世界最大の取引高を誇る通貨ペア、ユーロ/ドル(EUR/USD)。
政策金利0%のユーロと、政策金利2.5%の米ドルの組み合わせ。
ドル円のスワップアービトラージよりも、
ユーロドルのスワップアービトラージの方が、
スワップ差額も大きくなりがちということで、早速運用開始してみました。
ドルベースの計算となるので、
円ベースのスワップアービトラージよりも複雑となりますが、
その分、利益も多く出せる印象でした。
目次
FX各社 ユーロ/米ドルの売り買いスワップポイントを比較。
スワップアービトラージで重要なのが、FX会社のスワップポイント。
FX各社、売りと買いで、スワップポイントが異なるし、
最小取引通貨数もバラバラなので、
1Lot(1万通貨)あたりのスワップポイントで揃えて抽出しました。
ユーロドルスワップポイント比較 ※2019年6月28日時点
買い | 売り | スプレッド | 現在のスワップ | |
---|---|---|---|---|
DMM FX | (-80円) | (80円) | 0.4pips | 公式サイト |
外為ジャパン | (-80円) | (80円) | 0.4pips | 公式サイト |
外為オンライン | (-105円) | (70円) | 1.0pips | 公式サイト |
GMOクリック証券 (FXネオ) |
(-87円) | (84円) | 0.4pips | 公式サイト |
GMOクリック証券 (クリック365) |
-0.99 | 0.99 | 4pips (変動制) |
公式サイト |
GMOクリック証券 (クリック365ラージ) |
-0.99 | 0.99 | 2pips (変動制) |
公式サイト |
FXプライムbyGMO | -0.87 | 0.80 | 0.6pips | 公式サイト |
マネーパートナーズFX | -1.30 | 0.55 | 0.3pips | 公式サイト |
マネーパートナーズFXnano | -1.00 | 0.3 | 0.8pips | 公式サイト |
みんなのFX (トレイダーズ証券) |
(-87円) | (86円) | 0.3pips | 公式サイト |
ヒロセ通商 (LION FX) |
-1.2 | 0.20 | 0.4pips | 公式サイト |
岡三オンラインFX | -1.2 | 0.20 | 0.7pips | 公式サイト |
SBI FXトレード | (-97円) | (95円) | 0.48~0.78pips | 公式サイト |
セントラル短資FX (FXダイレクト+) |
-0.8 | 0.71 | 0.4pips | 公式サイト |
インヴァスト証券 (トライオートFX) |
-1.01 | 0.9 | 0.3pips | 公式サイト |
楽天証券 | -1.30 | 0.7 | 0.4pips | 公式サイト |
YJFX! | (-95円) | (80円) | 0.4pips | 公式サイト |
ひまわり証券 (ひまわりFX) |
(-105円) | (70円) | 2pips (変動制) |
公式サイト |
アイネットFX | (-100円) | (84円) | 0.7~1.5pips | 公式サイト |
ライブスター証券 | (-100円) | (84円) | 1.4pips | 公式サイト |
マネックスFX | -1.14 | 0.74 | 0.3~1.0pips | 公式サイト |
FXブロードネット | (-15円) | (10円) | 0.3pips | 公式サイト |
ユーロをドルで売り買いするので、
スワップポイントも基本的にはドル換算となりますが、
FX会社によっては、円ベースでスワップポイントが掲載されているところも有ります。
ドル基準なので、上記の数字にドル円レートを掛ければ良い。
2019円6月現在は、1ドル=約108円なので、
GMOクリック証券(クリック365)なら、0.99ドル×108円→106.92円。
マイナススワップ側は、やはりDMM FXが定番。
プラススワップ側(売り側)は、GMOクリック証券だけど・・・
動きやすいので気をつけて。
スワップポイントはドルユーロに限らず、日々変動しています。
現在のスワップポイントを知りたい場合、FX会社のサイトにて確認下さい。
過去1ヶ月のスワップポイント差額シュミレーション。
過去のドル円データを拾って、
1ヶ月のスワップポイントだけで、どれくらい利益を出せるのか?
