クレジットカードが無ければ、私の商売は成り立たない。
法人化してから、最初に取り組んだ仕事は、
銀行口座の開設と、法人用クレジットカードの作成。
法人カードは多々所持してきましたが、
実際、使っているのは数枚のカードに絞られる。
やっぱり、特典よりも還元率コスパが重要です。
目次
利用中の法人カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
私のメインカードは、クレディセゾン発行の格安プラチナビジネスカード。
ビジネスカードのプラチナでアメックスブランドなのに、本家アメックスよりも断然安い。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
※以下、セゾンプラチナビジネスアメックスと記載
セゾンプラチナビジネスアメックスのメリット
- プラチナカードなのに年会費22,000円と安い
- 年間200万以上の利用で、年会費が11,000円になる
- 限度額に一律の制限無し
- ビジネスカードなのに、キャッシング利用が可能
- マイル還元率1.125%~1.375%、マイルカードとして最強
- プラチナ特典が満載、プライオリティパスも無料
- 海外・国内旅行保険の内容も最高峰
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 招待不要で誰でも申し込み可能、審査は個人審査
- 審査が超早い、最短3営業日発行
- 分割払い可能で、2回払いは手数料無し
セゾンプラチナビジネスアメックスのデメリット
- アメックスブランドの使いづらさ
- 券面デザインがイマイチ、ステータス性は高く無い
- JALマイルを貯めないなら不要
銀行系のクレジットカードよりも申込み手続きが簡単で、審査も超早い。
プラチナカードですが招待制でも無いので、自ら申し込めます。
年会費も2万円とプラチナにしては安く、
年間200万以上利用すれば、翌年度は半額の年会費も1万円と激安にもなる。
法人プラチナカードの中でも安いのですが・・・
→法人プラチナカードを比較する。オススメのビジネスプラチナカード。
個人向けのプラチナカードの中でも、ダントツで安い。
→プラチナカードを比較する。オススメのプラチナカードまとめ。
プラチナならではの特典も満載。
VIPラウンジが無制限に利用できるプライオリティパスも無料で貰えます。
初期限度額も最大500万円であり、利用に応じて500万円以上も可能。
保険の内容もプラチナ級。最高1億円の海外旅行保険だけでなく、
航空便遅延保険までも自動付帯しています。
SASON MILE CLUB(年会費4,000円)のオプションも無料で利用できるので、
1,000円利用につき10マイルも追加で貯まるようにもなります。
2000円利用につき永久不滅ポイントも1P(2.5マイル相当)も貯まるので、
2000円毎に22.5マイルも貯まる計算になります。
マイル還元率1.125%~1.375%と、JALマイル最高の還元率カード。
マイル還元率を求めるなら、これほどコスパ良いクレジットカードも無い。
→ビジネスカード&法人カードのマイル還元率を徹底比較してみた。
アメックス発行カードとは違い、税金の支払でもマイル還元率は半減しないので、
国税の支払にも使えば、マイルもジャブジャブ貯まって、
年会費も半額になって、良い事づくめ。
→税金(国税、地方税)支払いで高還元率となる法人カード&ビジネスカードまとめ。
※2021年1月31日まで、プラチナ会員限定で20%相当還元キャンペーン実施中!
