XGIMI AURA 3 Max / Proレビュー。超短焦点プロジェクターで4K 120Hz、TITAN Noir Maxとの分岐点。

AURA 3 Maxで120インチのスクリーンに投影した映像(明るい部屋)
この記事の結論
  • 超短焦点なのに、TITAN Noir Maxと遜色の無い映像でびっくりした
  • 音も良く、ゲーミングプロジェクターとしても最高峰。映画だけではもったいない
  • 強いて言うデメリットは定価4,999ドル。Kickstarterの先行価格なら破格

XGIMIの新しい超短焦点プロジェクター、AURA 3 Max。
前回のTITAN Noirシリーズは、ホームプロジェクター市場で世界トップクラスのシェアを誇るXGIMIが、シアタープロジェクターでも最高峰を目指したモデルという話をしましたが、今度は、超短焦点プロジェクターでも最高峰のモデルが登場。
それが、今回紹介するAURA 3 Maxです。

AURA 3 Maxで120インチのスクリーンに投影した映像(明るい部屋)
AURA 3 Maxで120インチに投影(明るい部屋)

超短焦点プロジェクターというのは、至近距離から大画面に映せるタイプのプロジェクター。
従来の長焦点プロジェクターに比べると、投射角がきつい分、映像は劣るというイメージがあったんですよね。
ところが、今回のAURA 3 Maxを使ってみたら、とんでもなく綺麗。
つい先日まで検証していたTITAN Noir Maxと比べても、遜色の無いレベルの映像で、本当にびっくりしました。

しかもこれ、映像だけじゃなく、音もめちゃくちゃいいんですよね。
4K 120Hzにも対応と、ゲーミング性能もトップクラス。
シアタープロジェクターとしてだけでなく、最高峰のゲーミングプロジェクターとして使うのも悪くない。

肝心な価格は、アメリカでの定価が4,999ドルと、スペックだけでなく、価格も最高峰クラス。
それが2026年10月20日に始まったKickstarterの先行価格では、いきなり最大56%オフと、ちょっとどう判断したら良いのか分からないほどの割引価格。

予約金の払い方や予約特典の仕組みは、Kickstarterでの買い方にまとめました。

いくら安くなるとはいえ、価格と映像が伴ってなければ意味が無いわけで、このAURA 3 Maxも、発売に先駆けて使わせていただきましたので、ここ数週間ほど使って気づいたところを、ここにまとめておきたい。

目次

XGIMIの超短焦点AURA

AURAシリーズの立ち位置

AURAシリーズについて理解を深めるために、XGIMIのラインナップを整理しておきます。
XGIMIのホームプロジェクターは、大きく分けると4つのラインがあります。

・Elfin Flipシリーズ:薄くて持ち運びに特化
・HORIZONシリーズ:手軽さと高画質を両立
・TITANシリーズ:Makuakeで先行販売中(2026年12月17日まで)のフラッグシップモデル
・AURAシリーズ:超短焦点プロジェクター。今回紹介するのはこれ

Elfin Flipは、カバーがそのままスタンドになる超薄型のポータブルプロジェクター。
タブレットほどの薄さなのに、本気の映像が映し出せる画期的なモデルで、最新のElfin Flipシリーズは、Makuakeで応援購入総額9億円を突破。
Makuakeの歴代最高額を塗り替えたモデルです。

HORIZONは、ホームプロジェクターというジャンルを確立させたXGIMIの看板モデル。
置いて電源を入れるだけで、ピントも台形補正も全部自動。
最新のHORIZON 20 Maxは、5,700 ISOルーメンと、ホームプロジェクターとしては異次元の明るさで、高画質と手軽さを両立させたXGIMIを代表するシリーズです。

さらにその上のフラッグシップモデルとして登場したのが、前回紹介したTITAN Noir。
このTITAN Noirは、ホームプロジェクターというよりもシアタープロジェクターの中で、さらに最高峰の映像を求める人向けのモデルですね。
海外のKickstarterでは約31億円を集めて、2026年の最高額キャンペーンになっており、日本のMakuakeでは2026年9月24日の開始から、2026年10月15日時点ですでに2億円以上を集めています。

それぞれ非常に話題を集めているプロジェクター。
何が違って何がすごいのかというのは、Elfin Flip 4K、HORIZON 20、TITAN Noirのレビュー記事で詳しく書いているので、よろしければそちらもご覧ください。

ここまでの3つは、いずれも長焦点のプロジェクター。
従来のプロジェクターのように、スクリーンから離れた位置に置いて投影するタイプ。
対して、今回新たに登場したAURA 3シリーズは、超短焦点のプロジェクターなんですよね。

壁際に置いて、スクリーンのすぐ手前から真上に映像を投影する。
同じプロジェクターだけど、使い勝手はけっこう別物。
どちらかというと、テレビに近い使い方のプロジェクターとなります。

長焦点プロジェクターと超短焦点プロジェクターの置き方の違いを横から見た図解
長焦点と超短焦点の置き方の違い

そのAURAシリーズの最新モデル、AURA 3 Maxは5,700 ISOルーメン。
超短焦点プロジェクターでは、トップクラスの明るさとコントラスト性能であり、そこに、TITAN Noirで初めて搭載されたデュアルアイリスまで載せてきた。
XGIMIが、超短焦点プロジェクターでも天下を取りに来たってわけですね。

