- デスクシェルフは最小構成なら2,000円台で自作でき、買う前に試せます
- 天板裏にスチール板を貼れば、脱着自由なマグネット収納が組めます
- 使い倒した結論として、モニター位置が高くなるので私はやめました
パソコンデスクで、もはや定番となっているのがデスクシェルフ。
デスクの上に置く、あの細長い棚ですね。
1台置くだけでデスクがスッキリ見えて、収納も増える。
この棚を置いたデスクを見たことがない、って人の方が珍しいでしょう。
ただ、この棚。
スッキリした見た目の通り、構造も至ってシンプル。
言ってしまえば、細長い板に足をつけただけ。
「これに大金払うのは、なんかもったいない」って思っているのは、私だけでもないハズ。
自分で作ればカスタマイズし放題だし、なんなら脱着可能なモジュールシステムも組み込めるのではないか。
そう思い始めてしまったら、もう止められないわけで。
実際に作って、マグネット改造までして、使い倒してみました。

で、白状しておきます。
私は今、パソコンデスクでデスクシェルフを使っていません。
色々と試行錯誤してきた結果、やっぱり自分には合わなかった。
ただ、だからこそ「買う前に安く試す」って大事だと思うわけで。
最小構成なら2,000円台。
ウン万円を出す前に、その値段で確かめられることは意外と多いのです。
この記事は、天板と棚足の選び方から、マグネットモジュールの作り方、実際に浮かせたガジェット全部の固定方法までの全部入りです。
使ったネジのサイズ、パーツの値段、失敗した固定方法までそのまま書いています。
実際の作業風景や、マグネットでガジェットがくっつく様子は動画でどうぞ。
デスクシェルフとは何か
「シェルフ」って言ってますけど、これ、棚でしょうか。
どちらかといえば、デスクの上に乗せる小さな台なんですよね。
こんなこと言ったら怒られちゃうんですけれども、ホント細長い板に足をつけただけ。
なんなら、ちょっとした木材に板を置くだけでも作れてしまうのです。
だからDIYとしては、これ以上ないくらい簡単。
LABRICOやDIAWALLといった突っ張りDIYと比べても、圧倒的にハードルは低い。
必要な材料も棚板と棚足だけなので、2,000〜3,000円もあればそれっぽいものが仕上がります。
→ 突っ張りDIYについてはこちら:ラブリコとディアウォールで作る壁面収納DIY
で、忘れちゃいけないのが、シェルフは結局のところ収納グッズだということ。
何を置くのか明確になっていないと、それそのものが邪魔になる。
日々作業するデスクに収納を増やせば、作業する場所は減ってしまうわけで。
このアイテムが本当に便利なのか、ってのは疑った方が良いと思っています。

とはいえ、使ってみなければわからない。
そんな不確かなものに、ウン万円も注ぎ込めるのか、といえば、ん〜私には難しいんですよね。
だったら少ない出費で試行錯誤して、自分で調整できた方が良いなと。
これが、デスクシェルフを自作する理由です。
モニター台や卓上ラックといった、いわゆるデスクラック的な商品は色々と試してきました。
そこで感じているのは、いつの時代も流行り廃りがあって、どれも一概に使いやすいとは言えないということ。
この小さい棚で色々と試すことで、デスクへの理解は深まるし、今後のデスク選びの選択肢も増えていきます。
デスク本体の選び方については、別記事で詳しく書いています。
天板と木材の選び方
じゃあ、その細長い板は何を買えばいいのか。
考え方はデスク天板と同じで、天板次第で見た目の雰囲気が変わります。
強いて言う違いは、デスクほどの強度は必要ないこと。
長さも短いし、ちょっとした小物やガジェットを置くだけなら板は薄くて良い。
強度を高めれば重くなって、デスクへの負荷も増しますからね。

そして木材は、値段が高ければ良いというわけでもありません。
強度が高いものは密度が高く重くなり、それに比例して値段も高くなる傾向。
軽くて柔らかい杉は格安で、楢のオークやクルミのウォールナットは高額、といった感じです。
大きくカットできる木は限られているので、一枚板のような無垢材よりも、木片を接着した集成材や、薄い板を重ねた合板の方が格安に手に入ります。
一枚板は節や反り、割れのリスクもあるし、集成材より強度が弱く加工しづらかったりもする。
だからデスクまわりで、私はあんまり一枚板を使いません。
実際によく使っているのは、パイン、アカシア、メルクシパインといった集成材です。

DIYでよく出てくる木材は、ざっくり6種類に分かれます。
| 構造イメージ・特徴 | 代表例 | |
|---|---|---|
| 無垢材 | 木の塊そのもの。継ぎ目なし | 一枚板、2×4材、SPF材 |
| 集成材 | 厚みのある木片(ラミナ)を接着したブロックの集合体 | パイン集成材、アカシア集成材 |
| 合板 | 薄い板(ベニヤ)をサンドイッチ状に積層 | シナ合板、ラワン合板 |
| MDF | 木の繊維を砕いて圧縮成型。表面が滑らか | 化粧MDFなど |
| パーティクルボード | 木材チップ(木屑)を固めた板。安価だがネジに弱い | 量産家具の芯材 |
| 化粧板 | 芯材の表面に装飾用の板やシートを貼ったもの | メラミン化粧板、プリント合板 |
ポイントは、ネジ打ちが多いDIYでは集成材が一番使いやすいこと。
パーティクルボードは要は木屑を固めた板なので、穴を開けるとボロボロ木屑が出てきて、ネジ打ちには向いていません。

ちなみに市販のデスクも、調べてみると中身は集成材や合板、パーティクルボードってパターンが多いです。
私の手元にあるものだと、FlexiSpotの天板がメラミン化粧板で、KANADEMONOの天板がリノリウム化粧板。
化粧板ってのは、芯材の表面に装飾や機能性を付加するための板を貼り付けたもので、中身の芯材は調べても分からないことが多い。
少なくとも、後からネジ打ちする用途には向いていません。
「オーク」「ウォールナット」という名称でも中身が全部それってことは稀で、表面プリントや化粧板だったりするのです。
化粧板そのものが悪いわけではありません。
結構お値段が高いデスクでも、中身は集成材や合板、パーティクルボードというケースは多いんですよね。
表面に板を貼り付けて仕上げているわけで、ポリ合板やメラミン化粧板といった化粧材はホームセンターにも売っています。
ボンドでくっつけるだけで似たようなものは作れるし、もちろん塗装したって良い。
自分でやることで自分好みの色が選べるってのもあるんですけれども、こういうことができるようになると、ダメージや汚れもいくらでも隠せるようになります。
愛着のある天板は捨てたくないし、まだ使える天板を買い替えるのももったいない。
処分するつもりの板なら、失敗したって良いのです。
継ぎはぎの見た目が苦手なら、塗装したりリメイクシートで覆ったって良いでしょう。
そもそもデスクシェルフは見た目で選ぶものですが、結局のところデスクに置くもの。
単体での美しさより、デスクと色味や質感を揃える方が、勝手に統一感も出ます。
デスクを自作しているなら端材で作るのも楽しいし、一緒に塗装すればオーダーメイドのような見た目にもなる。
この辺を知っておくと家具選びにも役立つし、ブランドのストーリーや販売価格といった、メーカー側の都合にも惑わされづらくなります。
サイズの決め方
天板を決めたら、次はどれぐらいの長さにカットするのか。
定番の横幅は80cm〜120cm程度ですが、実際はデスクサイズやモニターサイズ、収納したいものによっても変わります。
理想を探るためにDIYするってのもあるんですが、まずは市販品の寸法を参考にするのが早いでしょう。
| 価格(収録時点) | 幅 | 奥行 | 天板高さ | |
|---|---|---|---|---|
| Grovemade Desk Shelf(S〜XL) | 180〜590ドル | 約47〜147cm | 約23cm | 約11cm |
| BALOLO Setup Cockpit(M/L) | 199.90〜239.90ドル | 74/114cm | 23cm | 12cm |
| Oakywood Desk Shelf | 29,000〜36,300円 | 105cm | 23cm | 11cm |
| PREDUCTS DASHBOARD(100/120cm) | 32,780〜44,880円 | 100/120cm | 23cm | 10〜12.5cm |
| Rasical Shelf(85/100cm) | 19,800/22,800円 | 85/100cm | 23cm | 12cm |
※価格と仕様は動画収録時点(2025年7月)の調べ。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
傾向は明確で、奥行きは23cm前後、天板の厚みは2cm程度、天板高さは10〜12cm。
横幅は80cm、100cm、120cmあたりが定番です。
あんまり小さいと一昔前のモニター台のような見た目になっちゃうので、いわゆるデスクシェルフにしたいなら、長めにしておくのが無難。
スピーカーを置いたりデュアルディスプレイにしたいなら、なおさら長めが良いでしょう。
私はデスク幅ぴったりでも作ったりしています。

