XGIMI HORIZON 20レビュー。20 Pro・20 Maxとの違いと選び方。

棚に設置したXGIMI HORIZON 20本体
この記事の結論
  • 目玉機能は全モデル共通で、一番安いHORIZON 20で足りる
  • 3モデルの違いは明るさとレンズの質だけで、大画面ほど差が出る
  • 暗い部屋では輝度差がほぼ出ず、明るい=綺麗ではない

プロジェクターの進化って、正直そろそろ頭打ちだと思ってました。
明るさがちょっと上がって、値段もちょっと上がる。その繰り返しだろうと。
かくいう私も、2024年モデルのHORIZON S Maxで「もう十分では?」と満足していた側の人間です。

その確信は、実機で崩れました。
XGIMIの最新フラッグシップ「HORIZON 20シリーズ」を発売前から1ヶ月ほど、S Maxと並べて使い比べてみたところ、
思ってたよりも変わってて、色々とビックリした。
わずか1年で、映像も機能も別次元になっていたのです。

結論を先に言ってしまえば、多少の価格差で悩むなら最新モデルを買った方がいい
この記事では、HORIZON 20シリーズ3モデル(20 / 20 Pro / 20 Max)の違いと、
旧モデルから何が進化したのか、1ヶ月使って気づいたことを、この記事に全部書いています。

※本記事は、XGIMI様から発売前に製品提供を受けて制作したレビュー動画の連動記事です。とはいえ、そんなことはお構いなしに、良い点も気になる点も正直に書いています。そんな私を疑い深く見ながら読んでいただけると幸いです。

動画ではHORIZON S Maxとの投影比較を実際の映像で見られます。
色の濃さと黒の締まりは文字では伝わらないので、そこは動画でどうぞ。

目次

Horizonシリーズの歴史と現行機

今のXGIMIは、最新のHORIZON 20シリーズだけを売っているわけではありません。
旧モデルのHORIZON Sシリーズも、なんなら初代のHORIZON Proも、まだ現役で併売されている。
つまり世代を跨いだ複数のモデルが、同じ棚に並んでいる状態です。
HORIZONシリーズという枠の中だけでも、選択肢がやたらと多いわけですね。

そうなると、最新機のスペックだけを見て決めることになります。
それがもったいない。
というのもHORIZONシリーズは、ここ数年で家庭用プロジェクターそのものの概念を変えてきたシリーズだからです。
電源を入れれば自動でピントが合って、台形補正まで終わって、テレビみたいにアプリが立ち上がる。
今でこそ当たり前になったこの手軽さ、いわゆる「スマートプロジェクター」というジャンルを世に広めたのは、XGIMIの影響がめちゃくちゃ大きい。

XGIMIの進化を追うことは、そのままプロジェクターという製品の進化を追うことでもある。
最新モデルの何が凄いのかも、自分が何を基準に選べばいいのかも、そこから見えてきます。

光源も明るさも、この4年で二度作り替わっています。

モデル光源明るさ(ISOルーメン)発売時価格
第1世代2021HORIZON / HORIZON ProLED1,500(Pro)129,800円 / 176,880円
第2世代2023HORIZON UltraDual Light(LED+単色レーザー)2,300279,800円
第3世代2024HORIZON S Pro / S MaxDual Light 2.0(LED+3色レーザー)1,800 / 3,100249,800円 / 329,800円
第4世代2025HORIZON 20 / 20 Pro / 20 MaxX-Master RGB 3色レーザー3,200 / 4,100 / 5,700289,900円 / 349,900円 / 450,900円
歴代HORIZONシリーズと20シリーズ3機種のラインナップ

2021年 初代HORIZONの登場

HORIZONシリーズが初めて登場したのが2021年。
フルHDの「HORIZON」(129,800円)と、4K対応の「HORIZON Pro」(176,880円)という2モデルでのスタートでした。

当時はまだ「高性能プロジェクター=設置が大変」「上級者向け」というイメージが強かった頃。
天吊りだ、投影距離の計算だ、台形補正だと、買う前から面倒くさそうな空気があったわけです。

その常識をひっくり返したのが、この初代HORIZON Proでした。

4K対応で1,500 ISOルーメン(ANSIルーメンだと2,200相当)、最大200インチまで投影可能という高スペック。
そこにXGIMI独自のISA自動補正システムを搭載し、Harman Kardonスピーカーまで内蔵してきた。
電源を入れた瞬間に自動でピントを合わせ、台形補正まで完了して、そこそこ良い音も出してしまう。
いわゆるオールインワンプロジェクターですね。
誰でも簡単に使える、本格的な4Kプロジェクターの走りでもあったのです。

しかも価格が176,880円でしたからね。
当時の同クラス機が30万円以上だったことを考えると、コストパフォーマンスも革命的。
EISA Best Buy Projector 2021-2022も受賞しています。

