年会費が無料で青いクレジットカードといえば、LIFEカード。
個人事業主、法人向けのライフカードビジネスライトも発行しており、
ビジネスカードながら、その年会費は無料となってます。
個人事業主や小規模法人だけでなく、
固定費リスクを抑えたい、中規模法人にもオススメです。
目次
ライフカードビジネスライトのメリット
ライフカードビジネスライトのメリットは、完全無料に尽きる。
完全無料なのに、基本的なビジネスカードの要素は備わっています。
年会費完全無料の法人カードは珍しい。
事業用のビジネスカードって、基本的に年会費が有料です。
私が所持している法人向け一般カードも、
年会費1250円とか、年会費2,000円のカードが多いです。
→法人カードの選び方。オススメの法人カードと解約した法人カード。
ライフカードビジネスライトは年会費が永年無料となっているので、
カード利用せずとも年会費は発生しない。とりあえず所持するリスクが無い。
従業員カードは3枚まで発行可能。ETCカードも無料。
本会員カードの年会費が無料だけでなく、
社員や従業員用の追加カードも無料です。
しかも、追加カードも3枚まで発行でき、ETCカードも無料で発行できる。
従業員を使う個人事業主、社用車を使う法人、
使うカードが増えたからといって、固定費は増えません。
完全無料で、経費の精算管理の手間が無くなります。
従業員が居るなら、クレジットカードは持たせた方が良い。
領収書の手間、経理の手間も無くなりますから。
国際ブランド、券面デザインも選べる
ライフカードビジネスライトは、
VISA、Mastercard、JCBと主要の国際ブランドに対応。
中でもオススメはMasterCard。
海外利用店舗数だけでなく、海外決済時の為替レートも良い。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
また、MasterCardだけ、券面デザインを2パターン選べる。
Aタイプは、従来のブルーベース。
Bタイプは、黒に近い濃紺カラーのMasterCardデザイン。
珍しい色味で、ライフカードのロゴも消える。
一見すると、ライフカードに見えないのも良いと思う。
ちなみに、MasterCardのAタイプとBタイプに機能的な違いは無く、
カードデザインの違いだけとなってます。
ビジネス特典や、福利厚生サービスが有る
年会費無料のカードとはいえ、
他社ビジネスカード同様に、ビジネス特典が有ります。
ライフカードビジネスライト特典
- VISA優待サービス ※Visaブランドのみ
- MasterCard優待サービス ※MasterCardブランドのみ
- クラウド会計ソフトfreee優待
- カーシェアリング「タイムズカープラス」優待
- 弁護士無料相談サービス
- 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
- 海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」
- 旅行サービス「リロの旅デスク」
VISAカード、Masterカードを選択した場合、
ビジネス関連サービスの優待や割引が受けられます。
これは、他社ビジネスカード同様。
Visa優待サービス
- Visaビジネスオファー
- Visaビジネスグルメオファー
MasterCard優待サービス
- MasterCardビジネス・アシスト
また、福利厚生サービスのベネフィットステーションは、
ビジネスカードでも珍しい特典となってます。
ベネフィット・ステーション通常価格 ※社員数100名以下の場合
- 入会金:1社あたり100,000円+税
- スタンダードコース月会費:1名あたり400円+税
- ゴールドコース月会費:1名あたり1,050円+税
ライフカードビジネスライト会員価格 ※社員数100名以下の場合
- 入会金:無料
- スタンダードコース月会費:1名あたり320円+税
- ゴールドコース月会費:1名あたり850円+税
クレジットカードの特典で、福利厚生も賄える。
通常1万円の入会金も不要となり、従業員1一人あたり月額320円+税で、
スポーツクラブや、映画や遊園地等のレジャー施設の割引が受けられます。
クラウド会計freeeの優待も有るので、
従業員カード×クラウド会計の併用で、より経理負担も減らせそう。
freeeに限らず、クラウド会計は導入した方が良いからね。
→個人事業主のクラウド会計「マネーフォワードクラウド」「freee」「やよいの青色申告オンライン」比較
最短4営業日発行、新設法人でも発行可能
