ゴールドカードの上を行くプラチナカード。
私が初めて発行したプラチナカードは、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
※以下、セゾンプラチナビジネスアメックスと記載
プラチナ特典だけじゃなく、マイル還元率も最高峰、
敢えて「ビジネス」を選ぶ理由も有りました。
法人経営者や個人事業主だけでなく、会社員にもおすすめ。
還元率が高いだけでなく、プラチナカードとしても優秀だから。
セゾンプラチナビジネスアメックスのメリット
プラチナカード最安の年会費
プラチナカードは、ゴールドカードよりも上位のカード。
年会費も非常に高額な券種が多いのですが、
セゾンプラチナビジネスアメックスは、
年会費22,000円(税込み)と。プラチナカードの中でもトップクラスで格安です。
プラチナカードの年会費
券名 | 年会費(税込) | 申し込み |
---|---|---|
Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ) | 20,370円 | ○ |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | ○ |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | ○ |
ジャックスカードプラチナ | 22,000円 | ○ |
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス | 22,000円 | ○ |
JCBプラチナカード | 27,500円 | ○ |
ミライノ カード PLATINUM | 27,500円 | ○ |
エポスプラチナカード | 30,000円 年間100万円利用で20,000円 | ○ |
楽天ブラックカード | 33,000円 | 招待制 |
TRUST CLUB プラチナ Visaカード | 38,500円 | ○ |
ラグジュアリーカード(チタン) | 55,000円 | ○ |
JCB THE CLASS | 55,000円 | 招待制 |
三井住友カード プラチナ | 55,000円 | ○ |
ラグジュアリーカード(ブラック) | 110,000円 | ○ |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 | 招待制 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | ○ |
ラグジュアリーカード(ゴールド) | 220,000円 | ○ |
年会費が最安とはいえ、プラチナカードなので、
付帯特典は、他社ゴールドカードより充実した内容になる。
しかも、プラチナ法人カードって選択肢も限られているし、
法人カードの中でも圧倒的なコストパフォーマンス、
圧倒的なマイル還元率が高いから、還元率だけで年会費の元を獲るのも簡単なのです。
プラチナ法人カード還元率
基本還元率 | 最大還元率 | 年会費 | 年会費の元が獲れる金額 | |
---|---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.5% (海外1.0%) | 1.125% | 22,000円 | 年間176万円 |
JCBプラチナ法人カード | 0.5% (海外1.0%) | 0.85% (年間300万円以上) | 33,000円 | 年間388万円 |
三井住友ビジネスプラチナカード | 0.50% | 0.65% (年間100万円利用) | 55,000円 | 年間846万円 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 0.50% | 0.65% (年間100万円利用) | 55,000円 | 年間846万円 |
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード | 0.50% | 1.0%(マイル還元率) | 165,000円 | 年間1,650万円 |
ラグジュアリーカード法人(Titanium) | 1.0% | 1.0% | 55,000円 | 年間550万円 |
ラグジュアリーカード法人(Black) | 1.25% | 1.25% | 110,000円 | 年間880万円 |
ラグジュアリーカード法人(Gold) | 1.5% | 1.5% | 220,000円 | 年間1,467万円 |
