仕事用の机を、探し続けて早数年。
私には、仕事用デスクに譲れない条件がありました。
仕事用デスクの譲れない条件
- 作業スペースが広い。
- 天板は厚め。しっかりとした強度。
- シンプルなデザイン。
- テーブル下の補強板(仕切り)は無い方が良い。
- 天板の高さが65~70cm
- とにかく値段が安いという事。
そんな中、遂に理想の机を見つけました。
ニトリのリビング用のテーブルですが・・・何か?
PCデスクや、オフィスデスクでは、見つからず、
ダイニングテーブルに行き着いたわけですが、名称なんて何でも良い。
かなり気に入っている、作業用オフィスデスクです。

気に入り過ぎの為、2色3台買いしました・・・説明します。
デスクサイズが広い利点
パソコンデスクやオフィスデスクで検索しても、
小さいサイズの机しか見つかりません。
有ったとしても、長細いデザインばかりで、天板も薄め。
液晶ディスプレイが大型化している現代、横サイズだけでなく、
奥行というのは非常に重要だと思う。
パソコンを使う時の理想の姿勢を見つけました。富士通さんありがとうございます。

ディスプレイまでの距離が40cm以上が理想となってますが、これは小さいディスプレイ。
私は27型ディスプレイを使っているので・・・60~70cmの距離は欲しい。
一般的なデスクの奥行60cmは本気で厳しいのです。
モニターアームを使えば、ディスプレイだけ奥に設置したりもできるけど。
そうなると、デスク後ろ側にスペースが必要にもなりますからね。
→モニターアームを使って気づいたメリット・デメリット。モニターアームの選び方。

で、ダイニングテーブルは奥行も有るので、マルチディスプレイを良い感じで設置できます。
今回購入したのニトリダイニングテーブルは、奥行85cm。
10~20cmディスプレイに奥に設置するだけで、目の疲労感の軽減ハンパ無い。
そして、手前にも物理的な作業スペースできる。これ最高。

書類が散らばったって大丈夫。
そのまま検寸とか、梱包とかもできる勢い。
もちろん、4~6人用は横幅も広いので、横並びでも、2人で余裕です。

PCデスクは天板強度が必要
PCモニターを複数設置するとなると、30kg以上の重さが常にデスク上にあるわけ。
パソコン本体置いたら、もうヤバいですね。
以前使っていた、オフィスデスクは耐荷重40kgだったのに、
1年弱の使用で天板が、かなり歪んでしまいました。
ハニカム構造のデスク・・・あれ信用してません。
しっかりとした強度の有るデスクを購入するとなると、やはりそれだけで高い。
しかも、素材がスチールとか、デザインもイマイチ。
オシャレな天板ガラスの机は、屈強なモニターアームも使えない。
私が使いたいのは、オシャレなエルゴトロンアームなのです。
→エルゴトロンモニターアームの種類と違い。LX、HX、MX、MXV、NEO-FLEXシリーズの比較。

少しでも洒落っ気のある木のデスクって超高いし、なによりサイズが小さい。
それに引き換えダイニングテーブルは、造りが非常にしっかりとしてます。
ニトリで買ったテーブルの天板の厚さは、ごく厚の5cm。
ディスプレイアーム固定したって、へっちゃら。

テーブル上に乗っても、ビクともしない重厚感。
デスク自体の重さも、全然違いますからね。
PCデスクはシンプルが一番
私は、机の上も広く使いたいので、棚とか不要なものは一切要りません。
モニターアームを設置しまくりたいので、マジで要りません。
コンセントとか、キャビネットも別売りの方が、融通効きますから。
コンセント、キャビネット、収納棚、コード穴、
天板がカーブしていたり、L字だったり、ガラスだったり、
オフィスデスクは高くて、その分不要な機能も多いという事。
要らない機能も多く、金額べら高い。
イームズのデスクとか欲しかったんだけど・・・・高すぎるし、サイドキャビネットとかも要らないし。
デスクは頑丈でシンプルが一番。
別途デスクに合わせて購入した方が、安上がりでオシャレにもできる。
デスク背面やサイドに棚を買っても良いし、ディアウォールでも簡単に作れます。
→ラブリコとディアウォールの使い方。賃貸住宅でDIYしまくった実例集。

