ahamo、povo2.0、LINEMO、楽天モバイル、格安SIMの比較と分岐点【2026年】。

ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルの違い

スマホのプラン選び、いまだに悩んでいる人が多いですけど、
現在では、コスパの高いプランは限られており、悩むほど選択肢も多くない。
知る人ぞ知る裏技プランってものもなく、
政府の規制もあり、以前よりも劇的に安くもなっています。

プランの名称は毎年コロコロ変わってますけど、
20GBだった容量が30GBに増えたところで、これに意味もない時代。
容量が増えたところで、以前とは回線品質は別物なわけで、
前提となるデータ通信容量が「同じように使えるわけではない」ということも理解しておきたい。
eSIMも当たり前となり、サービスの使い勝手もダイレクトに影響しますからね。
同じ値段、同じ容量で、使い勝手は全然違ったりもするのです。

では、何を基準に選べば良いのか?
といえば、自分のデータが揃っていれば簡単。
わざわざ携帯ショップでしか手続きできないようなSIMは選んではいけないし、
そもそも、そんな難しい話ではなくなっている。
というよりも、小難しくしてはいけないのが現在のルール。
「料金プランがわかりづらい」って時点で避けるべき。

理解しておくべきは、自分が主に何にスマホを使っているのか?ということ。
毎月何GB使うのか?電話はかけるのか?海外に行くのか?
この3つの問いに答えられれば、選ぶべきSIMも決められるとも思ってます。

SIM選びでデータ量、電話、海外利用と、店舗サポートや管理の必要性を確認する図。

料金やプラン名が変わったところで、根本的な考え方は変わらないし、
すでに大手キャリアでは格安SIMよりも安い、オンライン専用SIMを提供中。
聞いたことないようなSIMも選ぶ必要もない。

私は、ahamo、povo2.0、LINEMO、楽天モバイルに限らず、
MVNOの格安SIMも一通り使ってきましたが、
現在使ってる格安SIMは日本通信SIM、IIJmioのみですからね。
格安SIMは、APNの設定が必要で、iPhoneのデュアルSIMで詰むこともあるし、
わざわざ格安SIMを選ぶ理由もなく、初期手数料の分、割高になることも多いです。

というわけで、携帯乞食の時代から、私が格安SIMから長年使ってきた経験を含め、
2026年7月時点の料金で、使うべきSIMをまとめておきたい。
この手の料金は変わりやすいので、契約前に公式サイトの確認だけはお願いします。

この記事の結論(2026年の分岐点)
  • 迷ったらahamo。30GB・5分かけ放題・海外ローミング込みで月額2,970円。ただ、国内だけなら同額のLINEMOベストプランV推奨。
  • 月3GBで足りるライトユーザーはLINEMOベストプラン(月額990円)
  • 自分で管理できる人はpovo2.0。基本料0円のトッピング制
  • 無制限が欲しい人・楽天経済圏の人は楽天モバイル(無制限3,278円)。楽天グループ株を100株持てるなら株主優待で1年無料もあり。
  • 限界まで安くするなら日本通信SIM(1GB 290円)か、IIJmio(データeSIM 2GB 440円)
  • 店舗サポートが必須の人だけ、UQモバイル・ワイモバイル
目次

ahamo・LINEMO・povoの分岐点

大手キャリアのオンライン専用プラン、ahamo、povo2.0、LINEMO。
2026年になっても、まず検討すべきはこの3つで変わりません。

キャリア本体のプラン(ドコモMAXとか)は、無制限と特典てんこ盛りで高額路線へ。
店頭サポートの手数料も年々高額となり、これはオブラートにつつんでも情弱向けと言って過言ではない。
店舗とサポートと「わからない」ことにお金を払うプランです。

3社のオンライン専用プラン、2026年7月時点の比較がこちら。

スクロールできます
ahamoLINEMO
ベストプラン
LINEMO
ベストプランV
povo2.0
月額料金2,970円〜3GB:990円
3〜10GB:2,090円
2,970円0円
(トッピング制)
データ容量30GB10GB30GB0GB
※都度購入
大容量+1,980円で110GB
(大盛り)
20GB:2,700円
150GB:12,980円
(180日間)
5分かけ放題無料550円無料550円
かけ放題1,100円1,650円1,650円1,650円
超過後速度1Mbps300kbps
※15GB超で128kbps
1Mbps
※45GB超で128kbps
128kbps
海外利用30GBまで無料
※15日制限
有料
(海外あんしん定額)
有料
(海外あんしん定額)
有料トッピング
回線ドコモソフトバンクソフトバンクau