本家アメックスのビジネスゴールドカードと比較しても、断然コスパも高い。
さすがに、本家アメックスのプラチナの特典には敵いませんが・・・
あちらは年会費165,000円なので、全く別物のカードですからね。
→アメックスビジネスカード、ビジネスゴールドカード、ビジネスプラチナカードの違い
アメックスビジネスカード年会費
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード:13,200円
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード:36,300円
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード:165,000円
アメックスのビジネスカードなら、ゴールドよりもグリーンがコスパ高いけど、
それでも年会費13,200円ですからね・・・
セゾンプラチナビジネスは、プラチナなのに年会費22,000円で所持できるから。
最高峰のマイル還元率
セゾンカードのショッピングで、マイルが貯まるセゾンマイルクラブ。
JALマイルが1,000円毎に10マイルも貯まり、
更に優待ポイントとして、永久不滅ポイントが2,000円毎に1ポイント貯まるのです。
セゾンマイルクラブは年会費9,900円(税込)ですが、
プラチナカード会員は年会費5,500円(税込)で加入できます。
※年間1,500万円以上の利用で、翌年度のセゾンマイルクラブ年会費は無料です。
年間利用額1500万円未満 | 年間利用額1500万円以上 | |
---|---|---|
カード年会費 | 22,000円 | 22,000円 |
セゾンマイルクラブ年会費 | 5,500円 | – |
年会費合計 | 27,500円 | 22,000円 |
永久不滅ポイントも1ポイント=2.5マイルと交換できるので、2,000円毎に22.5マイル。
→1,000円毎に11.25マイル(還元率1.125%)という計算となります。
JALのプラチナカード(年会費34,100円)でも還元率1.00%止まりだし、
還元率1.125%を超えるJALマイルカードは他に無いのです。
→JALマイル還元率が高いクレジットカードを徹底比較。効率良くJALマイルを貯める方法。
ANAマイルでも、これほど還元率が高い法人カードは無い。
ANA法人カードは、還元率1.075%止まりでカードスペックも微妙。
ANAマイルは個人カードほど貯まらないし、限度額という点でも微妙です。
→ANAマイル還元率が高い法人カードは2つのみ。ANA JCB法人カードとANAダイナースコーポレートカード。
注意点としては、SASON MILE CLUB(ショッピングマイルプラン)に登録すると、
自動的にJALマイルへ交換されてしまうという事。
JALマイルの有効期限は付与から36カ月後の月末まで。
永久不滅ポイントとは違い、3年以内にJALマイル消化する必要が有ります。
JALの上級会員ならマイル有効期限は無くなりますけども、
JGCプレミアとJMBダイヤモンドは、難易度も高いですからね。
また、セゾンマイルクラブに加入すると、
永久不滅ポイント優遇サービスの海外2倍ポイントは対象外となります。
海外で利用したからと言って、マイルが2倍貯まる事も有りませんので、勘違いしないように。
海外で利用しても、JALマイル還元率は1.125%です。
モバイルSuica、au PAYでも還元
私は、iPhoneユーザーであり、Apple Payも愛用しているのですが、
セゾンカードは、Apple Payで使えるだけでなく、
Apple Pay Suicaチャージでも、ポイント付与されるのです。
→Apple Pay Suica(PASMO)のメリット・デメリット。iPhone、Apple WatchでモバイルSuicaを使う際の注意点。
対象外となる電子マネーチャージは、楽天Edy、nanaco、PASMOオートチャージ等。
モバイルSuciaへとau PAYへのチャージは、永久不滅ポイントが付与されるのです。
セゾンカードのポイント付与対象外
永久不滅ポイント/SAISON MILE CLUB付与対象外のご利用
楽天Edyチャージ
永久不滅ポイント/SAISON MILE CLUBの付与対象外や還元率が異なる利用を教えてください。 – よくあるご質問 | クレジットカードはセゾンカード
nanacoチャージ
JALグローバルウォレットへのチャージ
ピタパ利用分
セゾンポケット/大和コネクト証券/セゾン投信のカード決済によるつみたて
ショッピングご利用合計金額が1,000円未満の場合
