アメックスのビジネスカードを所持してるなら、
欲しくなるのが最上位アメックスビジネスプラチナカード。
アメックスプラチナカードとの違いは何なのか?
個人カードとビジネスカードの両方を所持する必要があるのか?
以前は招待制だったプラチナビジネスカードも、
現在は申し込み可能になっちゃったわけで・・・
まぁ、やっぱり誰でも所持できるとなると、ちょっと悩むよね。
付帯特典の違い
主なプラチナ特典は変わらない
アメックスプラチナビジネスカードの年会費は、個人向けプラチナカードと一緒。
ビジネスゴールドカードは個人カードよりも高い不思議。
アメックスカード年会費
個人向けカード | ビジネスカード | |
---|---|---|
グリーン | 月会費1,100円 年換算13,200円 | 13,200円 |
ゴールド | 31,900円 | 36,300円 |
プラチナ | 165,000円 | 165,000円 |
アメックスプラチナカードで代表的な特典は、
アメックスプラチナビジネスカードでも健在でした。
メインの特典は、全く同じ内容で利用できます。
プラチナカード共通特典
特典内容 | |
---|---|
メタル製クレジットカード | 金属製のクレジットカード |
プラチナ・セクレタリー・サービス | 24時間365日対応コンシェルジュ |
ホテル・メンバーシップ | ホテルグループの上級会員資格 (マリオット、ラディソン、ヒルトン、SEIBU PRINCE CLUB) ※SEIBU PRINCE CLUBは、ビジネスカードでは対象外 |
フリー・ステイ・ギフト | 更新時に1泊2名分の無料宿泊券 (オークラ、日航ホテル、ハイアット、ヒルトン、プリンスホテル、ロイヤルパークホテル) |
ファイン・ホテル・アンド・リゾート | 対象ホテルで上級会員並の優待 (朝食無料、レイトチェックアウト、US100ドル相当のホテルクレジット 等) |
グローバル・ラウンジ・コレクション | 空港ラウンジサービス (プライオリティパス、センチュリオンラウンジ、 デルタスカイクラブ、プラザプレミアムラウンジ等) |
メンバーシップ・リワード・プラス無料 | ポイント・マイル交換時のレート優遇 ポイント有効期限が無期限へ |
追加カード4枚まで無料 | 家族カード・従業員カード4枚まで無料 |
空港手荷物無料宅配サービス | 往路・復路で2個ずつ無料 |
ホテル特典、空港ラウンジ特典と素晴らしく、
特に、ホテル上級会員資格の付与、FHR特典がアメプラならではの魅力かなと。
ちなみに、アメプラ発行のプライオリティパスは同伴者1名も無料で利用できますが、
アメックス発行のプライオリティパスは、レストラン対象外となってしまったので気をつけて。
プライオリティパスレストランでお馴染み関西空港「ぼでぢゅう」も、
アメックス発行のプライオリティパスでは使えませんから。
ビジネスプラチナカードだけに有る特典
アメックスビジネスプラチナカードで、
個人向けカードと異なるのは、主にビジネス特典の部分、
そしてそのビジネス特典は・・・アメックスビジネスゴールドの特典とほぼ一緒でした。
プラチナビジネス特典
特典内容 | |
---|---|
アメリカン・エキスプレス JALオンライン | JALの出張手配サービス(国内線のみ) |
クラブオフVIP会員無料 | 福利厚生サービス |
ビジネス・コンサルティング・サービス | コンサルサービスの優待 |
ビジネス・セービング | ビジネス関連サービスの割引 |
「ジー・サーチ」の月会費無料 | ビジネス情報の専用検索サービス |
「ビジネス情報調査代行サービス」の年間登録料無料 | 国内外の企業調査、マーケティング情報 |
ビジネスカード会員限定イベント「DISCOVERY」 | ビジネスゴールド、ビジネスプラチナカード会員限定 特別イベントの参加権(有料) |
実は、アメックスビジネスゴールドよりビジネス特典は減っています。
駅から→ホテルへの「手荷物ホテル当日サービス」が無いんだな。
このビジネス特典ですが、私が利用しているものは・・・無いですね。
クラブオフのVIP会員にはなってますけども、
クラブオフで優待されるのは、他クレジットカードの特典でも優待されがち、
正直無くても何ら困らないし、使ってもないかな。
アメックスビジネスゴールドカードと、
アメックスビジネスプラチナカードでビジネス特典に違いが無い・・・
一番格安なアメックスビジネスカードでも、ビジネス特典は、ほとんど変わりませんからね。
ビジネスプラチナカードには無い特典
ビジネスプラチナカードには無い特典が、
個人向けアメックスプラチナカードには有ります。
まず、ダイニング特典の「2 for 1 ダイニングby 招待日和」。