なお、ここまで明るさに添えている「ISOルーメン」は、国際規格に沿って測定した明るさの単位です。
昔よく見かけたANSIルーメン表記よりも数字は小さく出ます(初代Proの1,500 ISOルーメンは2,200 ANSIルーメン相当)。
単位を揃えずに並べると、実際には暗い機種のほうが明るく見えてしまう。
プロジェクターを比較するときは、まずここを揃える必要があります。

2023年 Ultraとレーザー化

そして2023年の8月、2年ぶりに登場したのがHORIZON Ultra。

最大の進化ポイントは、Dual Lightハイブリッド光源です。
LEDと単一レーザーを組み合わせることで、レーザー特有のちらつき、いわゆる「スペックル」を抑えつつ、2,300 ISOルーメンという明るさを実現しました。

そして投影距離が長いプロジェクターとしては、世界で初めてDolby Visionに対応。
明るさだけでなく、映像のダイナミックレンジと階調表現が一気に上がりました。

それでいて価格は279,800円。
これまた従来のプロジェクターに比べて破格でした。

あと個人的に大きかったと思うのが、デザインです。
いわゆるプロジェクターっぽい見た目ではなく、ゴツくもないし、リビングに置いておいても違和感がない。
それでいて高性能。

マニア向け商品だったプロジェクターが「おしゃれ家電」として、一般層にも受け入れられるようになったわけですね。

2024年 Sシリーズの完成度

その翌年、2024年に登場したのがHORIZON Sシリーズ。
HORIZON S ProとHORIZON S Maxの2モデル構成で、明るさはそれぞれ1,800 ISOルーメンと3,100 ISOルーメン。
価格はS Proが249,800円、S Maxが329,800円でした。

進化したポイントは主に3つ。

1つ目が、Dual Light 2.0への進化。
単色レーザーから3色レーザーへ進化し、LEDとのハイブリッドで、色域はBT.2020を110%カバー。
ホームプロジェクターでは異例の広色域を実現しました。

2つ目が、一体型ジンバルスタンドの搭載。
360度の水平回転と135度の垂直チルトが可能で、天井投影もそのままできる画期的なデザインへ。

3つ目が、IMAX Enhanced認証。
これも家庭向けプロジェクターとしては業界初でした。
映画館レベルの音響と映像の基準を満たす家庭用プロジェクターとして、HORIZON Sシリーズも、ご多分に漏れず大ヒットしたわけですね。

かくいう私も、このHORIZON S Maxで「もう十分でしょ」と満足していた側の人間です。

2025年 20シリーズで別次元へ

そして2025年10月23日、最新のHORIZON 20シリーズが登場。
これはもう、業務用プロジェクターの領域まで進化しています。

まず光源が、ハイブリッド方式からX-Master RGB三色レーザーへ完全移行。
映画館と同じ純レーザー方式により、極めて純度の高い色とハイコントラストを表現できるようになり、異次元の明るさも出せるようになりました。

明るさはHORIZON 20が3,200 ISOルーメン、HORIZON 20 Proが4,100 ISOルーメン。
HORIZON 20 Maxに至っては5,700 ISOルーメンという驚異的な数値です。
家庭用プロジェクターとは思えない明るさを実現し、しかもいずれのモデルも最大300インチまで投影可能となりました。

そしてレンズシフトと、1.25倍光学ズームにも対応。
超高級なプロジェクターに限られていたこれらの機能が、家庭用プロジェクターにも搭載されてしまったわけです。

さらにはゲーミング性能も劇的に進化して、入力遅延はわずか1ms。
処理能力もRAM 4GBへ進化し、ストレージ容量も128GBと、もはやプロジェクターとは思えないスペックです。

それなのに価格は据え置きなのがXGIMI。
HORIZON 20が289,900円、HORIZON 20 Proが349,900円、HORIZON 20 Maxが450,900円。

一番格安なHORIZON 20でも、前年のHORIZON S Maxより明るい3,200 ISOルーメン。
300インチまで投影可能になって、スペックも劇的に進化して、それで289,900円です。
前年32万円だったS Maxより、明るくて高性能で、価格は下がっている。

まぁ、最近のガジェットってスペックが高止まりする中、無理して毎年発売して値上げするものが多いじゃないですか。

そんな中、HORIZONシリーズは毎年しっかりと進化している。
わずか4年で、光源技術はLEDから純レーザーへ。
明るさは1,500から5,700 ISOルーメンへ。
そして自動補正まかせだった設置が、光学ズームとレンズシフトという物理的な調整まで持つようになった。

明確に進化し続けているのに価格は変わらず、HORIZON 20に至ってはむしろ値下がりしている。
円安が進む昨今、この価格でこの性能を実現できるのが凄いのです。

いずれにせよ、XGIMIは最先端の技術を率先して取り込んできており、市場をリードしてきたのも紛れもない事実。
だからこそ、ホームプロジェクター市場で世界トップのシェア(調査会社RUNTOの報告・出荷台数ベース)を誇っているわけですね。

