スタンディングデスクのメリット・デメリット。昇降デスクの正しい使い方、立ち姿勢のデスク高さ。

スタンディングデスクのデメリット

座り続ける事は体に悪く、寿命を短くするという話。
そんな脅し文句を間に受けて、
いつの間にか、我が家はスタンディングデスクだらけ。

スタンディングデスクって、環境や意識を変えるといった意味では、
とてもとても有効だと思いますが、
座った方がラクなのは間違いないから、
敢えて立つ意味は、しっかりと考えた方が良い。

少なくとも、私は勘違いしていたから。
今回は、スタンディングデスクについて深堀ります。

目次

スタンディングデスク≒昇降デスク

まず、前提として、スタンディングデスクは、
姿勢を変えるのが目的であり、
立ち姿勢をメインにするのが目的では有りません

スタンディングデスクを併用するのは現実的ではないことから、
座る為のデスクを昇降デスク変更して、スタンディング対応することにもなる。
よって、スタンディングデスク≒昇降デスクであることも不可避です。

昇降式スタンディングデスクは、手動と自動が有り、
手動のクランプ式は、上げ下げに膨大な労力を要するので論外
自動で昇降するのは、ガス圧式電動式の2択となります。

ガス圧式というのは、オフィスチェアで使われる仕組み。
レバーを押した時の力加減で、デスクを上下させるので、重い物が乗せられません。
デスク自体もグラつきがちなので、長時間作業も向いてない。
軽作業用のノートPC用途なら、といったところです。

一方、電動式は、デスク上に重い物を乗せても高さの調節も簡単。
オフィスデスクのような広い天板も選べるし、ディスプレイも複数置ける。
というわけで、私が使っているのも電動式昇降デスクであり、
スタンディングデスクを選ぶなら、電動式の昇降デスク一択という結論。

現在は、電動式昇降デスクの種類も増え、格安な電動式昇降デスクも登場しています。
日本最大手オカムラ「Swift」の半値以下で購入できるのが「FlexiSpot」。
FlexiSpotは、脚だけ購入ができるので更に安く作成も可能。
私も複数台の電動昇降デスクを自作しています。

最高の電動昇降スタンディングデスクを自作する。FlexiSpot脚フレームの選び方、おすすめ天板、鬼目ナットの活用方法。

電動式スタンディングデスク

スタンディングデスクのメリット

デスク高の微調整ができる

スタンディングデスクは、姿勢を変える為の昇降デスクだということ。
デスク高が微調整できることで、座った姿勢もラクになるのです。
何もスタンディングに限った話でも無いのよ。

同じ座る姿勢でも、前傾、後傾で違うし、
椅子の座面高や肘掛け高に合わせて、デスク高も調整する必用が有る。
椅子で調整できる部分にも限界があるし、椅子が変わればデスク高も変わる。
正しく座る為にも昇降デスクは必須なのです。

特に市販のオフィスデスクは、デスク高70cm~72cmが基準となっており、
パソコンデスクとして使う場合は、天板位置が高すぎるのです。
パソコンワークにおいては、デスク高65cm前後が適正値。
デスクよりダイニングテーブルで探した方が、ベストなサイズも見つかりやすい。

パソコン用オフィスデスクの選び方。仕事に最適な天板サイズとデスク高さ。引き出し、デスク棚の必要性。

また、デスク上にあるディスプレイもデスク高に左右されます
デスクが高ければ、ディスプレイ位置も高くなってしまうし、
後傾姿勢で作業する場合は、ディスプレイ位置を高くする必要があるから、
昇降デスクが必要になるというわけ。

後傾デスクの自作方法。傾斜デスクを作って気づいた注意点。

後傾デスクの自作方法

動くストレスが減り、運動効率が上がる

基本となる姿勢が、立ち姿勢になることで、
動くことへの障害「立つ」というアクションが一つ減るので、
動くストレスが大幅に緩和します

重い腰が上がりっぱなしになりますから、動きやすくもなる。
一歩踏み出して、文房具を取る。書類を取る。
トイレに行くのが億劫じゃない。

また、スタンディングデスク買うってことで、
運動や健康への意識も芽生えます。
デスクを買ったからには使わないとイケないってのもあるけど、
動く事をポジティブに考えられるようになりました。
筋トレし始めると、なんでも筋トレに結びつける感覚に近い。

実際、座りっぱなしは運動効果を下げるという論文も有るので、
筋トレしてる人なら尚更、普段のデスクワークでも立つべきなのです。

座っている時間が多いほど、フィットネス効果が低下する可能性があり、
これは健康リスクに寄与する可能性があるということ。

Conclusion: After adjustment for exercise activity, sedentary behavior appears to have an inverse association with fitness. These findings suggest that the risk related to sedentary behavior might be mediated, in part, through lower fitness levels.

