- 2週間以内の旅行でたっぷり使うなら、ahamoが強いです
- 長期滞在と日本への通話は、楽天モバイルの独壇場です
- どちらも設定は、データローミングをオンにするだけです
海外旅行のスマホといえば、海外WiFiレンタルか、現地のプリペイドSIM。
私も、ずっとそっち側の人間でした。
SIMピンとSIMケースを持ち歩いて、飛行機の中でSIMを差し替える生活です。
その常識を壊してくれたのが、国際ローミングでした。
ahamoをハワイで、楽天モバイルをシンガポールで実際に使ってきましたが、もう海外WiFiにもプリペイドSIMにも戻れません。
日本のスマホが、着いた瞬間からそのまま使えてしまうのです。
結論から言ってしまうと、海外で使うならahamoか楽天モバイル。
2週間以内の旅行でたっぷり使うならahamo。
長期滞在や、日本とのやりとりが多いなら楽天モバイルです。
実は私、以前の動画では「海外で使うならahamoが最強」と言っていました。
その後、楽天モバイルに乗り換えて、今は楽天メインで運用しています。
何が決め手だったのか、この記事で全部書いています。
海外で使えるまでの流れ
まず、ahamoと楽天モバイルを海外で使うまでの具体的な流れについて。
どちらも国際ローミング込みの月額プランなので、やることはほぼ同じです。
申し込みも追加契約も必要ありません。
日本でやるのは設定確認だけ
ahamoは、月間30GBの容量の中に海外データ通信も含まれています。
国際ローミングを申し込む必要は無く、スマホのデータローミングをオンにするだけ。
たったそれだけで、海外でも日本と同じように使えるようになります。
楽天モバイルは、スマホ側の設定の前にひとつだけ確認があります。
Rakutenモバイルアプリを開いて、契約プランのメニューにある「海外ローミング(データ通信)」がオンになっているかを見る。
私の場合は初期設定でオンになっていたので、確認するだけの作業でした。
あとは、どちらも共通で、スマホの設定画面からデータローミングをオンにします。
| iPhone | 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング |
|---|---|
| Android | 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → データローミング |
よく「データローミングは現地に着いてからオンにする」という文言を見かけます。
楽天モバイルの公式も、現地に着いてからオンにする手順で案内しています。
ただ私は、日本にいる時点でオンにしておいて問題ないと思っています。
というのも、ahamoも楽天モバイルも、海外データ通信込みの料金プランだからです。
万が一、日本に居ながら海外の電波を掴んでローミングしてしまっても、追加料金が発生することはあり得ません。
私は日本でもローミングオンのままですが、請求が来たことは一度も無いです。
韓国の対岸の離島にでも行かない限り、日本国内で海外の電波を掴むこと自体が起こりませんからね。
現地では機内モードを切るだけ
海外到着時にも、特に設定は必要ありません。
SIMを挿し替える必要も、eSIMを切り替える必要も無し。
飛行機に乗ったら機内モードにして、現地に着いたら機内モードをオフにするだけです。
あとは勝手に、現地の電波を掴んでくれます。
ハワイではahamoのアンテナ表記が「AT&T」に変わり、シンガポールでは楽天モバイルが「StarHub」に変わりました。
ローミングが始まると同時に、「追加料金なく利用できます」というSMSも届きます。
この通知、地味に安心です。
飛行機を降りてスグ使えるのは、新鮮な体験でした。
入国審査の待ち時間に現地の情報を調べられるし、到着した瞬間にリアルタイムでマウントを取ることもできるわけです。
ちなみに私は、ahamoの回線を2つ契約して、1枚は日本で設定せずSIMのまま持って行きました。
現地でSIMを挿した場合も、日本での初期設定と同じ。
プロファイル設定は不要で、SIMを挿してデータローミングをオンにするだけで使えました。
念の為、再起動はしましたけど。
帰国後もそのまま使える
日本に帰国したら、機内モードをオフにするだけ。
出国前と同じように、そのままドコモ回線・楽天回線が使えるようになります。
楽天モバイルの公式は、帰国後に海外ローミング設定をオフに戻すことを推奨しています。
ただ、これも私はオンのままです。
初期設定でオンだった設定ですし、日本国内で使う分には何も起こりませんからね。
