2017年5月15日、三井住友カードより、
中小企業代表者、個人事業主向けのクレジットカードが登場。
国内クレジットカード会社の老舗と言えば、
三井住友フィナンシャルグループの三井住友カード。
事業費決済のクレジットカードとして、私も早速申し込みましたが、
他社に比べ優れた点も多いです。
目次
三井住友ビジネスカード for Ownersのメリット。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、
クラシック(一般)カード・ゴールドカード・プラチナカードの3券種がありますが、
三井住友の事業用カードだからこそ優れているポイントを押さえます。
とりあえず、一般カードのクラシックカードで、他社ビジネスカード比較したメリット。
年会費1250円+税はビジネスカード最低水準。年会費無料での運用も可能。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、年会費1,250円+税と
JCB法人カード、UC法人カードと同じ、最低水準の年会費。しかも初年度無料となってます。
ビジネスカードで年会費無料のクレジットカードは、ほとんど有りませんからね。
→法人カードの選び方。オススメの法人カードと解約した法人カード。
三井住友ビジネスカード for Ownersの場合、
年会費の割引特典が有り、年会費無料で維持する事も可能となります。
三井住友ビジネスカード for Owners 年会費の割引特典
- 初年度は年会費無料。
- カード利用明細をWEB明細に変更すると500円割引(ゴールドカードは1,000円割引)。
- 「マイ・ペイすリボ」登録のうえ、年1回以上のリボ手数料の支払いで翌年度以降も年会費が無料(ゴールドカードは半額)。
「マイ・ペイすリボ」に登録して、
年1回以上のリボ払い手数料の支払いがあれば、
翌年度以降も年会費が無料となります。
リボ手数料が嫌なら、WEB明細申込みだけでも安くなるから。
年会費が500円割引→年間750円+税となるので、
ビジネスカードとして、最安レベルの年会費であることは変わらない。
ちなみに、ゴールドカードの年会費10,000円+税も、
マイ・ペイすリボ(半額)とWEB明細(1,000円割引)の併用で、
年会費4,000円+税まで下げる事が可能。三井住友ゴールドですからね。
ETCカードも年1回以上の利用で無料。従業員カードも発行可能。
ETCカードの発行手数料無料で初年度無料、
2年目以降は500円+税ですが、
前年度に1回以上のETC利用が有れば、翌年度も無料になり続けます。
ETCカードも実質無料は素晴らしい。
ビジネスカードという事で、従業員用クレジットカードも発行が可能。
追加カード(パートナー会員)1名につき年会費400円+税。
こちらは、リボ払いやWEB明細での割引は適応になりません。
審査が個人なのに、法人口座や屋号口座を引き落とし口座に設定可能。
中小企業の代表者にとって有り難いのが、審査が個人審査という点。
個人審査なので、新設法人でも審査が通りやすく、カード発行も早いです。
カード利用のご契約者は代表者個人様となり、代表者個人様が口座引落を法人様に委任する形式となります。
弊社からのご請求・ご連絡は代表者個人様宛てに行い、原則、法人様に対してご連絡は行いません。
実際、審査に必要な書類は、個人向けクレジットカードと同じで、
代表者個人の確認資料(運転免許証 等)だけ。
登記簿謄本や、決算書も一切必要無く、
カード発行までの期間も、他社法人カードよりも早めでした。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
引き落とし口座は、法人口座や屋号口座を指定できるから、経理上もスムーズ。
法人カードとして利用できるのに、契約者は代表者個人。
請求書等の郵便物も代表者個人宅宛へ。
法人登記住所に郵便物が届かないというのも、私は助かります。
特にIT系の会社は、登記住所と実態の住所が異なる法人も多いでしょうから。
VISA、Masterの両カードが発行可能。請求や支払口座も別々にできる。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、
VISAとMastercardブランドを両方発行し、2枚持ちする事が可能です。
デュアル発行した場合の2枚目の年会費は下表のとおりです。