Amazon、Yahooo!ショッピング、Apple公式サイト、セゾンのふるさと納税・・・等で、
20%相当の永久不滅ポイントが還元されます。
デメリットはというと、本家アメックスに比べると、
券面の見た目、ステータス性やサポートは劣る。
年会費も安く、券面にもSAISON CARDってロゴが入っちゃう。
→セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット。
ちなみに、ビジネスカードっていうネーミングですが、
事業主では無い個人(サラリーマン)でも申し込む事が可能です。
個人向けのセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードも有りますが、
ビジネスカードの方が優れている点も多く有るので、
私ならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを選びます。
EX Gold for Biz エグゼクティブ ゴールド フォービズ
私が最初に発行したビジネスカードは、オリコのEX Gold for Biz。
個人事業主や法人向けの、ビジネスゴールドカード。
なんだかんだで一番長く使っているカードです。
EX Gold for Bizのメリット
- 年会費2000円+税と安い。初年度年会費無料
- 還元率0.6%~1.1%と、ビジネスカードでは最高レベル
- Amazon+0.5%還元。還元率1.1%~1.6%へ
- Mastercardコンタクトレス、VISA payWaveで非接触決済が可能
- 法人向け(M)は、追加カードが3枚まで無料
- 個人向け(S)は、キャッシング機能付き
- 分割払いが可能。2回払いは金利手数料が発生しない
- 審査が緩い。個人審査の為、会社の営業年数は問われない
- WEB明細が15カ月分遡って見れる
- 月末締め(翌月27日払い)なので、経理上分かりやすい
- 空港ラウンジ(国内19空港、海外2空港)が使える
- 海外旅行保険が自動付帯、ショッピングガードも付帯
- Mastercardならダイニング BY 招待日和も利用可能
EX Gold for Bizのデメリット
- 追加カードに制限が有る
- 限度額300万円が限界、上位カードも無い
- マイル還元率は低い
新設法人や個人事業主でも作りやすいクレジットカード。
営業年数も問われないって事で、私も法人登記してイキナリ申し込みました。
代表者個人を審査するクレジットカードなので、新設法人でも発行可能です。
→オリコのビジネスカード「EX Gold for Biz」のメリット・デメリット。
年会費も2000円+税と安く、他社ビジネスカードに比べると還元率0.6%と高い。
また、カードを使えば使う程に、翌年度の還元率は高くなり、
年間50万円以上の利用で還元率0.85%、
年間100万円以上で還元率0.95%、年間200万円以上で1.1%と、
ビジネスカードでは最高レベルの還元率になります。
→ビジネスカード&法人カードのポイント還元率を徹底比較してみた。
事業用クレカって使う額も多いので、還元率もあっという間に高くなるかと。
オリコモールも利用で、Amazon還元率1.6%にもなる点も素晴らしい。
→Amazon還元率が高いクレジットカード。Amazon Mastercardゴールド、Orico Card THE POINT、JCB CARD Wの比較
Mastercardは「Mastercardコンタクトレス」、
VISAは「VISAタッチ決済」と、カードだけで非接触決済が可能。
国内だけでなく、海外でもタッチ決済できるわけ。
どこでも、カード決済も気兼ねなくできるし、決済も早い。
カード決済できれば、経理も楽になる。ポイントも貯まる。
WEB明細も15カ月分も遡れるので、明細が見れなくて困る事も無い。
ゴールドカード扱いなので、サービスもゴールド水準。
海外旅行保険も自動付帯、ショッピングガードも付いて、空港ラウンジも使える。
注目すべきは、ビジネスゴールド扱いになるということ。
一般ゴールドよりも特典が多く、特にMasterブランドを選んだ場合は、
「ダイニング BY 招待日和」特典も適応となります。
高級レストランが2名以上の予約で1名無料となってしまう招待日和。
一般ゴールドカードには付かない、プラチナカード級の特典。
ダイニング特典が付くクレジットカードの中でも最安の年会費だから。
→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。
強いて言うデメリットは、限度額が300万までと低い事。
あと、他社ゴールドカードに比べると旅行保険の補償金額が劣る事くらい。
→法人ゴールドカードを比較する。オススメのビジネスゴールドカード。
それでも海外旅行保険は自動付帯だから。
まぁ、年会費2000円+税だから文句は言えないし、所持してても痛くない。
