MVNOで一番多いのが、ドコモ回線を使った格安SIM。
ドコモ系SIMは多くの会社が提供しているので、
プランも選び放題で、サービスも充実しています。
悩んだらドコモ系の格安SIMから始めましょう。
ただ、ドコモのMVNOも増え過ぎちゃってるから、
よく分からなくなっちゃってるよね。
大手携帯キャリアみたいに三つだけなら良いのにね。
というわけで、3つに絞ります。
本日の構成
ドコモ系格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMが普及しまくった現在では、
au回線とソフトバンク回線の格安SIMも登場しています。
そんな中、敢えてドコモ系の格安SIMを選ぶ理由から。
ドコモ系 格安SIMのメリット
- ドコモSIMロック解除不要。ドコモのスマホで利用可能。
- MVNOの種類が豊富。格安SIMのプランが選び放題。
- ほとんどの格安SIMでテザリングが可能。
- 対応周波数帯(Band)が豊富。対応スマホも多い。
- SIMの動作確認情報が多く、不具合も少ない。
ドコモ系 格安SIMのデメリット
- 選択肢が豊富過ぎて、逆に困る。
- 利用者が多く、回線速度が遅くなりやすい。
ドコモは大手携帯キャリアのシェアNo.1なので、
ドコモ端末を持ってる人も多いだろうし、
国際的な周波数帯にも対応。使えないスマホも少ない。
ドコモ系の格安SIMは歴史も長く、通信不具合もほぼ皆無。
ただ、回線速度っていう点では、
au・SoftBank系の格安SIMに劣ります。
ドコモ系は皆が使ってるから、混雑時に速度が低下する。
お昼の12時~13時、夕方の18時~19時に確実に遅くなります。
どこが安定しているとか、どこが早いとか無い。
格安SIMの通信速度推移はSIMWで確認できます。
また、ドコモ系の格安SIMは、非常に多くの会社が有るので
SIMが選び放題で、逆によく分からないって事。
MVNOは、把握できないほど増えていますからね。
ドコモ回線の格安SIM ベスト3。
正直、どこでも良いから使って欲しいんだけど、
敢えて選ぶなら大手の3社。
私の友人にも、以下の3つのMVNOから選択してもらってます。
mineo(Dプラン)
顧客満足度No.1で、私の満足度もNo.1のmineo。
ドコモ回線だけでなく、au回線プランも提供しているので、
Docomo回線はDプランという名称になってます。
mineo(Dプラン)のメリット
- 「パケットシェア」で家族間で繰り越し容量の共有が可能。
- 「パケットギフト」で誰とでもデータ容量共有ができる。
- 「フリータンク」でmineoユーザーで容量シェア。毎月1GBまで追加可能。
- 「mineoスイッチ」で高速データ通信のオン・オフ可能。
- 容量プランが豊富。月間30GBの大容量プランまで有る。
- 低速通信時でも一時的に高速となるバーストモード機能有り。
- 家族割、複数回線割で50円割引。
- IP電話「LaLa Call」で毎月100円分の通話が無料。
- 通話定額30・60は専用アプリ不要。通話品質も高い。
- 回線の名義変更(譲渡)が可能。
他社の良いとこ全部入りで、他社に無いサービスも多い。
余った容量を友達にプレゼントしたり、
家族割や、家族間での繰り越し容量のシェアも有るので、
家族で複数契約を考えてる人にもオススメ。
個人的にアツいと思うのが、
回線の名義変更(譲渡)が可能という事。
携帯番号は一生付き合うもの。
子供が独立した際に、親から子へ名義変更ができる。
他社格安SIMでは、基本的に譲渡は不可能ですから。
私もDプラン&Aプランで、3回線ほど契約中。
Aプランとも容量シェアできるのも、素晴らしい。
→mineo Dプラン徹底レビュー。ドコモ回線のマイネオにデメリットは有るのか?
