Apple Watch Ultraを購入するにあたって、最後まで悩んだのがサイズ感。
実際、1年ほど着用してみたところ、思ったよりゴツくは無かったし、
Apple Watchよりも高級感があり、より身につける時間が増えたのも間違いない。
購入して一番良かったところも、時計としての見た目。
スポーツウォッチに比べたら、圧倒的にどんな服装にも合わせやすく、
Ultraを身につけることで、よりオシャレに見える。
利便性だけでなく、ファッション性も向上したと感じています。
Apple Watch Seriesが良くも悪くも小さいので、
そのサイズを基準に、Ultraを選択肢から外すのはもったいないなと。
特に、女性が身につけているを見て、衝撃的に良いとも感じたので、
その着用パターンと着用イメージ置いておきます。
↓映像の方が伝わるかと思い、YouTube版も作成しました。
字幕も付いてますので、お忙しい人は倍速でどうぞ。
Apple Watch Ultra 1→2の進化ポイント
2023年9月にApple Watch Ultra 2が発売されましたが、
外観は全く同じであり、変わったのは処理スペックの部分のみです。
→Apple Watch Ultra 2と初代Ultraの違い。Apple Watch Ultra 2に買い替えて気づいたこと、買い替えた理由。
GPS機能、防水性能、耐熱性能といった、
スポーツウォッチとしての機能も、ほとんど違いはありません。
新しい文字盤「モジュラーUltra」も、初代Ultraでアップデートすれば使えるようになります。
ファッション性を重視するなら、初代Apple Watch Ultraとは何ら違いも無いわけで、
過去モデルが安く手に入るなら、敢えて旧型を選ぶというのもありでしょう。
Ultraは、チタニウム素材であり、その頑強さもお墨付き。
中古なら、新型よりも安く手に入ってしまったりもするので、
ファッションアイテムとしてのコストパフォーマンスは更に高くなると感じました。
ただ、Ultra機能を使いまくるなら、新モデルを選んだ方が良い。
Ultraを身につけるほどに、Ultraを使いたくなるのも間違いないし、
事実、私はウルトラしまくるようになってるから、新モデルへと買い替えたわけです。
Ultraを使いこなすことで、Ultraを所有している感もアピールできるし、
既に、iPhone 15Proも持たなくなっている自分もいるのです。
新色ブラックカラーの違い
初代UltraとUltra 2では、ナチュラルカラーの一色展開でしたが、
2024年9月に、Apple Watch Ultra 2に新しくブラックカラーが登場。
見た目は、どれくらい違うのか?
従来のモデルは、 ナチュラルってなってますが、シルバーカラー。
通常のシルバーより、ちょっとグレーがかりながら、若干のゴールドっぽさもある銀色。
チタン特有の落ち着いたトーンで、高級感のある質感も兼ね備える。
初代Ultraもナチュラルであり、外観はUltra 2のナチュラルと全く一緒です。
新たに登場したブラックカラーは、 光沢のある漆黒ではなく、艶感控えめのマットブラック。
どちらかというと黒に近いグレー。
テカテカしてないチタン味のある黒であり、まさにチタニウムブラック。
高級感あるのに無骨なアイアン的な雰囲気も持っていて、
マットブラック好きな人には堪らない色か。 特に、黒ガジェット好きな私にはドンピシャ。
両方比べてみると、だいぶイメージは違う。
裏面のカラーも違い、黒は裏までブラック。
パッケージカラーも違うのですが、付属する充電ケーブルの色は、ホワイトケーブル。
初代から変わってません。これは残念。
両モデルを比較すると、収縮カラーのブラックは、色が締まってサイズが小さく見えるのに対し、
明るさと反射率が高いシルバーは、膨張カラー。
ナチュラルの方が、若干大きく見える気がする。
また、無彩色の黒は、他の色とも合わせやすい。
フレームに色味がないことで、バンドも文字盤も選ばないし、
服装にも合わせやすく、良くも悪くも目立ちづらい。
Apple Watch Ultraに限っていえば、黒のフレームになることで、
ディスプレイとの境目がわかりづらくなるってのも有る。
今までのApple Watch Ultra(ナチュラル)って、
縁が銀色だったので、ベゼルも目立ちがちだったんですよね。
黒の方が、よりディスプレイとの一体感がある。
特に、黒い文字盤だと、より馴染みます。
まぁ、この辺は、私が黒が好きであり、服もガジェットも額縁も黒が多いってのも有る。
ナチュラルに見慣れた私には、目新しいブラックに贔屓目になってるのも否めません。
そんな私が、ブラックのデメリットを挙げるなら、
今までApple Watch Ultra用に買ってきた専用バンドが再利用できなくなること。
使えなくは無いのだけど、せっかくのチタン金具が悪目立ちしちゃうのがもったいない。
これだったら安いバンドのブラック金具で揃えた方が見た目が良いと思う。
あとは、ブラックには、どうしても男性的なイメージがあること。
ナチュラルは、暖色系シルバーの柔らかな色味で男女どちらが身につけても違和感がない。
黒という色には、どうしても「男らしさ」や「無骨」なイメージがあるわけで、
可愛いよりも、カッコ良いになりがち。
女性は、ナチュラルの方が、より自然に身につけられるでしょう。ナチュラルだけに。
Apple Watch Ultraの正しい着用位置
まず、Apple Watch Ultraを着用する上で知っておくべきこと。
Apple Watch Ultraを含むスマートウォッチは、
いわゆる「腕時計」とは着用方法が異なります。
誤った着用方法で、Ultraをデカいと感じている人も多いハズ。
従来の「腕時計」って、
手首の骨(尺骨茎状突起)よりも手の甲側(下側)につけるのが一般的。
ベルトが手首の骨にかかる程度の位置で、
手首と腕時計の間に小指一本分程度の隙間を開けて、少し緩い状態で着用すること推奨しがち。
少なくとも、私はそう言われて育ちました。
特に、高級時計では、ケースサイズが大きくなる傾向もあり、
バンドが緩くないと手首の動きも制限されるし、
ちょっと手の甲に乗っかるくらいの方が、見た目のバランスも良くなるし、
単純に文字盤を見せやすいというのもある。
私自身も、手の甲にリューズ(クラウン)が食い込むぐらいの位置につけることが多いです。
一方、Apple Watchを含むスマートウォッチって、
手首の骨より腕側(上側)で固定を推奨しています。
センサーを正しく使うために、Apple Watch裏面を皮膚に密着させる必要があるということ。
