freeeとマネーフォワードクラウドを徹底比較。両方使って気付いた大きな違い。

私は個人事業主時代から、クラウド会計を使っていますが、
同じクラウド会計といえど、中身は大きく異なります。

クラウド会計2強は、freeeマネーフォワードクラウド
両方使い続けるうちに気付く、両サービスには大きな違いがあること。
というわけで、利用して気付いたポイントまとめておく。

※2022年1月、freeeで楽天銀行のAPI連携が終了が発表されました。
楽天銀行を使っているなら、マネーフォワードクラウド一択となります。

目次

料金プランの比較

個人事業主プランの違い

以前は、両サービスともに似たような料金でしたが、
2020年5月に、freeeがサービス改定。
2020年6月に、マネーフォワードクラウドがサービス改定。
サービス開始当初とは、料金プランも大きく異なっています

法人プランと個人事業主プランでの内容も大きく異なり、
個人事業主プランでは、freeeよりもマネーフォワードクラウドの方が断然安いです。
いずれも公式サイトは、税抜き価格表記という点にも気をつけて。
以下、税込み料金で表記してます。

個人事業主プランの比較

freee(個人事業主) マネーフォワードクラウド確定申告
プラン スターター スタンダード プレミアム パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
月額(税込) 1,298円 2,618円 1,078円 1,408円
年額(税込) 12,936円 26,136円 43,780円 10,560円 12,936円 39,336円
サポート メール
チャット
メール(優先
チャット(優先
電話サポート
税務調査サポート
メール(優先)
チャット(優先)
乗換代行サービス
メール
チャット
メール
チャット
電話
メンバー追加 不可 3人まで無料 不可 可能
※制限なし
消費税申告 不可 可能 不可
消費税集計機能 不可 可能 不可 可能
達人シリーズ連携 不可 可能 不可 可能
請求書作成 可能 書類作成のみ、
取引先上限15件
全ての機能が利用可能
(マネーフォワードクラウド請求書)
経費精算 不可 可能 可能(マネーフォワードクラウド経費)
給与計算 別料金(人事労務freee) 可能(マネーフォワードクラウド給与)
勤怠管理 別料金(人事労務freee) 可能(マネーフォワードクラウド勤怠)
マイナンバー管理 別料金(人事労務freee) 可能(マネーフォワードマイナンバー)

freeeは、会計ソフトに請求書機能が付いてますが、
マネーフォワードクラウドは、請求書だけでなく、
経費精算給与計算勤怠管理マイナンバー管理もセットで使えます。

両サービスとも一番安いプランでは、消費税集計機能が使えませんので、
課税事業者の場合は、freeeの「スタンダード(年間26,136円)」か、
マネーフォワードクラウドの「パーソナル(年間12,936円)」となる。
同等プランで比較すると、マネーフォワードクラウドはfreeeの半額なのさ。

法人プランの違い

個人事業主では、格安だった「マネーフォワードクラウド確定申告」ですが、
法人の場合は「マネーフォワードクラウド会計」と名称が変わり、
法人向けのfreeeよりも高額になってます。
こちらも公式サイトでは税抜き価格表記となってますので、税込み価格で比較します。

法人プランの比較

freee(法人) マネーフォワードクラウド会計
プラン ミニマム ベーシック プロフェッショナル スモールビジネス ビジネス
月額(税込) 2,618円 5,258円 52,536円 4,378円 6,578円
年額(税込) 26,136円 52,536円 525,360円 39,336円 65,736円
主な機能 基本的な記帳
債権債務管理 ※年齢表を除く
決算報告書の作成
請求書 ※一部制限あり
基本的な記帳
債権債務管理
決算報告書の作成
経費精算
請求書 ※合算・定期
レポート機能
基本的な記帳
債権債務管理
決算報告書の作成
経費精算
請求書
レポート機能
管理会計
部門数:2部門
電子証明ソフト連携:不可
ストレージ容量:100MB
取引No.振り直し:不可
部門数:無制限
電子証明ソフト連携:可能
ストレージ容量:10GB
取引No.振り直し:可能
サポート チャット
メール
チャット
メール
電話
メール
チャット
電話
利用人数 3人まで無料
※上限3人まで
3人まで無料
※上限なし
※1人につき330円/月
10人まで無料
※上限なし
※1人につき550円/月
無制限
消費税集計 可能 可能
請求書作成 可能
※一部制限有り
可能 可能
※3名まで
可能
※無制限
経費精算 不可 可能 可能(5名まで無料)
給与計算 別料金(人事労務freee) 可能(5名まで無料)
勤怠管理 別料金(人事労務freee) 可能(5名まで無料)
マイナンバー管理 別料金(人事労務freee) 可能(5名まで無料)

