Ring Video Doorbellと同時期に発売された、
AmazonのセキュリティカメラRing Stick Up Cam Battery、Ring Indoor Cam。
前回は、Google Nest DoorbellとRing Video Doorbellを比較したので、
今回は、Ringのセキュリティカメラカメラがイマイチだよって話。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
結局のところ、Alexaスキル連携なら別にRingじゃなくて良い。
というわけでレビューします。
基本スペックの比較
Ring Stick Up Cam BatteryとIndoor Camの違い
Ring Stick Up Cam Batteryは、11,980円のバッテリー内蔵モデル。
電源ケーブルが不要で、防塵防水性能も備えているので、屋外設置も可能です。
一方、Ring Indoor Camは、その名のとおり屋内用。
電源ケーブルが必要であり、防塵防水性能も有りませんが、
その代わりコンパクトで、価格も6,980円とだいぶ安くなる。
屋内モデルと屋外モデルで、カメラ解像度(画質)は一緒ですが、
視野角は、屋内モデルの方が広角になっています。
Ring Stick Up Cam Battery | Ring Indoor Cam | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2022年4月20日 |
価格 | 11,980円 | 6,980円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 130° 水平110°/垂直57° | 対角画角 140° 水平115°/垂直60° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
呼び出しボタン | × | × |
Pre-Rollビデオ プレビュー | × | × |
バッテリー対応 | ○ | × |
防水防塵 | IP55 | × |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11b/g/n (2.4 GHz) |
サイズ | 幅: 60 mm 奥行: 60 mm 高さ: 97 mm | 幅: 45 mm 奥行: 45 mm 高さ: 75 mm |
重量 | 200 g | 104 g |
カメラ性能ほぼ一緒で、値段が倍くらい違うので室内で良いならIndoorですね。
価格が約半額ってだけでなく、バッテリー無く重量も約半分。
大きさもだいぶ小さくなるので、カメラとしての存在感も薄くなるのも良いかと。
屋内用の防犯カメラとしてだけでなく、
子供やペットの様子を見る見守りカメラ、ベビーモニターとして使うのも有りですね。
Google Nest Cam屋外モデルとの違い
RingのライバルとしてGoogle Nest Camも有る。
まず、屋外バッテリーモデルのスペック比較。
カメラ性能は、ほぼ一緒で値段はRing Stick Up Cam Batteryが11,980円に対し、
Google Nest Camが23,900円。Googleの約半額です。
Ring Stick Up Cam Battery | Google Nest Cam 屋外対応バッテリー式 | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2021年8月26日 |
価格 | 11,980円 | 23,900円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 130° | 対角画角 130° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
バッテリー対応 | ○ | ○ |
防水防塵 | IP55 | IP54 |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (磁石固定可) 三脚穴有り |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11a/b/g/n (2.4 GHz/5 GHz) |
サイズ | 幅: 60 mm 奥行: 60 mm 高さ: 97 mm | 長さ: 83 mm 直径: 83 mm ※カメラ部分のみ |
重量 | 200 g | 398 g ※カメラ部分のみ |
モーション検知範囲も、Ring Stick Up Cam Batteryが約9m先という話なので、
Google Nest Camの7.5m先に比べると検知能力も高い気がします。
両方とも同じくらいのサイズですが、重量はRingの方が圧倒的軽い。約半分の重さ。
Ringはバッテリーは取り外して充電なので、バッテリー交換が可能。
Google Nestは、バッテリー取外し不可。本体に直接ケーブル挿して充電です。
ただ、Ring Stick Up Cam Batteryは、2.4GHz帯のWiFiのみ。
5GHz帯のWiFiに未対応なので、WiFi性能は5GHz対応のGoogle Nest Camの方が上。
実際、WiFiエリアで差を感じました。
あと、Google Nest Camは、カメラ固定方法も柔軟。