このAURAシリーズ自体は実は以前からありまして、今回で3世代目。
2世代目のAURA 2は海外だけで展開されていて、日本では発売されていません。
このAURAシリーズがどのように進化してきたのかを、さっくりと。

初代AURAからの進化

初代のAURAが登場したのが、2021年。
XGIMIにとって初めての超短焦点プロジェクターであり、初めてのレーザープロジェクターでもありました。

当時、4Kの超短焦点プロジェクターは、すでに各社から出ていました。
ただ、海外の大手メーカーのモデルは、3,000ドル〜6,000ドル台。
そこへ4K対応で、明るさは1,800 ISOルーメン、投写比は0.233と、大手のモデルに近いスペックで、Harman Kardonの60Wのスピーカーまで内蔵して、2,499ドルで登場。
日本でも299,860円で発売となりました。

このモデルで特に評価されたのが、音と価格。
世界の専門誌が選ぶEISAアワードでも、2022年の超短焦点プロジェクター部門に選ばれています。

その3年後、2024年に海外で登場したのがAURA 2。
光源は、HORIZON Sシリーズと同じDual Light 2.0というハイブリッド光源へ。
明るさは2,300 ISOルーメンに上がり、Dolby Visionにも対応。
投写比も0.177と、さらに壁へ近づけられるようになりました。

加えて、オートフォーカスと自動台形補正にも新たに対応。
スクリーンへの位置合わせを手伝う機能や、壁の凹凸や色に合わせて補正する機能も入りました。
価格も2,699ドルと、他社の上位モデルよりも安く、こちらも2024年のEISAアワードで、超短焦点プロジェクター部門に選ばれています。

では、その評価の高かったAURA 2から、今回のAURA 3はどれだけ進化したのか?
まず光源が、ハイブリッド方式からRGBトリプルレーザーへ完全移行。
映画館と同じ純レーザー方式で、純度の高い色と高いコントラストを出せるようになりました。

明るさはAURA 2の2,300 ISOルーメンから、AURA 3 Maxでは一気に5,700 ISOルーメンへ。
約2.5倍、初代と比べれば3倍以上です。
投写比も0.177から0.163へ。
さらに近い距離から投影できるようになっており、AURA 3 Maxでは120インチでも、壁から約20cmの距離で投影できてしまいます。

ゲーミング性能も大きく進化しており、AURA 3では4K 120Hz、フルHDなら240Hzまで表示できるようになりました。
入力遅延も大きく改善されており、ゲーム環境は別物と言っていいほど進化しています。
スピーカーの出力も60Wから80Wへ。
そこに先ほどのデュアルアイリスが新しく加わって、黒とコントラストの作り方そのものも変わっています。

つまり、光源と明るさ、黒の作り方、4K 120Hzに本体の音。
映像もサウンドも土台から底上げされたのが、今回のAURA 3というわけです。

初代AURAからAURA 3 Pro/AURA 3 Maxまでの進化と定価
初代AURAからAURA 3 Pro/Maxまでの進化

肝心な価格ですが、AURA 2は、発表と同時に2,699ドルで発売されていました。
今回のAURA 3 Maxは、定価が4,999ドルとほぼ倍になっています。
それが今回のKickstarterの先行価格では、2,399ドル。
これだけ進化して、AURA 2の発売時の価格よりも安くなっているわけです。

このAURA 3シリーズには、AURA 3 MaxとAURA 3 Proの2つのモデルがあるんですけれども、何が違うのか?

AURA 3 Maxのスペック

AURA 3 MaxとProの違い

今回新たに登場したAURA 3 MaxとAURA 3 Proの違いについて。
この2つのモデルの違いは、明るさとコントラストと重量だけです。

・明るさ:AURA 3 Maxが5,700 ISOルーメン、AURA 3 Proが4,100 ISOルーメン
・ネイティブコントラスト:AURA 3 Maxが最大8,000:1、AURA 3 Proが最大7,000:1
・重量:AURA 3 Maxが9.4kg、AURA 3 Proが8.9kg

それ以外のRGBトリプルレーザーも、4K 120Hzの表示も、デュアルアイリスもDBLEも、映像処理のチップも、レンズもスピーカーも、全部共通となっています。
TITAN Noirシリーズと同じで、明るさとコントラストで価格が変わってるってわけ。

AURA 3 MaxとAURA 3 Proのスペック比較表(ハイライトなし)
AURA 3 MaxとAURA 3 Proのスペック比較

メーカーの位置付けとしては、AURA 3 Maxが、明るいリビングとより大きな画面向け。
AURA 3 Proが、一般的なリビング向けってなってますけど、120インチを超えるあたりから、明るさの差が分かりやすくなると思ってますんで、より大きなスクリーンに投影することを想定してるんだったら、AURA 3 Maxの方がよろしいかなと。

TITAN NoirやHORIZON 20との違い

参考までに、同じXGIMIの長焦点プロジェクターと比べると、どんな感じなのか?

