Ring Video Doorbellと同時期に発売された、
AmazonのセキュリティカメラRing Stick Up Cam Battery、Ring Indoor Cam。
前回は、Google Nest DoorbellとRing Video Doorbellを比較したので、
今回は、Ringのセキュリティカメラカメラがイマイチだよって話。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
結局のところ、Alexaスキル連携なら別にRingじゃなくて良い。
というわけでレビューします。
基本スペックの比較
Ring Stick Up Cam BatteryとIndoor Camの違い
Ring Stick Up Cam Batteryは、11,980円のバッテリー内蔵モデル。
電源ケーブルが不要で、防塵防水性能も備えているので、屋外設置も可能です。
一方、Ring Indoor Camは、その名のとおり屋内用。
電源ケーブルが必要であり、防塵防水性能も有りませんが、
その代わりコンパクトで、価格も6,980円とだいぶ安くなる。
屋内モデルと屋外モデルで、カメラ解像度(画質)は一緒ですが、
視野角は、屋内モデルの方が広角になっています。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28-16.28.48.jpg)
Ring Stick Up Cam Battery | Ring Indoor Cam | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2022年4月20日 |
価格 | 11,980円 | 6,980円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 130° 水平110°/垂直57° | 対角画角 140° 水平115°/垂直60° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
呼び出しボタン | × | × |
Pre-Rollビデオ プレビュー | × | × |
バッテリー対応 | ○ | × |
防水防塵 | IP55 | × |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11b/g/n (2.4 GHz) |
サイズ | 幅: 60 mm 奥行: 60 mm 高さ: 97 mm | 幅: 45 mm 奥行: 45 mm 高さ: 75 mm |
重量 | 200 g | 104 g |
カメラ性能ほぼ一緒で、値段が倍くらい違うので室内で良いならIndoorですね。
価格が約半額ってだけでなく、バッテリー無く重量も約半分。
大きさもだいぶ小さくなるので、カメラとしての存在感も薄くなるのも良いかと。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-23-19.43.22-1.jpg)
屋内用の防犯カメラとしてだけでなく、
子供やペットの様子を見る見守りカメラ、ベビーモニターとして使うのも有りですね。
Google Nest Cam屋外モデルとの違い
RingのライバルとしてGoogle Nest Camも有る。
まず、屋外バッテリーモデルのスペック比較。
カメラ性能は、ほぼ一緒で値段はRing Stick Up Cam Batteryが11,980円に対し、
Google Nest Camが23,900円。Googleの約半額です。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28-16.28.01.jpg)
Ring Stick Up Cam Battery | Google Nest Cam 屋外対応バッテリー式 | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2021年8月26日 |
価格 | 11,980円 | 23,900円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 130° | 対角画角 130° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
バッテリー対応 | ○ | ○ |
防水防塵 | IP55 | IP54 |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (磁石固定可) 三脚穴有り |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11a/b/g/n (2.4 GHz/5 GHz) |
サイズ | 幅: 60 mm 奥行: 60 mm 高さ: 97 mm | 長さ: 83 mm 直径: 83 mm ※カメラ部分のみ |
重量 | 200 g | 398 g ※カメラ部分のみ |
モーション検知範囲も、Ring Stick Up Cam Batteryが約9m先という話なので、
Google Nest Camの7.5m先に比べると検知能力も高い気がします。
両方とも同じくらいのサイズですが、重量はRingの方が圧倒的軽い。約半分の重さ。
Ringはバッテリーは取り外して充電なので、バッテリー交換が可能。
Google Nestは、バッテリー取外し不可。本体に直接ケーブル挿して充電です。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-09.53.22-1.jpg)
ただ、Ring Stick Up Cam Batteryは、2.4GHz帯のWiFiのみ。
5GHz帯のWiFiに未対応なので、WiFi性能は5GHz対応のGoogle Nest Camの方が上。
実際、WiFiエリアで差を感じました。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-23-11.33.41.jpg)
あと、Google Nest Camは、カメラ固定方法も柔軟。
土台はボルト、1/4ネジ、マグネット固定と対応しているし、土台と本体もマグネット分離できるのも凄い。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-10.19.53.jpg)
