自宅兼オフィスで働く、弱小経営者は、
限られたスペースを最大限有効活用するのも仕事のウチ。
賃貸住宅や倉庫は、面積に比例して料金が上がり、
スペースは金に成るということ。
限られたスペースを如何に有効活用するかってのは、
在庫を持つ商売に関わらず、必要なスキル。
今では「ディアウォール」や「ラブリコ」のような商品も登場し、
借り物の物件でも、自由に収納スペースも作れるわけ。
→ディアウォール&ラブリコの活用例。賃貸住宅でDIYしまくってみた。
ただ、色々と造って来た中で気づいた点もありますので、
ツーバイ柱を増設する注意点まとめておきます。
ラブリコとディアウォールの利点
ディアウォールとラブリコは、
基本的に収納スペースを増やす為に使うものであり、
どうやったら、より収納できるか?ってのを予め知っておくべき。
限られたスペースの中で、最大限収納を増やすには、
下から上まで隙間なく埋めること。
収納を増やすコツは「高さの活用」、これに尽きる。
棚を高さ限界まで増やせれば最高なのですが・・・
実際のところ、天井高は部屋単位で違うし、建物により部屋の形状も様々。
意味不明な間取りのデットスペース、丁度よいサイズの棚も無く、
賃貸だからキズもつけられない。勝手にDIYする事も難しい。
壁に穴を開けれさえすれば、収納はいくらでも増やせる。
壁面収納だって造れるし、壁掛けだってできる。
というわけで、ラブリコとディアウォールの出番なのです。

借り物住宅だけでなく、
自己所有のマンションや新築戸建てにもオススメ。
私自身、ネジ穴開けては失敗しまくり、やり直しだらけ。
DIYって全然思い通りに行かないからね。
いくらでも傷つけて良いマイ柱があるだけで、
収納アイデアも膨らむし、色々と挑戦もできるのです。
ラブリコとディアウォールの違い
若井産業の「ディアウォール(DIAWALL)」。
平安伸銅工業の「ラブリコ(LABRICO)」。
和気産業の「ウォリスト(Walist)」という商品まで登場。
いずれも似たような価格帯で、
ツーバイフォー材(2×4)を突っ張って使う仕組みも一緒。
ただ、スペックは微妙に違いますので。
※ツーバイフォー材:2インチ×4インチ(38×89mm)の木材のこと。

ラブリコとディアウォール比較
ラブリコ 2×4アジャスター | ディアウォールR (DWS90) | ウォリスト | |
---|---|---|---|
固定方法 | ネジ固定 | バネ固定 | ネジ固定 |
耐荷重 | 20kg (柱一本当たり) | 状況に依る | 状況に依る |
本体サイズ (幅 & 奥行) | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.8cm 奥行:6.7cm | 幅:9.0cm 奥行:4.5cm |
木材サイズ | 天井高-95mm | 天井高-45mm | 天井高-60mm |
製造元 | 平安伸銅工業 | 若井産業 | 和気産業 |
「ディアウォール」の方が先に発売され、後には「ウォリスト」も出ましたが・・・
正直、今から購入するなら「ラブリコ」一択。
「ラブリコ」が圧倒的に売れており、私も「ラブリコ」を推奨する。
その理由から。
耐荷重の違い
いずれも「突っ張って固定する」という商品ですが、
横方向へズレない為に突っ張るのであって、
設置する柱の強度≒ツーバイ材の強度という事。
真っ直ぐ垂直に固定できていれば、あとは木材の強度次第、
ラブリコとディアウォールもウォリストも、柱の耐荷重は一緒ということ。
ただ、これは柱の重心がズレなかった場合の話であり、
いずれも横方向への力には非常に弱いです。
というわけで、ツーバイ材の取り付け方、
棚の造り方にも大きく依存します。
「ディアウォール」や「ウォリスト」に耐荷重が明記されていないのもそういう理由。
状況により強度が異なりますっていう記載。
Qディアウォールはどのくらいの荷重に耐えられますか?
A使用状況により大きく異なります。
ディアウォール-DIAWALL公式サイト
商品紹介に掲載している施工例を参考に、ご自身で状況を確認しながら設置してください。
「ラブリコ」には耐荷重が明記されてますが、
あくまで横向き設置する場合のみ柱1本あたり20kgという記載。
柱の強度ではなく、荷重がかかっている方向へ倒れる可能性という話です。
棚板の両側に柱を立てる場合は、
棚の重さも中央にくるわけで、使用荷重の制限も無くなるのです。