・TITAN Noir Max:7,000 ISOルーメンで、定価5,999ドル
・TITAN Noir Pro:6,000 ISOルーメンで、4,999ドル
・TITAN Noir:4,800 ISOルーメンで、3,999ドル
・HORIZON 20 Max:5,700 ISOルーメンで、2,999ドル
・AURA 3 Max:5,700 ISOルーメンで、4,999ドル

明るさはHORIZON 20 Maxと同じで、定価はTITAN Noir Proと同じ。
コントラスト性能も、AURA 3 Maxが最大8,000:1なので、スペックを見る限りでは、TITAN Noir Proと同等レベルの映像になるのかなと。

TITAN Noir 3機種・HORIZON 20 Max・AURA 3 Maxのスペック比較表(ハイライトなし)
長焦点モデル(TITAN Noir 3機種・HORIZON 20 Max)とのスペック比較

ただ、これらは長焦点プロジェクターであり、今回のAURA 3 Maxは超短焦点プロジェクター。
見える映像は全く別物になるとも思ってるし、こういうスペックの数字が当てにならないというのは、ご存知の通り。
HORIZON 20 MaxとTITAN Noirの映像も全く別物だったというのも、記憶に新しいところですからね。

AURA 3 Maxの投影映像

超短焦点とは思えない画質

AURA 3 Maxの実際の映像はどうなのか?
どれぐらい綺麗なのか?
また、スクリーンによってどのように変わるのか?

まず最初に言いたいのは、この映像。
超短焦点プロジェクターとは思えないほど綺麗で、シアタープロジェクターと比べても遜色無いレベルで、またまた驚きました。

AURA 3 Maxで120インチのマットスクリーンに投影した映像
120インチのマットスクリーンに投影

超短焦点プロジェクターって、スクリーンのすぐ下からものすごく急な角度で光を当てる都合、画面の端や上の方が歪んだり、ピントが甘くなったり、色が薄くなったり、光が回って全体が白っぽく見えたり、長焦点のプロジェクターと比べると、どうしても画質で不利だったはずなんですよね。
それが今回のAURA 3 Maxで投影してみたら、むしろ下手な長焦点プロジェクターよりも圧倒的に綺麗で、びっくりしたわけです。

上の画像は、我が家にある120インチのマットスクリーンに投影した映像。
超短焦点用のALRスクリーンでもなく、ごく普通のマットスクリーンでこの色の濃さですからね。
私はつい先日までTITAN Noirシリーズの映像をひたすら見続けてきたわけで、目が肥えているはずなんですが、それらに比べて見劣りがしないというか、正直、違いが分からないくらいに非常に綺麗なんですよね。

赤も緑もしっかり濃いし、明るい場面でも色が白っぽく薄まらずに、濃いまま明るく映っている。
暗い場面の映像でも、暗いところが黒つぶれするわけでもなく、とにかく映像が綺麗なんですよ。

超短焦点プロジェクターだから画質が微妙っていうのは、少なくとも今回のAURA 3 Maxには当てはまらない。
例えば同じXGIMIで、明るさが同じ5,700 ISOルーメンのHORIZON 20 Maxと比較しても、映像は1ランクどころか2ランクぐらい違うと感じた。
明らかに別物で、AURA 3 Maxの方が明らかに綺麗。
もちろん値段も全然違うので、そりゃそうかとも思うんですけれども、AURA 3 Maxは超短焦点プロジェクターですからね。

左:HORIZON 20 Max、右:AURA 3 Maxを120インチのマットスクリーンに並べて投影した比較
左:HORIZON 20 Max(5,700 ISOルーメン)/右:AURA 3 Max(5,700 ISOルーメン・アイリスオフ)|マット120インチ・照明オフ

実際のところ、XGIMIのフラッグシップ、TITAN Noirと比べても遜色無いと言いましたが、見分けがつかないというよりも、非常に似てるんですよね。
超短焦点プロジェクターなんだけど、映る映像はシアター級。

左:TITAN Noir Max、右:AURA 3 Maxを120インチのマットスクリーンに並べて投影した比較
左:TITAN Noir Max(7,000 ISOルーメン)/右:AURA 3 Max(5,700 ISOルーメン)|どちらもアイリスオフ・マット120インチ・照明オフ

黒を作るアイリスとDBLE

「このプロジェクターがなんでここまで綺麗な映像が出せるのか」って言ったら、やはり、まずレンズ。
19枚構成の超短焦点専用の光学系で、画面の端から端まで解像感と色を均一に保つ設計になっています。
実際、端から端まで本当にしっかり、はっきりと綺麗に映っていますからね。

AURA 3 Maxの本体を上から見たところ(レンズ部分)
AURA 3 Maxの本体(上面のレンズ部分)

映像を作るDMDチップも、TITAN Noirで採用されていた新世代のSSTチップ。
RGBトリプルレーザーの色域は、公称でBT.2020比110%。
レーザー特有のギラつき、いわゆるスペックルを抑える設計にもなっています。

そしてTITAN Noirと同じく、デュアルアイリスとDBLEという黒を作るための仕組みが、このモデルにも入っています。
アイリスというのは、複数の羽根でできた物理的な絞りで、カメラのレンズのような仕組み。
光の通り道を絞って、余計な光をカットすることで、黒を沈めてコントラストを上げるわけです。

