賃貸住宅において、傷つけない収納の代表格が突っ張り収納。
この突っ張る収納で、最終的に行き着く先が突っ張りDIY。
今では「ディアウォール」や「ラブリコ」といった商品もあるので、
備え付け家具のような壁面収納も簡単に作れてしまう。
私の場合は、オフィス、リビング、キッチン、玄関、パソコンデスク・・・と、
狭い賃貸住宅の様々な場所に壁面収納も作ってきましたので、
突っ張りDIYで知っておくべきことについて、 ここにまとめておきたいと思います。
動画でも詳しく解説しています
Amazonで購入できるアイテムは、1ページに全てまとめてあります。
商品だけサックリと知りたい人はコチラ→突っ張りDIYで使用した商品まとめ
突っ張りDIYする理由
DIYって万人に薦められるものでも無いので、
まず、私がDIYするに至った理由について。
突っ張り収納に限らず、収納するための商品って非常に多くある中で、
「いやいや、DIYとかめんどくさくね?」って、最初は思ってたんですよね。
そんな私が、なんで、わざわざラブリコやディアウォールでDIYにするようになったのか?
まず、モノで溢れる我が家にとって、収納を増やすことが最重要。
物を保管するにはお金も取られるわけで、
限られたスペースの中で、如何に収納を増やすか?
ってことを目標に、日々生きてきたのです。
棚を高さ限界まで増やせれば最高なのですが・・・
天井の高さは部屋単位で違うし、建物により部屋の形状も様々。
賃貸住宅故に、謎のデットスペースも多いし、丁度よいサイズの棚を見つけるのは難しい。
棚を隙間なく敷き詰めるために、
小さな棚を組み合わせて使ってみたり、カスタムできる棚を使ってみたり。
→賃貸住宅の収納を最大限増やす方法。ネットショップ経営で培った収納テクニックとストック整理術。
頑張って、ピッタリ壁を棚で埋め尽くしたところで、
今度は、棚の内側が収納したいものと合致してなければ、
棚の中にデットスペースが生まれてしまうのです。
仕切り板や、突っ張り棚を追加して、
ちょっとしたスペースを埋めるの繰り返し。
これなら最初から全部作ってしまった方が早いのではないか?
そう思って挑戦してみたところ、
実際に早かったし、なにより余計な出費もなくなったわけ。
しかも、スペースを最大限活かす収納は、見た目の美しさにも繋がることにも気づく。
みんなが壁面収納に憧れる理由。
収納力というよりも、その整然とした見た目が美しい。
壁一面にピッタリハマっている棚、適切なモノが収納されている棚。
見ているだけで気持ちも良いものなのですよね。
これは対称性や秩序を求める人間の心理。
おしゃれ家具の良し悪しをわからない私が、
とりあえずシンデレラフィットを目指す理由でもある。
インテリアってこだわりだすと、お金がいくら合っても足りないし、
お金を注ぎ込んだところで、おしゃれにならないものインテリア。
デザインに正解は無く、結局は好みの問題と言われたら、それまでなのですが、
部屋の形状に合致している家具が、美しいのは間違いないでしょう。
どんな高級な洋服も、体型に合っていなければ美しくない。
そして、いくら仕立ての良い服でも皆一緒ならつまらない。
制服はやっぱり制服。
オシャレは、他人と被らないことも重要であり、
DIYすることで、唯一無二の作品も出来上がるってのも面白い。
自分で作ったという付加価値も付くから、
クオリティが高いほどに貴方の価値も爆上がる。
私は、デザインに「正解」は無いと言いましたが、
デザインには必ず「意味」が存在します。
そのデザインに至った「目的」や「コンテクスト(Context)」があるわけで、
何故そのように作ったのか?
自分で作ることで、そのストーリーも勝手に生まれるのも最高です。
そんな私のストーリー。
是非とも、これから聞いて欲しいとも思うのです。
かくいう私も、ゲームで建築するくらいしか、やったことありませんでしたから。
ゲーム廃人だった経験が、DIYにも役にたつとも思いたいし、
プラモデルとか自作PCを組み立てられる人なら、リアルDIYも楽しめるハズ。
その点、ディアウォールやラブリコといったDIY製品は、
「初心者でも簡単にできる」ってのがウリの商品でも有るし、
それらを使って四苦八苦してきた素人のDIY履歴までも、これから見せちゃうわけで、
まぁ、控えめに言っても、そんなに難しい話ではないとも思っています。
ラブリコとディアウォールの違い
2×4アジャスターって何なのか?といえば、
建築やDIYで使われる2×4材(ツーバイフォー材)を用いて、柱を設置できる商品のこと。
2×4というのは、厚さが2インチ×幅が4インチ(38×89mm)の木材。
この木材を固定できれば、どこにでも柱を作れるし、 柱があれば棚は作りたい放題。
柱を増設することで、どこにでも収納を作れるという代物が2×4アジャスターです。
代表的な商品は、ディアウォールとラブリコ。
2008年に発売した「ディアウォール(DIAWALL)」が先であり、
このディアウォールがヒットし始めたのが2016年頃。
その頃に、平安伸銅工業の「ラブリコ(LABRICO)」や、
和気産業の「ウォリスト(Walist)」といった、
似たようなコンセプトの商品が続々と登場したのです。
で、実際のところ、これらの商品は何が違うのか?
いずれも、突っ張って柱を作るのは同じであり、
販売価格は、どれも千円前後と大差ありません。
違うのは突っ張り方式。
柱を固定する方法が微妙に異なるのです。
元祖ディアウォールは、バネの力で突っ張って固定するバネ式。
ラブリコは、ハンドルを回して突っ張って固定するネジ式ジャッキ。
ウォリストは、ネジを回すことでバネの力を調節するバネ式ジャッキのハイブリットタイプ。
カインズのDIYブランドKunimokuでも、
ラブリコと同じ、ネジ式ジャッキのアジャスターが登場しています。
2×4アジャスター比較
ラブリコ 2×4アジャスター | ディアウォールR (DWS90) | ウォリスト 突っ張りジャッキ | Kunimoku アジャスター | |
---|---|---|---|---|
突っ張り方式 | ジャッキ式 | バネ式 | ジャッキ式 &バネ式 | ジャッキ式 |
板固定方法 | キャップ | キャップ | ビス | ビス |
耐荷重 | 20kg (柱一本当たり) | 状況に依る | 状況に依る | 20kg (柱一本当たり) |
本体サイズ (幅 & 奥行) | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.8cm 奥行:6.7cm | 幅:9.0cm 奥行:4.5cm | 幅:8.8cm 奥行:3.6cm |
木材サイズ | 天井高-95mm | 天井高-45mm | 天井高-60mm | 天井高-90mm |
製造元 | 平安伸銅工業 | 若井産業 | 和気産業 | カインズ |
この中で、最初にヒットしたのは、ディアウォールといいましたが、
現在、圧倒的なシェアを誇るのはラブリコです。
正直、できることはほぼ一緒なので、どれでも良いといえば、その通りですが、
今から購入するというなら、やはりラブリコを選びます。
ラブリコを使う理由
設置しやすく、しっかり固定できる
ラブリコの方が設置がしやすく、よりしっかりと固定できます。
ディアウォールのバネ式とラブリコのジャッキ式、
どちらが設置しやすいか?と言えば、 ネジを回して固定するジャッキ式の方が簡単です。
バネ式のディアウォールは、上側がバネになっているので、
長い柱を持ちつつ、天井側に力を入れながらスライドさせる必要がある。コレが難しい。
固定強度も、バネに依存するので、強度を求めるほどに、天井と板の余白もなくなります。
突っ張り強度を求めてスペーサーを入れ過ぎれば、設置するのは更に大変になるのです。
ディアウォールの調整用の板(スペーサー)も2枚しか入っておらず、
ガタつきを見ながらスペーサーを抜き差しして調整するのも大変であり、
バネ式だと、ちょうど良い突っ張り強度もわかりません。
また、スライドさせながら固定する都合、
微調整しているうちに天井の壁紙や床もスレて傷がつきがち。
その点、ラブリコは、ネジ回しで長さ調節できる為、
設置するのもラクだし、ネジによるジャッキ固定で、しっかりと突っ張れます。
強いて言う難点は、調整ネジは上部に有るので、踏台や三脚が必要ってこと。
まぁこれは、椅子の上に乗ってやっても良いとは思うけど。
必要な木材の長さが短い
ラブリコとディアウォールでは、必要な木材の長さが異なります。
ディアウォールは、天井高マイナス45mm。
ウォリストは、天井高マイナス60mm。
ラブリコは、天井高マイナス95mm。
用意する2×4材が、一番短くて済むのがラブリコなのです。
2×4アジャスター比較
ラブリコ 2×4アジャスター | ディアウォールR (DWS90) | ウォリスト 突っ張りジャッキ | Kunimoku アジャスター | |
---|---|---|---|---|
突っ張り方式 | ジャッキ式 | バネ式 | ジャッキ式 &バネ式 | ジャッキ式 |
板固定方法 | キャップ | キャップ | ビス | ビス |
耐荷重 | 20kg (柱一本当たり) | 状況に依る | 状況に依る | 20kg (柱一本当たり) |
本体サイズ (幅 & 奥行) | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.8cm 奥行:6.7cm | 幅:9.0cm 奥行:4.5cm | 幅:8.8cm 奥行:3.6cm |
木材サイズ | 天井高-95mm | 天井高-45mm | 天井高-60mm | 天井高-90mm |
製造元 | 平安伸銅工業 | 若井産業 | 和気産業 | カインズ |
壁面収納ともなると、何本もの柱が必要となるので、この50mmの差は意外と大きい。
板の長さが長くなれば、板の持ち運びも大変になるし、
長い板を持って帰る手間も尋常では無い。
配送料だって、この5cmの差で変わってくるのです。
あと、ラブリコなら多少はネジで調整が効くので、95mm前後で問題ないのですが、
ディアウォールの公式寸法マイナス45mmは、ちょっと緩くて不安だと感じました。
調整用スペーサー2枚入れてもガクつくので、私はマイナス40mmで使ってます。
この辺のところは責任負えませんが、
バネ固定の為、最適な長さ、突っ張り強度が分かりづらいってのも難点です。
もちろん、ネジによるジャッキ固定にも、ネジが緩むという難点がありますが、
バネ固定も、ちょっとした振動の積み重ねで、時間とともに柱はズレます。
徐々に動いてしまえば、またまた天井の壁紙にもキズが付くので、
この辺のところは、一長一短。
いずれにせよ、どちらも定期的に柱の状態を確認はした方が良いです。
バリエーション、拡張パーツが豊富
ラブリコは、ラブリコアジャスターのバリエーションも多く、
そのオプション製品も非常に優れています。
2×4アジャスターだけでなく、1×4アジャスターもあるし、
どちらのモデルでも、質感の良いアイアンモデルもある。
今では、ディアウォールと同じバネ式の「ラブリコアジャスターライト」という製品もあるし、
耐荷重を強化した「強力タイプ」もある。
ラブリコ2×4シリーズ
ラブリコ 2×4アジャスター | ラブリコ 2×4アジャスター ライト | ラブリコ 2×4アジャスター STAPLER FIX | ラブリコ 2×4アジャスター 強力タイプ | ラブリコ 2×4アジャスター アイアン | |
---|---|---|---|---|---|
固定方法 | ジャッキ式 | バネ式 | ジャッキ式 | ジャッキ式 | ジャッキ式 |
耐荷重 | 20kg (柱一本当たり) | 15kg (柱一本当たり) | 20kg (柱一本当たり) | 40kg (柱一本当たり) | 20kg (柱一本当たり) |
本体サイズ (幅 & 奥行) | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.7cm 奥行:7.0cm | 幅:8.6cm 奥行:4.3cm |
木材サイズ | 天井高-95mm | 天井高-60mm | 天井高-95mm | 天井高-120mm | 天井高-75mm |
正直、ラブリコ製品ラインナップの中で、どれを使うか悩めば良いのです。
2×4アジャスターだけで5つの製品がありますからね。
ラブリコアジャスターの種類
商品名 | 使用荷重 | 木材サイズ | 特徴 |
---|---|---|---|
2×4アジャスター ラブリコ | 20kg | 天井高-95mm | 2×4材使用の通常モデル |
強力タイプ 2×4アジャスター ラブリコ | 40kg | 天井高-120mm | 2×4材使用の強力固定モデル |
2×4アジャスター STAPLER FIX ラブリコ | 20kg | 天井高-95mm | 2×4材使用の透明パッド付きモデル、安定力向上 |
2×4アジャスター ライト ラブリコ | 15kg | 天井高-60mm | 2×4材使用のバネ式モデル≒ディアウォール |
2×6アジャスター ライト ラブリコ | 15kg | 天井高-60mm | 2×6材使用のバネ式モデル |
2×4アジャスター アイアン ラブリコ | 20kg | 天井高-75mm | 2×4材使用のアイアンモデル |
1×4アジャスター ラブリコ | 縦:10kg 横:1kg | 天井高-50mm | 1×4材使用の通常モデル 横設置も可能 |
1×4アジャスタ アイアン ラブリコ | 10kg | 天井高-75mm | 1×4材使用のアイアンモデル |
特に、ラブリコのアイアンモデルは、見た目が良いってだけでなく、
片側が開いているスリムな形状なので、
アジャスターの土台部分まで、ネジ固定したり、板で覆うこともできる。
アジャスターの中で一つ選ぶというなら、私はこのアイアンモデルを選びます。
ラブリコの定価が1,496円で、アイアンが1,793円。
300円くらいしか違いはありませんし、市場価格はもっと安いですから。
また、ラブリコは、拡張パーツのバリエーションも圧倒的に多く、その質感も高いです。
棚受、ジョイント、連結パーツ、伸縮ロッド、テレビハンガー・・・
拡張パーツだけでも欲しいと思うアイテムが多いです。
ラブリコのオプション商品 (拡張パーツ)
カテゴリー | 商品名 | 用途 |
---|---|---|
棚受け | 棚受 シェルフサポート ラブリコ 棚受 シェルフサポート アイアン ラブリコ 2×4棚受 シェルフサポート シングル ラブリコ 2×4棚受 シェルフサポート ダブル ラブリコ 1×4棚受 シェルフサポート ラブリコ 1×6棚受 シェルフサポート ラブリコ 1×8棚受 シェルフサポート ラブリコ | 棚受け |
ジョイント | 2×4ジョイント ラブリコ ジョイント アイアン ラブリコ 連結パーツ 横2本用 アイアン ラブリコ 連結パーツ 横3本用 アイアン ラブリコ | 木材を接合する連結パーツ |
アジャスターサポート | 1×4アジャスター サポート ラブリコ DXO-25 | 1×4アジャスター用ズレ防止パーツ |
パッド | パッド1×4 ラブリコ IXK-26 パッド2×4 ラブリコ IXK-56 | 床面の傷付き&転倒防止 |
伸縮ロッド | 伸縮ロッド S アイアン 幅50〜70cm ラブリコ 伸縮ロッド M アイアン 幅70〜110cm ラブリコ 伸縮ロッド L アイアン 幅110〜190cm ラブリコ | ねじ固定式の伸縮ポール(ハンガーバー) |
ハンガー フック | テレビハンガー ラブリコ EXK-14 ロードバイクハンガー ブラック ラブリコ SXK-519 ロードバイクフック ブラック ラブリコ SXK-520 スケートボードハンガー ラブリコ | 2×4材固定用の専用ハンガー&フック |
棚柱 | レール 300 ラブリコ レール 600 ラブリコ レール 900 ラブリコ レール 1200 ラブリコ レール取り付けサポート ラブリコ DXT-55 | 棚柱(ガチャレール) ※シェルフレールシリーズ |
棚受ブラケット | 棚受 アイアン 100 ラブリコ 棚受 アイアン 190 ラブリコ 棚受 アイアン 280 ラブリコ 棚受 トレイ型 アイアン 100 ラブリコ 棚受 トレイ型 アイアン 190 ラブリコ 棚受 トレイ型 アイアン 280 ラブリコ | シェルフレール用棚受け ※シェルフレールシリーズ |
伸縮ラック 伸縮ハンガー | 伸縮ラック アイアン 500 取付幅50~70cm ラブリコ 伸縮ラック アイアン 700 取付幅70~110cm ラブリコ 伸縮ハンガーバー アイアン 500 取付幅50~70cm ラブリコ 伸縮ハンガーバー アイアン 700 取付幅70~110cm ラブリコ | シェルフレール用ラック&ハンガーバー ※シェルフレールシリーズ |
壁紙シート | ウッドペーパー ラブリコ | 2×4材専用の壁紙(リメイクシート) |
一方、ディアウォールのオプション製品は少なく、その質もラブリコと比べてしまうと劣る。
ディアウォールの棚受けを、わざわざ使いたいか?って言ったら微妙でしょう。
そして、何故これほどまでにラブリコが圧倒的になったのか?