2人以上の予約で1名無料となる招待日和系のサービス。
他社プラチナカードでも良くある特典、
アメックスビジネスゴールドにも無かったけど、AMEXビジネスプラチナにも無い。
あとは「誕生日ギフト」、誕生日にしっかり送られてきます。
あと、細かい違いとして、アメックスプラチナカードでは、ETC年会費が無料(新規手発行手数料:935円)ですが、
アメックスプラチナビジネスカードでは、ETC年会費は550円(新規発行手数料:無料)となってます。
付帯保険の違い
付帯保険の内容は、似ているようで違います。
大きく異なる部分もあるので、確認しておいた方が良い。
こんなもんまで保険適応なるのかと・・・さすがアメックス。
保険は、知らないと損する部分も多いので。
変わらない付帯保険
アメックスプラチナカードというわけで、各種保険は素晴らしい、
定番プロテクション系の保険も両カードともに付帯しています。
プロテクション内容 | |
---|---|
ショッピングプロテクション | 購入から90日間、1名様年間最高500万円まで補償 |
リターン・プロテクション | 購入日から90日以内なら、購入金額を払い戻し |
キャンセルプロテクション | 予約キャンセル費用の損害を補償。年間最高10万円まで |
オンライン・プロテクション | インターネット上での不正使用による損害を全額補償 |
海外旅行傷害保険の内容は同じ、疾病・傷害治療費用が最大1,000万円という凄いカード。
家族特約も最大1,000万円であり、家族カード&追加カードにまでも家族特約が付いてます。
ただ、自動付帯となるのは、両カードとも基本カード会員のみ。
家族カード・追加カード会員は利用付帯という点に注意。
海外旅行保険
基本カード会員 | 家族特約 | 追加カード会員 | 追加カード家族特約 | |
---|---|---|---|---|
付帯条件 | 自動付帯(利用付帯の場合) | 利用付帯 | ||
死亡・後遺障害 | 最高5000万円(最高1億円) | 最高1,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 1,000万円 | |||
疾病治療費用 | 1,000万円 | |||
救援者費用 | 1,000万円 |
国内旅行保険
本会員 | 家族特約 | 追加カード会員 | 家族特約 | |
---|---|---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | |||
死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
手術保険 | 日額5,000円 | |||
入院保険 | 最高20万円 | |||
通院保険 | 日額3,000円 |
ビジネスプラチナの付帯保険
ビジネスプラチナカードにだけ付帯する保険。
個人向けにはない、ビジネス関係の保険が多いです。
ビジネスプラチナ付帯の保険
保険内容 | |
---|---|
国内航空機遅延費用 | 乗継・出航遅延、欠航、手荷物遅延:最高3万円 受託手荷物紛失:最高6万円 |
ビジネス・ワランティ・プラス | 家電類の保障期間延長サービス(+2年) |
カー・ピッキング・プロテクション | 社用車の盗難、破損保険 |
オフィス・ワランティ・プラス | メーカー保証の延長(購入日から3年間) |
オフィスウェア・プロテクション | 偶然な事故によるオフィス用品損害の保険 |
ゴルフ保険 | ゴルファー傷害補償、ゴルフ用品補修、第三者賠償責任補償 等 |
個人向けカードの航空便遅延保険が「海外のみ」に対し、
ビジネスカードは「国内のみ」というのは、アメックスカード全般における特徴。
「海外のみ」というカードが多いので、どちらかというと国内で付帯してくれる方が有り難い。
ゴルフ保険は、個人向けプラチナカードにも付帯してますが、
微妙にビジネスプラチナカードの方が内容が良い内容になってます。
第三者賠償保険の部分の金額が大きい。接待ゴルフを想定してですかね。
ゴルフ保険の内容
プラチナカード | ビジネスプラチナ | |
---|---|---|
死亡保険 | 最高1,000万円 | |
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 | |
第三者賠償保険 | 最高50万円 | 最高5,000万円 |
用品損害保険 | 年最高10万円 | |
入院保険 | 日額最大15,000円 | |
通院保険 | 日額最大10,000円 | |
ホールインワン アルバトロス費用保険 |
最大30万円 |