手の甲側で固定してしまうと、手首の骨が邪魔となって皮膚に密着しづらくなる。
きつくもなく緩くもない、適度に密着させることで、各センサーも正しく機能するのです。
フィット感がよくなるほど読み取り性能も向上
手首検出、Taptic Engine、電気/光学式心拍センサーなどが正しく機能するためには、Apple Watch の裏面が皮膚に接触している必要があります。正しいフィット感で (きつすぎたり緩すぎたりすることなく、しかも皮膚が呼吸できる空間が保たれるように) Apple Watch を装着することで、快適性が保たれるだけでなく各センサーも正しく機能します。
ワークアウト中は Apple Watch のバンドをきつめに巻き、ワークアウトが終わったら少し緩めるようにするとよいでしょう。また、各センサーは Apple Watch が手首の上側に来るように装着した場合にだけ機能するという点にご留意ください。
Apple Watch を装着する – Apple サポート (日本)
一般的なスポーツウォッチでも、手首から1本上を推奨しており、
エクササイズ中は、手首の骨から2本分くらい上を推奨しています。
手首の骨が見えるくらいの位置まで上にして着用しても変では無いし、
むしろ、手首の骨が余裕で見える位置が正解なのです。
バンドが手首から離れるので、手を洗いやすいのもこっち。
ベストな結果を得るためには
Apple Watch Series 6 や Series 7 で血中酸素ウェルネス App を使う方法 – Apple サポート (日本)
- 測定している間は、腕をテーブルや膝の上にのせておきましょう。手首と手のひらを平らにして下向きにし、できるだけ動かさないようにしてください。
- Apple Watch の装着がゆるすぎないか確かめます。バンドがゆるすぎず、きつすぎず、ぴったりと心地よく手首にフィットして、Apple Watch の裏側が手首に触れている必要があります。
- Apple Watch の裏面が手首にぴったりついているか確かめます。手首の骨が邪魔になって皮膚の表面にぴったり重ならない場合は、Apple Watch を手首の骨より 2 〜 5 センチメートル上へ動かします。
ただ、実際のところ、Apple Watch Ultraではどうなのか?というと、
用途や服装で、着用位置が異なるのが現実です。
肝心の私も、やはり使う目的によって着用位置を変えているのです。
Apple Watch Ultraは、高級時計のような見た目から、
従来の腕時計位置で固定するパターンも多いと思ってます。
特に、スーツやシャツといったフォーマルな服装では、バンド位置が高過ぎれば、
不自然にシャツも盛り上がり、スーツ袖からも見えづらくなる。苦しいからね。
かといって、運動するときに手首側に付けてしまえば、手の可動域が狭くなる。
手首はロックされ、動けば時計も手の甲に当たり、ボタンも誤作動しがち。
バンドとの間に隙間もでき、密着感も弱くなるので、重くも感じてしまうのです。
ですので、私の場合は、運動する時は割と上の方、手首よりも前腕側に固定して、
日常的に使う時は、骨に被るくらいの手首ちょい上あたりに着用しています。
バンドは手首から離れた方が、手も洗いやすく、PC作業もしやすいですからね。
そして、出かける時、主にファッション用途で着用する時は、
骨よりも下、手の甲にクラウンが刺さるのも気にせず着用することが多いです。
バンドが骨に干渉したところで、中央が密着していれば、センサーは正常に動作するし、
この方が魅せやすく、私自身も見やすい。日常的に使う分には、この位置でも問題ないのです。
まぁ、運動する時って使うバンドも異なるので、装着感はバンド次第というのも有る。
ごついバンドを使えば、更に手首の動きは制限されるし、
逆に、薄くて細い伸縮性のあるバンドなら、
手首側に装着しても違和感は少ないし、位置の融通も効かせやすいでのです。
いずれにせよ、腕の形状は人それぞれ、大きいと感じる人は、
ちょっと位置をズラしてみても良いし、好きなように付けたら良いとも思う。
男性と女性でも、腕時計に対する考え方は異なるってのもある。
女性は、骨の形状や肉のつき方も違うし、
もともと、手首の骨よりも腕側(上側)で固定するのが一般的。
華奢な手首や足首を見せることで女性らしさを表現できるって話。
そもそも、服を着れば腕の見た目は変わるので、
結局のところファッション次第というのも否めません。
全体のバランスで「似合う」「似合わない」が決まるわけで、
腕の太さの話だけでは無いってのは、ご想像の通りです。
腕時計の見た目は、フレームサイズだけでなく、
フレームカラー、バンド、着る服にも大きく左右されるということ。
この辺がカスタマイズできるApple Watch Ultraだからこそ、
賛否両論あるし、柔軟に対応できるとも思いたいのです。
色のイメージやファッション感は人により違いますし、
生まれた国や文化、育ってきた環境でも感じ方は変わってしまうもの。
そして、腕時計の見た目で、なにより肝心なのは、服との合わせ方ですからね。
というわけで、実際に見て、各々で判断してもらった方が早い。
着用イメージを見て、本当にイケてるのか?って疑って頂ければ幸いです。
Apple Watch Ultraのサイズ感
男性の着用イメージ:腕周り16.5cm
Ultraサイズを懸念する人のために、私の着用イメージおいておきます。
モデルの私は既に40代の初老。腕周り約16.5cm、腕幅は約5.6cmです。
恐らく男性としては、やや細めの腕であり、
肌の色味も、一般的な日本人よりも、やや褐色かと思います。
腕時計のレビューで、腕毛ボーボーって致命的だったので、
除毛クリームでツルピカにしています。サンキュー。
Apple Watch Ultraを代表する純正バンド、アルパインループをつけていますが、
49mmフレームに、ゴツいバンドをしても違和感は無いかなと。
この辺は、バンド次第で雰囲気は大きく変わるとも伝えておきたい。
アルパインループやチタニウムミラネーゼよりスリムで薄く、伸縮性もあるので、
よりフィットしている感じに見えます。
付ける位置で見た目が変わるのも上述したとおり。
手首より腕側の上部で付ける場合は、腕周り+1.5cmの約18cm。
フォーマルで着用するなら手の甲側ですが、
手首の上(腕側)に付けることでセクシーな雰囲気にもなる。
参考までに、従来のApple Watch、45mmサイズと比較する。
49mmと45mmでは、だいぶサイズが異なるし、
今となっては、小さすぎる気がするApple Watch。
腕位置で巻くと、女性っぽさは否めないですね。
Ultraな見た目に慣れてしまうと、戻れないってのが正直なところです。