といえば、ラブリコを産んだ平安伸銅工業のブランド戦略が素晴らしい。
他社では、DIY商品毎にブランド名を変えているところ、
平安伸銅工業では、DIY商品を全て「ラブリコ」ブランドで統一しているのです。
Weekend Workshopってブランドで販売していた、
スクエアフレームやシェルフフレームも、いつのまにかラブリコブランドで統一。
シェルフレール、浮かせる家具ブラケット、ナゲシレール・・・
どれもラブリコと名のつく商品は、非常によく考えられた製品ですからね。
DIYメーカーの主要商品
会社名 | 主なDIYパーツ商品/ブランド | その他の主要商品/ブランド | 創業 / 設立 | 資本金 |
---|---|---|---|---|
平安伸銅工業 | ラブリコ アジャスター ラブリコ シェルフレール ラブリコ 浮かせる家具ブラケット ラブリコ シェルフフレーム ラブリコ ナゲシレール ラブリコ スチールテーブル脚 ラブリコ 丸棒アジャスター | HEIAN SHINDO 突っ張り棒/棚/ポール HEIAN SHINDO 伸縮ラック SPLUCE tatecco タテッコ DRAW A LINE ドローアライン AIR SHELF エアシェルフ…他 | 創業:昭和27年 設立:昭和52年 | 4,900万円 |
若井産業(株) | DIAWALL ディアウォール Nail it!! ネイルイット HUG BLOCK ハグブロック Tri-Joint Bracket 森のこたな カケレール | 建築用ファスナー製品全般 造作ねじ ダンバ 機工品 アンカー・プラグ 釘・金物・ボルト シーリング・接着剤…他 | 創業:昭和15年 | 9,800万円 ※若井ホールディングス(株)グループ |
和気産業(株) | Walist ウォリスト Walist-One ウォリスト ワン AliST アリスト Lacety ラスティー kabette カベッテ Dulike デュライク Piller Shelf ピラシェル Bath Rakit バスラキット Jフック メッシュパネル | 接合金物 脚椅子ゴム テープ ひも・ロープ 接着剤・充填材 水回り用品 コーティング材…他 | 創業:大正11年 設立:昭和27年 | 9,200万円 |
アイワ金属(株) | STAND BAR nanaLeg KINOBO INTERIOR WALL BAR 2×4 STOOL KIT WIRE SHELF TATEKAKE SHELF すのこでカンバン すのこで傘立て スノピタ Pal Chime Flow Chime | 建築&家具金物 取手 ドアチャイム フック 丁番…他 | 設立:昭和51年 | 1,000万円 |
(株)カインズ | アジャスター アンティークパイプ スクエアブラケット ※Kunimokuブランド | 電動工具 手工具 木製品 素材・パーツ ※Kunimokuブランド | 設立:平成元年 | 32億6,000万円 |
(株)若林製作所 | 壁美人 | 金属製陳列棚 スチール家具 物流機器 金属プレス製品 ネステナー…他 | 創業:昭和41年 設立:昭和58年 | 2,000万円 |
ラブリコ=DIYってイメージも定着しつつあるし、
私もラブリコパーツを活用して、家具も色々カスタマイズしているわけで、
既にラブリコさえあれば、なんでもできてしまうってのも事実なのです。
DIYは何ができるのかわからないから「何を作るか?」ってのがまず難しいし、
それが決まっても「何を用意したら良いのか?」考えるのが大変だから、
DIYは面倒なんですよね。
これ使ってできるのかな?って不安。
ホントやってみないと分からない。
その点、ラブリコでは、それらの問題を上手くクリアにしている。
ホームページには活用イメージも用意されており、
作り方記載するだけでなく、必要なパーツまでもラブリコで製品化して販売している。
ラブリコで全て完結するのが凄いのです。
そもそも作例が、どれもおしゃれですからね。
作りたくなる仕組み、拡散したくなる仕組みもある。
商品を売りたいなら、イメージを売れ。
正に、これを体現しているのがラブリコなのでした。
ラブリコ丸棒とKINOBOの違い
はい、散々ラブリコを持ち上げたところで、
ラブリコで、あんまり日の目が当たっていない商品、
ラブリコ丸棒シリーズについて。
バリエーションが多いラブリコには、
ワンバイ材、ツーバイ材以外にも、
突っ張り棒をDIYする製品「ラブリコ丸棒アジャスター」がある。
円柱の木材を突っ張って収納を作る製品。
角材ではなく木の棒を使って突っ張る、正にこれぞ突っ張り棒。
ただ、正直これは、あんまり推奨できるDIY商品では無かったです。
丸棒は角材に比べて強度に劣り、
1825mm以上の丸棒も売って無いので、2mほどの天井に設置する場合は連結パーツも必要となる。
しかも、30mmの丸棒は、値段も2×4材より高額なのです。
オカモク楽天市場店の木材価格
1×4 38mm×89mm | 2×4 38mm×89mm | 丸棒 24mm | 丸棒 30mm | |
---|---|---|---|---|
910mm | 500円 | 420円 | 320円 | 660円 |
1830mm | 720円 | 690円 | 620円 ※1820mm | 1,290円 ※1820mm |
2440mm | 980円 | 990円 | – | – |
3050mm | – | 1,980円 | – | – |
3650mm | 1,680円 ※3660mm | 2,420円 | – | – |
棚を作るなら、安くて耐荷重が高い2×4アジャスターの方が良いし、
平らな面が無いので、カスタマイズ性が皆無。これが致命的。
せっかくポールを作ったところで、アレンジする余地が無いのです。
丸棒は、その名の通り丸い棒ですからね。
結局、ラブリコ丸棒の拡張パーツに頼るしかなく、
どう頑張って試行錯誤しても、活用イメージの範囲を超えません。
DIYというよりも制作キット的な商品なのです。
しかも、オプションパーツが高額というのも痛い。
値段が高いのに、安っぽいプラスチック素材のパーツしか無い
結局のところ、このポールに固定できる美しいアイテムが無いのです。
だったら、既に大ヒットしているDRAW A LINE(2017年4月発売)が良いんじゃないのかな?って。
DRAW A LINEは高額だけど、この質だったら丸棒シリーズの方が高く感じる。
DRAW A LINEとはポール径も異なるので、DRAW A LINEの棚も使えません。
そして、ラブリコ丸棒を使うなら、アイワ金属のKINOBOテンションロッドの方が良い。
ラブリコ丸棒は、直径30mmの丸棒を使うのに対し、
KINOBOは、直径24mmの丸棒なので、丸棒という木材の価格も半値で済む。
しかも、使う木材の長さも短いのです。
そのくせラブリコ丸棒より耐荷重が高く、スリムで見た目も良い。
まぁ耐荷重云々の話は、メーカーにより基準も違うので、
あんまり当てにならないんだけど、ポールは細い方が美しいでしょう。
ラブリコ丸棒とKINOBOの違い
ラブリコ 丸棒アジャスター | KINOBO テンションロッド | |
---|---|---|
発売日 | 2019年12月 | 2019年末 |
定価 | 1,375円 | 1,235円 |
使用丸棒サイズ | 直径30mm | 直径24mm |
耐荷重 | 横向き5kg 縦向き8kg | 横向き12kg 縦向き10kg |
シリーズ製品 | アジャスター 連結パーツT型(2個入) フック 棚受(4個入) ジョイント 高さ調整キャップ(4個入 丸キャップ | テンションロッド テンションロッド・ロング Tジョイント Cフック(2個入) Rフック(4個入) シェルフブラケット(2個入) トレイ |
木材サイズ | 天井高-68mm | 天井高-160mm |
取り付け可能幅 | 縦横1825mmまで 縦は連結パーツ使用で2750mmまで可能 | 縦横1980mmまで 縦はロングモデル使用で2800mmまで可能 |
製造元 | 平安伸銅工業 | アイワ金属 |
木の棒は太いと「手すり」みたいな見た目になっちゃうのです。
この辺は木の棒のイメージの問題もあると思いますが、
DRAW A LINEだって、線のように細いから良い。
カメラのオートポールと並べても、やっぱりポールは華奢な方が良いと思うのです。
しかも、KINOBOで使う24mm丸棒なら、DRAW A LINEのアクセサリーも使えますからね。
DRAW A LINEのポール径は、細い方が22.2mm、太い方が25.4mm。
KINOBOは、直径24mmなので、問題無く使えるというわけです。
ポール直径の違い
商品名 | 公式サイト価格 (定価) | 棒の直径/パイプ径 (細い方) | 棒の直径/パイプ径 (太い方) |
---|---|---|---|
HEIAN SHINDO 突っ張り棒 強力 マットブラック 耐荷重50〜30kg 幅75〜120cm RTB-75 | 1,793円 | 25.4mm | 29.6mm |
HEIAN SHINDO 突っ張り棒 強力 マットブラック 耐荷重45〜15kg 幅110〜190cm RTB-110 | 2,398円 | 25.4mm | 29.6mm |
HEIAN SHINDO 突っ張り棒 強力 マットブラック 耐荷重30〜8kg 幅170〜280cm RTB-170 | 2,893円 | 25.4mm | 29.6mm |
DRAW A LINE Tension Rod A 75~115cm | 4,730円 | 22.2mm | 25.4mm |
DRAW A LINE Tension Rod B Black 115~190cm | 6,270円 | 22.2mm | 25.4mm |
DRAW A LINE Tension Rod C White 200~275cm | 7,590円 | 22.2mm | 25.4mm |
ラブリコ 伸縮ロッド S アイアン 幅50〜70cm | 1,397円 | 21.6mm ※実測値 | 25.4mm ※実測値 |
ラブリコ 伸縮ロッド M アイアン 幅70〜110cm | 2,200円 | 21.6mm ※実測値 | 25.4mm ※実測値 |
ラブリコ 伸縮ロッド L アイアン 幅110〜190cm | 1,991円 | 21.6mm ※実測値 | 25.4mm ※実測値 |
ラブリコ 丸棒アジャスター | 1,235円 +φ30丸棒 | 30mm | 30mm |
KINOBO テンションロッド | 1,235円 +φ24丸棒 | 24mm | 24mm |
というわけで、木材の柔らかさに無骨なスチールを組み合わせたりも可能。
インダストリアルデザインってやーつ。
そして、KINOBOのオプションパーツは、木に穴を開けて固定するから調整が効かないのに対し、
DRAW A LINEのアクセサリーは、ネジ回して挟んで固定するから、固定位置も変更できるのです。
そして、ここまで見てきたあなたは、DRAW A LINEが、
アクセサリーパーツで成り立っているということにも気づいてるハズ。
美しいのはDRAW A LINEのポールではなく、DRAW A LINEのアクセサリーなのです。
実は、ラブリコの伸縮ロッドや、平安伸銅工業の突っ張り棒のマットブラックモデルも、
DRAW A LINEと同じ艶消しアイアンポールであり、ほぼ同じ質感なのです。
ポール径も実は同じだったりもするので・・・ DRAW A LINEのアクセサリーが使えたりもする。
特に、ラブリコの伸縮ロッドは、シンプルで質感も非常に良い。
見た目もDRAW A LINEそのもので、値段は3分の1以下。
下手な物干し竿よりもデザイン良いし、なにより圧倒的に安い。
マジでコスパ高いんで、私はただのアイアンポールとして使いまくってます。
アイアンだから磁石もくっつくから、なんちゃってDRAW A LINEもできる。
あと、このDRAW A LINEのマグネットだけは辞めた方が良い。これ3個で1,500円。
ポールの真鍮より圧倒的に小さいし、磁力も弱すぎる。なにより1個500円は流石にやり過ぎ。
購入してはダメな商品です。
ちなみに、KINOBOを作るアイワ金属は、
KINOBO以外のDIY製品を多く販売しており、
ラブリコでも類似品が多く製品化されています。
特に、石膏ボード壁対応のDIY商品は、
この2つのメーカーがシェアしめる。
ワイヤーシェルフに対し、ラブリコシェルフフレーム。
インテリアウォールバーに対し、ラブリコナゲシレール。
スタンドバーに対し、ラブリコ浮かせる家具ブラケット。
石膏ボード壁対応の商品
会社名 | 石膏ボード壁商品 | その他 収納商品 |
---|---|---|
平安伸銅工業(株) | ラブリコ 浮かせる家具ブラケット ラブリコ スクエアフレーム ラブリコ シェルフフレーム ラブリコ トライアングルフレーム ラブリコ ナゲシレールブラケット | ラブリコ アジャスター ラブリコ シェルフレール ラブリコ スチールテーブル脚 ラブリコ 丸棒アジャスターHEIANSHINDO 突っ張り棒/棚/ポール HEIANSHINDO 伸縮ラック SPLUCE tatecco タテッコ DRAW A LINE ドローアライン AIR SHELF エアシェルフ…他 |
アイワ金属(株) | STAND BAR INTERIOR WALL BAR WIRE SHELF スノピタ | nanaLeg KINOBO 2×4 STOOL KIT TATEKAKE SHELF すのこでカンバン すのこで傘立て Pal Chime Flow Chime…他 |
若井産業(株) | 森のこたな カケレール | DIAWALL ディアウォール Nail it!! ネイルイット HUG BLOCK ハグブロック Tri-Joint Bracket…他 |
和気産業(株) | kabette カベッテ Dulike デュライク Piller Shelf ピラシェル ※ピラシェルピン止め金具 Jフック | Walist ウォリスト Walist-One ウォリスト ワン AliST アリスト Lacety ラスティー Bath Rakit バスラキット メッシュパネル…他 |
特に、アイワ金属のSTAND BAR(2021年9月発売)は大ヒットしており、
それを追っかけるラブリコ浮かせる家具ブラケット(2023年9月発売)。
この辺の嗅覚も、平安伸銅工業は素晴らしいなと。
浮かせる家具ブラケットの方が質は良いけど、強度という点では大差無い。
STAND BARの方が安いし、設置したら見えないから、
私はSTAND BARの方を多く使ってます。
他にも石膏ボード固定の商品を作るメーカーは多々あるけど、
棚や家具固定なら、ラブリコかアイワ金属で悩めば良いでしょう。
棚柱(ガチャレール)なら、スガツネ工業のLAMP製品か和気産業のピラシェルを選ぶかな。
石膏ボード壁商品メーカー
会社名 | 石膏ボード壁商品 | その他主な収納商品 | 創業 / 設立 | 資本金 |
---|---|---|---|---|
平安伸銅工業(株) | ラブリコ 浮かせる家具ブラケット ラブリコ スクエアフレーム ラブリコ シェルフフレーム ラブリコ トライアングルフレーム ラブリコ ナゲシレールブラケット | ラブリコ アジャスター ラブリコ シェルフレール ラブリコ スチールテーブル脚 ラブリコ 丸棒アジャスターHEIANSHINDO 突っ張り棒/棚/ポール HEIANSHINDO 伸縮ラック SPLUCE tatecco タテッコ DRAW A LINE ドローアライン AIR SHELF エアシェルフ…他 | 創業:昭和27年 設立:昭和52年 | 4,900万円 |
若井産業(株) | 森のこたな カケレール | DIAWALL ディアウォール Nail it!! ネイルイット HUG BLOCK ハグブロック Tri-Joint Bracket | 創業:昭和15年 | 9,800万円 ※若井ホールディングス(株)グループ |