Google Nest Cam屋内モデルとの違い
続いて、屋内有線モデルの比較。
Ring Indoor Cameraが6,980円に対し、Google Nest Camが12,300円。
屋内モデルもRingは、Google Nestの約半額。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28-16.27.50.jpg)
Ring Indoor Cam | Google NestCam 屋内用アダプタ式 | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年4月20日 | 2021年11月10日 |
価格 | 6,980円 | 12,300円 |
画質 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 | Full HD(1080p) 1,920 × 1,080 |
視野角 | 対角画角 140° | 対角画角 135° |
スピーカー マイク | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル | 双方向音声対応 ノイズ キャンセル |
バッテリー対応 | × | × |
防水防塵 | × | × |
固定方法 | 自立スタンド (ネジ固定可) 三脚穴有り | 自立スタンド (ネジ固定可) |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4 GHz) | 802.11a/b/g/n/ac (2.4 GHz / 5 GHz) |
サイズ | 幅: 45 mm 奥行: 45 mm 高さ: 75 mm | 高さ: 98.47 mm 幅: 64.03 mm 奥行: 56.93 mm |
重量 | 104 g | 393 g ※充電ケーブル込み |
カメラ性能変わらず、WiFi性能はGoogleが上というのは、バッテリーモデルと同じ。
重量の差も大きく、Google Nest Cam屋内モデルは約4倍の重さ。どっしりしてます。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-10.34.09-1.jpg)
Google Nest Camの屋内モデルは土台部分の取り外し不可能なのですが、
Ring Indoor Camは、土台スタンドが取外し可能。
スタンド穴は1/4インチネジとなっているので、三脚も取り付け可能。設置の自由度が高い。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28-16.11.04.jpg)
また、Google Nest Camの電源ケーブルは取り外せませんが、
Ring Indoor Camは、電源ケーブルが取り外せます。これにより配線もしやすい。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28-16.11.52.jpg)
ここまで見ると値段とスペックと、Ring Indoor Camの方がコスパが高い印象なのですが、
実際使ってみると、使い勝手、検知スピードではGoogle Nest Camの方が優れていました。
というわけで、Ringセキュリティカメラのデメリットに続きます。
Ringセキュリティカメラのデメリット
検知も通知も遅い
Ringのセキュリティカメラは、カメラ性能は問題ないのですが、
検知スピードと通知スピードがとても遅いです。
セキュリティカメラとして使うなら、反応速度は最重要。
屋内モデルで電源を有線接続でしても、反応が遅いってのは致命的。
手元のセキュリティカメラを同じ場所で比較してみましたが、Ring製品は有線でも遅かった。
検知→記録開始となるので、記録開始時間を比較しました。
検知スピードは、いずれも最高設定にして検証しています。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-23-16.00.03.jpg)
15:46 | 15:55 | 16:07 | 16:26 | 16:44 | 16:56 | 17:03 | 17:04 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ring Video Doorbell 4 | 15:46:46 | 15:55:41 | 16:08:07 | 16:26:21 | 16:45:27 | 16:56:49 | 17:03:29 | 17:04:38 |
Ring Stick Up Cam Battery | – | 15:55:40 | 16:08:08 | 16:26:22 | 16:45:07 | – | – | – |
Ring Indoor Cam | 15:47:13 | 15:55:41 | 16:08:11 | 16:26:32 | – | – | – | 17:04:50 |
Google Nest Doorbell | 15:46:46 | 15:56:01 | 16:08:09 | – | 16:45:28 | 16:56:55 | – | 17:04:50 |
Google Nest Cam Battery | 15:46:43 | 15:55:43 | 16:08:09 | 16:26:22 | – | 16:56:41 ※有線 | 17:03:21 ※有線 | 17:04:29 ※有線 |
Google Nest Cam Indoor | 15:46:37 | 15:55:10 | 16:07:57 | 16:26:14 | 16:44:56 | 16:56:43 | 17:03:21 | 17:04:27 |
SwitchBot 屋内カメラ | 15:46:47 | 15:55:37 | 16:08:06 | 16:26:22 | 16:45:06 | 16:56:54 | 17:03:32 | 17:04:39 |
バッテリーモデルのカメラは、スタンバイ状態からの復帰があるので検知スピードが遅くなりがち、
これはGoogle Nest Camも同じ、RngもGoogle Nestもバッテリーモデルは検知遅い。
問題なのは電源を有線接続した場合。
屋内モデルのRing Indoor Camは、常時給電なのに検知速度が非常に遅く、