「マネーフォワードクラウド会計」は、会計以外の機能が付いている分、
一番安い「スモールビジネス」でも年間39,336円
会計ソフトとしての機能しか使わないなら、freeeの「ミニマムプラン」の年間26,136円で十分です。

freeeは、法人会計ソフトの中でも非常に格安。
特に、小規模法人の場合、多機能である必要は有りませんので。

法人のクラウド会計「freee」「マネーフォワードクラウド会計」「弥生会計」比較

給与計算・労務管理サービスの違い

freeeとマネーフォワードクラウドは、
会計ソフトと連動した、人事管理ソフトも提供しています。

マネーフォワードクラウドは、2019年の料金プラン変更で全ての機能が一体化。
一方、会計freeeで含まれるのは、会計+請求書のみ。
人事管理の機能を使うには、別途「人事労務freee」が必要となるので、
総合サービスとして使うなら、
マネーフォワードクラウドの方が格安になります。

freeeのサービス

  • クラウド会計freee:経理、請求書作成
  • 人事労務 freee:勤労管理、給与計算、マイナンバー管理

マネーフォワードクラウドのサービス

  • クラウド会計・確定申告:会計ソフト
  • クラウド請求書:請求書の作成・管理
  • クラウド経費:経費精算
  • クラウド給与:給与計算
  • クラウド勤怠:勤怠管理
  • クラウド社会保険:社会保険手続き
  • クラウドマイナンバー:マイナンバー管理

freeeで、給与計算、年末調整、勤怠管理、マイナンバー管理をするなら、
人事労務freeeの追加で年額26,136円(ミニマムプラン:従業員3名まで)が必要となる。
個人事業主のスタンダードなら、26,136円+26,136円=52,272円
法人のミニマムなら、26,136円+26,136円=52,272円
4名以上の場合は、追加1名につき月額330円も必要となる。

労務管理ソフトも使うならマネーフォワードクラウド会計の方がお得。
個人事業主のパーソナルなら、12,936円
法人のスモールビジネスなら、39,336円
これで会計+人事労務(従業員5名まで無料)が使えるわけです。

※2022年6月より、マネーフォワードクラウドのサービスが一部改定となります。
法人で4名以上で利用している場合は、実質値上げとなります。気を付けて。

※参考→料金体系の一部改定について(改定日:2022年6月1日) |マネーフォワード クラウド料金プラン・管理

連携可能データの違い

金融機関、クレジットカード

クラウド会計で最も重要なのが、金融機関とのデータ連携。
銀行口座の取引履歴やクレジットカード明細を自動的に取り込んでくれる機能です。

クラウド会計を使って気づいたメリット・デメリット。インストール型会計ソフトとの違い。

弥生会計オンラインとは違い、両社ともに同期エラーも無く同期スピードも早い。
金融機関とクレジットカードのデータ連携については、不満は有りませんでしたが・・・
2022年2月に、freeeでは楽天銀行のAPI連携の契約が終了となりました。※後述します。

楽天銀行を除いた他の金融機関の場合、連携金融機関に差は無く、
私が利用している地方銀行も全て有りますし、
楽天銀行以外の主要ネットバンクにも全て対応となってます。