初年度の年会費も無料だし、
とりあえずビジネスカード作るならEX Gold for Bizが間違いない。
アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカード
アメックスのビジネスカードといえば、
アメックスビジネスゴールドカードのイメージですが・・・
私が使っているのは、アメックスビジネスプラチナカード。
特典を使うならコスパ最高のカード。
アメックスビジネスプラチナのメリット
- 24時間365日対応コンシェルジュ
- アメックスブランドのステータスカード(金属製カード)
- コールセンタースタッフの質が最上級クラス
- マリオット、ラディソン、ヒルトン、シャングリラで上級会員資格付与
- 対象ホテルでの超VIP待遇(FHR)
- 更新時に1泊2名分の無料宿泊券
- 様々な空港ラウンジ(プライオリティパス、デルタスカイクラブ等)が利用可能
- 空港手荷物宅配サービス、往路・復路で2個ずつ無料
- 追加カード4枚まで無料
- 法人設立期間は審査に関係無い
- マイル還元率が最大1.0%
- 事前承認やデポジットで、限度額以上の決済が可能
アメックスビジネスプラチナのデメリット
- 年会費130,000円+税、最高クラスの年会費
- 最初の限度額が少なく、限度額という明確な数値も無い
- 税金・公共料金の支払で還元率が半減する
- JALマイル還元率が低い
アメックスカードを所持するなら、ゴールドよりもグリーン。
ステータスや特典が欲しいなら、ゴールドよりもプラチナです。
→アメックスビジネスカード、ビジネスゴールドカード、ビジネスプラチナカードの違い
クレジットカードの域を超えた、特典の数々。
特に、飛行機やホテルを利用するなら、スンゲーお得です。
空港ラウンジ、スーツケース配送、ホテルでクレジットや食事も付いてくる。
個人とほぼ同じ特典が付いており、年会費は個人プラチナと一緒。
年会費は経費で、ステータス特典は個人で・・・なんて事も可能なんだよね。
→アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカードと個人向けアメックスプラチナカードの比較と違い
アメリカンエキスプレスって、実は個人事業主、経営者に優しいカード会社。
アメックスカードっていうと凄いと思われがちですが、審査は意外と容易。
審査の際にも、企業の設立期間は関係無いと言われました。
実際私も、サックリと審査通ってます。
アメックスビジネスゴールドカードは、
年会費が高いだけで、イマイチ使える特典が無い。
個人用アメックスゴールドと特典も異なるので気をつけて。
→アメリカンエキスプレス ビジネス ゴールドカードと個人向けアメックスゴールドの比較と違い
アメックスの特典が要らないなら、アメックスビジネスカードがコスパ最強。
→アメックスビジネスカード(グリーン)はコスパ最強、個人向けアメックスカードの比較と違い
還元率や限度額はグリーンもプラチナも変わらない。
付帯保険の内容も十分であり、「オーバーシーズアシスト」も使えます。
→アメックスのオーバーシーズ・アシスト&グローバル・ホットラインが便利過ぎた話。
アメックスビジネスカードなら、年会費12,000円+税と格安だし、
入会特典として初年度無料キャンペーンも実施中です。
解約した法人カード
私は法人カードを多々所持してきましたが、
現在では解約したクレジットカードも多いです。その理由について。
三井住友ビジネスカード for Owners
クレジットカードといえば三井住友ブランド。
個人事業主や法人代表者は「三井住友ビジネスカード for Owners」が発行可能です。
三井住友ビジネスカード for Ownersのメリット
- 年会費1250円+税と格安の価格帯
- 信頼の三井住友ブランド
- 個人事業主も発行可能
- 振替口座も法人口座、個人口座の選択が可能
- 個人審査のカードなので審査が容易
- 分割払いが可能、締め日と支払日の選択も可能
- VISAとMasterブランドカードの併用が可能
- 海外旅行保険とショッピング保険(海外のみ)が付帯
三井住友ビジネスカード for Ownersのデメリット
- 還元率は0.5%と低い
- ショッピング利用枠10~80万円、ゴールドでも最高200万円まで
- 電子マネー「iD」は別カードとなる
三井住友ブランドのビジネスカードには、
法人のみを対象とした「三井住友ビジネスカード」も発行していますが、
「三井住友ビジネスカード for Owners」は、個人事業主でも発行可能。
法人カードとして利用する場合も、代表者個人の審査となるので、
新設法人でも発行可能。審査に必要な確認書類も非常に少なかったです。
→三井住友ビジネスカード for Ownersのメリット・デメリット。
使わなくなった理由として、
三井住友は還元率0.5%と、使っても増える事が無い。