オフにしてしまうと、次の海外旅行の前にまたオンにする手間が増えるだけです。
海外での通信速度の実測
国際ローミングと聞くと、「遅いんでしょ?」と思う方も多いはず。
私も使う前は、速度の低さとエリアの狭さを懸念していました。
結論、どちらも日本で使うのと遜色ないどころか、日本より快適な場面すらありました。

まず、ahamoをハワイで使った時の話(2022年時点の実測です)。
ワイキキ周辺では、4G回線で安定して10Mbpsくらい出ていました。
混雑する昼時でも5Mbps以上。
テザリングしたPCやiPadでも、快適に使えるレベルです。
エリアも問題なし。
ワイキキはもちろん、ダイヤモンドヘッドの山頂でも、電波が弱い印象のあったアラモアナセンター周辺でも、カイルアでも繋がらなくなることはありませんでした。
アメリカの大手キャリアであるAT&TとVerizonの回線を掴むので、さすがの安定感です。

続いて、楽天モバイルをシンガポールで使った時の話(2023年時点の実測です)。
チャンギ空港に着いた時点で、下り178Mbpsの爆速でした。
当時の楽天公式情報ではシンガポールは5G未対応となっていたのに、普通に5G回線を掴んでいたという。
セントーサ島でもマリーナベイ周辺でも、50Mbps以上が当たり前に出ていました。
同じ場所でahamoと楽天モバイルとプリペイドSIMの速度を比較もしてみました。
結果、手持ちの中華電信ローミングSIM以外は、全部70Mbpsオーバー。
ahamoに至っては90Mbps以上、4G表示でも165Mbps出る場面がありました。
国際ローミングは接続先の現地回線に依存するので、接続先が同じなら速度も変わらないわけです。
ひとつ知っておきたいのは、5G表示イコール速いではないこと。
シンガポールは4G表示でも爆速でした。
日本の4Gが遅いだけなんですよね。
応答速度(Ping)は国際ローミングの仕組み上遅くなりますが、体感できる遅延はありませんでした。
ちなみにハワイでは、予備で持って行ったT-Mobileのプリペイドスマホ用SIMが激早でビックリしました。
速度計測で400〜500Mbps。
現地の無制限SIMは次元が違います(6日間使い放題で約3,000円でした)。
とはいえスマホ利用でそこまでの速度は必要ないので、大多数の人は国際ローミングだけで足ります。
繋がらない時の対処法
海外で「電波はあるのに繋がらない」となった時の対処法を、ひとつだけ覚えておいてください。
これはahamoでも楽天モバイルでも共通で使える、国際ローミングの必修ワザです。
国際ローミングでは、接続できるパートナー回線が決まっています。
ところがスマホのネットワーク選択は初期設定が「自動」なので、パートナー以外の回線を掴んでしまい、本来繋がるはずの回線に繋がっていないことがあるのです。
対処は、ネットワーク選択の「自動」をオフにして、手動で選び直すこと。
iPhoneなら、設定 → モバイル通信 → 対象のSIM → ネットワーク選択で「自動」をオフ。
現地のネットワークがズラッと表示されるので、別のネットワークを選んでみてください。
私がシンガポールで実際に踏んだのがこれでした。
楽天モバイルの接続先はStarHubのはずなのに、「SGP-M1」という別回線に繋がってしまっていて通信できない。
手動でStarHubを選んだ瞬間に、爆速で繋がりました。
ahamoでも同じ現象が起きたので、キャリアを問わない「あるある」だと思ってください。
もうひとつ、日本で格安SIM(MVNO)を使っている方への注意。
APN設定プロファイルが邪魔をして、国際ローミングが使えなくなることがあります。
私も経験済みです。
IIJmioや日本通信SIMなどのプロファイルをインストールしている場合は、渡航前にプロファイル削除も検討してください。
ahamoの海外仕様と注意点
ここからは、それぞれの海外仕様を詳しく見ます。
まずahamoから(数値は2026年8月時点の公式情報で確認済みです)。
月間30GBがそのまま海外で使える
ahamoは月額2,970円で月間30GB。
この30GBが、追加料金なしでそのまま海外でも使えます。
対応エリアは91の国と地域。
私が使っていた頃は「20GB・82の国と地域」だったので、料金そのままで増量されています。
海外WiFiレンタルの相場が1日おおむね300〜2,000円、現地プリペイドSIMも数千円かかることを考えると、月額プランに込みでこの容量は破格です。
日本の電話番号がそのまま生きるのも大きい。