土台はボルト、1/4ネジ、マグネット固定と対応しているし、土台と本体もマグネット分離できるのも凄い。
Google Nest Cam屋内モデルとの違い
続いて、屋内有線モデルの比較。
Ring Indoor Cameraが6,980円に対し、Google Nest Camが12,300円。
屋内モデルもRingは、Google Nestの約半額。
Ring Indoor Cam | Google NestCam 屋内用アダプタ式 | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2021年11月10日 |
価格 | 6,980円 | 12,300円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 140° | 対角画角 135° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
バッテリー対応 | × | × |
防水防塵 | × | × |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (ネジ固定可) |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz / 5 GHz) |
サイズ | 幅: 45 mm 奥行: 45 mm 高さ: 75 mm | 高さ: 98.47 mm 幅: 64.03 mm 奥行: 56.93 mm |
重量 | 104 g | 393 g ※充電ケーブル込み |
カメラ性能変わらず、WiFi性能はGoogleが上というのは、バッテリーモデルと同じ。
重量の差も大きく、Google Nest Cam屋内モデルは約4倍の重さ。どっしりしてます。
Google Nest Camの屋内モデルは土台部分の取り外し不可能なのですが、
Ring Indoor Camは、土台スタンドが取外し可能。
スタンド穴は1/4インチネジとなっているので、三脚も取り付け可能。設置の自由度が高い。
また、Google Nest Camの電源ケーブルは取り外せませんが、
Ring Indoor Camは、電源ケーブルが取り外せます。これにより配線もしやすい。
ここまで見ると値段とスペックと、Ring Indoor Camの方がコスパが高い印象なのですが、
実際使ってみると、使い勝手、検知スピードではGoogle Nest Camの方が優れていました。
というわけで、Ringセキュリティカメラのデメリットに続きます。
Ringセキュリティカメラのデメリット
検知も通知も遅い
Ringのセキュリティカメラは、カメラ性能は問題ないのですが、
検知スピードと通知スピードがとても遅いです。
セキュリティカメラとして使うなら、反応速度は最重要。
屋内モデルで電源を有線接続でしても、反応が遅いってのは致命的。
手元のセキュリティカメラを同じ場所で比較してみましたが、Ring製品は有線でも遅かった。
検知→記録開始となるので、記録開始時間を比較しました。
検知スピードは、いずれも最高設定にして検証しています。
15:46 | 15:55 | 16:07 | 16:26 | 16:44 | 16:56 | 17:03 | 17:04 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ring Video Doorbell 4 | 15:46:46 | 15:55:41 | 16:08:07 | 16:26:21 | 16:45:27 | 16:56:49 | 17:03:29 | 17:04:38 |
Ring Stick Up Cam Battery | – | 15:55:40 | 16:08:08 | 16:26:22 | 16:45:07 | – | – | – |
Ring Indoor Cam | 15:47:13 | 15:55:41 | 16:08:11 | 16:26:32 | – | – | – | 17:04:50 |
Google Nest Doorbell | 15:46:46 | 15:56:01 | 16:08:09 | – | 16:45:28 | 16:56:55 | – | 17:04:50 |
Google Nest Cam Battery | 15:46:43 | 15:55:43 | 16:08:09 | 16:26:22 | – | 16:56:41 ※有線 | 17:03:21 ※有線 | 17:04:29 ※有線 |
Google Nest Cam Indoor | 15:46:37 | 15:55:10 | 16:07:57 | 16:26:14 | 16:44:56 | 16:56:43 | 17:03:21 | 17:04:27 |
SwitchBot 屋内カメラ | 15:46:47 | 15:55:37 | 16:08:06 | 16:26:22 | 16:45:06 | 16:56:54 | 17:03:32 | 17:04:39 |
バッテリーモデルのカメラは、スタンバイ状態からの復帰があるので検知スピードが遅くなりがち、
これはGoogle Nest Camも同じ、RngもGoogle Nestもバッテリーモデルは検知遅い。
問題なのは電源を有線接続した場合。
屋内モデルのRing Indoor Camは、常時給電なのに検知速度が非常に遅く、