個人事業主にオススメのネット銀行。他行宛て振込手数料の比較。

法人口座では、ネットバンキング側の仕組みでの制限もありますので。
取り込み可能期間、営業時間、データ同期方法と異なります。
特に、大手金融機関のネットバンキングは、色々と微妙ですので使わない方が良い。

法人口座の維持費と各種手数料の比較。法人にオススメの金融機関。

クレジットカードでは、私が利用している限りでは取り込めないカードも有りません。
WEB明細対応のクレジットカードなら問題ないかと。
freeeは楽天銀行はダメだけど、楽天カードは問題無し。
私が利用している法人カードも全て対応していました。

個人事業主、経営者にオススメの法人カード(ビジネスカード)

ただ、クレジットカードの明細の反映スピードという点で、マネーフォワードクラウドの方が早いです、
マネーフォワードクラウドは、未確定明細の時点でデータ連携してくれるのに対し、
freeeでは多くのクレジットカードで、請求金額が確定するまでデータ連携されないのです。
支出をより早く取得できる利点は大きい。期末近くなるほど損益も正確に把握したいからね。

ちなみに、両サービスともにPaypal口座にも対応していますが、
外貨を扱っている場合は、使い物になりません。
マネーフォワードでは、外貨は取引日のレートにて勝手に日本円換算される。

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freeeでは外貨は未対応。日本円の入金と出金データしか表示されません。

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そもそも税務申告って日本円前提なので、
外貨取引が有る場合は、色々と厄介。
手打ちで臨機応変に対応するしか無いのよね。

電子マネー、その他サービス

銀行口座・クレジットカード以外のデータ連携となると、
マネーフォワードクラウドの方が、対応サービスが多いです。
さすが資産管理アプリ「マネーフォワードME」の会社といったところ。

電子マネーの対応数は凄い多い。

旅行や交通系サービスのアカウントにも対応しているし、

通販サイトの購入履歴にも対応しています。

一方、freeeはというと、
電子マネー、決済サービス、購入履歴・・・
全て併せて数えられるくらいしか有りません。

まぁ、freeeも主要サービスには対応していますし、
電子マネーや購入履歴は、データ連携されても困る場合もありますので。
実際のところ、銀行と金融機関以外は、あんまり重要じゃないとも思ってます。

仕訳入力の違い

freee:仕訳の自動登録

freee独自の機能として、仕訳の自動登録があります。
連携サービスからのデータ取り込みだけでなく、
仕訳登録までfreeeに任せる→完全自動仕訳というわけ。
freeeで特許取得済みの為、マネーフォワードクラウドには無い機能となります。

通常は、自動仕訳をしてもらって、問題無ければそのまま登録。
推測できない仕訳を手入力という流れとなるのですが・・・

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毎度同じ仕訳が有る場合、登録作業すらも自動化できるという。
登録ボタンの上に「自動化」チェックするだけ。

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例えば、水道光熱費、Suicaチャージ、定期契約の支払等、
毎月同じ内容で上がるものを自動登録してくれます
ただ、取引内容が一緒だと、どんどん登録されてしまいますので、
使いどころには注意ですけども。

ちなみに、マネーフォワードでもfreeeでもスマホアプリでも仕訳操作が可能です。
スマホアプリじゃなくても、WEBブラウザ経由でログインすれば、PCと同じ操作も可能です。
ただ画面が小さすぎるので、やはりiPadくらいのサイズは必要ですけども。

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マネーフォワードクラウド:仕訳の一括登録

マネーフォワードクラウドは、
freeeと比べシンプルなデザインなので、
取り込んだデータが一画面により多く表示されます
一番頻繁に使うのが「自動で仕訳」→「連携サービスから入力」の画面。

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データが多く表示されるだけでなく、
マネーフォワードクラウドは一括登録という機能が有る。