スマホから最短4営業日でスピード発行ということで、
審査スピードが非常に早く、WEBで申し込みも完結します。
必要書類も本人確認資料のみなので、
他法人カードのように、書類を集める手間もない。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
法人審査に不安が有る人にもオススメ。
新設法人や赤字法人なら、審査も簡単な方が良いですからね。
ライフカードビジネスライトのデメリット
ライフカードビジネスライトは、
年会費無料で、追加カードも無料ですが、
年会費無料な為、特典はそこまで期待しては駄目。
無料ゆえ、最低限ビジネスカードスペックだという事。
カードを利用してもポイントが貯まらない
ライフカードビジネスライト最大のデメリットは、
いくら使っても、ポイントが一切貯まらないという事。
従業員カード沢山発行できるし、限度額も最大200万円まで増える。
ただ、いくら利用しても、ポイント還元されません。
ライフカードでお馴染みの、誕生日月のポイント3倍サービスや、
年間利用額に応じたステージ制プログラム(最大2倍)も有りません。
付帯保険が無い
ポイント還元されない事に、次いでのデメリット。
一般的なクレジットカードに付帯する。
海外旅行保険やショッピング保険が付帯しません。
国内・海外と出張が多い仕事ならば、
他のクレジットカードで代用する必要が有りそうです。
ステータス性は低い
ライフカードのビジネスカードには、
一般カードの「ライフカードビジネスライト」と、
ゴールドカードの「ライフカードゴールドビジネスライト」の2券種となります。
上位カードの「ライフカードゴールドビジネスライト」も、
年会費2,000円+税の格安ゴールドなので、
一般的なゴールドカードに比べると、ステータス性は劣ります。
プラチナ券種も有るビジネスカードも増えてますので、
ステータス性、将来性を求めるなら、
他のカードの方が良いかもしれません。
→法人プラチナカードを比較する。オススメのビジネスプラチナカード。
ライフカードゴールドビジネスライトとのスペック比較
ライフカードビジネスライトの基本スペック。
スタンダードカードとゴールドカードの2券種のみ。スペック比較です。
ビジネスライト | ゴールドビジネスライト | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
対象者 | 法人代表者、個人事業主 | |
年会費 | 無料 | 2,000円+税 (初年度無料) |
国際ブランド | Mastecad、VISA、JCB | |
従業員カード | 3枚まで(無料) | |
ETCカード | 1枚まで(無料) | |
ショッピング枠 | 10〜200万円 | |
支払方法 | 1回、2回、3〜20回、ボーナス一括、リボ | |
審査書類 | 代表者の本人確認書類 | |
ポイント還元 | 無し | 最大0.5% |
空港ラウンジ | 無し | 国内空港ラウンジ |
海外旅行保険 | 無し | 最高2,000万円(自動付帯) |
国内旅行保険 | 無し | 最高1,000万円(利用付帯) |
ライフカードビジネスライトの最大のメリットは、
年会費無料であり、従業員カードも3枚まで無料、
ETCカードも無料という点。
更に、申し込みもオンラインで完結するようになっており、
最短4営業日発行も可能となっています。
「ライト」という名称は、気軽に申し込めるという意味なのかと。
ライフカードビジネスライトのメリット
- 年会費無料
- 追加カード、ETCカードも無料
- 新設法人OK。最短4営業日発行。
- 法人代表者審査カード。登記簿謄本不要。
- 申込がWEBで完結する。
ライフカードビジネスライトのデメリット
- ポイント付与されない。
- 付帯保険が無い。
ゴールドカードは、年会費2,000円+税となりますが、
ポイント還元されるようになり、付帯保険もゴールド級へ。
空港ラウンジまでも使えるようになってます。
ライフカードビジネスライトゴールドカード特典
- 最大0.5%ポイント還元
- 国内空港ラウンジ
- 海外旅行保険 最大2,000万円(自動付帯)
- 国内旅行保険 最大1,000万円(利用付帯)
- シートベルト傷害保険(最大200万円)
ゴールドビジネスライトとゴールドビジネス(デポジット)の比較
ライフカードの法人カードには、
「ライフカードビジネスライト」だけでなく、
「ライフカードゴールドビジネス(デポジット)」も有りました。
ゴールド券面は同じで、具体的に何が違うのか?
