エムアイカードは、2016年4月に会員特典も大幅変更となり、
2018年には「エムアイカード」や「エムアイカードゴールド」も誕生、
従来のカーとごっちゃになり、
どれがどのカードを指すのか?よく分からない事になってます。
従来のエムアイカードからの変更点はなんなのか?
券名変更に続いて、新しい券種も登場・・・
非常にややこしいので整理しておきます。
目次
従来の「エムアイカード」は「エムアイカードプラス」へ。
2018年2月、エムアイカードシリーズに、
新たに年会費実質無料の「エムアイカード(スタンダード)」が登場、
その後、従来の「エムアイカード」は「エムアイカードプラス」へと名称変更となり、
同様に、上位カードの「エムアイカードゴールド」は「エムアイカードプラス ゴールド」へ。
その後、「エムアイカードプラス」の上位カードに「エムアイカードゴールド」が登場・・・
従来の「エムアイカードゴールド」と、
新しい「エムアイカードゴールド」は、全く別のカードってわけ。
説明していても意味わかんないので・・・表にしてみました。
新旧エムアイカード名称の違い
新カード名称 | 旧カード名称 | |
---|---|---|
実質無料 | MICARD <スタンダード> (エムアイカード) |
– |
一般 | MICARD+ (エムアイカード プラス) |
MICARD 三越 M CARD 伊勢丹アイカード JR MICARD |
格安ゴールド | MICARD GOLD (エムアイカード ゴールド) |
– |
ゴールド | MICARD+GOLD (エムアイカード プラス ゴールド) |
MICARD GOLD 三越 M CARD ゴールド 伊勢丹アイカード ゴールド JR MICARD ゴールド |
プラチナ | MICARD+ PLATINUM (エムアイカード プラス プラチナ) |
– |
旧エムアイカードから「エムアイカードプラス」への変更点は名称のみで、
従来カードからのスペック変更は無し。
百貨店ごとにカード名称が異なっていたのを統合し、
新たに無料系の導入カードを「エムアイカード」という名称にしたという感じ。
他社クレジットカードのようなラインナップとなったわけ。
「エムアイカード(スタンダード)」と「エムアイカードプラス」の違い
新たに年会費実質無料の「エムアイカード」が登場したわけですが、
エムアイカードを所持するなら、
従来から有る年会費2,000円の「エムアイカードプラス」を推奨します。
その理由について。
エムアイカードとエムアイカードプラスの比較
MICARD (エムアイカード) |
MICARD+ (エムアイカード プラス) |
|
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 500円+税 ※初年度無料 ※Web明細+年1回利用以上の利用で翌年度無料 |
2,000円+税 ※初年度無料 |
国際ブランド | VISA | VISA、AmericanExpress |
家族カード年会費 | 無料 (最大1枚まで) |
無料 (最大4枚まで) |
基本還元率 | 0.50% | |
特約店還元率 | 1~3% | |
三越伊勢丹還元率 | 1.00% | 5~10% |
海外旅行保険 | – | – |
国内旅行保険 | – | – |
ショッピング保険 | – | – |
エムアイカードは、三越伊勢丹グループで使ってこそのクレジットカードだったわけ。
→三越伊勢丹で最強「エムアイカードプラス」のメリット・デメリット。
エムアイカードプラスの三越伊勢丹での還元率優遇5~10%が、
エムアイカードだと1%止まりとなってしまうので・・・
敢えてエムアイカードを所持する理由となると、微妙なわけです。
実質年会費無料といえど、三越伊勢丹で特典が薄いとなると、
何の為にエムアイカードを所持するのか?って話。
海外旅行保険やショッピング保険も付帯しないし、
持ってるだけで得する特典も少ない。
年会費実質無料となってますが、
WEB明細登録と年1回以上の利用が必要となりますから。
「エムアイカードゴールド」と「エムアイカードプラスゴールド」の違い
2018年11月、「エムアイカード」の上位カードに、
新たに「エムアイカードゴールド」が登場しました。
年会費5,000円+税という、格安ゴールドの位置づけ。
その特典の違いは何なのか?