「DMM FX」でシュミレーションしてみました。
GMOクリック証券(くりっく365ラージ)のスワップカレンダー
→GMOクリック証券 – スワップポイントカレンダー | くりっく365 | サービス一覧
DMM FXのスワップカレンダー
→FXのスワップポイント – FX/CFD取引のDMM.com証券
1Lotだとインパクトが弱いので、10Lotで算出。
2018年7月のデータを抽出して、差額を計算してみます。
2018年7月 | GMOクリック証券 (クリック365ラージ) ※1ドル111円換算 |
DMM FX | 差額 |
---|---|---|---|
7月1日 | – | – | – |
7月2日 | ¥0 | ¥-1,220 | ¥-1,220 |
7月3日 | ¥833 | ¥0 | ¥833 |
7月4日 | ¥2,586 | ¥-610 | ¥1,976 |
7月5日 | ¥877 | ¥-1,830 | ¥-953 |
7月6日 | ¥955 | ¥-610 | ¥345 |
7月7日 | – | – | – |
7月8日 | – | – | – |
7月9日 | ¥966 | ¥-610 | ¥356 |
7月10日 | ¥921 | ¥-610 | ¥311 |
7月11日 | ¥2,653 | ¥-610 | ¥2,043 |
7月12日 | ¥866 | ¥-1,830 | ¥-964 |
7月13日 | ¥855 | ¥-610 | ¥245 |
7月14日 | – | – | – |
7月15日 | – | – | – |
7月16日 | ¥866 | ¥-610 | ¥256 |
7月17日 | ¥888 | ¥-610 | ¥278 |
7月18日 | ¥2,753 | ¥-610 | ¥2,143 |
7月19日 | ¥877 | ¥-1,830 | ¥-953 |
7月20日 | ¥877 | ¥-610 | ¥267 |
7月21日 | – | – | – |
7月22日 | – | – | – |
7月23日 | ¥877 | ¥-610 | ¥267 |
7月24日 | ¥877 | ¥-610 | ¥267 |
7月25日 | ¥2,631 | ¥-610 | ¥2,021 |
7月26日 | ¥844 | ¥-1,830 | ¥-986 |
7月27日 | ¥888 | ¥-610 | ¥278 |
7月28日 | – | – | – |
7月29日 | – | – | – |
7月30日 | ¥899 | ¥-610 | ¥289 |
7月31日 | ¥888 | ¥-610 | ¥278 |
合計 | ¥24,786 | ¥-17,690 | ¥7,096 |
10Lotなら1ヶ月で、約7,096円の利益。1日換算すると約229円といったところ。
1日あたり229円で換算しても、年間利益は83,585円。
50Lotの取引なら、月間で約35,480円の、年間で約425,760円の利益となるわけですね。
上記の数字には、両建て時のスプレッドが含まれていないので、
スプレッドを含めた利益を計算してみる。
GMOクリック証券(くりっく365ラージ)のスプレッドは2.0pips。
DMM FXのスプレッドは0.4pips。
10Lot=10万通貨。10Lot購入する場合は、
GMOクリック証券(くりっく365ラージ)で2.0pips×10万、
DMM FXで0.4pips×10万分の損が出る。
また、GMOクリック証券のくりっく365ラージでは、
スプレッドが狭い代わりに取引手数料が発生する。
月間100枚以下の取引は、1枚あたり900円+税の手数料。
10万通貨で1枚なので、10Lotで1枚分、50Lotで5枚分の手数料。
買い | 売り | スプレッド | 取引手数料 | |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 (FXネオ) |
(-79円) | (76円) | 0.4pips | 無し |
GMOクリック証券 (クリック365) |
-0.81ドル (89.9円) |
0.81ドル (89.9円) |
4pips (変動制) |
無し |
GMOクリック証券 (クリック365ラージ) |
-0.78ドル (86.5円) |
0.78ドル (86.5円) |
2pips (変動制) |
900円(税抜)/1枚 |
DMM FX | (-61円) | (61円) | 0.4pips | 無し |
合計してみると・・・10Lotで最初に約2,800円の赤字になるわけ。
50Lotなら、5倍の約14,000円。
スプレッド | 10Lot(10万通貨) | 50Lot(50万通貨) | |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 (クリック365ラージ) |
2.0pips (変動制) |
約1,350円(12ドル) +972円(手数料 1枚) |
約6,700円(60ドル) +4860円(手数料 5枚) |
DMM FX | 0.4pips | 約450円 (4ドル) |
約2,250円 (20ドル) |
合計 | – | 約2,772円 | 約13,810円 |
スプレッド&手数料を考慮すると、
最低でも約13日間の運用で、元が取れる計算。
13日間で回収できるなら、まぁ悪くはない。
ランド円の場合は約1ヶ月、ドル円の場合は約11日必要でしたから。
ユーロ/米ドルの価格変動リスク。証拠金維持率の目安。
ランド円、ドル円の時と同様に、ユーロドルの変動リスク。
ロスカットリスクも調べておきます。
個人口座の場合はレバレッジ25倍、
法人口座の場合は約84倍までレバレッジ可能。
※法人レバレッジは、FX会社に依る。
10Lot買うのに、最低いくら必要なのか?
