ANAマイル還元率が高い法人カードは2つのみ。ANA JCB法人カードとANAダイナースコーポレートカード。

日本人が貯めるマイルといえば、JALマイルとANAマイル。
経費決済でマイルを貯めたい、経営者の希望。

JAL法人カードでは、JALマイルは貯まらないわけで、
JALマイル還元率が高いクレジットカードは、
セゾンカードとSPGアメックスカードの2択。
法人カードでは、セゾンカード一択という話。

JALマイル還元率が高いクレジットカードを徹底比較。効率良くJALマイルを貯める方法。

一方、スターアライアンス系のANAマイルが貯まる法人カードとなると、
「ANA JCB法人カード」と「ANAダイナースコーポレートカード」の2択となります。
今回は、その理由について。

目次

ANA法人カード以外は還元率が低い

高還元率の法人カードでも、マイルに交換すれば還元率は半減するし、
マイル還元率が高いアメックスもダイナースも、マイル移行制限が登場。
アメックスには、年間4万マイルの移行制限が有り、※2019年1月より
ダイナースは、年間4万マイルの移行制限が有るのです。※2018年12月より

法人カードのANAマイル還元率

スクロールできます
年会費還元率年間移行上限
アメックスビジネスカード13,200円0.5~1.0%4万マイル
アメックスビジネスゴールド36,300円0.5~1.0%4万マイル
アメックスビジネスプラチナ143,000円0.5~1.0%4万マイル
ダイナースクラブカード
+ビジネスアカウントカード
24,200円
+2,200円
0.5~1.0%4万マイル
ダイナースクラブ プレミアムカード
+ビジネスアカウントカード
143,000円
+2,200円
1.50%4万マイル
ダイナースクラブビジネスカード29,700円0.5~1.0%4万マイル
ダイナースクラブコーポレートカード13,200円0.5~1.0%4万マイル
オリコ EX Gold for Biz2,200円0.3%~0.66%上限無し
楽天ビジネスカード13,200円
(単体2,200円)
0.50%上限無し
法人ラグジュアリーカード Titanium55,000円0.6%上限無し
法人ラグジュアリーカード Black110,000円0.75%上限無し
法人ラグジュアリーカード Gold220,000円0.9%上限無し

ダイナースクラブカードとアメックスカードは、年会費が高額であり、
更にANAマイル交換するために、別途手数料(年会費)も発生するのです。
アメックスでは還元率1%にするには「メンバーシップ・リワード・プラス」も必須ですからね。

ANAマイルの移行手数料

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手数料サービス名
ダイナースクラブビジネスカード6,600円ダイナースグローバルマイレージ
アメックスビジネスカード8,800円
(3,300円+5,500円)
メンバーシップ・リワード・プラス
メンバーシップ・リワード ANAコース
アメックスビジネスゴールド8,800円
(3,300円+5,500円)
メンバーシップ・リワード・プラス
メンバーシップ・リワード ANAコース
アメックスビジネスプラチナ5,500円
(無料+5,500円)
メンバーシップ・リワード・プラス(無料)
メンバーシップ・リワード ANAコース

ANA法人カードは2択のみ

ANAマイルを法人で貯めるなら、ANA法人カードです。
ただ、ANA法人カードでANAマイルを貯められるのは、
「ANA JCB法人カード」と「ANAダイナースコーポレートカード」だけなのよ。
VISAとMastercardではマイル移行できないし、ANA法人のアメックスカードは有りません。

ANA VISA/マスター<法人用>カードのお支払いで貯まったクレジットカード会社のポイントはマイルに移行できません。JCB、ダイナースはマイルに移行できます

ANAカード〈法人用〉 | ANAマイレージクラブ

マイルが貯まるANA法人カード

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年会費ANAマイル
移行手数料
ANAカード
マイルプラス
ANA JCB法人一般カード2,475円年間5,500円対象外
ANA JCB法人ワイドカード12,925円年間5,500円対象外
ANA JCBワイドゴールドカード20,900円無料積算対象
ANAダイナースコーポレートカード22,000円無料積算対象

ANAダイナースカードにビジネスアカウントカードを追加するという方法も有りますが、
ANAダイナースクラブカードって、通常カードよりも年会費が高額。
経営者向けのANAダイナースコーポレートカードなら、年会費22,000円で済むのだから。

ANAダイナースのマイル還元率

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年会費(税込)還元率年間移行上限
ANAダイナースコーポレートカード
(法人カード)
22,000円1.0%上限無し
ANAダイナースクラブカード
+ビジネスアカウントカード
29,700円
+2,200円
1.00%上限無し
ANAダイナース プレミアムカード
+ビジネスアカウントカード
170,500円
+2,200円
1.50%上限無し

