クレジットカードの中で、長く愛用しているのがオリコカード。
オリコといえば高還元率の「Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)」です。
年会費永年無料で、還元率1%以上。
iD、QUICPay搭載でMastercardブランド・・・
アマゾン、楽天、ヤフー(Paypay)のような倍付けシステムは有りませんが、
なんにも考えず、気軽にポイントが貯まるカード。
年会費無料でiD、QUICPayも搭載、オリコポイントの利用先も豊富。
使う金額が大きいなら、Premium Goldも検討すべき。その理由。
目次
Orico Card THE POINTのメリット
iD、QUICPay一体のクレジットカード
オリコザポイントの最大のメリットは、
iDとQUICPayが両方使えるという使い勝手の良さ。
キャッシュレス化の流れで、スマホで会計をしている人も多いハズ。
スマホアプリよりも便利なのが、カードタイプの非接触決済。
iDやQUICPayは後払い(ポストペイ)タイプの電子マネーであり、
事前チャージも不要であり、スマホを起動する手間も無いので、
流行りの〇〇ペイより断然使いやすい。
タップするだけで決済完了し、1%還元されるわけです。
クレジットカード利用明細にも載るわけで、
個人事業主なら、クラウド会計で経理も楽になる。
→クラウド会計ソフト「マネーフォワードクラウド」「freee」「やよいの青色申告オンライン」の比較と違い。
ちなみに、iPhoneのApple Payで利用する場合は、
オリコカードはQUICPayでの対応となります。
→Apple Payを利用して気付いた注意点とデメリット。アップルペイの使い方。
年会費無料でETCカードも無料
年会費無料で還元率1%は多くあれど、
ETCカードまで無料のクレジットカードは意外と有りません。
ETCカードも年会費無料で還元率1%。
楽天カードや、ヤフーカードも、ETCは別途500円取られるわけで、
ETCの高還元率カードとして使うのも悪くないかと。
MasterCardが選べる
オリコはMastercardとJCBブランドが選択できます。
高還元率クレジットカードでMastercardブランドは希少、
手持ちカードがVISAまみれって人も多いハズ。
VISAはカード発行枚数が多く、売上が高いだけ。
利用可能な加盟店舗数は、VISAもMastercardも大差無し。
私は、VISAよりもMastercardが最強だと思ってます。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
私は海外利用も多いので、
為替レートの良いMasterCardは欠かせない。
カードのブランド次第で、下手したら為替レート1%くらい変わりますから。
→海外クレジットカード決済の為替レート比較。国際ブランドによる事務手数料の違い。
オリコポイントの利便性はそれなり
還元率よりも重要なのが、還元されたポイントの利便性。
オリコポイントは、500ポイントから交換可能なので、
最低でも5万円使えば、ポイント利用できるようになります。
また、オリコポイントは現金化という点でも優れています。
金券はもちろん、Amazonギフト券や、iTunesギフト、
Google Playコード、Tポイント、WAON、nanacoだけでなく、
楽天ポイントやPontaポイントに交換する事も可能です。
しかも、その大半がリアルタイム交換に対応。
交換申請した後、即利用可能となります。
実際に付与されるのは、リクルートポイントと楽天ポイント。
等価で金券には交換できないからね。
楽天ポイントなら楽天のサービスで利用しなければいけないし、
楽天カードで付与されるキャンペーンは、基本的に期間限定ポイント。
リクルートポイントとなると、リクルートのサービスというよりも、
ポンタポイントで交換した方が良いですから。
WEB明細で15カ月分の履歴が照会可能
オリコカードは、WEBでも15か月間遡って参照できます。
毎年確定申告してる私には、地味に嬉しい。
また、WEB明細(e-Orico Service)への未確定明細の反映も早く、
オンラインで不正請求が有った際も、いち早く確認できます。
特に海外利用が多い人は注意。不正利用って人ごとでも無いから。
年会費無料のクレジットカードは、
利用明細の送付が有料って会社が多いのですが、
オリコカードの場合、郵送での利用明細も無料で送付してくれます。
Orico Card THE POINTのデメリット
海外旅行傷害保険が付帯しない
無料のクレジットカードでも保険付帯が一般的ですが・・・
オリコカード ザ ポイントには、旅行傷害保険等の付帯保険がありません。
無海外旅行に行くなら、
旅行保険が自動付帯のクレジットカードを所持しておいた方が良いです。
年会費無料で自動付帯のクレジットカードも有り、保険額は合算利用もできますから。
保険カードで有名なのは、エポスカードですね。
下手なゴールドカードよりも、保険の内容は良いです。
ポイント有効期限が1年間と短い
Orico Card THE POINTのポイントの有効期限は1年間です。
加算付を含めて12か月後の月末まで有効となります。
ポイントの有効期限が切れるには、メールも来ますけど。
失効したら、高還元率の意味もないからね。
マイル還元率は低い
マイルを貯めているマイラーには、オリコカードはオススメしません。
ポイント還元率は高いですが、マイル還元率となると低くなります。
オリコポイントはマイルにも交換できますが、
ポイントの価値は半減します。
オリコポイント マイル交換レート
- 1000ポイント→ ANA 600マイル(マイル還元率0.6%)
- 1000ポイント→ JAL 500マイル(マイル還元率0.5%)
ANAマイルに換算すると、還元率0.6%。
JALマイルに換算すると、還元率0.5%。
特に、JALマイルは低くなりがち、
JALマイルが貯まるカードを使った方が良いです。
マイルを貯めるカードと、ポイントを貯めるカードは別ですね。
オリコモールよりもポイントサイトのが得