和気産業(株) | kabette カベッテ Dulike デュライク Piller Shelf ピラシェル ※ピラシェルピン止め金具 Jフック | Walist ウォリスト Walist-One ウォリスト ワン AliST アリスト Lacety ラスティー Bath Rakit バスラキット メッシュパネル | 創業:大正11年 設立:昭和27年 | 9,200万円 |
アイワ金属(株) | STAND BAR INTERIOR WALL BAR WIRE SHELF スノピタ | nanaLeg KINOBO 2×4 STOOL KIT TATEKAKE SHELF すのこでカンバン すのこで傘立て Pal Chime Flow Chime | 設立:昭和51年 | 1,000万円 |
(株)若林製作所 | 壁美人 | – | 創業:昭和41年 設立:昭和58年 | 2,000万円 |
スガツネ工業(株) | 石膏ボード用棚柱固定パーツ | LAMP製品 棚柱、棚受…他 | 創業:昭和5年 設立:昭和 18年 | 4億円 |
中澤鋳造販売(株) | シェルフベース | チャンネルSカバー | 創業:昭和42年 | 1,200万円 |
(株)光 | 石膏ボード用フック 石膏ボード用 木製4連小型フック 石膏ボード用パンチングボード止め具セット…他 | パンチングボード トタン板、ブリキ板、 アクリル板、ゴム板…他 | 創業:昭和39年 設立:昭和41年 | 2,000万円 |
山崎実業(株) | tower ※石膏ボード壁対応商品 | tosca RIN simplehuman(代理店) | 創業:大正初期 設立:昭和46年 | 9,600万円 |
(株)良品計画 無印良品 | 壁に付けられる家具 | スタッキングシェルフ ユニットシェルフ…他 | 設立:昭和54年 | 67億6,625万円 |
(株)ニトリ | ワイヤーウォールシェルフ ウォールシェルフ アルブル ウォールシェルフ シチーナ | Nポルダ Nカラボ Nクリック シェルフMS…他 | 創業:昭和42年 設立:昭和47年 | 10億円 ※(株)ニトリホールディングスグループは、133億7,000万円 |
突っ張りDIYの注意点
今でこそ、あんまり考えずにできるようになりましたが、
やはり最初は、知らないことも多く、無茶なDIYもしてきた私。
長くDIYして気づいた突っ張りDIYの注意点についても、まとめておきます。
耐荷重を超えれば倒れる
まず、DIYする際に理解しておかないと不味いのが、
作る棚の強度を表す「耐荷重」という言葉。
2×4アジャスターの耐荷重は、一般的な棚の耐荷重とは考え方が異なるので、
商品に記載されている耐荷重も、あくまで参考値だと思った方が良いです。
耐荷重ってメーカーによって算出基準が異なるってのもありますが、
そもそも、ちゃんとDIYできてこその耐荷重。
最初から、ちゃんとできるわけもないし、
この数値が何を示すのか?ちゃんと理解もできていないハズ。
ディアウォールやラブリコといった2×4アジャスターは、
いずれも「突っ張って柱を固定する」という商品であり、
この柱の強度≒使う木材の強度となります。
どの商品も、柱はツーバイ材を使うので、
どの商品を使ったところで、柱の耐荷重は変わらないのです。
そして、この柱は、真下に重心が来る場合は、耐荷重に制限は無いのです。
ツーバイフォーが折れるよりも先に、床に穴が空いてしまいますからね。
じゃあ、ツーバイアジャスターに記載されている、この耐荷重という数値は何を表すのか?
これは棚を作った場合に、棚が倒れる可能性を示しているのです。
どの商品も、柱を固定するのは突っ張って固定しているだけ、
下方向への力には強いですが、横方向への力には非常に弱いです。
ですので、ツーバイフォーアジャスターによって強度に違いがあるとすれば、
しっかり突っ張れるか?の違いですね。
倒れないためには、垂直に設置するってことも非常に大切なので、
設置のしやすさも重要なのです。
「ラブリコ」には耐荷重が20kgと記載されているので、勘違いしがちなのですが、
この20kgという数値は、柱の手前に棚を作る場合の話であり、
ラブリコさんの実験値ってだけであり、保証もされていないのです。
実際、棚受けや棚板の強度にもよりますし、
それらを取り付ける位置や棚の幅によっても、耐荷重は大きく変わるのです。
20kgで危うい場合もあるし、40kgで余裕の場合だってあるのです。
だからこそ、「ディアウォール」や「ウォリスト」に耐荷重が明記されていないのです。
「使用状況により大きく異なります」っていう記載。これが正解でしょう。
A使用状況により大きく異なります。
商品紹介に掲載している施工例を参考に、ご自身で状況を確認しながら設置してください。Qディアウォールはどのくらいの荷重に耐えられますか?
ディアウォール-DIAWALL公式サイト
というわけで、ツーバイフォーアジャスターで棚を作れば、
倒れる可能性があることを理解して。
なるべく倒れないように、棚を作るべきなのです。
じゃあ、どうやったら倒れない棚が作れるのか?
まず、壁面に棚を置く場合は、
後ろ側にも横方向に倒れませんので、手前に倒れてくるというのが前提。
重心が高くなるほど、柱のバランスも崩れやすくなるので、
高い位置に棚を作るほど、倒れやすくなります。
また、手前に伸びる棚板が広くなればなるほど、重心もズレるので倒れやすくなる。
そして、重心がズレた棚に荷物を乗せれば乗せるほどに、簡単に棚も倒れてしまうのです。
で、倒れないコツは、まず柱を縦向きに設置すること。
縦に設置することで、重心がかかる手前側の接地面積が広くなるので、倒れづらくなる。
あとは、重心を下の方に来るように考えること。
棚を高い位置に作らないっていうよりは、高い位置に重いものを載せないことですね。
重いものを置きたいなら、下の方に置く。
柱の下側は、突っ張る力だけでなく、棚の重さで押し付けられている為に動きづらいし、
重心が低くなることで、柱自体も揺れづらくなります。
倒れてくる場合も、柱の上側が手前にズレて倒れてきますからね。
上側さえしっかり固定しておけば、倒れる可能性は限りなく低くもなるのでした。
頭上のデットスペースを有効活用したいからといって、
上部だけに棚を造ったり、上に本を置きまくるとかも辞めた方が良いです。
デスク上のデッドスペースを活用する為、上だけ棚を作って倒れてきたこともあるのです。
棚板に強度を求めれば、棚自体が重くなって倒れやすくもなるので、
そもそも、あんまり重いものをを載せない方が良いのです。
本棚として活用したい人は多いとは思いますが、本って非常に重いです。
文庫本や漫画本は、1冊150~200g、
A5サイズの単行本で、1冊300~500g。
10冊並べるだけで3㎏~5kgになるのです。
本って集めだしたらキリもないし、情報を得ることが目的でもありますからね。
本の為に収納を増やすことは既に諦め、データとして管理する方向で妥協しています。
まぁ、やっぱり賃貸で本までコレクションするって無理あるんじゃないかなという結論。
もちろん、私だって、できれば本のまま保存したいのですけどね。
保管できると思うほどに、見ないまま積み上がる本も増えていくのよ。
天井や壁が歪む
突っ張り収納は、少なからず壁紙や天井を傷つける可能性があります。
賃貸でも傷つかないって言ってますけど、私は傷つけまくって今に至ります。
先ほど柱が折れるよりも先に床に穴が開くといいましたが、
床よりも強度が弱いのが天井や壁であり、
突っ張る力は、天井にダイレクトに影響するのです。
一般住宅の天井は、突っ張ることを想定して作られておらず、
床よりも棚よりも弱いのが天井。
しっかりと突っ張らなければ、倒れてくるとはいいつつ、
しっかり固定する為に突っ張りすぎれば天井がダメージを受ける。
賃貸住宅の壁や天井って、薄っぺらくて耐久性も低いです。
突っ張り棒で歪んでしまうってのを経験したこと有る人も多いハズ。
壁と天井の間に隙間、下手したら穴も開くのです。
歪むような場所では、柱もズレやすいです。
実際、ドタバタしてたら棚ごと倒れてきたことも有りますので・・・
天井が硬いところ、梁(はり)の付近じゃないとダメ。
ツーバイ材の柱は、どこでも固定できるわけじゃないのです。
設置するなら、やっぱり壁面ですね。
壁にベタ付けじゃないと、倒れる方向も増え、柱が動く可能性も高まる。
柱が動いたか?傾いたか?って確認もできず、
柱位置を修正することも困難となる。
部屋の中央に棚を造るとか、パーティーションを造るとか、
部屋の中央は、ズレてるかも分かりづらくなるから、私ならやりせん。
また、天井は高くなるほどに、木材も長くなるので、設置の難易度も上がります。
ラブリコは最大2750mmの天井まで取り付けられますが、
2mを超える木材ともなると、部屋に運ぶまでも一苦労。
板が長くなるほど、思わぬところにぶつけるので、
設置する際に、ちょっと角が当たるだけで、床や壁紙も削れまくります。
まぁ、突っ張り棒だって、突っ張ったら壁紙は凹み跡が付きますからね。
少なくとも、天井に突っ張り跡、床にも日焼け跡が付きますので、
全く傷つかないって言ったら嘘なので気を付けて下さい。
ただ、勘違いしてはいけないのは、
賃貸において、壁紙に多少の傷があるくらいでは、
壁紙の修繕費を請求される可能性は低いです。
賃貸住宅って壁に傷をつけたり、穴を空けたら不味いってイメージがあるのですけど、
普通に使っていれば、多少なりとも傷つくのは仕方ないこと。
壁紙に傷がつくことは「普通に生活していればあり得ること」として考えられています。
国土交通省が公表している「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも、
部屋のキズや汚れのうち「普通に生活していれば当然発生するキズや汚れ」の補修費用は、
大家さんが負担するってルール。
※参考→住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について – 国土交通省
また、壁紙(クロス)の価値は6年で償却されるので、
壁紙が汚れているかどうかに限らず、6年住めばで壁紙は無料で張り替えとなります。
※参考→住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)のダウンロード – 国土交通省
もちろん、普通に生活していればって話であり、
やりすぎれば「故意による損傷」となる可能性も有るのですが、
壁紙にちょっと傷つけたくらいでで、そこまで修繕費用にビビる必要はないと言いたい。
引っ越してきた時から、壁に突っ張り跡は、壁紙に傷がついていることも多いわけで、
まぁ、突っ張りDIYなら、突っ張りすぎて壁を壊さないにってことくらいでしょう。
そもそも「賃貸でも大丈夫」ってのが謳い文句の商品なわけで、
よっぽど勢い余って壁に大きな穴を空けない限りは、大丈夫だとも思ってます。
多少の傷や隙間なら、壁用のパテで分からなくもできますからね。
分からなくなっちゃえば、請求しようも無いってのも有ると思います。
これは100円ショップで売ってますので。
DIYは安くない
DIYって、安く作れるようなイメージがありますが、
安いか?って言われれば微妙であり、
特に、収納においてのコストパフォーマンスは低いとも感じています。
突っ張りDIYで必要な、2×4アジャスターは柱1本あたり1つ必要で約1000円。
棚を作るとなると、最低でも左右に2個は必要で、この時点で約2000円。
2×4の柱も天井までの高さは約2mだとすると、柱一本あたり約1000円。2本で2000円。
棚を作るには、棚受けが必要で、これも1段あたり2つセットで約1000円。3段なら3000円。
棚板を1枚500円と見積もっても、3段で1500円。
この辺の具体的な金額は、作例とともに後述しているのですが、
どんな棚を作るにせよ、1万円くらいのコストが発生してしまうのです。
突っ張って棚を作る都合、強度には難があるというのは、上述したとおり、
重いモノの収納も向いてないので、収納力という点でも微妙なのです。
まぁ、1万円で棚が作れるなら安いっちゃ安いんですけど、
カラーボックスというコスパ最強の棚がありますからね。
三段棚が1個あたり約2,000円で送料も無料。1万円もあれば5個も買える。
安いだけでなく、造りも頑丈。
床に直接置ける棚なら、倒れる可能性も低く、重いものも収納できる。
低コストで収納を増やしたいなら、
カラーボックスをたくさん買って連結した方が安いのです。
大物を収納するなら、棚板も大きく、棚に奥行きも必要になりますからね。
となると、ディアウォールやラブリコでは無理があるのです。
倉庫や物置といった、大規模な収納スペースには不向きであり、
どちらかというと、見せる為の収納に向いている。
見栄えの良い棚を、格安に作れることに魅力があるのです。
余談ですが、AIR SHELF(エアシェルフ)といった商品を買うなら、ラブリコで作った方が安いですからね。
AIR SHELFは、柱だけで10,000円以上、棚も1枚6,000円とか。金額がエグイです。
アルミ素材で磁石もくっつかないし、カスタマイズ性も低く、オプションも高額。
魅せるデザイナーズ商品でも無いし、部屋に溶け込ませるならAIR SHELFじゃ無くて良い。
この値段払うなら、面倒でもラブリコに挑戦した方が良いかなと。
DRAW A LINEとはコンセプトも全く異なりますからね。
また、DIYって、木材の費用だけでなく、
DIYする為の工具も必要になるわけで、初期投資も必要だということもお忘れなく。
工具が増えれば、工具の保管場所も必要となるし、
DIYすればするほどに、余った木材や金具の収納スペースも必要となる。
まぁ、これは処分すれば良いって話なのですが、
木材でDIYできるようになると、使わなくなった家具までにも価値を見出すようになる。
私のオフィスは、家具のリメイク製品ばかり。
デスクの天板も、全部ダイニングテーブルの天板を再利用しているのです。
→最高の電動昇降スタンディングデスクを自作する。FlexiSpot脚フレームの選び方、おすすめ天板、鬼目ナットの活用方法。
テーブル足も棚になったり、ベッドフレームもラダーラックになったり…
DIYにハマるほどに、リメイクという名の言い訳をするようになる。
よくわからない家具も作りがちなのでした。
なるべく手を抜くことを考える
最後の注意点、というよりもアドバイス。
これから初めてDIYするというのであれば、
なるべく手を抜くこと、簡単につくることを心がけた方が良い。
なるべくシンプルに考え、難しいことはやらない。
簡単にDIYできるから、ツーバイフォーアジャスターというDIY商品を使うわけで、
なんでもかんでもやろうとしちゃダメ。
やるべきことを増やせば、必要な材料や工具も増えるし、
考えるべきことも増え、ストレスも増えます。
わからないまま雰囲気でやればトラブルも招き、
思ったようにもいかず、やり直しで無駄な出費も増えるのです。
集合住宅に住んでるなら尚更、作業する場所も限られるわけで、
複雑に造るほど、引越しする時の解体も大変になってしまいますからね。
というわけで、まずやらないことを決めて、
やるべきことをちゃんとできるようにした方が良い。
少なくとも、板のカットはお店でやってもらいましょう。
家には板をカットするような場所も無いし、家の中では丸鋸とか絶対に使っちゃダメ。
部屋中が木屑まみれになっちゃうし、
店舗ではカットも無料であり、その方が圧倒的に綺麗にも仕上がります。
板の塗装も同じこと。塗装済みの商品が売ってるし、
塗装する場所があるのか?そもそも板の塗装が必要か?ってのもよく考えて。
塗装材もクサいし、部屋に充満したら食事も不味くなる。
賃貸住宅は、ベランダも狭くて、乾燥スペースもないのです。
塗装もカットも不要なら、やることはネジ打ちのみ。