ダイナースは、改悪続きで、色々と危ういカード。
今からANAダイナースを所持するか?っていわれたら、ちょっと無い。
今後のマイル還元率の補償も無いし、そもそも還元率コスパが悪いですからね。

ANA JCB法人カード:一般、ワイド、ワイドゴールドの違い

ANAマイル還元率の高い法人カードで、
まず検討すべきなのが、ANA JCB法人カードです。

ANA JCB法人カードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカードが有る。
で、どれを選ぶべきか?って話。

ワイドカードは、選ぶメリットが皆無なので、
悩むなら、一般カード or ワイドゴールドカード。
年会費2,475円 vs 20,900円、差額18,425円の価値を見い出せるか?

ANA JCB法人カードの比較

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一般カードワイドカードワイドゴールド
申込対象個人事業主
法人
個人事業主
法人
個人事業主
法人
年会費2,475円12,925円20,900円
追加カード825円825円4,400円
マイル還元率1.0~1.06%1.0~1.06%1.0~1.075%
限度額10万~100万円10万~100万円50万~250万円
海外旅行傷害保険
(自動付帯)
1,000万円5,000万円5,000万円
ANA便は1億円
国内旅行傷害保険
(利用付帯)
5,000万円
航空便遅延保険
ショッピング保険100万円
※海外のみ
100万円
※海外のみ
500万円
※国内&海外
マイル移行手数料年間5,500円年間5,500円無料
ETCカード無料無料無料
ETCカード枚数制限無し制限無し制限無し
ANAカードマイルプラスANA@deskANA@desk全て対象
空港ラウンジ国内主要空港
ホノルル
継続ボーナスマイル1,000マイル2,000マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%25%25%

一般もワイドもワイドゴールドも、還元率1.0%は共通ですが、
年間300万円以上利用するならワイドゴールドカードだけ、若干還元率が高くなる。

JCBには、年間利用額に応じて還元率が上がるJCBスターメンバーズがあるので、
ゴールドカード扱いのワイドゴールドカードは、
300万円以上でロイヤルαとなり、Oki Dokiボーナスが25%UPする
あくまでOki Dokiボーナスなので、マイル還元率に換算すると0.015%増えるだけ。

JCBスターメンバーズのマイル還元率

年間利用額メンバーランクボーナスマイル還元率
300万円以上ロイヤルα25%UP1.075%
100万円以上スターα20%UP1.06%
50万円以上スターβ10%UP1.03%
30万円未満1.00%

ワイドゴールドカードとの分岐点は、
ANA加盟店でマイルが倍付される「ANAカードマイルプラス」の有無です。
ワイドゴールドカード以外は、ANA@desk経由のみという縛りが有るので、
ANA加盟店利用やANA航空券を購入するなら、ワイドゴールドカードを選ぶべきかと。
100円に付き2マイル貯まる→ANA航空券のマイル還元率2.0%となるのです。

あとはマイル交換手数料が無料となること。
ANAマイルに交換するとなると年間5,500円
ANAマイルに交換する時だけ加入するとしても、
Oki Dokiポイントの有効期限は、獲得してから2年間(24か月)ですからね。
※ボーナスポイントのマイル移行手数料は無料です

あまり重要ではないのが、
旅行保険、ショッピング保険、空港ラウンジ、搭乗ボーナスマイル、継続ボーナスマイル。
法人ワイドゴールドカードには、航空便遅延保険が付いてません。
搭乗ボーナスマイルは、ステイタス会員で獲得できるし、重複して加算されないですから。

そして空港ラウンジも、ANAラウンジが使えるわけでは有りません。
他社ゴールドカードでも使えるカードラウンジ。これ要らないです。

ワイドゴールドカードでは、カード利用枠上限が250万円へ増えてますが、
そもそもJCBは審査が厳しく、利用枠に対しても厳しいです。
私は、ワイドゴールドへアップグレードしても、
利用枠は増えなかったし、未だに100万円も超えてない。

ANAダイナースコーポレートカードとの分岐点

「ANA JCB法人ワイドゴールドカード」を選ぶなら、
同等の年会費の「ANAダイナースコーポレートカード」も検討すべきかと。
※コーポレートカードは、個人事業主では発行できません。

法人カード、ビジネスカード、コーポレートカードの違い

法人限定のコーポレートカードということで、所持できる人は限られますが、
格安な年会費で、ダイナースクラブの特典が一通り使えますし、
コーポレートカードならではのメリットが有ります。