個人向けアメックスプラチナの付帯保険
ビジネスプラチナでも保険内容は十分ですが、
比べてみると、個人向けプラチナカードの方が内容が良い気がする。
保険内容 | |
---|---|
海外航空機遅延保険 | 乗継・出航遅延、欠航、手荷物遅延:最高3万円 受託手荷物紛失:最高6万円 |
個人賠償責任保険 | 1事故あたり最大1億円 |
ホームウェアプロテクション | 偶然な事故による家財損害の保険 |
ワランティープラス | 家電類の保障期間延長サービス(+2年) |
ゴルフ、スキー、テニス保険 | 傷害補償、用品損害保険金、第三者賠償責任補償 等 |
ホームウェアプロテクション、ワランティープラスは、
ビジネスカードでは、オフィスウェアプロテクション、
オフィスワランティープラスとなっています。家かオフィスか。
スポーツ系の保険は、ゴルフだけでなくスキー保険、テニス保険も付き、
個人賠償責任保険まで付帯しているのが素晴らしい。
子供の自転車保険とかも、これで対応できるからね。
→自転車保険の義務化で選ぶべき保険。格安な個人賠償責任保険との違い。
個人向けプラチナカードの場合、航空便遅延保険は「海外のみ」となります。
航空便遅延保険って4時間以上の遅延が条件であり、
遅延の場合は、食事代の実費負担分のみ請求可能という点に気をつけて。
遅延が確定したら、飲食店を利用しないと意味がない。
LCCや海外の航空会社は遅延が多いし、
日本でも台風シーズンとか、冬の北海道とかは、
遅延欠航のトラブルは多いですからね。
ビジネスプラチナカードを発行する理由
同じ年会費ですが、付帯保険、付帯特典共に、個人向けカードの方が良い内容。
ビジネスプラチナカード限定特典に限って言えば、あまり魅力的なものは無いかなと感じています。
主な特典は、両カード共に付帯しているわけで、正直、両方所持する意味も無い。
どちらか一つを所持するなら、
私は、経営者向けのアメックスビジネスプラチナカードを選ぶかなと。
便利なコンシェルジュ、お得なFHR特典は、
特典カード決済が前提となっているので、
仕事でプラチナ特典をバシバシ使いたいとなると、
ビジネスカードの利用が避けられないわけ。
もちろん、事業費決済、法人口座指定となると、
結局、ビジネスカードを使うしか無いし、
→ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。
アメックスの法人カードは新設法人にも優しいわけですからね。
→法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。
ビジネスプラチナを使う理由
- 仕事でコンシェルジュが使える
- 出張滞在でFHR特典が使える
- 従業員にもプラチナ特典を与えられる
ビジネスカードとは言え、ホテル上級会員特典、プライオリティパスとかは、
個人のステータスとして付与されるし、手荷物宅配とかも無料→個人の旅行でも利用できますからね。
まぁ、家族、従業員ともども使えるのであれば、年会費165,000円の価値は有ると思ってます。
追加カード4枚まで無料ですし、年会費も経費計上できるわけだ。
注意点として、上記はあくまで特典を利用するならの話。
特典を活用できないのであれば、宝の持ち腐れ。年会費の払い損。
法人カードとして決済できれば良いのなら、一番安いグリーンで良い。
→アメックスビジネスカード、ビジネスゴールドカード、ビジネスプラチナカードの違い
上位カードは特典を利用してこそなわけで、
アメックスは、決済で得するカードでも有りません。
ANAマイルの年間4万マイル移行制限も有るし、
税金払いで還元率も半減してしまいますから。
→税金支払いおすすめスマホ決済(スマホアプリ納付・eL-QR)。国税・地方税をお得にクレジットカード納税する方法。
本家アメックスプラチナの年会費は165,000円・・・元取るのは難しい。
同じアメックスのプラチナなら、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が激安。
年会費22,000円でマイル還元率1.125%。これ以上コスパの高いプラチナカードもありません。
→【マイル還元率1.125%】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット
結局のところ、クレジットカードのコストパフォーマンスは、
決済することで、どれくらい得するのか?
還元率が全てというのは、法人カードも一緒なのでした。
→個人事業主、中小企業の経営者におすすめ法人カード(ビジネスカード)
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