ドコモユーザー以外も発行できる「dカード」。
還元率1.0%ということで、私も所持しているのですが・・・
ドコモユーザーなら「dカードGOLD」を使った方が良いし、
ドコモ契約者じゃないなら、他のカードを利用した方が良いです。
格安SIMにしてからというもの、
全然使わなくなっちゃったので、その理由もまとめておきます。
dカードが登場したのは、2015年11月。
肝心な「dポイント」がイマイチ普及してないし、
マクドナルドの3%割引特典も無くなっちゃっいましたから。
目次
dカードの基本スペック。メリットと言われる点。
dカードは、dポイントカード一体型のクレジットカードなので、
dポイント加盟店でポイントが使えて、貯まるという。
それでいて、年会費が実質無料で還元率1%。
楽天ポイントの楽天カードや、
Tポイントのヤフーカードがライバルカードなわけ。
他社カードとスペック比較しても、なんとなく似てます。
dカード | 楽天カード | ヤフーカード | リクルートカード | |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
年会費 | 1,250円+税 ※初年度無料 ※年1回以上利用で翌年度無料 |
無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.00% | 1.00% | 1.00% | 1.20% |
ETCカード | 500円+税 ※年1回以上利用で翌年度無料 |
500円+税 | 500円+税 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,000円+税 (VISA、Master) |
貯まるポイント | dポイント | 楽天ポイント | Tポイント | リクルートポイント (≒Pontaポイント) |
ポイントカード機能 | dポイントカード | 楽天ポイントカード | Tポイントカード | 無し |
ポイント有効期限 | 48ヶ月 | 1年間 | 1年間 | 最終加算日より12ヶ月 |
電子マネー | iD | 楽天Edy | Tマネー | 無し |
nanacoチャージ | × | × | 還元率0.5% | 還元率1.2% (月3万円まで) |
海外旅行保険 | × | 最高2,000万円 (利用付帯) |
× | 最高2,000万円 (利用付帯) |
国内旅行保険 | × | × | × | 最高1,000万円 (利用付帯) |
ショッピング保険 | 年間100万円 (自己負担3,000円) |
× | 年間100万円 (自己負担3,000円 ) |
年間200万円 (自己負担3,000円 ) ※JCBは1万円 |
他社カードと比べて、dカードがメリットと思われる点は、
貯まるdポイントの有効期限が48ヶ月と長く、
後払い型の電子マネー「iD」も備えてる。
また、QRコード決済の「d払い」でdポイントが利用できるようにもなりました。
年会費は無料ではなく、実質無料という点に注意。
年会費1250円+税ですが、年1回以上利用すれば年会費無料になるということ。
ただ、これは大したデメリットでは無いです。これからが本番です。
dカードのデメリット。ドコモ契約者以外は微妙な理由。
私は、ドコモ解約して、格安SIMへ移行したので、
dカードを持ってる理由が無くなったわけ。
dカードはドコモユーザー向け。その理由。
dポイントの価値が低く、dポイント対応店舗が少ない。
dカードは「dポイントカード」として使えますが、
dカード決済で貯まるポイントも「dポイント」となります。
dポイントの加盟店舗が・・・開始以来あんまり増えてません。
主要の加盟店は、ローソン、マクドナルド、メルカリ、無印良品、マツモトキヨシ・・・
他社の共通ポイントに比べると、使える店舗数が雲泥の差。スゲー少ないの。
Tポイント | Pontaポイント | 楽天ポイント | dポイント | |
---|---|---|---|---|
会員数 | 6,950万人 (実働ユーザー数) ※2019年6月末 |
9,129万人 ※2019年6月末日 |
1億人以上 (楽天会員ID数) ※2018年9月末 |
約6,883万人 ※2018年12月末 |
店舗数 | 1,062,758店舗 (191社) ※2019年6月末 |
約22万店 (127社) ※2019年7月1日 |
52万店舗 ※2017年12月 |
約68,600店舗 ※2018年12月末 |
サービス開始 | 2003年10月 ※ファミマ参入は2007年11月 |
2010年3月 | 2014年10月 | 2015年10月 |
参考元 | CCCホームページ | LMホームページ | 決算説明会資料 | 決算説明会資料 |
→Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイントの価値を比較。共通ポイントの貯まりやすさと利便性。
街中では、dポイントカードを無料で配ってますが、
ポイントカードは、加盟店があってこそなわけで、
