個人事業主や法人代表者は、払う税金も多くその税目の数も膨大。
全てがクレジットカード払いにできるなら、これほど得する話は無い。
ただ、お得故に色々と制限が増えており、
年々、改悪となっているカードも増えているので、
一概にクレジットカード払いが得するとも言えない現状。
クレジットカードで直接納税してしまうと、ポイント半減→手数料負けするので、
手数料を発生させず、ポイント満額貰うにはどうすれば良いのか?
というわけで、今回は、納税で得する方法について。
2022年12月より「スマホアプリ納付」で国税支払が可能となりました。
1回あたりの上限30万円という制限がありますが手数料が無料です。
特に、Amazon Payは「Amazonギフト券」でチャージする仕組み。
Amazonギフト券購入で、クレジットカードのポイント還元も受けられ、
税金支払いで手数料が発生するデメリットもありません。
30万円以下の納税なら「スマホアプリ納付」をおすすめします。
キャッシュレス納税できる税金
2024年現在では、多くの税金がクレジットカードやスマホ決済といった、
キャッシュレス納税に対応しています。
※国税は、ダイレクト納付(e-Tax)、振替納税、インターネットバンキング(ペイジー)にも対応。
国税は「国税クレジットカードお支払いサイト」と、
「国税スマートフォン決済専用サイト」にて、オンライン決済が可能。
地方税は、スマートフォン決済アプリの「請求書払い」、
もしくは「地方税お支払いサイト」にて、オンライン決済が可能です。
納める税金は、国税と地方税の2種類有り、
国税は、所得税、消費税、法人税、相続税、贈与税・・・
地方税は、自動車税、固定資産税、不動産取得税、事業税・・・といった感じ。
国税 | 地方税 | |
---|---|---|
税目 | ・申告所得税及復興特別所得税 ・消費税及地方消費税 ・法人税 ・法人税(連結納税) ・地方法人税 ・地方法人税(連結納税) ・相続税 ・贈与税 ・源泉所得税及復興特別所得税(告知分) ・源泉所得税(告知分) ・申告所得税 ・復興特別法人税 ・復興特別法人税(連結納税) ・消費税 ・酒税 ・たばこ税 ・たばこ税及たばこ特別税 ・石油税 など | ・自動車税種別割 ・個人事業税 ・不動産取得税 ・個人住民税 ・軽自動車税種別割 ・固定資産税 ・都市計画税 など |
クレジットカード決済 ※手数料有り | 国税クレジットカードお支払いサイト | 地方税お支払いサイト |
スマホ決済アプリ ※手数料無料 | 国税スマートフォン決済専用サイト | スマホ決済アプリの請求書払い ※QRコード(eL-QR)読み取り方式 |
例えば、確定申告直後に納める税金は、
「所得税」や「消費税及地方消費税」であり「国税」です。
納める税金が多いのも「国税」であり、
これがポイント還元されるだけでも、だいぶお得というわけです。
ちなみに、確定申告で支払うのは所得税と消費税のみですが、
その後、住民税や事業税、国民健康保険料や国民年金保険料の支払もありますので。
→個人事業主が払う税金と保険料の全て。税金の種類と税率の計算方法。
クレジットカード納税が損する理由
決済手数料が発生する
クレジットカード納税最大のデメリットは手数料。
国税と地方税をクレジットカードで払う場合、
決済手数料は納税者負担となります。
クレジットカード納税の決済手数料
- 国税クレジットカードお支払いサイト:1万円超える毎に76円+税
- 地方税お支払いサイト:1万円までは37円+税、1万円超える毎に75円+税
例えば、「国税クレジットカードお支払いサイト」の場合、
1万円超える毎に83円(76円+税)なので、最小0.83%~最大1.68%となります。
※0.83%固定ではありません。
クレジットカード納税 手数料の占める割合比較