ショッピングリボ手数料
キャッシングご利用や利息
提携金融機関ATM・CD利用手数料
カード再発行手数料
カード年会費
遅延損害金
チャージした金額に対して、JALマイルも貯まるわけで、
JALカードSuicaでチャージするより断然良いし、
au PAYにチャージできれば、税金支払いでもポイント二重取りができますからね。
ちなみに、Apple Payで便利なのは、Apple Pay Suicaだけ。
NFC規格の難解さもあり、クレジットカード決済では、生体認証も必要。
Apple Pay Suica以外でApple Pay決済は不便だし、複雑すぎる。
→Apple Payでクレジットカード利用するデメリット。NFCタッチ決済の仕組みと注意点。
限度額の融通が効く
プラチナカードという事で、ショッピングの利用可能額もプラチナ級。
ショッピング利用の初期限度額は最大500万円となっていますが、
実際のところ、利用状況に応じて500万円以上にもなり得ます。
私も最初は100万円でしたが、300万円、500万円、600万円、900万円・・・と自動的に上昇。
他社の法人カードより限度額が上がるのも圧倒的に早かったです。
還元率が高くとも、限度額が低ければ意味がないということ。
法人では、まとめて決済することも多いですからね。
個人審査のカードなので、個人でクレジットカード使ってる人や、
ローン歴が長い人ほど、限度額も上がりやすいかと思います。
→クレジットカードの審査基準と信用情報の関係。CIC信用情報開示請求をして気づいたこと。
また、セゾンカードは、限度額の最大2倍までの一時増額も可能です。
一時増額の審査期間は最大2日間とのことでしたが、
私の場合、即日+200万円の増額をしてくれました。
法人税とか、税金は高額だから・・・コレできるとだいぶ助かるのです。
→国税クレジットカードお支払サイトのデメリット。所得税、法人税、事業税、消費税、源泉所得税の支払方法。
しかも、ショッピング利用は2回払いまでは手数料も無料ってのも凄い。
事業費決済カードなのに、キャッシングも利用可能ですからね。
法人カードで分割払いやキャッシング、一時増枠ができるカードって希少なのです。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
セゾンカードは、ショッピング利用の繰上げ返済もラクなのも良い。
セゾンカウンターやセゾンATMでの入金で、
お手軽に繰上げ返済→ショッピング利用枠を復活できる。
セゾンATMは手数料無料、1円単位で入金もできます。
旅行保険が最上級
セゾンプラチナビジネスアメックスは、保険カードとしても優秀です。
海外は最高1億円、国内は最高5,000万円と、
他社の高額プラチナカードと比較しても、その内容は非常に優れています。
海外旅行傷害保険
- 付帯条件:利用付帯
- 傷害死亡・後遺障害:最高1億円
- 傷害・疾病治療費用:最高300万円
- 賠償責任:最高5,000万円
- 携行品損害:最高50万円(自己負担3,000円、1点あたり10万円)
- 救援者費用:最高300万円
国内旅行傷害保険
- 付帯条件:自動付帯
- 傷害死亡・後遺障害:最高5,000万円
- 入院保険日額:最高5,000円
- 通院保険金日額:最高3,000円
- 手術保険金:最高20万円
国内旅行保険は自動付帯であり、入院保険、通院保険まで付いてくる。
国内旅行保険が付くカードも珍しい。
海外旅行保険では利用付帯ですが、クレジットカード付帯保険では最高峰の補償内容。
利用付帯って、旅行時の公共交通乗用具(リムジンバス、電車、飛行機)の支払いで適応となりますからね。
出国前の交通費決済でもOKであり、出国後の交通費決済でもOK。
出国後の場合は、支払った時点から90日間補償対象になります。
ご旅行前に、日本国内にて海外旅行を目的として利用した「公共交通乗用具」※や「パッケージ・ツアー(募集型企画旅行)」の料金をこのカードでお支払いになられた場合、海外旅行を目的に日本国内のご住居を出発されたときからご住居にお戻りになるまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24時)までの間の旅行期間を補償します。ただし、日本を出国した日から90日後の午後12時(24時)までを限度とします。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
また、日本国内でのカードによる購入がなくても、出国後海外ではじめて被保険者が当該旅行中に利用する「公共交通乗用具」のチケット料金をこのカードでお支払いになった場合も、その購入の時から上記補償期間終了までの間補償されます。