私が使い続けてるから間違いないね。
LINEモバイル
スマホユーザーなら、使って無い人はいないLINE。
スマホを持つ理由がLINEってくらいなんで・・・
LINE目的なら、LINEモバイルを推奨します。
LINEモバイルのメリット
- LINEでID検索が可能!年齢認証が解除できる唯一の格安SIM。
- LINEフリープランで、LINEし放題。
- コミュニケーションフリープランなら、SNSもカウントフリー。
- MUSIC+プランなら、LINE MUSICもカウントフリー。
- 月額500円のデータSIMだけ(携帯番号不要)でLINEが使える。
格安SIMは「LINEのID検索が利用できない」のがデメリット。
しかしながら、LINEモバイルだけは、LINEでID検索が可能です。
LINEでID検索をしたい場合は、年齢認証が必要となり、
大手携帯キャリアか、LINEモバイルでないと年齢認証できません。
大手携帯キャリアの場合は、
My SoftBank、auお客様サポート、My docomo経由で解除できます。
格安SIMでは、LINEモバイルのみ。LINEの専売特許ってやつです。
LINEモバイルは、契約時に本人確認するので、
18歳以上なら、自動的にID検索が可能へ。
LINEでアカウントを作成する場合にも、
携帯電話番号(090、080、070)によるSMS認証も不要。
・・・というわけで、
LINEモバイルなら、LINEを使うのに携帯電話番号も不要。
データSIMの月額500円だけで、LINEが利用可能となります。
また、LINEモバイルは、3種類の料金プランが有り、
LINEやSNSを利用するユーザーは、更にお得になります。
一番安い、LINEフリープランでも、
LINEでのデータ通信がカウントされません。
スタンプ、画像、動画の送受信、ビデオ通話・・・
パケット通信量を気にせず使いまくれます。
更に、コミュニケーションフリープランは、
LINEだけでなく、
Twitter、Facebook、Instagramの利用までもデータ消費量ゼロ。
MUSIC+プランなら、
LINE MUSICもデータ消費としてカウントされなくなります。
月間データ容量を使い果たしても、
対象サービスは高速通信のまま利用できるので、
日々の生活に支障をきたす事も少ない。
LINEやSNSばかりしている若者。
四六時中ヘッドホンして音楽聞いている若者。
携帯電話番号なんて要らない時代だっていう若者。
若者にこそオススメしたいLINEモバイル。
実際、20代のユーザー数が多く、急激に伸びてます。
基本スペック・基本料金も、他社格安SIMと同等ですから。
楽天モバイル
日本人なら知らない人はいない楽天グループ。
格安SIMの楽天モバイルは、格安SIMでもシェアトップ。
流石、世界の楽天といったところです。
楽天モバイルのメリット
- 格安SIMの利用者シェアNo.1へ
- クレジットカード不要。口座振替払いで契約が可能。
- 楽天モバイルショップが豊富。実店舗で契約できる。
- 端末セットの種類が豊富。iPhoneも選べる。
- 楽天契約者は、楽天市場で+1倍される。
なんだかんだで、格安SIMへ移行できない理由No.1が、
「クレジットカードを所持していない」という理由。
格安SIMの契約には、基本的にクレジットカードが必須であり、
楽天モバイルなら口座振替で契約できるということ。
口座振替だと、毎月+100円の手数料が取られるんだけど、
それでも、銀行引き落としにしたいって人が多いんだよね。
今まで、細かい料金で相談して来た貴方は何だったの?
っていう。クレジットカードに抵抗のある人ばかり。
No.2が、「オンライン申込みが不安」という理由。
楽天モバイルは、楽天ショップも全国的に展開しています。
私の地元にも有るので、私の周辺では楽天モバイル率が高い。
結局、店舗でやってもらう安心感には勝てないみたい。
No.2が、「端末セット契約じゃないから理解できない」という理由。
従来の携帯キャリアのような、端末セットでの契約方式。
端末セットだからって大して得する訳でもないんだけど、
選ぶ手間が重労働なんだよね。
端末セットの種類が豊富な楽天モバイル。iPhoneまでも選べます。
そもそも格安SIM同士で比較したところで、
どこも同じような料金体系。通信速度も変わらないし、
格安SIMって大手携帯キャリアに比べたら断トツ安い。
サービスや料金は各社、微妙に違うんだけど、
細かい料金の違いよりも、切替の手間を懸念している人が多い。
格安SIMへの移行する不安を上手く消し込んだのが、
楽天モバイルなのかなって。
楽天という知名度だけで、選んでる人も多いです。
楽天モバイル契約者は、楽天市場でポイント+1倍も貯まるので、
楽天市場のヘビーユーザーなら、楽天モバイルの月額料金の元も獲れるかと。
買いまわりと併用すれば、やばいポイント還元されますから。
→楽天市場、Yahoo!ショッピングの買い回りを比較。ポイント還元率の違いと攻略方法。
何度も言いますが、格安SIMなんて、どこも大差ないです。
抵抗無く契約できるのが、楽天ブランドというなら、
それはそれで全然良い。
注意点として、
楽天モバイルの新プラン「スーパーホーダイ」は辞めた方が良いです。
かけ放題込の料金プランとなってますが、3年縛りが有り、
その月額料金も、Yモバイルの劣悪コピープランです。
→下手な格安SIMよりもY!mobile(ワイモバイル)をオススメする理由。
通話放題が欲しいなら、素直にワイモバイルを選びましょう。
ドコモ系格安SIMの料金比較。
格安SIMで料金が安いのは当たり前。
各社その差は微々たるもの。
元々の料金が安いので、料金で比較しても意味無いです。
念の為、料金比較しておきます。
ドコモ系格安SIMの月額料金(データSIM)
容量 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mineo(D) | 700 | 800 | 900 | 1580 | 2520 | 3980 | 5900 | |||||||||||
LINEモバイル LINEフリー |
500 | |||||||||||||||||
LINEモバイル コミュフリー※ |
1110 | 1640 | 2300 | 2640 | ||||||||||||||
LINEモバイル MUSIC+※ |
1810 | 2140 | 2700 | 2940 | ||||||||||||||