棚の重量が心配なら、
ラブリコ、ディアウォールに限らず、
なるべく突っ張るべきだし、
柱は縦向きに設置した方が良いのです。

固定方法の違い
突っ張るという仕組みは一緒でも、突っ張る方法が違います。
ディアウォールは、バネの伸縮で固定となっていますが、
ラブリコとウォリストは、ネジ回し(ジョッキ)の伸縮で固定する仕組み。

ディアウォールは、片方(上側)がバネになっているので、
長い柱を、天井側に力を入れながらスライドさせる必要があります。
突っ張り強度を求めれば、ツーバイ材を長くする必要があり、
設置するのは更に大変になるのです。

ディアウォールの調整用の板(スペーサー)も2枚しか入っておらず、
ガタつきを見ながらスペーサーを抜き差しするのも大変。

その点、ラブリコは、ネジ回しで固定できる分、
設置もラクだし、突っ張り調整可能で、しっかりと突っ張れる。
ただ、調整ネジは上部に有るので、踏台や三脚は必要ですけど。

また、ディアウォールは、ツーバイ材のカット寸法も難しい。
ディアウォールは、天井高マイナスマイナス45mm。
ウォリストは、天井高マイナスマイナス60mm。
ラブリコは、天井高マイナス95mm。
一番ツーバイ材が短くて済むのがラブリコなのです。
あと、ラブリコなら多少は調整が効くので、95mm前後で問題ないのですが、
ディアウォールのマイナス4.5cmだと、ちょっと緩くて調整するのも大変。
調整用スペーサー2枚入れてもガクつくので、私はマイナス4cmにしてます。
ツーバイ材が短くて済むのも、ラブリコの地味な利点です。
ネジ回しは緩むという難点が有りますが、
バネ固定も、ちょっとした振動で時間とともにズレるのです。
ズリズリ動けば、天井の壁紙にもキズが付くわけで、
どちらも定期的なチェックが必要というは同じです。

デザインの違い
ディアウォールは、丸っこいデザインで、
ラブリコは、スリムなデザインとなっています。

見た目の好みはさてあれど、
ラブリコの方が薄いので、壁にビタ付けにでき、
設置スペースも少なくても済むのです。

ディアウォールは、分厚いだけでなく、
ボコボコしているのでホコリも溜まり、掃除もしにくい。

「ディアウォールS」っていう、ラブリコみたいな薄い商品も出ましたけど、
値段も割高なので・・・だったらラブリコで良いかなと。
バリエーションの違い
いずれの商品も2×4以外のサイズ(1×4等)も有り、
カラーバリエーションも豊富なのですが、
ラブリコの方が、全体的に商品の選択肢が多いのです。
ラブリコ2×4シリーズ
ラブリコ 2×4アジャスター | ラブリコ 2×4アジャスター STAPLER FIX | ラブリコ 2×4アジャスター 強力タイプ | ラブリコ 2×4アジャスター アイアン | |
---|---|---|---|---|
固定方法 | ネジ固定 | ネジ固定 | ネジ固定 | ネジ固定 ※アジャストナット |
耐荷重 | 20kg (柱一本当たり) | 20kg (柱一本当たり) | 40kg (柱一本当たり) | 20kg (柱一本当たり) |
本体サイズ (幅 & 奥行) | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.4cm 奥行:4.2cm | 幅:9.7cm 奥行:7.0cm | 幅:8.6cm 奥行:4.3cm |
木材サイズ | 天井高-95mm | 天井高-95mm | 天井高-120mm | 天井高-75mm |
樹脂製の製品だけでなく、アイアンモデルも登場。
素材でウォリストを検討するなら、私はラブリコのアイアンモデルを選ぶかなと。
無骨なデザイン格好良く、室内だけでなく室外でも使えるのです。

