ネットショップ、ヤフオク、アマゾン、バイマ・・・
売上が増えれば、取り扱う商品数も増える。
膨大な在庫の管理・・・しっかりできてますか?
現在は、アマゾンFBAなんて便利なサービスも有りますが、
私は自宅で商品保管、自社配送派です。
実際に商品を確認したいってのもありますが、
配送量が多いなら、送料差益も馬鹿にならないし、
ファッションカテゴリー商品のFBAは色々と面倒だし、
マルチチャネルもイマイチ使いづらい、
FBAでも紛失、破損、遅延・・・とトラブルが付き物ですからね。
小田原FCの遅延って多くね?
というわけで、主にFBAには、ファッションカテゴリー以外の商品を納品。
アパレル商品は、ほとんど自宅から発送しているので、一般家庭で在庫管理&収納してます。
アパレル商品メインなんで、衣類向けの内容です。
ブラックフライデーとサイバーマンデーからの仕入で、年末は在庫が増えまくる。
その前に一旦整理しましょう。
年末は実地棚卸もしないとイケないからね。
コスパが高いカラーボックス
収納棚って、そんな安いもんでも無いです。
よく倉庫とかに置いてある業務用のスチールラック、一個買うだけで○万円します。
耐重量は凄いけど、そんなに重いもの載せないし、床のが抜けそう・・・
そんな中、私がオススメするのはカラーボックス。
1個1,000円ちょっとで、購入できてしまいます。
仕切りがあるので綺麗に収納できるし、必要なスペースに合わせ徐々に買い足す事も可能です。
4畳半の部屋でも、カラーボックス敷き詰めれば、かなり収納できます。

狭い廊下だって、カラーボックス使えば超収納できる。

検品部屋も、カラーボックスまみれです。

ボックス単位でエリアを分けたり、
ボックス番号を割り振って管理したりすると在庫管理がしやすくなります。
我が家は、本棚や書類棚としても使っているので、数えたら70個くらいありました。

横置きすれば、大きなファイルもスッポリ入るのが魅力です。

物販は保管すべき税務書類も多いですからね。
→確定申告書類(帳票・帳簿)の保管と、領収書(レシート)の管理方法。
※カラーボックスを、そのまま重ねて利用する事は危険。
上下しっかりと固定したり、天井に突っ張り棒とか、倒れない様に対策しておきましょう。
地震大国日本という事を忘れず、あくまで自己責任にてご利用下さい。
利便性が高い無印良品スチールユニットシェルフ
カラーボックスって、安くて頑丈なんですけど、
ボックス故に収納できるものが限られるし、
ボックス内にピッタリ収納できなければ、無駄なスペースも空いてしまう。
基本的に3段か、2段なので、置く場所も限られる・・・
って事で、次に悩んで選んだのが、無印良品のスチール棚。
カラーボックよりは、値段が張りますが、その拡張性、柔軟性に脱帽。
組み立ても簡単だし、作りも頑丈でデザインも良い、そして様々な棚の形に変化。
考えた人、凄いなって感心する。
ユニットシェルフセットで購入する人が多いと思うんだけど、
基本的に帆立(サイドパネル)と棚だけで、ユニットシェルフは完成する仕組みとなってます。
※補強する場合は、クロスバー等も必要になります。
多彩なパーツから自由に組み立てられるので、
横パネルと棚さえ足してしまえば、必要に応じてバシバシ追加できる。
下記は、オーク材棚と、帆立の高さ大(175.5cm)の組合せ。
無印良品の収納アイテムとの相性も良い。

収納するものが変われば、形も変えられるし、
引っ越しで部屋の形が変わっても、部屋の形に合わせて再構築も可能となる。
部屋の横幅や、縦幅って、部屋によって全然違いますから。
部屋のサイズに合わせて、無駄なく組み立てられるのも素晴らしい所。
下記は、ライトグレー棚と、帆立の高さミニ(46cm)です。