まずは、上手くねじ止めをすることに、全集中した方が良い。
DIYって、板にネジを固定するのが主な作業ですからね。
必要な工具も、上手くねじ止めをする為の物だけ揃えれば良いのです。
DIYで間違いなく用意した方が良いのは、電動ドリルドライバー。
手動でもネジは回せますけど、DIYは永遠にネジ回しです。
ほとんどがネジ止め作業なので、これを手動でやってたら日も暮れるし関節もやられる。
あとは、ネジの下穴を開けるためのビットセット。
ネジ打ちする場所、寸法を測るためのメジャーや定規。
できれば水平器も欲しいけど、これはまぁ、スマホアプリでも代用できるし、
一通りの工具が100円均一で売ってたりもするから、
一旦冷静になって、100円ショップ見てから買い集めても遅くはない。
で、一番選ぶのが難しいのがネジ。
ネジって星の数ほどあり、どれを選ぶのが最適かってのは、
正直、人に言えるほど理解していないのですけど、
屋内の木材DIYなら「木ネジ」で用意すればOK。
選べるなら、ネジピッチが細いスリムビス。
木割れもしづらく扱いやすい。
ネジの長さは、板を突き抜けないことは前提で、
下地に1.5cmから2cmくらいは食い込ませたいところ。
ネジの太さは、ネジの長さに比例して太くなるので、私はあんまり意識はしてないです。
今回のツーバイDIY商品に限っていえば、
棚受けを使って棚を作るのがほとんどなので、長いネジは使いません。
木材同士も固定しないので、半ネジの出番も無い。全ネジでOK。
なんなら棚受けを買えば、ネジも付いてきたりもするから、ネジを選ぶ必要もなかったりする。
100円均一の棚受けだって、ネジが付属するものが多いですからね。
下手にネジ買うより、棚受けを買った方が安かったりもする。
まぁ、ネジって、最初は、何が必要となるか?って分からないし、
ネジが足らなくなると作業も止まってしまうので、
ネジセットを買って、とりあえず一通り持っておいた方が無難かなと。
なんかあった時の為に、ネジの予備も必要ですから。
100円均一でもネジセットは売ってますし、
世の中の商品は、ネジで固定されているものばかり。
いつの間にか持ってたりもするし、
ネジの規格も理解するほど、色々アレンジも効くようになるから、
整理しておくに越したこともない。ネジは捨てたら勿体ないんだな。
ネジを上手く固定するコツは、取り付ける位置にしっかり印をつけること。
面倒でも定規でしっかり計測して、下穴もちゃんと開けた方が良い。
左右の柱でネジの位置も揃えておけば、勝手に棚も水平になるからね。
ということで、長さを測るツールも非常に重要であり、
直角に線を引くために、直角定規もあった方がラク。
新潟精機のさしがね。これ500円もしないから。ケチらず買って欲しい。
下穴の直径は、ネジの直径の70~80%を目安に開けるのですが、
中心がズレないように、下穴を開けるのが難しい。
先端が尖ったドリルビットを使うよりも、ポンチで跡を付けると簡単です。
私は、目打ちや千枚通しでブッ刺して、中央に跡をつけたりもしています。
手芸用目打ちは、100円均一で売ってるし、私はこれを工具として使っちゃってます。
ツーバイ材は柔らかく、合板も木割れしづらいので、
小さく細いネジなら、私は下穴を開けないことも多いです。
尖った目打ちで印をつけて、そのままねじ止めしたりしちゃったり。
まぁ、この辺は、各々の判断、自己責任でお願いします。
あと、DIYってちょっと作れるようになると、
なんでもかんでも作りがちなんですけど、
この作れるってことが仇となることもお忘れなく。
繰り返しますが、DIYは安くは無いです。
これわざわざDIYで作る必要あるのか?ってのはよく考えて。
作ることが目的となり、自己満足で周り見えなくなっちゃうパターンも多いし、
作ったあとに、こんな良い商品があったんだって気づくことも多い。
誰かが自作してるのを見て、いや、それ買った方が良いんじゃね?って、勝手に突っ込んでみたり。
というわけで、誰かさんの変な作品の具体例として、
以下、参考になれば幸いです。
突っ張りDIYの活用例、具体的例
私が突っ張りDIYし始めた時は、 ラブリコもウォリストも発売される前だったので、
ディアウォールを多く使っています。
ただ、先ほどの理由で、ラブリコの方が使いやすいと思ってますし、
どれでも大差なく作れるというのも正直なところ。
その時の安いモノ、各々の好きなモノを使ったら良いと思います。
また、それぞれの棚を作るにあたり、おおよそのかかった費用もまとめていますが、
金額を見積もるにあたった木材の価格は、年々値上がっています。
実際、私が購入した時よりも値上がってるものも多かったので、
2024年10月時点の市場価格で再計算していますが…
今後また値上がる可能性もありますので、あくまで参考までに。
参考にした木材価格は、岡本木材株式会社が運営する「オカモク楽天市場店」の販売価格です。
楽天でもAmazonでも長く販売されていますし、 ツーバイ材の質も安定しています。
木材も格安でカット無料、カットした木材に対して、送料も調整してくれるのも良心的かと。
実際に私も10年近く愛用してますので、通販するなら間違いないかなと。
参考→オカモク楽天市場店
オカモク楽天市場店の販売価格
1×4 38mm×89mm | 2×4 38mm×89mm | 丸棒 24mm | 丸棒 30mm | |
---|---|---|---|---|
910mm | 500円 | 420円 | 320円 | 660円 |
1830mm | 720円 | 690円 | 620円 ※1820mm | 1,290円 ※1820mm |
2440mm | 980円 | 990円 | – | – |
3050mm | – | 1,980円 | – | – |
3650mm | 1,680円 ※3660mm | 2,420円 | – | – |
ダイソン壁掛け、ホワイトボード壁掛け
最初に私がDIYしたのがダイソンの壁掛けです。
DIYといっても、もともと壁にネジ固定できる商品を、ツーバイ材の柱に固定するだけ。
市販のスタンドとは違い、宙に浮かせられるので、
下にホコリもたまらないし、高さも調整できる。
ツーバイ材一本で、様々な場所に設置できるのも良いし、
壁掛けすれば取りやすくもなって、 収納すれば勝手に充電するのも便利です。
柱一本設置するだけなので、難易度も低く、設置コストも安い。
2×4アジャスターが1個1,000円、2×4が1本1,000円だと見積もっても、約2,000円作れてしまいます。
市販のスタンド商品よりも圧倒的に安いし、ホント簡単に作れます。
壁掛けダイソンの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 1 | 990円 |
合計 | – | – | 約2,000円 |
ダイソンの横にあるのは、壁掛けホワイトボード。
これも2本の柱に、ホワイトボードをネジで固定してるだけ。
ホワイトボードの上側には壁掛け用のスライド金具もついてるし、
下側の角にもネジ固定の穴があるので、ガッチリ壁面固定もできます。
柱はアジャスター込みで1本2,000円と考えると、左右の柱2本で4,000円。
W1800×H900の壁掛けスチール製ホワイトボードの相場が約10,000円なのですけど、
我が家はガラスコーティングしたちょっと良いやつ。
ホーロー加工してあると、綺麗に消えてストレスがない。
ホーロー製ホワイトボードなので、16,500円。
トータル費用は、約20,000円といったところでしょうか。
壁掛けホワイトボードの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
ホワイトボード | 16,500円 | 1 | 16,500円 |
合計 | – | – | 約21,000円 |
正直、1〜2万円も用意すれば、キャスター付きのホワイトボードも買えるのですけど、
ホワイトボードのキャスターって、脚が広がっているので、思った以上に場所も取るんですよね。
その点、壁かけは、脚が無い分、だいぶ省スペースで済む。
なにより見た目が良いし、リビングにホワイトボードもあると何かと便利です。
まぁ、家の中に気にせずネジ止めできる柱があるだけで、色々引っ掛けられるようになるのは良い。
壁掛け固定できる商品も多いし、時計やダーツボード、
スマートスピーカーを固定してみたり、
IoT機器を壁掛け固定した方が、電波も届きやすくなったりもする。
柱が2本に増やせば、ちょっとした隙間にも棚を作ったりもできますからね。
これはラブリコの1×6木材用シェルフフレーム上がL型、下側がI型。
1個あたり定価1,991円ですが、市場価格は1個約1,600円ほど。4本で約6,400円。
1×6の棚板は、長いものを一本カットして使っているので約2,000円ほど。
こちらも柱が2本で4,000円。合計で約12,000円といったところですね。
シェルフフレーム棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
【棚受】ラブリコ シェルフフレーム I型 1×6用 | 約1,600円 | 2 | 約3,200円 |
【棚受】ラブリコ シェルフフレーム L型 1×6用 | 約1,600円 | 2 | 約3,200円 |
【棚板】1×6材 2440mm | 1,780円 | 1 | 1,780円 |
合計 | – | – | 約12,400円 |
キッチンのスパイスラック
キッチンの収納が少なく、なにかと狭いという賃貸あるある。
コンロ脇の壁面に、有孔ボードでスパイスラックを作りました。
使ったのは金物製品でお馴染み、株式会社光のパンチングボード。
910×605mmサイズで、1枚約3,000円。
ボード幅に合わせて、ディアウォールで柱を設置。 2本で約4,000円。
一本目の柱は、左側のタイルに沿わせて固定することで垂直に。
パンチングボード幅に合わせて、右側のパンチングボードを設置。
パンチングボードが長方形なので、柱からはみ出ないように固定することで、
もう一方の柱も並行となり、棚自体も勝手に水平にもなるハズ。
ツーバイ材に有孔ボードの取り付けるは簡単。
上下左右の4カ所をネジで取り付けるだけなのですが、
これだと、左右の穴が柱で塞がれて使える部分が少なくなってしまうので、
パンチングボード用のスペーサーを間に挟んでいます。
先ほどと同じくHikariの商品。4個セットで約300円。
これで完成といいたいところですが、
上のスペースがもったいないので・・・ マグネットボードも追加で増設。
使うのはスチールプレートの中でも比較的格安なトタン板。
トタンはスチールに亜鉛をメッキしたもの、鉄素材なので磁石もくっつきます。
パンチングボードに合わせて、カラートタンのホワイトをチョイス。
久宝金属製作所の455mm×910mmサイズで、約2,200円
トタン板だけだとペラペラなので、裏側にベニア板を貼り付ける。 べニア板は一枚300円くらい。
トタンもべニアも、ホワイトボード幅に合わせてカット。
カットは、カッターゴリ押しで裁断しました。
パンチングボードに高さを揃える為、
先ほどと同じくHikariのスペーサーを使って固定しています。
最後にパンチングボード用の棚を作る。
使ったのは、有効ボード用のシェルフスルー。
1個590円で、1段あたり2個必要なので約1,200円。3段で約3,600円。
棚板は、1×6を購入して、幅を140mm→100mmにカット、長さも450mmにカット。
19x100x450mmのサイズにしてもらいました。
1.5mほどの1×6材なので、棚板の費用は1,500円ほど。
あとは、調味料の高さに合わせて設置して完成です。
右側には冷蔵庫があるので、冷蔵庫の扉と干渉しないように設置しています。
下段は、冷蔵庫の引き出し扉があるので、あんまり下側に物も置けません。
以前は、調味料ボトルも詰め替えて、ラベルをつけたりしてましたが、
調味料のボトルって、その調味料に最適化されていることに気づく。
詰め替え無い方が丁度よく出たり、ボトルが遮光だったりもするし、
なにより、詰め替えるのが面倒だし、そのままの方が衛生的。
家族が居ると調味料もバシバシなくなるから、今では、ほとんど詰め替えてません。
オイルとか、詰め替えた方が使いやすいのも有るので、そういった調味料だけ詰め替えてます。
耐熱ガラスは、HARIOとiwakiあたりで選べば間違いないですね。私はiwaki派。
iwakiは、広瀬すずさんのcmでお馴染みAGCテクノグラス株式会社のブランドです。
このディアウォールは、かれこれ6〜7年ほど使って、
柱も汚れてきてましたので、最終的には塗装もしています。
ボードも壁面も白なので、この方が一体感あるかなと。
はい、というわけで、最終的にかかった金額は、柱二本が4,000円。
株式会社光のパンチングボードが、1枚約3,000円。
久宝金属製作所 平板 カラートタン ホワイト 1枚約2,200円。
べニア板は一枚300円、シェルフスルーが3段6個で約3,600円。
棚板の1×6材が約1,500円。 合計で16,000円くらいですね。
スパイスラックの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
光 パンチングボード 白 約910×605mm | 約3,000円 | 1 | 約3,000円 |
久宝金属製作所 平板 カラートタン ホワイト | 約2,200円 | 1 | 約2,200円 |
ベニア板 | 約300円 | 1 | 約300円 |
光 壁面用パンチングボード止め具セット 4個セット | 約300円 | 2 | 約600円 |
有効ボード用シェルフスルー | 約600円 | 6 | 約3,600円 |
【棚板】1×6材 1830mm | 1,460円 | 1 | 1,460円 |
【塗料】ターナー ミルクペイント スノーホワイト200ml | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約16,200円 |
その他、パンチングボード用のフックとか、マグネットは100均のものを多用しています。
25mmピッチのパンチングボードフックは、100均にも売ってますし、
100均で売ってる、ワイヤーラック用のカゴを力技で捻じ曲げることで、
パンチングボードでも使えるようにしてみたり。
私も、最初はワイヤーラックの棚をアレンジして使っていたのでした。
キッチンカウンター棚:リビング
キッチン脇にスパイスラックを作ったところで、賃貸にはやっぱり棚が足りない。
というわけで、キッチンカウンターにも棚を作りました。
キッチンカウンターは、リビング側からも見える場所ということで、
使ったのは見栄えの良いラブリコアイアン。
強度は必要なく見た目もスッキリさせたかったので、ワンバイフォーのスリムモデルを使いました。
定価は1,892円ですが、市場価格は、1つ1,300円〜1,400円ほど。2個で約2,600円。
カウンター高さが約65cmであり、
ラブリコアイアンのカット寸法は-6.5cmなので、必要な板は58.5cmが2本。
カウンターのフレーム色に合わせて、柱もブラウンに塗装しました。
ラブリコアイアンは、上側をネジ固定、下側は両面テープを貼り付けて固定。
上下に横板挟んで、左右の柱の水平取りして、
柱は、ドライバーを突っ込んで回せば固定完了。
ラブリコ付属ネジは、微妙に飛び出てるので、壁から少しだけ隙間を開ける必要がありました。
我が家は、マーナ (marna) 調味料ポットを愛用しているので、
この幅に合わせて棚も作成。 これスプーン付きで、手前側が開く画期的な物。
ほんだし、コンソメ、塩、砂糖で使ってるのですが、
我が家は砂糖を大量消費するので、砂糖だけワイドサイズ。
スリムが(約370mL)が約68×95×155mm、ワイド(約600mL)が約104×95×155mm。
4つ並べて、若干の緩みを持たせるくらいで31.5cm。