Association between cardiorespiratory fitness and accelerometer-derived physical activity and sedentary time in the general population – PubMed

定期的に運動するなら、定期的に立った方が、普段の運動時間も少なくて済む。
スタンディングデスクを使ってる時だけの話でも無いってことです。

血流が良くなり、集中力が高まる

スタンディングデスクと集中力に関する研究は多く存在し、
数々の論文から、集中力が上がるというのも間違いないでしょう。

立つことで筋肉活動が増加し、それに伴い血流も改善される
脳へ酸素や栄養も供給され、少なからず頭も冴えるわけです。
筋肉負荷も高まり、間違いなくカロリーも消費してるし、
だからこそしんどいってのもあるのだけど。

私自身、立つだけで血流が良くなるってのは、身をもって感じている。
私は、低体温であり徐脈の傾向も有るのですが、
立ち姿勢により、体温が微妙に上昇し、脈拍数も上がる。
同じ室温でも、スタンディングデスクでは、うっすらも汗もかきますからね。

スタンディングデスクを導入したところ、
従業員の生産性が約45%も上がったというのも有名な話。

Results: Users of stand-capable desks were ∼45% more productive on a daily basis compared to their seated counterparts. Further, productivity of the stand-capable desk users significantly increased over time, from ∼23% in the 1st month to ∼53% over the next 6 months.

Call Center Productivity Over 6 Months Following a Standing Desk Intervention: IIE Transactions on Occupational Ergonomics and Human Factors: Vol 4, No 2-3

また、立つというアクションを起こすことで、
少なからず環境が変わるので、モチベーションも変化します。

集中力は続かないのが人間。スタンディングデスクを使う事で、
リフレッシュできるなら、それはそれで悪くないとも思う。
気分転換の一つのスイッチとして、昇降ボタンも押している。
私の「やる気スイッチ」みたいなものですね。

痔と便通が改善する

デスクワークで悩まされる病気の一つ「痔」。
関節痛ではなく、お尻の圧迫で痛くなるやーつ。
私は、切れる方のタイプが慢性化していたのですが、
スタンディングデスクを導入してから発症しなくなりました。
思いもよらぬ効果です。

お尻の圧迫が無くなっただけでなく、
立つことによる便通改善の影響が大きいです。

スタンディング姿勢って、直立不動でもなく、
ちょっと仁王立ちのような姿勢になるので、
自然とお腹にも力が入り、自然と便意をもよおす姿勢にもなっている。

便秘は、お腹が膨張している感じがあるので姿勢も悪くなりがち。
便秘解消してからは、体重も軽くなり、
動きやすくもなったと感じています。

立ち姿勢に抵抗が無くなる

スタンディングデスクで作業するようになり、
立つことに抵抗が無くなり、立つのもラクになりまいた。
疲れづらい立ち姿勢を理解したのもあるかもしれません。

私は、結構重度の腰痛持ちで、
外の椅子って基本的に全て駄目なんです。
柔らかいソファに座ると腰も壊滅的に痛くなる。
柔らかい布団も、人を駄目にするソファもヨギボーも駄目。
だからこそ、オフィスチェアも色々と買い替えてるわけです。

で、スタンディングデスクに慣れてからは、
外でパソコンを広げる時に、立って作業するようになったのです。
スペースも極小、程よい高さのテーブルが有れば良い。

出先の椅子に座らなければ、
腰も痛くならないし、どこでも仕事ができる。
いつでも床から100cmくらいの台を探しているし、
なんなら大股を開いて、微調整もできるのです。