※2026年7月時点・税込。料金・内容は変わるので契約前に公式サイトで確認を。

ahamo:スペック優秀だがパケ詰まり

ahamo」は、月額2,970円のまま容量が20GB→30GBに増量されまして、
5分かけ放題が無料で付いて、海外ローミングまで込み。
大盛りオプション(+1,980円)を付ければ月110GBです。

データも通話も海外も、全部1つで済ませたいならahamo。
何も考えたくない人、
特に今までドコモ使ってきた人なら、ahamoが間違いない。
ドコモと回線品質は大差なく、
私も多くのドコモユーザーにahamoへの切り替え手続きを教えてきました。

ほんと全く使い勝手も変わらず、ドコモ契約よりも一気に安くなりますからね。
なんかドコモから変更するのが不安って人、とりあえずahamoにしたらよい。

ただ、手放しでは勧められなくなっているのが現在のドコモ回線。
ドコモ回線は都市部のパケ詰まりが酷い時期がありまして…
というよりも、未だに多くのエリアで酷いまま。
「エリアは最強、体感は微妙」という。
アンテナは立ってるのに全然通信速度出ない。これがまじでストレスなのよ。

3Gなき今、ドコモが繋がらないエリアも多いですからね。
我が家のエリアでは、ドコモだけ繋がらない家もあります。
QRコード決済とかもドコモ回線はマジで困る。

あと困るのが、dアカウント必須なこと。
ahamoは1回線につき1つのdアカウントが必要で、
複数回線を契約すると、メールアドレスも本人確認もアカウント毎に必要。

私は2回線目の契約で、免許証持って撮影を繰り返すハメになったってのもあるけど、
dアカウント周りの分かりづらさは、ドコモの伝統芸。
システムが酷すぎて、手続きがオンラインだけで完結できなかったり、
サポートにたらい回しにされて、結局店頭に案内されたり、それで有料って意味不明。

iPhoneでは、eSIMも必須の流れなので、
このeSIMの機種変更とかでトラブりがちなのがahamoだと思う。
この辺は、dアカウントを長く使ってる人ならわかってくれるはず。
住信SBIネット銀行もドコモSMTBネット銀行になっちゃって、どうするよってね。

まぁ、同じ2,970円で30GBなら、LINEMOベストプランVの方が繋がる場所が多い印象。
LINEMOのソフトバンク回線は、エリアも広くて速度も安定して出る。

ahamoを選ぶ価値があるのは、海外ローミングが料金に含まれている点。
年に何度も海外へ行く人なら、この一点だけで元が取れるんだけど、
ただ、そういう人は楽天モバイルも使ってる気がする。
ahamo持つより、楽天モバイルで海外データ容量追加した方が格安な場合が多い。
(海外の使い分けは後述)

ちなみにahamoを契約するなら、
同じ料金でJALマイルが貯まる「JALモバイル powered by ahamo」(2026年6月開始)という選択肢もあり。
中身はahamoそのもので、増量キャンペーンも共通。
マイルが貯められる分、こっちの方がお得でしょう。

LINEMO:ライト層と国内派の正解

ライトユーザーの分岐点は「月3GB」です。
実際のところ、スマホユーザーの大半は月3GBも使ってません。
それなりに使ってるつもりの私でも、Wi-Fi生活メイン、
基本引きこもりなので月3GBは行かないことが多い。

月3GBで足りるなら「LINEMOベストプラン」の月額990円。
3GBを超えても2,090円で10GBまで使える2段階制なので、
昔のミニプランみたいに「超えた瞬間ガクッと低速」も無くなりました。

そしてLINEMOといえばLINEギガフリー。
LINEのトークも通話もビデオ通話も、データ消費ゼロ。
連絡手段がLINEだけの人、電話は受け専門の人。
子供や両親に持たせるSIMとしても、LINEMOはありなんじゃないかなと。
容量を使い切ってもLINEだけは高速のまま、
連絡手段として、いつでもストレスなく使えるという安心感。

