4期目。
定番故に契約者も多く、そのカードの種類も非常に多いです。
一般法人カードに、ビジネスプラス法人カード・・・だけでなく、
JCBゴールドカード、更にはプラチナカードも登場し、JCBだけでの選択肢も多いです。
目次
JCB法人カードのメリット
JCB法人カードは、法人だけでなく個人事業主でも申し込み可能。
とりあえず、JCBのメリットから。
年会費1250円+税と格安、初年度年会費も無料
法人カードやコーポレートカードで、年会費有料は仕方ない。
年会費1,250円+税は、他社ビジネスカードと比べても最安水準。
しかも初年度は年会費も無料。
年会費 | 初年度年会費 | |
---|---|---|
JCB法人カード | 1,250円 | 無料 |
JCBビジネスプラス法人カード | 1,250円 | 無料 |
三井住友ビジネスカード | 1,250円 | 1,250円 |
三井住友ビジネスカード for Owners | 1,250円 | 無料 |
UC法人カード | 1,250円 | 1,250円 |
EX Gold for Biz | 2,000円 | 無料 |
オリコビジネスカードGold | 2,000円 | 無料 |
ライフカードビジネスライト | 無料 | 無料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000円 | 20,000円 |
アメックスビジネスカード | 12,000円 | 31,000円 |
アメックスビジネスゴールド | 31,000円 | 31,000円 |
ダイナースクラブビジネスカード | 27,000円 | 27,000円 |
三井住友VISAの「三井住友ビジネスカード for Owners」や、
セゾンカードの「UC法人カード」も同じ価格帯。
年会費無料の「ライフカードビジネスライト」も有りますが、こちらはポイント還元無し。
年会費無料の法人カードは、無料故のデメリットがありますので。
複数枚のETCカード発行可能
JCB法人カードは、ETCカード(ETCスルーカードN)が無料で、
しかも複数枚発行できます。
ETCカードにも法人名が記載され、CORPORATEの文字が印字されてます。
クレジットカード1枚に1枚のETCという法人カードも多く、
1枚のクレジットカードに、複数のETCカードが紐づけられるのは意外と無いです。
→追加カードとETCカードが無料発行できる法人カード。社員・従業員向けクレジットカード。
法人で社用車が増えた場合でも、高速料金は法人カード一枚にまとめて請求が上がる。
ETCスルーカードNの利用状況も、走行日、利用区間、利用金額と、
WEB上の「E-co明細サービス」で、細かく確認できますから。
海外還元率1.0%、Amazon還元率1.5%~1.75%
2016年2月より、JCB法人カードもJCB ORIGINAL SERIES対象カードへ。
これによりJCB ORIGINAL SERIESパートナーでのポイント倍付特典も有るので、
Amazon.co.jpで還元率3倍(還元率1.5%)となりました。
→JCBオリジナルシリーズの還元率と注意点。JCBカードでOkidokiポイントを貯める方法。
JCB ORIGINAL SERIESの還元率特典は、他にもあり、
海外利用でポイント2倍(還元率1.0%)となる「海外ダブルポイント」、
年間利用額に応じて、翌年度の還元率が上がる「JCBスターメンバーズ」も有ります。
JCBスターメンバーズの会員ランクと還元率
年間利用額 | 会員ランク | ザ・クラス、プラチナ ゴールド・ザ・プレミア |
ゴールド | 一般カード |
---|---|---|---|---|
300万円以上 | ロイヤルαPLUS | 70%UP(+0.35%) | 60%UP(+0.30%) | 対象外 |
100万円以上 | スターαPLUS | 60%UP(+0.30%) | 50%UP(+0.25%) | |
50万円以上 | スターβPLUS | 30%UP(+0.15%) | 20%UP(+0.10%) | |
30万円以上 | スターePLUS | 20%UP(+0.10%) | 10%UP(+0.05%) |
JCB法人カードで、年間100万以上利用すれば、翌年度の還元率は+0.25%。
ゴールドカードなら最大+0.3%、プラチナカードなら最大+0.35%。
Amazonの倍付け特典と合計すれば、還元率1.75~1.85%まで上昇するわけ。
法人カードの中では、Amazon還元率はこれ以上ない数値です。