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クラウド会計のデメリットとして、1回1回の処理が遅いというのが有るわけで、
一括で仕訳する事でレスポンスの遅さを最小限に抑える事ができます
勘定科目と摘要の自動提案が有るとはいえ、確認作業はあるわけで、
なんだかんだで、マネーフォワードクラウドの方が早く仕訳登録できます。

ちなみに、法人版freeeの場合は、
「自動で経理」画面が、マネーフォワードクラウドと似たUIとなっており、

一括仕訳登録もプロフェッショナル版(年額525,360円)で可能となります。
私は、その金額・・・払えないですけどね。

freeeのデメリット

freeeの最大のデメリットは、
従来の会計ソフトのシステムをfreee流にアレンジしている点。
これに尽きる。

歴史ある複式簿記は、人類の素晴らしい発明の一つ。
それを分かりやすく変えようとしてるわけだから・・・
他会計ソフトから移行すると混乱するのさ。

freee独自のUI

freeeの操作画面、管理画面は、
オリジナル感が非常に強いです。

分かりやすくという事で、
従来の会計ソフトとは雰囲気も全く別物。
メニューも、取引、レポート、確定申告、口座、給与・・・と、
見慣れない項目ばかり。

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仕訳のメインとなるのが「取引」→「自動で経理」のカンタン取引登録。

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手動で仕訳する場合は「取引」→「取引の一覧・登録」

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で、何が困るのか?というと、
従来の会計ソフト方法(振替伝票入力)と異なるわけで、
青色申告の本読んだり、
WEBで仕訳の方法調べた場合に、より混乱する。
慣れてる人ほど困る、freee独自のユーザーインターフェース。

振替伝票入力はできるものの、ちょっと癖が有り、
「確定申告」→「その他の機能」→「振替伝票」にて、
「日常仕訳」を選択する事により、振替伝票形式にて入力が可能となります。

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freeeで振替伝票入力は、
あくまでイレギュラーケースという感じ。

まぁ、振替伝票で入力できるなら良いって思ったんだけど、
問題はそこじゃなかった。

補助科目が無い

複雑な会計用語をなるべく使わないのがfreee。
完全に使われてないのが「補助科目」という言葉

freeeで補助科目に相当する情報としては、取引に付与する品目・取引先と、口座名があります。

これらの情報は、補助残高として集計できるほか、他社ソフトと仕訳データをやり取りする際も自動で最適な補助科目に変換されます。

freeeは補助科目に対応していますか? – はい、対応しています。 – freee ヘルプセンター

一般的な会計ソフトの「補助科目」に当たるのが「取引先」「品目」となり、
「タグ」に当たるのが「部門・メモタグ」となる。

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補助科目が、取引先と品目の2個に増える。
補助科目が「取引先」となる事で、色々な処理で混乱するわけで、
従来の会計ソフトに慣れている人こそ、分かりづらいんだよね。
未払金、売掛金、買掛金・・・今までのようには使えません。

複式簿記っぽくない分、ミスをした後の修正も大変。
従来の会計ソフトと紐づける作業、ぐっちゃぐっちゃなんで、
修正する時に、どこを参照すれば良いのか?意味プーになる。
「貸方・借方」って言葉も避けられてるし、
他会計ソフトへデータエクスポートする時の懸念も有る。

会計帳簿を確認するのに「その他レポート」で表示する違和感。
現預金出納帳、補助元帳、売掛帳、買掛帳どこいった?
総勘定元帳で、補助科目確認できないの?
まだまだ慣れるのに時間がかかりそうです。

