数か月前に購入したものの、デスク回りを整理するまでは・・・。

と、ようやく4K液晶レビューです。

 

4K対応するって、いろいろと予想外でした。

4Kといっても、4096×2160(DCI 4K)と、3840×2160(4K UHDTV)があるのね。

 

4K、60Hz、1ms・・・というスペック。安くなったもんだね。

低価格4Kディスプレイの実力は如何に?

思ったより、4Kの敷居は低めです。

ASUS PB287Qレビュー。付属品と気になるTNパネル。

PB287の外箱。しっかり「4K」と記載されてます。

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付属品一覧。

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DisplayPortケーブル、HDMIケーブルの両方が付属されていました。

HDMIケーブルが、付いているのは予想外。ありがたい。

 

スタンドもしっかりしていて、縦設置可能。

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重量7.9kgと、WQHD並の軽さ。

厚さも、一昔前のWQHDディスプレイと比べると断然薄いです。

 

左がASUS PB287、右がDELL U2711。

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28インチだけど、ベゼル幅が狭いので、

27インチのWQHDと、設置サイズは変わらない。

むしろ省スペース。

 

背面のコード接続部分を、隠せるデザイン。

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カバー外せます。

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消費電力も60W以下と、今まで使っていたWQHD100W~120Wの半分くらい。

 

一番気になっていたのは、TNパネルの視野角

表示してみたところ、

安物のIPSパネルより、断然綺麗なんだけど・・・

確かに角度による色味の違いは、あることはありますが、

横から見ても、隣のIPSより綺麗に見えてます。

一昔前のTNパネルの様に、真っ白になるわけでは無いので、

こだわる方でなければ、それほど視野角も気にならないかと。

 

公式スペックをを確認してみたところ、

視野角:水平170°、垂直160°」となってます。

私には、綺麗にしか見えない。

色味なんかも、初期設定のままで十分綺麗です。

 

4Kディスプレイの作業範囲を比較する。フルHDの4倍。

4K出力の作業範囲は、フルハイビジョン4枚分でした。

 

左から4K 3840×2160、WQHD 2560×1440、FHD 1920×1080と並べてみた。

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4Kを4分割しても、余裕で表示。

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フルHDの4倍WQHDの2.25倍の作業範囲になります。

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同じディスプレイサイズで、解像度が細かければ、

作業範囲が広がる分、文字は細かくなります。

28インチで3840×2160だと・・・すっげ小さい。

 

4K出力に対応のグラフィックボード。DisplayPortとHDMI2.0。

4K出力するには、それなりのグラフィックボード(ビデオカード)が必要となります。

4K60Hzで出力したいなら、

DisplayPort接続、もしくはHDMI2.0接続が必要となります。

 

nvidiaのサイトで確認してみると。

GTX630(Kepler)くらいの性能から、4K出力が可能となってます。

最大デジタル解像度4096×2160となってます。

GeForce GT 630 | NVIDIA

 

GTX7シリーズ以降でDisplayPortがあれば、きっと大丈夫。

というか、DilplayPort端子が一つの目安になると思う。

 

4K出力となれば、4K30Hzでは無く4K60Hzは欲しいところ。

となると、DisplayPortがあるグラフィックボードが確実。

HDMIもHDMI1.4なら、4K出力が可能だけど、

HDMI1.4だと30Hzになっちゃうし、

目視ではHDMI2.0とも見分けが付かないから。

 

DisplayPortで3840×2160/60Hz対応していても、

HDMIでは、3840×2160/30Hz止まりのグラボも多いです。

HDMI2.0で4K60Hz対応したいなら、GTX950以上が確実。

※参考→43UD79-B | モニター | LGエレクトロニクス・ジャパン

 

GTX950は、2万円前後の価格帯・・・


ASUSTek NVIDIA GeForce GTX950搭載ビデオカード 補助電源なし GTX950-2G

 

ゲームもやらないなら、

DisplayPortのグラフィックボードで対応した方が格安で済む。


MSI GeForce GT 1030 2G LP OC グラフィックスボード VD6348

 

伝送量もDipsplayPortの方が大きいから、間違いない。

HDMI2.0規格が18Gbpsに対し、DisplayPort 1.2規格は21.6Gbpsの伝送量です。

PCの4Kゲームをやるなら、4K対応の液晶テレビがオススメ。 | 自作パソコンdeゲーム野郎

 