いまはSMS認証がセキュリティの標準ですから、海外で日本のSMSを受信できるだけで価値があります(SMS受信は無料です)。
対応エリアの傾向として、南米・アフリカ・中東方面は弱め。
逆に言えば、日本人が好んで行くようなメジャーな観光地は、ほぼカバーされています。
行き先が決まったら、公式サイトの対応国リストで確認しておきましょう。
無料なのはデータ通信だけ
注意点の1つ目。
ahamoが海外で追加料金なく使えるのは、データ通信の部分だけです。
音声通話は発信だけでなく着信にも国際電話料金がかかります。
日本国内の5分通話無料も、海外では無効。
SMSの送信も国際料金です(受信は無料)。
なので、海外で電話が鳴っても出ない。
これが鉄則です。
着信履歴は残るし、電話に出なければ着信料も取られません。
折り返しはLINE通話で十分です。
実際のところ、海外旅行で電話番号による発着信を使う場面は、ほとんどありません。
レストラン予約はOpenTableや店の公式サイト、タクシーはUberやLyft、東南アジアならGrab。
全部スマホアプリで済んでしまいます。
電話予約は結局のところ口約束なので、言葉も常識も違う海外では、オンライン予約の方が安心ですからね。
海外で使えるのは15日まで
注意点の2つ目にして最大の制約。
ahamoの海外利用は、海外でデータ通信を始めた日から15日までです。
15日を超えると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
この制限が厄介なのは、データを追加購入しても解除されないこと。
日本に帰国してデータ通信をするまで、解けません。
つまり2週間程度の海外旅行が限界で、長期滞在には使えないということです。
細かい仕様も並べておきます。
大盛りオプション(+1,980円で計110GB)を付けても、海外で使えるのは30GBまで。
大盛り分は国内専用です。
また、海外で30GBを使い切った場合の制限速度は最大1Mbps。
15日超過の128kbpsとは別の制限で、こちらも追加購入では解除されず当月末まで続きます。
余談ですが、私が使っていた当時は「短期解約でブラックリスト入りする」という話がよく言われていました。
90日以内の解約は危ない、といった類の噂です。
私自身、ハワイ旅行のためにahamoを1枚追加契約して帰国後すぐ解約したので、ヒヤヒヤした記憶があります。
公式にそういう規定が書かれているわけではなく、現在も同じ扱いなのかは確認できていません。
短期で契約と解約を繰り返す使い方を考えている方は、自己責任でどうぞ。
楽天モバイルの海外仕様
続いて、楽天モバイル(こちらも数値は2026年8月時点の公式情報で確認済みです)。
私が現在メインで使っている理由が、この章に詰まっています。
毎月2GBまで無料で使える
楽天モバイルの最強プランには、海外データ通信2GBが毎月無料で含まれています。
対応エリアは107の国と地域。
月間3GBまでなら月額1,078円なので、この料金に海外分も込みという計算です。
2GBを使い切っても、最大128kbpsの低速でなら使い続けられます。
残量が少なくなるとSMSでお知らせが来るので、気づかないまま使い切ることもありません。
ひとつだけ、私が実際に勘違いしていた注意点を。
海外で使った2GBは、月間のデータ利用量にも加算されます。
海外で2GB、国内で1GB使うと合計3GBを超えるので、月額は1,078円から2,178円に上がる。
従量制プランの仕組み上、当たり前っちゃ当たり前なのですが、最低料金で抑えたつもりがうっかり超えていたことがあるので、お気をつけて。
特に日本出発前が危ない。
空港に向かいながら調べ物をして、地図や動画をダウンロードしていると、あっという間に1GBくらい使ってしまいますからね。
1GB500円でチャージできる
2GBで足りない場合は、データチャージが使えます。
料金は1GBあたり500円(不課税)で、購入日を含めて31日間有効。
1GBから5GBまでチャージできます。
この単価、プリペイドSIMを見慣れた目には異様に映ります。
プリペイドSIMは利用期間が長くなるほど高額になるものなのに、31日間有効で1GB500円。
チャージ手続きも楽天モバイルアプリから完結します。
そしてもうひとつ、地味に効く節約ポイントを。
チャージした海外データ容量は、月間のデータ利用量にカウントされません。
無料の2GB分は月間利用量に加算されるのに、チャージ分は完全に別枠なのです。
これは私が実際に使って確認済みです。