対するGoogle Nest Cam Indoor(屋内モデル)が高速に検知します。
Ring Indoor Camでは、人物が過ぎ去った後に録画しており、
Google Nest Cam Indoorは、人物が現れると同時に録画している。
※Google Nest Cam Batteryも電源瀬接続で、検知スピードは屋内モデルと同等になりました。
ただ、バッテリーモデルの検知スピードは同等。
ドアホンのGoogle Nest Doorbellも、Ring Video Doorbellも、録画開始はほぼ一緒という結果。
Ring Video Doorbellには、Pre-Rollビデオプレビュー機能(検知4秒前から録画)があるんだけど、
この検知前4秒間の効果は謎でした。Doorbellが検知早いか?って言ったら分からない。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
ついでに調べたSwitchBot Cameraの検知スピードは意外と速く、検知感度も高く感じました。
記録開始時刻も表記され、履歴一覧も見やすいです。
私の体感を含め、検証結果をまとめると。
Ring Indoor Cam ≦ Google Nest Doorbell ≒ Google Nest Cam Battery
≒ Ring Stick Up Cam Battery ≒ Ring Video Doorbell 4
≦ SwitchBot 屋内カメラ <<< Google Nest Cam Indoor
という感じです。間違いなく検知が早いのはGoogle Nest Cam 屋内モデルですが、
それ以外は、検知の順番もマチマチ。
検証環境により結果も異なるかと思いますので、くれぐれも参考までに。
また、上記は、録画した動画を後から確認した結果となりますが、
リアルタイムでの通知でもRingセキュリティカメラは不安定でした。
通知が遅いってのもあるのですが、通知のタイミングが安定しない。
この辺はRingアプリとAlexaアプリ連携による遅延もありそう。
Alexaアプリで完結しない
Ringのセキュリティカメラを利用するには、
Ringアカウントの登録が必要で、カメラもRingアプリにて管理となる。
Amazonアカウントとは別にRingアカウントが必要というのも面倒であり、
RingアプリとAlexaアプリを連携する手間も有る。
Googleデバイスのように、Googleアカウント完結しないのです。
更に、Ringができることは、他Alexaスキル対応のネットワークカメラと変わりません。
スマートフォンやEcho Showで、セキュリティカメラの映像を見る、動体検知の通知を受ける。
これってAlexa対応カメラなら当たり前にできること。
Amazonユーザーだからといって、Ringデバイスを選ぶ理由が無いのです。
TP-LINK、SwitchBot、Eufyだけでなく、
Google Nest CamまでもAmazon Alexaスキルに対応。
Goole Nest Camなら、Echo ShowとGoogle Nest Hubの両方で使えるってこと。
ちなみに、Amazon Fire TVもAlexaスキルに対応しているので、
セキュリティカメラの映像をテレビに映したりも可能です。
本体に録画不可能で月額料金が必要
Ringセキュリティカメラで録画した映像は、全てクラウドに保存される仕組み。
クラウドにしか録画もできず、本体にもmicroSDカードを挿せません。
そして、クラウドサービス「Ringプロテクト」は有料。別途、月額料金が必要というわけです。
※Ringプロテクトが無料なのは、2023年3月31日まで!
Ringプロテクトは、Ring BasicとRing Plusの2つのプラン。
1台あたり月額350円、無制限で使うなら月額1,180円。
セキュリティカメラって1台で済むわけもないので・・・
結局ところ、台数無制限で月額630円のGoogle Nest Awareが格安。
Google Nest Awareは、無料でも過去3時間までの動画が見れるからね。
監視カメラのクラウドストレージ料金
サービス名 | サブスク料金 | 動画履歴 |
---|---|---|
Ring Basicプラン | 月額350円/台 年額3,500円/台 | 180日間 |
Ring Plusプラン | 月額1,180円/無制限 年額11,800円/無制限 | 180日間 |
Google Nest Aware 未加入 | 無料 | 3時間 |
Google Nest Aware | 月額630円/無制限 年額6,300円/無制限 | 30日間 |
Google Nest Aware Plus | 月額1,260円/無制限 年額12,600円/無制限 | 60日間 |
Arlo Secure | 月額320円/台 月額1,060円/無制限 | 30日間 |
Arlo Secure Plus | 月額1,595円/無制限 ※4K解像度 | 30日間 |
SwitchBot 屋内カメラクラウドストレージ | 月額890円/台 年額8,900円/台 | 30日間 |
TP-LINK Kasa Care プラスプラン | 月額390円/台 年額3,900円/台 | 30日間 |
TP-LINK Kasa Care プレミアムプラン | 月額1,290円/10台まで 年額12,900円/10台まで | 30日間 |
