クレジットカードが無ければ、私の商売は成り立たない。
商売柄、多くのビジネスカード(法人カード)を所持してきましたが、
クレジットカードを選ぶポイントって限られるわけで、
実際のところ、使うクレジットカードは数枚に絞られます。
高額な年会費の割に使わなかったリ、
還元率に釣られて、全く元取れてなかったり、
そもそもサポートがダメダメだったり、
クレジットカード特典も年々改悪していますからね。
というわけで、私が使い続けている法人カード。
ここにまとめておきます。
法人カードの選び方、優先順位
マイル還元率
法人カードを何のために所持するのか?といえば、
せっかく大金決済するなら、得したいから。
現金で決済するよりもラクだし、ポイント還元されるってのが一番の目的でもある。
事業費決済ともなると、その利用額も大きく、
還元率の数パーセントの違いで、残る資金が大きく変わってきます。
というわけで、還元率でクレジットカードを選ぶわけですね。
法人カードの還元率
年会費 | ポイント還元率 | |
---|---|---|
セゾンプラチナビジネスアメックス | 22,000円 ※年200万円利用で11,000円 | 1.125% |
ラグジュアリーカード法人 ゴールド | 220,000円 | 1.50% |
ラグジュアリーカード法人 ブラック | 110,000円 | 1.25% |
ラグジュアリーカード法人 チタン | 55,000円 | 1.00% |
楽天ビジネスカード | 13,200円 ※単体2,200円 | 1.00% |
EX Gold for Biz | 2,200円 | 0.6%~1.1% |
P-one Business MasterCard | 2,200円 ※年1回利用で無料 | 0.6% |
UC法人カード | 1,375円 | 0.5% |
UC法人カードゴールド | 11,000円 | 0.5% |
ライフカードゴールドビジネスライト | 2,200円 | 0.5% |
JCB法人カード JCB CARD Biz一般 | 1,375円 | 0.5%~0.75% 海外1.0% |
JCBゴールド法人カード JCB CARD Bizゴールド | 11,000円 | 0.5%~0.8% 海外1.0% |
JCBプラチナ法人カード JCB CARD Bizプラチナ | 33,000円 | 0.5%~0.85% 海外1.0% |
三井住友カードビジネスオーナーズ一般 | 無料 | 0.5%~0.55% |
三井住友カードビジネスオーナーズゴールド | 5,500円 ※年100万円利用で永年無料 | 0.5%~0.55% |
三井住友ビジネスカード 三井住友ビジネスカード for Owners | 1,375円 | 0.5%~0.55% |
三井住友ビジネスゴールドカード 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners | 11,000円 | 0.5%~0.55% |
三井住友ビジネスプラチナカード 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 55,000円 | 0.5%~0.65% |
三菱UFJゴールドビジネスアメックス | 2,095円 | 0.4% 海外0.8% |
三菱UFJゴールドプレステージ ビジネスアメックス | 11,000円 | 0.4% 海外0.8% |
三菱UFJプラチナビジネスアメックス | 22,000円 | 0.4% 海外0.8% |
アメックスビジネスカード | 13,200円 | 0.5~1.0% |
アメックスビジネスゴールドカード | 36,300円 | 0.5~1.0% |
アメックスビジネスプラチナカード | 143,000円 | 0.5~1.0% |
ダイナースクラブビジネスカード | 29,700円 | 0.5~1.0% |
ライフカードビジネスライトプラス | 無料 | 0.5% |
オリコビジネスカードGold | 2,200円 | 無し |
ただ、クレジットカードの還元率って1%前後で頭打ちであり、
同じ還元率でも、ポイントによって価値も大きく異なるわけで、
結局のところ、ポイントよりもマイルで貯めた方が、価値が高くなる。
マイルは、1マイル=1円相当のポイントにも交換できるし、
1マイル1円以上の価値で航空券に交換できる。
現金キャッシュバックより選択肢も多く、
コロナ収束した今、マイルの価値は更に高くなっていると感じています。
そして、法人カードでマイルが貯まるクレジットカードは限られており、
圧倒的なマイル還元率を誇るのが「セゾンプラチナビジネスアメックス」です。
JALマイル還元率では、個人カードを含めてもセゾンプラチナが最高峰。
セゾンプラチナビジネスカードに敵うJALマイルカードは無いのです。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
そのうえ、年間200万円利用で、翌年度の年会費も半額になるわけだから。
年会費に対する還元率コスパも非常に高く、
しかも税金支払いでも100%マイルが貯まる最強っぷり。
アメックスやダイナースは、マイル還元率は半減しちゃうからね。
→国税・地方税の納税におすすめのクレジットカード。税金払いで還元率が高いカード。
JALマイルは、マイルとしても使えば1円以上の価値になるし、
Suicaやdポイントへも1マイル1円で交換できる。
ポイント還元よりも得する選択肢が多いわけです。
楽天ビジネスカードも高還元率ですが、
発行する為に必要な年会費も高く、なんちゃって法人カード。
楽天ポイントは個人会員に付与されるわけで、
ポイントが利益となると経理上困るし、
法人と個人で厳密に区別したい私は、少なくとも困るのです。
年会費
還元率が高くても、年会費が高額なら意味が有りません。
繰り返しますが、クレジットカードの還元率は、高くても1%前後。
年会費が高いなら、その元を取るのはより大変となるわけです。
還元率1%のクレジットカード、還元率だけで元をとるつもりなら、
年会費+1万円で+100万円の決済が必要となるわけです。
還元率が高いカードは、年会費も高額になる傾向にあり、
年会費の元を取る為には、数百万円の決済するようになる。
還元率の違いって言ったって、1%未満の話ですからね。
法人カードの年会費が元取れる金額
年会費 | ポイント還元率 | 元が取れる年間利用額 | 限度額 | |
---|---|---|---|---|
セゾンプラチナビジネスアメックス | 22,000円 ※年200万円利用で11,000円 | 1.125% | 約1,955,556円 ※年会費半額→約977,778円 | 一律の限度額無し |
ラグジュアリーカード法人 ゴールド | 220,000円 | 1.50% | 約14,666,667円 | 一律の限度額無し |
ラグジュアリーカード法人 ブラック | 110,000円 | 1.25% | 約8,800,000円 | 一律の限度額無し |
ラグジュアリーカード法人 チタン | 55,000円 | 1.00% | 約5,500,000円 | 一律の限度額無し |
楽天ビジネスカード | 13,200円 ※単体2,200円 | 1.00% | 約1,320,000円 | 最大300万円 |
EX Gold for Biz | 2,200円 | 0.6%~1.1% | 約1,200,000円~約2,200,000円 | 最大300万円 |
かといって、無料の法人カードが良いというわけでは無く、
無料のカードは、還元率も決済限度額も低いし、
付帯保険やカード特典も弱い、
なにより、サポートの質が非常に悪いから、
保険料と思って上位カード(ゴールドやプラチナ)にした方が良い。
商売に決済トラブルは付き物であり、不正利用被害も多いですからね。
→クレジットカードで繰り返し不正利用被害に遭う。カード会社の補償と対応の違い。
決済金額が少ないなら、たしかに無料のクレジットカードですけど、
そもそも決済額が少ないのなら、法人口座のデビットカードで良いのです。
例えば、GMOあおぞらネット銀行なら、
法人でもデビットカードが使え、還元率1.0%でキャッシュバック。
法人口座の手数料も圧倒的に安いから、
デビットカードを使わないにしても作るべき法人口座です。
→法人口座の維持費と各種手数料の比較。法人にネット銀行をおすすめする理由。
カード利用枠(限度額)
法人カード使うようになって気づいたのが、
還元率と同じくらい重要なカード利用枠。
還元率が高くともカード限度額が低ければ使えないわけで、
還元率の元が取れないわけ。これは盲点でした。
1枚のカードだけで、数百万円決済できる。
法人ともなると、一時的に支払金額が大きくなることは多い。
決済間際の支出、決算後の税金支払い、
一時増枠や繰り上げ返済にも融通が効くカードが良いですね。
利用枠が少ないなら、
カード所持枚数も多くすれば良いと思っていた時期も有りましたが・・・
そもそも、法人カードは使い分けるメリットは皆無であり、
経理の手間も考えると、使う法人カードはできるだけ絞った方が良い。
法人って個人と比べて全く信用が無いので、
限度額は少ない傾向にあり、
特に法人審査の法人カードは、ゼロからのスタートです。
年会費が高額な法人カードでも、ビックリするくらい限度額が低いです。
そして、カード利用枠に厳しいクレジットカード会社は、
審査難易度も厳しい傾向にあります。
ただ、法人代表者を審査する法人カードというのが有り、
こちらは個人の信用情報を元にするので、限度額が高い傾向になる。
法人カードとなると、個人向けクレジットカードとは審査も異なり、
カード発行の難易度も大幅に上がり、
法人カードを選ぶ前に、まずカード発行できないと意味が無いですからね。
審査が優しい法人カードというよりも、
代表者個人を審査するビジネスカードが発行しやすい。
審査書類も少なく、審査期間も短いですから。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。