- 納税額10,000円+手数料83円=合計金額10,083円(手数料率0.823%)
- 納税額10,001円+手数料168円=合計金額10,168円(手数料率1.642%)
少額の場合は下4ケタの金額により、手数料割合も増えますので、
10万円以上の納税するなら、ギリギリ得できるかなという印象。
→国税クレジットカードお支払サイトのデメリット。所得税、法人税、事業税、消費税、源泉所得税の支払方法。
いずれにせよ、還元率が低いクレジットカードでは手数料負けしてしまうで、
還元率が1.0%以上のクレジットカードを使わないと損するのです。
ポイント還元率が半減する
還元率が低いクレジットカードでは、手数料負けすると言いましたが、
還元率が高いクレジットカードでも、
税金の支払では、還元率が大幅に下がるカードが多いです。
代表的なのが、アメックスカード、ダイナースクラブカード。
公共料金や税金の支払いは、還元率0.5%(200円=1ポイント)へ。
「マリオットボンヴォイアメックス(旧SPG)」もアメックスカードですからね。
また、国民年金保険料の支払いで、ポイント対象外クレジットカードも多く有ります。
例えば、三井住友カードとdカードは、国民年金保険料はポイント付与対象外。
三井住友カードは、発行している提携カードも多いので気をつけて。
VISAブランドのANAカードも三井住友カード発行です。
2021年6月からは、楽天カードも公共料金の支払いで、ポイント半減へ。
2024年1月からは、セゾンカードも公共料金支払いで、ポイント半減となり、
2024年4月からは、ラグジュアリーカードも利用条件が複雑化しています。
※参考→カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先|楽天カード
※参考→永久不滅ポイント規約変更および永久不滅ポイント並びにSAISON MILE CLUB一部お取引での還元率変更に関するご案内 | クレジットカードはセゾンカード
※参考→税金決済時のポイント進呈方法変更と新サービス追加に関するお知らせ | ラグジュアリーカード
税金払いで還元率が半減するカード
減少対象の加盟店 | 付与対象外の加盟店 | |
---|---|---|
アメックスカード | 国税 国民年金保険料 都道府県税 水道料金 ガス料金 電気料金 | NHK受信料 電子マネーチャージ UNICEF |
ダイナースクラブカード | NHK受信料 都道府県・市町村税 NHK受信料 国民年金保険料 水道料金 ガス料金 総合病院等大型病院 有料道路通行料金 ETC利用料金 保険料 プロバイダー等通信料 電話・携帯通話料 有料放送サービス | 電子マネーチャージ |
ラグジュアリーカード | 全ての税金(ふるさと納税を含む) 特許申請料 国民年金保険料 国民健康保険料 都道府県・市区町村に納める公金 | 電子マネーチャージ |
楽天カード | 国税 住民税 国民年金保険料 Yahoo!公金支払い 水道料金 ガス料金 電気料金 | 電子マネーチャージ |
セゾンカード | 国税 都道府県・市町村取扱いの各種税金 税金決済に伴うシステム使用料および手数料 ※ふるさと納税を除く | 電子マネーチャージ |
三井住友カード | – | 国民年金保険料 電子マネーチャージ プリペイドカード |
dカード | – | 国民年金保険料 電子マネーチャージ プリペイドカード 募金(ユニセフ等) |
還元率が下がらないカードでは、
リクルートカードで還元率1.2%、JCB CARD Wで還元率1.0%・・・
税金払いの手数料を考えると微妙だし、
わざわざ税金の為に発行するかといえば無いでしょう。
→リクルートカードのデメリット。還元率1.2%は果たして得なのか?