VISA&MasterCard 2枚持ちした場合の年会費
- クラシックカード:1500円+税(カード追加料金+250円)
- ゴールドカード:12000円+税 (カード追加料金+2000円)
- プラチナカード:55000円+税(カード追加料金+5000円)
追加カードは有料なので、一見すると併用するメリットは、無いように思えますが、
カードをデュアル発行する事により、
カード毎に請求を分けたり、支払口座も別々にする事が可能となります。
事業費決済に利用するクレジットカードという事で、
用途別に決済カードも分けられた方が、後々の経理もラクになります。
※利用限度額は合算となるので、限度額は増えるわけでは有りません。
また、三井住友カードの特典だけでなく、国際ブランド独自の特典も有るので、
VISAやMasterCardを敢えて2枚持ちをすることで、使える特典も増える。
特に、ゴールドカード以上にもなると、
MasterCardのゴールド特典と、VISAのゴールド特典の違いも大きいので、
+2000円で、両方の特典が使えるようになるのは、悪くないんじゃないかな。
ちなみに、世界的にVISA加盟店の方が多く、海外でも利用可能店舗が多いのですが、
海外決済時の為替レートは、MasterCardブランドの方が良いです。
→海外クレジットカード決済の為替レート比較。国際ブランドによる事務手数料の違い。
Apple Payも、VISAブランドの場合、オンライン決済に制限が有ります。
→Apple Payを利用して気付いた注意点とデメリット。アップルペイの使い方。
三井住友といえばVISAですが、私はMasterCard派です。
プラスEXカードを発行可能。Apple Payで新幹線にも乗れる。
三井住友カードは、新幹線のプラスEXに入会可能です。
年会費1000円+税で、新幹線を格安に利用できるサービス。
年数回乗るだけでも元は獲れるし、Apple Payでも利用可能になってるから。
→Apple Pay Suicaで「エクスプレス予約」を使う方法。プラスEXカードと紐づけてみた。
実は、プラスEXに入会できるクレジットカードは限られていて、
人気の法人カードである、オリコやセゾンは未対応なんだよね。
だから、私は三井住友カードで発行しています。
プラスEXに入会可能なクレジットカード
- JCB
- 三井住友カード
- 三菱UFJニコス
- トヨタファイナンス
- アメリカンエキスプレス
- イオンフィナンシャルサービス
- セディナ
- 三井住友トラストクラブ
Apple Pay Suicaでは、スマートEXでも新幹線利用できますが、
スマートEXよりもエクスプレス予約の方が断然お得。
→「スマートEX」と「エクスプレス予約」を比較。Apple Pay Suicaで使うならどちらが得なのか?
また、Apple Pay SuicaはApple Watchでも使えるという事。
Apple Watchだけで、新幹線にも乗れるようになりますから。
→iPhoneとApple Watchで新幹線に乗車する方法。Apple Pay Suicaで「スマートEX」を利用してみた。
三井住友カードはクレジットカード決済のApple Payにも対応。
クレジットカード決済する場合、
VISA、Mastercardともに「iD」にてApple Payに対応となってます。
締め日と支払日が選択可能。分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いも可能。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、
申込み時に締め日と支払日を選択する事が可能です。
三井住友ビジネスカード for Owners 締め日と支払日
- 15日締め、翌月10日払い
- 月末締め、翌月26日払い
売掛金等で、入金時期が決まってる事業を営んでいるなら、
それに合わせて、支払日も選べば、キャッシュフローも良くなります。
個人的には、月末締めのクレジットカードが好き。
JCBは15日締め、UCは10日締め、アメックスは20日締め・・・
月の途中で締め日が来ると、未払い金がぐちゃぐちゃになりがち。
また、ビジネスカードでは珍しく、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いも可能。
金利手数料の発生しない、2回払いも利用可能となってます。