これが体に良いか?と言われれば謎ですが、
合わない椅子とテーブルで無理して作業するより圧倒的にマシ。

ホテル客室とかも基本的に狭いし、
テーブルも荷物置きになったりしちゃうから、
テーブルじゃない選択肢も増える喜び。

あと、外泊時の便秘にも悩んでたのですが、
ホテルのスタンディング作業で、これも平常運行。

スタンディングという選択肢が増えることで、
外の環境にも柔軟に対応できるようになった、
椅子が合わないなら、立って仕事すれば良いという気づいたこと。
なんだかんだで、この気づきが一番の収穫です。

スタンディングデスクのデメリット

立ちっぱなしは体に悪い

スタンディングデスクって健康になるイメージが有りますが、
ただ立つだけでは、姿勢は良くならないし、
肩こり腰痛、猫背も改善されず、集中力も上がりません。
なにより、座るは「悪」では無いということ。

座るのが体に悪く、死亡リスクが増加するというのは、
長時間座り続けて動かないのが駄目だということ。
動かないから、血行が悪くなり、日々の筋肉の代謝も落ちるという話です。

(1)日本人の大規模研究として、初めて仕事中の時間および余暇時間を含む全ての日中の座位時間が長いほど死亡と関係することが明らかとなりました。
(2)高血圧、脂質異常症、糖尿病の有無に関わらず、日中の座位時間の長さに伴い死亡リスクが高くなります。また、高血圧、脂質異常症、糖尿病の保有数が増えるほど、死亡リスクが高くなることが認められました。
(3)余暇の身体活動量を増やしても、日中の座位時間の長さと死亡の関連を、完全に抑制するには至らないことが明らかとなりました。

京都府立医科大学:【論文掲載】座っている時間が長いほど死亡リスクが増加する ~その効果は、余暇時間の運動活動量を増やしても、完全に抑制されない~

同様に、立ち続けるのも「悪」だということ。
とある病院の看護師は、
長時間の立位姿勢で、下肢静脈瘤リスクが27倍も高まったという話。
立ちっぱなしも体には悪影響なのは明らかです。

Results: A total of 181 nurses participated in this study and 83 (46%) had varicose veins. The mean standing time was 4.28 (0.8) hours /day, mean sitting time was 1.28 (0.6) hours/day, mean walking time was 2.37 (0.8) hours/day. In the adjusted model the odds of having varicose veins was 27 times greater with every 1 hour increase in standing time per day (adjusted OR: 27.44; 95% CI 4.09-180.77; p-value <0.00).
Conclusions: Varicose veins was prevalent among nurses’ at Dhulikhel Hospital. Prolonged standing was found to be a significant factor for varicose veins.

Varicose veins and its risk factors among nurses at Dhulikhel hospital: a cross sectional study – PubMed

普段の立ち姿勢が悪ければ尚更、
猫背だったり、片足に体重をかけたり・・・
立ち状態を維持するだけ、体もおかしくなるのよ。

かくいう私も、独立する前は、立ち仕事をしており、
立ち続ける事で、腰を悪くしているのです。

というわけで、「立つ」「座る」が悪いわけではなく、
同じ姿勢で動かないのが悪だという事。

意識して動かなければ、結局のところ血は溜まり、
動いて血流を良くしないと駄目なのです。
大事なのは血流
座りっぱなしも、立ちっぱなしも、足がむくみますからね。

血流が悪くなれば、集中力にも影響してくるのは上述した通り。
立ち続ければ、集中力も低下するのです。
作業効率で考えても、同じ姿勢ダメってこと。

自席でのSD利用の計測実験では,座位・立位に関わらず同じ姿勢の継続時間と集中度との間には正
の相関があることが示唆された
。長時間の同姿勢は身体疲労に繋がるというヒアリング調査結果か
ら,健康・生産性の両面でSDについて考えた時に,身体的負担を減らし,集中度を維持させる適切なタイミングでの使用が望ましいと推察される。
2) 執務者の心理評価実験では,70%の人がSDの利用に満足しており,利用に肯定的な人にとって,SDの導入が業務効率の向上や,心身のリフレッシュに良い影響を与えている事が示された。

82_24【論文】大林組技術研究所本館テクノステーションにおけるスタンディングデスク導入効果に関する研究

血流で頭が冴えるというのを理解しているなら、
運動することが最良策であることを忘れずに。
立つよりも歩く、ステッパーで足踏みしたりするのも有効。
私は、便秘にも腰痛にも効く「ツイストステッパー」を愛用しています