デスクシェルフというスタイルを確立させたパイオニアは、Grovemadeだと思っています。
公式イメージは約147cmのデスクに、ラージサイズ(46インチ=約116cm)のシェルフ。
デスクの左右に15cmずつ余裕を持たせて乗せる、これが皆さんのイメージするデスクシェルフかなと。
一番大きいエクストララージは58インチ、約147cmの超ビッグサイズですが、これはGrovemadeのデスクに合わせて登場した新サイズです。
ちなみにデスクが2,200ドル、シェルフが300〜500ドルなので、両方買うと約40万円。
そりゃカッコよくないと困ります。
棚足の選び方
棚板の下に台を置く。
それだけでデスクシェルフは完成します。
要は棚を浮かせるための土台があれば良いので、適当な木材の端材を置くだけでも成立する。
市販品の天板高さが10〜12cm、天板の厚みが約2cmなので、足の高さは7.5〜10cm前後が目安です。

このサイズにちょうど良いのが、DIY定番の2×4材。
幅が約89mm、高さが38mmなので、縦置きすれば約9cmの棚足に、横置きすれば約4cmの薄型になります。
市販のデスクシェルフに近い高さにするなら縦置き、キーボードだけ滑り込ませる薄型なら横置き。
格安だし、どこでも売ってますからね。
棚足のスペースも有効活用したいなら、小さな棚を台にする手もあります。
引き出しの上に板を置いてデスクを作るのと同じ方法で、小さい棚の上に板を置くだけ。
無印良品の「木製小物収納3段」(約3,000円)は、横向きにすると高さ約8.4cmで棚足にちょうど良い。
6段のモデルと棚枠の互換性があって、縦でも横でも使える、非常によく考えられた商品です。

「置くだけで大丈夫なの?」と、不安に思うかもしれません。
ところが天板に物を置くほど接地面の荷重が増えて、摩擦抵抗も大きくなり動きづらくなります。
荷重は主に縦方向にかかるので、ガッチリ固定しなくても成り立つのです。
ただし、横方向のズレには弱い。
気になるならL字金具や棚受けで軽く固定しておくと安心です。
ボンドでも両面テープでも良いと思ってます。
私はKregのポケットホールジグでネジ止めもしていますが、しっかり止めたいなら専用の脚製品が手っ取り早い。
ソファー足、キャビネット足、アジャスター足と、高さ10cm前後の棚足は意外とバリエーションがあるし、LABRICOのシェルフフレームスクエア(縦横10cm)も使えなくはないです。
格安に済ませたいなら、定番の100円均一。
セリアのインテリアアイアンバーは、安くて見た目も良いので私も至る所で使いまくっています。
スクエアアイアンは1個110円で脚高7cm、アイアンバーなら脚高4cmぐらい。
2個使っても220円で、ネジ穴も開いているので固定も簡単です。

余ったスピーカースタンドで棚を作ったりもしました。
高さは約13.5cmで、手前側が開いているので収納エリアは広い。
ただ、スピーカースタンドなので若干斜めになっちゃうのが難点です。
見た目にこだわるなら、アイアン足。
OakywoodもPREDUCTSもアイアン足で、足の質感が良いだけでだいぶ見た目が良くなります。
デスク脚に3,000円出せるなら、正直デスクシェルフ用のアイアン足を買った方が良いでしょう。
私が使っているのはAmazonで購入したnaritabaseのアイアン足(収録時点4,980円)。
PREDUCTSの脚が幅3cmで重量0.7kgなのに対し、こちらは幅4cmで重量1.4kgと倍あって、しかも安かった。
アイアンはゴツくてなんぼ、ですからね。

木材でも、アイアン塗装してしまえば一気に雰囲気が変わります。
ネジ穴だって木くずとボンドを混ぜて埋めてしまえば、それはもうパーティクルボード。
上から塗装してしまえば、それはもう化粧板みたいなもんです。
何にせよ、デスクシェルフで一番ネックになるのは、この高さ。
高さを試行錯誤できるのがDIYする一番の利点なので、色々試して自分に合った高さを探してみてください。
かかった費用のまとめ
で、いくらかかったのか。
| 内訳 | 費用 | |
|---|---|---|
| 最小構成 | 集成材の棚板+2×4材や100均アイアンの足 | 約2,000〜3,000円 |
| アイアン足構成 | 棚板+naritabaseアイアン足(4,980円) | 約8,000円 |
| マグネット改造 | トタン板・ネオジム磁石(100均)・L字金具(1個190円〜)・補強プレート(約350円) | 約2,000〜3,000円 |
かかった費用は、マグネットモジュール化まで全部盛りにして、全部で約1万円ほど。
最小構成なら2,000〜3,000円で作れてしまいます。

市販のモジュラー式デスクシェルフが2〜4万円、そこにオプション代が乗ることを考えると、試しに作ってみるハードルの低さが分かってもらえるかなと。
※各パーツの価格は動画収録時点(2025年7月)のもの。変動しますので購入時にご確認ください。
マグネットでモジュール化
デスクシェルフの醍醐味って、拡張モジュールですよね。
BaloloのSetup Cockpit、PREDUCTSのDESK MODULAR SYSTEM、Rasicalのモジュールシステム。
後からカスタマイズできる拡張性と柔軟性こそが、収納の不安を解消してくれて、非常に魅力的に見える。
私も分からないからこそ、やり直したいんですよね。
とはいえ、高額なデスクシェルフよりさらに高額なのが、こういったオプションパーツ。
シェルフはあくまでアップセルの導入商品、入り口に過ぎないってことも忘れてはいけません。

なぜマグネット固定なのか
では、自分でカスタマイズするにはどうするか。
モノにモノを固定する方法は、ある程度限られています。
・ネジ固定:信頼性は一番。ただし木材は穴を開けたら最後、取り返しがつかない。対策の鬼目ナットやインサートナットは、BALOLOやRasicalが採用している方式だが、取り付ける労力がハンパないし固定位置も限られる
・両面テープ:手軽だが粘着力に限界があり、徐々に剥がれてくる怖さがある。強力にするほどやり直しづらくなるし、熱に弱いので発熱するガジェットには使えない
・クランプ固定:挟むだけで簡単だが、天板にダメージがあるし、挟むためのパーツが無駄に場所を取って見た目がゴツくなる
・バンド固定:マジックテープや結束バンドでくくり付ける方式。ループ穴をどうやって作るのか問題があるし、そもそもバンドの見た目がよろしくない
というわけで、最終的に行き着いたのが「マグネット固定」です。