法人カードの作成には、法人口座が必要であり、
法人口座の開設が非常に難しいので気を付けて。
順番としては、法人設立したら最初に法人口座、次に法人カード。
法人口座が無いと、クレジットカード以前に何もできませんから。
→法人口座の開設方法と必要書類。審査の流れと口座開設完了までの期間。
付帯特典と付帯保険
年会費が高額なクレジットカードほど、
特典や付帯保険の内容が良くなりますが、
これは、あくまでオマケとして考えた方が良いです。
特典の価値を年会費換算しがちですが、
無ければ使わない特典ばかり。
たしかに有ったら嬉しいけど・・・っていう。
数万円を払って使う特典でも有りません。
例えば、アメックスプラチナとか年会費143,000円もしますけど、
別途10万円を支払って正規のサービスを受けた方が、
より満足度の高いサービスを受けられるのは確かです。
利用先スタッフもカード特典利用というのは把握しているし、
こちらも無理して特典を使ってやろうという気持ちが有るからね。
招待日和のレストランって、基本的に高級レストラン、
1名1~2万円以上は当たり前で、別で高額なドリンク料金も必要となる。
その値段出すなら行きたいお店に行きたいし、正直、あまり行きたいお店が無い。
無理やり選んだ店で、特典利用客と判断されるのも・・・嫌ですからね。
そもそも、ミシュラン星店のような人気店は、
既にコンシェルジュ経由で予約もとれなくなってる現状。
招待日和使わず「OMAKASE」でお金払って予約している自分も居るのです。
海外出張が多いならプライオリティパスは有ったら便利ですけど、
そんなに海外行くなら、既に航空会社の上級会員でラウンジ使える気がするし、
プライオリティパスは本人しか使えず、高額な同伴者料金も取られますからね。
ステータス性
クレジットカードということで、ステータス性を気にする人が居ますが、
今となっては、都市伝説の類だと思っています。
今では、スマホ決済、QRコード決済も当たり前、
クレジットカードもタッチ決済の時代ですからね。
わざわざクレジットカードを出して決済するってこともほとんどない。
私の場合は、家でクレジットカード番号を入力するのが大半です。
アメックスブラックカード(センチュリオン)を所持しているなら、
おぉなかなか凄いって、私はなりますけど、
その他プラチナカードやゴールドカードは、バラマキ状態ですからね。
私みたいな貧民が所持できてる時点で、意味が有りません。
→法人プラチナカードを比較する。オススメのビジネスプラチナカード。
ラグジュアリカードなんて、その代表格。
Mastercard最高のワールドエリートなのに、申し込み制で難易度も低い。
券面デザインも微妙だし、限度額も低かった。サポートもどんどん劣化。
日本ではアプラス運営だからね。アプラスカードって知ってます?