男性の着用イメージ:腕周り18cm
私、左と右手で腕周りが全然違うので、
太い方の腕の着用イメージも置いて起きます。
除毛クリーム済みの初老男性の右腕。腕周り約18㎝、腕幅が約6cm。
右腕の方が、腕側に行くにつれて急激に太くなっています。
ワイルドなアルパインループを手の甲側に巻くと男らしいイメージ。
腕幅6cmあれば、Ultraの文字盤も余裕で収まる感じ。
Apple Watch Ultraの縦幅が約5cmなので、これぐらい手首が太いと、見た目にだいぶ安定感がある。
続いて、腕側に巻くイメージ。
右腕は手首から上が急激に太くなって、丸みも帯びているので、
手首より上につけると、むしろ浮いている感も出てくる。
手首側とは腕周りも1〜2cm異なります。
コレ安定感も悪いし、見た目的にもイマイチだと思ってるんで、
私は右腕では前腕側に付けることはしないですね。
そもそも、私は、腕時計は、利き腕の反対側、
左腕に身につけるという習わしで育ったので、今さら変えられないってのもある。
Apple Watchも右手操作も多いし、文字を書くときも腕時計はない方が良いですからね。
使いづらいのは、Suica等の非接触決済をする時だけ、心を無にして腕をねじ込んでます。
細い腕を補うために腕時計も着用するとも教えられた過去もある。
だからこそ、男性は手首隠して、女性は手首を出すんじゃないか?知らんけど。
女性の着用イメージ:腕周り15cm
続いて、ぽっちゃりめの中年女性、腕周り約15cm、腕幅は約5cm。
左右で腕幅サイズは、ほぼ同じ、手首側も腕側の寸法も変わらない真っ直ぐタイプの腕。
左右で付け替えても、あまり見た目は変わりません。
両方の腕にUltraつけても、あんまり変化無し。
男性と違い、女性は手首より上側に付けるのが標準スタイル。
カジュアルでもフォーマルでも、手首が見える位置。
華奢な首、手首、足首を見せるのが、女性らしさでもある。
少なくとも私のパートナーは、手首には着用しないとのことです。
トレイルループでは、収まりが良いですが、
ちょっとゴツいバンドだと厳しいですね。アルパインループは浮き気味。
女性でもオーバーサイズで大丈夫・・・と言いたいところですが、
スマートウォッチは四六時中身につけるから、
細くて小柄な女性だと、厳しいんじゃないかなと思ってます。
安定して固定するためには、Apple Watch Ultraの縦幅である5cm以上ないと厳しく、
腕幅5cmがUltraを身につけられる限界値な気もしています。
ファッション云々の話ではなく、物理的な限界値かなと。
特に、女性は腕が細いだけでなく、腕が薄い傾向にもあるで、
腕の厚みに対するバランスで不自然になる人も多いのではないかなと。
腕に対しての腕時計の比率、横から見た時のシルエットとして違和感。
重厚感あるApple Watch Ultraが、重そうに見えてしまったら、それはそれで残念ですからね。
Apple Watch Seriesの45mmと比較してしまうと、
Apple Watch Ultraの49mmは、やはりゴツく感じます。
丸みを帯びた従来のApple Watchの方が、女性らしさがあるのも否めませんし、
まぁ、やっぱり全くの別物なんですよね。
繰り返しますが、このモデルの女性は腕周り約15.5cm、腕幅は約5cm。、身長は154cmです。
彼女曰く、Apple Watch Ultraを違和感なく身につけ続けているとのことですので、
女性が身につける場合の、一つの目安として、参考になれば幸いです。
文字盤反転イメージ
Apple Watch Ultraも Apple Watch 同様に腕時計上下を逆さまにして身につけることが可能です。
ただ、ひっくり返してどうなのかって言われると、私は無いですね。
今までの Apple Watch とは違い、クラウン部分の出っ張りが大きい為、
反転した時の違和感も大きい気がしました。男性の着用イメージです。
女性の反転着用イメージです。良いと思うのでしたら、ぜひ挑戦してみて頂戴。
Apple Watchに比べると、クラウンの出っ張りが大きいので、
左右を反転することにより、腕時計としての違和感は否めません。
腕時計って右側に竜頭(リューズ)があるイメージがあるから、
認知的不協和でストレスを感じる人も居るんじゃないかと。
クラウンが反転することで、手首にクラウンが当たるのは避けられるけども、
操作はしづらくなるから、人とは違うことに魅力を感じる人向けですね。
まぁ、一般的には、やらないハズだからこそ個性的。
人とは違うことに魅力を感じるなら、アリなんじゃ無いでしょうか?
Apple Watch Ultra付属バンドの相性
Apple Watch Ultraには、購入時に4つのUltra専用バンドから選べますが、
それぞれの見た目、着用感は全く異なります。
実際に、2年ほど使ってきて感じたことや、
それぞれのバンドの特徴を記載しておきます。
アルパインループ
Apple Watch Ultraっぽさが一番あるデザインで、
私が最初に購入したのも、この「アルパインループ』です。
アルパインループは強度のあるポリエステルと、
伸縮性素材のスパンデックスから成るバンド。
ただ、このバンド自体に伸縮性はほとんど無く、
どちらかというと硬めで、ゴワゴワとした張り感のあるバンド。
付け方は、ちょっと特殊な引っ掛け固定で、
波波とした部分を穴に通すのも引っかかるし、
緩める時は勢い余って、金具がボディに当たりがち。
ただ、これは使っているうちに慣れるし、生地も柔らかくなるので、
脱着の複雑さはそれほど問題では無いかなと。
アルパインループの問題点は、やはりこのバンドのゴツさ。
山を登りに行くような見た目なので、
どう頑張ってもアウトドア感はでるし、少なくともフォーマルには向きません。
バンド自体も太いので、腕が細いとちょっと似合わないんじゃないかなと。
バンドも長いと重なる部分も多くて、野暮ったくなる。
せっかくの波波としたデザイン見えなくなっちゃうんで、
サイズで悩むなら短いサイズにした方が良いかなと。
ゴツい見た目とは裏腹に、
実はバンド自体は軽くSMサイズで約12g、MLサイズで約13gほど。
金具もチタンで軽く、馴染むほどにフィットするので、意外と重さも感じません。
シリコン素材のスポーツバンドが20〜30g前後だと考えると、
だいぶ軽いし、つけ心地も使うほどに良くなる印象です。
最初は、グリーンとホワイトとオレンジの三色展開でしたが、
明るいバンドは、ダメージするほどに汚くなるし、やっぱり人気もなかったのでしょう。
今販売されているのは、タン、ネイビー、グリーン、インディゴの四色。