一般カードなので特典も無いし、
かといって、プラチナカードの年会費も5万円+税とJCBプラチナより高額。
JCB法人カード
法人のクレジットカードの代表格といえば、JCB法人カード。
法人カードって言ってますが、こちらも個人事業主でも作れます。
JCB法人カードのメリット
- 年会費1,250円とビジネスカードでは格安
- 安心のJCBブランドカード
- 追加カードは無制限に発行可能
- ETCカードは複数枚発行できる。年会費も無料
- キャッシュバック型とポイント型が選べる
- ポイント型は、Amazon還元率1.75%~1.85%も可能
- キャッシュバック型は、利用額が大きければ還元率も高くなる
- 海外・国内旅行保険とショッピング保険(海外のみ)が付帯。※ポイント型のみ
JCB法人カードのデメリット
- 審査が厳しく、新設法人では難しかった
- 基本の還元率は0.5%
- JCBブランドの使いづらさ
JCBの法人カードには、
ポイント型とキャッシュバック型が有り、名称も異なります。
- JCB法人カード:ポイント型
- JCBビジネスプラス法人カード:キャッシュバック型
発行するならポイント型の方が断然オススメ、
私が発行したのもポイント型の「JCB法人カード」です。
→「JCBビジネスプラス法人カード」のデメリット。「JCB法人カード」との比較と違い。
JCB法人カードは、日本のAmazonでも高還元率カードとしても使えます。
→JCBオリジナルシリーズの還元率と注意点。JCBカードでOkidokiポイントを貯める方法。
Amazonでは、還元率1.75~1.85%まで上がり、
法人カードの中では最高のAmazon還元率を誇ります。
JCB一般法人カード Amazon.co.jp還元率1.75%
- JCBカードの基本還元率0.5%
- MyJチェックご登録+1倍分(+0.5%)
- Oki Dokiランドご利用+1倍分(+0.5%)
- 年間100万円利用「スターαPLUS」で50%UP(+0.25%)
JCBプラチナ法人カード Amazon.co.jp還元率1.85%
- JCBカードの基本還元率0.5%
- MyJチェックご登録+1倍分(+0.5%)
- Oki Dokiランドご利用+1倍分(+0.5%)
- 年間300万円利用「ロイヤルαPLUS」で70%UP(+0.35%)
デメリットは審査が法人審査であり、審査も厳しいという事。
法人4期目にて、ようやく審査通過しましたが、初期限度額20万円っていう。
→JCB法人カードのメリット・デメリット。JCB法人カードの種類と違い。
そこから2年頑張って、限度額は20万→40万→60万円。
限度額も低いし、JCBって使えない店舗が多いので、
たまに使えないってだけで、あんまり使わなくなっちゃいました。
ANA JCB法人カード
ANAマイルが貯まる法人カードは、ANA JCB法人カード。
ANAの法人カードは、VISA、Masterブランドもありますが、
JCBブランドのみ還元率が高くなってます。
→ビジネスカード&法人カードのマイル還元率を徹底比較してみた。
ANA JCB法人カードのメリット
- 年会費2,250円+税
- ANAマイル還元率1.0%~1.06%
- カード更新で毎年1,000マイル貰える
- ANAマイルへの年間移行上限が無い
- 税金支払でも、マイル還元率は半減しない
- 追加カードに制限無し
- ETCカードは複数枚発行可能で年会費も無料
- 海外旅行保険と海外ショッピング保険が付帯
ANA JCB法人カードのデメリット
- 審査が厳しめ、新設法人では難しい
- ポイント→マイル以降の手間
- ANAマイル移行に手数料5,000円(年間)が必要
- JALユーザーには不要
- JCBブランドの使いづらさ
ANAカードの特徴として、ANAマイルが直接貯まらず、
JCBで貯まったOkidokiポイントが、
ANAマイルへ良いレートで交換できるという仕組み。
ただ、一般カードの場合、
移行するには、ANAマイル移行手数料5,000円が必要であり、
かといって、上位カードを法人で発行するかと言えば微妙。
ANAの会員番号(お客様番号)は、一人一つでは無く、
カード発行する度に新しいお客様番号が付与されるので、
法人で上位カード(ワイド、ワイドゴールド)を所持する意味もあまり無いんじゃないかと。
搭乗ボーナス云々は、個人のカードで上位カードを所持した方が良い。
ANAマイルを貯める人は、個人でもANAカードを所持してるハズ。
あと、JCB発行のクレジットカードなので、審査は厳しめであり、
審査もJCB法人カードと全く一緒。
限度額もJCB同様に、初期の利用限度額も凄い低かったです。
解約した理由としては、マイルカードで使うなら、
JALマイル還元率1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには敵わないから。