商品形状もよりスリムになっており、
下パーツは、滑り止めテープを貼るだけ。
限りなく省スペース設置できる。素晴らしい。

自転車やテレビの壁掛けにも安心して使える「強力タイプ」や、
ホチキス止めで転倒防止する「STAPLER FIX」まで登場しています。
また、オプション商品も、ラブリコが圧倒的に多く、
アイアンシリーズのデザインも素晴らしい。
ツーバイ材だけじゃなく、DIY全般で使えるのです。

対するディアウォールは、樹脂素材のみなので、
強度も弱く、結果、見た目も野暮ったくなっている。
連結パーツ一つ比べてみてもぜんぜん違うし、値段も変わらない。
いや、別にディアウォールに、ラブリコオプション使っても良いのですけど。

ラブリコとディアウォールの注意点
ツーバイ材のDIYって簡単そうに見えて、意外と大変。
慣れていない人ほど苦戦するわけで、
初心者の私が感じた事、挙げておきます。
横の力に弱い→倒れやすい
耐荷重=重さに対する強度ですが、
ディアウォールとラブリコに限っていえば、
「倒れないこと」が耐荷重であり、最重要となります。
繰り返しますが、ディアウォールとラブリコは、
横方向への力には弱いということ。
垂直に設置しなければ重心がズレるし、
棚板を増やせば、重量バランスが崩れ、
棚に荷物を乗せるほどに、倒れやすくなる。
倒れる時は上からなわけで、
上に重いモノを載せるほど、倒れやすくなりますし、
倒れた時の危険性も増します。
頭上のデットスペースを有効活用したいからといって、
上側にだけ棚を造ったり、
上の方に本を置きまくるとかも辞めましょう。
マジで全てパー。経験談です。
棚の耐荷重は別問題
ディアウォールを設置するには、
倒れないことが大前提であり、なるべく棚は重くしないほうが良い。
ただ、強度の有る棚を造りたいなら、
棚全体が重くなるのも必然。
棚の強度は、棚の重さに比例するのです。
棚を作るには、棚受けと棚板が必要であり、
棚受けや棚板の強度も考えなければいけないのです。

例えば、ディアウォール専用の棚受け。
専用棚受けは、小さいし樹脂製で強度も低い。
耐荷重は2個で5kgまで。
これ使い物にならないです。

棚受けは、素材だけでなく、サイズに比例して耐荷重も上がる。
棚受けってL字なので、板と柱へのネジ固定も大変・・・
って事で、棚を造るのに便利なのが、
棚柱の棚受けレール(ダボレール、ガチャレール)と棚受け(ブラケット)。
棚板が着脱可能であり、強度も有る。
耐荷重は商品に依りますが、
1カ所あたり15kg~30kgが安全目安荷重。

また、棚受けの強度だけでなく、上に載せる棚板の強度も重要。
棚板に強度を求めれば、棚板も厚く重くなり、
長くなればなるほど、たわみやすくなる。
長くなるなら、間に棚受けも必要です。

重いものを収納するなら、棚受けの間隔も短くし、柱も多く必要となる。
本棚として活用したい人も多いとは思いますが、本って重いです。
文庫本や漫画本は、1冊150~200g、
A5サイズの単行本で、1冊300~500g。
100冊並べるだけで30㎏~50kgになるのです。
あと、棚を設置する場所の床の強度も木材ということを忘れなく。
ツーバイ材の耐荷重よりも、床の耐荷重の方が心配であり、
住宅用途の長期積載荷重の最低基準は180kg/㎡。
家の床だって木材、歩けば軋むし、
本棚に本を入れまくったら、棚よりも床が歪むのです。
というわけで、「突っ張り柱」で本棚は造らない。
本の為に棚を増やすなら、私は自炊を推奨します。
→電子書籍化しまくって辿り着いた、効率の良い自炊方法まとめ。