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
国内の旅行傷害保険も付帯、ショッピング保険も付帯する
法人カードでは旅行保険すら付かない事が多いですが、
2016年5月より、JCB法人カードで旅行傷害保険が付帯するようになりました。
国内、海外ともに利用付帯ですが、
海外では傷害治療、疾病治療、賠償責任、携行品損害、救援者費用まで適応となり、
保険の内容も、一般カードにしては良い内容。
※JCBビジネスプラス法人カードには旅行傷害保険は付帯しません。
海外旅行傷害保険の比較(一般カード)
JCB法人 | JCBビジネスプラス法人 | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 無し |
死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 無し |
傷害治療費用 | 100万円 | 無し |
疾病治療費用 | 100万円 | 無し |
救援者費用 | 100万円 | 無し |
賠償責任 | 2,000万円 | 無し |
携行品損害 | 1旅行20万円(免責3,000円/年間100万円) | 無し |
国内旅行傷害保険の比較(一般カード)
JCB法人 | JCBビジネスプラス法人 | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 無し |
死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 無し |
入院費用 | 無し | |
手術費用 | 無し | |
通院費用 | 無し |
また、JCB法人カードには、
ショッピングガード保険(年間最高100万円・海外のみ)も付帯しています。
ショッピング保険の比較(一般カード)
JCB法人 | JCBビジネスプラス法人 | |
---|---|---|
国内ショッピング保険 | 無し | 無し |
海外ショッピング保険 | 最高100万円 | 最高100万円 |
新幹線の割引サービス「エクスプレス予約」が利用可能
仕事で出張が多くなると、欠かせないのが新幹線の利用。
JCB発行クレジットカードは、
年会費1000円+税で「エクスプレス予約」が利用可能となります。
東京-大阪間なら、年1回でも新幹線を利用すれば元を取れるってやつ。
→「スマートEX」と「エクスプレス予約」を比較。Apple Pay Suicaで使うならどちらが得なのか?
Apple Payでもエクスプレス予約が使えるようになりましたからね。
新幹線・在来線の乗継ぎが、iPhone一つで済むのはホント便利。
→Apple Pay Suicaで「エクスプレス予約」を使う方法。プラスEXカードと紐づけてみた。
Apple Pay Suica(モバイルSuica)の履歴は、
クラウド会計にも連携できるので、経理負担も大分ラクになりますから。
→個人事業主のクラウド会計「マネーフォワードクラウド」「freee」「やよいの青色申告オンライン」比較
WEBで利用明細が最大15ヶ月分も確認できる
JCBのオンライン明細(MyJCB)で、過去の利用明細が15ヶ月分も確認できます。
確定分の利用明細確認画面にて、6ヶ月分表示されますが、
「さらに過去のご利用明細を紹介したい方はこちら」をクリックすると・・・
更に9ヶ月分の利用明細が表示されます。
経理処理を、決算間際にまとめてやるような私は、
オンラインで1年以上の明細が確認できるってのは、意外に助かるサービス。
オンラインで確認できる期間が長いということは、
クラウド会計でも、遡って同期できるということ。
同期し忘れててもOKなわけさ。
JCBカードはサポートが手厚い、海外でもラウンジ利用可能
JCBカードって、サポートが丁寧です。
一般カードでも、コールセンターの質が高い。
日本発行プロパーカード、JCBブランドの成せる技。
JCBということで、日本人向けのサービスも無償で提供しており、
日本人がよく行く国では、現地サポート用のラウンジが有ったり、
日本人向けのサービスが利用できたりするという。
海外では「JCB優待ガイド」割引クーポンも使えます。
※参考→JCB優待ガイド
JCBの情報サイト「たびらば」から優待店検索も可能となります。
有名なところでは、ハワイ。
JCBブランドのクレジットカードを所持していれば、
JCB PLAZA、JCB PLAZA Loungeが利用できるし、
ワイキキ市内を走るバスも乗り放題となる。
トローリーバスは、通常なら有料ですからね。
JCB法人カードのデメリット
現在では、他社クレジットカード会社から、