この幅の板を3本を用意しました。
ラブリコの棚受けは2つで1,000円。3段だと3,000円。
ただ、ラブリコの棚受けだと、金具の角が調味料ポッドと引っかかるので、
2×4材用のL字アングルを使いました。こっちの方が、シンデレラフィット。
L字金具は棚受けほどの強度はありませんが、そんなに重いものは載せませんからね。
1個150円くらいなので2個で300円。株式会社の八幡ネジの商品。
私の場合は、わざわざ塗装して使いましたが、 これはL字も塗装剤も家に余っていたからってだけの話。
2×4材用の黒塗装のL字アングルも1個200円くらいで売ってますので、素直にこっち買った方が良い。
株式会社ダイドーハントの商品もDIYではテッパン。
下段に調味料ポットを置き、上に茶葉とかコーヒー豆を置いて、
カフェ棚っぽく仕上がりました。
ラブリコアイアンが2つで2,600円。
棚柱のワンバイフォーが、1.2mと1mだったので、
2440mmの板をカットして使って1,000円ほど。
0.7Lの塗料ペンキが1,000円ほど。
下二段がL字アングルで一段400円、上一段がラブリコで一段1,000円。
トータル棚受けは3段で約2,000円。合計で、約6500円ですね。
キッチンカウンター棚(リビング)の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ 1×4アジャスター アイアン | 約1,300円 | 2 | 約2,600円 |
【柱 & 棚板】1×4材 2440mm | 980円 | 1 | 980円 |
【棚受】2×4金物 L型 黒 | 約200円 | 4 | 約800円 |
【棚受】ラブリコ シェルフサポート アイアン | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【塗料】アサヒペン 水性木部防虫・防腐ステインEX 0.7L | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約6,400円 |
強いて言えば、マーナ (marna)の調味料入れが高い。
小さいのが1個1230円。ワイドが一個1610円。4つ合計で約5500円もする。
ただ、これは食べ物が好きの私にとって、非常に価値ある商品。
スプーンが埋もれないし、小さじ1杯をすり切れるし、
しっかりと密閉されるので砂糖も固まらずサラサラ。
なにより、手前側がパカッと開くという画期的なやつ。
とにかく使いやすいので、よく使う人ほど、おすすめしたいのでした。
キッチンカウンター棚:オフィス
オフィスにはキッチンが要らないということで、
キッチンカウンターを塞ぐ棚を作りました。
弊社のオフィスは、一般的な居住用賃貸マンション。
オフィスで料理はしないし、カウンターからキッチンも丸見えでイマイチだし、
塞ぐことで、スタンディングデスクの高さに合わせて使えるデスク棚となるという算段。
使うのは先ほどと同じく、ラブリコアイアンの1×4アジャスター。
塗装済みの木材の方が安いんじゃないか?と思い、
今回は、塗装済みのワンバイ材を購入。
無塗装1×4材の2440mmは980円。3660mmは1,680円。
塗装1×4材の2440mmは1,420円。3660mmは2,190円。
1×4 無塗装 38mm×89mm | 1×4 塗装済み 38mm×89mm | |
---|---|---|
2440mm | 980円 | 1,420円 |
3660mm | 1,680円 | 2,190円 |
私がお世話になっているオカモクさんでは、
+500円ほどで塗装済みが買えてしまいました。
正直、手間を考えたら断然こっちの方が良いですね。
カウンター高さは先ほどと同じ65cm。
取り付け寸法は-6.5cmで、必要な板は58.5cmが2本。
カウンター幅に合わせた棚板は、
カウンター幅から、左右の棚柱の厚みを引いた長さの板となり1200mmが3本。
全部で5mくらいの板が必要だったんで、 3660mmと2440mmの2つを購入してカット。
1,420円と2,190円の合計3,610円ですね。
棚板を固定する為の棚受け「シェルフサポート アイアン」が3つ。3個で3000円。
先ほどと同じように、左右に棚柱を設置して、
これまた同じように、棚受けを設置するだけ。
棚柱に棚受けを付けてから、設置すれば水平取りもラク。
柱の下から測って、左右同じ位置に棚受けを取り付けておく。
あとは、設置するだけで棚は勝手に水平になる。
最後に棚板を乗っけて、板を下からネジ固定するだけで完成。
横板が長いので、あんまり重いものは載せられないかなと思ってましたが…
設置から5年以上経過した今でも、棚板の歪みはないです。
当初は、向こう側が見える状態で使っていたのですが、
見た目が微妙だし、向こう側にモノが落ちたりして、使い勝手も微妙だったので、
最終的にホワイトボードで埋めてしまいました。
ホワイトボードは、もともとキャスター型のホワイトボードだったのを、
脚を外して立てかけて置いているだけ。壁と左右の突っ張りポールで挟んで固定する仕組みです。
最初は、突っ張り棒で支えていたのですけど、余ってたディアウォールに交換。
こっちの方が見た目も良いし、カスタマイズもできるというわけで、
これまた余っていた丸棒パーツでポールを固定。意味不明な引っ掛け棒の出来上がり。
上がラブリコ丸棒用の棚受け4個で1200円、下がKINOBOシェルフブラケットは2個で約600円。
どちらも本来は棚を固定するやつなんだけど、逆にポールを固定してみた次第。
実は、柱に使うツーバイ材の長さが足りず、ディアウォールのスペーサーを使って無理やり延長。
これは、非公式な使い方なので真似しないように。
反対側の左側柱のディアウォールは、棚として活用。
1×6用のラブリコシェルフフレームを固定して、デスクラックとして使ってます。
棚板は、53cmの1×6が4枚。2,000円ほど。
下段は、余っていたスピーカースタンドに板を2枚乗っけて、棚みたいにしているだけ。
柱2本で3,000円、シェルフフレームが2本で3,000円。棚板が2,000円。合計8,000円ほど。
キッチンカウンターを完全に塞ぐことにより、
ラブリコで作った棚は、反対側のキッチンで棚として使えるように。
もともとはキッチンですけど、完全に分離した倉庫のようにして使ってます。
今では、棚板も三段から二段に減らして、DIYでよく使うネジを陳列。
100円均一のケースでネジ企画とサイズを分類して管理してます。
で、最終的に発生した費用をまとめると、 カウンター棚が約9,000円。
左側のディアウォール棚が約7,000円。 右側のディアウォール柱と意味不明ポールが合計2,500円くらい。
ホワイトボードの金額は含めず、20,000円くらいと言った感じです。
キッチンカウンター棚(オフィス)の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ 1×4アジャスター アイアン | 約1,300円 | 2 | 約2,600円 |
【柱 & 棚板】塗装1×4材 3660mm | 2,190円 | 1 | 約2,200円 |
【柱 & 棚板】塗装1×4材 2440mm | 1,420円 | 1 | 1,420円 |
【棚受】ラブリコ シェルフサポート アイアン | 約1,000円 | 3 | 約3,000円 |
合計 | – | – | 約9,300円 |
右側のディアウォール柱の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【棚受】ラブリコ 丸棒 棚受け | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【棚受】KINOBO シェルフブラケット | 約600円 | 1 | 約600円 |
合計 | – | – | 約2,600円 |
左側のディアウォール棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 1 | 990円 |
【棚受】ラブリコ シェルフフレーム I型 1×6用 | 約1,600円 | 2 | 約3,200円 |
【棚板】1×6材 2440mm | 1,780円 | 1 | 1,780円 |
合計 | – | – | 約7,970円 |
ちなみに、仕事場にホワイトボードって憧れがちなのですけど、
思ったよりも使いづらいので気をつけて。
ホワイトボードって消耗品。使うほどに消えづらくもなるし、
繰り返し消せば消すほど、 周辺には、マーカーのカスも見事なまでに落ちていくのです。
気づいたことには、床や壁、至るところが黒ずんでいるという。
結局、私はデスクでは使わなくなりました。
そもそも、ホワイトボードは、誰かと情報を共有する為に使うもの。
一人で完結するのであれば、紙の方が便利に使えるのですよね。
紙の方が、描きやすいし、汚れないし、消えないし、移動もできる。
繰り返し使えるといっても、マーカーのコスパは悪いですからね。
結局、私は、不要となったコピー用紙の裏紙に書きまくり、
それをホワイトボードで貼り付ける…という方法で落ち着いてます。
白い板を、巨大なスチールボードとして使っているのです。
マグネットさえくっつけば、収納場所としても使える。
結局のところ、スチールボードが便利なのでした。
壁掛けシューズ棚
賃貸で困るのが、狭い玄関と狭い靴箱。
そして、玄関脇にあるよくわからない無駄スペース。
というわけで、玄関の謎スペースにラブリコでシューズラックを作りました。
玄関ということで、見た目も重要。 こちらもラブリコのアイアンモデルで統一。
2×4アジャスターが1個1,300円、2個で2,600円。
7段ラックで作るので、2個セットのシェルフサポート。
約1,000円の7セットで約7,000円。
棚板は、27cmの靴を置くことを想定して、
奥行き28cmのワンバイ材(1×12)を使用。
玄関幅に合わせて、長さを69cmにカットしたものを7枚用意。
1×12材の2440mm(3,880円)が2本、
1×12材の910mm(1,780円)が1本。合計で9,540円。
今回、棚板は斜めに固定するので、靴が落ちないように手前側に板も用意。
ホワイトウッドの小割材【約19×19×910mm】210円を7本。合計で1,470円。
棚板幅と同じく69cm幅にカットしてもらいました。
玄関のドアと棚の色に合わせて、棚板も塗装。
以前使って余っていた約1,000円のペンキで、こちらの棚も塗装。
二度塗りして濃いめのビンテージ風へ。
塗装面が多く大変、これだけで丸々2日かかってます。
左右の棚柱は、余っていたツーバイ材を連結パーツで再利用。
アイアンのジョイントは、1個700円。2個で1400円。
正直、ツーバイ材を2本用意するのと大差ないけど、見た目は悪くない。
棚板は斜めにするので、靴留め用の板をボンドで固定。
ボンド乾燥する為、これまた1日待機。
乾燥を待つ間に、棚板用の棚受け「シェルフサポート」を斜めに取り付け。
靴棚の角度と間隔に悩みましたが、
角度45度で、棚の間隔はハイカットスニーカーを置けるくらいの高さで設置。
斜めなので等間隔にするのも苦労しました。
棚受けを棚柱に固定したら、設置場所に棚柱をクランプ固定。
棚板の幅に合わせて、両サイドの柱を微調整、
位置が定ったら、L字の六角レンチでグリグリ回してしっかり固定していく。
棚板をはみ出るような大きめの靴も入るように、棚の後ろ側にも少しスペースを開けてます。
上の段からネジ固定していく。
上下で棚板位置が揃うようにやるのですけど、板が斜めだし
ネジ止めは下からだし、作業位置も高いし、コレも地味に大変でした。
スニーカーを置いてみると、27cmのハイカットのスニーカーもピッタリ収まりました。
棚幅は、玄関幅に合わせただけなんだけど、
横にも、ぴったり3足を収納できて最高でした。
玄関のシューズラックをつくるにあたって、
かかった費用は、 アジャスター2個で約2,600円。
棚受7個で約7,000円。 棚板のワンバイ材 [1×12]が7枚で約9,500円。
ホワイトウッドの小割材が7本で約1,500円。
柱連結パーツのアイアンジョイントは、2個で約1,500円。
余っていた1,000円のペンキの費用を含めて、約24,000円といったところです。
壁掛けシューズ棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ 2×4アジャスター アイアン | 約1,300円 | 2 | 約2,600円 |
【柱】ジョイント アイアン ラブリコ | 約750円 | 2 | 約1,500円 |
【棚板】1×12材 2440mm | 3,880円 | 2 | 7,760円 |
【棚板】1×12材 910mm | 1,780円 | 1 | 1,780円 |
【棚板】ホワイトウッドの小割材 約19×19×910mm | 210円 | 7 | 1,470円 |
【棚受】ラブリコ シェルフサポート アイアン | 約1,000円 | 7 | 約7,000円 |
【塗料】アサヒペン 水性木部防虫・防腐ステインEX 0.7L | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約23,110円 |
スニーカーの重量は軽いので、ラブリコ棚受けではなく、
ツーバイ材用のL字アングルにすれば、もっと安く済ませられたかと。
1個200円だと考えても、14箇所で3,000円と半値以下。
頑張れば、トータル20,000円で作れるんじゃないかな。
廊下の突っ張り棚:1×4、2×4
ラブリコのワンバイフォーアジャスターは横向き設置が可能で、
横向き設置用にだけ、アジャスターサポートという商品もある。
というわけで、廊下の天井に横向きに突っ張り棚を作りました。
1×4アジャスターの横向き設置の対荷重は1kgまでですが、
1×4アジャスターサポートを使うことで、約10kgに向上するらしい。
1×4アジャスターサポートは、2個入りで定価594円、市場価格では約400円ほど。
1×4アジャスターサポートを、ホチキス止めで固定し、
その上にラブリコを設置するという仕組み。
我が家の場合は、片側はドア枠に載せ、
ドア枠の反対側のみアジャスターサポートを使用するという使い方。
3個並べて棚のようにして使っています。
1個に2つ入っているので、実際使っているのは1.5個。
1×4アジャスターサポート2個使用と見積もって約800円。
柱を固定する1×4アジャスターは、定価1,496円、市場価格では約1,100円。3つで3,300円。
廊下幅は、86cmなので、必要な棚柱は-5cmの81cmが3本。
1×4材の3660mm(1,680円)を購入してカットして使用。
合計費用は、6,000円ほどとなりました。
廊下の突っ張り棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ 1×4アジャスター | 約1,100円 | 3 | 約3,300円 |
【柱】ラブリコ 1×4アジャスター サポート | 約400円 | 2 | 約800円 |
【柱】1×4材 3660mm | 1,680円 | 1 | 1,680円 |
合計 | – | – | 約5,780円 |
天井という高い部分に、3個水平に設置するのが地味に大変でした。
流石に墨出し器を使わないと厳しかったです。
隣には、2×4アジャスターでも棚作ってますけど、これは非公式の使い方。
まぁ、片方はドア枠に固定しているし、片方は縦向設置してるので、
よっぽどのことがない限り、落ちてはこないかなと。
こちらには、フック固定もすることが多いので、 横向きにKINOBOも固定。
KINOBOテンションロッドは、 定価1,235円で市場価格は1,100円ほど。
取り付け幅-16cmなので、必要な長さは廊下幅86cm-16cmの70cm。
直径24mmの木の棒は、910mmで320円。1820mmで620円。