天井が歪む、穴が開く
しっかりと突っ張らなければ、倒れてくるわけで、
重要なのは、ちゃんと固定する事。
ただ、一般住宅の天井は、突っ張ることを想定していない。
床よりも弱いのが天井なのです。

賃貸住宅の壁は薄っぺらく、石膏ボードだらけ、
耐久性も低く、突っ張り棒で穴も空くからね。
天井も壁と同じ、天井を押せば簡単に歪み、
壁と天井の間に隙間が開くのです。

突っ張らないと倒れてくるけども、突っ張るほどに天井が歪む。
歪むような場所では、柱もズレやすく、地震とかでも危険。
実際、ドタバタしてたら棚ごと倒れてきたことも有りますので・・・
天井が硬いところ、梁(はり)の付近じゃないとダメ。
ツーバイ材の柱は、どこでも固定できるわけじゃないのです。
壁にベタ付けじゃないと、柱が動く可能性も高まるし、
柱が動いたか?傾いたか?って確認もできず、
柱位置を修正することも困難となるのです。
よって、部屋の中央にパーテション棚を造るとか、
壁を造るとか、私ならやりません。
高い天井は難易度が高い
我が家の天井は高いところで230cm~240cmくらいあります。
天井は低いところでも200cmとか。
ディアウォールを設置する、ツーバイ材も2m以上だらけとなります。

長い木材を、自家用車で運ぶのは困難であり、
かといって、長尺商品は配送料金も高額なの。
あまりにも長いサイズになると、配送を断られる可能性も高いし、
配送してもらったとしても、
2m超えの木材の固まりが、そのまま部屋に入るわけもなく、
我が家は、マンションの駐車場に放置してもらってます。
駐車場で開梱して、少しづつ室内に運ぶ。
厳重梱包されており、梱包材も非常に多く、開梱するだけでも大変。
重く搬入するのもまた大変。下手な大型商品よりも厄介。

また、長くなれば設置するのも大変。
ディアウォールは、上に押し上げながらテコの原理でハメ込むし、
ラブリコは、ジャッキ部分が上に有るので・・・
いずれもツーバイ材が長いほど設置しづらくなる。
適当にやってると、ぶつかって壁紙や床も傷つくんだな。

突っ張るだけなら傷つかないってイメージ、妄想です。
突っ張れば歪むし、穴開くし、
木材当たったり、擦れたりと、壁紙は傷つきまくりなのです。
設計プランと材料選びが重要
DIYって組み立てるのが大変と思ってましたけど、
DIYするまでの準備が、なによりも大変であり重要です。
設計する物の工程、造り方を理解していないと、
必要な木材の寸法も分からないし、ツーバイ材の発注すらできません。
設置する場所の天井高さを元に、棚のイメージを作って、
2×4が縦に〇本、1×10が横に〇本、長さを何センチにしてぇーとか、
図に書いて、間違えないように発注するのです。
2m超えの大型商品、
配送も一回で済ませたいし、ミスも許されない。