現行ラインナップと進化点

今回のHORIZON 20シリーズは、なんと3つのモデルが同時発売。
そこに旧モデルのSシリーズや初代Proまで併売されているので、「結局どれを買えばいいのか」が余計に分かりにくくなっています。
3モデルの選び分けは記事の後半に回して、まずは世代の差から。

私が提供していただいたのはHORIZON 20 Proなので、比較の相手は主に旧モデルのHORIZON S Maxになります。
発売前からお借りして、1ヶ月ほど並べて使い比べてきました。

主な進化ポイントは、次のとおりです。

HORIZON S Max(2024)HORIZON 20シリーズ(2025)
光源Dual Light 2.0(LED+3色レーザー)X-Master RGB 3色レーザー
明るさ3,100 ISOルーメン3,200 / 4,100 / 5,700 ISOルーメン
色域BT.2020 110%BT.2020 110%(色精度ΔE<0.8)
レンズシフト非対応垂直±120%/水平±45%
ズームデジタルのみ1.25倍光学ズーム
投影サイズ最大200インチ最大300インチ
入力遅延20ms以下1ms(1080p/240Hz)・3ms(4K/60Hz)
RAM/ストレージ2GB/64GB4GB/128GB
Wi-FiWi-Fi 5Wi-Fi 6
OSAndroid TVGoogle TV
HDMI1ポート2ポート(うち1つeARC)
スピーカーHarman Kardon 12W×2Harman Kardon 12W×2

明るさだけでなく、光源レーザー、レンズシフト、光学ズーム、ゲーミング性能、処理スペック、投影サイズ。
プロジェクターの性能を表す主たる項目において、進化しまくっているのです。

新しいHORIZON 20シリーズには3つのモデルがありますけれども、明るさ以外のスペックは、ほぼ変わりません。
つまり、一番格安なモデルであるHORIZON 20でも、単に明るくなっただけではなく、様々な部分がめちゃくちゃ進化しているということ。
それでいて値段は大差ないので、コスパはさらに高くなっているわけです。

まぁ、ただスペックは、あくまでスペックですからね。
表を眺めていても、映像がどう違うのか、使っていてどこが変わるのかまでは見えてこない。
私自身、この表を作った時点では「要は明るくなったんでしょ」くらいに思っていました。
けれど1ヶ月並べて使ってみると、実感できた進化は大きく5つありました。

HORIZON 20シリーズとSシリーズの実機を並べたところ

映像画質の進化

起動して、まず最初に感じたのが、映像そのものの進化でした。

明るさは家庭用の限界を超えた

わかりやすく変わったのは、やはり明るさです。

HORIZON 20でも3,200 ISOルーメン。
HORIZON 20 Proでは4,100 ISOルーメン。
そしてHORIZON 20 Maxに至っては、なんと5,700 ISOルーメン。

ここまで明るい家庭用プロジェクターは、ちょっと記憶にありません。

私が使っているのはHORIZON 20 Proモデルですが、このモデルでも4,100 ISOルーメン。
従来のHORIZON S Maxと比べても、明らかに明るくなっているのが分かります。

明るい室内で投影しても色濃く映るし、文字とかも結構見やすくなっている。
逆に暗い室内で明るさマックス投影すると、眩しすぎるほど。
もちろん明るさは調整できるので、「明るすぎて使えない」という状態にはなりません。

明るい室内での投影と明るさ比較

純RGBレーザーへの完全移行

そして、明るくなっただけではありませんでした。
色の濃さや色の鮮やかさまで、大幅に進化しているのです。

効いているのは光源技術の変化でしょう。

HORIZON 20シリーズでは、従来のLED+レーザーというハイブリッド光源から、「X-Master RGBトリプルレーザー」という純粋な3色レーザー構成に変わっている。
赤と緑と青をそれぞれ独立したレーザーで制御することで、レーザーの明るさだけでなく、色の純度も大幅に向上しているのです。

具体的な数値は、次のとおり。

・コントラスト比:20,000:1
・色域範囲:BT.2020を110%までカバー
・色精度(ΔE):0.8未満

コントラスト比は、白と黒の輝度差を表す数字。
大きいほど黒が沈んで、映像にメリハリが出ます。

色域のBT.2020は、4K/8K放送で使われる広い色の規格のこと。
カバー率が100%を超えてますけど、要はほぼ完全に色再現できるってことですね。

そして色精度の指標であるΔE。
この数値は0が最高値で、1未満になると人間の目では分からないくらいのレベルと言われています。
それが0.8未満ですからね。

とにかく色の再現性が極めて高い。
クリエイターが意図した色を、そのまま正確に投影できるということです。

それでいてIMAX Enhanced、Dolby Vision、HDR10+といった最新の映像規格にも一通り対応していますからね。
「対応してませんでした」の取りこぼしが無いのは、正直ありがたいです。