そもそもデスクシェルフに、そんなに重いものは固定しません。
コントローラー、ヘッドホン、タブレット、ドッキングステーション。
デスクの上に固定したいガジェットは、どれも軽いものばかりなのです。
そして磁力には、効く方向と効かない方向があります。
天板裏のような水平面なら、磁力は引っ張る方向に強く、重力に対して垂直に作用するので落ちづらい。
強力なネオジム磁石を複数使えば、結構重いものでもガチガチに固定できます。
逆にデスク脚など、平行方向に力が加わる場所は横滑りしやすい。
圧倒的にズレやすくなるので気をつけてください。
最大のメリットは、設置の柔軟性と脱着のしやすさ。
ネジや両面テープより気軽に固定できて、何回でもやり直しが効く。
せっかく買ってきた綺麗な天板に穴を開けるのって、精神的にキツいですからね。
設置の心理的ハードルが低いから、試行錯誤もしまくれる。
結局のところ、失敗したくないだけ。
だからこそ皆モジュールシステムに憧れるんだとも思っています。
あと、マグネットはスチールにくっつくので、わざわざ専用商品を用意する必要がないのも良いところ。
磁石が鉄にくっつくことを知っていれば、鉄で作られているアイテムを探せば良いのです。
100円ショップにもアイアン製品はたくさん売っているし、ガジェットのマグネット固定といえばMagSafe。
MagSafeが普及してくれたおかげで、スマホに限らず撮影機材やカー用品まで関連商品が増えて、MagSafeから変換できるアダプタも非常に増えています。
木材に黒いアイアンを組み合わせれば勝手にインダストリアルな雰囲気になるし、適当にマグネット吸着しても、いかにも自作したって感じが出ないのも良いのです。
マグネットとスチールの選び方
磁石は、強力なネオジム磁石一択。
従来の黒いフェライト磁石より、圧倒的に強力に固定できます。
Amazonや中華サイトでも買えますが、磁力も質もまちまちで、同じ商品でも購入時期が違えば別物が届いたりする。
実際に磁力を確認して買える100円均一(セリアやダイソー)の方が良いです。
長く販売され続けていて、磁力強度を表す「ミリテスラ」の数値も記載されていますからね。

そして意外と重要なのが、くっつかれる側。
強力な磁力を有効活用するためには、天板裏に貼るスチールプレートの素材と厚みで固定力が大きく変わります。
ここで、素材の話を少しだけ。
アイアンが「鉄」で、スチールが「鋼」。
鉄は柔らかく変形しやすいので、鋼にすることで硬くて丈夫になり、加工もしやすくなります。
インテリア業界で「アイアン家具」「アイアン雑貨」と呼ばれているもののほとんどは、実はスチール製です。
そしてステンレスもスチールの一種。
だからこそ勘違いして、ステンレスプレートを買いがちなのです。
ここで注意点を2つ。
1つ、ステンレスは磁石がくっつかないものが多い。
代表的なSUS304は全くくっつきません。
ステンレスは高級なものほど錆びにくくなり、磁石もくっつかなくなる傾向にあります。
磁石が使えるステンレスは、フェライト系のSUS430。
他にSUS410などもありますが、まぁ見かけないので、磁石目的ならSUS430だけ覚えておけば良いです。
2つ、アルミプレートは磁石がくっつきません。
見た目そっくりで同じ売り場にあるので、間違えて買いがちです。

私がよく使うのは、トタン板とSUS430のステンレス板。
トタンは鉄板(正確には鋼板)に亜鉛をメッキしたもので、スズをメッキしたブリキより傷つきづらく、錆びづらく、安く手に入ります。
具体的なメーカー名を挙げると、株式会社光と久宝金属製作所のトタン板、TRUSCO中山のSUS430ステンレス板。
いずれも日本メーカーで、質も高く、通販でも格安です。
厚みのラインナップも整理しておきます。
| 厚みのラインナップ | 特徴 | |
|---|---|---|
| トタン板(光・久宝金属) | 0.25/0.27/0.35mm、久宝金属は厚めの0.6mmも | 薄くて軽くて安い。ハサミ系工具で切れるが綺麗なカットは難しい |
| SUS430ステンレス板(TRUSCO中山) | 0.5/1/2mm | 厚めで頑丈。ただしクロムが混ざる分、同じ厚みなら磁力は弱め。割高 |
実際に磁力を比べてみました。
0.5mmのステンレスと0.6mmのトタン板では、0.6mmのトタン板の方が強力にくっつきます。
そのトタン板と1mmのステンレスを比べたら、1mmのステンレスの方がちょっと強いかな、という程度。
何にせよ、分厚いが正義ってことは間違いないでしょう。
ただ、分厚くなれば重くなって値段も倍々に増えるし、結局のところステンレスは割高です。

使い分けの目安は、固定するものの重さで決めます。
・トタン板0.27mm:ティッシュケースなどの日用品なら全く問題ない。縦向きでもしっかり固定できる
・トタン板0.35mm:小さいガジェットやミニPC程度なら十分
・トタン板0.6mm:結構ガチガチに固定できる。PCやタブレットといった高級ガジェットにも安心
・2mmの極厚プレート:ホントにガチガチ。物を乗せる収納トレイに使うならこの厚さ
天板裏に両面テープで貼り付けるなら、0.6mmのトタン板くらいが限界になるんじゃないかなと。
1mmや2mmの板はネジ固定しないと不安になってくるので、そのクラスが欲しいならステンレスプレートではなく、木材の補強プレートから探した方が良いです。

補強プレートは、本来木材の強度を高めたい部分に使うもの。
スチール製で厚みもありネジ固定の穴もあるので、ホントに何でもガッチリ固定できるようになります。
私がものすごい使っているのが、2×4用の帯金物。
ダイドーハント、和気産業、TRUSCO中山から販売されていて、ダイドーハントとTRUSCO中山はどちらも厚さ2mmで24cm×8cmサイズ、形状がちょっと違うくらい。
どこでも売ってて格安なのはダイドーハントで、1個350円くらい。
下手なステンレスプレートより安くて、しかも軽い(2mmのステンレスが約440g、帯金物が約290g)。
デスクシェルフの手前側にしか使わないならこのサイズで十分だし、値段も安いから並べて敷き詰めたって良いでしょう。
参考までに、Rasical DeskのMagnet Baseは24cm×21.5cmで厚み1.5mm、粉体塗装スチールで約3,000円。
これ自体が高額ってわけじゃないんですけど、磁石でくっつけるだけなら補強プレートで良いんじゃないかー、というのはあくまで個人の感想です。
トタン板のサイズにも触れておきます。
トタン板は綺麗にカットすること自体が難しいので、大きな1枚より、小さい板を組み合わせて隙間なくピッタリ貼り付けた方が柔軟に使えます。
逆にトタン板に合わせて木材をカットするのもあり。
プレートを天板に貼るのは、3Mスーパー多用途の薄手両面テープ。
これ、想像以上に強力にくっつくので、むしろ気をつけて。
テープの粘着力も磁力と同じく引っ張る力に強いので、重力に対して垂直にくっつけるなら落ちる可能性は低いです。
ただし磁力が強力になるほど粘着力の方が負けて剥がれやすくなるので、分厚いプレートはネジ打ちした方が安心です。
実際に何を浮かせたか
「じゃあ実際、お前はどう使ってんだ」って話ですよね。
私を含め皆さん、ガジェットをこの棚に収納したいというより、とにかく浮かせたいのだと思うんですよ。
天板裏や天板側面にくっつけて、なんなら取り外せるようにしたい。
ドッキングステーション
誰もがくっつけたいのが、USBハブやドッキングステーション。
手の届く場所には置きたいんだけど、前後に配線が出るから厄介。
デスクの上に直置きしたくないガジェット、堂々のNo.1です。
小さくて軽いデバイスなので、棚というほど大きなスペースは必要なく、天板に固定さえできれば良い。