 

接続するケーブルも、

HDMIは、ケーブルの種類も沢山あるから気を付けて。

古いHDMIケーブルだと、4K60Hz出力不可能です。

 

あと、くれぐれも、NVIDIAドライバは最新のものを利用する事。

GTX660のページにも、下記の様に記載されていました。

4kのタイル状MSTディスプレイをサポートするには、326.19以降のドライバが必要です。

※参照→GeForce GTX 660 | NVIDIA

 

HDMI1.4接続時は30Hz。HDMI2.0なら60Hz。

繰り返しますが、60Hzで利用するにはDisplayPort、

もしくはHDMI2.0での接続が必須となります。

 

最近まで国内で主流だったのは、HDMI1.4。

よって、HDMI接続では4K30Hzとなってしまう可能性大。

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GTX660のページにも、下記の様に記載されています。

HDMIでは4096×2160@30Hzまたは4096×2160@24Hzの解像度に対応。DisplayPortでは4096×2160(3840×2160を含む)@60Hzに対応。

※参照→GeForce GTX 660 | NVIDIA

 

HDMI2.0対応となると、

やはり高スペックなグラフィックボードが必要となるので、

やはり、不安ならDisplayPortで探すのが確実。

 

 

同じ4Kでも、30Hzだと大違い。

今まで使っていたディスプレイが、60Hzだった場合、

30Hzではマウスカーソルの残像、気になりまくりです。

全体的にカクカクした感じとなり、違和感有り有りです。

 

例えば、DELLの4Kのディスプレイは30Hzまで、応答速度も5ms。


Dell P2815Q Ultra HD 28-Inch Screen LED-Lit Monitor by Dell [並行輸入品]

動画再生やゲームをされる方、30Hzは間違いなく辞めた方が良い。

私がASUSのPB287Qを購入したのは、60Hz対応だったから。

カーソルの残像感、全然違います。

 

60Hzを利用するには、ディスプレイ側で「DisplayPort1.2」の設定が必要。

PB287Qは、DisplayPortで60Hz対応ですが、

これは、Display Port 1.2で接続した場合になります。

DisplayPortで接続すれば、自動的に60Hzになるわけではありません。

 

初期設定ではディスプレイの設定が「DisplayPort 1.1」となっており、

これを「DisplayPort 1.2」へ変更する必要があります。

 

ディスプレイメニューより設定します。

「System Setup」→「DisplayPort Stream」→「DP 1.2」

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Display Port 1.2へ変更すると、無事60Hzとなりました。

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私の場合、設定しても反映されず、再起動が必要でした。

 

解像度の設定で4K表示されない。Windowsのスケーリング問題。

3840×2160出力しているのに、ウィンドウサイズがWQHDと変わらない。

デスクトップ背景や、アイコンは小さくなっているのに、

作業範囲が広がらないってのは、どういう事だ?

 

上がWQHDで、下が4Kで・・・作業範囲がほぼ一緒という現象。

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どうやらWindowsにはスケーリングという、

自動的に、物理画面サイズを修正する機能がある様です。

 

画面解像度の設定画面より、

「テキストやその他の項目の大きさの変更」で、スケーリングの設定ができます。

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勝手に修正されても困るので、

「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」にチェックを入れます。

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すると、サイズを選べるので、既定サイズの「小-100%」を選びましょう。

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これで、全て100%サイズで表示されてくれます。

自動で拡大されているとは、知らなかった私は、

しばらく、グラフィックボードを疑ってました。

スケーリング・・・要らね。

 

しかも、スケーリングって対応していないアプリケーションも多く、

挙動もバラバラです。

アプリによっては、文字や画像がぼやけたり、拡大されなかったり・・・

CPUに負荷がかかる場合もある様です。

※Windows 10へのアップグレードで、以前よりスケーリング改善されてます。

 

スケーリング無効にして、

検索ブラウザだけ、常時拡大表示して使うっていう方法で落ち着いてます。

 