発売開始当初から残ってるのは、グリーンカラーだけ、私もグリーンを選びました。
ブラックモデルに、グリーンカラーのアルパインループをつけてみると、
黒フレームなんで、緑でも違和感ない。
白でもオレンジでもイケるけど、
カラーバンドになるほど素材のミスマッチ感は強くなる気がしました。
トレイルループ
Apple Watch Ultraの純正バンドで、
一番使い勝手の良いのが「トレイルループ」だと思っています。
マジックテープで脱着する仕組みなので、着用する手間がないし、
ナイロン素材の生地は薄くて伸縮性もあるので、フィット感も最高。
S/Mサイズで約10g、M/Lサイズで約12gと、
Apple Watch純正バンドの中でも最軽量クラスであり、
吸水性も低いので、汗をかくような時に使っても不快感が少ないです。
カジュアルっぽい見た目なのですが、
質感が良くデザインもシンプルなので、意外とドレス服とも合わせやすいです。
軍用バンドでメジャーなNATOベルトみたいに使える。
あれもナイロン素材ですからね。
ブラックモデルに黒いトレイルループも間違いないです。
私が一番使っているのもトレイルループ。
日常使いから、アウトドア、スポーツまで、
これつけっぱなしでなんでもイケちゃうのが素晴らしい。
運動する時の腕の収まりも良いですし、
バンドが薄いので、日常使いしてストレスも無い。
パソコン操作する時にバンドが邪魔にならず、腕の内側に金具が無いのも良い。
ただ、このバンドの難点は、劣化が激しいです。
マジックテープは強力な為、毛羽立ってくるし、薄い故にヨレてくる。
結局、私はサードパーティ製で似たようなバンドを乱用しています。
安いバンドで、色んな色も試した結果、
シンプルなトレイルループは、明るい色でも合わせやすいと感じています。
イエローとかブルーのカラーは、純正バンドでは販売終了しちゃったけど、
イエローもブルーも、けっこーヘビロテしてましたからね。
オーシャンバンド
「オーシャンバンド」は、スポーツバンドと同じフルオロエラストマー素材。
見た目的にはスポーツバンドに近く、ゴツめのスポーツバンドといった感じ。
スポーツバンドより太くて、分厚くて、
水の中で使うことが前提なので伸縮性も高くなっています。
重量は圧倒的に重い約35g。
ブラックならカラーボディを邪魔せず悪くないし、
ブラックにブラックとかも、統一感あってむしろ良い。
カラーバンドは、質感が際立つので、私なら使いません。
オーシャンバンドの難点は、装着方法。
アジャスタブルループによるつけ外しには難儀するし、
伸縮するからバンドの適切な長さもわかりづらく、
しっかり固定するほど腕に跡もつく。
オーシャンバンドは、長さも選べずワンサイズ展開なので、
腕の細い人ほどバンドも長くなり、ゴツくなってしまうのも難点でしょう。
キーボードを打つ時も邪魔なくらい分厚いく、
内側に金属留め具が2箇所もあるので、デスクワークにも不向き。
個人的には、オーシャンバンドだけ、取り付け部分が金具じゃないってのも微妙。
せっかくウルトラモデルで14,800円もするのに、ボディとの一体感がない。
これにより、ブラックとナチュラルのボディカラー選ばず使えるのですが、
逆を言えば、どちらでもツギハギな感じになってしまう。
シリコンがボディに食い込む見た目。
金具が無い分、使ってるチタンの量も少ないんじゃないの?って思っている。
そして、個人的には、このダイバーズウォッチ的な見た目が苦手なんで、
今では、プールとか海に行くときだけ使ってます。
まぁ、やっぱり日々の脱着が面倒ってのが、だいぶストレスなのです。
チタニウムミラネーゼループ
ブラックモデルと一緒に、新たに登場した「チタニウムミラネーゼループ」。
定番のミラネーゼループをゴツくした、Ultra専用モデルですね。
チタニウムミラネーゼループは、S・M・Lの3サイズ展開であり、
スライドロックで長さの微調整も可能。
金属バンドなのに、調整も簡単であり、
しっかり腕幅ピッタリに合わせられるのも素晴らしい。
しかも、調整してしまえばワンタッチで脱着できる仕組み。
差し込むだけで固定し、両手でつまむことで外れるという。
着脱しやすく、且つしっかりと固定できるように改良されているのです。
私は、手首16.5mmで、Mサイズでちょうど良い。
見た目も、通常のミラネーゼループと比べて、
金属の編み込みがゴツくなっており、バンドの厚みも分厚くなっています。
厚みは倍くらいあり、向こう側が透けないのも良い。
チタン特有のシャリ感もあり、艶やかすぎないマットよりな質感です。
金属素材なので重厚感がありますが、
オールチタンなので見た目ほど重くなく、Mサイズの重量は約34gと非常に軽い。
今までの薄いミラネーゼループは40g超えですからね。圧倒的に軽くてビックリ。
金属バンドなので、少なからず着用感は他のバンドに比べて劣るけど、
バンドの一体感はこれ以上なく、服装を選ばないのもチタニウムミラネーゼループでしょう。
合わせやすさ、使い回しという点において最強なバンドです。
ボディもバンドも同じチタン素材。しかもAppleが作ってますからね。
どのバンドよりも、一体感のある見た目になるのは間違いないでしょう。
私はブラックモデルと一緒にチタニウムミラネーゼループをセット買いしたのですが、
どちらかというと、このバンドが欲しかったんですよね。
これのためにブラックモデルを購入したと言っても過言ではありません。
Apple Watch Ultraのゴツさに最適化された金属ベルトは欲しかったし、
しかもコレ、ステンレスではなくチタン素材ですからね。
チタンは、軽くて強度が高いってだけでなく、劣化しづらいって利点もあるのです。
これが従来のミラネーゼループとの大きな違い。
チタンは、非常に耐食性が高いので、
塩水に触れても、酸化反応や電解反応を起こしづらい。
金属イオンが溶け出さず、汗をかいても腕が鉄臭くもならないし、
生体適合性も高く、アレルギーリスクも非常に低いのです。
医療用として、体の中に埋め込まれることも多いので、
いつでもどこでも、ひたすら身につけ続けても安心なのです。
実は私、けっこーなアレルギー持ちで、
下手な金属を身につけると肌荒れちゃうんですよね。
そんな私にとって、汗かいても大丈夫ってのはプライスレス。
単品購入価格は、30,800円と高額に感じますが、
ステンレス素材のリンクブレスレットなんて52,800円と高額過ぎるし、
他のバンドなんて、ポリエステルやナイロン、エラストマー素材で14,800円ですからね。
+16,000円で航空宇宙グレードのチタンバンドが手に入るなら、むしろ安い。
チタンって非常に高額なので、一番コスパも高いよね?