※従来の「エムアイカードゴールド」は、
「エムアイカードプラスゴールド」へ名称変更となってます。
エムアイカードゴールドとプラスゴールドの比較
MICARD GOLD (エムアイカード ゴールド) |
MICARD+GOLD (エムアイカード プラス ゴールド) |
|
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 5,000円+税 | 10,000円+税 |
国際ブランド | VISA | VISA、AmericanExpress |
家族カード年会費 | 1,000円+税 (最大1枚まで) |
2,000円+税 (最大4枚まで) |
基本還元率 | 1.00% | |
特約店還元率 | 1.5~3.5% | |
三越伊勢丹還元率 | 1.00% | 5~10% |
海外旅行保険 | 最大1億円 (自動付帯5,000万円) |
|
国内旅行保険 | 最大5,000万円 (自動付帯1,000万円) |
|
ショッピング保険 | 最大90日間/ 年間300万円 (自己負担3000円) |
|
空港ラウンジ | ○ | ○ |
一休プレミアムサービス プラチナ会員 |
○ | ○ |
基本還元率は、格安ゴールドの「エムアイカードゴールド」も、
「エムアイカードプラスゴールド」も一緒ですが、
「エムアイカードゴールド」は、三越伊勢丹でのポイントUPは対象外だということ。
「三越伊勢丹グループ百貨店のご利用で5~10%ポイントが貯まるカード」は対象外です。
三越伊勢丹で利用するなら、
やはり「プラス」が付く方の「エムアイカードプラス」利用した方が良いです。
敢えて「エムアイカードゴールド」を選ぶとすれば、
旅行ユーザー向けのクレジットカードになるかと。
海外旅行保険と国内旅行保険の内容が「エムアイカードプラスゴールド」と同等の内容。
また、空港ラウンジサービスも同じく付帯しており、
他クレジットカードでは使えない羽田の「TIATラウンジ」も使えます。
TIATラウンジは、ワンランク上のラウンジ。
羽田の国際線を利用するなら、ラウンジ特典だけでも所持する価値はあるかと。
注意点としては、
いずれの海外旅行保険も利用付帯ベースとなっていること。
海外旅行の「傷害死亡・後遺障害費用」を除き、全て利用付帯となっています。
エムアイゴールドカード海外旅行保険の内容
MICARD GOLD (エムアイカード ゴールド) |
MICARD+GOLD (エムアイカード プラス ゴールド) |
|
---|---|---|
適応条件 | 利用付帯 | |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 (自動付帯5,000万円) |
|
傷害治療費用 | 300万円 | |
疾病治療費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 5,000万円 | |
救援者費用 | 400万円 | |
携行品損害 | 100万円 (自己負担3,000円) |
|
海外航空寄託手荷物遅延 | 無し | |
海外航空機遅延費用 | 無し | |
家族特約 | 無し | |
キャッシュレス診療 | 可能 | |
保険会社 | 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
死亡・後遺障害費用って、一番使わない補償ですからね。
また、国内旅行の補償内容も、2018年7月から改悪となり、
自動付帯→利用付帯と変更になっているので気をつけて。
国内外で保険を使いたいなら、事前にカード決済も必須ってわけです。
エムアイゴールドカード国内旅行保険の内容
MICARD GOLD (エムアイカード ゴールド) |
MICARD+GOLD (エムアイカード プラス ゴールド) |
|
---|---|---|
券面 | 券面 | 券面 |
年会費 | 5,000円+税 | 10,000円+税 |
適応条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 |
入院 | 日額5,000円 | 日額5,000円 |
手術 | 5,000円×10倍、20倍、40倍 | 5,000円×10倍、20倍、40倍 |
通院 | 日額3,000円 | 日額3,000円 |
エムアイカードを選ぶならどれを選ぶべきか?
旅行保険をメインで考えてるなら「エムアイカードゴールド」も悪くない。
年会費5,000円で、TIATラウンジを含む空港ラウンジ特典が付き、
海外旅行保険も治療費300万円、携行品損害100万円と、
他社ゴールドカードよりも高い補償額となっています。
保険は利用付帯というデメリットも有りますが、
基本還元率1.0%なら、国内外で無理なく保険適応できるかと。
ただ、エムアイカードは、三越伊勢丹で5~10%還元率が有ってこそのカード、
やはり「エムアイカードプラス」、
「エムアイカードプラス ゴールド」のいずれかを持つべきだと思う。
→三越伊勢丹で最強「エムアイカードプラス」のメリット・デメリット。
三越伊勢丹で利用しないなら、
他にも還元率が高いクレジットカードは多く有るわけだし、
海外旅行保険を求めるなら、
他にも優れたクレジットカードも有るわけであり、
なんだかんだで、一番遭遇するのが航空機遅延トラブルだということ。
海外旅行するなら、航空機遅延保険が付帯するクレジットカードをオススメします。
→航空便遅延保険が付帯するクレジットカードの違い。補償範囲と補償金額の比較。
航空機遅延保険が付帯するカードは、
保険全般で優れた内容になってますから。
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