ANA JCB法人ワイドゴールドカード同様、年間マイルの移行制限は無く、
マイル移行手数料が無料ANAカードマイルプラスも対象です。

ダイナースコーポレートカードは、ダイナースクラブの特典が使えるので、
世界1,000カ所以上の空港ラウンジが使える「ダイナースクラブラウンジ」や、
コース料理2名以上の予約で1名無料の「エグゼクティブダイニング」も使えます。

というわけで、ANA JCB法人ワイドゴールドとの違い、まとめておきます。

ANA法人カード ダイナースとJCBの比較

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ANAダイナース
コーポレートカード
ANA JCB法人
ワイドゴールド
申込対象法人個人事業主
法人
年会費22,000円20,900円
追加カード22,000円4,400円
マイル還元率1.0%1.0~1.075%
限度額一律の制限無し50万~250万円
海外旅行傷害保険
(自動付帯)
5,000万円5,000万円
ANA便は1億円
国内旅行傷害保険
(利用付帯)
5,000万円5,000万円
航空便遅延保険
ショッピング保険
(国内&海外)
500万円500万円
マイル移行手数料無料無料
ETCカード無料無料
ETCカード枚数1枚まで制限無し
ANAカードマイルプラス全て対象全て対象
空港ラウンジ国内・海外
1,000カ所以上
国内空港
ホノルル
ダイニング特典エグゼクティブダイニング
継続ボーナスマイル2,000マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%25%

そして、JCB法人カードと大きく異なるのは、
追加カードのポイントも、法人代表者のポイントとして集約されること。
社長へ社員のリワードポイントも合算される→マイルを独占できるわけです。
※ANA JCB法人カードでは、カード利用者である従業員にポイント付与されます。

貯めたリワードポイントは、有効期限が無期限というのもダイナースの良いところ。
ANAマイルの有効期限は獲得から3年間ですが、
マイルを使うタイミングで交換すれば、マイル失効も気にしなくて良いのです。

また、ダイナースは一律の利用枠が無いので、
JCB以上に経費を使いまくるなら、ダイナースで貯めまくる。
ANA JCBワイドゴールドは、250万円が限界ですから。

ダイナースのデメリットは、税金支払いでマイル還元率が半減すること。
これはアメックスも同じ。JCBでは半減しませんので。

税金支払いで得するクレジットカード、納税にオススメの法人カード

あと、ダイナースは審査が厳しい。コーポレートカードは尚更。
新設法人ではまず審査に通らないし、審査もとても長かったです。
法人って信用無いのよホント。
まぁ、私は結局審査落ちしたので所持してないのですけどね。

ANA法人カードのデメリット

法人カードでANAマイルを貯めるなら、ANA法人カードが間違いないのですが、
結局、あんまり使ってない。その理由についても。

JALマイル還元率の方が高い

JALマイルには、マイル還元率最高の法人カードが有る。
最大還元率1.375%セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
法人カードでこれを超えるカードは無い。

マイル最強の法人カード。マイル還元率を徹底比較してみた。

日本には日本航空JALも有るわけで、全日空のANAじゃなきゃダメっていう理由も無い。
私は羽田を利用するので、ANAとJALも就航路線は変わらず、
むしろ離島は、JAL路線の方が多い。

コロナ下では海外行けないし、既にスターアライアンスかワンワールドで悩む余地なし、
マイルで乗るならANAとJALが最高であり、それ以外も使うリスクも高い。

また、ANAマイルは個人の方が貯めやすいってのも有る。
マリオットボンヴォイカードならANAマイル還元率1.25%
ANAマイルで、このカードに敵うカードも無い。

マリオットボンヴォイアメックスカードを所持する理由。SPGアメックスから変更点(改悪点)。

個人事業主や小規模法人なら、
個人のクレジットカードを事業費決済専用カードとして使えなくも無いけど、
分けた方が後々ラクだし、分けた方が良い理由も有りますので。

ビジネスカード(法人カード)を使うべき理由。個人向けクレジットカードとの違い。

あと、ANAマイルは、マイル交換できる提携パートナーポイントが多く、
俗に言う「ポイ活」で交換するのもANAマイル。
ポイントサイトでも貯めやすいから、別にクレジットカードで貯める必要も無い。