足踏みしながらパソコン操作は難しいから
ちゃんと運動するならデスクワークは辞めて、外に出るのも忘れずに。
結局のところ、ながら作業は非効率。
日々の散歩が有酸素運動としては最適、リフレッシュもできる。

眠いなら数分でも良いから寝て、
頭をリフレッシュした方が良いとも思っているし、
食後に眠くなるのは、血糖値の上昇が関係しているわけで、
食事のとりかたを気を付けた方が良いかなと。

ちなみに、私はバランスボールでも作業したりもしますが、
ただバランスボールに乗るだけなら、悪い姿勢のままでも作業できますからね。

バランスボールって、尻や腰を動かしたり、
股関節のストレッチをしり、体感も鍛えられるってのも、
そのように意識して使った場合の話。
いずれにせよ、正しく使わなければ意味が無いのです。

バランスボールをオフィスで仕事椅子にする。Technogym「ウェルネスボール アクティブシッティング」レビュー。

デスクが高額で重い

スタンディングデスクで有名なオカムラのスイフトは、
120cm幅のモデルで、価格は15万円オーバー
重量は約45kgも有り、業者による組み立ても必要です。

専門業者による組み立て設置ということで、デスク移動にも難が有ります。
引っ越しする際に解体となると、再度組み立て費用も必要となる。
デカいから現地で組み立てるわけで、部屋のドアや玄関を通れない可能性もある。

created by Rinker
オカムラ(岡村製作所)
¥192,500 (2024/04/25 00:02:31時点 Amazon調べ-詳細)

格安なFlexiSpotだって、天板含めた価格となると、格安モデルでも4~5万円
PC乗っけて大型ディスプレイ作業するなら、ダブルモーターも必須だから7~8万円は必要です。

FlexiSpotは、自分で組み立てる必要もあるので、
重量は50kgオーバーを組み立てるのも大変だし、デスク移動も大変です。

昇降デスクをDIYするならFlexiSpot一択です。
複数の昇降デスクを使っていますが、FlexiSpot以上も有りません。
重要なのは、耐荷重と昇降幅。E7シリーズをおすすめします。

最高の電動昇降スタンディングデスクを自作する。FlexiSpot脚フレームの選び方、おすすめ天板、鬼目ナットの活用方法。

FlexiSpotで電動昇降デスクを自作して気づいた事

配線に困る

昇降デスクは、デスク周りの配線にも気を使わないといけません。
マルチディスプレイをしている人は、デスク周りも配線だらけですからね。

PCのマルチディスプレイ出力に必要な物。グラフィックボード、ディスプレイ、ケーブルの選び方と注意点。

電動デスクならデスクへの配線も増えるし、近くにはコンセントも必要。
せっかく綺麗にケーブルまとめても、デスクを下げればケーブルもたわむ。
ケーブルがたわんだ状態で物にひっかかれば、ケーブルがブチ切れるだけでなく、
気軽にデスク移動できないリスクも付きまとうのでした。

スタンディングデスクの配線のコツは、
卓上機器は、全てデスク上に置き、
電源を、デスク固定した電源タップから給電すること。
PCもデスク固定して、一緒に昇降すれば、ケーブルの長さは変わらないのです。

スタンディングデスク用に配線をまとめる「ケーブルダクト」も有りますが、
配線グッズって、基本的に他の商品で代用できるもの。
ガジェットは交換も頻繁なので、配線も隠したり、まとめ過ぎない方が良いです。

オフィス・PCデスクの配線整理術、便利な配線収納グッズとオシャレな使い方

天井の照明が近くなる

立ち姿勢になることで、天井の照明までの距離が近くなります
シーリングライトってデスクライトよりも照度(ルクス)も高いこともあり、
デスクやディスプレイの反射(グレア)も強くなるのです。

高い照度は、眩しさにも繋がり、眼の疲れる原因でもある。
私のデスクの場合、すぐ頭上に天井照明が来てしまい、
光源近すぎて、眼の負担を感じるようになりました。


光源は遠い方が光も均一になり、目も疲れづらい。
間接照明にすれば、光も分散できる。
というわけで、アートワークスタジオのシーリングライトへ交換。
私が使っているのは「グロー5000」と「ファントム」です。