2018年現在のレートで、必要証拠金を計算してみます。
必要証拠金の計算方法
通貨のレート × 購入通貨単位 × 数量 ÷ レバレッジ = 必要証拠金
数量 | ユーロドル | 購入通貨量 | レバレッジ | 必要証拠金 | |
---|---|---|---|---|---|
個人 | 10Lot | 1.15893 | 100,000 | 25 | ¥514,560 |
個人 | 30Lot | 1.15893 | 300,000 | 25 | ¥1,543,680 |
個人 | 50Lot | 1.15893 | 500,000 | 25 | ¥2,572,800 |
法人 | 10Lot | 1.15893 | 100,000 | 84.03 | ¥153,090 |
法人 | 30Lot | 1.15893 | 300,000 | 84.03 | ¥459,270 |
法人 | 50Lot | 1.15893 | 500,000 | 84.03 | ¥765,450 |
上記は、最大レバレッジ(個人は25倍)での必要証拠金ですが、
レバレッジ倍率により、必要な金額も異なります。
ユーロドル | 1lot | 10lot | 50lot | 100lot | 200lot | |
---|---|---|---|---|---|---|
レバ1倍 | $1.15893 | $11,589 | $115,893 | $579,465 | $1,158,930 | $2,317,860 |
レバ5倍 | $0.23179 | $2,318 | $23,179 | $115,893 | $231,786 | $463,572 |
レバ10倍 | $0.11589 | $1,159 | $11,589 | $57,947 | $115,893 | $231,786 |
レバ15倍 | $0.07726 | $773 | $7,726 | $38,631 | $77,262 | $154,524 |
レバ20倍 | $0.05795 | $579 | $5,795 | $28,973 | $57,947 | $115,893 |
レバ25倍 | $0.04636 | $464 | $4,636 | $23,179 | $46,357 | $92,714 |
レバ30倍 | $0.03863 | $386 | $3,863 | $19,316 | $38,631 | $77,262 |
上記はドルベースなので、円ベースにて、必要な金額を算出する。
2018年8月現在のドル円レートは、1ドル=約111円。
レバレッジ5倍で10Lot購入するなら約257万円、
レバレッジ10倍なら約127万円が必要。
ドル円 | 1lot | 10lot | 50lot | 100lot | 200lot | |
---|---|---|---|---|---|---|
レバ1倍 | ¥128.64 | ¥1,286,412 | ¥12,864,123 | ¥64,320,615 | ¥128,641,230 | ¥257,282,460 |
レバ5倍 | ¥25.73 | ¥257,282 | ¥2,572,825 | ¥12,864,123 | ¥25,728,246 | ¥51,456,492 |
レバ10倍 | ¥12.86 | ¥128,641 | ¥1,286,412 | ¥6,432,062 | ¥12,864,123 | ¥25,728,246 |
レバ15倍 | ¥8.58 | ¥85,761 | ¥857,608 | ¥4,288,041 | ¥8,576,082 | ¥17,152,164 |
レバ20倍 | ¥6.43 | ¥64,321 | ¥643,206 | ¥3,216,031 | ¥6,432,062 | ¥12,864,123 |
レバ25倍 | ¥5.15 | ¥51,456 | ¥514,565 | ¥2,572,825 | ¥5,145,649 | ¥10,291,298 |
レバ30倍 | ¥4.29 | ¥42,880 | ¥428,804 | ¥2,144,021 | ¥4,288,041 | ¥8,576,082 |
実際、レバレッジ3倍、5倍、10倍でどのくらいの証拠金維持率となるのか?