追加カードとETCカード
社員にクレジットカードを持たせる事を考えているなら、
従業員カード、ETCカードも考えるのかもしれません。
しかしながら、従業員を雇っているからといって、
全社員にクレジットカードを所持させるわけも無いので、
意外と活用することは少ない気がしました。
事業費決済という裁量権を与えまくるのも怖いですからね。
追加カードは5~10枚程度発行できるだけで余裕。
私の場合は、家族役員のみ発行。基本誰も信用していない。
中小企業なら追加カードは要らんと思うし、なんなら個別精算の方が早い。
使うとしてもETCカードくらいだよね。
ちなみに、従業員が多い大企業の場合は、コーポレートカードになり、
法人毎に請求方法のカスタマイズも可能となります。
法人カード、ビジネスカード、コーポレートカード、
その名称は様々ですが、実際のところ、具体的な定義は無いのです。
個人事業主向けのクレジットカードでも、法人カードっていう名称ですからね。

おすすめ法人カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
私の中で圧倒的No.1の法人カードは、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
※以下、セゾンプラチナビジネスアメックスと記載
アメックスブランドのプラチナカードで、本家アメックスよりも断然格安なのに、
特典、付帯保険、マイル還元率、いずれも法人カード最高峰。
特に還元率が非常に優れているので、決済カードはこれ以外考えられません。