30GBのベストプランVは、月額2,970円で5分かけ放題込み。
・・・そう、ahamoと同額・同容量で使えるわけです。

となると違いは回線(ソフトバンクかドコモか)と海外ローミングの有無くらい。
海外に行かないなら、ソフトバンク回線の方が圧倒的にストレスなく使えるとも思ってます。

povo2.0:0円維持できる玄人向け

povo2.0」は、相変わらず基本料0円のトッピング制。
3GB 30日間で990円、20GB 30日間で2,700円、24時間使い放題330円。
月額という固定費が無いだけで、なんだかんだで安くなる。

月額定額とpovoの都度購入を比べ、容量、有効期間、長期間未購入時の利用停止条件を確認する図。

電話番号を維持するだけならタダ。
着信専用、SMS認証専用、サブ回線・・・povoの0円維持は今も健在です。

ただし180日ルールだけは忘れずに。
180日間有料トッピングを買わないと利用停止→そのまま契約解除の流れ。
半年に1回、数百円のトッピング(6時間使い放題250円とか)を買えば維持できます。
停止前にはメールとSMSで警告も来るので、そこまで神経質にならなくて大丈夫。

私のお気に入りは、モバイルルーターにpovoを挿す使い方。
出かける日だけ24時間330円をトッピングすれば、即席のWi-Fiスポットになる。
SIMフリーの中古ルーターなんて数千円ですからね。
月額数千円のポケットWiFi契約とか、ホント要らないのよ。

povoの難点は、管理コストが自分持ちなこと。
トッピングの種類も期間限定モノが多くて、正直ややこしい。
しっかり管理できれば最安、放置する人には向かない。
理解している人ほど得する・・・そういうSIM。

結局のところ、一番安く回線を持つ方法はpovo2.0。
家族に持たせる場合も、povo2.0で電話番号だけ維持するって人多いはず。
楽天モバイルと併用したり、
我が家は、IIJmioのデータSIMで、データシェアして使ってます。後述します。
なんにせよ、最安運用するならpovo2.0は欠かせない。
予備SIM、予備の電話番号として、契約しといて損はないと思ってます。

楽天モバイルとの分岐点

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は、使った分だけ料金が上がる従量制。
携帯プランの革命を起こし、ahamoやpovoが出るきっかけとなったプランでもある。

3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円。
この料金、2026年7月時点でも据え置きなのが素晴らしい。
楽天との分岐点はシンプルで、次の3つのどれかに当てはまるか。

楽天モバイルを選ぶ理由
  • 無制限で使い倒したい(3,278円は他社に無い価格)
  • Rakuten Linkで通話し放題したい(アプリ経由なら国内通話無料)
  • 楽天市場のヘビーユーザー(SPU倍付けで実質元が取れる)

どれにも当てはまらないなら、ahamoかLINEMOで良い。
従量制は「3GBをちょっと超えたら月額倍増」という仕組みなので、
中途半端な使い方だと一番損をするのが楽天モバイルです。

回線品質については、正直、昔ほどディスれなくなりました。
プラチナバンドの整備も始まって、建物内で全滅っていう場面は減ってるし、
私が住んでいるエリアでは、他キャリア並みに高速だし普通に繋がります。
ドコモがパケ詰まりしまくりなので、楽天をメイン運用した方が幸せなのじゃないか?
繋がる低速より、繋がれば高速の楽天モバイル。繋がるエリアはだいぶ増えたなという印象。

ただ、建物の奥や地下では、まだまだソフトバンクやau回線の方が繋がることが多い。
だから楽天をメインにするなら、もう1回線持っておくと安心。

Rakuten Linkアプリ経由で国内通話無料も素晴らしく、
海外からの国際電話にRakuten Linkも欠かせないですからね。

あと、楽天モバイルが素晴らしいのがUIのわかりやすさ。
スマホアプリで完結する仕組みであり、
他キャリアよりも圧倒的にわかりやすく使いやすい。

大手キャリア回線のようなダークパターンもなく、MNP転出もしやすいのも素晴らしい。
他の楽天のサービスもこれくらいシンプルにわかりやすくなったら、
楽天モバイルの印象は、もっと良くなると思うんだけど、
良くも悪くも、楽天市場や楽天カードといったサービスと紐づくのが難点か。
楽天アカウントで、それらサービスと連携しやすいってのは、
メリットでもあり、デメリットでもあるでしょう。
楽天使いたくない、使わせたくないって人も一定数いるはず。