アイリス(物理的な絞り)の仕組みの図解
アイリス(絞り)の仕組み

AURA 3は、この絞りを2つも備えたデュアルアイリス。
超短焦点プロジェクターとしては、世界初の搭載となっています。
絞りはF2〜F7までの5段階で、F2が全開放のアイリスオフの状態。
自分で好みの絞りに固定して投影することもできるのですが、TITAN Noirと同じく、ダイナミックモードも備えています。

アイリスのF2からF7までの5段階の図解
絞りはF2〜F7の5段階

映像の明るさをリアルタイムに解析して、絞りを自動で動かし続ける。
いわばインテリジェントなアイリス制御ですね。

ダイナミックモードで絞りが自動で動く図解
ダイナミックモード

実際、アイリスオフの状態、開放のF2から、アイリスを効かせたF4〜F5くらいまで絞ると、コントラストが高くなっているのが目に見えて分かります。
一方でF7まで絞ってしまうと、ちょっと暗くて、色味も少しちょっとおかしくなって、バランスが崩れてしまうと感じました。
これはTITAN Noirと一緒ですね。
アイリスを使うならF3〜F4くらいが良くて、基本的にはダイナミックにしておけば良いんじゃないかなと。

アイリスを固定で使うならF3〜F4が良いことを示す図解
固定で使うならF3〜F4

参考までに、暗い部屋での映像。
アイリスオフ、F2固定でDBLEもオフにした状態と、ダイナミックアイリスをオンにして、DBLEはオフにした状態です。

アイリスをオンにすると、だいぶ映像が変わって、色が濃くなってますね。

もう一つ、黒をさらに沈めるという機能がDBLE。
XGIMIが独自開発した、AI連動のダイナミックブラック強化技術で、X-VISIONという画像処理チップが、映像をリアルタイムに解析し、明るいシーンでは出力を保ち、暗いシーンでは光源全体を落として、黒をさらに沈めるという機能です。

この物理的なアイリスの絞りと、DBLEというソフトウェア側の制御。
2つを組み合わせることで、最高レベルの黒を作る。
TITAN Noirと全く同じ最高峰の黒を作る仕組みを、超短焦点プロジェクターに持ってきたわけです。

参考までに、ダイナミックアイリスに加えて、DBLEもオンにした映像がこちら。

左:DBLEオフ、右:DBLEオンを並べた比較(どちらもダイナミックアイリスオン)
左:DBLEオフ/右:DBLEオン|どちらもダイナミックアイリスオン・レンチキュラーALR・照明オフ

正直、DBLEの効果は、私はあんまり体感できたとは言えず、こういうソフトウェア側の制御は、その映す映像にもよるとも思ってますし、ソフトウェアアップデートでどんどん改善されていくものだとも思っているので、何にせよ発売前のデモ機ということで、くれぐれも参考までに。
いずれにせよDBLEオフでも、めっちゃ綺麗でめっちゃ色濃い。
というか、そもそもアイリスをオンにしなくても、めっちゃ綺麗でめっちゃ濃いんですよね。

実際のところ、超短焦点プロジェクターはスクリーンによって映像も大幅に変わるというのは、超短焦点プロジェクターのスクリーンの記事で解説した通り。
では、映る映像はスクリーンによってどう変わってくるのか?

スクリーンによる映像の違い

マットスクリーンに投影

超短焦点プロジェクターというのは、下から投射する都合、スクリーンによって映像が大きく変わるというのは、上でも書いた通り。
下から投影すると光が上に逃げてしまうので、普通のマットスクリーンで見ると、白っぽくなったりウォッシュアウトしてしまいがち。
ただ、このAURA 3 Maxは、マットスクリーンでもけっこう綺麗に見えるんですよね。

マットスクリーンでは下から当てた光が上へ逃げることを示す図解
マットスクリーンは光が上に逃げる

まずはマットスクリーンの映像から。
120インチのマットスクリーンに投影した映像で、アイリスオフのF2、暗い部屋での映像です。

AURA 3 Max・アイリスオフ・DBLEオフでマットスクリーンに投影(暗い部屋)
アイリスオフ(F2)・DBLEオフ|マット120インチ・照明オフ

本当、超短焦点プロジェクターとは思えないほど、めちゃめちゃ色濃くて非常に綺麗に映っていますよね。
続いて、ダイナミックアイリスをオンにした映像。

左:アイリスオフ、右:ダイナミックアイリスオンを並べた比較(マットスクリーン・暗い部屋)
左:アイリスオフ/右:ダイナミックアイリスオン|マット120インチ・照明オフ

アイリスオンとアイリスオフで2つの映像を見比べてみると、やはりダイナミックアイリスをオンにした方が、さらにワンランク色濃く映っているような気がしました。
黒い部分がより沈んで、鮮やかさも一段階上がったような。
カメラ越しの映像なんで、どこまで伝わるかは分からないのですけれども、見比べるとけっこう違いますね。

続いて、アイリスオフで明るい部屋での映像です。

AURA 3 Max・アイリスオフでマットスクリーンに投影(明るい部屋)
アイリスオフ・DBLEオフ|マット120インチ・照明オン

AURA 3 Maxは5,700 ISOルーメンと、非常に輝度が高いのですが、やはり明るい部屋で見ると、ちょっと色が薄くなっていますね。
明るい部屋のマットスクリーンでここまで映るのも、けっこうすごいと思います。
ただ、やっぱり明るい部屋で見るんだったら、ALRスクリーンにした方がいい。