実際に見比べて感じた差

では、この数値の差は目で見て分かるのか。

実際にS Maxと並べて見比べてみると、ちゃんと違いも感じました。

赤緑青といった色がホントに鮮やかで、色が濃い。
その分、質感もよりリアルになっている。

そして何より、黒の黒さ。
黒がより黒く、より締まった色になっていて、その違いは映像越しでも、お分かりいただけるんじゃないかなと。
色の深みや階調、透明感まで、一段階上のレベルにいる感じがします。

正直、HORIZON S Maxの映像も非常に綺麗だと思っていました。
その評価が、並べて切り替えた瞬間に崩れたわけです。

比べなきゃ気づかない差ではなく、切り替えた瞬間に「あ、違う」と分かる差。
1ヶ月使って一番驚いたのは、明るさの数字ではなく、この色の差でした。

投影映像の発色と黒の締まりの比較

レンズシフトと光学ズームの進化

そして個人的に、今回一番ありがたかった進化がこれ。
レンズシフトと光学ズームの搭載です。

デジタル補正の限界

今までも自動補正機能は搭載されていました。
電源を入れれば勝手に台形補正してくれるし、それはそれで便利だった。

ただ、あくまでデジタル処理での補正だったんですよね。
つまり、多少なりとも画質劣化があった。

デジタル補正は、要はパネルに映す映像の方を歪ませて、投影したときに四角く見えるように帳尻を合わせる処理です。
なので補正すればするほど、実際に使われる画素は減っていく。
斜めから投影して、ガッツリ補正をかければ、そのぶん画質は落ちる。
これが従来のプロジェクターの、避けられない制約でした。

それが今回のHORIZON 20シリーズで、レンズシフトと光学ズームが搭載された。
この2つが加わったことで、どこに置いても画質を落とさず投影できるようになったのです。

レンズシフト±120%の自由度

レンズシフトは、プロジェクターを横や上下にずらして設置しても、明るさや画質を保ったまま、画面をまっすぐ映せる機能です。

デジタル処理ではなく、レンズそのものを物理的に動かして光の向きを変える。
だから画質が落ちない、というわけですね。

具体的には、上下にプラスマイナス120%、左右にプラスマイナス45%までの調整が可能。

これによりスクリーンの真正面に置かなくても、画質劣化なく投影できるようになったので、ソファーの横やテレビ台の端っこなど、部屋のレイアウトに合わせた自由な設置ができるようになりました。

従来のモデルも「置けるっちゃ置けた」んです。
でも、置いた代償として画質が落ちていた。
今回は、明るさやコントラストを維持したまま映像を補正してくれる。
ここが従来のデジタル補正との大きな違いです。

1.25倍光学ズームの効き方

そしてもう一つの進化が、光学ズーム。

これはカメラのレンズを動かしてズームするのと同じ仕組みで、HORIZON 20シリーズは1.25倍の光学ズームに対応しています。
投影比(スローレシオ)でいうと、1.2〜1.5:1の範囲で調整できる。

これによりスクリーンとの距離を変更しても、画質劣化なく投影できるようになったのです。

以前のモデルも距離調整は可能だったんですけれども、あれはデジタルズームだったんですよね。
映像を切り取って小さく見せているだけなので、当然画質は落ちる。

光学ズームになることで画質劣化することなく、遠くの壁にも鮮明に投影できるし、逆に近くの壁にも大きく投影ができる。
美しい映像のまま、距離を調整できるようになったわけです。

光学ズームで最大サイズまで広げた投影

6畳で100インチが映る

このレンズシフトと光学ズームが、日本の狭い家庭、賃貸住宅では非常にありがたいのですよね。

例えば100インチで投影するなら、約2.66m〜3.32mの距離で投影可能。
つまり6畳間(約3.5m)といった狭い部屋でも、壁いっぱいに100インチの映像を映し出せるということ。
しかも60cm以上の「あそび」があるので、家具の配置に合わせて前後にずらせる。

我が家ではテレビの上にも設置していますが、邪魔にならない位置に置いて、斜めから投影しても画質が落ちない。

プロジェクターの設置場所って、結局は「部屋の都合」で決まるじゃないですか。
真正面のベストポジションにポンと置ける家なんて、そうそう無いわけで。
そこを画質を落とさずに吸収してくれるのは、スペック表の数字以上に効いてきます。

これらは超高額なプロジェクターでのみ搭載していた機能であり、少なくとも、この価格帯で搭載しているプロジェクターは他にない。
プロ機材でしか見られなかった機能が、家庭用プロジェクターにやってきたわけです。

明るさが何ルーメン上がったという話より、こっちの方が日々の満足度には効いてくる。
明るさは調整すれば済みますが、置けない場所は、どう頑張っても置けませんからね。

本体を横にずらしてもまっすぐ投影できるレンズシフト

ゲーミング性能の進化

プロジェクターでゲームをすると遅延する。
そういうイメージ、ありますよね。

私もずっとそう思っていました。
ところがHORIZON 20シリーズは、遅延しないどころか、下手なモニターより速い。

大画面に投影したレースゲームのプレイ画面

入力遅延1ms、240Hz出力

解像度とリフレッシュレートごとの入力遅延は、次のとおり。

1080p/240Hz1ms
1080p/120Hz2.2ms
4K/60Hz3ms

旧モデルのHORIZON S Maxも、ゲームモード時で20ms以下。
プロジェクターとしては、これでも十分優秀な部類でした。
そこから約95%の短縮ですからね。
文字通り桁が違う。