JALカードもANAカードは、良くも悪くも100円あたり1マイル還元。
中でもJALカードには、JMB WAONが有るので、
最大2%還元が可能ですけど・・・思ったほど得はしません。
JAL→WAONチャージで100円毎に1マイル。
※要ショッピングマイル・プレミアム加入
ミニストップで5のつく日(5日、15日、25日)に、
JMB WAONで税金支払いで200円毎に2マイル貯まるという方法であり、
WAONで払えるものなら、全てJALマイルが貯まるというカラクリ。
ただ、WAONチャージの上限は50,000円なので、2%還元では上限1,000マイル。
1,000マイルの為にWAON発行してミニストップ行くか?って言ったら、
私は行きませんからね。
いずれにせよ、クレジットカードの還元ルールは、コロコロ変わってますので、
確実にポイント貯めたいなら、事前にカード会社に確認した方が良いし、
今生き残っているカードだって、改悪となるのは時間の問題。
クレジットカードで直接納税することは、避けた方が良いとも思っています。
スマートフォン決済で納税する理由
スマホ決済は手数料無料
クレジットカード納税すべきではない最大の理由。
それは、スマホ決済アプリで納税できるようになったから。
2022年12月1日より、国税が「スマホアプリ納付(Pay支払い)」対応となり、
スマホで簡単に、しかも手数料無料で納税できるようになりました。
※参考→国税スマートフォン決済専用サイト
国税の「スマホアプリ納付」に対応するスマホ決済アプリは、
PayPay、d払い、au Pay、LINE Pay、メルペイ、Amazon Pay、楽天ペイの7種類です。
そして、今では国税だけでなく、
地方税も「地方税お支払いサイト」で、キャッシュレス決済に対応。
eL-QRの読み取りに対応していれば、スマホ決済アプリで納付も可能というわけ。
eL-QR(エル キューアール)って何なのか?というと、
2023年4月1日に開始となった地方税統一のバーコード(QRコード)。
地方税も、スマホ決済アプリ(QR読み取り方式)で支払い可能となり、
スマホ決済アプリ経由で支払う場合は、手数料が無料というわけ。
※クレジットカード納付した場合は、手数料が発生します。
「eL-QR」は、納付書のバーコードをスマホカメラで読み込んで決済する仕組み。
既に、電気・ガス・水道料金、NHK受信料、通信販売等の請求書(払込票)は、
各社のPay決済(QRコード決済アプリ)で支払いが可能であり、
eL-QRの登場により、固定資産税、自動車税(種目割)、不動産取得税、事業税・・・
といった地方税まで、スマホ決済アプリの「請求書払い」支払えるようになったわけ。
要は、コンビニ支払できる納付書は、スマホ決済アプリが使える可能性が高いってこと。
※自治体により対応状況は異なります
※eL-QRに対応する納付書は「eLマーク」が付いています。
納付に必要な情報「eL番号」をバーコード化したのが「eL-QR」なので、
「eL番号」が分かれば、パソコンでも納付できます。
※参考→地方税お支払サイト
ちなみに、国税と地方税では、決済方法が違うので、
使えるスマホ決済アプリは異なります。
地方税では「ファミペイ」や地方銀行のPay払いに対応していますが、
国税で対応している「Amazon Pay」や「メルペイ」には未対応です。
※参考→スマートフォン決済アプリ一覧 – 地方税お支払サイト
あくまで、地方税で使うのが「eL-QR」であり、
国税では「eL-QR」は使わないってこと。
よって、国税は、スマホ決済アプリの「請求書払い」ではなく、
専用サイトで決済する必要があるというわけです。
なんでこれ統一しないの?