レンチキュラーALRに投影

超短焦点用のALRスクリーンというのは、天井の照明や窓からの光をカットして、プロジェクターの光だけを反射することで、明るい部屋でも綺麗に映るというスクリーン。
そして超短焦点プロジェクター用のALRスクリーンには、大きく分けてレンチキュラーとフレネルの2つの方式があります。

まずは、レンチキュラー。
こちらはスクリーンの表面に、水平方向の細かい溝が無数に刻まれていて、溝の下側は光を反射する面、上側は光を吸収する暗い面になっている。
そのため真下から来るプロジェクターの光は、見てる人の方へ反射して、上から来る天井の照明の光だけ吸収するという仕組み。
プロジェクターの光が真下から来る、超短焦点プロジェクターだからこそ成立する、なかなか理にかなった構造ですね。

レンチキュラーALRスクリーンの水平の溝の仕組みの図解
レンチキュラーの溝の仕組み

レンチキュラーALRスクリーンに投影した映像が、アイリスオフで暗い部屋、ダイナミックアイリスをオンにした暗い部屋、そして明るい部屋の順です。

マットスクリーンでは、明るい部屋で色が薄くなっちゃってましたが、ALRスクリーンにすることで、明るい部屋でもしっかりと色濃く綺麗に投影できるようになっている。
しかも、明るい部屋で見られるようになっただけでなく、暗い部屋でも色濃く映っています。
ALRスクリーンって、余計な光をスクリーン側で弾くので、迷光や環境光の影響も抑えてくれる。
明るい部屋ではもちろん、暗い部屋でもコントラストが上がって、色濃く映るんですよね。

マットスクリーンと比較してみると、違いもけっこうよく分かる。
左側がマットスクリーン、右側がレンチキュラースクリーンを並べた比較映像で、暗い部屋と明るい部屋です。

明るい部屋での映像の差は一目瞭然ですが、暗い部屋でも黒の沈み方と色の濃さが違いますね。
暗い部屋ではどちらも非常に綺麗なんで、正直、好みの問題っちゃ好みの問題だと思います。

フレネルALRに投影

続いて、フレネルのALRスクリーン。
フレネルというのは、灯台のレンズなどに使われるフレネルレンズと同じ発想のスクリーンで、表面には、プリズム状の細かい溝が同心円状に刻まれています。

レンチキュラーの溝が水平の直線なのに対して、フレネルは同心円の溝で、プロジェクターの光を正面にいる人に集めて反射する構造。
レンチキュラースクリーンとの違いは、環境光のカットが天井からの光だけでなく、横からの光にも効くこと。
そしてゲインが高く、明るい部屋でレンチキュラーよりもさらに明るく映ることです。

レンチキュラー(水平の溝)とフレネル(同心円の溝)の違いの図解
レンチキュラーとフレネルの溝の違い

では実際、どんな風に映るのか?
アイリスオフで暗い部屋、ダイナミックアイリスをオンにした暗い部屋、そして明るい部屋の順です。

実際、レンチキュラースクリーンとフレネルスクリーンの映像を並べて比べてみると、けっこうこれがまた違って、フレネルの方がさらに明るく、黒はより黒く、色も濃くなる気がしました。

左:レンチキュラーALR、右:フレネルALRを並べた比較(明るい部屋)
左:レンチキュラーALR/右:フレネルALR|アイリスオフ・照明オン

フレネルALRスクリーンだと、明るい場所でも本当にテレビのようになってしまって、めちゃめちゃ濃くて綺麗。
暗くしても、とにかく色が濃い。
スクリーンが非常に明るいので、画像では部屋の周りが暗く見えているかもしれませんけど、部屋の明かりは普通に点いてますからね。
それでこんなに綺麗に映るんだから、本当びっくりだと思います。

ここで一つ気づいたことがありまして、このAURA 3 Maxは、フレネルALRスクリーンに投影しているのに、スペックルをほとんど感じないんですよね。
スペックルというのは、レーザープロジェクターの画面に出るあのギラギラした細かいつぶつぶ。
フレネルALRスクリーンってスペックルを感じやすくて、長焦点プロジェクターでは特に顕著に感じていました。

超短焦点プロジェクターはちょっとスペックルが目立ちづらいという印象はありました。
それでも、このAURA 3 Maxは、スペックルが目立ちやすいフレネルALRスクリーンでも、ほとんど感じなくて、めっちゃ綺麗なんですよね。
長焦点のTITAN Noirと比べても、明らかにスペックルが目立たないと感じました。

ALRスクリーンを使うとすごく濃くなって本当に明るいので、非常に映像が綺麗に感じるんですけれども、やっぱりそのスペックルという部分で、これまでは暗い部屋で使うのをためらうところがあったんですよね。
それがAURA 3 Maxなら本気で、シアタールームのシアタープロジェクターとしても使えるレベルなんじゃないかなと。

やっぱり超短焦点プロジェクターってリビング向けっていうイメージがあると思います。
とはいえ、これなら全然シアターレベルだし、下手なシアタープロジェクターよりも綺麗に映っちゃいますからね。
フレネルALRで見るのであれば、正直、TITAN Noirよりもこちらの方が美しく見えるのではないかなとも思ってしまいました。