使うのはL字金具です。
最初はコの字金具を使おうかと思ったんですけど、L字なら2個組み合わせることで厚みの調整が可能になります。
私がよく使うのは、帯金物と同じダイドーハントの補強金物シリーズ、マルチL型。
穴がたくさん開いていてネジとナットで固定し放題、サイズバリエーションが豊富なのも素晴らしい。
家で数えきれないくらい、このシリーズを使っています。
手順はこうです。
1. L字金具を2枚、M4ネジとナットで連結してコの字型にする(ネジ穴の位置を変えれば、挟む厚みを機器に合わせて調整できる)
2. コの字をもう1組作り、ドッキングステーションを両側から挟む位置を決める
3. 天板への固定は、金具と天板裏のスチールプレートの間にネオジム磁石を挟むか、マグネット付き台座をネジ留めする
サイズと値段の目安は、一番小さいマルチL型が幅40mm×長さ42mmで1個190円程度。
もう一段長いのが幅40mm×長さ65mmで1個210円程度。
2箇所固定ならL字金具4個で約800円、大きなアンプを4点固定するなら8個で約1,600円といったところです。
M4ネジはディスプレイ固定でおなじみのサイズで、持っていなければネジとナットの大量セットが安く買えます。
マグネット付き台座を使う場合は、M4ネジ対応のマグネット台座をネジとワッシャーでL字金具の穴に固定するだけ。
これだと磁力方向が天板側のみになるので、アナログ回路を含むオーディオ機器にも安心して使えるんじゃないかなと。

失敗しやすい点も書いておきます。
ビタ付けにした方が見た目は良いんですが、ガジェット類は発熱もしがち。
個人的にはちょっと隙間を開けた方が良いかなと。
スチールかつ穴もいっぱい開いているので、放熱性も優れているでしょう。
もっと格安に済ませたいなら、100円均一のL字金具やブックシェルフでも似たようなことはできます。
100円のわりに意外とスチールが分厚いので、ガチガチに固定できる。
L字のプレート同士はネオジム磁石でくっつけても良いし、磁石でずれるのが嫌なら両面テープや接着剤で固定しても良い。
これ100円ですから、失敗しても痛くないのです。
ACアダプターとSSD
ドッキングステーションやアンプの収納で、実は困るのが本体よりも配線。
本体より重くてデカいのがACアダプターで、これをどこに置くのか非常に悩む。
マグネットなら、これらも同様にどこでも固定可能となるわけです。
本体と同じようにL字金具を使っても良いし、100円均一のスチールプレートでも良いでしょう。
本体から出るケーブルは、マグネットフックで固定し放題。
高額なマグネットフックを使わなくても、100円均一にはスチール商品が大量にあるので、ダブルクリップや目玉クリップを使ったって良い。
配線のコツは、なるべく配線グッズを使わず、なるべく隠さず束ねないこと。
これに尽きます。
→ 配線の考え方はこちら:PCデスクとテレビ裏の配線整理
ドッキングステーションにつなぐ周辺機器の置き場所も困りますよね。
中でもSSDは常時接続しておくことが多いので、これもマグネット固定できるようにしています。
SDカードやSSDといったフラッシュメモリは、ハードディスクと違い磁気記録方式ではないので、磁力の影響を受けません。
カメラクランプ、S字フック、ホワイトボード用のトレイ、タブレットホルダーと、固定に使える器具は何でもあり。
もちろんL字金具でも良いです。
ついでに言うと、L字のスチール金具は棚そのものも作れます。
100円のブックシェルフを突っ張り棒と組み合わせれば、ちょっとした隙間に棚ができる。
トイレットペーパーを置いたり、間接照明を置いたり。
100円均一の突っ張り棒なら数百円で棚が増やせるので、L字金具とあわせて覚えておいて損はないです。
ノートPCの薄型ラック
薄型のノートPCなら、デスクシェルフの下に収納できます。
MacBookは本体も軽いので、天板裏に余裕でくっつきます。
一番格安なのは、セリアのアイアンバー。
本来は壁に使うものですが、天板裏に磁石で固定するだけで薄型ラックになります。
手順は、アイアンバーを3本用意して、天板裏のスチールプレートにレール状に並べて磁石で固定するだけ。
3本レールの3点固定にしておけば安心です。

クラムシェルで使う場合もスカスカなので、放熱効率も良いはず。
iPadや液晶タブレット、週刊誌や本の収納にも使えます。
同じアイアンバーの大型版を、壁面に石膏ボードピンで固定して、PCやタブレットの立てかけ収納にもしています。
大型アイアンバーも石膏ボード用ピンも、どちらもセリアで買えましたからね。
Mac miniとミニPC
Mac miniのような小型PCなら、VESA固定するための商品がたくさん発売されています。
ネジ固定、マグネット固定と方法を選べますが、VESA固定アイテムはスチール製品ばかりなので、VESAプレート自体をマグネット固定するってのが一番楽です。

私のGEEKOMのミニPCには、ネジ固定できるVESAプレートが付属していたので、これをそのままマグネット固定しているだけ。
Mac miniはケースも豊富で、たとえばUlanziのMac miniケースはフック固定ができるので、デスク脇やデスク裏に吊るしたって良い。
私はセリアのミニアイアンバーに、セリアで買ったS字フックで吊るしています。
もちろん直接マグネットフックに吊り下げても良いでしょう。
小ワザを1つ。
M6ネジが飛び出ているマグネット台座にM6のメスメスナット(両側がネジ穴のナット)を挟むと、両面マグネット台座が作れます。
スチール同士ならネオジム磁石を間に挟むだけでくっつくんですが、この台座方式なら浮かせた分だけ排熱もできるかな、と思ってやってみました。
収納トレイとオープンラック
ちょっとしたオープンラックや収納トレイも、天板に固定できます。
ドッキングステーションやミニPCも置けるし、文房具やガジェット小物も雑多に置ける。
大は小を兼ねるし「なんか使えそう」ってことで、トレイを設置したい人は多いでしょう。
デスクに天板固定するトレイは色々なメーカーから出ているので、スチール素材の製品で絞って選べば、ネオジム磁石で簡単にくっつけられます。