たとえば海外で3GB使うつもりなら、無料の2GBに1GBチャージを足して500円。
国内でほとんど使わない月なら、月額1,078円+500円の1,578円で収まる計算です。
チャージで月額プランの段階が上がることはないので、安心して足してください。
そして楽天モバイルには、ahamoのような利用日数の制限がありません。
データ容量は毎月リセットされるので、月をまたいで滞在すれば無料分だけで最大4GB。
足りなければ500円ずつチャージ。
海外に長く居る人ほど、この仕組みの有り難みが効いてきます。
Rakuten Linkで日本への通話が無料
私が国際電話のためだけに楽天モバイルを契約している、と言っても過言ではない機能がこれです。
Rakuten Linkアプリからの発信なら、海外の対象国から日本への通話が無料。
現地の番号にかける場合も、通常の国際通話より安くなります。
仕組みとしては、Rakuten Linkはデータ通信を使った音声通話。
IP電話と同じようなものと考えると分かりやすいです。
海外にいても「日本で発着信するのと変わらない」扱いになるので、日本へかけるのは無料になるわけです。
ただし、Rakuten Linkには例外の多さという弱点があります。
厄介なのがiPhoneでの着信。
相手がRakuten Linkを使っていない場合、海外のiPhoneへの着信はiOS標準の電話アプリに掛かってきます。
これに出てしまうと、国際電話の着信料金が発生します。
国際電話の着信は、転送電話のような仕組みです。
相手は日本の番号にかけているだけなので、日本から海外への転送料は着信した側が負担する。
これは楽天モバイルに限らず、どこのキャリアでも同じです。
だから賢い使い方はこう。
海外で標準アプリに着信があっても出ない。
不在着信にして、Rakuten Linkから折り返す。
折り返しなら無料ですからね。
もうひとつの例外は、海外でのRakuten Link発信が非通知になりやすいこと。
Rakuten Linkの番号通知は楽天回線を掴んでいる時のサービスなので、現地回線を使う国際ローミング中は非通知になる可能性が高いです。
相手が出てくれない場合は、SMSやLINEで一言送っておくのが現実的です。
国際電話を頻繁に使う方には、国際通話かけ放題(月額980円)もあります。
こちらはOS標準の電話アプリの通話も対象なので、仕事で海外の番号とやりとりする人はこちらを検討してください。
ahamoと楽天モバイルの違い
ここまでの仕様を、1枚の表にまとめます。
| ahamo | 楽天モバイル | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,970円(30GB) | 1,078円(〜3GB) 2,178円(〜20GB) 3,278円(無制限) |
| 海外で使える容量 | 30GB(国内と共用) | 毎月2GB無料 +1GB500円でチャージ |
| 海外の利用期間 | 15日まで ※超過で128kbps・帰国まで解除不可 | 制限なし |
| 容量超過後の速度 | 最大1Mbps ※15日超過とは別枠 | 最大128kbps |
| 対応エリア | 91の国と地域 | 107の国と地域 |
| 国際電話 | 発信・着信とも有料 | Rakuten Linkで 日本への発信無料 |
| 向いている人 | 2週間以内の旅行で たっぷり使いたい | 長期滞在・ 日本への電話が必要 |
※数値は2026年8月時点。
料金はすべて税込です。
維持費は楽天モバイルが安い
見落としがちなのが、海外に行かない月の維持費です。
ahamoは使っても使わなくても月額2,970円。
楽天モバイルは従量制なので、使わない月は1,078円で済みます。
月間3GBまでの人なら、その差は毎月1,892円。
年間にすると2万円を超えます。
プリペイドSIMと違って契約し続けるのが前提ですから、月額の差は思った以上に積もるのです。
海外で4GB以上使う月だけを切り取れば、チャージ費用で楽天モバイルの方が高くなります。
ただそれは旅行のある月だけの話。
海外で4GB使ってもプラス1,000円で済むわけで、毎月の維持費の差の方が効いてくるというのが私の結論です。
国内の通信品質も判断材料
私がahamoから楽天モバイルへ乗り換えた直接のきっかけは、実は海外仕様ではありません。
国内でのドコモ回線の調子でした。
2023年当時、私の生活圏ではドコモ回線が明らかに不調でした。
電波表示はあるのに意味不明に遅くなったり、切断されたり。