というか、そもそもプロジェクターで240Hz出力できる時点でビックリする。
ホームプロジェクターとしては世界最速クラスであり、私もこの数値は他で見たことがないのです。

そして実際にプレイしてみても、遅延は一切感じられませんでした。
体感としては「入力した瞬間に画面が動く」。
もはやゲーミングモニター並みのスペックですからね。

大画面でFPSをやると視点移動が忙しくて別の意味で疲れますけど、それは私の問題であって、機材の問題ではない。

VRRとALLM両対応は世界初

数値だけでなく、ゲーミング機能も一通り揃っています。

まずVRR(可変リフレッシュレート)。
映像のフレームとゲーム側の出力を同期させることで、カクつきやティアリング(映像の乱れ)を根本からなくす技術ですね。
ゲーミングPCや次世代ゲーム機と組み合わせれば、滑らかでティアリングのない映像が実現できる。

そしてALLM(自動低遅延モード)。
ゲーム機を接続すると、自動的にゲームモードへ切り替えてくれる機能です。

この2つを両方サポートしている家庭用プロジェクターは、発売時点でHORIZON 20シリーズが世界初。
さらにブラックイコライザー、バーチャルクロスヘアといった、ゲーミングモニターみたいな機能まで搭載しています。

プロジェクターに、暗所の視認性を上げるブラックイコライザーまで載せてくる。
ここまでやるか、というのが正直な感想です。

HDMIが2ポートになった

あともう一つ、地味に効く改善点があります。
HDMIポートが1つから2つに増えました。
そのうち1つはeARC対応です。

これでPlayStation 5とNintendo Switch 2を挿しっぱなしにできるようになったし、Blu-rayプレイヤーで映画を再生しながら、AVアンプを同時接続するといった構成も可能になったわけです。

1ポートしかない時代は、この裏で毎回ケーブルを差し替えていたんですよね。
その手間が消えるだけで、使う頻度は普通に上がります。

まぁ、欲を言えばもう1つ欲しかったですけどね。
とはいえ本体がこのサイズなので、この辺は仕方ないところかなと。

OSと処理性能の進化

操作性や使い勝手の進化は、映像ほど派手ではありません。
ただ、毎日触る部分なので、満足度への効き方はむしろ大きい。

OSがGoogle TVへ完全移行

まずOSが大きく変わりました。
これまでのAndroid TVから、最新のGoogle TVへ完全移行しています。

スマートテレビでもお馴染みになったGoogle TVのUIは分かりやすいですし、何より、長年の「Netflixが非対応だった問題」がこれで解決。

Amazon Fire TVのような外部ドングルを挿す必要もなく、動画配信サービスだけでなく、ゲームアプリ、エンタメ系アプリと一通り対応するようになりました。

付属リモコンには、YouTube、Prime Video、Netflixのショートカットボタン。
さらに任意のアプリをショートカットに設定することもできます。

電源を入れて、リモコンのボタンを押すだけ。
ワンアクションでYouTubeやNetflixが起動できるって、めちゃくちゃ便利なのです。

そしてリモコンのボタンが光るようになったのも、嬉しいポイント。
プロジェクターって、薄暗い中で使うことが多いですからね。
「今どのボタンを押してるのか分からん」問題が、地味に解消されています。

処理スペックも倍増している

OSや操作性だけでなく、処理スペックも大幅に進化しています。

HORIZON S MaxHORIZON 20シリーズ
RAM2GB4GB
ストレージ64GB128GB
Wi-FiWi-Fi 5Wi-Fi 6
OSAndroid TVGoogle TV

RAMが4GBになったことで、UI操作のラグやカクつきがほぼ消え、アプリの切り替えも非常にスムーズになりました。
S Maxと、スクロール速度、再生までの速度、電源オンからの起動時間を比較してみましたが、明らかに速くなっていましたからね。

参考までに、Fire TV Cubeが2GB RAM/ストレージ16GB。
Google TV Streamerが4GB RAM/ストレージ32GB。

下手に外付けデバイスを接続して使うより、本体の方が快適に動いてしまうのです。
ストレージ128GBって、アプリを入れまくっても余りまくる容量ですしね。

ISAの自動補正は相変わらず優秀

自動台形補正といったISAシステムも相変わらず優秀で、調整速度はさらに速くなっている気がしました。

ISAというのは、XGIMIが独自に開発した自動補正の統合システムの名称です。
要は、自動で環境を認識して、映像環境を勝手に最適化してくれる仕組みのこと。

単に形の歪みを直すだけではありません。

・フォーカス調整
・障害物回避
・壁色補正
・目の保護
・平面補正

これらをまとめて、最高の映像環境を一瞬で作ってくれる。
その調整スピードは他社プロジェクターと比べてもだいぶ速く、精度も高いと感じています。

この辺はXGIMIのブランド理念「プロジェクターをもっとシンプルに、誰でも使える家電にする」を、まさに体現している部分。
正直、この手軽さこそがXGIMI最大の強みだと思っています。