セゾンプラチナビジネスアメックスのメリット
- プラチナカードなのに年会費22,000円と安い
- 年間200万以上の利用で、年会費が11,000円になる
- 限度額に一律の制限無し
- マイル還元率1.125%
- プラチナ特典が満載、プライオリティパスも無料
- 海外・国内旅行保険も最高峰
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 招待不要で申し込み可能、審査は個人審査
- 審査が早い、最短3営業日発行
- 分割払い可能で、2回払いは手数料無し
セゾンプラチナビジネスアメックスのデメリット
- アメックスブランドの使いづらさ
- 券面デザインがイマイチ、ステータス性は微妙
銀行系のクレジットカードよりも申込み手続きが簡単で、審査も超早い。
プラチナカードですが招待制でも無いので、自ら申し込めます。
年会費も22,000円とプラチナカードでは格安で、
年間200万以上利用すれば、翌年度は年会費11,000円の半額にもなります。
プラチナならではの特典も満載。
VIPラウンジが無制限に利用できるプライオリティパスも無料。
申し込み時の限度額は最大500万円となっていますが、
利用に応じて限度額も500万円以上に上がるのも素晴らしい。
私は現在900万円まで上がっています。
保険の内容もプラチナ級。最高1億円の海外旅行保険だけでなく、
航空便遅延保険まで付帯している。
利用付帯になったけど、高還元率だから無理なく利用するからね。
プラチナカードでは、SASON MILE CLUB(年会費4,400円)も無料となるので、
1,000円利用につき10マイルも追加で貯まるようにもなります。
2,000円利用につき永久不滅ポイントも1P(2.5マイル相当)も貯まるので、
2,000円毎に22.5マイルも貯まる計算。
マイル還元率1.125%と、JALマイル最高の還元率カード。
マイルを貯めるなら、これほどコスパ良いクレジットカードも無い。
アメックス発行カードとは違い、税金の支払でもマイル還元率は半減しないので、
国税の支払にも使えば、マイルもジャブジャブ貯まって、
年会費も半額になって、良い事づくめ。
→国税・地方税の納税におすすめのクレジットカード。税金払いで還元率が高いカード。
デメリットはというと、本家アメックスに比べると、
ステータス性やサポートが劣ること。
券面に「SAISON CARD」ってロゴが入る・・・くらいです。
→セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット。
ビジネスカードっていうネーミングですが、
事業主では無い個人(サラリーマン)でも申し込みが可能。
個人向けのセゾンプラチナカードでは、年会費半額特典が無いので、
経営者じゃなくとも「セゾンプラチナビジネスアメックス」を全力で勧めたい。
アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカード
アメックスのビジネスカードといえば、
アメックスビジネスゴールドカードがメジャーですが、
使うべきは、アメックスビジネスプラチナカード。
特典を使う人ほど、コストパフォーマンスが高くなるカード。
プラチナ特典は、ゴールド特典の比でもじゃない。使いたい特典が満載。

アメックスビジネスプラチナのメリット
- 24時間365日対応コンシェルジュ
- アメックスブランドのステータスカード(金属製カード)
- サポートの質が高い
- マリオット、ラディソン、ヒルトンで上級会員資格付与
- 対象ホテルでのVIP待遇(FHR)
- カード更新時に1泊無料宿泊券
- 様々な空港ラウンジ(プライオリティパス、デルタスカイクラブ等)が利用可能
- 海外利用でポイント3倍(ボーナスポイントプログラム)
- 空港手荷物宅配サービス、往路・復路で2個ずつ無料
- 追加カード4枚まで無料
- 法人設立期間は審査に関係無い
- 事前承認やデポジットで、限度額以上の決済が可能
アメックスビジネスプラチナのデメリット
- 年会費143,000円、最高クラスの年会費
- 限度額という明確な金額設定が無い
- 税金・公共料金の支払で還元率が半減する
- アメックス発行プライオリティパスは、レストラン利用不可
- ANAマイルは、年間4万マイルの移行上限が有る
- JALマイルは、還元率0.4%と低い
- アメックスブランドの使いづらさ
クレジットカードの域を超えた、特典の数々。
特に、飛行機やホテルを利用するなら、異様なほどお得です。
空港ラウンジ、スーツケース配送、ホテルチェーンでクレジットや食事も付いてくる。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムや、
ヒルトンアメックスも、アメプラ1枚で不要となるし、
FHR(ファイン・ホテル・アンド・ザリゾート)特典で、ホテル上級会員よりも得をする。
FHR特典とホテル会員特典も併用できるし、ホテル実績も貯まる。
ホテラーこそ得するカードなのです。
アメックスビジネスプラチナカードは、
個人向けプラチナカードとほぼ同等の特典が付いており、年会費も一緒。
ステータスはカード会員個人に付与されるものなので、
年会費は経費にして、ステータス特典は個人でも使えるって算段さ。
→アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカードと個人向けアメックスプラチナカードの比較と違い