そう自分に言い聞かせているのでした。
Apple Watch Seriesバンドとの相性
Apple Watch Ultraのケースサイズは49mmは、
44mm、45mm、46mmと互換性があるわけで、
Apple Watch Seriesのバンドが、Apple Watch Ultraでも使えるのですよね。
今まで買ってきた過去のバンドも多いので、
色々と試した記録を残しておきたいと思います。
私は、サードパーティ製品も愛用しているので、
純正品とは微妙に異なる部分もあるかと思います。
あくまで見た目の参考として、その辺は、ご容赦いただけると幸いです。
スポーツバンド(シリコンバンド)
定番のスポーツバンド。
スポーツバンドの素材は、フルオロエラストマー素材なので、
見た目も質感もオーシャンバンドに似ています。
細めのオーシャンバンドといった感じで悪くはないです。
ただ、明るいバンドになるほどゴムっぽい素材感が強くなり、
明るいほどにバンドの細さも際立つので、ウルトラの金属感とはミスマッチ。
個人的には違和感、ちょっと安っぽく感じてしまいました。
こちらは、ボツボツっと穴があるナイキスポーツバンド。
ナイキバンドをウルトラで使ってる人も多いでしょう。
ちょっとポップすぎるから、オモチャっぽくなるのは致し方ない。
まぁ、スポーツファッションなら許されるかなっていうのは、個人の感想です。
ちなみに、この手のエラストマーバンドは、総じてシリコンバンドと言われますが、
アップル純正のスポーツバンドはシリコンではなく、フルオロエラストマー。
シリコンに比べ、ちょっと硬い素材で、
耐熱性、耐油性、耐薬品製が高く、劣化もしづらいです。
サードパーティ製の安物バンドだと、
経年劣化でベタベタにもなりやすく、見た目も悪くなりがち。
劣化すれば特有のサラツヤ感もなくなり、どんどん見窄らしくなっていき、
ウルトラの高級な質感とは合わなくなっていきます。
もちろん純正バンドも劣化すれば見た目は悪くなるので、
どっちが良いのかというのは、お財布事情にもよるのでなんともなんですけど、
いずれにせよ、スポーツバンドは、なるべく新しいのを使った方が良いですね。
スポーツループ(ナイロンバンド)
同じく定番のスポーツループ。
マジックテープバリバリで。一番ラクで好きなバンドなんですけれども、
トレイルループと同じナイロン、ポリエステル、スパンデックス素材。
見た目も素材も似ているので、まさにトレイルループのように使えます。
ただ、トレイルループに比べて圧倒的に分厚くて、使う色味は選ぶかなと。
バンドの太さも1mmほど細いし、金具もプラスチックでカジュアル感が強くなる。
生地感も微妙に違ってガサガサしているので、やはり明るい色味にすると微妙ですね。
落ち着いた色、カーキのバンドなら、そこそこ。
やっぱり間違いないのがブラック。
スポーツループも黒ベースなら間違いないんかなと。
黒なら質感がわかりづらくなり、汚れや毛羽立ちもわかりづらくなりますからね。
まぁ、私が使ってるのは、ほぼサードパーティ製ですけど。
純正品でも、トレイルループの半額以下の6,800円であり、
トレイルループの劣化版といったら言葉悪いですけど、
トレイルループの代替品として、気軽に身につけられるのはスポーツループかなと。
正直、つけ心地は大差なく、マジックテープバリバリのラクさに敵うものはないです。
多少の見た目を妥協できるなら、全然ありだと思います。
ミラネーゼループ(金属バンド)
金属バンドのミラネーゼループ。
チタニウムミラネーゼとは違い、薄くマグネット着脱です。
30,800円のウルトラチタニウムミラネーゼに比べると薄くなりますが、
同じ金属製という質感で違和感はないですね。
純正品は、14,800円とウルトラバンド並みに高額なので、私はサードパーティ製。
私は、ブラックチタニウムが出るまでは、
ナチュラルに薄いミラネーゼブラックも合わせてましたし、
フォーマルでも使うことが多かったです。
ただ、今となっては、ウルトラモデル専用のチタニウムミラネーゼが有るので、
敢えてこっちを選ぶということは無いかな。
しっかり固定できるのがチタニウムミラネーゼであり、
見た目も圧倒的にチタニウムミラネーゼが良いです。
なによりチタン素材ですからね。+16,000円の価値は十分に有るのです。
リンクブレスレット(金属バンド)
ゴツメの金属バンド、リンクブレスレット。
52,800円と超高額ですけど、これチタニウムモデルにピッタリでした。
私のはサードパーティ製の安物ですけど、
ちゃんとバタフライバックルで、閉じた時にバックルの内側に収まる仕組み。
見た目の一体感も素晴らしく、よくできてる。
ただ、これゴツすぎて、意外と合わせづらかったし、
太い金具が蛇腹状に繋がっているので、腕もロックされがち。
つけ心地もあんまり良くありません。
なにより残念なのがステンレス素材ってこと。
52,800円も出してステンレスバンド買うなら、
30,800円でチタニウムミラネーゼループ買った方が良いんじゃないかなと。
ボディと同じチタン素材なら、間違いなく質感も合いますからね。
レザーリンク(革バンド)
Apple Watchって環境への配慮により、
レザーバンドの生産は終了しちゃってるんですけど、
腕時計にレザーバンドって鉄板で、高級感もある。
金属バンド並みにレザーも合わせやすい気がしました。
カジュアルでもフォーマルでも使えますし、
意外と色味を入れてもレザーの質感と相まって悪くない。
旧レザーリンク風のバンド。
レザーなのにマグネット脱着できて便利だったやつ。
黒系の色は、まぁ間違い無いですね。
エルメスバンド(革バンド)
旧エルメスバンドっぽいやつ。
ナチュラルのボディカラーは、黄色がかったシルバーでありアクションボタンもオレンジ。
赤系のバントと相まって、悪くないかなと。
ネイビーにホワイトとかも、合わないはずもないですよね。
まぁ、ボディカラーのシルバーもブラックも定番。
よっぽどレザーで変な色を選ばなければ、合わないってこともないのではないかなと。
ただ、レザーのタイプのバンドでも、さすがに細身のバンドは合わないですね。
文字盤に対してのバランスが悪く不自然。
できればレザーは太くて、厚みも合った方がバランスが良い気がしました。
ブレイデッドソロループ(編み込みバンド)
編組(へんそ)バンドのブレイテッドソロループ。
シリコーンとポリエステルの系を編み込んで作られているので、
適度な張り感と、艶感があり、ウルトラのバンドと合わせても違和感がないです。
黒いバンドだけでなくカーキとか、意外とカラフルなバンドとかも相性が良い。
ポップなカラーで使うのも可愛くて良いですね。
編み編みに手間かかってる感もあり、
見た目からして高そうだし、実際に値段は安くもない14,800円。
もちろん、私はサードパーティ製の安物です。
このブレイデッドソロループは、見た目は悪くないんですけど、
装着感において、ウルトラには向いてないんじゃないかなと思ってます。
ゴムで脱着できるって確かにラクなんですけど、
しっかりと固定したい時に、ゴムなんで強固に固定できません。
重量あるApple Watch Ultra。私はしっかり固定したいんですよね。
純正バンドは伸びづらいとはいえ、
ゴムバンド系は、使ってるうちに少なからず伸びてくるし、
伸び縮みすることで。適切な長さもわからなくなってしまう。
そもそも、私はTPOに合わせてバンド位置も変えたいのだから、
長さ調整ができないってのは、やっぱり困るのですよね。
伸縮バンドのせいで、むしろ柔軟に対応できないのでした。
Apple Watch Ultraバンドの選び方
これまで色んなバンドを使ってきましたが、
Apple Watch Ultraには、似合わないバンドがあるということ。
従来のApple Watchよりデザインの強いApple Watch Ultraは、
バンドを選ぶ傾向にあるわけで、
じゃあ、どんなバンドを選んだらよいのか?
