私は、個人事業主です。

毎年毎年、税金と保険料の金額を集計しておりますが、かなりの金額払ってます。

国民年金保険、国民健康保険料、所得税、住民税、消費税・・・

なんか、年々高くなってねぇ!?

 

毎年この時期に、税金、保険料の集計をするのですが、

その都度、テンションマックスで下がります。

予め大体の額はわかっているのですが、

やはり、トータル金額を改めて確認すると、ホントスゴイ持ってかれてます。

 

税金の事は払う身になって知る事が多いです。

後から知り、後から請求が来るので、染み入る痛さです。

想定外の出費にならないよう、資金繰りに影響がでないよう。

知っておきましょう。知らないで済まないです。

個人事業主が払うべき税金、国民年金保険料、国民健康保険料。

個人事業主が、払わなければならない税金

いっぱいありますね。

  • 所得税
  • 事業税
  • 住民税
  • 消費税

復興特別所得税も取られる様になりました。

税務署から、所得税及び復興特別所得税の予定納税額の通知書が届く!

 

そして特に高いのが保険料です。

  • 国民健康保険
  • 国民年金保険

 

国民年金は皆さま同じ額を払っているので、分かり易いですが、

支払うべき国民年金保険料は、物凄い上昇率。

私が支払い始めた時は月額13300円だったのに・・・今では月額16490円

大分高くなってますね。特に近年は異様に上がってます。

 

国民年金保険料額の推移と上昇率

  • 2012年度:年額179760円
  • 2013年度:年額180480円(前年+720円)
  • 2014年度:年額183000円(前年+2520円)
  • 2015年度:年額187080円(前年+4080円)
  • 2016年度:年額195120円(前年+8040円
  • 2017年度:年額197880円(前年+2760円)

 

私は、結婚しているので、嫁の分も払わなくてはならないので、

コレの二倍、年間約40万円です。

痛いですね。

貰ってる子供手当よりも高い。

※前納すれば、若干割引が効きます。クレジットカード払いがオススメ。

国民年金保険料の節約。口座振替から、クレジットカード払いに変更してみた。

 

そして、国民年金よりも高いのが国民年金保険料。

個人事業主は、保健料額・・・高いです。

それに比べ、サラリーマンの厚生年金、社会保険って安かった記憶。

これって、会社が半額負担してくれてるんです。

知ってましたぁ!?

 

で、私の少ない所得だと、全部合わせると・・・、

軽く課税所得の3分の1を超えてます。

 

ちなみに、前々年は、課税所得の半分以上の金額となってます。

保険料、税金足してみると恐ろしい金額です。

上手い事、節税できていない私がイケないのでしょうが、

・・・ゲロが出そうです。

 

消費税は売上に対して課される。利益では無い。

年間売上1000万円を超えると課税事業者となり、

消費税も納なければなりません。

本気の専業で小売業やるなら、年間1000万円は余裕で超えますし、

そもそも商売として成り立たないから。

 

免税事業者気分でやっていると大赤字。

薄利多売では消費税は死活問題。

売上の5%→8%→10%へ。消費税率も高くなる予定です。

利益率30%としても、1000万売って、利益300万ですからね。

売上1000万超えたら、課税事業者です。

消費税を納めなければいけません。

 

消費税は、赤字であろうが、売上が上がった時点で、

お客様から預かっているという事なので。

売上に対して消費税が課されます

赤字でも納めるってぇのが、厄介なポイント。

 

消費税5%でも、非常に大きな数字。

1000万売上が上がったら、50万納めなくてはいけません。

それを含め、売値を考えてますでしょうか?

薄利多売するなら、消費税も考えてないと・・・ただ税金払うだけってやつ。

 

ただ、商品を仕入れる時や、備品等購入する際の経費でも、

私達は消費税を払っているので、

お客様から預かった消費税(売上)から、

消費者として払った消費税を引いた金額が、

実際に納める消費税となります。※原則課税方式の場合

 

ただそれだと面倒なので、簡易課税方式というやり方。

上記の原則課税方式に対し、売上から、みなし仕入れ率を掛けて、

ざっくりこれぐらいの消費税って計算する方法。

 

課税売上高5000万円以下の中小企業のみ適応可能ですが、

年間5000万以上も売上が上がる予定はまったく無いので、

私の場合は、簡易課税にしました。

 

ワタシ小売業の場合、簡易課税のみなし仕入れ率は80%。

ってことは、売上5%のうち、

その消費税の80%となる4%を既に払っているとみなすワケ。

実質、売上の約1%くらいが納税額となります。

・・・計算してみました。

 

1000万売上の場合・・・これが税込の売上高なので、

税抜きの金額をまず計算しなければいけないので、

10,000,000×100/105で9,523,000円 ※1000円未満切捨

で、国税の消費税率4%を掛ける→380,920円

※消費税は国税4%+地方消費税1%で消費税が5%。

 

で、この金額にみなし仕入れ率の80%を掛ける。

380,920×80%→304,736円

304,736円は支払ったとされる金額なので、

380,920-30,4736→76,100円 ※100円未満切捨

 