実際に試した4製品の結果がこちら。
| サイズ | 価格(収録時点) | 使ってみた結果 | |
|---|---|---|---|
| サンワダイレクト デスク下取付収納トレイ(B5) | 幅27×奥行26cm、高さ調整5.7〜8.2cm、固定部の奥行21cm | 3,480円 | ◎ スチールが厚くガチガチに固定できる。奥行の浅いシェルフにも収まる |
| 山崎実業 tower テーブル下収納ラック | 幅44×奥行25×高さ約7.2cm | 2,970円 | ○ スチールが薄めでサイズも大きい。デスク下ならあり |
| KANADEMONO アイアンスマートトレイ | 片側オープン | 5,500円 | △ 極厚スチールで重く、物を乗せるとプレートが歪む。天板固定は断念しブックシェルフ的に縦で使用 |
| 無印良品 スチール仕切りスタンド | ブックスタンド型 | 2,490円 | ○ 箱型スチールなら何でも棚になる好例 |
サンワダイレクトのトレイは、ネオジム磁石を左右3個ずつ、合計6個で固定して、引っ張って落とすのは無理がある感じ。
取り外すのが大変なほどくっついています。
0.6mmのトタン板でもしっかり固定できて、2mmの帯金物にくっつけるとホントにガチガチです。
KANADEMONOのトレイが失敗例で、原因は磁力の位置と重さのかかる位置が離れていること。
片側固定の構造だと、物を乗せたときにテコの原理で剥がれやすくなるのです。
極厚スチール自体は良いものなので、縦固定のブックシェルフとして活躍しています。
もう1つ、直接マグネット固定せず一旦レールを挟む方法もあります。
セリアのアイアンウォールバーでレールを作って、そこにトレイを差し込むだけ。
これならスチール素材じゃないトレイも使えるようになるし、引き出しのように使える。
奥にしまって隠し、手前に引き出して管理する。
配線が面倒なドッキングステーションとは、特に相性が良いと思っています。
スマホのマグネット固定
iPhoneの背面にはMagSafeという仕組みがあり、磁力でスマホが吸着できるというのはご存知の通り。
両側がMagSafe固定に対応したスマホスタンドも多く出ていますが、両方ともマグネット前提なので意外と融通が効かず値段も高額。
だったら自分で作れないか、ってことでやってみました。
考え方はこうです。
スマホにはカメラがあり、MagSafe対応のカメラアイテムも多い。
だったらMagSafeマウントとカメラ用のアームを自分で組み合わせれば良いのです。


使ったのは、MagSafe対応のマグネットマウント(1つ1,500〜2,000円ほど)と、SmallRigのダブルボールヘッド(2個で1,400円ほど)。
1/4インチネジ、いわゆる三脚穴に対応した組み合わせなら、カスタマイズし放題です。
実際のところ既製品と値段は大差ないんですが、こっちの方が質が高くて、それぞれ別で使うこともできるし、アームの長さも変えられます。
充電もセットにしたいなら、裏面がマグネット固定に対応したMagSafe対応充電器もあるし、Apple純正MagSafe充電器も裏面にスチールプレートを貼れば固定できるようになります。
私はMagSafe用の充電器スタンドを解体して、スタンドの裏側にスチールプレートを取り付けて固定したりもしています。
このスチールプレートも100円均一で売っているものです。
ちなみにMagSafeはQi対応デバイスでも使えるように設計されているので、MagSafe充電器があればスマホはだいたい充電できます。
対応ケースを使えば、Qi対応のAndroidスマホ(Google Pixel、Galaxy、Xiaomiなど)でも磁力吸着で充電できるし、今ではAirPodsもMagSafe充電に対応していますからね。
タブレットの固定と磁力バランス
スマホの次に固定したくなるのが、タブレットやモバイルモニター。
スマホとの違いは、大型で重量があり、基本的にMagSafeに未対応だということ。
磁力固定できるようにしつつ、より強力に固定できる必要があるのです。
まず、タブレット側にくっつく仕組みを作る。
定番のMagSafe対応マグネットプレートを使いがちなんですが、これは粘着面が小さくて磁力に粘着力が負けて剥がれがち。
剥がすときに一緒にくっついてきちゃうんですよね。
私は何度も剥がれて落としてを繰り返したので、これはもう使いません。
結局使うようになったのが、MOFTのマグシール。
粘着面が広いので剥がれることはまずないし、貼り付けたまま純正ケースもそのまま使えるし、スタンドやスマホリングといったマグネットアイテムの位置も自由自在です。
次に、デスク側のホルダー選び。
タブレットを支えるには磁力が強力なMagSafeホルダーを使わないとダメです。
この手のホルダーは商品によって磁力がまちまちですが、重くて分厚いものほど磁力が強い傾向にあります。
重いものを固定するとネジ部分が回転して緩みやすくもなるので、回転防止の穴もあった方が良い。
格安なノーブランド品だと選択肢は3つくらいに絞られて、私が使っているのは両面マグネット対応でネジ穴もある万能タイプです。
車載用のタブレットホルダーも強力なので、ポールアダプタを三脚穴に変換できればデスクでも使えますが、ちょっとここまでやる必要はないよね。
ここで大事なのが、磁力の強弱バランス。
高額だから磁力が強いわけではないし、磁力が強ければ使いやすいわけでもありません。
UlanziやNEEWERの薄型ホルダーは磁力強度が低い分、軽いスマホなら脱着しやすくて使いやすい。
Apple純正のMagSafe充電器も、磁力はそんなに強くないですからね。
そして失敗しやすいのがここ。
デスク側とスマホ側の磁力が同じ強さだと、外すときにタブレット側にくっついて、アームごと取れてしまいます。
デスク側はなるべく強力なホルダー、スマホ・タブレット側は弱め。
固定する側と脱着する側で磁力強度を変えるのが鉄則です。
私は磁力が強すぎるものにはレザーを貼って弱めたりもしています。
脱着の使い勝手まで考えるなら、カメラのクイックリリースを組み合わせるのも面白い。
万能なのはアルカスイスプレートです。
このプレートを間に挟むと、重心をデスクに近づけられるし、力のかかる方向を斜めから真下に変えられるので剥がれづらくなる。
ノブを回してプレートを挟み込む仕組みなので、マグネットのように引っ張って取る必要もなくなります。
私が愛用しているのはLeofotoのマグネット式スマホスタンド。
アルカスイス固定できて、プレートから取ればそのままスタンドになるし、折り畳めば超コンパクトで何よりデザインが良い。
アルカスイスプレートは中央に穴が開いているので、適当なネジとナットで固定も可能。
マグネット付き台座にM4ネジで固定しても良いし、天板裏に直接木ネジで留めても、M4の鬼目ナットで固定しても良いでしょう。
結局のところ、人によってスマホやタブレットのサイズは違うわけで、こういった磁力強度の試行錯誤ができるのも、自分でカスタマイズするメリットなんじゃないかなと思いました。
カメラと撮影機材
ここまでの流れで、カメラのマウントシステムが優れているというのは伝わっているかと思います。
だったらカメラや照明といった撮影機材も一通り固定できるってことなんですよね。
カメラ固定の基本は、1/4インチと3/8インチのネジ、いわゆる三脚穴。
MagSafeマウントにマジックアームを固定すれば直接カメラも固定できるし、三脚穴はチーズプレートで増やせるし、照明やマイクもこのネジ穴さえあれば何でも固定できます。
実例を1つ。
LeofotoのスマホスタンドPS-4は、MagSafe版のPS-5が出てからスマホを挟むホルダー部分を使わなくなったので、ホルダーを外してSmallRigのチーズバーを固定。
どっかで見たようなガジェットマウントの出来上がりです。
頭の部分にマイクを固定しても良いし、さらにMagSafeプレートを足しても良い。
クイックリリースシステムも、アルカスイスだけではありません。
Peak DesignのCapture、UlanziのFalcam、Osmo ActionやOsmo Pocketのマグネットアダプター。
ワンタッチで脱着できる仕組みはたくさんあって、これらは元々カメラという重いものを固定するための仕組み。
それをデスクに活用できれば、固定できないガジェットはないはず。
マグネットを1/4インチに変換する方法さえ考えれば、カメラアイテムは無限に使えるのでした。
電源タップと充電ケーブル
ガジェットの配置を考えるときに、必ず一緒に考えなければならないのが電源とケーブル。
電源って配線を隠す都合で見えない位置に置きがちなんですが、あえて見える位置に置くことで使い勝手は良くなります。
見えることで配線しやすくなり、ガジェットの入れ替えもしやすくなりますからね。
そして充電ケーブル。
持ってきて挿す手間もあるし、充電しないときにどこへ収納するのかも困る。
「ケーブルどこ行った?」って、すぐなっちゃうのが最近の私です。
これを解消する定番が、巻き取り式のUSBケーブル。
テッパンはオウルテックの片巻き巻き取り式ケーブル(1個2,180円)で、私も大量に使ってきたんですが、使ってみて分かった難点が結構あります。
・USBアダプタを別で用意する必要があり、アダプタ自体が電源タップみたいなもので不要なスペースが生まれる
・巻き取り式ケーブル自体をしっかり固定しないとズレたり外れたりする
・片巻き式は片側が短いので、デスク手前にちょうどよく配置するのが難しい
・ケーブルを複数使うならUSBアダプタも複数ポートが必要になり、よりゴチャつく
さらに言うと、複数ポートのUSB充電器はUSB Power Deliveryの仕組み上、使うポート数で電力が変わったり、抜き差しのたびに充電が一時遮断されたり、1個だけ充電されなかったりする。
この複雑な仕組みから「充電されない」という不具合も発生しがちで、現に私の8,000円くらいのアダプタは壊れました。
一回修理してもらってまた故障で、もう使うのをやめたわけです。