実際、床から天井高さを計ってみると、
同じ部屋でも端と端で全然違う。0.5cmくらいは余裕で違いました。
天井高って、適当な造りしてやがんなってくらい違います。
完璧にピッタリの裁断は難しいので、
短い方に合わせて裁断→ラブリコ側で微調整するのが無難です。
材木店で、カット指示するのも非常に面倒。
ツーバイ材の長さもたくさんあるから、どれをどのようにカットするか?
選んで指示するのも大変だから、なるべく同じ木材使いたくなるこの気持ち。
以下はカット指定の例。間違えたらお互い大変だから。
☆ツーバイ材 【約38×89×2440mm】[2×4] x 3(個)
・2本 —– 長さ2360mmにカット
・1本 —– 長さ1000mm(1本)、長さ1375mm(1本)にカット
☆ツーバイ材 【約38×89×3650mm】[2×4] x 1(個)・長さ 1890mm(2本)にカット
☆ツーバイ材 【約38×235×3050mm】[2×10] x 2(個)
・2枚とも —- 長さ 1100mm(1枚ずつ 計2枚)
長さ 900mm(2枚ずつ 計4枚)☆ツーバイ材 【約38×89×3050mm】[2×4] x 3(個)
・3本とも —- 長さ 2110mm(1本ずつ 計3本)
長さ 700mm(1本ずつ 計3本)☆ツーバイ材 【約38×89×3650mm】[2×4] x 1(個)
・長さ 1880mm(2本)
私は毎度、オカモク楽天市場店を利用しています。
カット無料でツーバイ材の質も良く、
梱包も非常に丁寧だから。

楽天経済圏なら、買いまわりでポイントも貯まりまくるので。
→楽天市場のSPUと買いまわりを攻略。楽天経済圏で楽天ポイントを貯めまくる方法。
また、選ぶのはツーバイフォーだけでは無いという事。
棚板や、棚受け、固定ネジに悩んだり・・・
材料が足りてるか?とにかく全部届くまでが不安なのです。
ちなみに、木材カットは、
絶対に購入店舗でやって貰ったほうが良いです。
基本的に無料だし、切断する手間はもちろん、
真っ直ぐカットできないし、なにより断面の綺麗さが違います。
試行錯誤で時間も必要
材料が届いても、無事完成するまで不安は尽きません。
実際組立てみて、あ・・・駄目だ。
イメージ通りに行かない事、ありまくりました。
寸法ミス、採寸ミスで組立てられないとか、
カットしてもらったのに裁断しなおしとか、

カットしすぎて連結したり、

組立てパーツが足らない。ネジが足らない。
ネジの厚みで寸法が狂ったり。

用意周到で準備したはずの作業が滞る。
想像力不足で、また一日延期する。
正確な場所に穴を開ける難しさ。
ドリルが勢い余って折れたり。

ネジをねじ込む難しさ。電動ドリルの厚みで使えない場所。
手動ドライバーで、ネジネジする大変さ。
水平に棚を作るって難しいんだから。

天井高を上から計測して棚固定して、斜めになっちゃったり。
水平なのは床だから、床から計測しないといけないんだね。
模様替えが不可能
ラブリコやディアウォールは、備え付けの家具を造るイメージ。
後付けの棚のように、後で場所を移動したりすることが出来ません。
部屋の天井高って、部屋によって違うし、
同じ部屋でも、コーナーコーナーで天井高が違うっていう。
引っ越しする際も、解体する手間も有るのです。
模様替えしまくる私は、柱を取り外したりもするんだけど、
もったいなくて捨てられない現象。ツーバイ材は長いから場所も取る。

クローゼットの中も棚材。

念の為の予備で板を買ったりもするから、
どんどん木材が増えていく、
収納が増えてるんだか減ってるんだか、資材店か?っていう。
断捨離できない、木材高いし。
木材は高額
ラブリコだって、上下2個セットで約1,000円。
ツーバイフォーだって、1本1,000円以上。
棚をつくるには、柱が最低でも2本は必要で、
棚の段数を増やせば棚板が必要で、
その2倍量の棚受けも必要となる。
そしてその配送料も高額・・・
なんだかんだ、最低でも1万円くらいはかかるのです。
そこに自分で設計プランを考えて、商品選んで、
組み立てる労働コスト・・・
慣れてなければ尚更、時間もかかるし、
労働コストを考えると、割に合わない。
そう考える人には向いていないデス。
ディアウォールDIYは格安とはいえ、
カラーボックスの安さには敵いません。
1個あたり約1,500円で送料無料って安すぎるし、
安いだけでなく、造りも頑丈に進化してます。
格安に収納増やすなら、カラーボックスが最強。
積み上げたとしても、
その不安定さは、突っ張り固定の柱と大差無し。
→小規模ネットショップ事業主が自宅で在庫管理する。主にアパレル商品の収納と保管方法。