Orico Card THE POINTは、
オリコモールで+0.5%付与という特典が有るのですが・・・
オリコモール自体の還元率がポイントサイトよりも低かったりするので、
実際のところ、+0.5%でオリコモールを使うかといえば微妙。
ポイントサイトのポイントの方が、マイル、現金と用途も豊富ですからね。
→クレジットカード会社のポイントモール比較。ポイントサイト還元率との違い。
ネットショッピングならハピタス、モッピーが強く、
航空券や外資系ホテルは、Rebatesが強いイメージ。
どこでも1%の高還元率だけど、どこでも1%が限界
オリコモール経由でポイント倍付はされますが、
それ以外のポイント倍付となると、特に有りません。
どこでも1%だけども、1%以上にはなりづらい。
楽天市場なら楽天カード、AmazonならAmazonカード。
楽天市場も最近は安く、ポイントの倍付けもキャンペーンもヤバいですからね。
→楽天市場のSPUと買いまわりを徹底攻略。楽天経済圏で楽天ポイントを貯めまくる方法。
ちなみに、入会キャンペーンで、入会後6か月間は、還元率が2%となりますが、
コレで付与される特別加算ポイントも、
5,000オリコポイントが上限なので気をつけて。
50万円利用で、特別加算ポイントの5000ポイント達成するわけで、
50万利用したら、6か月以内でも基本還元率は1%に戻ります。
6ヶ月後には、還元率1.0%に戻ってしまうわけで、
まぁ、ネットショッピングなら、そこのカードを使った方が良い。
Orico Card The Point PREMIUM GOLDとの違い
Orico Card THE POINT のポイント還元率を特化したカードが登場。
年会費有料のOrico Card THE POINT PREMIUM GOLDです。
プレミアムゴールドって事で、通常版よりも様々な特典が有ります。
PREMIUM GOLDとの違い
Orico Card THE POINT | Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD |
|
---|---|---|
券面デザイン | – | – |
年会費 | 無料 | 1,986円(税込) |
国際ブランド | Mastercard、JCB | |
電子マネー | ID、QUICPay | |
オリコモール利用特典 | +0.5% | +1.0% |
電子マネー利用特典 (iD・QUICPay) |
– | +0.5% |
リボルビング利用特典 | – | +0.5% |
海外旅行傷害保険 | – | 最高2,000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | – | 最高1,000万円(利用付帯) |
ショッピングガード保険 | – | 最高100万円(利用付帯) |
MasterCardゴールドカード特典 ※JCBブランドは利用不可 |
– | ◯ |
福利厚生(Orico Club Off) | – | ◯ |
年会費1,986円(税込)と有料のクレジットカードになりますが、
オリコモール経由での買い物が還元率+1.0%と、
無料のザ・ポイントに比べて0.5%ほど高くなってます。
オリコモールで+1.0%ならAmazon還元率2.5%。
Amazonカードにも負けない高還元率カードとなります。
→Amazon最強のクレジットカード徹底調査。オリコ、JCB、Amazonカードの還元率比較。
また、電子マネーiD・QUICPayの利用で還元率+0.5%→還元率1.5%となる。
キャッシュレス化で電子マネー決済も普及しているので、コレがホント便利。
iD・QUICPayで還元率1.5%ってのも他に無いからね。
券面も黒ベースにゴールド文字がゴージャス。
下手なブラックカードより、見た目も良いのさ。
→クレジットカードのグレードとステータス性。ゴールド、プラチナ、ブラックの違い。
ゴールドカードという事で、
海外旅行傷害保険は自動付帯、ショッピングガード保険まで付き、
マスターカードのゴールド特典や、
オリコの福利厚生サービスも利用できるようになりますが・・・この辺はオマケ。
あくまで格安ゴールドなので、
付帯保険の内容や特典は、一般的なゴールドカードに比べると劣ります。
Orico Card The Pointまとめ
年会費無料で還元率1.0%のクレジットカードは多く有るわけで、
オリコカードザポイントを使う理由は、iD・QUICPayですね。
事前チャージ不要でタップ決済。便利なのに還元率1%。
手軽なので少額決済でも使う気になる。
キャッシュレスも普及した今、私は完全に小銭も持たなくなりましたので。
QRコード決済って、今でこそキャンペーンやってますけど、
高還元じゃなかったら使わない。
事前にチャージする、アプリで顔認証する、決済金額を入力する・・・
なんだかんだ面倒で手間も多いし、レジでドキドキしない?
Orico Card THE POINTなら、カードかざすだけで決済完了だからね。
iD使えるなら、QUICPayも使える事が多いですが、私はクイックペイ派。
アイディーは楽天Edy(エディー)と勘違いされがちで、個人的には言いづらい。
使う金額が多いならプレミアムゴールドですけど。
年会費1,986円がネックの人は多いハズ。
還元率だけで考えるなら0.5%の差。
40万円の0.5%が2,000円なので、iD・QUICPay利用額で年間40万円超えるなら。
たぶん、普通の人はそんなに使わないので・・・
まずはOrico Card THE POINTから検討しても良いのかなと。
最近は楽天とかヤフーショッピングとか自社のアプリ経由でポイント還元があるので、ポイントモールの利用は減っているでしょうね、その上アプリの買い物は面倒くさくないですし。どちらも自社のカードを使わせたいんでしょうけど。
私の場合、楽天とヤフーカードでそれぞれ利用し、あとは三井住友のゴールドを使っています。年間300万以上使うとポイント60%UPで、それでも高還元のカードには劣りますが、トラブル時の対応が全然良いので、そのへんは保険料と考えています。