2022年オススメのポイントサイトと選び方。運営会社、運営歴、資本金、還元率、現金化で比較してみた。

ANAマイルの方が貯めやすいから、マイルの価値も低い気がする。
陸マイラーが多いのもANAであり、貯めやすい故にマイルも使いづらい。
特典航空券の枠も年々減少しており、ステータス会員じゃないとマイル消化もキツイ。
結果、タダ乗りするために、有料で乗ってステイタス獲得。本末転倒な私。

JCBとダイナースの使いづらさ

法人でANAマイル還元率が高いのは、JCBとダイナースですが、
マイル還元率が高いクレジットカードって、
決済ブランドが、アメックス、JCB、ダイナースの3つなのよ。
どれも使いづらいですよね。分かります。

アメックスとダイナースは、JCBと提携したといえど、
JCBってまだまだ使えない店舗が有るのです。

アメックスが使えなくて、JCB or ダイナースが使えた・・・なんて奇跡。ほぼ無い。
結局、マスターカードも手放せないわけ。
ほとんど使えるじゃダメ。使えない可能性が有るのがダメなのです。

クレジットカード国際ブランドの選び方。私がVISAではなくMastercardを選ぶ理由。

法人向けのMasterCardで、マイル還元率が高いカードはありませんが、
ポイント還元率で選ぶなら、ラグジュアリーカードかなと。
マスターカードのブラックカードとしても、満足度が高いカード。
アメックス使えない時の為に所持してます。

MasterCard最上級ステータス。ラグジュアリーカードのメリット・デメリット。

特典のコストパフォーマンスで選ぶならチタンカード。
チタンのスペックで欲しければ・・・それ以上ならアメプラが良い。

ラグジュアリカードのチタン、ブラック、ゴールド比較。私がチタンカードを選んだ理由。

審査が厳しい、限度額が低い

JCB法人カードも、ダイナースコーポレートカードも、審査が厳しいです。
JCB法人カードは、3年に渡って審査落ち。
4期目でようやく取得できたのだけど、最初は限度額20万円だったかな。

法人カードの審査と必要書類。カード発行までの日数と申込みの流れ。

ANA JCB法人ワイドゴールドカードも所持しても限度額は上がらず、
限度額60万円からは、ここ数年変化も無し。頑張って使ってるんですけどね。
もし限度額が上がったとしても、最大250万円まで。
これでは税金支払いとかにも使えないですからね。消費税マジ高いぃ。

クレジットカードで税金を納税して気づいたメリット・デメリット

限度額という点では、ANAダイナースコーポレートカードなんでしょうけど、
上述したように、JCBカードよりも審査が厳しいし、
ラグジュアリーカードとアメックスプラチナが有る中、
今更ダイナースを所持するつもりも有りません。
結果、利用枠有るカードを使うのです。

ANAマイル法人カードまとめ

法人カードでANAマイルを貯めるなら、
ダイナースコーポレートカードも有るけども、
順当に行くなら、まず「ANA JCB法人カード」からですね。

ANAの航空券を購入しないなら、年会費2,475円の「一般カード」で良い。
還元率は大差無く、ワイドゴールドで限度額も上がらない。
限度額が少ないなら、マイルも貯められないわけで、
年間1,000マイルの継続ボーナスマイル目的でも良いんじゃないかな。
限度額が全く上がらないから、ワイドゴールドは解約を検討中。

経費決済する点に置いて、還元率と同じく重要なのは限度額。
限度額という点でも、経費決済でANAマイルを貯めるのは厳しい気がしました。
使っているカードが限度額オーバーで決済不能になったら非常に困るし、
少ない限度額でカードを使い分けると、経理も煩雑になるのでした。
あと、ANAマイル移行手数料という年会費5,500円が発生するのも地味に嫌。

法人でマイルを貯めるなら、JALの方が簡単。
セゾンプラチナビジネスアメックスなら、限度額に一律の制限無し
JALマイル移行手数料も無料、年間200万円の利用で年会費11,000円にもなる。
プラチナカードなので、特典もゴールドカードの上を行くのさ。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット・デメリット

法人カードの中でも圧倒的なスペック。
色々法人カードも使ってきましたけども、今では弊社のメインカードなのでした。

個人事業主、経営者におすすめ法人カード(ビジネスカード)

マイルマイルって言いますけども、マイルはポイント化して使っても良いですからね。
1ポイント→0.5マイルですけど、1マイル→1ポイントになる不思議。

コロナ下ではマイルも失効するばかり、無理してマイルで使おうとしない。
マイルはあくまでマイル。旅する時間も欲しいのでした。

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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

輸入物販で起業して、既に起業14年目。
法人8期目。小さい会社の代表です。
雰囲気で商売しています。

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