海外旅行保険で重要な傷害・疾病治療費も最高300万円であり、
携行品損害保険の内容も最高50万円、これだけで海外旅行保険は十分。
ショッピング保険も国内・海外問わず、最高300万円。
購入日から120日間補償と期間も長めで、自己負担も無しです。
海外旅行で、遭遇する可能性高いのが飛行機トラブルなんですが、
航空機遅延や手荷物遅延の保険までも付帯してるのです。
航空便遅延保険
- 付帯条件:利用付帯
- 乗継遅延費用:最高3万
- 出発遅延、欠航、搭乗不能費用:最高3万
- 寄託手荷物遅延費用:最高10万
しかも最高3万円と、他社プラチナの補償額(2万円平均)よりも高く、
出航遅延で食事代以外も補償してくれる。これも他社ではありえない内容。
昔からセゾンカードは、旅行保険カードとしても優秀。
その中でも最上級のプラチナカードなわけですからね。
プラチナ特典が付帯する
セゾン最上級のカードということで特典も多々ありますが、
代表的な特典は「コンシェルジュデスク」「プライオリティパス」「招待日和」です。
主なプラチナ特典
- コンシェルジュ
- 海外空港ラウンジ(プライオリティパス)
- 国内空港ラウンジ
- セゾンプレミアムレストランby招待日和
- 国際線手荷物無料宅配サービス
- Tablet®️ Hotels
- オントレ entrée
- セゾンプレミアムゴルフサービス
プラチナカードでお馴染みの24時間365日対応のコンシェルジュサービス。
旅行の相談、レストラン・ホテルの予約、航空券の手配・・・
面倒な手続き、電話一つかければ済む秘書サービスが無料です。
また、プライオリティパスのプレステージ会員の年会費(US469ドル)も無料。
しかも、セゾンプラチナビジネスアメックス発行のプライオリティパスは、
本家プライオリティパスの同伴者料金35ドルよりも安い4,400円。
本家アメックス発行のプライオリティパスは、レストラン対象外ですが、
セゾン発行のプライオリティパスは、プロパーアメックスではないため、
レストランでの利用も可能。成田の鉄板焼き、関空のぼてじゅうでも使えるのさ。
カード付帯のプライオリティパスって、発行会社によって内容も異なるからね。
楽天発行のプライオリティパスは、自動更新されず、同伴者料金も高いというデメリットもあるのです。
→楽天プレミアムカードはゴールドカードでは無い。メリット・デメリットと本当の使い方。
楽天は、プライオリティパス以外は普通のゴールドカード。
コンシェルジュ、付帯保険、付帯特典と、セゾンのプラチナカードとは比べ物になりませんから。
2023年11月より、「セゾンプレミアムレストランby招待日和」と、
「空港の手荷物宅配が無料特典」が付帯へ。
招待日和って、レストランコース2名以上の予約で1名が無料となる特典。
プラチナカードで定番の高級レストラングルメ優待特典ですが、
招待日和が使えるプラチナ法人カードの中では、圧倒的に年会費も安いです。
プラチナ法人カード ダイニングサービスの比較
グルメ優待特典 | |
---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | セゾンプレミアムレストランby招待日和 |
JCBプラチナ法人カード | グルメ・ベネフィット |
三井住友ビジネスプラチナカード | プラチナグルメクーポン ダイニング BY 招待日和 ※Mastercardのみ |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | プラチナグルメクーポン ダイニング BY 招待日和 ※Mastercardのみ |
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード | 2 for 1 ダイニング by 招待日和 |
ラグジュアリーカード法人(Titanium) | ダイニング BY 招待日和 |
ラグジュアリーカード法人(Black) | ダイニング BY 招待日和 |
ラグジュアリーカード法人(Gold) | ダイニング BY 招待日和 |
海外出張へ行くなら、プライオリティパス同様に欲しいのが、
自宅⇔空港間でスーツケースを無料で送ってくれる特典。
私は、毎回確実に利用するので、無いと生きていけない。
通常利用すると、片道1個で約2,000円~2,500円の配送料もするし、
プラチナカードで当たり前かと思いきや、そんなことも無く、
例えば、JCB、三井住友(VISA)には、空港宅配サービスは付帯しないのです。