株主優待で楽天モバイルが無料

楽天モバイルは、楽天グループの株主優待で、
楽天モバイルを無料で使うという方法もあり、
株主優待として資金も少なくて済むし、
その割に優待リターンも大きく、なかなか悪くないです。

楽天グループの株を100株持っていると、
楽天モバイルの音声+データ30GB/月のプランを無料で使えます。
2026年分は、まず6か月無料。
12月末と6月末の両方で100株を持っていれば、さらに6か月。
合計で1年間、維持費は事実上ゼロです。

私の場合、1株500円台のときに夫婦で買ったので、
100株で5万円ちょっと、2人分で10万円ほど。

月額3,000円相当の通信費、年に換算すると約36,000円くらいの通信費が、
この初期投資金額だけで使い続けられると考えると、だいぶお得なのですよね。
かれこれ3年この優待で使っているので、既に投資額の元も取ってるし、
株価も上がって一石二鳥。ここ数年配当金は無配(0円)ですけどね。

ただ、株価は日々変化するので、投資は自己責任で。
私は500円台で買った後、一時は1,000円を超えて、2026年9月時点では700円台。
日本円の価値は、ダダ下がりする中、
優待目的の株としてもコスパは高いのではないか…とは思ってるけど、
繰り返しますが、投資は自己責任で。

株主優待のSIMは、今では物理SIMとeSIMのどちらでも発行できるようになってて、
物理SIMなら、モバイルルーターに挿して使ったりしても面白いかなと。

注意点としては、使えるのは株主本人のみで、月間容量は30GBまで(無制限ではない)。
申し込みは年に1回、春の受付期間内に自分で行う(2026年分は3月11日〜5月15日)。
今のところ、株を持ち続ける限りは、自動更新で使い続けれる。
権利確定日は12月末なので、狙うなら年内に100株でしょう。

株を持ち続ける限り有効ってのが、現在までの優待内容ですが、
今後も続いたら有り難いし、楽天モバイルは自腹でも複数契約してるし、
ちゃんと応援する気持ちで、株も長期保有しております。

ワイモバイル、UQモバイルとの分岐点

ワイモバイルとUQモバイルを選ぶ理由は、昔から1つだけ。
店舗サポートが欲しいかどうか、です。

UQの「コミコミプランバリュー」は35GB+10分かけ放題で3,828円。
内容だけ見れば、昔ほど酷い割高でも無くなりました。
ワイモバイルのシンプル3は、割引前だと35GBで5,478円。
家族割・光回線セット割をフル適用して、やっとオンライン専用プラン並み。

つまり構図は変わってない。
割引の条件を揃えるために、家族と光回線ごと縛られるわけです。
オンラインで契約・手続きができる人なら、ahamoかLINEMOで良い。
それができない家族のためのプラン、と割り切るのが正解かなと。

ここまで読んでもちょっと分からない、SIMの設定やeSIMが苦手。
そういう人の格安な選択肢は、ワイモバイルかUQモバイルになります。

ドコモ・ソフトバンク・au本体は本当に高額なので、その間の選択肢として残っている、というのが現状です。
ただ、割高だというのは理解した上で使った方がいい。

格安SIM(MVNO)との分岐点

格安SIMが登場した頃は、乗り換えを推奨してましたが、
大手キャリアからahamo、povo、LINEMOが登場した今、
「格安SIMはデメリットだらけ」となっています。

キャリアから回線を借りてるMVNOは、昼休みの時間帯に速度が明確に落ちる。
初期費用3,300円やSIM発行手数料を取るところも多く、
月額利用料の数百円お得になったところで、その元を取るのも難しくなっています。

月1,000円前後で3GBなら、LINEMOと変わらないのに中身は明らかに劣りますからね。
mineoもOCNモバイルONEもBIGLOBEもイオンモバイルも・・・今では全部解約しました。

料金で安くなる金額も微妙であり、
APN設定の手間や使い勝手の悪さ、通信品質の悪さを考えると、
ほとんどの人は、格安SIMを選ばない方が幸せ。

ただ、格安SIMの中で、例外が2つだけある。
日本通信SIMとIIJmio。この2つだけは、今も私の現役SIM。
その理由について。

日本通信:月290円の従量制が唯一無二

日本通信SIM」の合理的シンプル290プランは、
月額290円で1GB、超えたら1GBあたり220円の従量制。
5GB使っても1,170円であり、この従量制というのが味噌。
使った分だけの請求となるので、ほんとワンコインで運用できるし、
データ上限をマイページで設定もできるので、
意図せず使いすぎて、予期せぬ請求がくることもない。※初期値は10GB
音声通話SIMが月額290円ってのも、他では真似できないとも思う。