工具が必要
必要なものは、ツーバイ材だけといっても、
効率良く作業するには、色々と工具が必要になるわけで、
木材以外の出費も多いです。

ツーバイ材にネジ止めしまくりで、電動ドライバーは必須だし、
事前に穴開けの必要も有るので、電動ドリルも必要。
兼用でワイヤレスが最高、私はマキタ派。
寸法計測も多いので、メジャーや長めの定規も必要だし、
倒れない為には垂直計測も必須→水平器も必要・・・
あと、棚を作る為に、大小様々なネジが大量に必要となります。
全ての固定具にネジが付属していれば悩まないのですが、
木材に対してのネジの適切なサイズは、今でも全然分かりません。
これ考えすぎると、先に進めないので、
結局、太さ、長さ、形状・・・と、大量に用意しておくことになる。

個人的な感覚として、短すぎるよりは長い方が良く、
貫通しなければ、長い方が安心ですよね?という感じ。
下穴さえ開けておけば、ネジの太さが問題になることも無いハズ。
まぁ、ネジ選び出したらキリも無いので、
とりあえず、最初はネジセット。
ナットが必要なボルトネジではなく「タッピングネジ」の方です。
色々揃えていくウチに工具沼にハマり、
結果、工具の収納スペースが必要となるっていう本末転倒っぷり。

色とか塗りだしたら終わり。余ったペンキどうすんの?

そもそも、そこまでDIYできるなら、
別に、柱にこだわらなくても良いし、
カスタムサイズでオリジナルの棚も作れるハズ。
工具を使うには、DIYの知識も必要なのです。
ラブリコ&ディアウォールまとめ
収納だけの為に家を買うのも馬鹿らしい。
だったら賃貸ルールの中で、できる限り適応してやろう。
そう考えた結果、賃貸住宅でDIYしてみたんだけど、
実際やる事で、収納に関して苦悩できて良かったと思う。
DIYに関する知識が付き、棚選びの視野も広がった。
なにより、オレ棚造るのスッゲー早くなったから。
→ディアウォール&ラブリコの活用例。賃貸住宅でDIYしまくってみた。

賃貸住宅だから、借り物だからっていう言い訳。
ラブリコが有るからには、そんな事も言えない。
無いなら、自分で造れば良い。
そう思えるだけで、家具に対する認識も改まります。
こんなんどこで売ってるんですか?
これ自分で作ったんす。
そう自慢する為に。頑張っても良いと思います。
コメント
コメント一覧 (7件)
とっても参考になります。いろんなサイトの中で一番でした。
ラブリコで棚を作ろうと思い耐荷重ついて不安に思い色々と調べておりました。とても詳しく書いてくださりありがとうございました。
5年ほど前?から拝見させてもらってます。
相変わらず親切で、出し惜しみなしな情報に感謝、尊敬します。
詳細を書いてくださりありがとうございます。参考になりました。
棚板は厚さが2×4よりも薄いものでも良いのでしょうか?厚みが出ると保管するのも場所をとっていそうだったので。
柱を作るのが目的なので、棚板は固定さえできれば。
ただ、薄くなれば強度も弱くなりますので。
ラブリコとディアウオールどちらが良いのかな?と色々検索した中で、一番分かりやすくて面白い記事でした!!DIYは元々得意で女1人でIKEAのワードローブなどの結構大き目家具も組み立てる派なので、検寸の大切さと失敗した時の悲しみ・・・凄く共感出来ます。
組み立てたらまたコメントさせてください!
ありがとうございます。
ゼロからDIYは、組み立て始めるまでが大変ですよね。
まぁ、私はそこまで経験も多くはないのですけども。
普段から大きな家具を組み立てているのであれば、
ラブリコは難も無いんじゃないかなと。
組み立て頑張って下さい!