目に悪いのは、暗い環境ではなく、明暗コントラストの差だということ。
ディスプレイ背面にもライトを設置すれば、
ディスプレイと壁紙のコントラスト差も軽減できます。

ディスプレイ裏を明るくするだけで、眼が疲れなくなる。
騙されたと思ってやってみて欲しい。
フロアランプ」にLED電球を入れるだけ。
※電球サイズを間違えないように。私はE26を使っています。

電球を「Philips Hue」で交換してIoT化すれば、
部屋の照明とも連動するので、オンオフもラクなのです。

スタンディングデスクの時間配分

立ちっぱなしもNGということで、
気になるのが、スタンディング姿勢の正しい時間配分。
どれくらい使えば効果的なのか?という話。

オフィス家具メーカーオカムラによると、
スタンディング姿勢を推奨される時間は、1日合計2時間理想は合計4時間
1日8時間労働と考えると、1日の半分は、立ち姿勢で作業すべきとのこと。

この問題の研究者達で構成される海外の有識者パネルは、オフィスでの仕事中に1日合計で2時間立つ(理想的は合計4時間立つ)という具体的な目安時間が初めて示し、それを実現するためのアイテムとして、座位でも立位でも使えるデスクの利用を推奨する声明)を出しています。

株式会社オカムラ|ソリューション・事例|上下昇降 +Standing

一方、コーネル大学の人間工学分野の専門家アランヘッジ教授によると、
30分単位で、20分座り→8分立ち→2分軽い運動を繰り返すべきとのこと。

1日7.5時間(ランチ除く)と仮定すると、
1日5時間が座り姿勢、2時間が立ち姿勢、30分が軽い運動、
1時間に2回1日に16回ほど姿勢を変えることを推奨しています。

Based on research studies I recommend the 20 minutes sitting (in a good posture), 8 minutes standing (for sit-stand workstations) and 2 minutes of standing and moving (gentle stretching, walking etc.) as a ball park goal for organizing work. For a 7.5 hours workday (lunch is excluded) this means a daily regimen with a total of 5 hours of sitting, 16 sit-to-stand changes, 2 hours of standing and .5 hours of moving. These numbers aren’t hard and fast a company can design their work so employees can be more active. This sit-stand-stretch cycle is shown in the following simple diagram. Following this movement pattern throughout the day should keep employees comfortable, healthy and productive.

CUergo: Sit-Stand Working

人間が集中力を維持できるのも15分程度と言われており、
有名な「ポモドーロテクニック」も、25分集中5分休憩ですからね。
アランヘッジさんの30分単位を、頑張って当てはめるなら、
25分座り→5分休憩&運動→25分立つあたりになるのかなと。

実際のところ、電動昇降デスクといえど、上げ下げには時間もかかるし、
姿勢に合わせて、ディスプレイ位置も微調整する必要もある
誤った配置は、首や目の異常をもたらすので、ディスプレイ調整は必ずして欲しい。

仕事に最適なモニターサイズと解像度。疲れづらいディスプレイ位置。

仕事に最適なモニターサイズとマルチディスプレイ配置

大画面やマルチディスプレイは、ディスプレイ調整も大変。
スタンディングデスクではモニターアームも必須です。

モニターアームを使って気づいたメリット・デメリット。モニターアームの選び方、正しい使い方。

というわけで、立ち姿勢と座り姿勢を、
頻繁に切り替えるのは現実的では無いので、
座り多めで、できれば半分という認識で良いと思う。

私は、集中力が切れるタイミングで姿勢を変えることが多い。
要は「疲れたら座る」これで良いのです。
Apple Watchの「スタンドリマインダー」にも従っているので、
自ずと1時間以上は座り続けない仕組みにもなっている。

ちなみに、ディスプレイ微調整の手間を避けるために、
オカムラのスタンディングチェア「ピルエット」も使いましたが、
この類の商品は、辞めた方が良いです。
正しい姿勢をとることが難しく、完全に失敗でした。

椅子を傾けるのに力が要るし、力をかければ座面も滑ります。
座面が小さい上に、傾けて座るので、体重を支えるの座面も片側のみ。
小さい座面では、骨盤が安定するわけもなく、お尻も痛くなる
そして、力をかければ少なからず台座も浮いてしまうという。