通話料も30秒11円と、標準の半額。
プレフィックスアプリ無しでこの価格・この品質は日本通信だけ。

中容量でも、コスパが高いプランがあり、
みんなのプランは20GBで1,390円(5分かけ放題 or 月70分無料通話込み)。
50GBでも2,178円と、ahamoの半額以下。
ahamo同様のドコモ回線なので、どっちにしろ回線速度を気にしない、
回線速度に目をつぶれるならアリでしょう。

まぁ、やっぱり使わない時は激安で、
使っても安いので、シンプルにわかりやすく、人にも説明しやすい。
ウチの親族はひたすらに日本通信SIMを勧めてます。

IIJmio:データeSIMとシェア機能が強い

IIJmio」のギガプランは、音声SIMが2GB 850円、
10GBで1,400円と普通なのですけど、
IIJmioが素晴らしいのが、余った容量を家族で共有できること。

余った容量は翌月に繰り越せるし、複数回線でデータシェアもできる。
iPhoneとiPadで容量を共有したり、家族で分け合ったり。
複数回線・複数デバイス運用なら、IIJmioが圧倒的。

そして、このデータシェアと合わせて使うべきなのが、最安のデータeSIM。
データeSIMが、2GBで月額440円で契約できること。
このデータシェアとデータeSIMの2つを組み合わせることで、
他社にはない最安運用が可能となります。

弱点は、やはりデータeSIMは、ドコモ回線しか選べないということ。
ドコモ回線でしかも格安SIMなので、12時台は、ホント使い物にならない。

ちなみに、IIJmioを契約するなら、「JALモバイル powered by IIJmio」(2025年4月開始)もアリ。
私は2025年4月のサービス開始とともに契約し続けてますが、中身は完全にIIJmioでした。
プランはIIJmioと同じで、データeSIM 2GB 440円もあるし、
管理はIIJmioのmioIDで、会員ページにはIIJmio契約と並んでJALモバイル契約が表示され、
IIJmioの回線とデータシェアもできる。

通信速度も測りましたが、ほぼ変わらない数値だったんで、きっと一緒でしょう。
申し込みは、JALのお得意様番号とmioIDを入れるだけ。
既にIIJmioユーザーなら、運転免許証のような本人確認も要らず、
データeSIMなら即日で使えるようになりました。

違うのはマイル。
月額に応じてJALマイルが貯まり、1,500マイルで年1回「どこかにマイル」が使える。

私の使い方は、データeSIM 2GB 440円を複数回線契約して、
余ったデータを繰り越し、家族やiPadでシェアする形。
電話番号はpovo2.0で維持してデュアルSIM運用。
スマホ1台あたり月額440円2GBで運用できて、2契約なら4GBで880円。
余った容量は繰越、家族の数だけ余ったシェアできる容量も増えていく。
使う容量が少ない家族が多いほどに、容量が余りまくります。

IIJmioの注意点は、初期費用3,300円と、
SIM発行手数料(eSIMは220円、物理SIMは433.4円)が発生すること。
機種変更の時は、eSIMの再発行手数量も必要です。

JALモバイルの注意点は、IIJmioと共通なんだけど、
更にIIJmioの入会キャンペーン(6か月割引など)が使えず、
複数回線を契約してもLife Statusポイントは月1ポイント、どこかにマイルも年1回です。
ですので、私は1回線だけ、JALモバイルにしています。

マイルを貯めている人なら、IIJmioよりお得なのは間違いなく、
最安のeSIM 2GB 440円でもどこかにマイルの対象で、
IIJmioの家族回線とシェアできるので、使わずに置いておいても損はないかなと。

HISモバイル:中途半端な容量の隙間狙い

日本通信と同系のHISモバイルは、100MB未満なら月280円、7GBで990円。
20GBは2,090円で6分かけ放題まで込み。
「3GBじゃ足りないけど10GBも要らない」という隙間では最安クラスなんだけど、
100MB未満で月280円ってのは、まず無理だし、
毎月コンスタントに7GB使う人ってのも難しいとも思う。