モニターアームで揃えて棚を作ってみたり。気持ち悪くて、なかなか良かったです。
→モニターアームで棚を造る方法。可動式の自作スピーカースタンドを作ってみた。

ダイニングテーブルは足元もスッキリ
一般的な机にありがちな、側面とか足元が板で塞がれているデザイン。
ダイニングテーブルなら、基本的に足元スッキリで、側面も空いてます。

デスク下に仕切り板がないので、天板下に収納しても操作もできる。
プリンタ2台収納しても余裕です。

側面の仕切りも無いので、PCの配線も楽々です。
配線とか、何もない方がカスタマイズの余地もありますからね。
→オフィス・PCデスクの配線整理術、便利な配線収納グッズとオシャレな使い方

延長コードとかも巻き付けて固定できます。
足元が空いているので、デスク特有の圧迫感も無くて良い。
デスク高さは低いと姿勢が良くなる理由
ダイニングテーブルは、デスクに比べると天板高さが低いものが多いです。
日本人の体形を考えると、デスクは低い方が良い。その理由。
ダイニングテーブルは、一般的なデスクより天板高さが低めの物が多く、
今回購入した、ニトリのテーブルの天板高さは66cm。
以前使っていたデスクは、天板高さが70cmだったので、
4cmの違いは大きかった。
デスクが低ければ、正しい姿勢が取りやすくなります。
富士通さんの画像の再登場。説明します。

画面は目線よりも下
マルチディスプレイでやりがちな、目線よりも高い位置のディスプレイ設置。
私は27インチを、上下に並べて設置しているので、
どう頑張っても上のディスプレイは高い位置になる。
上のディスプレイを見続けると、凄い首が痛くなります。
更に中央には、27インチの液晶を縦設置しているので、高い位置に目線が行く事が多い。

目線よりも高い位置のディスプレイは疲れます。
デスクの天板が低くなるという事は、ディスプレイの位置が下がり、目線も低くなるという事。
マジで首の痛みは軽減しました。
肘の角度は90度以上
文字を打つことが多くなって、困ったのが肩こり。
肘の角度は90度以上推奨で、腕は椅子の肘掛に乗っけるくらいの方が良いという事。

肘掛けよりもデスクが高くなれば、肘の角度は90度よりも狭くなる。
デスクに合わせて、椅子を上げれば今度は足もブラブラになってしまう。
特に小柄な日本人には、ダイニングテーブルくらいの高さの方が良い。
65~70cm推奨ですからね。
床に足の裏が付く
天板が低いことで、椅子の座面も低くなり足の裏が床に付くようになります。
足が浮くと、姿勢が安定せず、腰にも負担がかかります。
おしりやももへの負担も大きくなり、足の血行も悪くなりますからね。
日本人は足が短いのでデスク用の足置きも有ると、快適になる人多いハズ。
ちょっとつま先が上がるだけで、だいぶ変わります。

そんなに高くも無いし、足置きは費用対効果も高い気がします。
ダイニングテーブルデスク利用のデメリット
上述したように、ダイニングテーブルは、
一般的な机(デスク)と比べ、天板が低めな事が多いです。
私が以前使っていた机は、天板下の高さ67.5cmでしたが、
ニトリのテーブルで、天板下の高さが、61cm(天板上の高さは66cm)となったため、
アームが引っかかって、デスクにしっかりと収納できません。

エルゴヒューマンの椅子の肘掛では、先っちょでひっかかる。
腕は椅子の肘掛で支えるのが理想なので、机よりも肘掛が高くなるのは必然。
仕方ないといえば仕方ない。
あと注意点としては「ディスプレイアームを固定できるか?」という事。
ダイニングテーブルに限らず、これは重要。
今回のニトリのダイニングテーブルの場合、
横側(短い方)には、天板下の奥の方が凹んでおり、
エルゴトロンのアームを取り付けた場合、固定部分が若干が浮いてしまってます。