事業費決済で使って、無料で支払日を伸ばせるという事。
高額な税金の支払いも、クレジットカード決済が可能になってますからね。
→税金(法人税)のクレジットカード納付して気付いたデメリット。
三井住友カードのステータス性。プラチナカードまでグレードアップも可能。
三井住友カードは、日本最古のクレジットカード会社という事で、
知名度、ステータス性とも高いカード。
そんな三井住友カードのビジネスカードが、個人審査で発行可能ということ。
しかも、三井住友ビジネスカードは、プラチナカードまで登場しています。
法人カードでは、ゴールドカード止まりのカードも多く、
プラチナカードまで有るカードも少ないので、
上位カードを目指す為に、ヒストリーを積むのも悪くないと思う。
プラチナカードも直接申込可能になってますが・・・
三井住友カードはステータス性が高いという事で、審査は厳しめ。
格安プラチナのように、簡単には発行できませんから。
招待不要のプラチナカードも増えてますが、やはり三井住友は別格です。
→プラチナカードを比較する。オススメのプラチナカードランキング。
プラチナは年会費が高額ですが、特典も非常に多くなる。
高い年会費もビジネスカードなら、堂々と経費扱いできるからね。
三井住友ビジネスカード for Ownersのデメリット。
国内大手、三井住友カードのビジネスカードといえど、
やはり、他社の事業用クレジットカードに比べて劣る点は有ります。
続いて、主なデメリットについて。
基本のポイント還元率0.5%と低い。
カード還元率は0.5%と、一般的なクレジットカード水準。
ポイント有効期限も2年と、これまた一般的。可もなく不可もない数値です。
※ゴールドはポイント有効期限3年、プラチナは有効期限4年です。
利用額に応じたボーナスポイント制度も有りますが、
100万円利用して500ボーナスポイント(500円相当)→ 0.05%還元なので、
ボーナスポイントを併せても還元率0.55%程度となります。
リボ払いをした場合、還元率が2倍となりますが、金利を考えると得する事は難しいです。
リボ払い手数料は少額でも発生すれば、その月の利用額全てがポイント2倍の対象になるので、
請求金額の1円だけリボ払いにするという裏ワザも有りますが・・・
毎月ギリギリのリボ支払額へ変更する手間を考えると、あまり実用的でも無いかと。
2倍にしたところで還元率1.0%、他にも高還元率のビジネスカードは有りますから。
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
WEB経由する事で還元率が上がる「ポイントUPモール」も有りますが、
他社クレジットカードでも、同じようなポイントアップサイトが必ず有りますので、
やはり還元率といった面では弱いですね。
ショッピング利用枠10~80万円。限度額が低い。
クラシックカードの場合は、限度額80万円まで。
ゴールドカードでも、限度額200万円までとなってます。
三井住友ビジネスカード for Ownersのカード利用枠
- クラシックカード:10~80万円
- ゴールドカード:50~200万円
- プラチナカード:200~500万円
ビジネスカードでは、利用限度額が大きいカードが多いので、
他社に比べると三井住友ビジネスカード for Ownersは、限度額が低めです。
カード発行時のカード限度額も50万円という金額でした・・・
例えば、オリコEx Gold for Bizは、年会費2000円で限度額は最大300万円。
法人専用のオリコビジネスカードGoldなら、
同じく年会費2000円で、限度額1000万円までの利用可能枠となってます。
アメックスビジネスカードなら、事前入金(デポジット)とかも可能なので、
事前入金額≒限度額としても使えますからね。
キャッシングは個人事業主のみ利用可能。法人ではキャッシング利用不可。
三井住友ビジネスカード for Ownersには、
キャッシングリボや、海外キャッシュサービスも有りますが、
キャッシング系のサービスは、個人事業主の方のみ利用可能となってます。
三井住友ビジネスカード for Owners キャッシング限度額
- キャッシングリボ:0~50万円 ※個人事業主のみ
- 海外キャッシュサービス:0~50万円 ※個人事業主のみ
キャッシング金利は高いので、基本的に使う事は少ないかと思いますが、
海外キャッシングは、海外に行く仕事なら有った方が良いです。