基本的には日本通信SIMベースだけど、
使い勝手やUIも微妙だったので、

というわけで、以下、格安SIMの分岐点。

それでも格安SIMを選ぶ場合
  • 1〜3GBを限界まで安く→日本通信SIM 合理的シンプル290
  • サブ回線・タブレット・家族シェア→IIJmioデータeSIM(2GB 440円)
  • 5〜7GBの容量→HISモバイル 7GB 990円
  • それ以外のMVNOは微妙。昼の速度と初期費用3,300円に注意。

ちなみに、自宅のネット回線をドコモのホームルーター「home 5G」に、
他社SIMを挿して安く運用するという方法もあります。
home 5Gで格安SIM・ahamo・LINEMO・povoを使う方法にまとめています。

海外利用の分岐点

海外で使えるデータの容量と日数、電話の発着信料金とアプリの条件を別々に確認する図。

海外に行く人のSIM選びは、国内とは別の勝負になります。
ここを知らずにpovoを選んで、空港で詰む人が居るわけです。

私はahamoをハワイで、楽天モバイルをシンガポールで使ってきました。
海外WiFiレンタルもプリペイドSIMも散々使った上での結論は、
「海外に行くならahamoか楽天モバイル。他は補欠」です。

海外ahamo:設定不要だが15日制限

ahamoは、月間30GBの中に海外データ通信(国際ローミング)も含まれてます。
申し込み不要、追加料金無し。
スマホのデータローミングをオンにしておくだけ。
ハワイでは日本と遜色ない速度で使えて、1週間の旅行で使ったのは約5GB。

ただし、海外利用は15日まで
15日を超えると最大128kbpsに制限され、日本に帰国するまで解けません。
無料なのはデータ通信だけで、通話は着信にも国際料金がかかる点にも注意。
大盛りオプションの80GBは国内専用です。

海外楽天:毎月2GB無料で長期滞在向き

楽天モバイルは、毎月2GBまで海外ローミング無料(107の国と地域)。
足りなければ1GBあたり500円でチャージできて、利用日数の制限もありません。
Rakuten Link経由なら海外→日本の発信が無料なので、
「海外では着信に出ず、Linkで折り返す」という運用ができるのが強い。

ahamoとの使い分けはこう考えてます。

スクロールできます
ahamo楽天モバイル
海外データ量30GB(国内と共用)毎月2GB
+1GB 500円でチャージ
利用期間15日まで
※帰国でリセット
制限なし
超過後速度1Mbps
※15日超は128kbps
128kbps
国際電話発信・着信とも有料Rakuten Linkで
日本への発信無料
向いている人2週間以内の旅行で
たっぷり使う
長期滞在・
電話も使いたい

短期旅行でガッツリ使うならahamo。
長期滞在や、海外から日本へ電話する用事があるなら楽天。
ちなみに楽天の海外2GB(無料分)は月間データ利用量にも加算されるので、そこだけお気をつけて。

povoとLINEMOは海外が弱い

povo2.0も海外トッピングに対応はしましたが、1GB単位で見ると割高。
LINEMOの「海外あんしん定額」(24時間3GBで980円)も、1週間の旅行だと数千円かかる。
povoやLINEMOがメインの人は、海外旅行のときだけ、
デュアルSIMでahamoか楽天を追加するのが賢いです。
どちらも契約手数料・解約金は無料ですから、旅行のたびに契約したって良い。

設定の流れ、ハワイとシンガポールの実測速度、繋がらない時の対処法、必要なデータ量の実測は、
ahamoと楽天モバイルの海外利用。使い比べてわかった違いと選び方。で全部書いています。

デュアルSIMはeSIM時代の罠に注意

1枚に絞らず、2回線を1台で使うデュアルSIM。
メイン回線+povo0円、メイン回線+IIJmio 440円、国内SIM+海外用楽天・・・
良いとこ取りで安くする基本テクニックです。

スマートフォン1台の2回線を通話用とデータ通信用に分ける図。データ通信は一度に1回線。

そしてもう1つ、2026年に痛感した理由があります。
「1つの回線でどこでも使える」という回線が、無くなったこと。

以前はドコモを持っていれば、どこでも繋がりました。
ところが2026年3月31日にドコモの3G(FOMA)が終わってからは、山の中や建物の奥で繋がらない場面が出てきた。
繋がったとしても、速度が出ないことが多い。
これは私の体感です。