ファッションにおいて重要な要素は、
サイズとカラーと素材…あとは揺るぎない自信。
ということで、サイズと色味だけでなく、
バンドの素材も非常に重要なのです。
Apple Watch Ultraの金属ボディと相性が良いのが、
同じ質感の金属バンドと、歴史ある合わせのレザーバンドです。
逆に、見た目において、物を選ぶのがカジュアル素材のバンド。
シリコンやナイロン系のバンド。
金属に対して、布やゴムっぽい見た目、異なる素材でバンドが浮いてしまいがち。
ただ、こういった質感のミスマッチは、
色味次第で、ある程度カバーできると思っています。
彩度を抑え、落ち着いたダーク系の色を選ぶことで、
質感の不一致が、わかりづらくなる。
シリコンやナイロンのバンドを使うなら、
無彩色で暗い色、悩むならとりあえず黒を選んでおけば間違いない。
逆に、明るく彩度の高いカラーは、質感の違いも顕著になりがち。
バンド自体の主張も強くなるし、
安っぽいバンドなら、その安っぽさも悪目立ちもしてしまう。
あと、見た目という点では、
バンドのダメージ、使用感も非常に重要だと感じています。
Apple Watchは、普通の時計とは違い、四六時中身につけているから、
バンドは劣化しやすく、見た目も悪くなりやすいです。
純正バンドって高額なので、どうしても使い続けてしまうのですけど、
腕時計のバンドって消耗品。
質の良い純正バンドとはいえ、
使っていれば見た目は悪くなるので、勇気を持って交換しましょう。
つけっぱなしは衛生的にもよくないし、同じバンドを使い続ければ臭くもなりますからね。
定期的に洗濯も必要だし、洗えば更に劣化するし、
洗ってもそのうち匂いが落ちなくなるのは、私が臭いってだけでも無いでしょう。
かといって、純正バンドを買いまくるようなお金は、私には無いので、
サードパーティ製品をバシバシ使ってるわけです。
ボロボロのブランド品より、ノーブランドの新品。新品は匂わないからね。
相手の手元はよく見えますし、
手元の見た目が汚いってのは、ちょっと抵抗があるし、
臭かったらそれはもぅ最悪でしょう。
今では、様々なブランドでApple Watchバンドも販売されているので、
純正品じゃないからダメっていう雰囲気でも無い。
色々試したいって人にもサードパーティ製は良い選択かと。
安いバンドなら気にせず使えるし、運動するならバンドも分けた方が良いですから。
ちなみに、ナイロンやシリコンに比べて、
劣化しづらいイメージのある、レザーと金属バンドですが、
レザーは、水に弱いし、定期的にメンテナンスも必要。
ステンレスだって水には弱いし、鉄臭くなってきますからね。
そしてどちらも使い続ければボロボロになる。
肌に直接身につけるバンドは、どう頑張っても寿命が短い。
耐久性においては、チタニウムバンドが最強なんじゃないかなって思ってるけど、
これもまぁ、長く使ってみないとわからないですからね。
Apple Watch Ultra文字盤の選び方
時計のイメージを大きく左右する文字盤デザイン。
Apple Watch同様、Ultraでも文字盤が選べますが、
Ultraで使う文字盤は、Apple Watchよりも限られると感じています。
Apple Watch Ultraは、Apple Watchに比べてケースサイズが大きいので、
Apple Watchの文字盤だと、伸びてしまった印象を受けるってのもあるし、
Ultra専用の文字盤を使うことで、Apple Watchと差別化できるってのもある。
優越感に浸れるのが専用文字盤。Ultraらしい見た目に意味があるのです。
結局のところ、使うのはUltaの専用文字盤。
王道クロノグラフ系デザインを踏襲した「ウェイファインダー」が間違いない。
高級時計でも様々なバントと共にクロノグラフが選ばれているから、
各種バンドと合わないハズもない。金属、レザー、布系バンド・・・
ミリタリーバンドの「NATOベルト」も、結局のところナイロンバンドですからね。
この文字盤を含めてUltraのデザインであり、
だからこそ専用文字盤となってると思ってるし、
これによりApple Watchと差別化できるのも良いところ。
Apple Watch Ultra以外では、「ウェイファインダー」と「モジュラーUltra」は使えませんし、
夜間モードを使えるのも、この2つの文字盤だけ。
Apple Watch Ultra専用文字盤には、二種類ありますが、合わせやすさにおいては、
王道クロノグラフ系デザインを踏襲した「ウェイファインダー」が間違いない。
高級時計でも様々なバンドと共にクロノグラフが選ばれているから、
各種バンドや服装との相性もお墨つき。
フォーマルで愛用されるのもクラッシックなアナログ時計。
カジュアルからフォーマルまで、なんでもいけるのが「ウェイファインダー」です。
文字盤に機能性を求めるなら「モジュラーUltra」なのですけど、
デジタル表示の時計は、スポーツやアウトドアなイメージは拭えないです。
どちらかというとカジュアル向けな服装に合わせるべきかなと。
アプリの使い勝手という点では、モジュラーUltraなのですけどね。
もちろん、文字盤の選びの基準は千差万別、
服装やTPOに合わせて、好きな文字盤を使ったら良いし、
これだけでテンションが上がるなら、
自分の好きな写真、イラストにしたって良いでしょう。
こんな私でも、キャラクター文字盤はよく使いますからね。
ディズニーランドに行く時に、全身ミッキーで参戦してみたり。
今では、ピーナッツの文字盤もあるので、
スヌーピーファッションに文字盤を合わせても素敵でしょう。
キャラクター時計って安っぽくもなりがちですからね。
Ultraなら、ゴージャス可愛くなるのも素晴らしい。
これほど高級なキャラクター時計も珍しく、
文字盤次第で、日常的にも使えるってのは、やっぱり最高なのです。
男性ファッションの着用例
ドレスシャツ、カジュアルシャツ
なんだかんだで着用することが多いのがシャツですよね。
カジュアルでもフォーマルでもシャツは着るし、私が一番懸念していたのもシャツとの相性。
ここまでくれば、もぅご想像の通りかと思いますが、結局のところをバンド次第です。
サイズだけでなく、デザインがフォーマルでもイケるのか?