外貨両替よりも安くなるパターンも多いですから。
そもそも、法人カードでもキャッシング利用可能なカードは少ないのです。
キャッシング利用可能なビジネスカードは、セゾンプラチナアメックスくらい。
→セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット。
法人専用の三井住友ビジネスカードの場合は、海外キャッシングのみ利用可能となってます。
とはいえ、海外キャッシングが、カードを作る理由にもならないと思うけど。
三井住友ビジネスカード(法人専用) キャッシング限度額
- キャッシングリボ:利用不可
- 海外キャッシュサービス:0~30万円
iDカードは発行可能だが、クレジットカード一体型では無い。
Apple Payで一躍有名となった電子マネー「iD」。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、「iD」決済にも対応しているのですが、
iD一体型のクレジットカードでは無く、iD専用カードが別カードとして発行となります。
年会費、発行手数料は無料ですが、財布の中に一枚カードが増えるのは結構面倒です。
「iD」が使える店舗って、カード決済が使える店舗に比べたら、まだまだ少ないし、
楽天の電子マネー「Edy」とも勘違いされるので、実は使いづらい。
Mastercardコンタクトレス、VISA payWaveと、
国際的な非接触決済も日本で使えるようになってますからね。
今後、日本でしか使えない「iD」は廃れそう。
海外旅行傷害保険は利用付帯。ショッピング補償も海外利用時のみ。
旅行傷害保険も付帯していますが、
その内容はオマケ程度となっています。
海外旅行傷害保険(利用付帯)
- 死亡・後遺障害:最高2000万円
- 傷害治療:最高50万円
- 疾病治療:最高50万円
- 救援者費用:最高100万円
- 賠償費用:最高2000万円
- 携行品損害(免責3,000円):最高15万円(1旅行中かつ1年間)
ショッピング補償(海外利用のみ)
- 年間100万円(購入日より90日以内、自己負担3000円)
国内旅行保険は付帯せず、海外旅行傷害保険のみ。
海外旅行傷害保険も、カード利用した場合のみ適応(利用付帯)となってます。
ライバルJCB法人カードと比較すると、若干内容も劣りますが・・・
JCB法人カード(ポイント型)の付帯保険
- 海外旅行傷害保険:最高3000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高3000万円(利用付帯)
- ショッピング保険:年間最高100万円(海外のみ)
ビジネスカードでは保険が付帯しないカードも多いので、保険があるだけマシかな。
クラシックカードはあくまで一般カード。カード特典は微妙。
ビジネスカードという事で、
ビジネス関連の割引が効く「ビジネスサポートパック」がありますが、
アスクル、レンタカー、国際宅配便、引越し・・・と、正直使いどころは難しいかと。
「福利厚生代行サービス」にて、
ベネフィット・ワン提供の「ベネフィットステーション」も利用可能となりますが有料です。
スタンダードコース1名あたり月額320円、ゴールドコース1名あたり月額850円。
福利厚生代行サービス
国内外数千ヵ所の契約宿泊施設やスポーツクラブ、人間ドックや英会話学校などの幅広いサービスを割引料金でご利用になれます。
クラブオフやデイリーPlusのようなサービスなんだけど、
カード特典にしては月額料金も高いかと。
他社カード特典にも、似たようなサービスは付帯している事も多いので。
特典で強いていうなら、「JR東海プラスEXサービス」が利用可能になる。
こちらも年会費500円+税と有料ですが、仕事で新幹線を利用するなら。
みどりの窓口で購入するよりも安くなるし、専用カードで切符を発券する必要もなくなる。
乗車日の3日前(23:30)までの予約で、より安くなる「IC早特」も使えるようになりますので。
法人専用の三井住友ビジネスカードとの比較
三井住友カードのビジネスカードには、法人向けの「三井住友ビジネスカード」も有りますが、
その内容は、「三井住友ビジネスカード for Owners」と比べると大きく異なります。
個人事業主なら、三井住友ビジネスカード for Ownersしか選択肢は有りませんが、
法人代表者が、敢えて三井住友ビジネスカードを選ぶメリットとは?
