ネットショップ運営をしていれば、閉店作業をするときもございます。
何となく作ってしまったショップ。
素人感丸出しのショップ。
ニッチすぎる商品の専門ショップ。
何でもかんでも詰め込みすぎたショップ。
意味不明のドメインで作ったショップ。
うっかりモロパクリをしたショップ。
強制閉店を強いられたショップ。
とにかく売れないショップ。
他ショップや、多ショッピングモールに移転する。
一時期、流行ったマネートラップ(無在庫)型のショップを量産した方なんかは、
量産した分、閉店作業も量産したのではないでしょうか?
私も、最初の頃に作ったネットショップは全て閉店しています。
カラーミーショップだけで10店舗以上は作ってますが、
現在カラーミーで残っているのは3店舗。
7店舗目くらいに力を入れて作ったショップから、今の状態に至ります。
最初の1店舗目くらいの時は、ネットショップの理解が浅く、ショップ自体を完成できず閉店。
2店舗目は、気合い入れて作ったのですが、独自ドメインの商標権で内容証明→閉店。
3店舗目くらいからは、ペラペラの専門店ショップを量産。
結構バカ売れしたのですが、正規代理店や国際弁理士の圧力により、ほぼ閉店。
それ以降は、ネットショップ量産をやめ、少ない店舗数で、なるべく正攻法でやってます。
量産しても対応できないし、愛着も湧かないしね。
量産を否定するわけではありませんが、なるべく商売としてやるなら、
やはり腰を据えてネットショップを作る気持ちが必要です。
→ カラーミーで売れるネットショップを作る方法。運営と集客に必要な費用。
しかし、上手くいかない愛着のあるネットショップ、
閉店するのは忍びないからと言って、
工事中、メンテナンス中のまま契約しておくのは意味が無いです。
だったらデータだけ抜いて、サックリ解約です。
目次
ネットショップは契約切れの前に、ローカルファイルに丸ごとコピーしておく。
ネットショップの構築で一番時間がかかるのが、
ショップデザイン設定の部分。
デザイン編集、フリーページ編集、特定商に基づく表記とかとか・・・非常に面倒ですね。
これさえ終われば、あとはひたすら商品登録をするだけですから。
時間をかけて考えた文章、試行錯誤して作ったデザイン。
ショップ閉店でそのまま捨ててしまうのは、非常にもったいないです。
次のショップの参考になりまくります。
だけど、売れないショップだけど、せっかく作ったネットショップだから・・・
って思って、工事中のまま契約そのままにしてません?
だったら、ローカルフォルダに丸ごとショップをダウンロードして、
サックリ解約してしまいましょう。
次のネットショップを作る際は、自分のPCから前ショップを引っ張りだせば良いのです。
WEBサイトなんか丸ごと保存したって、そんなに容量喰いませんから。
サイトを丸ごとダウンロードして、ローカルに保存できるソフトは多々ありますが、
私は「Website Explorer」というフリーウェアを使ってます。
バックアップしたいWEBサイト(ネットショップ)のURLを入力するだけで、
指定サイトを全スキャンしてくれます。
あとはスキャンしたデータを、自分にPCに保存するだけです。
※「ツール」→「フォルダをダウンロード」で丸ごと保存が可能。
外部リンクURLとか、サイトエラーも一覧表示してくれるので、
サイト運営している方、情報配信している方なんかは、サイトチェックにもオススメです。
無料とは思えない高機能です。
カラーミーのデータ管理で、商品データだけはダウンロードしておく。
ネットショップを構築したら、あとはひたすら商品登録をするのみ。
ひたすら商品登録をするのも、面倒な作業ですね。
というわけで、商品登録データも全てダウンロードしておきましょう。
「データ管理」→「データダウンロード」です。
カラーミーショップは、CSVファイルでダウンロードできるので、
そのまま修正加えて、次のショップの商品登録、まとめてアップロードとかもできます。
→CSV形式ファイルで一括商品登録。大量出品&多店舗展開には必須のスキル。
特に商品データを、別サイトでそのまま使う場合なんかは、
商品データのダウンロードは超便利な機能です。
専門サイトと専門サイトをまとめて、大きめなサイトにする場合とか、
同じ商品を、別サイトでも出品したときとか、
CSVダウンロード → CSVアップロードで即終了です。
まぁ、CSVデータは多少修正する必要もあると思いますが・・・
→カラーミーショップで商品一括登録。CSVエラーと注意点について。
あとダウンロードできるデータとして、
売り上げデータとか、顧客データとかも、使えるならダウンロードしておきましょう。
顧客データは結構危ないので、取扱いにくれぐれも気を付けましょう。
顧客情報流出とか、ニュースでも話題になっているからね。
過去のデータで作業効率化。使えるネットショップの様々なデータ。
かくいう私も、そのまま閉店して、
ゼロからショップを構築する事を何度もやってます。
それで気付いたのは、できるだけデータは残しておくという事。
何度か繰り返すうちに、
面倒になり、
過去のデータは使えるという事に気づき、
いろいろとバックアップを取る様になりました。
バナーなんかを作る際に、デザインした画像のデータ。
これも結構使えます。
画像データはサイトの顔ですからね。
フォトショップの元データ(psdファイル)を残しておくと便利です。
前に作ったデザインの背景レイヤーをそのまま使ったり、
文字のフォントとか、デザインとか、そのまま変更するだけで使えます。
バナー作って、JPEG保存して削除してしまうのはもったいないです。
全てのデータは残して、NASサーバーにでもブっ込んでおきましょう。
→初めてのNASサーバー。ReadyNAS RN10400-100AJSの導入、設定方法と注意点。
メールの送受信履歴も、かなり役に立ちます。
過去のトラブル時に、どの様な対応をしたのか?
メールで顧客対応した場合は、全て履歴に残るので、
ショップの過去メールは全て保存しておきましょう。
メーラーの検索機能は優れているし、
同じ事例に対して、テンプレート化も可能です。
※Windows Live メールならドラッグ&ドロップでまとめて保存、まとめて復元できます。
テンプレート化したら、
Evernoteなり、クリップボード拡張ソフトなりを活用して、
同じトラブルは、一瞬で対応できる様にしておきましょう。
過去に一度やった事は、2度目からはなるべく時間をかけない。
それが可能なネットビジネス。
考えない、思い出さない、使いまわす。
それも作業効率化の一つです。
一度作ってしまえば二度目は簡単。
三度目、四度目となれば、流るるが如くです。
時間がかかるのは最初だけ。
ヤフオク、アマゾン、バイマやってるなら、ネットショップもやるべきです。
カラーミーの無料期間中に閉店したって良いんです。
やらないよりマシ。
経験もデータの一つです。
カラーミーの攻略方法。
→カラーミーで売れるネットショップを作る方法。運営と集客に必要な費用。
P.S.
まぁ、面倒な作業の繰り返しで覚える事も多いので、
あまり最初から効率化を考えすぎて、やらない奴にならない様に。
効率良くやろうと考えるよりも、とりあえず手を動かす。
やってみなければわからない。
やってみてわかる事がほとんど。
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