WQHD出力はHDMIでは不可能だった件。

HDMIで、4Kの出力は可能なら、HDMIでWQHDディスプレイ表示できるハズ。

っと思っていたら、フルHDまでしか出力できませんでした。

DELLのWQHDディスプレイ(U2713HMとU2711)では、

HDMI接続では、2560×1440表示できません。

 

DELLのWQHDディスプレイ U2713HMのスペックを確認してみると、


Dell Uシリーズ 27インチ 液晶ディスプレイ (2560×1440/IPS非光沢液晶/8ms/ブラック) U2713HM

 

最大解像度:2560×1440(60Hzの場合)

60Hzの場合・・・と、しっかり明記してありました。

 

30HzのHDMIでは、WQHD出力は無理というわけですね。

※HDMIで、WQHD出力ができる液晶も有る様です。

我が家のWQHDディスプレイでは、HDMIではフルHDの出力まで。

 

よって、WQHD2枚と4K1枚の、

トリプルディスプレイを予定していた私は、

4K出力をしたい場合、HDMIの30Hzとなってしまうわけです。

 

一応やってみました。

WQHD×2、4K×1可能でした。

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ディスプレイ接続ケーブル

  • DVI-D→WQHDディスプレイ(60Hz)
  • DisplayPort→WQHDディスプレイ(60Hz)
  • HDMI→4Kディスプレイ(30Hz

 

HDMIの30Hzの残像感には、やはり耐えられなかったので、

現在は、WQHD×1、4K×1、フルHD×2の、4画面で落ち着いてます。

 

ちなみに、ASUSの4Kディスプレイは、HDMIでWQHD 2560×1440は可能でした。

もちろんHDMIなんで、30Hzになりますけどね。

 

28インチの4K液晶ディスプレイを使って気付いたデメリット。

ASUSの4Kディスプレイ。

既にいろいろ書いてますが、モチロンメリットばかりではありません。

購入して想定外の事もありました。

 

作業範囲が大きくなる→文字が小さくなる。

作業範囲が大きすぎる為、文字が異様に小さくなります。

かといって文字を大きくすれば、4Kの作業範囲が損なわれる。

WEBブラウザを4K出力で閲覧する。拡大しなければ無謀です。

ディスプレイを近くにすれば、目が疲れる。

4Kディスプレイにすれば、ディスプレイ枚数も減るかと思ったのですが、

そういうわけでは無かった感じ。

 

専用スタンドは、45度しか回転しない。

専用スタンドで縦設置も可能ですが、45度しか回転しません。

縦設置で下を右側にしたい場合、無理です。

配線の都合、私は右側にディスプレイしたが来ないとイケないのですが、

無理なんで、モニターアームの出番です。

 

ディスプレイのメニューボタンが背面。

前面からボタンのある位置は、分かるデザインになっているのですが、

ボタンは背面にあります。

よって、実際に押したいボタンの隣のボタンを押してしまう事もあり、

操作がしづらいです。

背面ボタンな分、スッキリしたデザインではあるかもね。

 

4Kディスプレイがあれば、4K動画視聴ができるわけでは無い。

4Kの動画をYoutubeで視聴する。

誰しもやるはずですが、非常に綺麗な映像で・・・若干カクツキました。

私の環境では、少し厳しかった様です。

4K動画のストリーミング配信の場合、

回線速度も大きく関わってくるみたいですね。

高画質動画を快適に見る為に、必要な回線速度の目安。

  • 360p(低画質) – 0.5Mbps
  • 480p(中画質) – 1.0Mbps
  • 720p(HD) – 2.0Mbps
  • 1080p(フルHD) – 3.5Mbps
  • 2160p(4K) – 25Mbps~40Mbp

インターネットの動画視聴に必要な通信速度とデータ通信量。 | 俺の動画。

 

4K動画を視聴したり、4K対応のゲームやるなら、

高額な上位モデルのグラボも必要です。

4K動画を本当に綺麗に見たいなら、別途かなりの出費が必要だという事。

まぁ、こだわればキリ無いですね。

 

スピーカー内蔵で、USBハブが無い。

スピーカー内蔵の為、ケーブル抜き差ししたり、

ディスプレイを再認識する度に「ボフッ」ってなってました。

使わないなら、ディスプレイ側のサウンド設定で、mute機能オン。

音量も50→0へ設定です。

スピーカーあるけど、USBハブは無いです。

個人的にはスピーカー内蔵よりも、USBハブの方が有りがたい。

別のディスプレイから取るから良いけど・・・

結構便利なんだよね。アレ。

ちなみに、ディスプレイのメニューは、

初期設定では英語ですが、日本語にもできます。

 