斜めに座るので、変な中腰姿勢になるし、私は猫背にもなりがち。
中腰姿勢になれば、デスク高さも低くしなけらばならないという、本末転倒っぷり。
いや、ホント誰が使いこなしているのか疑問の商品なのですけど、
Amazonの評価が高いんで、一定数は使いこなす人が居るのでしょう。

立ち続けるのが負担なら、フットレストを使った方が良い。
片足ずつ休ませることで、腰や足への負担が減る。
特に、腰痛持ちの人は、フットレストで痛みも軽減する。身長の10%の高さ推奨です。

Results: The footrests at 10% and 15% of the body height caused a lower change in the median frequency ratio and the muscle activity ratio than the other conditions. The footrest at 10% of the body height placed the lowest external moment on the lumbar region among all the conditions. The pain intensity was significantly lower in with footrest conditions than with no footrest condition.

Conclusions: The results suggests that a footrest height of 10% of the body height can be recommended as a normalized height for prolonged standing work in subjects with a history of non-specific lower back pain during prolonged standing.

Effects of footrest heights on muscle fatigue, kinematics, and kinetics during prolonged standing work – PubMed

スタンディングデスクの正しい姿勢

スタンディングデスクで多いのが、
「立つことで姿勢が良くなる」という勘違い。
当たり前ですが、座り姿勢も、立ち姿勢も、
正しい姿勢をしていなければ、体には悪いのです。

正しい姿勢を取る為には、正しい位置にデスクが無ければならないわけで、
スタンディングデスクの正しいデスク高さとは?どれくらいなのか?

スタンディングデスクの正しいデスク高さは、
まっすぐに立って、肘の角度が90度になる位置
日本人の平均身長なら、デスク高さ100cm前後となる。
これがスタンディングデスク高さの一般論です。
私は、この話を真に受けて、肩コリと首コリに悩まされました。

肘角度90度の位置ということは、腕が浮いたままになるということ。
椅子とは違い、肘掛け(アームレスト)が無いので、
腕の重さを支えることができず、首や肩の負担が大きくなるのです。

スタンディングデスクの正しい姿勢

というわけで、デスクの位置は、肘の角度が基準ではなく、
デスク上に腕を乗せることを考えるべき。
腕を乗せることで、肩や首の負担は軽減されるし、
デスクに腕を乗せることで上半身も起きるので、
顔が下を向いたり、猫背になることも避けられるとも感じています。
私の場合は、体重かけるほどじゃないけど、
ちょっとだけデスクに寄りかかる感じで使っている。

テーブルに体重も分散するので、立ち姿勢もラクになるし、
厚めのリストレストを置いて、キーボードを傾ければ、
デスク上に傾斜もできて尚良しかなと。
傾斜デスクのような姿勢で、スタンディングデスクも使うってこと。

ただ、テーブル上に腕を乗せるということは、
座る時よりも、デスクが近くなるということ。
ディスプレイ位置も奥になり、奥行の有るデスクも必要となる
ディスプレイを動かす都合、モニターアームも無いと困ります。

ディスプレイ位置そのまま昇降するなら、リストアームを使うという方法も有る。
リストアームを使うなら、肘の位置高くして、キーボード位置を下げる姿勢もできる。
デスク高を低めに設定し、逆傾斜スタイル。
ただ、リストアームは、肘の可動域が制限されるので、使う人は選ぶでしょう。
体重もかけづらいし、体重をかけることでアーム位置もズレがち。

キーボードを打つ時って、手を中央に寄せる都合、
脇を少し開く必要があり、脇を開けば肘の位置も高くなる
そして、クッション性の高い靴やマットも敷いた方が良いので、
天板高さは、思った以上に高くなるのです。

立ち続けると、脚も痺れてくるし、
足の裏も痛くなるので、履物やクッションも必須です。
筋骨格への影響を考えると、インフレータブルマットが最適であり、
マットの適度な反発が、筋肉活動を増加させ、
腰の前屈姿勢や、膝の前後運動範囲も広がるとのことです。

Use of the inflatable mat led to increased lower-body muscle activity, a flexed lower back, and a wide range of sagittal knee movements.