プラチナ法人カード国際線無料手荷物宅配
無料宅配の個数 | |
---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 往路・復路1個ずつ |
JCBプラチナ法人カード | 無し |
三井住友ビジネスプラチナカード | 往路・復路2個ずつ ※Mastercardのみ |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 往路・復路2個ずつ ※Mastercardのみ |
アメックス・ビジネス・プラチナ・カード | 往路・復路2個ずつ |
ラグジュアリーカード法人(Titanium) | 往路・復路3個ずつ |
ラグジュアリーカード法人(Black) | 往路・復路3個ずつ |
ラグジュアリーカード法人(Gold) | 往路・復路3個ずつ |
セゾンプラチナビジネスアメックスのデメリット
年会費22,000円+5,500円
還元率が高いとはいえ、カード決済を使わないなら意味がありません。
2023年11月1日には、年間200万円利用で翌年度の年会費が半額となる特典が廃止され、
無料だった「セゾンマイルクラブ」の年会費5,500円へ有料化。
還元率が目的なわけで、セゾンマイルクラブへの加入も必須ですからね。
2023年11月以前 | 2023年11月以降 | |
---|---|---|
カード年会費 | 22,000円 ※年200万円利用で半額 | 22,000円 |
セゾンマイルクラブ年会費 | 無料 | 5,500円 ※年1,500万円利用で無料 |
年会費合計 | 11,000円~22,000円 | 22,000円~27,500円 |
私の場合、年会費11,000円→年会費27,500円となったわけで、
実際のところ16,500円の値上げ。
招待日和と手荷物無料宅配の特典追加だけでは、ちょっと消化不良なのです。
最近の改悪では、税金支払いや旅行保険の改悪もありました。
2023年7月:海外旅行保険の自動付帯→利用付帯
2024年1月:税金支払いの還元率1.125%→0.5%
2024年1月:プライオリティパス同伴者料金2,200円→4,400円
今では、クレジットカードで納税すると、還元率が半減するカードばかり。
税金支払いなら「スマホアプリ納付(Pay払い)」を使うべきです。
→税金支払いおすすめスマホ決済(スマホアプリ納付・eL-QR)。国税・地方税をお得にクレジットカード納税する方法。
そもそも、クレジットカードをそんなに使わないなら無料カードで良い。
セゾンカードには、年会費無料で最強の法人カードもある。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは、
無料カードなのに、ポイント還元もしてくれる。
法人カードで年会費無料のカードって非常に限られており、
それなのに還元率0.5%というカードって他にありませんから。
ステータス性は低い
インビテーションも不要で、年会費も格安なプラチナカード。
他社のプラチナビジネスカードに比べ、ステータス性は劣ります。
アメックスのローマ兵デザインも大きく「SAISON CARD」の文字もあり、
見た目もプラチナカードっていうよりも、銀色のシルバーカードなんで、
ゴールドカードのような艶やかさ、ゴージャス感も薄いです。
本家アメックスのプラチナカードは、金属製のカードで重厚感もありますから。
→アメリカン エキスプレス ビジネス プラチナカードと個人向けアメックスプラチナカードの比較と違い
コンシェルジュデスクも、本家アメックスに比べると・・・だいぶ微妙です。
即断即決で解答できない事も多く、そもそも対応できない事が多い。
コンシェルジュデスクは便利だけども、そこまで期待しない方が良いですね。
アメックスブランド一択
セゾンプラチナビジネスアメックスは、
その名の通りAmerican Express決済のカードとなります。
Mastercard、VISAに比べて、
American Expressは、使える店舗が圧倒的に少ないです。
日本でも、VISAとMastercardだけ対応って店舗がまだまだ有る。
使えない可能性が有るだけで困るわけで、
別の決済ブランドカードは必ず持参する。私はVISAよりもMastercard派。
→クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。
また、アメックスブランドは海外決済時の為替レートも悪い傾向に有ります。
マイル還元率よりも、為替レートで損したら意味ないから。