結局のところ、バンド次第です。
革ベルトや金属ベルトは、Ultraのチタニウム素材と相まって高級感出ます。
本革バンドが難易度低くて良い。意外とカラーレザーでも合っている。
ただ、ドレスシャツで着用するとなると、
オーシャンバンドやアルパインループは無いでしょう。
どちらも、基本的にアウトドア向け仕様なので避けた方が良いかなと。
バンドがゴツくなると、Gショック感も出てしまう。カーキの色味もアウト。
こういうのが好きな人も居るでしょうけど、私ならやりません。
サイズ感に関しては、フォーマルで大きい腕時計って全然問題ありません。
ゴツイ時計、皆さん昔からしてますし、
最近もゴツイ高級時計(ウブロのビックバンとか)流行ってましたからね。
ゆったり目のカジュアルシャツなら、なんでもオーケー。
ボタンを止めても、袖をまくっても、見せるスタイルというのは変わらず。
フォーマル着用で考えるとすれば、シャツの袖(カフス)とのバランス。
シャツの袖周りや袖丈って、腕時計を考慮してオーダーしたりもするのですけど、
腕時計は無視して、手首にジャストサイズの方が、シャツとしての見た目は良いのです。
袖がガバガバのシャツは、野暮ったいし、みっともないですからね。
体に合ったシャツの方が見た目が良く、着心地も良いということ。
よって、シャツから腕時計が見えまくりが正解です。
ノーマルApple Watchなら、袖も被せることできるんですけど。
いずれにせよ、私のシャツは、手首ピタ目なので無理です。
そもそも、オーダーシャツを作ったところで、シャツは消耗品。
腕時計する以上、シャツの袖口がボロボロになるのも避けられませんからね。
Apple Watch Ultraは、上部の角が立っているし、なかなか鋭利。
通常のApple Watchに比べると、間違いなくシャツがダメになるスピードは速いです。
ジャケット、スーツ
ジャケットを着る時は、シャツというクッションを挟みがち、
シャツが合えば、ジャケットが合うのも当然でしょう。
スーツ着用時は、腕時計はほぼ隠れるので、ちょっと腕を曲げた時に出てくる感じ。
ウルトラさんが、ひょっこり出てきても別に不自然では無い。
黒ベースの文字盤、黒ベースのバンドなら、スーツに色を入れても無問題。
派手目のグレーのストライプに、ハウンドトゥース(千鳥格子)。
私は、ブリティッシュスタイルで教育されてきました。
スマートカジュアル(カジュアルフォーマル)的なファッションにも、使えるのもいうまでもなく、
ジャケットの素材も軽くなれば、カジュアルバンドにも合わせやすくなるんじゃないかなと。
ブレイデッドソロループ。伸びる着用感を除けば意外と好き。
トレイルループ。NATOベルトより好き。
外しのアルパインループ。わたしは、やっぱり受け付けないかな。
本切羽仕様のジャケットなら、袖口折ってカジュアル風に。
私は、スーツ生地が痛むのでやりませんけど。
冬場は、ジャケットの下にピタ目のハイゲージニットを切ることも多い、
袖まで細いなら、レザーや金属バンドで上品さも極まるね。
色味を入れたレザーバンド、ニットカラーとの兼ね合いで。黒ニットなら大抵いけるかと。
カジュアル用のハイゲージニットなら、カジュアルバンドの方が良いと思うけども、
そもそも、私は、こういったゆったり目のニットの着こなしの正解がわかりません。
Tシャツ、スウェット
カジュアルで定番のカットソー。
腕丸出しのTシャツ。Apple Watch Ultraもモロだしになるやつ。
時計のデザインを、生かすも殺すも貴方の腕次第です。
時計デザイン100パーセント依存するかと思いきや、
腕時計よりも、Tシャツ自体が似合わない体型の人も居るでしょう。
時計の存在感を際立たせるなら、アルパインループ。
スポーツバンドやオーシャンバンドは、
汗かいた時のくっつく感じが苦手なので、私はあんまり使ってません。
ツルツルシーツより、タオルシーツが好きな人間です。
Tシャツ=暑い季節なので、汗をかきがち、
レザーや金属より、シリコンやナイロン系のバンドが好みです。
着用感なら、圧倒的にトレイルループです。
少し肌寒くなると着用するのがスウェットやパーカー。
袖が伸びてないタイプなら、シャツ同様に袖から時計出すのが正解だと思ってます。
袖中に入れたら腕時計としても機能しなくなりますからね。
ただ、リブしっかりめのパーカーとか、時計だすと手首苦しくなるし、
かといって中にいれても苦しいので、腕まくりがち。
リブを腕時計に被せても、結局のところ腕まくっちゃうんですよね。
腕まくって落ちてきて乗っかるくらいが自然で良いかなと。
ブルゾン、コート
綺麗目のアウターと言えばウール素材のコート。
代表的なのがチェスターコートやノーカラーコート。
フォーマルっぽい雰囲気となるので、イメージはスーツと大差なし。
ジャケットよりコートは袖口が広く、腕時計は被さりがち。
ジャケットと同じように使えると考えておけば、全く問題ないかなと。
カジュアルアウターの代表格、ミリタリージャケット。
MA-1のブルゾンは、袖がリブで、時計をどうするか問題。
私は、MA-1なら時計出し、オーバーサイズでも腕まくりがちは変わらず。
近年よく見るモコモコブルゾン。スンゲー暖かくて軽いからこればかりになりがちなやーつ。
こちらは袖口も広いので、あんまり気にせず被せますね。
時計使う時は、袖まくるのですけど、袖口広いからラク。
スポーツ、アウトドア
Ultraモデルって本来はスポーツ用。
ライトなスポーツウェアとの相性は、間違いないですね。
派手なウェアに合わせて、バンドも派手にしてみたり。
ウインドブレーカーなら、ポップなデザインが良きかなと。
よく分からないのが、アウトドアジャケットのUltra着用位置。
本格的なアウトドア系のファッションは、袖口もガチガチにしたい。
腕時計を出して袖締めるのが正解なのか?