この廊下幅なら、1,500円ほどですね。
廊下の突っ張り棒の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】KINOBOテンションロッド | 約1,100円 | 1 | 約1,100円 |
【柱】ホワイトアッシュ丸棒 24mm 910mm | 320円 | 1 | 320円 |
合計 | – | – | 約1,420円 |
まぁ、正直、ラブリコで棚柱を3本作ってまで棚を作るか?って言われれば微妙。
6,000円の費用と安くは無いですし、これなら突っ張り棚の方が、コスパは高い。
平安伸銅工業の伸縮突っ張り棚の強力モデル(TAI-1B)は、定価2,497円。
市場価格1,500円ほどで幅73~112cmに調整もできて耐荷重50~30kg。
マットブラックは、ホワイトと違い質感も良いので、見える場所で使っても悪くないかなと。
我が家ではコレも大量に使ってますからね。
27インチ壁掛けモニターアーム棚
和室にある意味不明のスペース。
床の間らしき何もできない絶妙な空間に棚を作りました。
ここまでくると、もぅあんまり説明は要らないでしょうけど、
2×4材の棚柱とディアウォールが、2本で約4,000円ほど。
棚受けは、ディアウォール専用の棚受けを使いました。
2個1セットで500円。ラブリコに比べたら良心的だけど、
見た目はイマイチで、耐荷重も5kgまでとラブリコシェルフサポート30kgの6分の1。
まぁ、敢えて買う必要はないと思いますが、昔買って余ってましたので仕方なく。
棚板は、何も考えなしに購入したツーバイ材2×10の板。
長さ1830mm(3,240円)を3等分にカットしたので、棚幅は約610cm。
勢い余って作って、なんとも微妙な棚となってしまったので、
壁掛け用のアームでディスプレイ固定してみました。
サンワダイレクト モニターアーム 壁取付タイプを使っているのですが、
現在は廃盤。似たような商品は、今では2,000円くらいで売ってます。
取り付けたのは左側の柱。付属の4.8×52mmのボルトで固定。
激安故に軟弱だけど、デスク固定のアームと違い、省スペースで済むのが利点。
余っていた27インチの液晶ディスプレイを取り付けて、
最後にFire TV StcikやChromecastといったストリーミングデバイスを挿せば、動画専用ディスプレイの完成。
ディスプレイ背面を置いた間接照明で、それっぽさも演出。
Philips Hueを使ってるので、朝晩は自動で点灯する仕組みです。
棚自体の費用は、約9,000円ほど。アームを入れると約14,000円。
棚板に極厚なツーバイテンを使っているので、無駄に高額になっちゃってます。
壁掛けモニター棚(27インチ)の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
【棚受】ディアウォール 1×4・2×4材用 棚受け | 約500円 | 3 | 約1,500円 |
【棚板】2×10材 1830mm | 3,240円 | 1 | 3,240円 |
【アーム】サンワダイレクト モニターアーム 壁取付タイプ | 約5,000円 | 1 | 約5,000円 |
合計 | – | – | 約13,720円 |
動画視聴用にディスプレイ費用まで含めるなら、ディスプレイが1.5万円、
Fire TV Stickが約5,000円、 別途スピーカーを用意するなら2,000円。
間接照明用のクリップライトが2,000円…とかとか。
+2.5万円もあれば省スペースかつ、快適な動画視聴環境も作れるかと。
Fire TVは、Netflix、U-NEXT、ディズニープラスとった動画サービスだけでなく、
TVerやDTCPアプリやXBOX Gamingにも対応。
下手なスマートテレビを買うより、Fire TVを挿した方が楽しめますからね。
50インチ壁掛けモニターアーム棚
モニターアームを使えば、ツーバイ材にディスプレイ固定ができるということで、
大型液晶ディスプレイの壁掛けモニターラックも作りました。
ツーバイの柱に、壁面用のモニターアームを柱にねじ止めするという方法。
利用したのは、エルゴトロンのOEM製品。
アマゾンベーシックのモニターアーム。
ロゴは違えど中身は一緒、LXエルゴトロンアームと互換性もある製品です。
→エルゴトロンモニターアームLX、HX、MX、MXV、NX、OEMの比較。デュアルモニターモデルの違い。
最初は、ディアウォール一本で、アーム固定していたのですけど、
ディスプレイを動かす力で、固定している柱も簡単に動くという。
突っ張るだけの柱は横方向への力には弱いというのを再認識。もの凄い危険な状態。
というわけで、左側にも棚を造り、ディスプレイを動かしても柱が動かないようにしました。
ツーバイ材用のL型アングルを使用、1個150円を六カ所使い、三段の棚を作りました。
これにより、大型液晶ディスプレイ(50インチ)を取り付けても、柱は動かなくなりました。
空いた右側スペースにも棚柱を設置して、
余っていた「棚受け」と「棚板」で、あとは適当に棚を造って完成です。
トラスコ中山の格安な棚受けを使ってます。
こちらもストリーミングデバイスとスピーカーを設置して、
音楽鑑賞and動画鑑賞スペースへ。
左側のスピーカーは、モニターアームをスピーカースタンドに固定してます。
ディスプレイは、50インチの液晶ディスプレイ。
デスクではデカすぎて使い物にならなかったやつ。
LXエルゴトロンアームの耐荷重は11.3kgが限界なので、
43インチとか50インチのディスプレイも一応固定できるんですよね。
大画面の液晶テレビとかも固定できるっちゃできる。
→40型液晶テレビをモニターアームに固定して壁掛けっぽくしてみた。
ただ、大型のディスプレイを壁面固定するなら、
この後で紹介する「テレビ壁掛け金具」を使った方が良い。
大型になればなるほど、重心は不安定になるからアーム一本では危険だし、
大型テレビは、基本的に動かさないです。
なにより、テレビ用アームを使った方が価格も圧倒的に安いですからね。
というわけで、トータルでかかった費用は、柱が5本で約10,000円。
左側の棚は、L字金具を使っているので、1個150円が6個で約1,000円。
棚板は、柱のツーバイ材の端材を使っているので、追加コストはゼロ。
右側の棚は、1つ200円と1つ500円の棚受けを使っているので、棚3つ分の棚受けで約2,500円。
こちらの棚板も端材をのっけただけなので、追加コストゼロ。
棚だけなら、実費13,000円くらいですね。
壁掛けモニター棚(50インチ)の費用
単品価格 | 数量 | 合計価格 | |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 5 | 約5,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 5 | 4,950円 |
【棚受】L字金具 | 約150円 | 6 | 約900円 |
【棚受】トラスコ棚受 150X200 シルバー | 約200円 | 2 | 約400円 |
【棚受】スチール製 棚受 ホワイト | 約500円 | 4 | 約2,000円 |
合計 | – | – | 約13,250円 |
ディスプレイもモニターアームもストリーミングデバイスも余りもの使ったので、
ゼロ円…って言いたいけど、モニターアームだけでも1本1.5万円はするし、
大型ディスプレイも5〜6万円くらいはするハズ。
正直、この棚は、柱だけ寸法測って、あとは勢いでやってしまったので…
あまり物棚の一つの例として、ご容赦下さいませ。
65インチ壁掛けテレビラック
65インチテレビ買ったのですけど、65インチが思ったよりもデカくて、
本来、テレビを置くであろう場所に、テレビが入らないという賃貸あるある。
というわけで、急遽ディアウォールで、テレビラックを作成しました。
テレビが入らないなら、テレビの後ろ側にテレビラックを作って、
その棚にテレビを壁掛けしてやるぞ!という作戦。
テレビ裏の棚がイメージし難かったので、
棚は後からでも調整できるように、棚柱(ガチャレール)を使いました。
株式会社ロイヤルのチャンネルサポートです。
棚受け用のブラケットも、ネジも全部ロイヤル製品で揃えて購入しました。
ロイヤル 棚柱 AWF-5 1500mmが1本1,800円。3本購入で約6,000円。
ロイヤルのブラケット A-32/33 200mmが左右セットで1つ1,000円、5セット購入で約5,000円。
固定用のネジが50個入で約600円。
ガチャレールは、ロイヤルのチャンネルサポートかスガツネのLAMPあたりがメジャーですが、
別に和気産業のピラシェルでも良いと思います。
ラブリコにも専用の棚柱シェルフレールという製品もあるのですが、
ラブリコのシェルフレールは120cmまでしかサイズがないし、
120cmで1本約1,800円とちょっと割高。専用の棚受も微妙に高い。
しかも、シェルフレールとロイヤルの棚受ってピッチは一緒で、実は互換性もあったりもする。
私は、ラブリコのシェルフレールに、ロイヤルのブラケットを使ってますが問題ありません。
ガチャレールって、そこそこ値段は張りますが、棚を複数作るならガチャレールは圧倒的にラク。
レールの高ささえ揃えれば、全ての棚は水平になり勝手に並行にもなるのです。
棚を増やすのも簡単、棚板に専用ブラケットを付けるだけ。
耐荷重も高く、1カ所あたり15kg~30kgが安全目安荷重(ロイヤルの場合)となっています。
強いて難しい点があるとすれば、棚板にブラケットの固定位置。
左右のブラケット位置がズレたら入らないし、
奥側にも少しゆとりが無いと棚の抜き差しもしづらくなる。
というわけで、柱を設置して棚を取り付けたら、
棚の抜き差しチェック、ついでに水平チェックしておく。
棚の確認できたたら、続いてテレビアームをどこに付けるか考える。
使うテレビアームは、PC周辺機器メーカーのサンワダイレクト。8,980円。
対応サイズは、32~52型までですが、 耐荷重は50kgまでなので、65型の20kgでも余裕と判断しました。
今では、80型まで対応したモデルもありますのでこっちのが無難だけど13,800円。
32~52型モデルは、VESAマウント200×100〜400×400に対応しているので、
大型の液晶ディスプレイとかにも使えそうですね。
アームの形状は横長であり、 固定するには横方向に上下2本の土台が必要なので、
柱に棚を2本作る必要があるのですけど、
テレビの固定位置が、イマイチ把握できないので、
まず、テレビ側にアーム固定用のブラケットを取り付けました。
テレビにある300mm×300mmのVESAネジ穴に、
アームに付属していたネジとクッションで、ブラケット固定。
ブラケット側には、ネジ穴が何個か空いているので、
後からでも多少の高さは調整が効く仕組み。
土台アームには、上下4か所のツメを引っかけて固定するので、
ツメの位置から、土台アームに適した位置を推測する。
テレビ下のスペースと、テレビ左右の空きスペースを考えながら、
テレビ中央が来る位置を推測して、アーム固定する場所を決定しました。
まぁ、アームなので多少の融通は効くんですけどね。
位置を決めたら、上下に2本のツーバイフォーを固定する。
必要なのは、ツーバイフォー用のL字金具。
何度も使ってる1個150円のやつを4個使用。
テレビアーム「100-PL005」の土台幅は46cmだったので、
ツーバイフォーの長さは、50cm以上必要。
私は設置場所が右側にくる関係で、ちょっと長めの60cmにしました。
一本目に上側の取り付けをしたら、
テレビアームの下側と合う位置に、もう1本の2×4も設置。
土台が完成したら、アーム固定へ。
壁掛けアームのネジは8mm幅と超ごく太なので、
電動ドリルとドリルビットを使って、直径5~6mm、深さ30mm以上の下穴を開ける。
下穴を開けたら、付属のボックスレンチでネジを回すして固定する。
重いアームを固定しながら、ボックスレンチを回さないといけないので、一人だと大変でした。
アームに65インチテレビ固定してみる。問題無し。
続いて、上部の棚に、サウンドバーも壁掛け固定していきます。
固定と言っても、サウンドバー付属の壁掛けパーツで引っ掛けるだけ。
左右2カ所にネジを付けるだけで固定もできました。
テレビを設置する前に、テレビ裏に、配線やテレビアイテムを並べておく。
中央に延長コード2本引っ張って、中心に全部電源を集める作戦。
配線は、テレビに隠れて見えませんから適当でも良い。
テレビは、左右のアームで、手前に伸びたり、横方向へ位置を微調整できる仕組み。
テレビをアームで動かせば、テレビ裏の配線はしやすくなるし、
テレビ自体が配線隠しパネルにもなるわけです。
最終的に、テレビラックの作成にかかった費用は、
棚だけで約28,000円。テレビ用アームを含めると約37,000円といったところ。
壁掛けテレビラック(65インチ)の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 3 | 約3,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 3 | 2,970円 |
【棚板】2×10材 3050mm | 5,240円 | 2 | 10,480円 |
【棚受】ロイヤル 棚柱 チャンネルサポート 1500mm ブラック | 約1,800円 | 3 | 約5,400円 |
【棚受】ロイヤル ウッドブラケット 200mm 左右セット ブラック | 約1,000円 | 5 | 約5,000円 |
【ネジ】ロイヤル ウッドブラケット用Wタッピングビス 50個入 | 約600円 | 1 | 約600円 |
【アーム】サンワダイレクト テレビ壁掛け金具 32型-52型 | 8,980円 | 1 | 8,980円 |
【棚受】L字金具 | 約150円 | 4 | 約600円 |
合計 | – | – | 約37,030円 |
今では、棚板を薄型に変更したり、背面に間接照明Philips Hueを追加したり、
サウンドバーもAlexaホームシアターに乗り換えています。
AmazonのEchoスピーカーは、三脚穴で吊り下げられるのも便利だし、
Echoは、Fire TVと組み合わせることで進化を発揮する。
ワイヤレスホームシアターなら設置の手間もないからね。
※参考→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターができること。 | 俺の動画。
Alexaホームシアターについては、動画でも解説していますので、
宜しければコチラもどうぞ。
Echoをホームシアターとして使う方法
壁面PCデスク棚
テレビやディスプレイを壁面固定して気づいたのが、
デスクの上にパソコンを置く必要が無いということ。
ということで、ディスプレイだけでなく、
パソコンやパソコン周辺機器も、全てディアウォールで固定してみました。
まず、棚は稼働式にしたいので、先ほどのガチャレールを柱に固定。
ただ、ガチャレールを取り付けると、
モニターアームを固定する場所がなくなってしまったので、
柱の補強を兼ねて、二つの柱の間にツーバイ材を這わせました。
毎度使う格安なL字金具。150円を4カ所なので600円ほど。
とりあえず、ベースの柱が完成。念の為、水平確認。
この這わせた板二枚の左右に、壁掛けエルゴトロンモニターアームを固定し、
壁面デュアルディスプレイにする。
パソコンのMac Miniは、スタンドバーで壁面固定した木材に、
モニターアームを取り付けて浮かせています。
このアームは、先ほどのサンワダイレクトを使ってますが、
正直、VESA固定できるアームなら、なんでも良い。
Mac Miniは、専用のVESAマウントアダプタで固定してます。
ディスプレイ位置が決まったら、上下に配線棚を設置する。
下の棚は、デスクと干渉せず、ちょっと配線がおけるくらいの高さ位置に調整しています。