フレネルALRスクリーンに投影した映像(明るい部屋)
フレネルALRに投影|照明オン

ただ、フレネルALRスクリーンには視野角の問題もあることを忘れなく。
フレネルは、とにかく明るく鮮やかに映るのですが、その代わり視野角が狭く、横から見ると暗くなりやすい。
一方のレンチキュラースクリーンは視野角が広いので、横から見ても明るさが落ちにくいんですよね。

フレネルとレンチキュラーの視野角の違いと、家族が様々な場所から見るリビングの図解
視野角の違いとリビングでの見え方

例えば家族が様々な場所から見るようなリビングでは、レンチキュラースクリーンの方が使い勝手が良く、使えるパターンも多いような気がしています。
この辺のところは、生活スペースに置くのか、明るい部屋を優先するのか、暗い部屋をメインで考えるか、各々の生活スタイルにもよりますし、超短焦点プロジェクター用のスクリーンの選び方、使い分けについては、超短焦点プロジェクターのスクリーンの記事でも詳しく解説してますので、よろしければそちらもご覧ください。

AURA 3 Maxの機能と進化点

設置の自由度と端子

ここまで映像の違いについて見てきましたが、映像以外の部分でも、AURA 3 Maxは進化しているポイントが多くありました。
まず、設置の自由度が上がっていること。
投写比は0.163と、従来のモデルよりもさらに近い距離から大画面に投影できるようになっている。
例えば120インチなら、壁から約20cm。

AURA 3の画面サイズ別の投影距離の表(120インチで壁から約20cm)
画面サイズ別の投影距離(120インチで約20cm)

よりスクリーンの近くに置けるようになっているわけで、スクリーンの反対側のスペースを、より大きく取れるようになっているわけです。

本体がスクリーンの手前にあるということは、ゲーム機もパソコンも、全ての配線が前側で完結するということでもあります。
AURA 3は端子も豊富で、HDMIは3つ、USBが3つ、ギガビットの有線LANに、光デジタルとオーディオ出力にも対応。
本体が目の前にあるので、ケーブルの抜き差しもしやすいですからね。

AURA 3 Maxの背面端子(HDMI×3・USB×3・有線LAN・光デジタル・音声出力)
背面の端子

そしてGoogle TVを内蔵というところも、TITAN Noirとの大きな違い。
AURA 3 Maxは、本体だけでYouTubeやNetflixがそのまま見られる。
やはりこの手軽さが便利であり、処理スペックも高いので、Google TVも非常にサクサク動きますからね。

80Wの一体型スピーカー

想像以上に良かったのが、サウンド。
正直、プロジェクターの内蔵スピーカーには、あんまり期待してないんですよね。
ただ、このAURA 3のスピーカーは、Harman Kardon製の80W。
Dolby AtmosやDTS Virtual:Xにも対応しています。

実際に聴いてみると、まず迫力がすごい。
力強いというのもあるんですけれども、なんというか、この音に奥行きがあるんですよね。
音圧も大きいので、ボリュームをかなり小さくしても、部屋の中で十分大きく聞こえる。

しかも従来のプロジェクターと違って、スピーカーがスクリーンのすぐ下、映像側にあるので、従来のプロジェクターのような不自然さが無い。
映像と音に、より一体感があるわけです。

長焦点と超短焦点で音の出る位置が違うことを示す図解
音の出る位置の違い

もちろん本格的な音を楽しみたいなら、HDMIのeARCや光デジタルもあるので、シアター用のサラウンドシステムを組むのもありかと思いますが、正直、この内蔵スピーカーだけでもけっこういい音が出るので、この音を試してからでも遅くはないかなと。
何にせよ本体だけで済むのであれば、見た目もスッキリするし、設置もラクですからね。
スピーカーの置き場所や配線をあれこれ考える手間も無いってのも、最高だと思いました。

4K 120Hzのゲーム性能

このAURA 3は、家庭用の超短焦点プロジェクターとしては、世界初の4K 120Hz表示にも対応しています。
入力遅延も1ミリ秒と、ゲーミングプロジェクターとしても最高レベル。
VRRやALLMにも対応していて、フルHDなら240Hzまでいけますからね。

この映像とこの音が合わさると、臨場感が全然違って、ゲームもめちゃめちゃ面白いんですよね。
これほどの大画面でこの色の濃さ、そこにこの音も加わるわけです。
最近のゲームの映像は非常に美しいですからね。
それを最大限に発揮できて、ヌルヌルとプレイまでもできてしまうから、本当に映画の中でゲームをしているみたいな感じ。

3D映像の立体感

個人的に嬉しいのが3D対応。
私は3D映画が非常に好きなので、新しいプロジェクターが来ると毎回試しています。
このAURA 3 Maxは、超短焦点とか長焦点とか関係なしに、間違いなく最高峰の3D映像を体験できるモデルですね。
5,700 ISOルーメンと輝度が高いのもあって、メガネ越しでも十分に明るいし、3D感も鮮明で不自然さも無いし、クッキリと、めっちゃリアルに飛び出てくるんですよね。