ANAマイルは、アメックスビジネスカードでも還元率1.00%で貯められますからね。
オリコビジネスカードGold(ゴールド)
オリコのビジネスカードといえば、EX Gold for Bizが最強ですが、
法人に特化したオリコビジネスカードGoldも存在します。
こちらは法人限定のクレジットカードになります。
オリコビジネスカードGoldのメリット
- ビジネスゴールドで年会費2,000円は格安
- 限度額は最大1,000万円
- 空港ラウンジサービス付帯。国際線手荷物宅配の優待割引
- Mastercard T&E Savings付帯。招待日和が利用可能
- 海外旅行保険自動付帯。ショッピングガードも付帯
- メンバーカードを最大20名まで追加発行可能
- ETCカードは年会費無料で20枚まで発行可能
- EX Gold for Bizとは利用枠が別枠となる
オリコビジネスカードGoldのデメリット
- ポイントサービス無し、ポイント還元されない
- Masterブランドのみ
- 法人のみ対象。法人の審査となる
EX Gold for Bizは、個人(法人代表者)の審査でしたが、
オリコビジネスカードGoldは、法人の審査。
カード自体も、より企業向けの内容となっており、
その利用枠も最大1,000万円という脅威の金額。
メンバー会員も最大20名と多い。
最大のデメリットは、暮らスマイル対象外のカードであり、
利用してもポイント還元されないという事。
ポイントが貯まるカードというよりも、利用枠や資金管理、
キャッシュフロー重視の法人カード。
EX Gold for Bizとは、完全に別目的のビジネスカードです。
→私が「オリコビジネスカードGold(ゴールド)」を申し込んだ理由。
やっぱり、ポイント付与されないってだけで使わない。
他社カードの限度額も増えて来たので・・・解約ですね。
楽天ビジネスカード(楽天プレミアムカード)
楽天カードのビジネス版クレジットカード。
楽天プレミアムカードを所持しているのであれば、
楽天ビジネスカードも追加で発行する事が出来ます。
楽天ビジネスカードのメリット
- 楽天プレミアムカード+年会費2,000円で発行可能
- 楽天プレミアムカードの限度額がそのまま使える
- 還元率1.0%
楽天ビジネスカードのデメリット
- 楽天プレミアムカードと合計で年会費12,000円+税
- 限度額は楽天プレミアムカードと共有
- 楽天ポイントはプレミアムカードと共有
- カード特典や付帯保険は特に無し ※楽天プレミアムカードに付帯
- VISAブランドしか選べない
- 審査書類が多い
- 楽天プレミアムカード年会費の経費扱いが難しい
- 分割払い、リボ払い不可。
- 楽天ロゴの残念なデザイン。
楽天プレミアムカードの追加カード扱いですが、色々とややこしいです。
楽天プレミアムカードは、個人口座からの引き落とし。
楽天ビジネスカードは、法人口座からの引き落とし。
利用明細もプレミアムは個人宅、ビジネスは登記住所と、別々に届いてます。
限度額は楽天プレミアムカードと共有となるので、
法人決済のビジネスカードで使い過ぎたら、個人カードが使えなくなる。
還元される楽天ポイントもプレミアムとビジネスで共有です。
あくまで、楽天プレミアムカードの追加カードという位置づけなので、
楽天プレミアムカードを所持しているなら、審査も容易に通るかと。
デメリットは単体で作れないという事。
あくまで、楽天プレミアムカードが必要であり、
プレミアムカードの年会費11,000円と、
ビジネスカードの年会費2,000円の合計12,000円+税が必要となる。
そもそも、楽天プレミアムカード自体が微妙なカード。
→楽天プレミアムカードはゴールドカードでは無い。メリット・デメリットと本当の使い方。
楽天ビジネスカード狙いなら、辞めた方が良い。
追加で年会費+2000円払うなら、
オリコのEX Gold for Bizも同額で維持できるわけです。
法人口座決済用ラグジュアリカード
新しいステータスカードとして登場した「ラグジュアリーカード」。
「法人口座決済用ラグジュアリカード」は、
「事業用口座が指定可能」という意味なので、個人事業主も申し込み可能です。
法人用ラグジュアリカードのメリット
- マスターカード最上級World Eliteカード
- キャッシュバック還元率1.0%
- 特許技術の金属製カード
- 個人審査のビジネスカード、新設法人でも発行可能
- 追加カードは4枚まで
- ダイニングサービス「ダイニング BY 招待日和」付帯
- 空港手荷物宅配サービスは往復3個も無料
- 新生銀行で最上級プラチナステータス付与
法人用ラグジュアリカードのデメリット
- チタンカード年会費5万円+税、ブラックカード年会費10万円+税
- アプラス運営でステータス性は微妙
- 年々コンシェルジュの質が落ちている
米国で41もの特許技術を持つ金属製カードであり、
マスターカード最上級グレード「Mastercard World Elite」。