多くの法人カードが登場しているので、比べて劣る部分。
続いて、JCB法人カードのデメリット。
キャッシュバック型「JCBビジネスプラス法人カード」に注意
JCB法人カードには、
ポイント型とキャッシュバック型が有り、カードの名称も異なります。
JCB法人カード:ポイント型
ポイント型のJCB法人カードの還元率は0.5%。
ポイント型は、その名のとおりOki Dokiポイントにて還元されます。
海外加盟店で利用した場合、ポイント2倍で還元率1.0%、
Amazonで利用した場合は、ポイント3倍で還元率1.5%になります。
JCBビジネスプラス法人カード:キャッシュバック型
キャッシュバック型は、JCBビジネスプラス法人カード。
キャッシュバック還元率は0%~3%の変動制。
出張費利用した金額に応じて、
翌月の請求額から現金還元してくれるのですが、様々な条件が有ります。
基本的には、出張が多い企業ならキャッシュバック型なのですが・・・
出張が多い企業だからといって、
一概にJCBビジネスプラス法人カードの得するとは言えないので、
しっかりと検討した方が良いです。
基本的に還元対象となるのは、交通費と宿泊費等の出張費のみ。
キャッシュバックには、月間上限15,000円の制限もあります。
JCBビジネスプラス法人カード(キャッシュバック型)のデメリット
- ポイント型とは違い、交通費・出張旅費のみ還元対象。
- 海外利用は対象外であり、国内限定の交通費・出張費であること。
- 交通費・出張費が月額利用額5万未満は還元対象外。
- 月額利用額に応じて、翌月のキャッシュバック率が変わる。
- キャッシュバック金額の上限は最大15000円(月間50万円利用)まで。
- 実際の還元率は最大1.5%~2.0%相当。
- JCBオリジナルシリーズ特典が無い。
- ゴールドカードまで。プラチナカードが無い。
キャッシュバック率は、最大3%還元って言ってますが、
キャッシュバック金額の月額上限は最大15000円(月間50万円利用まで)。
一方、還元率3%にするには、月間100万円以上利用しなければならないという矛盾。
毎月還元率3%には、成り得ない仕組みとなってます。
→「JCBビジネスプラス法人カード」のデメリット。「JCB法人カード」との比較と違い。
そもそも年額ではなく、月額という点にも注意。
出張費だけで、そんなに使うのか?
ヘビーユーザーの私でさえ、月10万も利用する事は稀だし、
使う時でも、海外出張が多くで海外利用は適応外ですからね。
一方、JCB法人カード(ポイント型)は、
ポイント付与の制限も無いので、より多くの法人で得する可能性が高いです。
月額の利用額が低い場合、ポイント型の方が還元率は断然高く、
月額5万円以下の場合、キャッシュバック型だと還元対象にすらなりませんから。
また、ポイント型の「JCB法人カード」は、
還元率だけでなく、付帯する保険の内容も良くなっており、
JCBオリジナルシリーズにもなりましたから。
ちなみに、似たような名称で「JCBビジネスカード」も有りますが、
こちらは大企業向けのクレジットカード。全然別物になるので注意。
JCBの事業費決済カードには、「JCB法人カード」「JCBビジネスプラス法人カード」
「JCBコーポレートカード」「JCBビジネスカード」と非常にややこしいです。
JCB法人カードの説明(公式より引用)
- JCB法人カード:あらゆるビジネスシーンをサポートする価値ある法人カード
- JCBビジネスプラス法人カード:経営者・個人事業主の皆様向けのキャッシュバック型法人カード
- JCBコーポレートカード:大規模企業向け一括決済型法人カード
- JCBビジネスカード:大規模企業向け使用者支払型法人カード
JCBのみ、決済方式で名称が違うわけ。ややこしい。
通常還元率は0.5%と一般クレジットカード水準
JCB法人カードの還元率は0.5%と一般水準です。
キャッシュバック型なら、最大3%の還元率という事ですが、
キャッシュバック型には、様々な制限があり、3%還元にするのは非常に難しい。
還元率では良くも悪くも一般的。
ポイント型の0.5%還元と思っておいた方が無難です。
カード還元率を求めるなら、オリコのEX Gold for Biz(還元率0.6~1.6%)もあるし、
マイル還元率を求めるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(還元率1.125%)もあるから。
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
カード決済ブランドが「JCB」