映像の綺麗さは他社にも追いつく余地がありますけど、この「置いて電源入れたら終わり」の体験は、簡単には真似できないのですよね。

デザインの進化

もう一つ、はっきり変わったのが見た目です。

HORIZON 20とSシリーズのサイズ比較

アイボリーからグレーへ

HORIZON 20シリーズでは、アイボリーからグレーっぽい色になりました。
レザーの質感が増して、フロント部分はアルミの金属パネルへ。

全体的に重厚感のある見た目になり、高級感のあるデザインへと変わっています。
シボ加工のレザー自体は従来と同じなのですけど、色味も相まって、よりレザーの質感が際立つデザインになっていますね。

触った時の質感も良い。
リビングに置いても違和感がないどころか、むしろ置いておきたくなるデザインです。

まぁ従来のモデルも悪くはないんですけれども、アイボリー系の色味は汚れが目立つ。
ニット素材のパネルも「汚れたらどうしよう?」ってのがありましたからね。

その点、金属とレザーの組み合わせは気が楽です。

梱包ケースと別売りスタンド

地味に感心したのが、製品の梱包材そのものが専用のキャリングケースになっていること。

片付けやすいし、持ち運びやすい。
実際、製品自体が軽いうえに自動調整システムで設置も簡単なので、他社の高性能プロジェクターに比べて「持ち運ぶ気になる」のは確かです。
「箱を取っておくかどうか問題」が、そもそも発生しません。

別売りのオプションスタンド「XGIMIフロアスタンドUltra」も改良されています。

一番大きいのが、電源アダプターを内蔵できる構造になったこと。
「電源アダプターがデカい」という弱点を、収納することでうまく解消しているわけですね。

スタンド自体の作りもかなり良くなっていて、本体とのデザインの一体感がある。
重量もズッシリと重くなって安定感が倍増しましたし、下側にクッションがあるので動かしてもガタガタしない。

前のスタンドを知っていると、ここは素直に「良くなった」と言えるポイントです。

フロアスタンドUltraに載せた本体

変わらない部分と気になった点

一方で、変わっていない部分や「ちょっと惜しいな」と感じるポイントもあります。

ここは正直に書いておきます。

レンズカバーは廃止された

まず、電源オフ時のレンズカバーが廃止されました。

ただ、これは正直そこまで気になりません。
他社でもレンズは出っ放しのモデルばかりですし、大きなレンズが見えるようになったことで、逆に高級感が出た気もします。

キャンバス素材から金属素材になったことで掃除もしやすくなりましたしね。
なんにせよ、金属とレザーがカッコいい。

個人的にはアリだと思っています。

静音性とスピーカーは据え置き

静音性については、ファンノイズが相変わらず静かです。
映画鑑賞中にプロジェクターの動作音が気になることはないですね。

というか、従来のモデルと比べてどうこうというより、もともと静かなので、どちらがうるさいということもない。
ここは「変わらない」で問題ない部分かなと。

スピーカー性能も、引き続きハーマンカードン製の2×12W構成。
合計24Wなので迫力もあるし、音のバランスも良く、低音もクリアに聞こえます。

まぁ内蔵スピーカーと考えれば、音はとても良いのです。

ただ、映像がここまで高画質になると、スピーカーのパワーが欲しくなるのは否めない。
高性能プロジェクターあるある、というやつですね。

そもそも一体型のスピーカーって、どうしてもプロジェクターの位置に音が左右されてしまうのですよね。
画面はスクリーン側にあるのに、音は後ろから聞こえてくる。
そうなると、外部スピーカーを接続したくもなるわけです。

その点、HDMI端子が1つ増えたことで、外部スピーカーやAVアンプとの組み合わせはむしろラクになりました。
光デジタル端子に対応したのも嬉しいポイント。

私はApple TVとHomePodを組み合わせたり、Alexaホームシアターを使ったりして音をアップグレードしています。
やはり画面が見える方向から音が聞こえた方が良いですし、ワイヤレスのホームシアターシステムなら、プロジェクターの反対側、つまりスクリーン側にもスピーカーを置けますからね。

位置を自由に調整できるのが、ワイヤレスの強みです。

サイズは微妙に大きくなった

あと、プロジェクターのサイズ自体は相変わらずコンパクトで軽いのですけれども、前のモデルHORIZON Sシリーズに比べると、微妙に大きくなっていました。

我が家ではテレビの上の棚に収まらなくなりました。

ただ、RGBレーザー、レンズシフト、光学ズームといったプロフェッショナルな機能を全部詰め込んで、このサイズですからね。
HORIZON Sシリーズと比べてサイズも重さもほとんど変わらず、約5kg。