なんちゃってアウトドアの私は、袖の上に時計もしたく無いからね。
ハードシェルが潰れる感じも好きじゃ無いから、無理やり出してます。
アウトドアジャケットにありがちな、手の甲まであるデザインのアウターも困る。
主にソフトシェル系のジャケット、これホント腕時計引っかかるんですよね。
Apple Watchでも引っかかってましたけど、Ultraは超スーパーウルトラ引っかかります。
インナーカフがあるジャケットも、腕時計が引っかかるから、
一旦腕時計を外して身につける必要もあるからね、
脱ぎ着を考えると、アウトドアジャケットとUltraは相性が悪い気もしました。
アウトドアブームで、キャンプで使う人も多いでしょう。私もその一人。
私みたいな、なんちゃってアウトドアみたいな人は、袖口甘めで選ぶべき。
山登るわけでも無いので防寒優先。ダウンに耐火ベストに行き着いてます。
アウトドアで時計が邪魔なのは、Ultraに限った話ではないけども、
ゴツクなるほどにガツガツぶつけるのよね。特にキャンプの荷物の出し入れ。
そして、キャンプやバーベキューとか、
別にゴツイ時計である必要ない・・・とか言っちゃだめ。
野外は、ゴツいが正義であり、キャンプだってファッションでしてるだけ。
わざわざ面倒なことしている俺カッケーなのです。
女性ファッションの着用例
カジュアルシャツ
男性同じく、よく着用するであろうシャツ。
レザーバンド、金属バンド、ナイロンバンド…
バンドが厚くないものが良いですね。
シャツの袖に腕時計は乗せて見せるというよりも、
シャツの袖を捲りあげて着用することが多いかなと。シャツが長いと野暮ったくなる。
こちらのモデルも、基本まくりがちって豪語しています。
女性用のシャツは、手首を見せるデザインのものも多く、
7部丈や8部丈シャツといった、シャツ丈が短いものも多い。
シャツを捲り上げて、肌を露出するって人も多いでしょう。
その方が女性らしさも際立ちます。
ニット、スウェット
大人かわいい立体感のあるローゲージニット。
時代的にあんまりピタピタのニットって着ないと思いますので、
どちらかというとオーバーサイズのニット。
緩みある袖なので、時計隠すもラク、出すのもラク。
ゆったり目ニット=カジュアルな雰囲気なので、
カラーバンドとかを合わせても可愛いですね。
ピタピタのハイゲージニット。オフィスレディが着用しそうなやつ。
堅苦しい印象があるので、落ち着いた色味のバンドにしてみたけど、ピタピタニットがイマイチ。
カットソー定番のスウェット。
こちらも、時代的にピタピタのスウェットって着ないと思いますので、ゆったりめのスウェット。
スウェットやパーカーは、オーバーサイズでも袖口はピッタリするので、袖まくりだちだそうです。
スポーツ、アウトドア
ウインドブレーカーにスポーツループは間違いないし、
シリコン製のスポーツバンドも間違いないでしょう。
女性は、派手な色でも可愛いの一言でカバーできるとも思ってる。
袖に調整ベルトがある、アウトドアブルゾン。
袖を締めて男らしくするのも良し、ベルト緩めのままオーバーサイズ感を出しても良し。
袖ガバガバなら腕時計も出し入れしやすくなり、時計の大きいのも可愛く見えると思いたい。
アウトドアベスト。ゴツイ生地感なら、ゴツめのバンドでも違和感も無くなる。
アウターだけでなく、インナーとしても使えるインナーダウン。
タイトなシルエットであり、袖口も細いのでUltraは露出して着用です。
ジャケット、ブルゾン、コート
カジュアル素材のジャケット。
ブラウンのジャケットに、茶系のレザーバンドを合わせたといったところでしょうか?
袖口がリブ素材のスウェットやブルゾン。
全体的にオーバーサイズで着用すると思われるので、隠して見せて可能です。
モコモコブルゾン。女性は完全なるオーバーサイズで着るので隠れがち。茂みの中からこんにちは。
艶感のある綺麗めコート。
艶感のある綺麗めコート。
時計の質感が高いことで、コートもより高級に見える気がする。
本革のライダースジャケット。
時計が合ってないというより、体がライダースジャケットに合っていない。
やっぱりオーバーサイズの時代ですね。
スーツ、フォーマル
上下セットアップのフォーマルっぽいジャケット。 ジャケットの袖口も広く、
ジャケットは袖丈が短い物も多いので、 この辺の使い勝手は、悪くなさそう。
ジャケットやスーツに合わせるという点では、Ultraの見た目は
男性のように、スーツ=シャツを着用というわけでも無いので、
シャツとのバランスを考える必要もない。
ジャケットの袖口は広いし、女性用ジャケットは袖丈が短い物も多い。
ただ、礼服等のフォーマル着用では、女性が大きな時計をするということを嫌がる人がいるということ。
冠婚葬祭=フォーマルとするなら、Ultraは微妙ですね。
特に、高齢の方と接する時は、変にケチをつけられても面白くありませんので。
腕時計は小さい方が、女性らしいというイメージもありますし、
アクセサリーも慎むことを良しとされる場合も多い。
日本の文化的にも受け付けない人がいるということを理解すべき。
女性に「奥ゆかしさ」を求める傾向、田舎ほど強く、高齢化社会ですからね。
腕の外側につけることで、どう頑張っても文字盤を見るために脇を広げてしまうわけで、
女性は、内側に小さい時計を身につけるというイメージがある人も多いでしょう。
ファッションと文化はつきものであり、
TPOに合わせた格好がファッションの大前提ですからね。
郷に入っては郷に従え。これもまたファッションだと思います。
Apple Watch Ultraのサイズ感まとめ
Apple Watch Ultraは、デカいのか?って話は、
賛否両論あると思いますが、
ファッション的な観点で言うのであれば、それはもぅ価値観次第ですよね。
大きいことが懸念されてますが、装飾品の類は、デカいことを良しとする傾向も有る。
Apple Watchよりも高級感があるから、デカくても別に変では無いということ。
目立っても安っぽくないから良い。これはジュエリー同様、質感も全然違うし、
高額だと認知されているから許されるとも思っている。
少なくともApple Watchユーザーは、知らないわけもないですからね。
個人的には、華奢な腕にゴツい腕時計って嫌いじゃないし、
私よりもはるかに細い腕で、うまく着こなしている人だって居る。
両腕に腕時計を身につけちゃう人だっているわけで、
なんにせよ、自身を持って身につけたら良いのではないかなと。
ただ、Apple Watchってファッション的な要素だけでもないので、
装着感に関しては、妥協しない方が良いかなと。
四六時中身につけるスマートウォッチ。
身につけ続けてもストレスないか?ってのが、なにより重要。
128,800円もするのに、使うのが負担になっちゃったら意味もないですからね。
Apple Watch Ultraの縦サイズが約5cm(49mm)なので、
着用する人の腕幅は、5cm以上は欲しいです。
となると、腕が細い女性では、どう頑張っても厳しい人が居るのも事実だと思っています。
ただ、サイズさえクリアできれば、Apple Watch Ultraという選択肢は、ホント悪くない。
活動量計は、毎日肌身離さず、朝から晩まで身につけ続けるモノ。
文字盤とバンド次第でデザインもカスタマイズできるわけで、
下手なブランド服購入するよりも、圧倒的にファッションコスパも高いのです。
ウルトラは、全ての機能が搭載されている上位モデルであり、
チタンにサファイアガラスで、キズもつきづらく、いつまでも美しい。
男女で使えるから、夫婦で共有したり、家族の健康管理としても最上級かなと。
中でも最高なのが、バッテリーが36時間も持つこと。
Apple Watch Series 10は、18時間しか持たないですからね。
充電回数が大幅に減ることで、ダンゼン使いやすくもなるのです。
→Apple Watch Ultra & Ultra 2レビュー。ウルトラを1年使って気づいたメリット・デメリット。
Apple Watch Seriesって、デザインもマンネリ化してきているし、
良くも悪くも普及し過ぎてるってのもある。
そんな、Apple Watch Seriesと差別化ができるってことが、
Apple Watch Ultraを所持する、1番のメリットなんじゃないかなとも思いました。
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