AURA 3 Maxの3Dは、アクティブシャッター方式。
左右の目を交互に遮断する都合、どうしても映像は暗くなってしまうはず。
それが、明るさのおかげで、3D映像でも暗いと感じることなく非常に鮮やか。

アクティブシャッター方式の3Dの仕組みの図解
アクティブシャッター方式

しかもこのプロジェクターのすごいのが、3Dメガネが最初から2つも付属していて、この綺麗な映像を2人で楽しめるようになってるんですよね。
3D映像って、やっぱりこの凄さ、誰かと一緒に楽しみたいわけで、この3Dメガネを最初から2つもつけてくるあたりも、3D映像に自信がある証拠だと思ってますし、実際、下手な映画館で3D映画を見るよりも綺麗というのも、間違いないと思いました。

AURA 3 Maxの注意点

設置位置とスクリーンの条件

最後にAURA 3 Maxを使って気づいた注意点、デメリットについて。
まずは、このプロジェクターが超短焦点プロジェクターだということですね。
超短焦点は、至近距離から急な角度で投影する都合、本体の位置がほんの少しズレただけで、画面の形や位置が大きく変わってしまいます。

ですので従来の長焦点プロジェクターに比べると、少なからず設置の手間があり、パッとその場に置いて、自動の台形補正でパッと綺麗にハマる、というような使い方はできません。
AURA 3にも台形補正という機能自体はついています。
ただ、この補正で調整できる範囲も全然違いますし、デジタルの台形補正は映像を変形させて合わせる分、投影位置がズレてるほどに、元々の解像度も削ってしまう。
できるだけ補正には頼らず、本体の位置をしっかりと合わせておいた方が良い。

デジタル台形補正で4Kの解像度が削られることを示す図解
デジタル台形補正は解像度を削る

そしてこのしっかりと調整するっていうのは、ちょっと時間もかかるし面倒なので、あくまで据え置いて使うプロジェクターだということを、理解しておいた方がよろしいかなと。

あと、超短焦点プロジェクターってスクリーンの真下から投影するので、画面の下側には、どうしても空きができてしまいます。
AURA 3の場合、100インチで床から約35cm、120インチで床から約40cm上。
長焦点プロジェクターのように、画面を床ギリギリまで下げることはできないし、テレビ台の上のような場所に置けば、その分だけ画面も上に上がってしまいます。

120インチでは画面の縦幅だけで約1.5メートルもあるので、高めの台に置くと、天井の高さによってはギリギリになってしまう。

そして使うスクリーンにも、ある程度制限があります。
これも斜めから光を当てる都合、投影する面の平滑性は非常に重要になってくるので、壁に直接投影したり、吊り下げスクリーンに投影することは難しいと思っておいた方が良いです。
ただ、このAURA 3には、壁の歪みや色に合わせて補正する機能も入っていて、多少の歪みなら、まっすぐに補正することもできてしまいます。

実際に試してみたら、壁の微妙な歪みを確かにまっすぐに補正できていて、ちょっと感動しました。
それでも映像が非常に綺麗かと言われれば、微妙なところですね。

確かに超短焦点プロジェクターで、ここまで壁に綺麗に投影できるプロジェクターは見たことがない。
とはいえ、日本の住宅の壁って、壁紙が貼ってあることが多くて、表面が凹凸してますからね。
斜めから光が当たる分、この凹凸で影になっちゃって、綺麗な映像に、そのボツボツ感がちょっと浮き出てしまう。

壁紙の凹凸に斜めから光が当たると影が出る図解
壁紙の凹凸と斜めの光

せっかくこんなに良いプロジェクターを使ってるのに、壁紙に投影するのはちょっともったいないですからね。
ちなみに吊り下げスクリーンでは、大きく歪んでしまって使い物になりませんでした。
この歪み補正もエラーが出て、さすがに補正できませんでしたからね。

吊り下げスクリーンにテストパターンを投影したところ
吊り下げスクリーンにテストパターンを投影

価格も最高峰クラス

あと強いて言う難点があるとすれば、やはり価格ですね。
ここまで見てきた通り、AURA 3 Maxは5,700 ISOルーメンにデュアルアイリス、4K 120Hz、80WのスピーカーにGoogle TV内蔵と、超短焦点プロジェクターとして最高峰のスペックと機能を詰め込んだモデルなんですが、その分、価格も最高峰クラスとなっています。

アメリカでの定価は4,999ドル。
仮に1ドル160円で見積もってみると、およそ80万円。
気軽に手を出せる金額ではないというのが、正直なところ。

ただ、2026年10月20日に始まったKickstarter(12月5日まで)では、予約特典を使えば2,199ドル、予約特典なしでも2,399ドル。
日本円に換算すると、およそ35万円〜38万円(消費税10%は別途)。
定価の半額以下ですから、これはもう破格としか言いようがない。

参考までにTITAN Noir Maxは、海外のKickstarterでの先行価格が2,799ドル。
日本では、2026年12月17日までのMakuakeで、およそ50万円です。