ドコモユーザー以外がdポイント貯めても・・・けっこー微妙。
むしろ、d払い対応店舗のが増えているので、
d払いでdポイントを消費するのが、一番無理の無い方法かと。
※参考→使えるお店をさがす|かんたん、便利なドコモのスマホ決済
dカード特約店が少なく、ポイント倍率も低い。
dカードを使う事により、ポイントが倍付される店舗。
dカード特約店がありますが、この店舗数も少なく倍率も微妙です。
※参考→dカード | dポイントがさらにたまる dカード特約店
店舗によりポイント倍率は異なりますが・・・基本的に+1%。
+1%ってことは、ポイント2倍。
他のカードで代用できるし、他のカードのが断然使いやすいから。
例えば、エネオスなら楽天カードでも2倍貯まるし、出光でもポイントが貯まる。
→楽天カードのメリット・デメリット。楽天ゴールドカードを使うべき理由。
ビッグエコーならエポスカードの割引率の方が高いし、カラオケ全般にも強い。
→エポスカードは持ってるだけで超お得。デメリットを考慮した使い方。
JAL航空券ならJALカードで2倍~4倍ですからね。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
dカードは、dショッピング、d fashion、dトラベルでポイント2倍止まりだし、
そもそも、店舗数が少ないdショッピングを使うのか?っていう問題もある。
「dカード ポイントUPモール」も微妙だし、むしろポイントサイト使った方が良い。
→クレジットカード会社のポイントモール比較。ポイントサイト還元率との違い。
ヤフーカードなら、Yahoo!ショッピング、LOHACOで3倍。
楽天カードなら、楽天市場のSPUで最大16倍も可能だし、
5と0の付く日で5倍とか、
買い回りで10倍とかも有るから・・・まぁ、比較にならないほど貯まる。
マクドナルドとローソンの3%割引が終了。
dカードの最大メリットとして、
ローソンとマクドナルドで還元率5%というのが有りましたが、
2018年3月31日に、マクドナルドのキャンペーンが終了。
2020年11月30日に、ローソンのキャンペーンも終了。
dカード決済で3%割引の店舗は、完全に無くなったわけです。
マクドナルドは、楽天ポイントカードで貯まるようになってるし、
dカードでは、マクドナルド無き今、マツモトキヨシを売りにしてますが、
マツモトキヨシで3%は、ちょっと弱いんじゃないかと。
マツモトキヨシは、JALカードのJAL特約店でも2倍マイルも貯まりますからね・・・
Ponta交換、iDキャッシュバックは、ドコモユーザー限定。
dポイントは、そのままでは利用先が少ないので、
現金化を考えるなら、Pontaポイントへの交換か、
iDキャッシュバックが、最高の交換先となるのですが・・・
dポイントクラブで「iDキャッシュバック」「Pontaポイント」交換は、
ドコモ回線契約者しか利用できません。
お申込のご注意
※「iDキャッシュバック(dカード mini)」「Pontaポイント」については、ドコモのケータイ回線契約者が対象です。
加盟店が少ないから、他のポイントに交換したいんだけど・・・
ドコモユーザーしか交換できないってオチ。
現金化として、金券にも交換できるけど、
8000ポイントで5000円分なので還元率0.625%へとダダ下がり。
JALマイルにも交換できるけど、やはりポイント価値は半減する。
JALマイル還元率0.5%となります。
だったら、JALマイル還元率を高いクレジットカードを使った方が良い。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
ローソンの「Loppiお試し引換券」交換だって、Pontaで使えるから。
→Pontaポイントの有効活用と使い道。リクルートポイントと交換開始で気づいたデメリット。
ドコモユーザーなら、Pontaポイントへ移行できますが、
Pontaポイントも、Tポイントや楽天ポイントに比べると利便性は劣ります。
→Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイントの価値を比較。共通ポイントの貯まりやすさと利便性。
「iDキャッシュバック」で、現金と同じように使うのがベストです。
dカードとdカードGOLDの比較。ゴールドを選ぶべき理由。
dカードは、ドコモユーザー以外得しないと言いましたが、
ドコモ契約しているなら、「dカードGOLD」は作った方が良いです。
ゴールドカードとの分岐点というよりも、dカードGOLD一択の理由。
ゴールドになると、ドコモ特典が一気に増えます。
dカード | dカードGOLD | |
---|---|---|
券面 | ![]() |
![]() |
年会費 | 1,250円+税 ※初年度無料 ※年1回以上利用で翌年度無料 |
10,000円+税 |
家族カード | 無料 | 1枚目無料 ※2枚目以降は1,000円+税 |
海外旅行保険 | – | 最大1億円 (自動付帯) |
国内旅行保険 | – | 最大5,000万円 (利用付帯) |
海外航空便遅延保険 | – | ○(自動付帯) |
