オンライン決済を利用するならPaypal口座は便利。
商売してもしなくても、Paypalアカウントくらいは所持しても良いと思います。
メールアドレスだけで、口座間送金ができますから、
海外サービスの報酬受け取りにも必須です。
ただ、Paypalアカウントには複数種類が有るので、
今回は、その違いについて。
目次
PayPalアカウントは3種類有る。
Paypalには、3種類の口座が有り、
アカウント毎に用途が異なります。
Paypalアカウント口座の種類。
- パーソナル:支払のみ ※本人確認不要
- プレミア:個人での支払&受取
- ビジネス:主に商売用 ※個人事業主&法人
パーソナルとプレミアの違い。
パーソナルは、支払専用のPaypal口座となります。
買い物利用がメインの人。お金を受け取る必要が無い人。
以前は、代金の受け取りにも使えたのですが、
2013年に、強制的にプレミアアップグレードが必要となりました。
2017年には、パーソナルの限度額10万円→100万円まで増加したので、
オンラインショップの決済でしか使わないは、
パーソナルでも困る事も無いかと。
以前は、Paypal口座開設の時点で、プレミア口座も選べたのですが、
現在は、プレミア口座にするには、一旦パーソナル口座で申し込んでから、
本人確認をする必要が有ります。
お金を受け取る為に、本人確認手続きをする。
身元確認をすれば、勝手にプレミア口座になります。
プレミア口座も無料なので、特に都合が悪くなければ、
プレミア口座にしておいた方が良いです。
Mr.Rebates、TopCashback、Quidco・・・
キャッシュバックの受け取りにもプレミア口座は必要ですから。
→仕入れで得するポイントサイトまとめ。海外&日本のキャッシュバックサイト。
プレミアとビジネスの違い。
ビジネスアカウントとプレミアアカウントの違いは、
ビジネスアカウントの場合は、法人名、事業名で登録可能で、
複数ユーザーによるログインも可能となります。
※プレミアアカウントは法人での利用は不可能です。
Paypalアカウントを持たないお客さんから代金回収できるのも大きな違い。
手数料関係も大差なく、全ての決済サービスも利用可能となるので、
商売で使う場合は、ビジネス口座を推奨。
クレジットカード決済手数料も格安です。
Paypal決済手数料
月間の売上高 | 決済手数料(国内) | 決済手数料(海外) |
---|---|---|
30万円以下 | 3.6 % + 40 円 / 件 | 4.1 % + 40 円 / 件 |
30万円超 100万円以下 | 3.4 % + 40 円 / 件 | 3.9 % + 40 円 / 件 |
100万円超 1,000万円以下 | 3.2 % + 40 円 / 件 | 3.7 % + 40 円 / 件 |
1,000万円超 | 2.9 % + 40 円 / 件 | 3.4 % + 40 円 / 件 |
ネットショップの決済サービス(代金回収)として利用する際にも、
個人名だと怪しいですからね。
個人事業主でも簡単に利用登録できますし、
プレミアからビジネスへのアップグレードも可能です。
Paypal本人確認の流れ。パーソナルからプレミアにアップグレード。
Paypalでプレミア口座を作る場合、まずパーソナル口座を作ります。
口座開設時点では、パーソナルとビジネスの2択です。
パーソナル口座を作ったら、
アカウント管理画面より、アカウントのアップグレードを選択。
プレミア口座を選択し、
本人確認書類(運転免許証 等)をアップロードすれば終了。
1週間後くらいに、登録住所宛てに住所確認のハガキが届くので、
ハガキに記載された暗証番号を入力して、
プレミア口座へのアップグレードが完了となります。
詳しく知りたい方は、公式サイトも参照下さい。
※公式参照→PayPal(日本語) – ペイパル|サポート|よくあるご質問|パーソナルアカウントの本人確認手続き方法
Paypalアカウントは複数所持が可能。
Paypal規約上、一人で同じアカウントを複数所持する事はできませんが、
違う種類の口座なら、所持する事が可能です。
パーソナル口座とプレミア口座を一つずつ所持したり、
または、パーソナル口座とビジネス口座を一つずつ所持する事が可能です。
複数のPayPalアカウントを持つことはできますか。
はい。パーソナルアカウントをひとつと、支払い受取り用にプレミアアカウントとビジネスアカウントのいずれかひとつを開設できます。PayPalでは、買い手と売り手がより安全にビジネスを行える環境を整えるため、アカウントの開設数を制限しております。
アカウントごとに異なるメールアドレスと財務情報を登録する必要があります。
PayPalアカウントに登録されている情報が、ほかのアカウントの情報と異なっていれば、複数のメールアドレス、デビット/クレジットカード、銀行口座を登録できます。
ただ、登録情報は全て異なっている必要があるないので、
既にPaypalに登録しているメールアドレス、クレジットカード、銀行口座は使えません。
別途用意する必要があります。
複数のPaypalアカウントを使い分けた方が良い理由。
なんで私は、Paypalアカウントを複数利用するのか?
それは、支払い用と、受け取り用に分けているのです。
買うときはパーソナルアカウント。
販売する時、お金を受け取る時はプレミアアカウント or ビジネスアカウント。
資金の流れが把握しやすくなります。
特にペイパル残高が微妙な時に仕入れをすると、
足りない分がクレジットカードに請求となります。
ペイパル残高から引き落とされて、足りない分をクレジットカードからも引き落とされて・・・
これって、商売やってる人だと、経理する上で困るんじゃないかと。
しかもペイパルの取引明細って、かなり見づらく、
かなり利用しづらいです。
で、プレミアとパーソナルを分ければ
購入する時、仕入れる時に、ペイパル残高から、
資金を引き出されなくて済みます。
直接、しかもいつでも全額、パーソナルアカウントに登録のクレジットの方に請求が来ます。
良いですね。分かりやすいですね。
Mr. Rebates等の海外キャッシュバックサイト受け取りも、
Paypalアカウントとなるハズなので、経理上、不都合でまくります。
→仕入で得するキャッシュバックサイトまとめ。海外&日本のポイントサイト。
しかも、パーソナルアカウントを、仕入専用口座にすることにより、
クレジットカードのポイントも貯まります!
ペイパルのレートで円請求なので、支払う金額は変わりません。
同じ金額の仕入れですが、Paypal残額から支払わない方が、
クレジットカードのポイント分お得になるって事。
ちなみに、プレミアアカウントとビジネスアカウントは、
重複して作ることはできません。
プレミアアカウントを一時的に重複して持つ事は可能って話でしたが、
一時的に制限を解除して、電話してパーソナルに戻すみたいな。
パーソナルに戻す事はできるけど、一度きりだったかな!?
ここら辺は、あやふやな案内でした。
規約も頻繁に変わるので、疑問点はペイパルに問い合わせた方が確実です。
あくまで参考までに。
コメントを残す