アーロンチェアライトって、アーロンチェアの廉価版。
アーロンチェアのお試しとして、最初に買う人も多いはず。
アームレストが無いモデルと、アームレストが固定されているモデル。
ABのサイズ違いで両方買った私は、有る方から無い方へ肘掛け移動。
ついでに肘掛け調整できたら最高だよねってことで、やってみました。
思ったよりも簡単にできるのですが、
アーロンチェアの12年保証は無くなりますので、やる場合は自己責任にてお願いします。
肘掛け調整したのはクラシックモデル
今回、肘掛けカスタマイズしたのは、クラシックモデルのアーロンチェアライトとなります。
2017年にリマスタードモデルへとリニューアルとなったので、それ以前モデルとなります。
クラシックモデルといっても、ポスチャーフィットのモデルであり、
さらに旧型のランバーサポートモデルでも有りません。
背面サポートの違い
- 1994年〜2002年:ランバーサポート
- 2002年〜2017年:ポスチャーフィット
- 2017年〜:ポスチャーフィットSL
歴代アーロンチェアは、背中のサポートが違いますので、それで見分けると良いかと。
最新のリマスタードモデルはポスチャーフィットSLとなり、サポートが上下に別れてます。
アーロンチェアライトと、フル装備のアーロンチェアとの違いは、
前傾チルト機能がなく、固定アームでアーム調整が不可能。
アーロンチェアライトの違い
- 前傾チルトが無い
- アームレストの調節不可能
前傾チルトは好みの問題ですけど、肘掛けは調整できた方が良い。
特にPC作業では肘掛け使えないのは致命的。肩と首の負担が大きくなります。
というわけで、自分の姿勢に合った位置、調整していきます。
肘掛け調整に必要な工具
アーロンチェアの分解に必要だった工具について。
意外と簡単に調整できるので、必要な工具も少ないです。
使ったのは、ドライバー、ペンチ、5mmの六角レンチ、T27のトルクスドライバー。
5mmレンチは、カメラやモニターアームで大量に余ってましたけど、
なければ買わないとダメですね。買うなら斜めからも回せるタイプが良いです。
トルクスドライバーは、あまり出番が無いので難易度高い。
我が家も、T27のトルクスドライバーが無かったので買いました。
肘掛け高さの調整方法
背面のネジを外す
背面4箇所のボルト固定は、5mmの六角レンチで外れます。
このボルトを外すことで、背もたれが外れます。
背もたれを外したら、背面下のポスチャーフィットのネジを外します。
ポスチャーフィットも外してしまおうかとも思いましたが、外さずとも作業できそうでしたのでそのまま続行。
ちなみに、ランバーサポートモデルは、背面ネジを取り外しただけで背もたれ外れます。
肘掛けを固定しているネジを外す
背もたれを倒すと、肘掛けを固定しているトルクスネジが見えます。
T27のトルクスドライバーを使って、隙間から緩めていきます。
トルクスネジを外してもアームレストが外れ無い・・・と思ったけど、
ちょっと衝撃加えたら取り外せました。
トルクスネジ1本で挟んで固定しているだけなのですね。
スペーサーを外す
アームレストの隙間に挟まっているスペーサーを外します。
上下2箇所にツメ固定されているだけなので、ツメをつまんで押し込むだけで外せます。
ペンチを使って外しましたけど、ツメをつまめるならなんでも良いかと。
アームを固定する
スペーサーを取り外したら、好みの位置にアームを固定します。
スペーサーが無くなることで、上下好きな位置にアームを固定できるようになります。
アーム取り付け位置には目盛りも付いているので、事前に座ってベストポジションを確認しておく。
スペーサーがなくなっちゃうので、見た目はちょっと悪くなりますけど。
肘掛け無しモデルの違い
今回、アーロンチェアライトBサイズのアームレストを外して、
Aサイズのアームレスト無しモデルに取り付けたのですが、
椅子のサイズが異なっていても、アームレストは問題なく取り付けられました。
アームレスト固定位置の形状は同じでしたし、恐らくアームレストのサイズも同じです。
固定アーム付きモデルは、スペーサーのアーム取り付け位置に穴が空いていましたけど、
アームレストを調節する都合、スペーサーは取り外してしまいますからね。
まとめ
古いアーロンチェアライトを有効活用できないかとやってみましたけど、
肘掛けが使える、肘掛けが無くなるってだけで、だいぶ出番は増えました。
パソコン作業には、肘掛けは有った方が良いですが、
ただ座るのを目的とした場所では、肘掛けはなくても良い。
肘掛けが無い方がスペースを取らず、肘掛けが干渉しないのでテーブルに収納できる。
不要になったオフィスチェア、肘掛け無ければミーティングチェアとしても使えます。
そして肘掛けを使うなら、正しい位置で使うべき。
ベストな位置になければ姿勢もおかしくなって、手首も肩も首もおかしくなる。
ちょっとしんどいなって思って使ってると、そのうち取り返しもつかなくなりますので。
ただ、わざわざ新しいアーロンチェアライトを買って分解するなら、
フル装備のアーロンチェアを買った方が良いです。
アーロンチェアならではの12年保証もなくなりますし、
デスク高さによってもベストな肘位置は変わってくる。
マウス作業、キーボード作業、これだけでもベスポジは微妙に違いますからね。
新型のリマスタードモデルは、背面サポート、メッシュ生地、肘掛け素材も大幅に変更。
新型と旧型でも、座り心地は大きく異なるのでした。
長く使うつもりなら、最初からフル装備モデルを購入した方が良い。
私みたいに肘無し、肘付きと遠回りする必要もない。
結局、欲しくなるから。
ちなみに、リクライニング機能は、アーロンチェアライトにもあるので、
ヘッドレストをつければ後傾姿勢で作業も可能となります。
ただ、後傾メインで考えているなら、アーロンチェアは微妙です。
ヘッドレストも純正品でもないわけで、保証が効かなくなるという噂もある。
後傾姿勢で作業するなら、ハーマンミラーではなくオカムラ。
後傾押しのエンボディチェアはヘッドレストが無いし、
後傾姿勢ならオカムラのアトラス、バロン、コンテッサが快適なのでした。
後傾デスクもオカムラのスイフト一強。私は自分で作りましたけど。
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