国内ではソフトバンク系やau系の方が繋がる場面が多く、楽天は繋がれば速い。
どれか1つに賭けるより、2回線で穴を埋め合う方が現実的なのです。

そして2026年の大きな変化。
iPhone 17シリーズから、日本モデルも物理SIMスロットが廃止されました。
eSIM専用・デュアルeSIM。SIMカードを挿す穴がもう無い。
つまり、これからのデュアルSIM運用はeSIM前提になるってことです。

ちなみに私は、物理SIMを2枚挿せる香港版のiPhoneを使い続けています。
楽天の優待SIMを差し替えたり、家族の端末に移したりが、物理SIMの方が楽なので。
余談ですが、香港版はカメラのシャッター音も鳴りません。

eSIM自体はラクですよ。
QRコードを読み込むだけで開通するし、SIMピンも要らない。
ただ、格安SIM(MVNO)を混ぜた瞬間に、罠が2つ出てきます。
私はここで何度も詰んだので、実体験から書いておきます。

罠1:APNプロファイルは1つだけ

格安SIMをiPhoneで使うには、APN構成プロファイルのインストールが必要です。
eSIMになってもこの前提は変わらないものが多い。
そしてiPhoneにはプロファイルを1つしかインストールできません
つまり、プロファイル必須の格安SIM同士のデュアル運用は基本的に不可能。

もっと危険なのが、インストールの順番ミス。
プロファイルは「インストール時に有効だった回線」に適応されます。
例えば、LINEMOを有効にした状態で日本通信のプロファイルを入れると、
LINEMO側に適応されてしまい、両方とも繋がらなくなる

日本通信SIMのAPN設定前にモバイルデータ通信の対象回線を選ぶ模式図。
設定の要点を示す模式図です。実際の画面・操作手順は通信事業者の公式案内をご確認ください。

私はこれを何度もやりました。
アンテナピクトは立ってるのに繋がらない。表示が4Gじゃなく3Gになってたら大体コレ。
ただのSIM不良だと思い込んで、外出先で詰んだこともあります。
繋がらなくなったら、慌てずこの手順で復旧してください。

  1. 設定→一般→VPNとデバイス管理から、プロファイルを削除
  2. 設定→モバイル通信で、プロファイルを入れたい回線を有効にする
  3. Wi-Fi接続でプロファイルを再ダウンロード→インストール
  4. iPhoneを再起動
  5. Wi-Fiを切って、両方の回線が通信できるか確認

で、この面倒を根本から避ける方法がひとつ。
プロファイル不要の回線だけで組むことです。

iPhoneでAPN構成プロファイル不要の通信事業者
  • ドコモ回線:docomo、ahamo
  • au回線:au、UQモバイル、povo2.0
  • ソフトバンク回線:SoftBank、ワイモバイル、LINEMO
  • 楽天回線:楽天モバイル
  • 例外:IIJmioのデータeSIM(ドコモ網)はMVNOだがプロファイル不要

キャリア系ブランド同士なら、プロファイル問題は発生しません。
デュアルSIMで使うという点でも、ahamo・povo2.0・LINEMOは強いのです。
IIJmioのデータeSIMがみんなに重宝されるのも、プロファイル不要だから。

罠2:ドコモ系eSIMのEID被り

eSIM同士のデュアル運用では、eSIMの識別番号「EID」にも注意。
日本通信SIMやHISモバイルなどドコモ網系のeSIMは、
ahamo(ドコモ)とEIDが被って、プロファイルがダウンロードできなくなることがあります。
日本通信では、再発行に有償1,100円。地味に痛い。

物理SIMを挿せた時代は「片方を物理SIMにすれば回避」できましたが、
eSIM専用のiPhone 17以降では、その逃げ道が無い。
ドコモ系同士のeSIM併用は避ける。組み合わせを決める前に確認してください。
※IIJmioはフルMVNOなので、ahamoとEIDは被らず使えます。

使えるデュアルSIMの組み合わせ

スクロールできます
組み合わせ月額目安こういう人向け
LINEMOベストプラン × povo2.0990円〜番号2つ欲しい。povo側は0円維持
povo2.0 × IIJmioデータeSIM 2GB440円〜最安運用。通話はpovoで都度課金
日本通信290 × povo2.0290円〜電話番号維持+低容量の最安クラス
ahamo × 楽天モバイル4,048円〜回線障害への保険+海外最強の布陣