対するGoogle Nest Cam Indoor(屋内モデル)が高速に検知します。
Ring Indoor Camでは、人物が過ぎ去った後に録画しており、
Google Nest Cam Indoorは、人物が現れると同時に録画している。
※Google Nest Cam Batteryも電源瀬接続で、検知スピードは屋内モデルと同等になりました。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28_07h58_13-1.jpg)
ただ、バッテリーモデルの検知スピードは同等。
ドアホンのGoogle Nest Doorbellも、Ring Video Doorbellも、録画開始はほぼ一緒という結果。
Ring Video Doorbellには、Pre-Rollビデオプレビュー機能(検知4秒前から録画)があるんだけど、
この検知前4秒間の効果は謎でした。Doorbellが検知早いか?って言ったら分からない。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28_08h05_24.jpg)
ついでに調べたSwitchBot Cameraの検知スピードは意外と速く、検知感度も高く感じました。
記録開始時刻も表記され、履歴一覧も見やすいです。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-28_08h02_12.jpg)
私の体感を含め、検証結果をまとめると。
Ring Indoor Cam ≦ Google Nest Doorbell ≒ Google Nest Cam Battery
≒ Ring Stick Up Cam Battery ≒ Ring Video Doorbell 4
≦ SwitchBot 屋内カメラ <<< Google Nest Cam Indoor
という感じです。間違いなく検知が早いのはGoogle Nest Cam 屋内モデルですが、
それ以外は、検知の順番もマチマチ。
検証環境により結果も異なるかと思いますので、くれぐれも参考までに。
また、上記は、録画した動画を後から確認した結果となりますが、
リアルタイムでの通知でもRingセキュリティカメラは不安定でした。
通知が遅いってのもあるのですが、通知のタイミングが安定しない。
この辺はRingアプリとAlexaアプリ連携による遅延もありそう。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-17.46.39.jpg)
Alexaアプリで完結しない
Ringのセキュリティカメラを利用するには、
Ringアカウントの登録が必要で、カメラもRingアプリにて管理となる。
Amazonアカウントとは別にRingアカウントが必要というのも面倒であり、
RingアプリとAlexaアプリを連携する手間も有る。
Googleデバイスのように、Googleアカウント完結しないのです。
更に、Ringができることは、他Alexaスキル対応のネットワークカメラと変わりません。
スマートフォンやEcho Showで、セキュリティカメラの映像を見る、動体検知の通知を受ける。
これってAlexa対応カメラなら当たり前にできること。
Amazonユーザーだからといって、Ringデバイスを選ぶ理由が無いのです。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-10-28-17.44.48.jpg)
TP-LINK、SwitchBot、Eufyだけでなく、
Google Nest CamまでもAmazon Alexaスキルに対応。
Goole Nest Camなら、Echo ShowとGoogle Nest Hubの両方で使えるってこと。
ちなみに、Amazon Fire TVもAlexaスキルに対応しているので、
セキュリティカメラの映像をテレビに映したりも可能です。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-10-28-16.44.54-1.jpg)
本体に録画不可能で月額料金が必要
Ringセキュリティカメラで録画した映像は、全てクラウドに保存される仕組み。
クラウドにしか録画もできず、本体にもmicroSDカードを挿せません。
そして、クラウドサービス「Ringプロテクト」は有料。別途、月額料金が必要というわけです。
※Ringプロテクトが無料なのは、2023年3月31日まで!
Ringプロテクトは、Ring BasicとRing Plusの2つのプラン。
1台あたり月額350円、無制限で使うなら月額1,180円。
セキュリティカメラって1台で済むわけもないので・・・
結局ところ、台数無制限で月額630円のGoogle Nest Awareが格安。
Google Nest Awareは、無料でも過去3時間までの動画が見れるからね。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-10.38.38-1.jpg)
監視カメラのクラウドストレージ料金
サービス名 | サブスク料金 | 動画履歴 |
---|---|---|
Ring Basicプラン | 月額350円/台 年額3,500円/台 | 180日間 |
Ring Plusプラン | 月額1,180円/無制限 年額11,800円/無制限 | 180日間 |
Google Nest Aware 未加入 | 無料 | 3時間 |
Google Nest Aware | 月額630円/無制限 年額6,300円/無制限 | 30日間 |
Google Nest Aware Plus | 月額1,260円/無制限 年額12,600円/無制限 | 60日間 |
Arlo Secure | 月額320円/台 月額1,060円/無制限 | 30日間 |
Arlo Secure Plus | 月額1,595円/無制限 ※4K解像度 | 30日間 |
SwitchBot 屋内カメラクラウドストレージ | 月額890円/台 年額8,900円/台 | 30日間 |
TP-LINK Kasa Care プラスプラン | 月額390円/台 年額3,900円/台 | 30日間 |