当たり前ですが、カード決済ブランドはJCBとなります。
国際ブランドVISA、Masterに比べると、利用可能店舗数が少なくなります。
JCBはアメックスと提携しているとはいえ、
アメックスが利用できる店舗も少なく、
海外に限らず、日本国内でもVISA・Masterのみ対応という店舗は多い。
JCBカードだけだと、少々不安が付きまとうというのは否めない。
なんだかんだでマスターカードブランド最強。
私が所持しているのも、Mastercardばかりです。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
ちなみに、海外決済での為替レートは意外と悪く無いのがJCB。
海外で使える店なら、VISAよりもオススメです。
→海外クレジットカード決済の為替レート比較。国際ブランドによる事務手数料の違い。
新設法人では発行は厳しい、個人ではなく法人審査
私は法人設立した初月に、JCB法人カードを申し込みましたが、
早々に審査で落とされました。
金融機関口座を作る為、固定電話番号を所持、コーポレートサイトも作成済み。
個人のJCBゴールドカードも所有、
個人の限度額300万と多かったんですが・・・審査落ちしました。
3年連続審査落ち・・・4期目にてようやくカード発行に至りました。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
JCB法人カードでは、上位カードが駄目なら、
一般法人カードでの審査をする事ができるので、ダメ元でゴールドカード申し込み。
まぁ、私は過去にプラチナにも挑戦してますけど、やっぱりダメ、
4期目もゴールドダメで、一般カードでOKという感じです。
ご丁寧にも、審査落ちすると書類届きますので・・・私の審査落ち履歴。
JCB法人カードでは、個人ではなく法人での審査なので、
新設法人では厳しいというのが正直なところ。
個人審査のオリコビジネスやセゾンビジネスでは、すんなりと発行できましたから。
法人登記したばかりなら、他社法人カードの方が確実かと。
限度額も厳しい、最初の限度額は20万円でした
ようやく審査に通った、JCB法人カードですが、
限度額は20万円と、過去最高に低かったです。
ライバル「三井住友ビジネスカード for Owners」でも限度額50万円ありましたからね。
→三井住友ビジネスカード for Ownersのメリット・デメリット。
他のビジネスカードでは、限度額300万円まで上がってるんだけどね。
やはり法人審査となると、
限度額も他社、法人審査のクレジットカードを参考にするといったところでしょうか。
同じく法人審査の「オリコ法人ゴールドカード」でも、
初期限度額は50万円でしたよ。
→私が「オリコビジネスカードGold(ゴールド)」を申し込んだ理由。
JCBが厳しいのか、それとも私の会社との相性が悪いのか。
いや、マジで個人カードでは、結構使ってるんだけど。謎
審査時には、個人の信用情報も参照されてましたが、あんま関係ないみたいね。
→クレジットカードの審査基準と信用情報の関係。CIC信用情報開示請求をして気づいたこと。
ちなみに、入会後に増枠相談をしましたが、
入会半年経過後に、再度相談してくれと言われましたし、
一時増枠もお願いしてみましたが、
法人カードでの一時増枠審査は非常に厳しいと断られました。
地道に使って、限度額を増やしていくしか無さそうです。
ビジネスサポートサービス特典は微妙
ビジネスカードという事で、ビジネス系のサービスが有りますが・・・
私に限って言えば、使う事は無さそうです。
ビジネスサポートサービス
- JCB.ANA@デスク:法人向け航空チケット
- JCB de JAL ONLINE 法人向け航空チケット
- じゃらんコーポレートサービス:限定プラン有り
- タスカリマックス:オフィス用品 常時5%オフ
- アスクルサービス:オフィス用品
- ソリマチ:会計王シリーズ 利用明細を取り込み
- JCBトラベル:予約&手配
- RELO CLUB:福利厚生倶楽部の割引
会計ソフト「ソリマチ」や、オフィス用品「アスクル」・・・
オフィス用品は「LOHACO」と「Amazon
」と「ヨドバシ」で事足りると思う。
JCB一般法人カードとJCBゴールド法人カードの比較
JCBゴールド法人カードは、年会費が1万円+税になりますが、
その分、カードの特典や保険の内容も良くなります。
JCB一般法人カードと比較した場合の違い。まとめておきます。
JCB一般 | JCBゴールド | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 1,250円 (初年度無料) |