スペック比較してみます。
ビジネスライト | ビジネスゴールドライト | ゴールドビジネス (デポジット) |
|
---|---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
![]() |
対象者 | 法人代表者、個人事業主 | 法人、個人事業主 | |
年会費 | 無料 | 2,000円+税 (初年度無料) |
10,000円(極度額30~100万円) 20,000円(極度額110~200万円) 40,000円(極度額210~500万円) 60,000円(極度額510~1000万円) 80,000円(極度額1010万円~) |
国際ブランド | Mastecad、VISA、JCB | Mastecad | |
従業員カード | 3枚まで(無料) | 49枚まで(無料) | |
ETCカード | 1枚まで(無料) | 49枚まで(無料) | |
ショッピング枠 | 10〜200万円 | デポジット金額=限度額 | |
支払方法 | 1回、2回、3〜20回、ボーナス一括、リボ | 月1回(口座振替) | |
審査書類 | 代表者の本人確認書類 | 代表者事業主の本人確認書類 法人の確認書類(登記簿謄本) |
|
ポイント還元 | 無し | 最大0.5% | |
空港ラウンジ | 無し | 国内空港ラウンジ | |
海外旅行保険 | 無し | 最高2,000万円(自動付帯) | |
国内旅行保険 | 無し | 最高1,000万円(利用付帯) | |
シートベルト傷害保険 | 無し | 最大200万円 | |
WEBサービス | LIFE-Web Desk(個人用) | 法人・加盟店WebDesk | |
WEB請求書 | 個人版 (請求確定明細、未確定明細) | 法人版(請求確定明細のみ) |
ビジネスライトは、法人代表者向けカードという事で、小規模法人向け。
追加カード枚数が少なくなっており、審査と申込が簡略化されています。
一方、ライフカードゴールドビジネス(デポジット)の方は、
中小企業向けのデポジットカード。
デポジット額次第で限度額も大きくなるし、
従業員カードも最大49枚まで発行可能となってます。
ライフカードビジネスライトのメリット
- 申し込み方法:WEBで完結
- 審査書類:代表者の本人確認書類のみ
- 審査期間:最短4営業日発行
ゴールドビジネス(デポジット)のメリット
- 従業員カード枚数:49枚まで発行可能
- ETCカード枚数:49枚まで発行可能
- ショッピング枠:デポジット金額に次第
ゴールド券面デザインも見比べてみましたが・・・
私には見分けがつきません。
いずれも、エンボス4行目に法人名も記載されます。
→会社名が刻印される法人カード。カードに記載する英語表記に悩む。
ライフカードビジネスライトまとめ
年会費無料の法人カードが、ライフカードビジネスライト。
デポジット型が、ライフカードゴールドビジネス。
デポジット型は、限度額=デポジット額となる強みは有りますが、
利用額が増えるほどに、年会費も上がるので・・・ね。
申し込むなら固定費リスクの無い「ライフカードビジネスライト」が間違い無いかと。
カード発行も最短4営業日と、審査もダンゼン早い。
申込もオンラインで完結しますから、審査の手間も無い。
最近増えてる、個人を審査する法人カードってやつですね。
必要なのは、代表者個人の身分証明書だけ。
新設法人でも発行できるし、審査も早い傾向に有ります。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
ゴールドカードも格安ですが、
ビジネスゴールドカードは、他社にもコスパ高いカードが多いので、
年会費2,000円なら、ライフカードにこだわる必要も無いのかと。
→法人ゴールドカードを比較する。オススメのビジネスゴールドカード。
還元率0.5%なら、他にも高還元率のビジネスカードは多いし、
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
マイル還元率なら、また選ぶカードも変わってくるから。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
私のような小規模法人なら、選ぶ基準は還元率と年会費。
有ったら嬉しいカード特典。
悩んだ挙句、発行したビジネスカードもまとめておきます。
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