これほど機能を盛り盛りに詰め込んで、この重さに収めたのは素直に凄いと思いました。

致命的な欠点ではないけれど、買う前に「今の置き場所に入るか」だけは実寸で確認しておいた方がいいです。
私みたいに、棚のほうを作り変える羽目になりますので。

3モデルの違いと選び方

残るは3モデルの違いです。
20、20 Pro、20 Max。
この3つは何が違って、どれを選べば良いのか。

レザー調天面とアルミグリル、レンズ部のアップ

違うのは明るさとレンズだけ

スペックをざっと比較してみると、3つのモデルの主な違いは明るさ。
それに伴って、消費電力と重量が変わっているくらいです。

HORIZON 2020 Pro20 Max
明るさ3,200 ISOルーメン4,100 ISOルーメン5,700 ISOルーメン
レンズ高透過率コーティングレンズX-MasterレッドリングレンズX-Masterレッドリングレンズ
本体重量約4.8kg約4.9kg約5.4kg
公式価格289,900円349,900円450,900円

レンズシフト、光学ズーム、RGBトリプルレーザー、Google TV、RAM/ストレージ、ゲーミング性能。
今回の目玉となる機能は、全モデル共通です。

つまり一番安いHORIZON 20を選んでも、今回の進化の恩恵はフルに受けられるということ。

レッドリングレンズの正体

「明るさが違うだけで、値段が6万円も16万円も違うのかよ」と思いますよね。
私も思いました。

ただ、この輝度を実現するために、レンズもより高性能なものが採用されているのです。

HORIZON 20が高透過率コーティングレンズ。
20 Proと20 Maxが「X-Masterレッドリングレンズ」。
レンズ周辺に赤い枠のデザインがあるのは、この高性能レンズの証なのですね。

X-Masterレッドリングレンズは、14層の真空コーティングシステムを採用。
反射をわずか0.4%に抑え、透過率99.6%を実現しています。

一般的なプロジェクターレンズの透過率が85%〜92%くらいと考えると、その凄さも分かるかなと。

さらに航空宇宙グレードのガラスと非球面レンズ要素も組み込まれていて、赤と緑と青、それぞれのレーザーで均等な透過率を実現することで、色収差(いわゆる色ずれ)を低減。
コーティングが反射とフレアを抑えるので、より高コントラストで滲みのない色表現になる、と。

ここで正直に書いておきますが、私は3モデルを実際に並べて見比べたわけではありません。
使っているのは20 Proです。

ただ、光を歪みなく通すためにはレンズ性能が大きく関わってくるわけで、特に100インチを超える大画面で使う場合ほど、20 Proや20 Maxの優位性は顕著になるんじゃないかなと思っています。

明るさの差で何が変わるか

では、明るさの違いで何が変わるのか。

簡単に言ってしまえば「明るい場所で、どれくらい綺麗に見えるか」という違いになります。

明るい場所で投影するには、より明るくする必要がある。
昼間のリビングで使うなら、20 Maxの5,700 ISOルーメンが一番綺麗に見えるのは間違いないでしょう。
大画面になるほど投影距離も遠くなって光量が必要になるので、200インチや300インチを狙うなら、やはり高輝度の20 Maxです。

ただ、ここは冷静に。
プロジェクターはスクリーンに反射させて見る都合、明るい場所で使えば、どう頑張っても画質は劣化してしまいます。
パネル自体が発光するテレビと比べれば、明るさで勝てないのは構造上どうしようもない。

そして逆に、暗い場所で投影する場合は、ほとんど変わらないのです。

実際、S Max(3,100 ISOルーメン)と20 Pro(4,100 ISOルーメン)を暗所で比べてみると、3,100の時点で明るさは十分。
4,100だとむしろ眩しいので、明るさを抑えて使う必要があるくらいでした。

マットスクリーンと反射率の高いALRスクリーンで、同じ20 Proを使った比較もしてみましたが、明るい場所で使えば明確に差が出るのに、暗い場所ではやっぱり違いがあんまり分からない。
去年のHORIZON S ProとS Maxも、暗い場所ではほとんど同じに感じましたからね。

左右2画面での明るさ比較投影

まぁ、スマートフォンの輝度も年々明るくなっていますけど、いつも明るさMAXで使ってるわけじゃないですよね。
明るい場所、外で使った時に見えやすくするために、明るさを強化しているわけで。
プロジェクターの最大輝度も、それと同じ話なのです。

実際のところ、私が使っている20 Proも「明るくなった」という感動より「映像が綺麗になった」という感動の方が大きかった。
色々とプロジェクターを使ってきてひしひしと感じますが、「明るければ映像が綺麗になる」ってわけじゃないのですよね。

私ならどれを選ぶか

じゃあ何故、XGIMIはこんなに明るいモデルを出したのか。

やっぱりプロジェクターって「明るい=綺麗」というイメージがあるじゃないですか。
だからXGIMIも、明るさでトップを取る必要があった。
それで圧倒的な明るさを誇る「HORIZON 20 Max」という製品を作ったのかなと。