というわけで、今使っているのがTORRASの巻き取り式充電器(収録時点40Wが6,999円、67Wが9,999円。※こちらは提供品です)。
これの何が良いかというと、電源タップに直接挿すだけで巻き取り式ケーブルが固定できること。
マグネット対応の電源タップを天板裏に固定すれば、考えるのは電源タップの位置だけで済むんですよね。
USBとコンセントを併用できるのも素晴らしいし、アダプターの飛び出しが嫌ならL字金具で高さ調節すれば良い。
USBアダプターより電源タップの方が安いし、USB規格と違ってコンセント規格は変わらず壊れることもほとんどないですからね。
肝心のケーブル巻き取りも超スムーズで、途中で引っかかる感じがありません。
ここ数ヶ月ほど毎日巻き取りまくって使っていますが、絡まる気配はなし。
メーカーは10年使える超寿命を謳っていて、実際に10年使えるかは置いといて、保証期間が3年間と他社よりだいぶ長いのは良心的です(Ankerが通常18ヶ月で最大24ヶ月、CIOが通常1年で最大2年)。
USB充電器が壊れる最大の原因は熱です。
高出力になるほど内部は加熱し、劣化や故障を引き起こすので、放熱設計こそが重要になる。
その点これは温度管理システム内蔵で発熱しづらく、充電されるデバイス側も最適な電圧電流に自動調整してくれます。
早く充電できれば良いってわけではなく、バッテリーが劣化したら元も子もないですから。
40Wと67Wの違いは、ケーブル長(0.68mと1m)とサイズと値段。
参考までにM4 MacBook Airの付属充電器が35Wなので、家で使うなら40Wで一通りのガジェットは充電できます。
外に持っていくには40Wでもデカいので、私は外ではシングルポートのUSB充電器を使う派。
ホテルや空港、飛行機のコンセントは意外と差し込み口が小さいし、アダプタは大きいほど外れやすいですからね。
あとUSBポートが付いているおかげで、専用充電ケーブルが必要なガジェットにも対応できるのも地味に嬉しいところです。
ゲーム機スタンドの転用
今世界で一番売れているゲーム機といえば、Nintendo Switch。
ゲーム機専用の収納商品は多くて、今回使ったのは山崎実業のゲーム機スタンドです。
これ、本来は石膏ボード用のピンで壁面固定する商品なのですが、壁に固定できるならデスクにも固定できるはず。

手順はこうです。
1. デスクシェルフ脇の裏側に、ダイドーハントのマルチL型をネジ固定する
2. ゲーム機スタンドのピン固定用の穴に、ネジとナットでL字金具を連結する
ここで失敗しやすいのが順番。
L字金具とゲーム機スタンドのネジ穴の位置がずれると固定できなくなるので、先にL字金具にゲーム機スタンドを固定してから、デスクの裏側にネジ固定します。
ちょっとした副産物もありました。
このデスクシェルフに固定したL型の幅が、先ほどの電源タップの磁石の位置の幅と一緒だったので、同じ金具に電源タップも固定できるようになっています。
素晴らしいですね。
もちろんマグネット派の人は、ネジ穴にM4マグネットマウントを固定しても良いし、デスク脚に直接マグネット固定しても良い。
山崎実業のtowerシリーズはスチール製品ばかりなので、マグネット固定ならいくらでもやりようがあります。
石膏ボード壁対応の製品も多いので、わざわざデスクに固定せず壁に付けるのもあり。
石膏ボードピンなら賃貸でも使えるし、ピンでスチールパンチングボードを固定してからマグネット固定する方法でも良いと思いました。
コントローラーとヘッドホン
ゲーム機の周辺機器も浮かせます。
よく使うのはコントローラーとヘッドホンですね。
コントローラーは、先ほどのゲーム機スタンドに付属していたコントローラースタンドを、デスク脚にマグネット固定するだけ。
間にネオジム磁石を挟むだけで結構ガチガチです。
これだけだとちょっと面白くないので、市販のコントローラー収納ラックもマグネット対応にしてみました。
解体してみたらネジのサイズがM5だったので、M5ネジをM6ネジに変換してマグネットプレートで固定。
ポールの幅もちょうどよく、ガチガチに天板固定できるようになりました。
もちろんそのままM5ネジを活用して、M5ナットで固定しても良い。
デスク裏のアイアンプレートやカメラ用のマウントプレートなど、ちょっとした穴さえあればネジとナットで固定できますからね。
穴がなければ、M5の鬼目ナットを取り付けたって良いでしょう。
ヘッドホンも同じ要領です。
市販のヘッドホン吊り下げ商品のネジ穴に、M6マグネット土台をM6ナットで固定するだけ。
上方向にくっつければ吊り下げられるし、下方向にくっつくようにして適当な台をヘッドホンスタンドにすることもできます。
もちろん磁石を直接貼り付けても良い。
私は電源タップ用の磁石シールを使っていて、磁力も粘着力も強力で幅もぴったりでした。
ヘッドホンとVRゴーグルは似た形状なので、同じ仕組みがVRスタンドとしても使えます。
配線グッズで使われがちなNZXTのマグネットホルダーも、元々はVRゴーグル用の商品でしたからね。
丸みを帯びたものを壁面固定できれば、それはもうヘッドホンホルダーなのです。
応用として、ソファの足にM6の鬼目ナットを取り付けてマグネット固定したものもあります。
私は梱包作業もするので、OPPテープホルダーとしてデスク脇に固定できるようにしました。
1つ注意点を。
コントローラーもヘッドホンも、軽い割に結構かさばります。
かさばるものを吊り下げるには高さが必要なので、デスクの上に固定するのは無理がある。
かといって収納のためにスタンドを置いたら本末転倒なので、スペースを有効活用するならデスク下に吊り下げた方が良いと思いました。
文房具と小物の陳列
最後は、デスクの小物類。
小物はいちいち固定してたらキリがないので、引き出しやトレイにまとめて入れる人も多いかと思います。
ただ、収納ボックスに入れると小さいから埋もれがちで、取り出す手間も増えるし、しまいにはどこに行ったか分からなくなるのが私。
というわけで、デスク小物もマグネットで陳列固定するようになりました。