10,000円 (初年度無料) |
追加カード | 1,250円 (初年度無料) |
3,000円 (初年度無料) |
還元率 | 0.5%~0.75% | 0.5%~0.8% |
ポイント有効期限 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
限度額 | 10~100万円 | 50~250万円 |
海外旅行保険 | 最高3,000万円 (利用付帯) |
最高1億円(利用付帯) 最高5000万円(自動付帯) |
国内旅行保険 | 最高3,000万円 (利用付帯) |
最高5000万円 (自動付帯) |
海外ショッピング保険 | 年間最高100万円 (自己負担1万円/1回) |
年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
国内ショッピング保険 | 無し | 年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
航空便遅延保険(国内) | × | 自動付帯 |
航空便遅延保険(海外) | × | 自動付帯 |
空港ラウンジ(国内) | × | ○ |
空港ラウンジ(海外) | × | ホノルルのみ |
ゴルフエントリー | × | ○ |
ゴールドカードにする利点は、限度額アップと付帯保険と空港ラウンジ。
特に、JCBは付帯保険内容が、スーパーグレートです。
国内外の旅行傷害保険も自動付帯になり、保証金額も上がります。
海外旅行傷害保険の比較
JCB法人一般 | JCB法人ゴールド | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 (家族特約有り) |
死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 最高1億円(利用付帯) 最高5000万円(自動付帯) |
傷害治療費用 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 300万円 |
救援者費用 | 100万円 | 400万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 1億円 |
携行品損害 | 1旅行20万円 (免責3,000円/年間100万円) |
1旅行50万円 (免責3000円/年間100万円) |
国内旅行傷害保険の比較
JCB法人一般 | JCB法人ゴールド | |
---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 5,000万円 |
入院費用 | 無し | 5,000円/日 |
手術費用 | 無し | 最高20万円 |
通院費用 | 無し | 2,000円/日 |
ショッピング保険も最高100万円→500万円へと上がり、国内ショッピングも適応へ。
1回あたりの自己負担額も3000円に下がります。
また、ゴールドカードでは珍しい、国内・国外航空機遅延保険も自動付帯になり、
乗継遅延費用保険金、出航遅延費用等保険金、
寄託手荷物遅延費用保険金、寄託手荷物紛失費用保険金と、
一般的なゴールドカードと比べても、付帯保険は超手厚い内容になってます。
航空便遅延保険(国内・海外)
JCB法人一般 | JCB法人ゴールド | |
---|---|---|
付帯条件 | 無し | 自動付帯 |
乗継遅延費用 | 無し | 2万円 |
出航遅延、欠航、 搭乗不能費用 |
無し | 2万円 |
受託手荷物遅延 | 無し | 2万円 |
受託手荷物紛失 | 無し | 4万円 |
ゴールドカード特典としては、空港ラウンジサービスも付帯するようになり、
国内主要空港だけでなく、ハワイのホノルル空港ラウンジも利用可能となる。
ゴールドカードにすると、年会費は+8750円の負担となりますが、
保険の内容を考えると、コストパフォマンスは高いです。
一般カード同様、初年度無料で利用できし・・・
ただ、ゴールドカード故に審査は厳しくなるので、持てるならといったところ。
プラチナカードへの足掛かりにも、ゴールドは必要かと。
ちなみに、「ゴールドカードが駄目なら一般カードを発行する」といった事が可能。
とりあえず、ダメ元でゴールドを申し込んで送ってのも有りかと。
私はゴールド駄目で、一般法人カードの発行となったわけですけど。
ちなみに、一般カードでは、
ポイント型とキャッシュバック型で、付帯保険が異なりましたが、
ゴールドカードの場合は、付帯保険の内容は変わりません。