今時の家庭用プリンターもピッタリ収納。配送伝票用に複数プリンターは必需品ですからね。
壁面収納したいならディアウォール
賃貸スペースを最大限有効活用するなら、壁面収納が無駄も無いです。
ディアウォールを使えば、賃貸でも柱が造れるので、上から下までビッチリ棚をつくる事が可能です。

柱があれば、自分の思い通りの棚が造れるわけ。
商品サイズに有った棚、思い通り。
しかしながら、棚をつくるにはDIY知識が必要であり、DIYする時間も必要となります。
→賃貸住宅で壁面収納を増やしまくる。ディアウォールでDIYし放題。
棚に悩む時間があるなら、造ってしまうという一つの方法です。
コンテナ収納とキャスター
壁際はカラーボックスを敷き詰めて、できる限り商品を収納してますが、
床面積部分は、コンテナとキャスターの組み合わせが最強だと思ってます。
コンテナ積み上げれば天井までイケる。コンテナは物により強度が異なるので注意。
耐重量が大きい物がオススメです。

棚とは違い、キャスターで自由に動かせるので、少ないスペースにかなりの数を収納できます。
4畳半でも、30コンテナくらいイケます。
気分は、倉庫番ゲーム。使わない時は、折り畳んで収納できるってのも良い点。

コンテナは、中身の見えるクリアタイプがオススメ。
コンテナのフタができるタイプは尚良しです。
いつも天井マックスまで積み上げているわけでは無いので、
コンテナのフタロックして、上に物が置けると便利。
中身の商品を守る意味でも、フタは有った方が良いです。
コンテナ外側には簡単な表を作って貼ったり、
コンテナ番号を記載して、エクセルの在庫管理表と連動させたりもしてます。
コンテナの台車は、車輪が大きい物がオススメ。安定感が有り、動きもスムーズで、段差も超えやすい。