小物は小さくて軽いので、磁石と相性が良い。
デスク裏にマグネットバーをくっつければ、文房具やツールを並べて固定できます。
私が使っているのは山崎実業の包丁スタンドで、両面マグネットでスチールにもくっつくし、工具類もくっつくくらい強力。
ハサミ、定規、カッター、ボールペンと、元からスチールを使っている文房具は意外と多いのです。
先ほどのMagSafeホルダーをマグネットバーのように使うこともできるし、MagSafeリングの指掛け部分をフックにしても良い。
マグネット対応の小物ならそのまま貼り付けられます。
こういったアイデア製品も紐解いてみればマグネットテープを貼っただけだったりするわけで、だったら自分でマグネットをテープで貼ったって良いでしょう。
ティッシュケースは山崎実業がテッパンですが、スチール素材なら磁石を間に挟むだけで良いので、ブリキやスチールのティッシュケースで十分だったりします。
リモコンやミニほうきも、デスク周りにあると便利。
キーボードをデスク裏に取り付けて指紋認証だけ使う、なんてこともやっています(いやホント、指紋認証だけ別売りにして欲しい)。
こういう小物類って、綺麗に収納できないからケースに入れて隠したくなるんですけど、綺麗に並べておけるなら箱に入れる必要もない。
すぐ取り出せて使い勝手も良くなるし、こだわって買った文房具、せっかくなら並べたいじゃないですか。
マグネット固定というと裏側に隠すイメージがありますが、天板の表側にスチールを仕込むのも面白いです。
トタン板の上からリメイクシートで覆ってしまえば、全く分かりません。
置いた物がズレなくなるし、ケーブルも固定できるし、文鎮も要らなくなる。
折りたためるようにすれば、テーブル兼マグネットボードにもなります。
ラダーラックにマグネットバーを固定して陳列しても良いし、IKEAのスチールボードに両面テープで布を貼れば雰囲気も変わる。
壁面ならスチールパンチングボードもおすすめで、マグネット固定もできるし、パンチングボード用のフックも使えます。
有孔ボードラックはネジ固定ができるので、ネジ付きマグネットとナットでデスクに固定できるってのは、もう説明するまでもないのでした。
共通する考え方はシンプルで、磁石は鉄(鋼)にくっつくということさえ知っていれば、わざわざ専用商品を買わなくても、スチール製のアイテムを探せば良いだけ。
100均のアイアン製品、山崎実業のtowerシリーズ、カメラの1/4インチネジ規格。
この辺を組み合わせれば、固定できないガジェットは無い、と言い切って良いレベルです。
使って気づいたデメリット4つ
「デスクシェルフを作りましょう」って言っておいて、こんなことを言うのはどうかとも思うんですけれども。
実は私、パソコンデスクではもうデスクシェルフを使っていません。
色々と試行錯誤してきた中で、やっぱり自分には合わないかなって。
だからこそ作って試した方が良いとも思っているわけで、その理由が、これから挙げる4つです。

モニター位置が高くなりすぎる
モニターを台に乗せて姿勢を改善する、ってのは20インチ前後のモニターが主流だった頃の話。
今は27インチや32インチが当たり前で、モニター自体に高さ調節機能も付いているし、モニターアームを使っている人も多い。
その上さらに10cmの台に乗せたら、逆に高すぎる位置に来てしまうのです。
→ 関連記事:LiberNovo Omniレビュー。後傾姿勢に特化した電動ワークチェア
数字で言うと、ベゼルとスタンドを除いた画面のみの高さが、27インチで約34cm、32インチで約40cm。
デスクシェルフの高さ10cmを足すと、27インチで約44cm、32インチで約50cm。
デスク上50cmって、結構高いですからね。
比較的大柄な私でも、ディスプレイ高はデスク上約45cmが限界です。


ディスプレイは上端が目線より下、やや下方向を見るのが理想。
なんなら目線より少し下に置いて、画面をちょっと斜め上に向けた方が見やすいのです。
人間の視野は中央に行くほど解像度が高く、文字をはっきり認識できる中心視野は意外と狭い。
一般的な有効視野は水平方向で約30度、垂直方向で約20度程度と言われていて、上方向の視野は特に狭い。
目が横に並んでいる以上、左右には広く見えても、上を見るのは苦手なんですよね。
上を向けば首に負担がかかるし、目も見開くことになって乾きやすくなる。
そのまま無理をし続ければ、目の調節機能もうまく働かなくなります。
特に日本人は小柄な人が多いので、デスクシェルフで気づかず肩や首、目に負担をかけている人もいるのではないかなと。
大型ディスプレイや縦ディスプレイも同じ理屈で気をつけた方が良いし、横に伸びたウルトラワイドも真に受けて使うと体を壊すよ、というのは以前の動画で話した通り。
老眼というのは、近くが見えなくなるってだけではありません。
普段の視線位置がどれぐらいの高さなのか、若いうちに確認して意識しておいた方が良いと思いました。
→ 詳しくはこちら:仕事に最適なモニターサイズと解像度。疲れづらいディスプレイ位置
ちなみに私は上にもディスプレイを置いていますが、あれは作業するというより情報を置いておくためのディスプレイ。
どちらかというと、作業してもらうための画面で、また別の理由でモニターが必要になってきているのです。
モニターアームと干渉する

物理的に干渉するだけでなく、モニターアームの良いところまで薄れてしまう。
せっかく浮かせたディスプレイ下の空間を棚で埋めたら、モニター下のスペースもなくなり、アームも可動できなくなります。
特に私の愛用するエルゴトロンLXは2軸可動なので、上下させると左右の位置も変わって、結局は前後に動かす必要がある。
デスクシェルフとは、どう頑張っても一緒に使えないのです。
スタンディングデスクだと着座姿勢と立ち姿勢でディスプレイ位置も変わるので、これは結構致命的でした。
かといって、デスクシェルフに合わせてモニターアームを買い換えるなら本末転倒。
だったらアームを取っ払って、モニターを直置きした方が使いやすいんですよね。
そもそも私は、モニターアームのスッキリした見た目に惹かれて設置したはず。
ディスプレイが浮いたような、近未来的な見た目にしたかった。
なんならちょっと、不思議で気持ち悪い感じが好きなのです。
テレビもなるべく壁掛けにしたいし、デスクシェルフだって、よくよく考えたらスマホやタブレットを浮かせたいだけ。
棚でギチギチに埋めるほど、せっかくのアームの美しいデザインも隠れてしまう。
結局のところ、見た目です。
デスクシェルフもモニターアームも、ファッション的な側面を強く持っている。
そして皆さん薄々気づいてると思うんですけれども、どこもかしこもデスクシェルフだらけ。
この棚を置くことで、良くも悪くも皆さん同じような見た目になるわけで、右も左も同じになってしまえば、それはそれでどうなのよ、って思うのです。
作業スペースが減る
デスクは作業する場所であり、棚は収納する場所。
収納スペースを拡大すれば、作業するスペースは減る。