音楽ストリーミングは止まるし、WEBの画像が表示されないこともしばしば。
海外目的で楽天モバイルを使い始めたら、国内の通信品質まで改善してしまったというオチです。
もちろん、これは私の生活圏での話。
繋がりやすさは地域次第なので、ご自身のエリアでの評判を確認してください。
国際ローミングの性能は接続先の現地回線に依存するので、海外での使い心地に差は出ません。
結局のところ、決め手は日本国内の通信品質なのです。
povoとLINEMOはどうか
他の格安プラン勢にも触れておきます。
まずpovo2.0。
2022年の動画では「povoは国際ローミング未対応」とお話ししましたが、現在は対応済みです。
ここは訂正しておきます。
ただし、povoの海外利用は専用の海外データトッピングの購入が必要で、国内トッピングは海外で使えません。
料金はレギュラープランで0.5GB×24時間が640円から、10GB×30日間で9,800円。
1GBあたりで見ると、楽天モバイルのチャージ500円やahamoの込み30GBには及びません。
LINEMOは「海外あんしん定額」が24時間3GBで980円、72時間9GBで2,940円。
数日の旅行なら悪くない水準まで来ましたが、1週間になると数千円かかります。
ちなみにauの旧「世界データ定額」は新規受付を終えていて、現在は「au海外放題」(予約で800円/24時間から)に変わっています。
結論として、povoやLINEMOがメインの人は、海外旅行のときだけデュアルSIMでahamoか楽天モバイルを足すのが賢いです。
どちらもeSIMに対応しているので、物理SIMを挿し替えることなく追加できます。
格安SIMの全体比較はahamo、povo2.0、LINEMO、楽天モバイル、格安SIMの比較と分岐点にまとめています。
海外旅行に必要なデータ量
最後に、実際のところ海外でどれくらいデータ通信を使うのか。
私の実測を置いておきます。
| 1週間のハワイ旅行(私) | 約5GB(PCテザリング込み) |
|---|---|
| 同行した家族 | 1人あたり2GB未満(1日500MB未満) |
| 5日間のシンガポール(私) | 2GBで余りが出た |
旅行中に一番使うのは、検索と地図アプリ、あとはいつも通りのSNSです。
観光地やレストランを調べて、そこまでの経路を調べる。
意外と容量を食うのがGoogleマップですね。
ホテルでは基本的にWiFiが使えるので、多くの人は1日1GBもあれば十分だと思います。
要注意なのは動画です。
動画再生が一番容量を食うので、機内や移動中に見たい動画は日本でダウンロードしておいてください。
逆に言うと、動画さえ我慢すれば、楽天モバイルの2GBでも1週間の旅行は足りてしまいます。
海外WiFiレンタルの標準プランが1日300MB程度ですから、それと同じ感覚です。
ahamoの30GBなら、テザリングでPCを繋いでも余裕。
家族のスマホに分けても足ります。
日本で月間30GBで足りている人なら、海外でも足りるはずです。
まとめ
海外で使うなら、ahamoか楽天モバイル。
2週間以内の旅行でたっぷり使うならahamo、長期滞在や日本への電話があるなら楽天モバイル。
そしてどちらを選んでも、海外WiFiレンタルとプリペイドSIMの出番はほぼ無くなります。
SIMの差し替えも、現地での設定も、繋がらない不安もない。
データローミングとプリペイドSIMは別物なのに、それがプリペイドSIMと変わらない価格で使えてしまう。
国際ローミングは「高い」という常識は、もう過去のものなのです。
私自身、かつての動画では「海外ならahamoが最強」と言い、その翌年には楽天モバイルに乗り換えました。
主張を変えたのではなく、通信環境が変わり、各社の仕様が変わり、自分の使い方も変わった結果です。
この記事の数値も2026年8月時点のもの。
携帯プランは使い続けるものという思い込みを捨てて、時代に合わせて切り替えられることが、なによりも安上がりなんだと思っています。
MNPの手数料は無料化され、ワンストップ化で乗り換えの手間もほぼ消えました。
海外に行く予定ができたら、その時の最適なSIMを選び直せば良いのです。
皆さんにとって最適な海外SIMがあれば、私にも教えてくれると幸いです。
P.S.
海外ではSIMだけでなく、クレジットカードの為替手数料も財布に効いてきます。
ブランド別の為替レートを実測した海外クレジットカード決済の為替レート比較も、渡航前にどうぞ。

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