前後側(長い方)には、その凹み部分に補強の板の出張りがあるので、
クランプ式のアームでは、奥まで入らず取り付けが不可能でした。

・・・で、どうしたか。
たまたま家に有った、かまぼこ板が丁度良い厚さだった為、
板を挟んで、事なきを得ました。

手前に板を挟んで、奥の高さに合わせた感じ。
アームを付ける事を想定している場合は、
デスク天板下の造りにも、気を配りましょう。
ダイニングテーブルのPCデスク化まとめ
ダイニングテーブルを、オフィスデスクとして使う事。
そこそこ抵抗があったのですが・・・ホント先入観でした。
名称なんて気にしなければ、選択肢が広がったという結論。
別に、ニトリに限ったことじゃないから、
テーブルのくくりで、色々と探してみたら良いと思う。
オフィスデスクとダイニングテーブルを比べると、
同じ価格帯では、ダイニングテーブルの方が丈夫で安い、
サイズも、ダイニングテーブルの方が奥行が有り大きい。
そして、デスク高も低い傾向にある。
最近は、マルチディスプレイや、4Kディスプレイも当たり前ですからね。
なるべくディスプレイからは離れた方が良い。
もちろん、ディスプレイサイズにも依りますけど。
→仕事用のモニターサイズに悩む。4K大画面1枚とマルチディスプレイとの違い。

また、長時間デスクワークをするなら、スタンディングデスクも視野に入れて。
ただ、立つ姿勢が良いってわけではないので、勘違いしないように。
立つのが良いわけではなく、座り続ける事が悪いってこと。
スタンディングデスクではなく、昇降デスクを使いましょう。
今では、ニトリのダイニングテーブルも改造しちゃってます。
→大型昇降デスクをFlexiSpotで自作してみた。電動式スタンディングデスクのメリット・デメリット。

腰痛持ちは、立てば良いってわけでも無いから気をつけて。
机よりも、最初に揃えるべきは自分に合った椅子。
ただ、デスクよりも、オフィスチェア選びの方が難易度は高い。
エルゴヒューマンプロ、バロン、コンテッサ、セイルチェア、エンボディチェア・・・と使ってきましたが、
私は、アーロンチェアが一番体に合ってました。

ライトモデルは格安ですが、肘高さ調整できないのでオススメしません。
私は、無理やり調整しましたけど。
→アーロンチェアライト(クラシックモデル)の肘掛け高さを調整する方法。固定アームを別のアーロンチェアライトに取り付けてみた。

あと、後傾デスクという方法も有ります。
寝姿勢に近い環境なら、疲れないんじゃないか?という発想。
悪くはないけど、動けないので、これも長くは続かないですね。
後傾姿勢用のオフィスチェアも必須です。バロンを使ってます。

まぁ、こだわればキリもないんですけど、
ホント自宅労働のチリは積もるから、気をつけてください。
いつまでも有ると思うな健康な体。
お金も、体も、余裕のあるうちに。
コメント
コメント一覧 (3件)
丁寧なレビューありがとうございます。検討してみます。
はじめまして。
ニトリのデスクの耐荷重を調べて検索していたらこのサイトの記事がみつかりました。
ニトリのデスクの購入を検討していたのですが、自分の場合も耐荷重は結構重要なのでニトリのHPにはそのことの記載のないものがほとんどで電話で問い合わせたところ記載のないものは一般的なレベルですとの回答がありました。そこででは一般的な耐荷重のレベルとはという質問をしたら一般的は一般的ですとなんとも答えになっていない答えのまま話が進まず検討を断念しようかとも考えながらネット検索をかけたところ参考になりそうな記事を見つけ何とかご回答いただければと思い問い合わせをさせていただきました。
今回の質問はニトリのテーブルまだ使用しているとすると2年以上たつわけですが、その使用感を教えていただければと考えています。十分な耐荷重かつ耐用性があれば改めて検討したいと考えております。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
私が使っているのは、あくまで上記のダイニングテーブルなので・・・
ニトリデスクとは異なるという事は前提で。
私は、PCデスクとして、現在も利用しており、
一つ増やし3個のダイニングテーブルを利用してます。
主に重量の有るPC機器を乗せて使用していますが、
常時20~30kgくらい載せているくらいでは特に問題も無いようです。
天板もブ厚いので、ギシギシするような事も有りません。
ちなみに、楽天等で販売されているペラペラデスク(天板25mm)でも、
耐荷重40kgとなってます。
私はこれに40kgも乗せてませんでしたが・・・
1年も経たず、ものすごい歪んでしまいました。
それに比べれば、
現在利用しているダイニングテーブル(ニトリ)は頑丈です。
天板の構造も、板の厚み、重量も全然違います。
いずれにせよ、私も責任は負えませんので。
不安なら実物を見て、強度を確認しに行く事をオススメします。