スマホ決済のデメリット(注意点)
スマホ決済による納税は、国税も地方税も上限金額30万円なので、
基本的に30万円を超える税金の支払には使えません。
※1回30万円が上限なので、複数に分ければ30万円超えは可能ですが、
決済アプリ側で1日あたりの制限等もありますので、一概には言えません。
そして、国税で使えても、地方税では使えるとは限りません。
国税と地方税では、決済システムが異なり、
地方税eL-QRの対応状況は、自治体により異なるということ。
また、クレジットカード同様、
スマホ決済の税金・公共料金支払いは、ポイント還元されません。
基本的に、スマホ決済の「請求書払い」はポイント還元対象外であり、
地方税のeL-QR=請求書払い。
国税は還元されても、地方税は還元されないというパターンもある。
ただし、スマホ決済アプリは、
クレジットカードでチャージすることが可能なので、
クレジットカードのポイントを貯めることは可能です。
電子マネーチャージのポイント二重取りと同じ理屈です。
というわけで、各社Pay決済と、その還元率をまとめておきました。
Pay決済 | 国税還元率 | 地方税還元率 |
---|---|---|
PayPay | PayPay残高にチャージ (還元なし) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (PayPayステップ:0.5%~1.0%還元) | PayPay残高にチャージ (還元なし) 「請求書払い」で支払い (還元なし) |
楽天ペイ | 楽天キャッシュにチャージ (楽天カード0.5%) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (還元なし) | 楽天キャッシュにチャージ (楽天カード0.5%) 「請求書払い」で支払い (還元なし) |
Amazon Pay | Amazonギフト券購入 (クレジットカード還元率) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (還元なし) | 支払不可 |
LINE Pay | LINE Pay残高にチャージ (還元なし) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (還元なし) | チャージ&ペイを使って、 「請求書払い」で支払い (クレジットカード還元率) ※三井住友VISAのみ |
メルペイ | メルペイ残高にチャージ (還元なし) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (還元なし) | 支払不可 |
au PAY | au PAYにチャージ (クレジットカード還元率) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (0.5%還元) | au PAYにチャージ (クレジットカード還元率) 「請求書払い」で支払 (還元なし) 2023年4月1日より対象外 |
d払い | d払い残高にチャージ (還元なし) 「国税スマートフォン決済専用サイト」で支払い (0.5%還元) | d払い残高にチャージ (還元なし) 「請求書払い」で支払 (還元なし) |
上記の中で、優先順位が高いのが、
クレジットカードチャージ時にポイントが貯まるスマホ決済。
au PAY、楽天ペイ、Amazon Pay・・・の3択となる。
ただ、スマホ決済アプリへのチャージにも様々な制限があるので、
どれを使うべきか?続きます。
納税で得するスマホ決済はどれ?
スマホ決済アプリにチャージ=電子マネーチャージであり、
公共料金や税金と同じく、
電子マネーチャージは、クレジットカードのポイントが貯まらないカードが多いです。
というわけで、使うべきはAmazon Payです。
Amazon Payは、Amazonギフト券を使ってチャージする仕組み。
Amazonギフト券の購入≒Amazonショッピング利用なので、
電子マネーチャージのようにポイント還元率は半減しないのです。
Amazonギフト券は、チャージ制限も決済金額の上限も無く、残高上限も有りません。
100円以上1円単位で購入できるので、細かく金額を調整できる点も最高。
ギフト券といっても、Amazonアカウントに残高を追加するだけですからね。
→Amazonギフトカード チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)
国税の支払システムの都合、税金は1回30万円までの制限がありますが、
複数回に分けて納税すれば、30万円以上の税金支払いも可能というわけ。
難点は、eL-QRに未対応なので、Amazon Payが地方税の支払いには使えないこと。
支払える税金 | チャージ先 | 還元カード | チャージ上限 | 決済上限 | |
---|---|---|---|---|---|
Amazon Pay | 国税 | Amazonギフト券 | クレジットカード全般 | 1回:50万円 残高上限:無し 100円以上1円単位 | 1回30万円 ※税金 |
au PAY | 国税 地方税 | au PAY 残高 | クレジットカード全般 ※還元されないカード有り ※au PAYカードは還元対象外 | 1回:5万円 1ヶ月:5万円 ※au PAYカード以外 残高上限:100万円 3,000円以上1円単位 | 1回30万円 1日50万円 |
楽天ペイ | 国税 地方税 | 楽天キャッシュ | 楽天カードのみ (0.5%) | 1ヶ月: 50万円 1回:50万円 1,000円以上1円単位 | 1回30万円 1カ月100万円 (請求書払い) |