→海外クレジットカード決済の為替レート比較。国際ブランドによる事務手数料の違い。
また、セゾンのアメックスは、
プロパーアメックスと違い海外キャッシングが可能なのですが、
海外キャッシングの為替レートも、MasterやVISAに比べると悪いです。
なるべく海外ショッピングや海外キャッシングでは避けた方が良い。
マイル還元率を加味するなら、使うかな・・・という感じ。
得するのは年間1,500万円まで
1,000円毎に10マイル貯まる「セゾンマイルクラブ」には、
年間15万マイルが上限という制限が有ります。
移行上限マイルを超えた部分は、
1.0%のマイル還元→0.1%のポイント還元となってしまいます。
移行上限マイルは150,000マイルです。登録期間内に上限マイルに達した場合、次年度更新まではマイル移行は停止し、永久不滅ポイント(1,000円につき1ポイント)がたまります。
マイルをためる|セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
1年間のマイル上限が15万マイルという事。
15万マイルって、年間で約1,500万円利用した場合。月間換算すると月125万円くらい。
事業費決済に使いまくる人、PPCやリスティング広告しまくる人は気をつけて。
プラチナとプラチナビジネスの違い
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、
一般カードとビジネスカードで券面デザインは、ほぼ一緒。
ただ、サービス内容は微妙に異なります。
2023年11月プラチナビジネスの改悪で、一般プラチナを検討した人も多いハズ。
私もその一人。というわけで比較表置いておきます。
ビジネスプラチナカードの違い
プラチナカード | ビジネスプラチナカード | |
---|---|---|
券面 | ||
年会費 | 22,000円 | 22,000円 ※初年度無料 |
セゾンマイルクラブ年会費 | 無料 | 5,500円 ※年間1,500万円利用で翌年度無料 |
追加カード年会費 | 3,300円 ※最大4枚まで | 3,300円 ※最大9枚まで |
ETCカード年会費 | 無料 | |
引落口座 | 個人口座 | 個人口座・法人口座 |
利用限度額 | ~900万円 | ~1,200万円 |
ポイント還元率 | 国内:1,000円毎に1.5ポイント(0.75%) 海外:1,000円毎に2ポイント(1.00%) | 国内:1,000円毎に1ポイント(0.5%) 海外:1,000円毎に2ポイント(1.00%) |
マイル還元率 | 1.125% ※セゾンマイルクラブ加入時 | |
コンシェルジュ | 利用可能 | |
ホテル優待 | Tablet Hotels(年会費9,900円が無料) 星のリゾート「界」10%OFF 一休.comダイヤモンド会員1年無料 オントレ entrée | |
レストラン優待 | 招待日和(レストラン2名以上で1名無料) | |
その他優待 | セゾンプレミアムゴルフサービス | |
海外空港ラウンジ | 世界1,300カ所以上 プライオリティパス(プレステージ会員:469ドル)が無料 ※家族カード・追加カード会員は登録不可 | |
国内空港ラウンジ | 国内32空港・海外1空港 | |
海外旅行保険 | 本会員・家族会員:最高1億円(利用付帯) ※家族特約:最高1,000万円 | 本会員のみ:最高1億円(利用付帯) ※家族特約無し |
国内旅行保険 | 本会員・家族会員:最高5000万円(自動付帯) ※家族特約:最高1,000万円 | 本会員のみ:最高5000万円(自動付帯) ※家族特約無し |
航空便遅延保険 | 有り | |
ショッピング保険 | 購入日から120日間、年間300万円まで(自己負担なし) | |
空港無料宅配サービス | 有り(往路・復路で1個ずつ) ※家族カード・追加カードも利用可能 | |
招待日和 | 有り |
永久不滅ポイントの還元率は「0.75%」「0.5%」と異なりますが、
セゾンマイルクラブに登録したら、マイル還元率は同じなので、
実際のところ、還元率の違いはありません。
大きな違いは、セゾンマイルクラブ年会費の違い。
個人向けのセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが優れているのは、
セゾンマイルクラブ年会費5,500円が無料なこと。
あとは、家族カード会員も旅行保険の補償対象で、
本会員カードに家族特約(最高1,000万円)が付いていること。