楽天モバイル | 900 | 1450 | 2260 | 4050 | 5450 | |||||||||||||
IIJmio(D) | 900 | 1520 | 2560 | |||||||||||||||
DMM mobile | 480 | 770 | 850 | 1210 | 1860 | 1980 | 2190 | 3280 | 3980 | |||||||||
OCN | 1100 | 1450 | 2300 | 4150 | 6050 | |||||||||||||
BIGLOBE(D) | 900 | 1450 | 2700 | |||||||||||||||
DTI SIM | 600 | 840 | 1220 | 2100 | 3600 | 4850 | ||||||||||||
NifMo | 900 | 1600 | 2800 | |||||||||||||||
U-mobile | 900 | 1480 | ||||||||||||||||
FREETEL | 499 | 900 | 1520 | 2140 | 2470 | 3680 | 4870 | 6980 | 9400 | 11800 | ||||||||
nuroモバイル | 700 | 900 | 1100 | 1300 | 1500 | 1700 | 1900 | 2100 | 2300 | |||||||||
ロケットモバイル | 590 | 690 | 840 | 1200 | 1850 | |||||||||||||
イオンモバイル | 480 | 780 | 980 | 1480 | 1980 | 2680 | 4480 | 6480 | 7480 | 10300 | ||||||||
エキサイトモバイル | 670 | 770 | 900 | 2250 | 4750 | 6980 | 9980 | 13800 | ||||||||||
Fiimo (D) | 900 | 1600 | 2650 |
※LINEモバイルのコミュニケーションフリー、MUSIC+プランはSNS付き。
ドコモ系格安SIMの月額料金(音声通話SIM)
容量 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mineo(D) | 1400 | 1500 | 1600 | 2280 | 3220 | 4680 | 6600 | |||||||||||
LINEモバイル LINEフリー |
1200 | |||||||||||||||||
LINEモバイル コミュフリー |
1690 | 2220 | 2880 | 3220 | ||||||||||||||
LINEモバイル MUSIC+ |
2390 | 2720 | 3280 | 3520 | ||||||||||||||
楽天モバイル | 1600 | 2150 | 2960 | 4750 | 6150 | |||||||||||||
IIJmio(D) | 1600 | 2220 | 3260 | |||||||||||||||
DMM mobile | 1260 | 1380 | 1500 | 1910 | 2560 | 2680 | 2890 | 3980 | 4680 | |||||||||
OCN | 1800 | 2150 | 3000 | 4850 | 6750 | |||||||||||||
BIGLOBE(D) | 1400 | 1600 | 2150 | 3400 | ||||||||||||||
DTI SIM | 1200 | 1490 | 1920 | 2800 | 4300 | 5550 | ||||||||||||
NifMo | 1600 | 2300 | 3500 | |||||||||||||||
U-mobile | 1580 | 1980 | ||||||||||||||||
FREETEL | 1199 | 1600 | 2220 | 2840 | 3170 | 4380 | 5570 | 7680 | 10100 | 12500 | ||||||||
nuroモバイル | 1400 | 1600 | 1800 | 2000 | 2200 | 2400 | 2600 | 2800 | 3000 | |||||||||
ロケットモバイル | 1250 | 1300 | 1400 | 1800 | 2400 | |||||||||||||
イオンモバイル | 1180 | 1280 | 1380 | 1580 | 1980 | 2680 | 3280 | 4980 | 6980 | 7980 | 10800 | |||||||
エキサイトモバイル | 1370 | 1470 | 1600 | 2950 | 5450 | 7680 | 10680 | 14500 | ||||||||||
Fiimo(D) | 1600 | 2300 | 3350 |
通話SIMの料金は、データSIM+700円が相場。
データSIMの料金がベースとなっているので、
データSIMが安ければ、通話SIMも安い傾向に有ります。
とはいえ、違っても数十円~数百円の違い。
料金で検討する余地が有るとすれば、大容量プラン。
データ容量が増えれば増えるほど、
月額料金の差額も広がる傾向にあります。
10GBくらいから差が出始め・・・
30GBとなると楽天モバイルが安いですね。
そもそも、10GB超えプランが有る格安SIMは限られてるけど。
ドコモ系格安SIM比較まとめ。
mineo、LINEモバイル、楽天モバイル・・・
いずれにせよ、格安SIMでシェアを占める、
大手MVNOなので、間違いありません。
テザリングも無料だし、データ繰り越しも可能、
自宅でMNP可能、3日間の通信制限も無くなってます。
どこを選んだからって、後悔することも無いハズ。
強いて言う特徴は、以下の3点。
オススメ格安SIMの特徴。
大手携帯キャリアに比べたら、どこでも激安なので、
聞いた事が有るからっていう理由で選んでも良いかと。
とりあえず、どこでも良いから使ってみてってのが本音。
とりあえず、大手携帯キャリアの縛りから抜ける事が重要。
解約したところで、ホント大して影響は無いですから
→格安SIMへ移行するメリット・デメリット。大手携帯キャリア解約で不便となる点。
間違っても携帯ショップなんかで相談するもんじゃない。
3年縛りに4年縛りまで登場。
目先の利益では無く、トータルで考えましょう。
たった数か月先で良いのですから。