楽天ペイの楽天キャッシュは、楽天カード(0.5%)でしかポイント還元されません。
還元率が高い方法となると、楽天Edyチャージ経由も検討することになるのですが、
楽天Edy→楽天キャッシュへのチャージは、月間10万円の制限もある。
プリペイドからプリペイドにチャージする手間もあるから実用的でも無い。
au PAYは、au PAYカードでは、au PAY残高チャージでポイント付与されません。
au PAYで得したいなら、au PAYカード以外のカードを使った方が良いのですが、
au PAYカード以外では、1カ月のチャージ金額5万円という制限がある。
au PAYチャージでポイント貯まらないカードも年々増えているので気を付けて。
au PAYチャージで還元されないカード
- au PAYカード
- 楽天カード
- リクルートカード
- DCカード
- MUFGカード
- NICOSカード
- UCカード
- TS CUBICカード
- ダイナースクラブカード
- アメックスカード(半減)
というわけで、スマホアプリ納税で使うべきカードは、
電子マネーチャージでポイント還元される高還元率カードとなるのです。
今まで通り使うのは最高峰のマイル還元率を誇る、
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」。
セゾンカードは、au PAYもモバイルSuicaも、チャージでポイントが満額貯まるから。
→【マイル還元率1.125%】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット
プライオリティパスや招待日和の特典も使えるし、
セゾンのプラチナカード以上に、JALマイルが貯まるカードも存在しないからね。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
税金をクレジットカード納付すると、マイル還元率は半減してしまいますが、
スマホアプリ決済を経由することで、マイル還元率1.125%で還元されるカラクリ。
国税は「Amazonギフト券」を購入→Amazon Payで「スマホアプリ納付」。
地方税は「au PAY残高」へチャージ→au PAYで「請求書払い(eL-QR)」です。
スマホアプリ決済で納税する難点は、1回あたり30万円以下という上限があることですが、
逆を言えば、納税額が30万円以下なら間違いなくこちらを使うべきなのです。
納税額が多いならクレジットカード納税
個人事業主や会社の経営者は、払う税金も多くなるということで、
30万円以上の納税となれば、素直にクレジットカード納税を使った方が良い。
1回30万円であり、税金は分割納税も可能ということで、
何度も繰り返し手続きすれば、払えないことは無い。
とはいえ、その手間は計り知れないし、経理も複雑にもなる。
そもそも、税金払うほど利益出てるなら、
手数料を払ってでもラクに済ませたいハズですからね。
事業費決済となるとビジネスカードを利用するというのが前提。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
還元率だけで選ぶならオリコのEX Gold for Biz M(EX Gold for Biz S)。
ポイント還元率が下がらず0.6~1.1%還元。これがポイント還元での限界値。
ただ、限度額300万円で一時増枠も不可能なので・・・納税額が300万円未満なら。
→オリコ EX Gold for Bizのメリット・デメリット
高額納税となると、一括で満額払えないと困るので、
還元率同様に限度額も重要となるわけです。
ポイント半減しても、セゾンやアメックスやダイナースは高還元。
そもそも、還元率が高い法人カードは限られますからね。
→個人事業主、中小企業の経営者におすすめ法人カード(ビジネスカード)
ちなみに、航空会社のクレジットカード(JALカード、ANAカード)は、
法人カードとなると、マイルが貯まる仕組みも一般カードとは異なります。
特に、JALカードの法人カードは、マイルが一切貯まりませんので気を付けて。
法人カードでANAマイルを貯めるなら「ANA JCB法人カード」一択です。
その他法人向けANAカードでは、基本的にANAマイルも貯まりませんので。
→ANAマイル還元率が高い法人カードは2つのみ。ANA JCB法人カードとANAダイナースコーポレートカード。
マイル還元率というなら、
やはり「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」。
招待日和やプライオリティパス特典まで付いて年会費22,000円。
マイル還元率でも敵なしであり、年会費コスパという点でも圧倒的なのでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして、チャーリーです。
いつもながら、有益な情報をありがとうございます。
私は、せどりビギナーで、新谷さんの情報は大変参考になります。
今回の税金のクレジット払いの話も、
nanacoは不便だと思っていましたので、活用したいと思います。
チャーリー様、ありがとうございます。
nanacoチャージは改悪により、割に合わない作業と感じる人も多いようですね。
5万円以上の支払いは、コンビニ店員も理解してないし、
チャージした金額も、ピッタリ使い切れ無い問題も有る。
どこでも納税できる利便性を考えたら、
オンラインでのクレカ納税は全然有りですね。
大金になるほど、資金移動の大変さ感じてますから。