ディスプレイ出力されない不具合。

ごく稀に、スリープから復帰したに不具合がある。

「DISPLAYPORT NO SIGNAL」と表示されたり、

PC上で認識してるようでも、

やはり「信号入力無し」と表示される。

ディスプレイが真っ暗なままの事も有りました。

※あくまで、私のPCの場合。

 

初期不良か?グラボとの相性か?とか思いつつ。

そんな頻繁に発生するでもなく、

ディスプレイを再認識してやれば治ります。

まぁ、保障期間3年あるんで、

いろいろ試行錯誤しながら利用するつもりです。

 

※追記

グラボをGTX660から、GTX970に変更してみましたが・・・


GIGABYTE ビデオカード Geforce GTX970搭載 オーバークロックモデル GV-N970WF3OC-4GD

 

やはり「Displayport信号入力無し」と表示される。

いろいろ試してみましたが、どうやら4画面出力が原因っぽい。

2画面、3画面にすると、問題無く映る。

4画面でも映る時は映るから・・・尚更困る。

 

高解像度4Kディスプレイを使うなら40インチ以上を。

作業範囲が広くなれば、多くのデータを一括で表示できるという事。

トレーダー、プログラマ、エディター(動画や音楽編集者)・・・

膨大なデータを一括で表示して作業したいなら、高解像度は非常に便利です。

エクセルでCSV編集とかも、楽にできるようになります。

 

私が4Kの恩恵を受けるのは、フォトショップや、エクセルくらいなので、

4Kで作業するというよりも、

アプリを起動して表示しておく、常駐用のディスプレイになってます。

Evernote、Windowsメール、iTunes、LINE、050plus、Skype、Googleカレンダー・・・

全部起動しても、余裕であまります。

 

余ったスペースで、動画(Nasne、Hulu)なんかも、垂れ流してますが・・・

やはり28インチでは、物凄く小さいです。

一括表示しておけるという事は、非常に便利なのですが・・・

高精細を活用するなら、大画面が必要かと。

 

現在WQHDを検討しているなら、4Kの方が良いとは思いますが、

小さい画面で4K使っても意味はないという事。

4Kは大画面でこそ、力を発揮します。

高精細使うなら、できるだけ大きいディスプレイ選びましょう。

 

40インチオーバーの4Kディスプレイも格安で登場してます。

PCでオススメの4K液晶ディスプレイモニター。フィリップスからLGに買い換えた理由。

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ワイド液晶の4Kディスプレイは、オールマイティの娯楽用。

仕事専用で使うなら、無理して4K使う必要も無い。

縦設置のフルHDの方が、WEB環境には最適です。

仕事用のモニターサイズに悩む。4K大画面1枚とマルチディスプレイとの違い。

 

マルチディスプレイも意外と簡単。4Kよりも敷居も低い。

マルチディスプレイに必要な物。グラフィックボードとディスプレイアーム。

 

低インチのモニタなら、ディスプレイアームも選び放題だから。

オススメのモニターアームまとめ。サンコーとエルゴトロンの比較と違い。

 

私の様に、ただマルチウィンドウで並べて表示しておきたい方。

とりあえず、4Kにしてみたい方。

なんとなく、4K欲しい方。

4Kでこの価格、多少失敗しても文句は言えない。

 

P.S.

Windowsだと、ハードウェアも選び放題で、

4K出力するにもスペック上の悩みが有りますが・・・

Macなら、4K出力対応の可否も分かりやすい。

 

Macはグラフィック性能も高くなっており、

MacBook、MacBook Airと4K出力も可能です。

MacBookで4K60Hz&複数モニター出力する方法。Macのマルチディスプレイについて。

当たり前にデスクトップ、当たり前にWindowsっていう感じでも無くなってるのから。

一般的な仕事用途なら、Macでも十分。

WindowsからMacへ移行して気づいた違い。Macのメリット・デメリット。

むしろMacの方が使いやすいんじゃないかっていう。

何事も慣れですね。