クラウド契約しなければ録画できないので、カメラはリアルタイムでしか使えません。
双方向通話、ライブ視聴はできますが、録画できないと何か有った時に役に立ちませんからね。
結局のところ、課金しなければセキュリティカメラとしては使えないのです。
例えば、上記の中ではSwitchBot セキュリティカメラは、
クラウド保存だけでなくmicroSDカードに保存も可能。
しかも本体も格安で、検知スピードも速いですからね。
ちなみに、SwitchBotでmicoroSDカードに保存したデータは、
SDカードリーダーから直接取り出せません。
スマホアプリ経由でダウンロードすることで見れるようになります。
お客様のプライバシーと安全を保護するため、クラウドサービスとマイクロSDカードで保存された動画と写真はアプリ経由でしか確認できません。
つまり、クラウドサービスのデータのみならず、マイクロSDカードから直接にアクセスしても動画が再生できません。
ですが、アプリ経由で、手動的に録画および写真を撮って、スマホ本体に保存することができます。
SwitchBot屋内カメラで記録された動画はどうやって出力できますか – Switch
本体価格も高い
Ringのセキュリティカメラは、Google Nestに比べると格安ですが、
他ネットワークカメラに比べると高額です。
Alexa対応のセキュリティカメラも大量に有るわけで、
SwitchBotにTP-LINKにEufyと、格安セキュリティカメラの選択肢はいくらでも有るのです。
RingはGoogleに比べて格安ですが、質感は圧倒的に安っぽい。
デザインや質感も他の中華カメラと変わず、本体もスカスカ軽い。
中華カメラによくある、首振り(パン・チルト)機能も有りませんからね。
Work with Alexa対応製品では、TP-LinkのTapoシリーズが定番。
Ring Indoor Camより格安であり、パン&チルト機能有ってmicroSDカードに対応。
Amazon Alexaだけでなく、Google Assistanにも対応しているので、
Echo Showだけでなく、Google Nest Hubでも使えるのです。
また、Eufy(Anker)のセキュリティカメラIndoor Cam 2k Pan & Tiltは、
Amazon AlexaとGoogle Assistanだけでなく、Apple HomeKitにも対応しています。
TP-LINKに比べると割高ですが、セキュリティカメラの機能全部入り。
HomeKit対応のカメラって非常に限られますし、
SDカード保存だけでなく、RTSPプロトコル対応のNASサーバーにも保存可能。
良くも悪くもクラウド保存前提では無いセキュリティカメラです。
Ringセキュリティカメラまとめ
AmazonのスマートディスプレイでEcho Showは激安なので、
AmazonのセキュリティカメラでRingを買いがちなのですが、
結局のところ、RingもAlexaアプリでスキル連携するだけ。
Alexa対応のセキュリティカメラなら、もっと安い商品は有るし、
正直、性能面でもRingは期待外れでした。
バッテリーモデルはどこでも設置できるとはいえ、
WiFiは5GHz未対応、撮影開始も遅いので・・・設置場所は考える必要がありそう。
屋外でもちょっとWiFIが届きづらいですね。
Google Nest Camが届く場所でWiFiが届かないってことで、値段なりの性能差も感じました。
セキュリティカメラは、中国製品が圧倒的に強い。
TP-LINK、Anker(Eufy)、SwitchBot・・・全て中華ブランドですからね。
だからこそ、Amazon製品に期待したわけですけど、
中国製品に比べて劣るなら、ちょっと使うのも怖いわけです。
日本でもRing製品が使えるようになったとはいえ、まだまだほんの数種類。
同じくAmazonのホームセキュリティであるBlink製品は、日本では使えません。
Ringを使うにしたって時期尚早な気がしました。
日本で使うなら、Google Nestの方がワンランク上。
セキュリティカメラならGoogle Nest Camをおすすめしたい。
→グーグルの監視カメラGoogle Nest Camレビュー。屋内用アダプター式とバッテリー式の違い。
後から登場した屋内モデルは特に高性能。
屋外モデルもできれば有線で接続すべきです。
ドアホンとして使う場合も、Google Nest Doorbell。
Ring Vide Doorbell 4は、インターホン遅延が酷すぎます。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
RingはAmazonデバイスということで、セールで安くなりがち。
セールで激安なら有りだけど、定価なら買わない方が良い。
2022年末にはブラックフライデーで半額になっちゃったけど、
半額で妥当といったところなんじゃないかな。
→2022年 日本で開催されるブラックフライデー&サイバーマンデーまとめ
Ringプロテクトプランは、2023年4月1日からは月額料金も発生するから気を付けて。
発売から半年で半額になる。その変わり無料で使える期間は短くなっているのでした。
来年4月になったら・・・使わなくなる人も多くなるでしょう。
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