キャスター付の台車は、コンテナ収納以外も使えます。
重い物を動かしたり、大型納品とかがあった場合も、楽々部屋移動できます。
ハンガー商品の収納について
我が家のクローゼットは、ほぼアウター商品で埋まってます。
それでも足りない、ハンガー収納。
キャスター付きの、ハンガーラックも多く所持していたのですが、
場所喰うくせに、全然ハンガーかけられないものが多いです。
手前と奥が干渉して、マジで使えない。
伸縮可能な室内用物干しも買ったけど、強度がイマイチで、そのまま洗濯用へ。
現行で使っているのは強度の有る、ハンガー掛け上下2段です。
上下ハンガーなら、上スペースを有効に使えるからね。
スリーブ掛けでの保管は、とにかく場所を取ります。
私の場合、ハンガーでスリーブ掛けするのは、出品商品のみにしています。
在庫商品は、なるべく畳む回数を少なくして、大型コンテナに畳んで収納しています。
同じ場所を取るなら、より多く収納できるコンテナの方が良いです。
畳みで保管して、しわだらけになったとしても、
数日掛けておけば、しわは自然と取れるし、無理ならスチームアイロンです。
ダウンジャケットとかは、ペッタンコに潰しても勝手に元に戻るからぁ~。
倉庫の保管環境を整える
商品検品後、棚に収納するときは、面倒でも全てOPP袋(クリアパック)で包装しています。
高単価で売る為に、数か月の保存は結構ザラなので、
臭いや、汚れの付着は完全に防がなければなりません。
倉庫作業って汚い環境の中、割と激しくやるので、何気無い時に汚れが付いたりします。
納品時のダンボール汚いし、ダンボール畳む時当たったり、カッターで手切って血が出るし、
鼻ムズムズして、クシャミで唾飛ぶし、ボールペン持ちながら作業する事も多いので・・・
普通に保管していても、ホコリ貯まります。
梱包しておけば、ブン投げても形崩れないからね。
ビニール梱包しといた方が、いろいろと後の作業が楽になるのは間違いないです。
収納時に綺麗に梱包しておけば、そのまま配送って事も可能です。
空気清浄器はとりあえず置いておく
新品でも長い間保管していれば、何らかの臭いが付く可能性は高いです。
ご家庭独特のニオイ。食べ物臭、タバコ臭、香水なんかは最悪ですね。
特に衣類は臭いを率先して吸収するので、
倉庫の臭いには極力気を付けなければなりません。
そこで登場する、空気清浄器。勝手に臭いに反応してくれます。
我が家は無駄にプラズマクラスターで、商品も癒してます。
納品時にあまりに臭いが酷い場合は、
天日干ししたり、ドライヤーかけまくったりして臭い飛ばしてます。
最悪タグ外して洗濯したりもします。外したタグも「タグガン」で、元通りです。
タグ付いているだけで新品だと思う人も多いハズ。
タグをつけるだけで値段は簡単に上がる裏技。タグガンの元余裕でとれる。
防虫剤よりも除湿剤
私の保管している衣類には、防虫剤は使っておりません。
防虫剤は臭いが付くから、クレームの原因にもなりますからね。
一般的に虫喰われるような衣類も、1年経っても綺麗なままです。
ウール製品、カシミア混の商品なんかも多いんだけど、幸い無傷です。
着用していない新品だからか、ビニール梱包しているのが良いのか?ただ虫が居ないのか?
虫食いよりも気を付けなければいけないのは、湿度です。
以前、木製の商品を扱った時に、湿度で変形した事があります。
ビニールの梱包しても、気温差でビニール内部に水滴が発生します。
白いシャツがシミになる。
特に、ウールやコットンなどの天然素材は水分を多く含んでいますので注意。
また、クローゼットの中で、カビが発生してカビ臭くなったり、
衣類自体にもカビが生えてしまうなんて事も有る。というわけで、除湿剤は有った方が良い。
コンテナには除湿剤(シリカゲル)を入れておきましょう。
湿度の把握は湿度計。
特に寒い冬場は、温度差が酷く結露がヤバいです。
別部屋で加湿器使ってれば、さらに危ない。
窓は滝の様な結露で、壁なんかもべっちょりべちょべちょです。
在庫スペースは無限では無いということ
自宅で商品を置いておくスペースって、かなり限られています。
アマゾンFBA納品すれば、在庫スペースは必要ありませんが、モチロン無料なワケはありません。
在庫量が多くなればなるほど、FBAの保管手数料も高くなる。
大型商品なら更に保管料金は高いです。
よって、大型商品で利益率の低い物や、回転率の悪い物は、極力扱わない様にしましょう。
省スペースで済む商品なら、回転率や利益額が低くとも、同じスペースで多くの量を保管できます。
収納スペース毎の利益額ってのも、意識してみたら良いと思う俺。
売れない不良在庫は論外。保有しているだけで、管理コストは発生します。
→仕入れ原価は納品前に計算する。棚卸資産の評価方法と在庫管理ソフトの必要性。
また、棚卸資産で税金も取られます。
処分するなら、是非とも年内にやっておいて下さい。
P.S.
ネット物販は、どこでもお店を構えられるますが、
自社配送にて、物販で生計を立てたいなら、
6畳間を1~2部屋潰すくらいの在庫量は必要かと。
賃貸住宅で在庫スペースの拡張。FBA手数料考えたら安い。
→居住用の賃貸住宅を自宅兼事務所にする際の問題点。同じマンションで複数賃貸してみた。
代行会社を使い、商品に全く触れずFBA納品、
そのままお客様に配送っていう話。
私は、あまり得意ではありません。
商品に触れる事により、商品知識も付くしトラブったら、かなり面倒だよね?
アマゾンFBAって、結構融通効かないし、
やはり、人が管理するサービス。どうしてもトラブルは発生します。
依存し過ぎず、自社配送も上手い事組み合わせていきまっしょい。
コメント