データ通信と音声通話を別回線に分けると、融通が効くようになる。
通信障害が起きても、もう1回線あればQR決済も地図も止まらない。
PayPayが使えなくてレジで詰む・・・あの絶望への保険でもあります。

まとめ:あとは乗り換えるだけ

最後に、分岐点をもう一度。

2026年のSIM選び・最終結論
  • 月3GB以下→LINEMOベストプラン990円。LINEしか使わないなら即決
  • 月10〜30GB→ahamo。国内だけなら同額のLINEMOベストプランV
  • 無制限→楽天モバイル3,278円。楽天グループ株100株なら株主優待で1年無料
  • 0円維持・都度課金・かけ放題単体→povo2.0(管理できる人限定)
  • 限界最安→日本通信SIM290。サブ・シェア用途→IIJmioデータeSIM
  • 海外長期→楽天モバイル。海外2週間以内→ahamo

1回線でどこでも使える時代は終わりました。
だから安い回線を2つ。
これが2026年の答えです。

新規契約手数料、解約金、MNP転出料、SIMロック。
携帯業界の悪しき縛りは、もう全部無くなってます。
乗り換えて、ダメならまた戻せばいい。ノーリスクなんです。

プラン名や料金は、この先も変わり続けます。
でも「自分は何GB使うのか、電話するのか、海外に行くのか」。
この分岐点で考える限り、選び間違えることは無い。

何年も前のプランのまま、なんとなく払い続けている人。
先延ばしするほど、確実に損をしてます。
気づいた人から乗り換えてるし、
皆ができてるんだから、あなたにできないことも無いのですよ。

P.S.
私はハワイに行くとき、家族用にahamoをもう1回線契約して、
旅行から帰ってスグ解約したことがあります。
プリペイドSIM扱いかよって話ですが、契約も解約も手数料ゼロだから成立しちゃう。
縛りが無くなった時代って、つまりそういうこと。
SIMは「一生モノの契約」じゃなくて、使い捨てできる道具になったのです。

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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

平成21年に輸入物販で起業して、既に起業17年目。
法人12期目。小さい会社の代表です。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 法人だとahammo、povo、LINEMO、Rakuten UN-LIMITに入れず、選択肢がY!mobileかUQmobileになっちゃいます。複数台契約するならおっしゃられているようにY!mobileの方が安くつきますね。

    アップルウォッチのセルラー付モデルでセルラー機能を使うには、docomo、au、SoftBankじゃないと機能しないみたいです。
    私はUQに替えてセルラー機能が使えなくなりましたが通信料安くなったんで良しとしています。

    • UQとYモバは法人OKなのですね。

      >>アップルウォッチのセルラー付モデルでセルラー機能を使うには、
      >>docomo、au、SoftBankじゃないと機能しないみたいです。

      格安SIMやサブブランドでは、Apple Watchセルラー未対応・・・これホント嫌ですよね。
      私も背に腹は代えられないのでGPSモデルを使ってます。

      ドコモ、au、ソフトバンク契約でしか使えないっていうApple Watch縛り。
      eSIM対応、SIMロック解除に続き、Apple Watchも使えるようになると良いんですけどね。

  • 横から失礼します。
    私は、楽天(株主優待)1択だと思っています。
    私は、年に1~2回海外出張に行かされる社畜で、現在JAhamo(JALのahamo。現在40Gまで料金同)、楽天(株優)、楽天(自腹)の3回線保有していますが、楽天(株優)は、
    メリット
    維持費が事実上零円。(株価700円台で保有。昨年は、ほぼ含み益)
    海外からの通話が無料(LINK使用で、会社だけでなく、一緒に出張の同僚宛も無料。神)
    Office linkが、シンプルで使いやすい(自腹の方のLINKは、宣伝だらけでクソ)
    デメリット
    自腹の有償版は、無制限利用可だが、株優版は国内30G迄/月で、追加購入不可。
    音声が多少悪い(が、自分は全く気にならない。)
    地下鉄線内で繋がりにくい(こと、ままある。JAhamoは、意外にも結構早く、詰まらない。)
    念のためJAhamoを契約し、最近フランスへ行きましたが、楽天の2回線で全然OKでした。
    さすがにJAhamoは過剰で、契約解除検討。また、株優だけだと海外不安なので、自腹を残すか検討です

    12月末が楽天Gの権利日なので、主さんのレポートも是非読みたいところです。

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