楽天銀行のAPI連携終了へ

2022年2月に、freeeでは楽天銀行のAPI連携の契約が終了となりました。
これはクラウド会計にとって、致命的な改悪。
楽天銀行を使っているなら、マネーフォワードを使うしか有りません

freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は楽天銀行との間で行っている参照系のAPI※を活用した法人口座・個人ビジネス・個人口座の利用明細の自動取り込みについて、2022年2月24日(木)17時頃をもって停止することをお知らせします。
楽天銀行とは2020年3月からAPI連携を開始しておりましたが、2022年2月24日17時頃をもって契約期間を満了することに伴いAPI連携を終了することになりました。

freee会計と楽天銀行のAPI連携契約満了に伴う 口座明細の自動取り込み停止のお知らせ | プレスリリース | corp.freee.co.jp

以前、資産管理アプリのMoneytreeでも楽天銀行のAPI連携は改悪となったので、
楽天銀行とfreeeで、上手く折り合いがつかなかったのかなという推測。

freeeの楽天終了という改悪を受け、ライバルのマネーフォワードは、
2022年1月24日、楽天銀行とのAPI連携は継続というコメントも出してる。
マネーフォワードでは問題なく使い続けられるってよ。

楽天銀行とのAPI接続について

現在、当社宛に、楽天銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永井 啓之、以下「楽天銀行」)とのAPI接続による口座明細の自動取り込みついて、ユーザーのみなさまより多数のお問い合わせを頂戴しておりますので、お知らせいたします。

当社と楽天銀行とのAPI接続について終了の予定はなく、ユーザーのみなさまに引き続きご利用いただけますので、ご安心ください。

楽天銀行とのAPI接続について(コーポレートサイト/お知らせ)

マネーフォワードクラウドのデメリット

私は会計ソフトを長く利用しているので、
どちらかというとマネーフォワードクラウド派ですが・・・

法人ではfreeeへ移行しました。
個人ならマネーフォワードクラウドを使うけど、
法人はfreeeの方が良い。その理由。

大幅な値上げをした

私が、マネーフォワードクラウドからfreeeへ乗り換えた理由がコレ。
2019年の料金プラン変更とともに、料金は2倍へアップ。
勝手に機能を追加してからの大幅値上げはちょっとビックリ。

マネーフォワードクラウドの値上げ

個人版では、2020年6月に元の料金に戻りましたが、
法人版では、値上がったまま・・・というわけで移行に至る。

私のような小規模法人の場合は、会計ソフトの機能だけで良いわけで、
使い勝手云々を抜きにしても、freeeのが安くて良いなと。

ただ、freeeも2020年5月に値上げ&機能制限しているんですよね。
まぁ、それでもマネーフォワードの法人プランよりは安いので。

申告書類の作成機能が弱い

マネーフォワードクラウドでは、
消費税の申告書は作成不可能となってます。

消費税集計機能さえできれば、e-taxでも申告書は作れるから問題は無いけども。
freeeでは、消費税申告書の作成にも対応しているし、
法人のfreeeでは、クラウド申告freeeで法人税申告機能も使えるんだよね。

まぁ、法人場合、決算書類は税理士任せかと思いますので、経営者側ではあんまり関係無い。
税理士さんからしたら、達人シリーズへの連携の方が重要みたいでした。
※コメントにてご指摘頂きました。

シェア率が低い

個人も法人も、freeeの方がシェア率が高く、
特に法人では、freeeのシェアが圧倒的です。

※参照→クラウド会計ソフトの法人導入実態調査 « ニュースリリース | 株式会社MM総研

2018年までは、個人のシェアはマネーフォワードが占めていたのですが、
2019年のマネーフォワードクラウド値上げの影響により、freeeとのシェアが逆転。
2020年6月には、値下げで元の値段になりましたが・・・
さすがにコロコロ値段が変わるとユーザーは離れますよね。

freeeシェアの方が多いわけで、freee対応税理士も多い。
結局のところ、会計ソフトは税理士に依存するわけで、
税理士対応の違いで、会計ソフトも選ぶ事になるのかなと。

freeeとマネーフォワードクラウドまとめ

楽天銀行が改悪となった今、
個人事業主なら、マネーフォワードクラウド一択。
freeeの個人プランは、料金が割高だし、
freee慣れすると、いざ移行する際にも困るのでした。

ただ、法人会計ソフトなら、freeeの方が格安なわけで、
小規模法人なら、freeeのスペックで十分。
楽天銀行の連携問題も、私は楽天銀行を使わないということで折り合い付けました。
楽天銀行の法人口座って、実は手数料安く無いから、別に使わなくても良い。