デスクって、天板の上でのアナログ作業だけでなく、垂直方向でのデジタル作業もするスペースです。
パソコンデスクでむしろ重要なのは、この縦方向のディスプレイワーク。
特に目線より下方向は、ディスプレイワークのゴールデンスポット。
このPC作業に最適なスペースを収納のために使うのは、私にはもったいなくてできないのです。
棚を置くなら、ディスプレイを置かない場所。
そもそも収納を増やしたいなら、デスクの近くに棚を置けば良いわけで、作業するデスクに詰め込む必要は無い。
私はスピーカーも文房具も、デスクの外に設置しています。
パソコンラックとデスクを一緒にする必要もないんですよね。
むしろ分けた方が配線もスッキリするし、融通も効く。
モニターだってデスクの上に置く必要はないし、ゲームするならデスク下でも良いし、キーボードとマウスだけ別のデスクに置いたって良いのです。
一口にパソコンデスクと言っても、作業内容は人それぞれ。
時代の流れとともにデスク環境も変わるわけで、時代に合わせて自分なりに適応できた方が良いのは間違いないでしょう。
私だって昔は動画編集なんてやるとは思っていませんでしたし、動画編集を始めてからデスクはどんどん変わって、撮影デスクもいじりまくって今に至るのです。
収納としても使いづらい
実際にガジェット収納に向いているのか、といえば、全然そんなことはなく。
「薄いデバイスを使えば良い」という話ではなくて、様々なガジェットに対応できなくなるというのが問題です。
メカニカルキーボードに、マウスに、左手デバイス。
使いたいものはコロコロ変わるし、時代に合わせて入力デバイスも変わるもの。
棚があるせいで、アナログ作業をしたい時にキーボードやマウスを退避できない。
デスクマットを使ってガジェットをまとめて収納する、なんてこともできなくなってしまうのです。

棚にスマホホルダーだ何だと固定するほど、棚自体の収納が使いづらくなる。
本棚の手前に物を置いたら、本を取り出さなくなる。
これと同じ現象が起きます。
使わなければホコリも溜まるし、掃除もしにくくなっちゃいますからね。
しかも、無理してディスプレイを下げれば、今度は棚に物が置けなくなる。
この狭いスペースに収納できるものは、どんどん限られてしまう。
そもそもこの狭い場所に何を収納するのかと言えば、ドッキングステーション、充電ケーブルに充電器、アンプとか文房具のトレイとか。
正直どれもここでなくて良いし、この隙間に収納したところで、さらに薄い隙間ができるだけ。
配線のあるガジェットをあえて見せる必要があるのか、ってのもあるし、配線を隠したいなら、むしろ見えない位置に置いた方が良い。
その隙間のためにガジェットを買い替えたら、本末転倒ですからね。
デスクシェルフの代替案
そもそも、なんでスマホやタブレットを棚に固定したいのか。
スマホもタブレットも、結局のところディスプレイです。
だったらディスプレイに固定してしまえば、視線の動きも最小限で済む。
ディスプレイ下よりディスプレイ脇の方が、スマートに配置もできるし、より浮いたような見た目にもなるんですよね。
やっぱり皆さん、浮かせたいのだと思うのです。

まさにそのためにあるのが、VESA拡張プレート。
私が使っているのは長尾製作所のVESA拡張プレートです。
M4ネジのネジ切りがしてあるので、そのままネジをくるくる回すだけで金具がくっつく。
距離が足りないなら、またまたL字金具を追加すれば良い。
モニターのすぐ下、しかも水平方向に鉄板を浮かせられるので、マグネット固定もできて、デスクシェルフと全く同じ使い方が可能です。
ディスプレイの上に設置したって良いわけで、VESA固定できるカメラ用プレートを使っても良いし、スーパークランプで直接ポールにクランプ固定しても良い。
ポールに巻き付け固定できる製品もありますからね。
有孔ボードは25mmピッチでVESAピッチともピッタリなので、逆に有孔ボードにモニターを固定することもできる。
エルゴトロンのクイックリリースブラケットなら脱着も簡単です。
棚を置くなら、ディスプレイを置かない場所。視界の外です。
そもそも論も2つ。
MacにはiPhoneミラーリング機能があるし、Windowsにもスマホ連携があるので、わざわざスマホをパソコンの近くに並べておく必要があるのか、ってのもあります。
そしてデスクシェルフを買う値段でディスプレイを増やしても良い。
5K解像度の大画面ディスプレイも格安になってますからね。
配線を隠したいだけなら、デスクの裏側に配線トレイを置いたり、キーボードトレイで棚を作る方法もあります。

そして本気で収納を増やしたいなら、壁面収納が間違いない。
LABRICOやDIAWALLの突っ張りDIYなら、賃貸でも簡単に作れますからね。
「いやいや、そんなのいきなり作れない」って、私も最初はそう思っていました。
私だって最初は、デスクを作ることから始めましたし、デスクよりデスクシェルフの方がもっと簡単です。
→ ラブリコとディアウォールで作る壁面収納DIY
→ 最高の電動昇降スタンディングデスクを自作する
デスクシェルフDIYまとめ
「デスクシェルフ」って言ってますけど、これは結局のところインテリアラック。
収納が足りないとか、作業効率がどうとか言い出したら、ちょっとズレてくるんじゃないかなと。
ガジェットを飾るためのファッションアイテムであり、見た目で選んでるってのは、どう頑張っても否めない。
それ自体は全く悪いことじゃなくて、何のためにそこに棚を置くのかが分かっていれば良いのです。
使ったことがないものを最初から理解できるはずもなく、最初から理想を掲げるのも無理があります。
デスクシェルフは高額な製品も多いので、大金を払ってしまうと後にも引けなくなる。
だからこそ、まず2,000〜3,000円で作って試してみて、本当に便利なのか、これが理想の環境なのか、冷静に考えてみても良いのではないかなと。
安いなら気兼ねなく試せるじゃないですか。

私のパソコンデスクからデスクシェルフは消えましたが、この試行錯誤のおかげで、木材、磁石、スチールの知識が身につきました。
デスクや棚のカスタマイズに応用が効くようになったのは間違いない。
色々と楽しめて、失敗した経験はプライスレス。
失敗した時って悔しいんで、本当よく覚えてるんですよね。
買い替えて、作り替えて、失敗して、また理想が変わる。
その繰り返しで今に至るわけです。
人が上手くいった話なんて何にも面白くないし、「失敗したぁ!」って人を見てる方が面白いじゃないですか。
もうちょっと狂ったデスクが、世の中に増えても良いとも思ってる。
皆さんもよく分かんないデスクを作って、盛大に失敗した話までセットで、いつの日かお聞かせいただけると幸いです。
▶ 作業の実際の様子や、マグネット固定の強度チェックは動画で詳しく解説しています → YouTubeで見る
チャンネルではデスクセットアップ、ホームシアター、賃貸DIYの動画を続けています。よろしければチャンネル登録もどうぞ。
P.S.
実はこの動画、Amazonセールへ向けてデスクガジェットを紹介する動画を作るハズが、気づいたら「買わずに作ろうぜ!」みたいな話になってしまったものです。
まぁ、欲しくもないもんを無理して買う必要は無いし、収納アイテムって、勢いで買っちゃうと邪魔になるだけですからね。
ただ、勢いも時には大事。
作る方の勢いなら、失敗しても数千円です。おすすめですよ。

コメント