これに地方消費税もプラスする。

76,100×25%→19000円 ※100円未満切捨

 

という事は、納める金額は、

76,100円+19,000円の合計95100円

・・・約1%くらいかと。

 

卸売メインでやっている方はみなし仕入れ率90%になります。

もっと納める金額が少なくなります。

 

一般的に言って、大きな設備投資などしない場合、

簡易課税の方が得するパターンが多いです。

 

簡易課税の注意点としては、

基準期間の課税売上高5000万以下の事業者のみ

簡易課税適応の場合は、課税期間開始日の前日までに届け出を提出しなければいけない

簡易課税制度を適応後、2年間は必ず適応しなければならない

免税事業者→消費税課税事業者へ。届出手続きと必要書類、簡易課税制度について。

知らないままだと原則課税となりますので、書類提出を忘れずに。

 

控除よりも経費。課税所得と総所得の違い。

払うべき保険料と高い税金の総額は高い。

払うべき税金、保険料はたくさんありますが、

その金額の算出方法は、全て異なります。

 

基本的に税金や保険料の計算は、所得と課税所得に対して算出されます。

  • 所得=収入-経費
  • 課税所得=総所得-所得控除

 

経費は所得に関わっており、控除は課税所得に関わってくる。

で、ここで重要なのが、

全ての税金や保険料が、課税所得に対して計算されるわけでは無いという事。

 

非常にざっくりとした税金の算出方法。

  • 所得税=課税所得×税率
  • 復興特別所得税=所得税の2.1%
  • 住民税=課税所得×税率
  • 事業税=所得×税率 ※青色申告特別控除は適用されない。控除額は290万円
  • 消費税=売上×税率
  • 国民健康保険料=総所得×保険料率 ※自治体により異なる。
  • 国民年金保険料=定額

※お住まいの地域によって、けっこー異なります。

 

私の市では、総所得に対して国民健康保険料が課せられるようになってしまいました。

以前は住民税に対して、国民健康保険料額が計算されていました。

これは偉い差です。

住民税は課税所得に対して計算されるので、各種控除が適応となっていたわけです。

事業税なんかも、各種控除前の金額から計算ですからね。

高い税金や保険料を払う事を考えると、控除額を増やして、

課税所得を減らすより、

所得を減らせる経費額を増やした方が、出ていくお金は少なくなる。

個人事業主が考える節税と税金対策。経費で落とせるモノと勘定科目。

 

扶養控除、配偶者控除より、青色専従者で経費計上は鉄板。

青色専従者の適正な給与額。なぜ月8万なのか?103万の壁とは?

 

モチロン控除で節税できるなら、やるに越した事はありませんが・・・

個人事業主が合法的に節税する。所得控除で税金対策。

 

人生に保険かけすぎで、事業資金を無駄に使ったんでは意味がありません。

 

ちなみに、

私の市では、保育園の保育料なんかも住民税から算出されています。

子供のいる家庭では、保育料は結構な負担です。意識しておきましょう。

 

税金、保険料は後払い。資金には余裕をもって。

利益出て、貯金額が増えてきて、

お金浪費しちゃったりしていませんか?

翌年に請求が来ます。

銀行口座の数字は、税金を払う前の数字です。

勘違いしないよう気をつけましょう。

 

とにかく、ガッツリと持ってかれますので、

資金ギリギリで、商品転がして資金つくっている方。

税金、保険料の請求額、ちゃんと計算しておきましょう。

 

税金の滞納は帳消しにできない分、借金よりも怖いです。

延滞税も消費者金融並みの高利率。

納税する為の資金が無い!なんてことにならないように。

 

キャッシュに余裕がない人は、

2017年度より、国税のクレジットカード払いも可能となってます。

税金(法人税)のクレジットカード納付して気付いたメリット・デメリット。

くれぐれも滞納しないように!

 

税金の請求は、想定していないと、かなーり痛いです。

前年の所得に対して取られるので、全て後払いのイメージ。

 

前年調子良くて、翌年厳しいと、本当に厳しい。

調子の良いうちに、しっかりと税金対策しておきましょう。

 

法人となると、更に払う税金はややこしくなります。

法人の代表者が納める税金(実効税率)と保険料。個人事業主との計算方法の違い。

払わないといけないのは法人税だけじゃない。実効税率は意外と高い。

 

P.S.

保険料を安くするために、健康保険組合に加入する。

検討する価値はあります。

 

私は、文芸美術国民健康保険組合とかも、無理やり検討したのですが、

家族多いと、あまり得では無いのですね。

保険料の比較 – 文芸美術国民健康保険組合

シングルの方は、けっこーお得になると思います。

保険料定額ってのは、所得が多いほど得になりますので、ホント得。

 

国民健康保険って、どう考えても損です。

掛け捨ての健康保険料は、安い方が良いに決まってる。

払う金額が大きければ、何か優遇されるわけでも無いですから。