こちらも計算してみました。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率(%)= 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100%
レバレッジ3倍 証拠金維持率
数量 | 必要証拠金 | 用意する資金 | 証拠金維持率 | |
---|---|---|---|---|
個人 | 10Lot | ¥514,560 | ¥4,288,041 | 833% |
個人 | 30Lot | ¥1,543,680 | ¥12,864,123 | 833% |
個人 | 50Lot | ¥2,572,800 | ¥21,440,205 | 833% |
法人 | 10Lot | ¥153,090 | ¥4,288,041 | 2801% |
法人 | 30Lot | ¥459,270 | ¥12,864,123 | 2801% |
法人 | 50Lot | ¥765,450 | ¥21,440,205 | 2801% |
レバレッジ5倍 証拠金維持率
数量 | 必要証拠金 | 用意する資金 | 証拠金維持率 | |
---|---|---|---|---|
個人 | 10Lot | ¥514,560 | ¥2,572,825 | 500% |
個人 | 30Lot | ¥1,543,680 | ¥7,718,474 | 500% |
個人 | 50Lot | ¥2,572,800 | ¥12,864,123 | 500% |
法人 | 10Lot | ¥153,090 | ¥2,572,825 | 1681% |
法人 | 30Lot | ¥459,270 | ¥7,718,474 | 1681% |
法人 | 50Lot | ¥765,450 | ¥12,864,123 | 1681% |
レバレッジ10倍 証拠金維持率
数量 | 必要証拠金 | 用意する資金 | 証拠金維持率 | |
---|---|---|---|---|
個人 | 10Lot | ¥514,560 | ¥1,286,412 | 250% |
個人 | 30Lot | ¥1,543,680 | ¥3,859,237 | 250% |
個人 | 50Lot | ¥2,572,800 | ¥6,432,062 | 250% |
法人 | 10Lot | ¥153,090 | ¥1,286,412 | 840% |
法人 | 30Lot | ¥459,270 | ¥3,859,237 | 840% |
法人 | 50Lot | ¥765,450 | ¥6,432,062 | 840% |
ドル円やランド円の変動率に比べると、
ユーロドルの変動幅は低いので、
その分レバレッジもかけられるということ。
ランド円の日間最大変動率は、2008年の18.54%。
最大変動幅・変動率は2008年10月15日に記録した2.06円・18.51%。
ドル円の日間最大変動率は、2008年の7.32%。
最大変動幅・変動率は2008年10月24日に記録した7.16円・7.32%。
一方、ユーロドルの日間最大変動率は、2008年の4.13%。
最大変動幅・変動率は2008年12月8日に記録した530pips・4.13%。
過去ユーロドルの日間最大変動幅4.13%から、為替変動リスクを考えると、
個人口座(最大25倍)だとレバレッジ13倍くらいで、ギリ耐えられる感じ。
日々数字を追ってるなら、レバ10倍くらいで問題無いのでは?
ロスカットラインの計算は、DMMでもシュミレーションできます。
※参考→証拠金シミュレーション – FX/CFD取引のDMM.com証券
レバレッジ10倍で、10Lotを両建てする場合、
1,286,412円(10Lot)×2=合計2,572,824円必要となる。
約250万円ほど用意できると、それなりにお小遣いになるかと。
10Lot両建て時のスワップ金利差額を、
1日229円で計算すると1年で83,585円の利益。
両建て元金に対しての利回りを計算すると・・・約3.25%となるわけ。
※2018年7月時点のスワップポイントで計算しています。
10Lot | 50Lot | 100Lot | 利回り | |
---|---|---|---|---|
レバレッジ1倍 | ¥25,728,246 | ¥128,641,230 | ¥257,282,460 | 0.32% |
レバレッジ5倍 | ¥5,145,649 | ¥25,728,246 | ¥51,456,492 | 1.62% |
レバレッジ10倍 | ¥2,572,825 | ¥12,864,123 | ¥25,728,246 | 3.25% |