法人口座の維持費と各種手数料の比較。法人にオススメの金融機関。

まぁ、法人の場合は、税理士雇用も関わってくるので、結局のところ税理士次第。
税理士対応という点で、シェアを占めるfreeeは有利かなと。

いずれにせよ、クラウド会計は、非常に画期的なサービス。
金融機関とのデータ連携→半自動仕訳の仕組みは変わらないから。
使って無いなら試した方が良い。悩むのもこの2社だけです。

freeeを無料で試す
マネーフォワードクラウドを無料で試す

クラウド会計には「やよいの青色申告オンライン」や「弥生会計オンライン」も有りますが、
弥生は、クラウドの核となるデータの取り込み機能が微妙なので、
敢えてクラウドを使う必要は無いなと感じました。

個人事業主におすすめのクラウド会計ソフト。マネーフォワードクラウド、freee、やよいの青色申告オンラインの比較。

やよいの青色申告には、デスクトップ版の「やよいの青色申告」も有るし、
クラウドじゃないことの利点も有る。実はクラウドと料金も変わらないですからね。

デスクトップ版「やよいの青色申告」とクラウド版「やよいの青色申告オンライン」の違い 

法人のクラウド会計も同じ。弥生会計はインストール版が良い。
歴史ある弥生の操作、クラウド版では全く別物になっちゃってるのでした。

小規模法人におすすめクラウド会計ソフト。freee会計、マネーフォワードクラウド会計、弥生会計の比較。

P.S.
税理士事務所が、クラウド会計導入を検討しているなら、
税理士向けのランク制度は把握しておいた方が良い。
「マネーフォワードクラウド公認メンバー制度」と「freee認定アドバイザー制度」。
いずれも貢献次第でランクが変わるんだけど、
マネーフォワードクラウドは「お金」、freeeは「習熟度」でランクが決まります。

経理を生業としているなら、両サービスに対応できるに越した事は無いとは思いますけど、
実際は、なかなか難しいみたいですね。

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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

輸入物販で起業して、既に起業13年目。
法人7期目。小さい会社の代表です。
マーケティングとか、よく分かりません。
雰囲気で商売しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 税理士ですが、とても参考になりました。

    ひとつ気になったのが、freeeは申告書が作れるから税理士が使いやすいのではという点で、これは使っていないのであれですが、おそらくあまり気にしないと思います。

    少なくともfreeeが申告書に対応する前から営業している会計事務所は何らかの申告ソフトを使っているはずで、たとえば弊事務所では基本的に会計は弥生会計、申告は達人シリーズというものを使っています。
    法人税の達人も消費税の達人も、MFクラウドとfreeeの両方と連携可能なので、freeeで入力されたデータだからfreeeで申告するということにはならず、弊事務所であれば達人で申告することになります。

    消費税申告書など、freee上でも確認できると便利には便利ですが、せいぜいあればほんの少し嬉しい程度であまり気にしません。

    以上、もし分かっていたことであればすみません。
    クラウド化に意欲がありますが、所内の理解が得にくく、もやもやしている税理士からでした。

    • 税理士さま側の意見、非常に参考になりました。ありがとうございます。
      申告書対応云々は、あまり問題では無いのですね。
      達人シリーズへの連携。なるほどです。

      先日、私も顧問税理士と話をしたのですが、
      freeeは誰でも使える→サポートが大変という話を伺いました。
      わかったつもりで入力されて修正作業が増えると。

      ただ、freeeって従来の会計ソフトとは全く考え方が異なり、
      エンドユーザー(経営者)に選ばれてシェアを伸ばしているサービス。
      税理士メインから、経営者メインへ。

      そう考えると、税理士にとっては使いづらいのは当たり前であり、
      今後は、会計スキルとは別の「freee対応スキル」も重要となるのではないのかなと。
      あくまでエンドユーザー側の意見ですけども。

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