「JCBゴールド法人カード」も「JCBビジネスプラスゴールド法人カード」も保険は一緒でした。
→「JCBビジネスプラス法人カード」のデメリット。「JCB法人カード」との比較と違い。
JCBゴールド法人カードとJCBプラチナ法人カードの比較
2012年4月、JCBの法人カードにJCBプラチナ法人カードが登場。
法人向けのプラチナカードは珍しく、
JCBゴールドカードに比べると特典が一気に増え、その内容も素晴らしいです。
JCB法人ゴールド | JCB法人プラチナ | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 10,000円 (初年度無料) |
30,000円 |
追加カード | 3,000円 (初年度無料) |
6,000円 |
還元率 | 0.5%~0.8% | 0.5%~0.85% |
ポイント有効期限 | 36ヶ月 | 60ヶ月 |
限度額 | 50~250万円 | 150万円~ |
海外旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) 最高5000万円(自動付帯) |
最高1億円(自動付帯) |
国内旅行保険 | 最高5000万円 (自動付帯) |
最高1億円(自動付帯) |
海外ショッピング保険 | 年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
国内ショッピング保険 | 年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
年間最高500万円 (自己負担3千円/1回) |
航空便遅延保険(国内) | 自動付帯 | 自動付帯 |
航空便遅延保険(海外) | 自動付帯 | 自動付帯 |
空港ラウンジ(国内) | ○ | ○ |
空港ラウンジ(海外) | ホノルル | 1200ヶ所以上 (プライオリティパス) |
ゴルフエントリー | ○ | ○ |
コンシェルジュ | × | ○ |
グルメ・ベネフィット | × | ○ (高級レストラン1名無料) |
ダイニング30 | × | ○ (レストラン30%割引) |
カーアクシデントケア (5万円) |
× | ○ |
JCB Lounge 京都 | × | ○ |
JCB Lounge USJ | × | ○ |
JCBプレミアムステイプラン | × | ○ |
海外ラグジュアリー ホテルプラン |
× | ○ |
海外旅行保険、国内旅行保険と内容は、更に手厚くなり
さすがの最上位プラチナカード、過保護のレベルです。
海外旅行傷害保険の比較
JCB法人ゴールド | JCBプラチナ | |
---|---|---|
付帯条件 | 自動付帯 (家族特約有り) |
自動付帯 (家族特約有り) |
死亡・後遺障害 | 最高1億円(利用付帯) 最高5000万円(自動付帯) |
最高1億円 (自動付帯) |
傷害治療費用 | 300万円 | 1,000万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 1,000万円 |
救援者費用 | 400万円 | 1,000万円 |
賠償責任 | 1億円 | 1億円 |
携行品損害 | 1旅行50万円 (免責3000円/年間100万円) |
1旅行100万円 (免責3000円/年間100万円) |
国内旅行傷害保険の比較
JCB法人ゴールド | JCBプラチナ | |
---|---|---|
付帯条件 | 自動付帯 | 自動付帯 (家族特約有り) |
死亡・後遺障害 | 5,000万円 (自動付帯) |
最高1億円 (自動付帯) |
入院費用 | 5,000円/日 | 5,000円/日 |
手術費用 | 最高20万 | 最高20万 |
通院費用 | 2,000円/日 | 2,000円/日 |
航空機遅延保険、ショッピング保険の内容はゴールドと同水準ですが、
アクシデントケアという保険も付帯するようになってます。
自動車事故被害等で見舞い金までも貰える。
- カーアクシデントケア:5万円
付帯保険の内容は完璧ですが、プラチナカードは特典が一気に増えます。
365日24時間対応のプラチナコンシェルジュデスクに、
プライオリティ・パスのプレステージ会員(429米ドル)も年会費無料。
京都駅構内の「JCB Lounge 京都」も利用可能となり、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「JCB Lounge」も利用可能、