レバレッジ20倍 | ¥1,286,412 | ¥6,432,062 | ¥12,864,123 | 6.50% |
レバレッジ30倍 | ¥857,608 | ¥4,288,041 | ¥8,576,082 | 9.75% |
年間スワップ差額 | ¥83,585 | ¥417,925 | ¥835,850 | – |
法人の場合は、レバレッジ10倍でも、証拠金維持率800%超え。
2018年8月現在は、最大84倍もレバレッジが可能だから・・・
レバ20倍~30倍で運用しても、そこまでリスクってほどでは無いかと。
レバレッジ20倍だと、驚異の利回り6.5%・・・
あくまで仮定の話であり、
もちろん責任は終えませんので、各自で判断して下さい。
ユーロ/米ドルでスワップアービトラージしてみた
使うFX口座は、買い(ロング)が「DMM FX」。
売り(ショート)が「GMOクリック証券(クリック365)」。
今回は、スプレッド差が少ない「クリック365ラージ」にて購入しています。
2018年7月のスワップポイント
買い | 売り | スプレッド | 取引手数料 | |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 (クリック365ラージ) |
-0.78ドル (86.5円) |
0.78ドル (86.5円) |
2pips (変動制) |
900円(税抜)/1枚 |
DMM FX | (-61円) | (61円) | 0.4pips | 無し |
1日当たりの差額は、1Lotあたり約25.5円。
10Lotで約255円、50Lotで1日あたり約1,275円の利益となる予定です。
50万通貨ずつ両建てするので、合計100万通貨。
スプレッドと手数料で約14,000円ほど最初にマイナスとなる計算。
DMM FXで50Lot購入で、マイナス2253円のスプレッド損。
GMOクリック証券のクリック365ラージは、
1枚あたり10Lotとなるので、合計5枚(50Lot)売り。
マイナス11270円の評価損益。
上記の金額には、900円(税抜)×5枚のラージ取引手数料が含まれているので・・・
スプレッド損が6410円、手数料が4860円(4500円+税)といった内訳になるかと。
スワップアービトラージ開始時の損益は、
DMM 2253円(50Lot)+ GMO 11,270円(50Lot)=合計13,523円の赤字スタートです。
10日後のスワップポイントは、DMMでマイナス30,500円。
GMOでプラス43,860円。
-30,500円+43,860円=差額利益13,360円。
10日間で、最初のスプレッド損分を取り戻したので、
今後は、1日あたり1336円増えていく感じ。
1年間で約48万円のスワップ利益。
50Lot(50万通貨)で、この利益額なら悪くないですね。
ユーロ/米ドルのスワップアービトラージまとめ
ユーロドルは、ランド円に比べると、破壊力は弱いですが、
世界最大の取引量故に、為替変動率も低いので、その分レバレッジもかけられ、
結果的に、元金に対しての金利も高くなるんじゃないかと。
ユーロドルは、スプレッド差も狭いので、最初の資金回収も早いです。
特に、法人なら、レバレッジ倍率は約84倍。
ドル円は約69倍、ランド円は約36倍。※2018年8月現在
レバレッジ倍率も、他通貨に比べて断然高いわけ。
個人の25倍とも雲泥の差、証拠金も3分の1以下で済むわけですから。
結果的にランド円以上のパフォーマンスを発揮するんじゃないかと。
ただ、私の場合、「DMM FX」も「外為ジャパン」も、
法人口座で審査落ちしてしまったので・・・
買い側(マイナススワップ)で使えるFX口座を持って無い・・・
結果、個人でも法人でも、ランド円にぶっ込み中です。
→南アフリカランド円でスワップアービトラージ実践。FX業者のスワップポイント比較。
- 個人:買い「みんなのFX
」× 売り「
DMM FX」
- 法人:買い「みんなのFX
」× 売り「GMOクリック証券(FXネオ)」
ドル円でも利益は出てますが、
以前に比べて、FX業者間のスワップポイント差が無くなってきたので、
ドル円のアービトラージは一旦解消するつもり。
→ドル円でスワップアービトラージ実践。FX業者のスワップポイント比較。
スワップアービトラージは、為替変動リスクは低いですが、
スワップポイント変動リスクは有るので、
定期的なポジション見直しの手間が、一番のデメリットですね。
→FXスワップアービトラージを続けて気づいたリスクとデメリット
限られた資金、少しでも利回りが大きいほうが良いんだけど、
かといって、ポジション変更したらスプレッド損も発生するわけで、
本日も悩ましい計算が尽きません。
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