柱の左右には、クリップライトをネジ固定し、
ディスプレイで隠れる間接照明を作る。電球はやはりPhilips Hue。
ディスプレイ上と棚の間に、微妙に空いたスペースがあったので、
左側にラブリコスクエアで棚を作成し、その隣には棚から生えるように棒も作りました。
この棒は、直径30mmの丸棒、 ラブリコ丸棒シリーズの棚受けを使って棚板にネジ固定しています。
コレは、12.9インチのiPadを固定する為の棒。
iPadは、MOFTのタブレットスタンド用マグシールでマグネット吸着できるようにして、
マグネット対応したiPadを、カメラ用クランプにMagsafe用ホルダーを固定して、磁力で貼り付けてます。
iPadを固定するので、磁力が強いタイプのものを使ってます。
iPhoneでは強すぎて使いづらいけど、iPadで使う場合はしっかり固定できないと怖い。
iPadは無線でMacの外部ディスプレイとして使えるし、
iPadのまま、ユニバーサルコントロールで直接操作もできますからね。
デスクの上には、無線の入力デバイス(キーボード、マウス等)のみ。
マウスもキーボードも、ワイヤレス接続なので、デスク上の配線は一切ありません。
デスク足にもキャスターを取り付けてるので、完全に分離することも可能。
デスクだけでなく、引き出しも、サイドワゴンも、サイドテーブルも、
全てキャスター対応することで、作業環境を簡単に変更できるようにもしてます。
こちらのデスクも元々は、和室用の座卓。
ローテーブルの短い脚を、デスク用のアイアンレッグに交換し、
その脚に付いてたテーブル脚アジャスターを、キャスターに変更したわけです。
テーブル脚に付いているアジャスター「レベリングボルト」のネジ穴は、
M8サイズが多いので、M8のキャスターはなにかと使えます。
サイドテーブルも、余っていたワンバイテンの端材に、
アイアンテーブルを固定して、M8キャスターに交換しただけ。
FlexiSpotのデスク脚も、M8キャスターですからね。
ここまで、この棚にかかった費用をまとめると、合計7万円ほどですが、
このうちアーム代が約5万円と大半を占めます。
正直、どこまで含めて計算するかは微妙なのですが、
ディスプレイやパソコン、デスクの価格は含めず、
アームの除いた純粋な棚の作成費用であれば、約22,000円といったところ。
アームも、格安な壁掛けアームを使えばもっと安くはできるはず。
壁面PCデスク棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
【棚板】2×10材 3050mm | 5,240円 | 1 | 5,240円 |
【棚受】ロイヤル 棚柱 チャンネルサポート 1500mm ブラック | 約1,800円 | 2 | 約3,600円 |
【棚受】ロイヤル ウッドブラケット 200mm 左右セット ブラック | 約1,000円 | 3 | 約3,000円 |
【ネジ】ロイヤル ウッドブラケット用Wタッピングビス 50個入 | 約600円 | 1 | 約600円 |
【棚受】L字金具 | 約150円 | 4 | 約600円 |
【棚受】ラブリコ シェルフフレーム スクエア 1×4 | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【棚受】ラブリコ 丸棒 棚受け | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【柱】ホワイトアッシュ丸棒 直径30mm 長さ910mm | 660円 | 1 | 660円 |
【柱】アイワ金属 STAND BAR4 | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【アーム】エルゴトロン LX ウォールマウント 壁掛け | 約21,000円 | 2 | 約42,000円 |
【アーム】サンワダイレクト モニターアーム 壁取付タイプ | 約5,000円 | 1 | 約5,000円 |
【アーム】Mac Mini用 VESAマウント | 約2,000円 | 1 | 約2,000円 |
合計 | – | – | 約70,680円 |
また、iPadをポール固定するには、 マグシール、
磁気三脚マウントアダプター、ポール用クランプの費用も必要です。
iPadポール固定の費用
単品価格 | 数量 | 合計価格 | |
---|---|---|---|
MOFTのタブレットスタンド用マグシール | 約1,300円 | 1 | 約1,300円 |
磁気三脚マウントアダプター 1/4インチ | 約2,500円 | 1 | 約2,500円 |
NEEWER スーパークランプ | 約3,500円 | 1 | 約3,500円 |
SmallRig ダブルボールヘッド マジックアーム | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【柱】アイワ金属 STAND BAR4 | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約9,300円 |
iPadのMagSafe化は、リング型のプレートを使う方が多いと思うのですが、
磁力が強力になるほど粘着力に負けて剥がれるし、 貼り付けられる範囲が広い方が柔軟に対応できる。
剥がれないし貼り付けられる面積が大きいという理由で、私はマグシールを使ってます。
iPad miniにもマグシール。これにより、だいぶ使い勝手も向上しました。
スーパークランプは、マンフロットを使ってますが、
類似品のTokistarやNEEWERでも良い。
正直、何が違うのか?といわれても分からないくらいの品質。
照明用アダプターが付いてる分、NEEWERのコスパが高い気がする。
ちなみに、このデスクの右側には、
電話機やWiFiルーター周りの配線棚もディアウォールで作成していたのですが…
今ではこのディアウォール棚は撤去して、
石膏ボード用ピン固定のラブリコシェルフフレームに変更しています。
デスクとルーター周りは、電子機器も多く、
配線難易度が非常に高いので、実は、何度もレイアウトも変更して今に至ります。
配線のコツは、電源を取ってくる場所をしっかり考えること。
そして、なるべく束ねず隠さない。これに尽きる。
デスクから配線を無くしたのも試行錯誤した結果なのです。
→PCデスクとテレビ裏の配線整理。100均グッズの配線アイデアと配線のコツ。賃貸で壁面にケーブルを這わせる方法。
壁面ゲーミングPC棚&撮影デスク
突っ張りDIYで作る棚には、重い物を乗せられないのがデメリット。
だったら、重量のあるデスクトップPCは、床置きの棚に収納し、
その隙間をディアウォール棚で埋めれば良い。
デスクトップPCも壁面収納してみました。
床置きラックと突っ張りラックのハイブリッドラック。
もともとのPCラックは、左側に置いていたのですが、
デスク脇に置いておいたPCラックを、デスク裏の壁側に移動し、
ディスプレイも壁面固定するという作戦です。
このPCラックとして使っている棚は、LOWYAのオープンシェルフ(11,990円)。
もともとは4段ラックだったんですけど、上下の向きをひっくり返して、
棚板を一枚抜くことでデカいPCも置けるようにしています。
デスクの上にデスクトップPCは置きたくないんだけど、
デスクから見える高さに置きたいという、わがままな私。
デスクトップPCに最適化されたパソコンラックってのも、なかなか無いからね。
抜いた棚は、下段へ移動し、無理やり4段ラックを復活させるへ。
棚は、無印良品の平台車(ひらだいしゃ)に乗せてるだけ。
固定はしていないけど、ラックのフレームに通しているので動かないのです。
反転したPCラックは、倒れてこないように背面のディアウォールに棚受けで固定。
棚の間を埋めるための棚をつくるだけでなく、
棚が倒れないようにする為の突っ張り棒として、ディアウォールを使ってるのです。
更に柱が倒れるリスクも、横向きの突っ張り棒で支えるという仕組み。
棚もディアウォールも、上から倒れてくるのは同じ。
縦横を突っ張ることで、倒れる可能性も限りなく低くできるんじゃないかなと。
我が家で一番大事なのはデジタルデータ。
この棚の物が無くなっちゃったら、一生立ち直れないからね。
二つのディアウォールの間には、ラブリコのアイアン伸縮ロッドを取りつけ。
ここにDRAW A LINEの棚を引っ掛け、サテライトルーターを置いています。
この棚と柱には、鬼目ナットで、ネジ穴も開けまくり。
鬼目ナットが使えれば、木材になんでもネジ固定できるようになる。
ネジをフック代わりに使ったり、1/4インチのネジ穴で三脚を固定してみたり、
色々試すための実験木材としても活用したりもしている。
実は棚受けも鬼目ナットで固定しているので、棚固定の脱着も可能。
例えば、このコントローラー収納ラックのネジは、M5サイズ。
同じネジサイズの鬼目ナットを天板に固定することで、宙に浮くという仕組み。
ネジはナットに固定すると理解していれば、どこでも浮かせられるというわけ。
デスク裏とか、アイアンプレートとか、ちょっとした穴さえあれば、ネジとナットで固定できるから。
こちらのPCラックは、先ほどのMac用デスクと同じように、デスク裏側に来るので、
デスクにはキャスターも取り付け、デスクを移動できるようにもしています。
撮影デスクとしても使える昇降デスク、FlexiSpotでスタンディングデスクにしています。
キャスターは、FlexiSpotの純正キャスターではなく、
格安なトラスコ中山のエラストマーキャスターです。
ゴムっぽい弾力のあるエラストマーキャスターは、硬いナイロンキャスターに比べて、
床も傷つきづらくなり、キャスター音も抑えられて一石二鳥。
重いデスクもヌルヌル動いて、気持ち良い。
集合住宅に住んでいる私は、元々キャスターが付いてる家具も、
エラストマーキャスターに交換しまくっています。
M8サイズは、1個400円〜500円。4カ所で約2000円ほど。
デスク下の手前側には、FlexiSpotのキーボードトレイを設置。
背面側には、サンコーのモニターアームと丸棒棚受けパーツを組み合わせて棚も作成。
棚板と丸棒は、余っていたものを活用し、デスクフレームに合わせてブラック塗装。
棚板の1つは、デスク天板に合わせてリメイクシートでコンクリ調に変えています。
デスク天板も、元々は安っぽいリビングテーブルの天板、
ボロボロにもなりつつあったので、リメイクシートで蘇らせています。
このデスクは、バッテリーを積むことで、
デスクへの配線が不要で、昇降できる仕組み。
せっかくのキャスターデスクも、配線出てたら使いづらいですからね。
デスク脇にアイアンポールを固定することで、デスクを動かしやすく、
デスク脇に物を引っ掛けられるようにしています。
デスク幅と同じL字アングルをデスクにネジ固定して、
ラブリコの伸縮アイアンポールをネジとナットで固定しています。
デスク脚には、三脚テーブルを固定してサイドテーブルも増設。
マグセーフ土台にSmall Rigのポールと雲台を固定、
天板は、適当な板に1/4インチのねじ込みウッドインサートナットを取り付けただけ。
こちらもリメイクシートで統一感を出してます。
私はウッドインサートナットを使いましたが、
八幡ねじの板付ナットでも同じように作れますからね。
1/4インチだけでなく、3/8インチの板付ナットもある。
これを板に固定するだけで、簡単に三脚テーブルもできるから。
余った三脚の活用方法としても、お勧めです。
で、かかった費用をまとめたいところですが、
正直、こちらの背面ラックもデスクも、金額を計算するのは難しいです。
いずれも、あまりモノにあまりモノを継ぎ足ししてできたもの、
試行錯誤しているうちに、こんな形になっちゃったっていうモノですからね。
それでも、無理やり算出してみると、
背面ラックが約40,000円、 撮影用の電動昇降デスクが約60,000円といったところ。
壁面ゲーミングPC棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【棚】LOWYA オープンシェルフ スチール 4段 | 11,990円 | 1 | 11,990円 |
【柱】2×4 ディアウォール | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【柱】2×4材 2440mm | 990円 | 2 | 1,980円 |
【棚受】トラスコ棚受 150X200 シルバー | 約150円 | 2 | 約300円 |
【棚受】スチール製 棚受 ホワイト | 約500円 | 6 | 約3,000円 |
ラブリコ アイアン伸縮ロッド M | 約1,300円 | 1 | 約1,300円 |
ドローアライン シェルフ B | 約5,600円 | 1 | 約5,600円 |
突っ張り棒 強力 3m | 3,880円 | 1 | 3,880円 |
無印良品平台車 | 約2,000円 | 2 | 約4,000円 |
ゲームコントローラー収納ラック 4層 | 約2,500円 | 1 | 約2,500円 |
ムラコシ精工 鬼目ナット Dタイプ 50個入り M5xL13 | 約1,300円 | 1 | 約1,300円 |
合計 | – | – | 約37,850円 |
昇降式撮影デスクの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【デスク】FlexiSpot昇降式デスクフレーム | 約30,000円 | 1 | 約30,000円 |
【デスク】デスク天板 | 約10,000円 | 1 | 約10,000円 |
リメイクシート モルタル調 巾61cm 長さ2m | 約2,000円 | 1 | 約2,000円 |
FLEXISPOT スライド式キーボードトレイ | 約8,000円 | 1 | 約1,000円 |
トラスコ中山 エラストマーキャスター φ40 M8 | 約500円 | 4 | 約2,000円 |
【アーム】サンコー4軸式くねくねモニターアーム | 約6,000円 | 1 | 約6,000円 |
【棚受】ラブリコ 丸棒 棚受け | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【棚受】ラブリコ 丸棒 フック | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【塗料】ターナーミルクペイント インクブラック 200ml | 約800円 | 1 | 約800円 |
ラブリコ アイアン伸縮ロッド S | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
ダイドーハント 巾広金折 L型 ブラック | 約200円 | 2 | 約400円 |
八幡ねじ 板付ナット W1/4 | 約200円 | 1 | 約200円 |
SmallRig 15mmロッド アルミニウム 2本入り | 約1,700円 | 1 | 約1,700円 |
M12オス-1/4オス変換ねじ 2個入り | 約400円 | 1 | 約400円 |
磁気三脚マウントアダプター 1/4インチ | 約2,500円 | 1 | 約2,500円 |
合計 | – | – | 約61,000円 |
そして、最終的に、背面ラックには、パソコン、ディスプレイだけでなく、
NASサーバーやWiFiルーター、アンプやスピーカー、
カメラや照明器具も設置しているので、色々とカオスです。
具体的なガジェットについて話し始めると、
また長くなってしまうので割愛しますが、
PC作業も撮影もエンタメも、全てこのスペースで完結できるようにしています。
DRAW A LINE風の丸棒ラック
DRAW A LINEって買うと高いから、
KINOBOでDRAW A LINE風の突っ張りラックを作って見ました。