アメリカンエキスプレスって、
実は個人事業主、経営者に優しいカード会社。
審査時にも、企業の設立期間は関係無いと言われましたし、
私が所持してるくらいですからね・・・サックリと審査も通ってます。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
ただ、アメックスのプラチナカードは年会費が非常に高いので、
ホテル優待を使わないなら意味のないカード。ただの高額カードに成り下がる。
ホテル特典はラグジュアリーホテルばかり、
カードを所持することで無駄な出費も増えるし、
決済カードなら、セゾンプラチナビジネスアメックスの方がお得ですからね。
アメックスプロパーカードに魅力を感じるなら、
アメックスビジネスカードという選択も有る。
ステータスや特典が欲しいなら、ゴールドよりもプラチナですが、
アメックスカードが欲しいだけなら、グリーンで良いのです。
→アメックスビジネスカード、ビジネスゴールドカード、ビジネスプラチナカードの違い
還元率や限度額はグリーンもプラチナも変わらない。
付帯保険の内容も十分であり、海外サポートの「オーバーシーズアシスト」も使えます。
→アメックスビジネスカード(グリーン)はコスパ最強、個人向けアメックスカードの比較と違い

年会費13,200円と格安であり、入会特典で初年度無料キャンペーンも実施中です。
なんだかんだアメックスは持っておきたいし、
とりあえず、アメックスでヒストリーを積みたい人にもおすすめ。
ANA JCB法人カード 一般カード
法人カードは、JALマイルが貯まるカードばかり、
ANAマイルが高還元率で貯まるカードとなると非常に限られます。
ANAマイルが貯まる法人カードは、ANA JCB法人カード。
ANAの法人カードは、VISA、Masterブランドもありますが、
JCBだけANAマイルが貯まるのです。
還元率は大差無いので、とりあえず格安な「一般カード」で良い。

ANA JCB法人カードのメリット
- 年会費2,475円
- ANAマイル還元率1.0%~1.06%
- カード継続で毎年1,000マイル貰える
- ANAマイルへの年間移行上限が無い
- 税金支払でも、マイル還元率は半減しない
- 追加カードに制限無し
- ETCカードは複数枚発行可能で年会費も無料
- 海外旅行保険と海外ショッピング保険が付帯
ANA JCB法人カードのデメリット
- JCBは審査が厳しく、新設法人では難しい
- ANAマイル移行に手数料5,500円(年間)が必要
- JALユーザーには不要
- JCBブランドの使いづらさ
ANAカードの特徴として、ANAマイルが直接貯まらず、
JCBで貯まったOki Dokiポイントが、
ANAマイルへ交換できるという仕組み。
ANA JCB法人カードの一般カード(年会費2,475円)は、
マイル移行に、ANAマイル移行手数料(年会費5,500円)が必要ですが、
上位カードのANA法人ワイドゴールドカード(年会費20,900円)では無料となります。
上位カードとの分岐点は、加盟店でポイント倍増する「ANAカードマイルプラス」を使うかどうか。
法人カードでは、ワイドゴールドカードにしか付かないので、
ANAの航空券を買ってマイルを貯めたいなら「ANA JCB法人カード(ワイドゴールド)」が良い。
難点は、JCB発行のクレジットカードなので、
審査が厳しく、初期限度額も低く、限度額も全然上がらない。
ワイドゴールドでも限度額は最高250万円まで、あくまで最高でこの数値。
私は、ワイドゴールドを2年間フルで使いまくって、限度額60万。
結局のところ、還元率が高くても枠が少ないからANAマイルは貯まらないのです。
あと、還元率もJALに比べて低く、一般カードは、還元率1.0%~1.06%、
ワイドゴールドでも最大1.075%止まり。
法人では、無理してANAマイル貯める必要も無い気がした。
JALマイルで最大1.125%のセゾンプラチナビジネスアメックスカードが有るからね。
ANAマイルは、個人カードの方が貯めやすい。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは、還元率1.0%~1.25と高く、
ポイント有効期限は伸ばせるし、マイル移行手数料もかからない。
ANAマイルは、個人のクレジットカードでマイルの方がが貯まるカードが多いので・・・
正直、わざわざ還元率の低い法人カードでANAマイルを貯める必要も無いかなって。
個人クレカとポイ活で貯めるのがANAマイルで有り、法人カードではJALマイルを貯めた方が効率が良いかと。
→ANAマイル還元率が高い法人カードは2つのみ。ANA JCB法人カードとANAダイナースコーポレートカード。