ワールドエリートって、マスターカードのブラックカード、
日本で発行している法人カードは他にない。
基本的なスペックは、個人向けの「ラグジュアリカード」と変わらず。
ラグジュアリカード特典そのまま、法人カードとして使えます。
→MasterCard最上級ステータス。ラグジュアリーカードのメリット・デメリット。
チタン、ブラック、ゴールドと有りますが、
主たる特典は、それほど変わらないので、
コストパフォーマンスが高いのがラグジュアリーカード(チタンカード)。
→ラグジュアリカードのチタン、ブラック、ゴールド比較。私がチタンカードを選んだ理由。
年会費5万円+税のカードと考えると、特典は豊富なのですが、
他社プラチナカードに比べると、ちょっとサポートの質が微妙に感じました。
JCB、三井住友、アメックス・・・他社プラチナの方がカスタマー対応が良い。
初期に比べてコンシェルジュ経由でできることも少なくなっており、
特典も減りがち。
結局、決済にも使わなくなってます。
券面デザインも特殊なので・・・ちょっと出しにくいカードなんですよね。
法人カードを選び方と優先順位
法人カードに限らず、クレジットカードを選ぶポイントって、
なにはともあれコストパフォーマンスだと思う。
そのコストパフォーマンスを計る指標として、悩むべきポイントを挙げておく。
個人的に、優先順位が高いと思う順に並べてます。
還元率
法人カードを何のために所持するのかというと、決済に使うから。
事業費決済に使うクレジットカードともなると、その利用額も大きく、
還元率の数パーセントの違いで、残る資金も大きく変わってきます。
私が「セゾンプラチナビジネスアメックス」を一番利用しているのは、その還元率の高さゆえ。
法人カードでマイルが貯まるクレジットカードは限られており、
ダントツのマイル還元率を誇るのがこのカード。
→ビジネスカード&法人カードのマイル還元率を徹底比較してみた。
JALマイル還元率で選ぶなら、法人カードもセゾンカードが高還元率です。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
そのうえ、年間200万円利用で年会費も半額になるわけだから。
コストパフォーマンスは高い。
税金支払いでも100%マイルが貯まるのが、
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の強み。
→税金(国税、地方税)支払いで高還元率となる法人カード&ビジネスカードまとめ。
アメックスやダイナースだと、マイル還元率は半減しちゃうからね。
JALマイルは、マイルとしても使えば1円以上の価値になるし、
Suicaやdポイントにも1マイル1円で交換できる。
ポイント還元するよりも選択肢も多いかなと。
楽天ビジネスカードも高還元率ですが、
発行する為に必要な年会費も高く、なんちゃって法人カードだからね。
審査難易度
法人カードを選ぶ前に、まず発行してもらえないと意味無いです。
選ぶ前に、発行できるカードを把握しておく。
法人カードとなると、個人向けクレジットカードとは審査も異なり、
カード発行の難易度も上がります。
法人カードは、法人3期を終えてから・・・なんてことは無く、
新設法人で発行できるカードから利用すれば良いだけ。
審査が優しい法人カードというよりも、
代表者個人を審査するビジネスカードが発行しやすいです。
審査書類も少なく、審査期間も短いですから。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
年会費が安い法人カードは、所持する難易度も低いので、
審査も簡単になる傾向に有ります。
年会費
個人向けのクレジットカードでは、
年会費無料のクレジットカードは豊富に有りますが、
法人カードの場合は、無料のカードは非常に限られます。
完全無料となると、ライフカードビジネスライトくらいしか有りません。
また、法人カードの場合、無料ゆえのデメリットも有ります。
還元率が低かったり、付帯保険やカード特典が無かったり。
有料といっても、年会費1,000円~2,000円程度なので、
年間10万円~20万円以上決済するつもりなら、有料カードのが利点が多いかなと。
付帯特典と付帯保険
還元率とともに、有って嬉しいカード付帯特典。
ビジネスカードという事で、
個人向けクレジットカードには無い特典も存在します。
海外の特典で選ぶなら、セゾンプラチナビジネスアメックス。
マイル還元率1.125%だけでなく、付帯する保険もプラチナ級。
航空便遅延保険も付いてるし、
空港ラウンジサービス「プライオリティパス」も利用可能です。
→セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット。
国内の特典で選ぶなら、レストラン2名以上の予約で1名無料の「招待日和」。
一般的にプラチナカードで付帯する特典ですが・・・