Use of an inflatable mat to reduce body discomfort development when performing computer work at a standing desk – PubMed

私の経験上、スリッパよりスニーカーの方が圧倒的に疲れず、
OOFOSの「リカバリーシューズ」が良い感じ。
裸足で使うなら高反発で極厚の「疲労軽減マット」ですね。
作業する部屋や、気分に合わせても変えています。

参考までに、私はスタンディングデスク高115cm~120cmで使っています。
立ち姿勢というのは、肩幅に足を開いて、
足先と膝はやや外側に、お尻の穴を締めるが理想ですが、
実際のところは、仁王立ちぎみに立つことが多い。

立ち作業中は、直立不動ってわけでもなく、
立ち作業しながら体勢も変わるのも当たり前。
デスクに軽くひじをついたり、
腰に手を当てて伸ばしたり、踊ったり、
足の開き加減で、高さを微調整している自分もいる。

米国ハーマンミラーのサイトで、デスク高さを算出したところ。
身長178㎝(5’10”)で、デスク高さ約114cm(45”)でした。
※参考→Desk Height Calculator: Plan an Ergonomic Space | Ergotron

Bauhutteのサイトでは、身長178cmデスク高104cmです。
この2つのサイトで10cm以上の差もある謎。
さすがに104cmは低すぎると思うけど、
日本のスタンディングデスクは、デスク高さ100cmが基準ですからね。

スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ | Bauhütte®


いずれにせよ、スタンディングで疲れると感じたら、
ちょっと高くしてみても良いかもしれません。

ちなみに、オフィスデスクの規格で定められているデスク高70cmも、
パソコンワークには高いと感じています。
「推奨」や「目安」という言葉も、疑った方が良いですね。
座り姿勢では、デスク高さ60~66cm前後を推奨します

パソコン用オフィスデスクの選び方。仕事に最適な天板サイズとデスク高さ。引き出し、デスク棚の必要性。

姿勢が悪くなる原因として、椅子が重要視されがちですけど、
座面高さに合わせてデスク高も調整する必要もあるし、
ディスプレイ位置も適正でなければ、眼精疲労で全身疲労に繋がる。

「見えづらいこと」で姿勢も「前のめり」になり、
「見えづらいこと」は、脳にも余計な負荷もかかるので、
定期的に眼科に行った方が良い。
特に遠視の人は、デスクワークにおける目の負担も大きいので、
知らずに目に負荷をかけていることも多い。
目の良い人も、デスクワーク専用のメガネは検討すべきです。

パソコン専用メガネを作るべき理由。デスクワークに中距離用の単焦点レンズ。

パソコン専用メガネを作るべき理由

スタンディングデスクまとめ

スタンディング姿勢が体に良いわけではなく、
同じ姿勢で居続けることがダメだということ。
座る作業が多いなら、立つ姿勢も取り入れる。逆も然り。

継続して作業するなら、やっぱり快適なのがオフィスチェア。
正しい着座姿勢で作業をした方が、体には負荷が有りません。

ただ、正しい着座姿勢を取る為には、昇降デスクが必要なので、
結局のところ、スタンディングデスクは導入することにもなる。
スタンディング目的ではなく、スタンディングはオマケ。
そう考えれば、スタンディングも続けられると思っています。

実際のところ、立ち続けるという事は、座る以上にハードルが高く、
負荷もかかる分、正しい立ち姿勢を続けるのも難しい、
よって、体に悪影響を及ぼす人も多いハズ。

私も、スタンディング作業は、頑張っても小一時間続ける程度。
疲れたら普通に座りますし、Apple Watchの指摘でまた立ち上がる感じ。
立ったり座ったりするで正解だから、まぁ気を張らず適当に。

本当に体のことを考えるのであれば、日々運動をした方が良い。
立つよりも動く方が良いってのは、皆さんもご存知の通り。
立つという行為も、動く動作の一つに過ぎないのです。

私自身、朝の運動をさぼっていた時があるのですが、
体調不良になる頻度が上がり、仕事のパフォーマンスも低下しましたからね。
血流や低体温が、体の不調に繋がるってのも間違いないでしょう。

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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

平成21年に輸入物販で起業して、既に起業15年目。
法人10期目。小さい会社の代表です。
雰囲気で商売しています。

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