そもそも、ANAマイルって、ポイ活で貯めるもの。
ANAの陸マイラーが多いのは、ANAの方が簡単に貯められるから。
ポイントサイトのポイントでANAマイルを貯めた方が早い。
→2022年オススメのポイントサイトと選び方。運営会社、運営歴、資本金、還元率、現金化で比較してみた。
ラグジュアリカード(法人決済用)
新しいステータスカードとして登場した「ラグジュアリーカード」。
「法人口座決済用ラグジュアリカード」は、
「事業用口座が指定可能」という意味であり、個人事業主も申し込み可能です。

法人用ラグジュアリカードのメリット
- マスターカード最上級World Eliteカード
- キャッシュバック還元率1.0%
- 特許技術の金属製カード
- 個人審査なので、新設法人でも発行可能
- 追加カードは4枚まで
- ダイニングサービス「ダイニング BY 招待日和」付帯
- 空港手荷物宅配サービスは往復3個も無料
- 新生銀行で最上級プラチナステータス付与
法人用ラグジュアリカードのデメリット
- チタンカード年会費55,000円、ブラックカード年会費110,000円
- 日本ではアプラス運営、サポートが微妙
- 認知度、ステータス性という点で微妙
米国で41もの特許技術を持つ金属製カードであり、
マスターカード最上級グレード「Mastercard World Elite」。
ワールドエリートって、マスターカードのブラックカード、
日本で発行している法人カードは他にない。
基本的なスペックは、個人向けの「ラグジュアリカード」と変わらず。
ラグジュアリカード特典そのまま、法人カードとして使えます。
チタン、ブラック、ゴールドと有りますが、
主たる特典は、それほど変わらないので、
コストパフォーマンスが高いのがラグジュアリーカード(チタンカード)。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
チタンカードでキャッシュバック還元率1.0%と、
マイルを貯めないカードとして最強であり、
ステータスカードでは希少なMastercardブランド。
アメックス、ダイナース、JCB・・・じゃない決済カードとして悪くない。
ただ、アメックスに比べると特典が弱いし、サポートの質も悪い。
年々サービスも劣化しているので・・・万人にはおすすめできない。
還元率1.0%とはいえ、年会費55,000円ですからね。
還元率だけで考えると、年間550万円以上決済が必要。
マスターカード決済しまくる人向けです。
日本ではVISAのブラックカードも皆無なわけで、
Mastercardで最高峰のラグジュアリーカードを使うしかないってのも有るけど、
アメックスプラチナと一緒に所持する意味は無い。
どちらかを使わなくなるし、どちらかといえばアメックスを選ぶ。
法人カードまとめ
法人カードには複雑な倍付けの仕組みも無いので、
ただただ年会費が安くて、還元率が高い法人カードを使うのが賢い選択。
マイル還元率で「セゾンプラチナビジネスアメックス」ばかり使ってます。
キャッシュレス化の流れも有って、アメックスが使えない店舗もほとんど無いし、
使うほどに限度額も上がりまくるので、正直、これ一枚で事足りる。
事業費決済って決済額も多いわけで、数パーセントの違いだけで差も出まくる。
法人カードならではの利点も有るし、事業主には使うべき理由も有る。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。

個人事業主や法人代表者が、支払う税金も大金。
セゾンカードは、税金支払でも還元率は半減しないし、
クレジットカード納税で、資金繰りに余裕も出るからね。
法人名義のクレジットカードは、新設法人では審査に通らないカードも多いので、
個人審査で審査が早いというのもセゾンプラチナビジネスアメックスの良いところ。
まず、審査が通らないと意味もないから。
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