→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。
ビジネスゴールドカードなら、年会費2,000円で利用可能となります。
→法人ゴールドカードを比較する。オススメのビジネスゴールドカード。
Mastercardのビジネスゴールド特典ってやつです。
海外で使うならMastercardといいましたが、
日本で使うに場合もVISAではなく、Mastercardが最強です。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
コストコで唯一使えるクレジットカードも、
Mastercardになっちゃいましたからね。
ステータス性
クレジットカードにステータス性を求めるなら、
カード会社発行のプロパーカード。
アメックス発行の「アメックスビジネスカード」。
JCB発行の「JCB法人カード」。
JCB、AMEXブランドが嫌なら、
VISA、Masterが選べる三井住友発行の「三井住友ビジネスカード for Owners」。
いずれもプラチナカードまで目指せます。
→法人プラチナカードを比較する。オススメのビジネスプラチナカード。
JCB、三井住友も、プラチナカードは申込可能だけど、難易度は高い。
法人カードの中でも最強スペックを誇るクレジットカードが欲しければ
「アメックスビジネスカード」を使うしかない。
→アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカードと個人向けアメックスプラチナカードの比較と違い
ヒルトン、マリオット、シャングリ・ラ、ラディソンで上級会員・・・
年会費もダントツに高いんだけど。
最上級カードが欲しいなら、法人口座用ラグジュアリカード。
申し込み制なので、インビテーションも不要。
→MasterCard最上級ステータス。ラグジュアリーカードのメリット・デメリット。
マスターカードで唯一のブラックカードだから。
→クレジットカードのグレードとステータス性。ゴールド、プラチナ、ブラックの違い。
追加カードとETCカード
社員にクレジットカードを持たせる事を考えているなら、
追加カードの年会費、ETCカードの年会費も馬鹿にできない数字。
しかしながら、従業員を雇っているからといって、
全社員にクレジットカードを所持させるわけも無いので、
発行するとしても、役員止まりになるんじゃないかと。
事業費決済という裁量権を与えまくるのも怖いですからね。
追加カードは5~10枚程度発行できるだけで、余裕なんじゃないかと。
→追加カードとETCカードが無料発行できる法人カード。社員・従業員向けクレジットカード。
弊社の場合は、カード特典の恩恵を受ける為、家族役員のみ発行しています。
営業車や社用車で、ETCカードのみ発行を考えているなら「JCB法人カード」。
他社法人カードでは、カード1枚につきETCカード1枚というカードが多い中、
JCB法人カードの場合は、カード1枚に対して複数枚のETCカードが発行可能となってます。
ちなみに、従業員が多い大企業の場合は、コーポレートカードという選択も有り、
法人毎に請求方法のカスタマイズも可能となります。
法人カード、ビジネスカード、コーポレートカード、
その名称は様々ですが、実際のところ、具体的な定義は有りません。
個人事業主でも、法人カードっていう名称だからね。
法人カードまとめ
法人カードには複雑な倍付けの仕組みも無いし、
上位カードの特典は、個人向けプラチナカードで代用できるので、
ただただ還元率が高い法人カードを使うに至りました。
マイル還元率で「セゾンプラチナビジネスアメックス」をメインに使ってますが、
アメックスは使えない店舗も有るので、
ポイント還元率×マスターカードの「EX Gold for Biz」も常備している。
事業費決済は決済額も多いわけで、
数パーセントの違いだけで、だいぶ差も出る。
法人カードならではの利点も有るし、事業主には使うべき理由も有ります。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
個人事業主や法人代表者が、支払う税金も大金。
クレジットカード納税することで、資金繰りに余裕も出まくります。
→税金(法人税)のクレジットカード納付して気付いたメリット・デメリット。
法人設立したら最初に法人口座、次に法人カード。
法人口座の審査も厳しいという事を忘れなく。
法人名義のクレジットカードは、新設法人では審査に通らないものも多いので、
とりあえず発行するなら「EX Gold for Biz」が間違いない。
も審査が優しく、還元率も高く、年会費も安い。
分割払いもできるのに、ビジネスゴールドで特典も満載。
まず、審査が通らないと意味もないから。
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