人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」も待たずに乗れるようになる。
「JCBプレミアムステイプラン」で、高級ホテルの割引や優待サービスも受けられる。
また、国内の高級レストランでコースメニュー2名様以上予約で、
1名様の食事代が無料という「グルメベネフィット」が付いているのも素晴らしい。
接待にも使えるし、経費削減にも繋がる。
これは、アメックスゴールドの「招待日和」や、
ダイナースの「エグゼクティブダイニング」似たサービスになり、
基本的に、プラチナカードで付帯する特典となります。
→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。
プラチナ保険とプラチナ特典が満載の法人カードで、
年会費3万円+税は、非常にコストパフォーマンスが良い。
「招待日和」級のダイニングサービスが付帯する法人カードは希少。
そもそも、法人カードでプラチナってなると限られてくるから。
プラチナ法人カードの年会費
年会費 | 追加カード | |
---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000円+税 ※年間200万円利用で半額 |
3,000円+税、最大4枚 |
JCBプラチナ法人カード | 30,000円+税 | 6,000円+税、枚数制限無し |
三井住友ビジネスプラチナカード | 50,000円+税 | 5,000円+税、20枚目安 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 50,000円+税 | 5,000円+税 |
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード | 130,000円+税 | 年会費無料(4枚まで) |
ラグジュアリーカード法人(Titanium) | 50,000円+税 | 発行不可能 |
ラグジュアリーカード法人(Black) | 100,000円+税 | 発行不可能 |
ラグジュアリーカード法人(Gold) | 200,000円+税 | 発行不可能 |
※参考→法人プラチナカードを比較する。オススメのビジネスプラチナカード。
年会費が安いからといって、格安プラチナとはサービスの質が全然違う。
私は個人カードで、JCBプラチナカードを所持しているのですが、
JCBのプラチナコンシェルジュは、スゲー丁寧で対応が良いです。
JCBならではの日本品質。奥ゆかしさあるよマジで。
アメックスプラチナのコンシェルジュも素晴らしいのですけど、
アメックスのプラチナビジネスは年会費13万円+税ですからね・・・
ちなみに、JCB一般法人カードやJCBゴールド法人カードとは違い、
プラチナカードにキャッシュバック型の「JCBビジネスプラス法人カード」はありません。
プラチナを目指すなら、ポイント型の「JCB法人カード」を選びましょう。
JCB法人カードメリット・デメリットまとめ
日本唯一の国際ブランドJCB。
JCB発行のプロパーカードは、サポートも手厚いです。
格安な年会費で、従業員カード、ETCカードも発行できるので、
中小企業にも、ド定番の間違いないビジネスカード。
法人カードの中でも、Amazonでの還元率は最高峰。
これだけでも、発行するに値するかと。
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
オフィス用品の発注には、Amazonも欠かせませんからね。
JCB法人カードは、オンラインで入会キャンペーンもやってます。
→あらゆるビジネスシーンをバックアップする便利でスマートなJCB法人カード
難点は、JCB法人カードは法人審査のクレジットカードとなりますので、
容易には発行できないという事。
新設法人では審査落ちしましたし、最初の限度額も厳しかったです。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
法人登記したばかりで法人カード発行するなら、
代表者個人の審査で申し込める法人カードをオススメします。
個人向けカードではなく、法人カードを利用すべき理由もありますので。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
一口に法人カードといえど、各社特徴も大きく異なりますし、
魅力的な特典も、とりあえず所持できなければ意味も有りませんから。
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