TITAN Noir 3機種のKickstarter先行価格とMakuake価格
TITAN NoirのKickstarter先行価格とMakuake価格

そのMakuakeと同じ時期にKickstarterでこれを出してくるのは、なかなか酷なんですけれども、どちらも破格というのは間違いないでしょう。
とはいえKickstarterはやっぱり海外向けのサービスなので、ちょっとハードルが高いというのも事実かと思います。
逆を言えば、日本での発売に先駆けて海外から購入できて、日本のユーザーも対象。
公式サイトで案内されている購入の流れは、次の「Kickstarterでの買い方」にまとめました。
日本での保証の受付先や、その後の対応はどうなるのかといった話は、XGIMIに確認中なので、分かり次第この記事に追記します。

Kickstarterでの買い方

AURA 3シリーズは、2026年10月20日に始まったKickstarterで支援する形で購入します(締切は12月5日)。
開始前に公式サイトで予約金を払った人には、予約特典が付く仕組みでした。
2026年10月21日時点で、Kickstarterのページに案内されている内容を整理しておきます。

予約金の支払いからKickstarterでの支援、発送までの流れ(XGIMI公式の画像を日本語化)
予約金からお届けまでの流れ(XGIMI公式サイトの画像を日本語化)※予約の受付は2026年10月20日で終了

・Kickstarterは2026年10月20日に開始。締切は12月5日(日本時間1時)
・支援額は、Maxが$2,399、Proが$2,199(全世界共通)
・予約特典を受けるには、予約のメールアドレスとKickstarterで支援するメールアドレスは同じものに
・カードの決済はKickstarter終了時。それまでは支援の取り消しも可能
・発送は12月中旬ごろの住所確認の後、支援した順に開始予定。一部の枠は数量限定

予約金8,000円で受けられる予約特典(送料無料・関税込み・2年保証)(XGIMI公式の画像を日本語化)
予約金の特典(XGIMI公式サイトの画像を日本語化)

・予約特典を使った実質価格は、Maxが$2,199、Proが$1,999(定価は$4,999・$3,999)
・予約特典の$200は、その場の値引きではなく、Kickstarter終了後に予約金と一緒に返金
・予約したのに支援しなかった場合も、予約金はKickstarter終了後に返金
・日本向けは送料無料・関税はXGIMI負担
・消費税10%は別途。Kickstarter終了後にメールで届くアンケートで配送先を入力すると計算される仕組み
・消費税は定価ではなく、実際の支払額をもとに計算
・支払いはドル建てで、分割払いは無し。円への換算レートはカード会社によって決まり、返金時は支払い時とレートが変わる場合あり
・2年保証付き(Kickstarterの案内より)

日本での保証の受付先やその後の対応は、現在XGIMIに確認中。
分かり次第、追記します。

AURA 3 Maxまとめ

XGIMIが、超短焦点プロジェクターでも最高峰のモデルを出してきたということで、色々と試してまいりましたが、超短焦点プロジェクターでここまでの映像が出せることにびっくりしたというのが、素直な感想です。
新しいモデルが出るたびに驚いているので、驚き屋みたいになっちゃって恐縮なんですが、TITAN Noirに引けを取らない映像を、超短焦点プロジェクターで実現してしまったというのは、純粋にすごいなと。

超短焦点プロジェクターって、どうしてもテレビの代わりのリビングプロジェクターとして、映像は妥協するというイメージがあったんですよね。
このAURA 3 Maxは、シアタープロジェクターとしても本当に引けを取らない。
この投影距離で最高峰の映像が出せることも証明してしまったわけで、これまたXGIMIが、超短焦点プロジェクターでも天下を取りに来たんじゃないかなと。

しかも、映像だけで終わらないのがXGIMI。
今回のAURA 3 Maxは、音も非常に良いし、ゲーミングプロジェクターとしても最高峰。
正直、映画だけではもったいないので、ぜひゲームプレイも楽しんでほしいし、ALRスクリーンと組み合わせて、明るいリビングでテレビのように使ったっていいと思います。

明るい部屋でAURA 3 Maxの映像をスクリーンに投影しているところ
明るい部屋でテレビのように

もちろん、超短焦点プロジェクターということで、従来のプロジェクターとは、良くも悪くも違うところがある。
とはいえ、一番の懸念点だった映像という面では、もう本当、遜色の無いところまで来ているなと。

そして強いて言うデメリットは、やはり価格。
定価は4,999ドルと、ちょっと誰にでもおすすめできるものではない。
ただ、Kickstarterの価格なら、新しいスマホ、iPhone Duoを我慢してでも、こっちを手に入れておきたいというのが私の気持ち。
詳しいキャンペーン情報についても、分かり次第この記事に追記します。

数年前まで私、超短焦点プロジェクターなんてデメリットだらけだよ、みたいなことも言ってたんですけれども、ここまで映像が綺麗になると、本当に話が変わってくる。
そもそもここ数年のプロジェクター自体の進化がすごすぎて、テレビのもう一つの選択肢として、いよいよ現実的になっている。
今後はテレビではなくプロジェクターを選びたいって人も、どんどん増えてくるのじゃないかなとも思いました。

スクリーンによる映像の違いは、動画の方が分かりやすい部分もあるので、よろしければ動画も合わせてご覧ください。

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この記事を書いた人

KJ新谷のアバター KJ新谷 小さな会社の取締役

平成21年に輸入物販で起業して、既に起業17年目。
法人12期目。小さい会社の代表です。

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