TP-LINK Kasa Care プレミアムプラン | 月額1,290円/10台まで 年額12,900円/10台まで | 30日間 |
クラウド契約しなければ録画できないので、カメラはリアルタイムでしか使えません。
双方向通話、ライブ視聴はできますが、録画できないと何か有った時に役に立ちませんからね。
結局のところ、課金しなければセキュリティカメラとしては使えないのです。
例えば、上記の中ではSwitchBot セキュリティカメラは、
クラウド保存だけでなくmicroSDカードに保存も可能。
しかも本体も格安で、検知スピードも速いですからね。
ちなみに、SwitchBotでmicoroSDカードに保存したデータは、
SDカードリーダーから直接取り出せません。
スマホアプリ経由でダウンロードすることで見れるようになります。
お客様のプライバシーと安全を保護するため、クラウドサービスとマイクロSDカードで保存された動画と写真はアプリ経由でしか確認できません。
つまり、クラウドサービスのデータのみならず、マイクロSDカードから直接にアクセスしても動画が再生できません。
ですが、アプリ経由で、手動的に録画および写真を撮って、スマホ本体に保存することができます。
SwitchBot屋内カメラで記録された動画はどうやって出力できますか – Switch
本体価格も高い
Ringのセキュリティカメラは、Google Nestに比べると格安ですが、
他ネットワークカメラに比べると高額です。
Alexa対応のセキュリティカメラも大量に有るわけで、
SwitchBotにTP-LINKにEufyと、格安セキュリティカメラの選択肢はいくらでも有るのです。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-11-23-19.42.55.jpg)
RingはGoogleに比べて格安ですが、質感は圧倒的に安っぽい。
デザインや質感も他の中華カメラと変わず、本体もスカスカ軽い。
中華カメラによくある、首振り(パン・チルト)機能も有りませんからね。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-10.34.09.jpg)
Work with Alexa対応製品では、TP-LinkのTapoシリーズが定番。
Ring Indoor Camより格安であり、パン&チルト機能有ってmicroSDカードに対応。
Amazon Alexaだけでなく、Google Assistanにも対応しているので、
Echo Showだけでなく、Google Nest Hubでも使えるのです。
また、Eufy(Anker)のセキュリティカメラIndoor Cam 2k Pan & Tiltは、
Amazon AlexaとGoogle Assistanだけでなく、Apple HomeKitにも対応しています。
TP-LINKに比べると割高ですが、セキュリティカメラの機能全部入り。
HomeKit対応のカメラって非常に限られますし、
SDカード保存だけでなく、RTSPプロトコル対応のNASサーバーにも保存可能。
良くも悪くもクラウド保存前提では無いセキュリティカメラです。
Ringセキュリティカメラまとめ
AmazonのスマートディスプレイでEcho Showは激安なので、
AmazonのセキュリティカメラでRingを買いがちなのですが、
結局のところ、RingもAlexaアプリでスキル連携するだけ。
Alexa対応のセキュリティカメラなら、もっと安い商品は有るし、
正直、性能面でもRingは期待外れでした。
バッテリーモデルはどこでも設置できるとはいえ、
WiFiは5GHz未対応、撮影開始も遅いので・・・設置場所は考える必要がありそう。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-18.27.01.jpg)
屋外でもちょっとWiFIが届きづらいですね。
Google Nest Camが届く場所でWiFiが届かないってことで、値段なりの性能差も感じました。
![](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-10.05.44-1.jpg)
セキュリティカメラは、中国製品が圧倒的に強い。
TP-LINK、Anker(Eufy)、SwitchBot・・・全て中華ブランドですからね。
だからこそ、Amazon製品に期待したわけですけど、
中国製品に比べて劣るなら、ちょっと使うのも怖いわけです。
日本でもRing製品が使えるようになったとはいえ、まだまだほんの数種類。
同じくAmazonのホームセキュリティであるBlink製品は、日本では使えません。
Ringを使うにしたって時期尚早な気がしました。
日本で使うなら、Google Nestの方がワンランク上。
セキュリティカメラならGoogle Nest Camをおすすめしたい。
→グーグルの監視カメラGoogle Nest Camレビュー。屋内用アダプター式とバッテリー式の違い。
後から登場した屋内モデルは特に高性能。
屋外モデルもできれば有線で接続すべきです。
ドアホンとして使う場合も、Google Nest Doorbell。
Ring Vide Doorbell 4は、インターホン遅延が酷すぎます。
→Amazon Ring Video Doorbell 4レビュー。Google Nest Doorbellと比較したデメリット。
![Ring Video Doorbell 4レビュー](https://kjshintani.com/wp-content/uploads/2022/11/2022-08-16-16.24.06.jpg)
RingはAmazonデバイスということで、セールで安くなりがち。
セールで激安なら有りだけど、定価なら買わない方が良い。
2022年末にはブラックフライデーで半額になっちゃったけど、
半額で妥当といったところなんじゃないかな。
→2022年 日本で開催されるブラックフライデー&サイバーマンデーまとめ
Ringプロテクトプランは、2023年4月1日からは月額料金も発生するから気を付けて。
発売から半年で半額になる。その変わり無料で使える期間は短くなっているのでした。
来年4月になったら・・・使わなくなる人も多くなるでしょう。
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