三井住友ビジネスカードのメリット(for Ownersとの比較)
- 一般カードの限度額20~100万円、ゴールド20~300万円と利用枠が多め。
- 従業員用の追加カードを多めに想定。20名前後まで対応可能。
- 1枚のビジネスカードで複数枚のETCカードが発行可能。
- 法人でも海外キャッシング利用可能。(利率15%)※Ownersは個人事業主のみキャッシング可能(利率18%)
三井住友ビジネスカードのデメリット(for Ownersとの比較)
- 初年度から年会費が発生する。Ownersは初年度無料。
- 年会費割引特典が無い。マイペイすリボ割引、WEB明細割引が無い。
- 法人のみ対象。支払口座は法人名義口座のみ。
- 法人審査なので新設法人は厳しい。申込時に登記簿謄本も必要。
- 支払い方法は一括払いのみ。リボ払いは、分割払い不可。
- 締め日、支払日の選択不可能。15日締め翌月10日払い。
- アップルペイ未対応。電子マネーiD、PiTaPa、WAONも利用不可能。
- 上位カード(ゴールド、プラチナ)でもポイント有効期限は一律2年。
- マイレージポイントへ移行不可。キャッシュバック・チャージも不可。
三井住友ビジネスカードとfor Ownersで同じ内容
- 年会費1250円。追加カード400円。
- 還元率0.5%。一般カードならポイント有効期限も一緒。
- 旅行傷害保険、ショッピング補償の内容。
いずれのカードも、中小企業向けとなってますが、
Ownersは個人事業主でも発行できるので、法人で発行する場合は小規模法人向け。
「三井住友ビジネスカード for Owners」の追加カードには、
発行枚数制限は有りませんが、数枚程度の発行を想定されているのかと。
一方、法人専用の「三井住友ビジネスカード」は、
カード利用者20名以下が目安と、中規模クラスの法人にも対応可能。
法人限定という事で、より法人カード色が強くなっており、
Ownersと比較すると制限も多い印象。
個人事業主だけでなく、従業員が数名程度の小規模法人なら、
「三井住友ビジネスカード for Owners」のが良さそうだし、
代表者とか役員しか使わないなら、尚更Ownersの方が良い。
ちなみに、大企業向けの「三井住友コーポレートカード」も有り、
申込み対象も、カード利用者20名以上が目安となってます。
三井住友ビジネスゴールドカード for Ownersとの比較。
上位カード、ゴールドカードへアップグレードすれば、
付帯保険の内容も充実した内容となりますが、
そのほかの優待特典は、年会費1万円+税のカードとしては少ないです。
年会費
- クラシック(一般)カード:1250円+税
- ゴールドカード:10000円+税
カード利用枠
- クラシック(一般)カード:10万~80万円
- ゴールドカード:50万~200万円
海外旅行傷害保険
- クラシック(一般)カード:最高2000万円(利用付帯)
- ゴールドカード:最高5000万円(自動付帯)
国内旅行傷害保険
- クラシック(一般)カード:無し
- ゴールドカード:最高5000万円(利用付帯)
ショッピング補償
- クラシック(一般)カード:年間100万まで(海外のみ)
- ゴールドカード:年間300万まで(国内・海外)
主なゴールド特典
- 国内空港ラウンジ
- ポイント有効期限が3年へ
- VISA or MasterCardのゴールド特典
- MasterCardに限り「ダイニング BY 招待日和」が使える。
国内空港ラウンジとか、ポイント有効期限3年間と1年延びる
他に目立った特典は、VISA、MasterCardのゴールドカード特典。
ゴールドカードで選ぶなら、MasterCardブランド。
ビジネスゴールドカード扱いとなるので、
Mastercard T&E Savingsの「ダイニング BY 招待日和」が使えます。
ビジネスゴールドカードで選ぶなら、間違いなくMasterブランド。
→法人ゴールドカードを比較する。オススメのビジネスゴールドカード。
招待日和は、年会費3万円+税のサービス。
一般カードだとプラチナカード以上で付帯する特典ですから。
→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。
あとは、ゴールドカードデスクで対応が良くなるのと、
プラチナカードへの足掛けですかね。
年会費が気になるなら、マイ・ペイすリボとWEB明細を使えば、
年会費4,000円+税での運用も可能となります。
まぁ、いずれにせよ経費と割り切れるなら無問題。
三井住友プラチナビジネスカード for Ownersとゴールドカードの比較
プラチナカードへアップグレードすると、
その年会費は一気に上がりますが、その特典や補償内容も大量に増えます。
年会費
- ゴールドカード:10000円+税
- プラチナカード:50000円+税
カード利用枠
- ゴールドカード:50万~200万円