国内航空便遅延保険 | – | ○(利用付帯) |
お買物あんしん保険 (ショッピング保険) |
年間100万円まで (自己負担3,000円) |
年間300万円まで (自己負担3,000円) |
dカードケータイ補償 | 購入から1年間、 最大1万円補償 |
購入から3年間、 最大10万円補償 |
海外緊急サービス | 有料 | 無料 |
国内空港ラウンジ | – | ○ |
dポイントクラブご優待 (10%ポイント還元) |
– | ドコモケータイ、ドコモ光 利用料金の10%ポイント還元 |
ゴールドデスク | – | ○ |
GOLD年間ご利用額特典 | – | 100万円以上で10,800円相当の特典 200万円以上で21,600円相当の特典 |
審査対象 | 高校生を除く18歳以上の方 | 20歳以上で安定した収入のある方 |
特筆すべきは、「ドコモケータイ」の月額料金の10%ポイント還元。
自宅の固定回線で「ドコモ光」を使っているなら、こちらも10%ポイント還元。
携帯料金が月額8000円なら800ポイント。
固定回線料金が月額6000円なら600ポイント。
一ヶ月で1400ポイント→年間で16800ポイントも貯まるわけ。
dカードGOLDの年会費1万円の元も余裕で取れます。
また、dカードケータイ補償も、
購入から3年間となり、保証額も最大10万円補償へ。
ドコモのアップルケア(AppleCare+ for iPhone)の料金は、
iPhone Xで月額950円+税×24か月。
2年間で22,800円+税 → 年間11,400円+税。
しかも、有償修理は1回11,800円も取られるわけです。
AppleCare+ for iPhoneに加入すると、修理保証とテクニカルサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されます。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で2回まで受けることができます。
iPhoneユーザーは、AppleCare+ for iPhoneに加入するよりも、
dカードGOLDを発行した方が、断然安上がり。
しかも、年会費無料の家族カードまでも加入できるので、
家族でドコモケータイなら2倍得するわけ。
AppleCare+ for iPhone | dカード GOLD (ドコモケータイ補償) |
|
---|---|---|
料金 | 月額950円+税 ( iPhone Xの場合) |
年会費10,000円+税 |
2年料金 | 22,800円+税 ( iPhone Xの場合) |
20,000円+税 |
対応機種 | iPhoneのみ | docomo購入の携帯電話 |
対象端末 | 契約したiPhoneのみ | 本会員の携帯電話 家族カード会員の携帯電話 |
故障時の費用 | 画面損傷:3,400円+税 その他損傷:11,800円+税 |
無料(最大10万円まで) |
利用回数 | 年1回 | 年1回 |
保証期間 | 2年間 | 3年間 |
ドコモ関係の特典だけでも、年会費の元は十分取れますが、
dカードGOLDが素晴らしいのは、付帯保険の内容。
海外旅行保険、国内旅行保険、航空便遅延保険、ショッピング保険とフル完備。
保険カードとしても、他社ゴールドカードの上を行きます。
ゴールドカード特典として、
ゴールド専用デスク、空港ラウンジサービスも付くので、
ドコモユーザーなら、間違い無く所持した方が良いカード。
審査もそれほど難しくないカードと言われているので・・・
携帯料金を遅延なく支払ってるなら、審査も通りやすいんじゃないかな。
ちなみに、携帯端末の割賦支払いは、クレジット契約となりますので、
携帯料金の支払い遅延には注意。下手したらクレジットカードも作れなくなるのよ。
→クレジットカードの審査基準と信用情報の関係。CIC信用情報開示請求をして気づいたこと。
結論:ドコモユーザーじゃないから使わないのさ。
ドコモユーザーなら「dカードGOLD」一択。
ドコモユーザーじゃないなら、他の高還元率カードをオススメします。
dカードは、結局のところ、ドコモユーザーが得するカード。
ドコモユーザー以外なら、他カードを使った方が良いです。
還元率1.0%って珍しくないし、カードの倍付特典も弱い。
なによりポイントの使いやすさが違います。
他社、共通ポイントと比較してみましたが、
やっぱり、全然貯まらないし、全然使い道がないんだよね。
→Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイントの価値を比較。共通ポイントの貯まりやすさと利便性。
そもそも、俺ドコモユーザーでもないし、
大手携帯キャリア契約の時点で、損してると思ってるんで・・・
→格安SIMのデメリット。大手携帯キャリアを解約して困るポイント。
格安SIMなら携帯料金も半分以下へ。
格安SIMのデメリットも「LINEモバイル」の登場で無くなってます。
2018年7月、超高速のソフトバンク回線・・・やっば早いですから。
コメントを残す