ここからは私個人の見立てです。
20 Maxは「5,700 ISOルーメンを出せる」という見せ球であり、今回の3モデル展開そのものが、20と20 Proを売るための戦略なんじゃないかなと。

松竹梅の3択があると、人は真ん中を選びやすいですからね(ゴルディロックス効果)。

現に20 Proは349,900円と、今までの価格と大差ない。
X-Masterレッドリングレンズも含めて、輝度以外は20 Proの時点で最高峰であり、過去モデルよりも明確にスペックアップしています。

そして忘れてはいけないのが、実際の市場価格。
発売直後の先行セール(2025年10月15日〜11月12日・終了済み)では、専用スタンドのプレゼント付きで以下の価格でした。

先行セール価格値引き額
HORIZON 20245,900円44,000円引き
HORIZON 20 Pro299,900円50,000円引き
HORIZON 20 Max419,900円31,000円引き

セール価格なら20が約25万円、20 Proが約30万円。
旧モデルのS Maxも、過去のセール価格で30万円前後を推移していましたからね。

この前提を踏まえた私の判断は、以下のとおりです。

HORIZON 20:夜・暗めの部屋がメインならこれで十分。目玉機能は全部入り
HORIZON 20 Pro:迷ったらこれ。上位レンズ込みで価格差6万円なら納得できる。私の選択もこれ
HORIZON 20 Max:昼間の明るいリビングで使う人、200インチ超の超大画面を狙う人

価格差5万〜6万円くらいなら、私は20 Proを選びます。
逆に、20 Maxに約42万円はちょっと難しいかなと。
20 Proに追加で10万円以上ですからね。

明るい場所で使うためだけに10万円を足すのなら、そのお金はスクリーンに回した方が良いのではないか。
プロジェクター本体の輝度を上げるより、外光を反射しないALRスクリーンを使った方が、素直に綺麗に見えますので。

なお、XGIMIは定期的にセールを行っており、年末にはブラックフライデーもあります。
急いでいないなら、そこを狙うのも普通にアリです。

HORIZON 20まとめ

1ヶ月使い比べて残ったのは、「明るくなった」という感想ではありませんでした。
色の純度と、置き場所の自由。
この2つの方が、日々の見え方をよっぽど変えていたのです。

明るさは、眩しければ下げれば済みます。
明るい部屋の不利も、ALRスクリーンを使えばかなり埋められる。
けれどレンズシフトと光学ズームが無ければ、部屋の都合に合わせて置いた時点で画質は落ちるし、そこは設定でもお金でも取り返せません。

そして、その2つを含めた今回の目玉は、全モデル共通です。
一番安いHORIZON 20でも明るさは3,200 ISOルーメンで、去年32万円もしたHORIZON S Maxの3,100 ISOルーメンを上回り、それで289,900円。
ワンランク上の20 ProはX-Masterレッドリングレンズ搭載で349,900円ですが、セール価格なら30万円以下で買えてしまいますからね。

インフレや円安が進む中、これだけ進化させて価格を下げてくるのが本当に凄い。
過去モデルを20〜30万円前後で買うくらいなら、最新のHORIZON 20シリーズを選んだ方が満足度は高いはずです。

そう、XGIMIの本当の強みは、安さより「設置する手間がない」ことだと思っています。

その場所にプロジェクターを設置できるかどうかなんて、買う前からイメージできるわけもなく、私もテーブルに置いたり棚に置いてみたり、色々と試行錯誤してベスポジを探してきました。
その点、このプロジェクターは軽いし、角度も変えられるし、天井投影もできて自動調整も一瞬。
いざという時に別の場所へ持って行って使えて、そしてラクに戻せる。

天井への投影。設置と角度変更が手軽

それでいてゲーミング性能もズバ抜けていて、VRRやALLMにも対応。
ゲームまで簡単にできるようにしてしまったわけです。

もちろん、もっと綺麗で高性能なプロジェクターは探せばあるのでしょう。
けれど、これほどのコストパフォーマンスと、この手軽さでXGIMIを超えるものは無いのですよね。

「プロジェクターがよく分からない」という人でも、最高の環境が一瞬で作れてしまう。
まだまだ世界No.1のシェアは続くのではないか。
そう思わせるプロジェクターでした。

P.S.
それにしても、最近のスマートプロジェクターの進化は目覚ましい。
去年のモデルが既に過去のもので、数年前のモデルとはホント別物。
似たようなスペック表記でも、中身は全く変わっていたりします。

なので、型落ちや中古を「当時の販売価格」で判断するのは辞めた方が良いです。
発売時に30万円だったから今も30万円の実力、とはならない世界なのです。

▶ S Maxとの映像比較・ALRスクリーンでの見え方の違いは動画で詳しく解説しています → YouTubeで見る
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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

平成21年に輸入物販で起業して、既に起業17年目。
法人12期目。小さい会社の代表です。

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