- プラチナカード:200万~500万円
海外旅行傷害保険
- ゴールドカード:最高5000万円(自動付帯)
- プラチナカード:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険
- ゴールドカード:最高5000万円(利用付帯)
- プラチナカード:最高1億円(自動付帯)
ショッピング補償
- ゴールドカード:年間300万まで(国内・海外)
- プラチナカード:年間500万まで(国内・海外)
航空便遅延保険
- ゴールドカード:無し
- プラチナカード:海外は自動付帯、海外は利用付帯
主なプラチナ特典
- プラチナ専用コンシェルジュデスク
- プラチナグルメクーポン(高級レストラン2名以上1名半額)
- 国際線手荷物宅配が往復2個無料
- カードご利用プレゼント(利用額の0.5%還元)
- プライオリティパス(空港VIPラウンジサービス)※メンバーズセレクションより
- VISA、MasterCardのプラチナカード特典(ダイニング by 招待日和とか)
プラチナ専用コンシェルジュデスク。
旅行保険は、国内・海外で最高クラスの内容が自動付帯へ。
航空便遅延保険まで付帯し、国際線手荷物宅配も往復2個ずつ無料となる。
高級レストラン2名以上の予約で1名無料サービス、
「プラチナグルメクーポン」が付帯しますが、
Masterブランドなら、更に「ダイニング by 招待日和」も利用可能となります。
→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。
プラチナになると、利用額に応じてギフトカードも貰えるので、還元率も高くなります。
「カードご利用プレゼント」で、追加で0.5%還元 → 還元率1.0%へアップします。
カードご利用プレゼント
6ヵ月間のカードお支払い金額合計が50万円(含む消費税等)以上の方に、6ヵ月間のカードお支払い額の0.5%相当額(2,000円以上最高3万円まで)の三井住友カードVJAギフトカードを年2回プレゼントいたします。
6カ月間で最高3万円のギフトカードなので、半年間で最大600万円の利用分まで。
また、プラチナカードの場合は、ボーナスポイントの還元額もアップ。
100万円利用して1500ボーナスポイント(1500円相当)も貰えます。
+0.15%還元となるので、合計すれば最大1.15%還元にも成り得ます。
空港のVIPラウンジが使える「プライオリティパス」は、
「メンバーズセレクション」にて、選択する事で利用可能となります。
飛行機乗らないなら、他のサービスを利用するのも手。
メンバーズセレクション
「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」の会員さまだけに、さらなるゆとりと楽しみをお届けいたします。
海外空港ラウンジがご利用できる「プライオリティパス」、名医によるセカンドオピニオン、食の逸品プレゼントなどよりお好きなサービスをおひとつ無料でお届けいたします。
その他にも特典は多く、Visa、MasterCardプラチナカードの特典も利用可能となるので・・・
他プラチナカードと比べても、優れた点も多い。
→プラチナカードを比較する。オススメのプラチナカードランキング。
三井住友ブランドのプラチナカードは、ステータス性も非常に高いですからね。
三井住友ビジネスカード for Ownersメリット・デメリットまとめ
三井住友ブランドのビジネスカードが、個人事業主でも発行できるという事。
しかも年会費が格安で、無料で所持する事も可能となってます。
法人口座振替の、法人カードとして利用する場合でも、
その敷居は低く、代表者個人で審査をしてくれる。
新設法人で発行可能な、ビジネスカードも限られてますからね。
→法人カードの選び方。オススメの法人カードと解約した法人カード。
そのくせプラチナカードまで目指せるという。
三井住友ビジネスカード for Ownersは、
その他ビジネスカードと比較して、凄い得するカードというわけでは有りませんが、
とりあえずハズさない、間違いのないカードかと。
法人カードやビジネスカードは、事業費決済が可能という事で、
個人向けの一般カードと比べて、特典や保険内容が劣る事が多いのですが、
「三井住友ビジネスカード for Owners」の場合は、
一般向けの「三井住友カード」と比べて、カード内容が劣って無いです。
主要なカード特典や保険内容は、ほぼ一緒。
実はこれは、素晴らしいポイント。
ステータスカードとしても、三井住友は間違いないし、
高額になりがちな事業費決済で、三井住友ブランドでヒストリーも積める。
それが「三井住友ビジネスカード for Owners」。
私も早速プラチナ目指して、利用しまくりたいと思います。
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