一方、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが優れているのは、
事業費決済に使えるので、引落口座に事業用口座が選べること。
クレジットカードを商売の決済で使うのは、色々と問題もあるわけで、
経費決済で使うなら、素直にビジネスカードを使った方が良いのです。
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
ちなみに、ビジネスカードは、事業主、経営者向けとなっていますが、
実は、事業主では無い会社員(サラリーマン)でも発行可能。
申込みに必要なのも個人の身分証であり、個人審査で発行するカードです。
引き落とし口座も個人口座が選べるので、一般的なクレジットカード発行と変わりません。
セゾンカードは、審査も早く、
私の場合は、即日で審査完了し、
申込み日の4日後には、カードも到着していました。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
プラチナからプラチナビジネスへの切り替え不可能で、その逆も不可能です。
両方所持することは可能ですが限度額は共通となるので、両方所持するメリットは薄い。
プラチナとプラチナビジネスを両方所持するなら、他社プラチナ法人カードを検討した方が良いです。
→法人プラチナカードを比較する。経営者におすすめのビジネスプラチナカード。
セゾンプラチナビジネスアメックスまとめ
クレジットカード会社各社で、プラチナカードも当たり前になり、
格安なプラチナカードも多く登場していますが、
セゾンプラチナビジネスアメックスは、ダントツでコストパフォーマンスが高い。
JALマイル還元率1.125%は、日本の法人カードで最高峰。
付帯保険も最高クラス、プライオリティパスも招待日和も無料。
審査も早く、個人審査という点も素晴らしい。
会社設立してから、ひたすらメインカードとして使っています。
→個人事業主、中小企業の経営者におすすめ法人カード(ビジネスカード)
0.5%の違いに数万円の年会費払うとか、還元率の為にカードを使い分けるとか。
ホント意味なかったと気づく今日この頃。
クレジットカードは、1〜2枚に絞った方が経理入力もラクになる。
明細1枚のが分かりやすく、カード会社により締め日と支払日の違うからね。
そして、商売でクレジットカードを使うなら、クラウド会計を使うべき。
クラウド会計を使うなら、freeeかMFクラウドの二択です。
→個人事業主におすすめクラウド会計ソフト。freee、マネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告オンラインの比較。
日々の業務を効率化して、休暇の時間を増やす。
遊ぶ時間がなければ、マイル貯めても意味ないですからね。
コメント
コメント一覧 (2件)
KJ新谷さま、こんにちは。昨年クレカの記事にコメントさせていただいたオッターテイルを申します。
過去の記事も非常に有用で大変参考にさせていただております。
セゾンアメックスプラチナカードですが
支払いサイト最長64日というのがここ最近改悪され、
10日締めの翌々付き4日払いとなっており10日短縮されています。
どうやら11月初旬あたりに封書でも案内が来ていたようですが、私はウェブで明細を見てから気が付く有様です。
クレカの広告サイトでも最大のウリであった支払いサイトの部分が削除されております。
限度額も高くビジネス利用も多いと思うので、結構大変だったり…。
限度額高いのとJALポイントが貯まり易いので解約することはないと思いますが残念です。
セゾンって経営状態悪いのかなと思ったり。
余談ですがこのカードで取得できるJMBカードですが
WAON付きに変更した方が使い勝手が良いと思いました。
航空券もなかなか取れないので…。それでは失礼いたします。
>>支払いサイト最長64日というのがここ最近改悪され、
>>10日締めの翌々付き4日払いとなっており10日短縮されています。
締日と支払日が変更とのご指摘ありがとうございます!修正させて頂きました。
最長というメリットは無くなりましたけど、2回払い手数料無料は使えますので。
>>航空券もなかなか取れないので…。
マイルって使うのにも労力要りますよね。陸マイラーも多いのでホント大変。
JALマイルの特典航空券は、
変動性の「JAL国際線特典航空券PLUS」になってしまったので、
繁忙期にマイルを使うのも厳しくなりましたからね。
私の場合、人気の無い路線で使う事が多いですが・・・
あとは、やっぱり予約開始と同時に張り付くこと、
上級会員になってオラオラするしか無いですね。