中央がDRAW A LINE、左側と右側がKINOBO。
KINOBOテンションロッドは、市場価格で1,100円ほど。
窓際の天井高が183cmであり、取り付け幅-16cmなので、
必要な丸棒の長さは、天井幅183cm-16cmの167cm。
白く塗装することで、一見するとDRAW A LINEポールっぽい感じにしています。
アクリル塗料のミルクペイントを普通に塗ったらなんか安っぽくなっちゃったんで、
スポンジで叩きながら二度塗りしました。アイアンペイントで学んだテクニック。
叩くことでゴツゴツした見た目にできたりもする。
直径24mmの木の棒は、1820mmで620円。
塗料が約1,000円と考えても、合計3,000円ほどで作れました。
DRAW A LINEのTension Rod A White 75~115cmが4,730円、
Tension Rod B 115~190cmが6,270円なので、
KINOBOなら、半額くらいで作れるイメージ。
価格 | ポール径 | 耐荷重 | 取り付け可能幅 | |
---|---|---|---|---|
ラブリコ 丸棒アジャスター | 1,375円 +丸棒 | 30mm | 横向き5kg 縦向き8kg | 縦横1825mmまで 縦は連結パーツ使用で2750mmまで可能 |
KINOBO テンションロッド | 1,235円 +丸棒 | 24mm | 横向き12kg 縦向き10kg | 縦横1980mmまで 縦はロングモデル使用で2800mmまで可能 |
DRAW A LINE Tension Rod A | 4,730円 | 太25.4mm 細22.2mm | 横:大丸25〜15kg、小丸20〜10kg 縦:大丸10kg | 縦横75~115cm |
DRAW A LINE Tension Rod B | 6,270円 | 太25.4mm 細22.2mm | 横:大丸15〜5kg、小丸10〜2.5kg 縦:大丸10kg | 縦横115〜190cm |
DRAW A LINE Tension Rod C | 7,590円 | 太25.4mm 細22.2mm | 縦:10kg | 縦のみ200~275cm |
KINOBOのトレイは1個1,000円、丸い棚を三つ作っても+3,000円。
スタンダードプロダクトで見つけた真鍮風トレイを載せて、
DRAW A LINEっぽくしています。トレイは1個300円ですね。
DRAW A LINE風の丸棒棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】KINOBO テンションロッド | 約1,100円 | 1 | 約1,100円 |
【柱】ホワイトアッシュ丸棒 24mm 1820mm | 620円 | 1 | 620円 |
【塗料】ターナーミルクペイント スノーホワイト 200ml | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【棚受】KINOBO トレイ | 約1,000円 | 3 | 約3,000円 |
【棚板】スタンダードプロダクツ真鍮風トレー | 330 | 3 | 990円 |
合計 | – | – | 6,710円 |
DRAW A LINEだと、シューズラック1つで約3,000円もするので、
ラック3つで約9,000円。棚まで考えると、より差額は広がります。
本家DRAW A LINE棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
Draw A LINE Tension Rod B White 115~190cm | 6,270円 | 1 | 6,270円 |
Hook B White | 2,860円 | 1 | 2,860円 |
Shoes Rack White | 2,860円 | 3 | 8,580円 |
合計 | – | – | 17,710円 |
そして、DRAW A LINEのパイプ径は、太い方が25.4mm、細い方が22.2mm。
24mmの木の棒なら、DRAW A LINEのオプションパーツも使えるというのは、
先ほど申し上げた通り。
コレはコレで見た目も良いと感じたので、
最終的には、KINOBOとDRAW A LINEのアクセサリーパーツを組み合わせて、
よくわからない棚が3つ仕上がってます。
DRAW A LINEのシューズラックにも、1 x 6の端材を載っけて、
木のトレイ風にアレンジ。ドローアラインで木のトレイ買うと1個6,270円ですからね。
フックも1つ2,860円と高額なので、 私は100円均一のポールハンガーで代用。
植物を吊り下げたりもしています。
また、先ほどの壁面PCラックの上部に固定していた突っ張り棒も、
KINOBOに交換しています。
平安伸銅工業の突っ張り棒でもKINOBOのパーツは使えるんですけど、
細いポール側でしか使えなかったんですよね。
KINOBOに交換すれば、端から端までDRAW A LINEのシェルフが使えるようになる。
で、交換して2個吊るしたところ、突っ張り棒よりKINOBOは、強度が弱くしなることに気づく。
結果、補強パーツ「T型ジョイント」も追加して、下からポールを支えるようにしました。
縦のポールも増えたので、またポールフックを吊り下げてみたりといった感じです。
ブラックのアイアン塗装もして、よりDRAW A LINEっぽい見た目へ。
合計価格は、約3,500円ほどで仕上がりました。
T型突っ張り棒の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】KINOBOテンションロッド | 約1,100円 | 1 | 約1,100円 |
【柱】KINOBO Tジョイント | 約500円 | 1 | 約500円 |
【柱】ホワイトアッシュ丸棒 24mm 1820mm | 620円 | 1 | 620円 |
【塗料】ターナーアイアンペイント ブラック 200ml | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約3,220円 |
まぁ、KINOBOって木材を使うので、
DRAW A LINEより柔らかい雰囲気にもなる気がしました。
ちょっと人とは違うものができるってのも良いかなと。
ただ、わざわざKINOBOで作るのか?って言ったら微妙です。
安いとはいえ手間はかかるし、アイアンの方が強度があるし、磁石もくっつきますから。
見た目だけでなく、使い勝手という点で、素直にDRAW A LINEを選んだ方が良いでしょう。
ちなみに、ラブリコ丸棒でも、つっぱり棒は作れますが、 DRAW A LINEのパーツが使えないので、
見た目に限界があります。
私は、棚受けパーツを活用して、なんちゃって突っ張りラックとかも作ってますけど、
KINOBOに比べると値段は高額になるし、やっぱり見た目で劣ると感じました。
ラブリコ丸棒棚の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ丸棒アジャスター | 約1,200円 | 1 | 約1,200円 |
【棚受け】ラブリコ丸棒 棚受け 4個 | 約1,000円 | 2 | 約2,000円 |
【棚板】ホワイトアッシュ丸棒 30mm 1820mm | 1,290円 | 1 | 1,290円 |
【塗料】ダイソー木トレイ | 110円 | 5 | 550円 |
合計 | – | – | 約5,040円 |
一応、ラブリコ丸棒やKINOBOでスタンドハンガーを作ってますので、
こちらも参考までにかかった費用を置いておきます。
ラブリコ丸棒スタンドハンガーの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【棚板】ホワイトアッシュ丸棒 30mm 1820mm | 1,290円 | 1 | 1,290円 |
ラブリコ丸棒 連結パーツ T型 2個 | 約1,100円 | 1 | 約1,100円 |
ラブリコ丸棒 丸キャップ 4個 | 約500円 | 1 | 約500円 |
ラブリコ丸棒 フック | 約500円 | 1 | 約500円 |
合計 | – | – | 約3,390円 |
KINOBOスタンドハンガー(ハシゴ型)の費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
ホワイトアッシュ丸棒 24mm 1820mm | 620円 | 2 | 1,240円 |
KINOBO スタンドハンガー | 約700円 | 3 | 約2,100円 |
シリコン椅子足カバー 17-26mm(ダイソー) | 110円 | 1 | 110円 |
合計 | – | – | 約3,450円 |
壁一面パンチングボードラック
Windowsデスク裏にある、謎に凹んだデッドスペースが気になっていたので、
これを塞いでウッドパネル化しました。
部屋の壁紙を1面変えるだけで、部屋の雰囲気が変わるってやつ。
単純に壁紙の色を変えるってだけでは面白くもないので、
パンチングボードをウッドパネル代わりに使って、
インテリアラックとしても使えるようにしてみました。
Windowsデスクには、黒系アイテムを多く置いているので、ボードも黒に統一。
フックや棚も黒で揃えて、漆黒のインテリアラックの出来上がりです。
一応、最終的な費用をまとめると、こんな感じ。
トータルで6万円くらいは注ぎ込んでいるかなと。
壁一面パンチングボードラックの費用
商品名 | 単品価格 | 数量 | 合計価格 |
---|---|---|---|
【柱】ラブリコ 2×4アジャスター アイアン | 約1,300円 | 4 | 約5,200円 |
【柱&棚板】2×4材 2440mm | 990円 | 5 | 4,950円 |
【棚板】1×4材 2440mm | 3,880円 | 2 | 7,760円 |
【棚板】1×6材 1830mm | 1,460円 | 1 | 1,460円 |
【塗料】ターナーアイアンペイント ブラック 200ml | 約1,000円 | 1 | 約1,000円 |
【塗料】ターナーアイアンペイント プライマー 200ml | 約700円 | 1 | 約700円 |
【塗料】アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 艶消し黒 300ml | 約800円 | 1 | 約800円 |
【壁】有効ボード ピッチ25mm 1800×900mm | 4,050円 | 3 | 12,150円 |
光 壁面用パンチングボード止め具セット 黒 4個入り | 約250円 | 5 | 約1,250円 |
有効ボード シェルフスルー 黒 | 590円 | 6 | 3,540円 |
有効ボード Wバーフック 50mm | 390円 | 11 | 4,290円 |
有効ボード Wバーフック 90mm | 430円 | 2 | 860円 |
有効ボード Jフック 5個入り | 540円 | 1 | 540円 |
有効ボードフック ダイソー 4個入り | 110円 | 10 | 1,100円 |
有効ボードフック 100mm 50本入り 黒 | 約2,500円 | 1 | 約2,500円 |
パンチングボード用フック先端キャップ10個入り | 約100円 | 1 | 約100円 |
L字金具 セリア | 110円 | 5 | 550円 |
配線モール ダイソー | 110円 | 4 | 440円 |
Philips Hue ライトリボンプラス 2m | 約12,000円 | 1 | 約12,000円 |
合計 | – | – | 約61,190円 |
こちらのパンチングボードラックは、棚も追加したり、塗装したり、
ラブリコ足を隠したり、 フックも試行錯誤したり、照明を追加したり、配線も隠したり…と、
徐々に手を加えた部分も多く、思った以上に時間もかかっています。
これについては細かく記載すると、とても長くなっちゃうし、
ちゃんと詳しく説明もしたいと思ってますので、
また別の記事にて、詳細を説明できれば幸いです。
突っ張りDIYまとめ
これまでDIYのために、時間もお金も注ぎ込んできましたが、
こういったDIY商品を使う最大のメリットって、
DIYスキルが身に付くことなんですよね。
やってるうちに棚の仕組みが理解できるようになり、
家具選びの判断基準が増えるということ。
家具の値段もピンキリ。なんで高額なのか?
DIYできることで、下手に家具も買わなったのも事実です。
DIYができれば、既存の商品を自分の家に合わせてカスタマイズもできるようになる。
自分の家に有ったサイズにオーダーメイド。
このスキルがあれば、引っ越しても家具を使いまわせる。
家具も適応させられるし、自分に合ったデスクも造れるようにもなる。
例えば、市販のパソコンデスクとかも、多くの人にとって不適切なサイズなんですよね。
日本の規格がパソコンワークを考慮しておらず、70cmのデスク高は危険。
デスク選びを勘違いし続けて、体を壊した私。
デスク脚だけ交換するならDIY難易度も低いから。
→パソコン用オフィスデスクの選び方。仕事に最適な天板サイズとデスク高さ。引き出し、デスク棚の必要性。
スタンディングデスクだって、立つ為のデスクでは無いですからね。
座り続けるのを防ぐデスク。
座るも立つも寝るも、続けるは悪しき事。
病気になりたくないなら、動かないと不味いのです。
→スタンディングデスクのメリット・デメリット。昇降デスクの正しい使い方、立ち姿勢のデスク高さ。
自分でカスタマイズできるなら、
高額なデスクパーツや、ニッチなオプション製品にも惹かれなくもなるし、
なんなら、家にあるもので代用できるようになったりもする。
そもそも市販の家具は、大衆向けに造られているもの。
貴方の家に最適化された家具なんて無いわけで、
無いなら、自分で造れば良い。
そう思えるだけで、家具に対する認識も改まります。
収納だけの為に家を買うのも馬鹿らしい。
だったら賃貸ルールの中で、できる限り適応しよう。
賃貸だから、借り物だからっていう言い訳。
こういった商品が有るからには、そんな事も、もぅ言えねぇ。
今では、石膏ボードにピン固定してDIYできる商品もあるので、
棚を浮かせたり、パンチングボードを浮かせたり、
テレビを浮かせたり、トイレットペーパーを浮かせたり、
折りたたみデスクを壁面収納したり…と、マジで作れないものもない。
実際、DIYする事で、収納に関して苦悩できて良かったとも思う。
なにより、棚造るのスッゲー早くなったから。
こんなんどこで売ってるんですか?
これ自分で作ったんす。
そう自慢する為に、頑張っても良いんじゃないかな。
コメント
コメント一覧 (7件)
とっても参考になります。いろんなサイトの中で一番でした。
ラブリコで棚を作ろうと思い耐荷重ついて不安に思い色々と調べておりました。とても詳しく書いてくださりありがとうございました。
5年ほど前?から拝見させてもらってます。
相変わらず親切で、出し惜しみなしな情報に感謝、尊敬します。
詳細を書いてくださりありがとうございます。参考になりました。
棚板は厚さが2×4よりも薄いものでも良いのでしょうか?厚みが出ると保管するのも場所をとっていそうだったので。
柱を作るのが目的なので、棚板は固定さえできれば。
ただ、薄くなれば強度も弱くなりますので。
ラブリコとディアウオールどちらが良いのかな?と色々検索した中で、一番分かりやすくて面白い記事でした!!DIYは元々得意で女1人でIKEAのワードローブなどの結構大き目家具も組み立てる派なので、検寸の大切さと失敗した時の悲しみ・・・凄く共感出来ます。
組み立てたらまたコメントさせてください!
ありがとうございます。
ゼロからDIYは、組み立て始めるまでが大変ですよね。
まぁ、私はそこまで経験も多くはないのですけども。
普段から大きな家具を組み立てているのであれば、
ラブリコは難も無いんじゃないかなと。
組み立て頑張って下さい!