nanacoチャージでポイントが貯まらなくなってしまった昨今。
税金は「スマホ決済」の「請求書支払い」で支払い可能へ。
クレジットカード納税とは違い、
手数料が不要で、ポイント還元までしてくれる。
スマホアプリで、バーコードを読み取るだけ、
コンビニみたいな事を自宅でできるわけで、ちょっと感動しました。
払えるなら、スマホ決済「PayPay」で払うべきなんだけど、
気づいた点を、まとめておきます。
払える税金と公共料金
各種ペイ決済で、支払える税金は、
住民税、固定資産税、国民健康保険料、個人事業税・・・と多く、
水道光熱費や保育料や給食費といった、公共料金まで支払えます。
税金の例
- 住民税
- 固定資産税
- 国民健康保険料
- 介護保険料
- 後期高齢者医療保険料
- 軽自動車税
- 個人事業税
- 不動産取得税
公共料金の例
- 電気代
- ガス料金
- 水道料金
- 学校給食費
- 保育料
ただ、住んでいる地域により、
支払える税金・公共料金は異なり、
使える決済サービスも異なるのです。
各決済サービスの公式サイトページから、
対応する決済サービス、対応する地域の請求書も調べられます。
PayPay、LINE Pay、au PAY、FamiPay、d払い、
ゆうちょPay、はまPay、J-Coin Pay、PayB・・・と、
様々な決済アプリで、請求書払いには対応していますが、
「PayPay」と「LINE Pay」以外は、敢えて使う必要は無いです。
還元ポイントも少ないし、そもそも対応していません。
※「楽天ペイ」は、請求書支払い未対応。
というわけで、
自宅にバーコード付き納付書が届いたら、支払い方法を確認する。
対応する納付書なら、支払い方法の欄に「スマホ決済」が記載されています。
スマホ決済に対応しているなら、
PayPay、LINE Payにも対応しているハズです。
支払い限度額
スマホ決済の「請求書払い」で支払える上限金額は、
納付書一枚あたり30万円まで。
合計金額30万円を超える納付書には、そもそもバーコードが無い。
ただ、スマホ決済によっては、
上限金額が別に設定されている場合も有るので、
各請求書にて、しっかりと確認した方が良いです。
例えば、神奈川県の上下水道料金は、
「LINE Pay」と「ファミペイ」に制限も有りました。
※LINE Payによるお支払いは、5万円以上の上下水道料金にはご利用いただけません。
※ファミペイによるお支払いは、10万円を超える上下水道料金にはご利用いただけません。
上下水道料金のお支払い方法 – 神奈川県ホームページ
au PAYは、決済上限額が1回25万円とか、
決済サービス側での制限もあるのです。
支払い方法
スマホ決済での請求書払いは、非常に簡単。
実際の店舗で、バーコード決済(QRコード決済)するのと同じです。
PayPay、LINE Payとも変わらず、
外で使った事がある人なら、悩まないと思います。
決済アプリから、「スキャン」での支払いを選択すると、
カメラが起動するので、納付書のバーコード部分をスキャンする。
バーコードを自動的に認識して、
支払先と支払い金額が表示されます。
あとは「支払い」をタップするだけです。
PayPay払いなら「ペイペイ♪」って流れます。
金額を入力する手間も無いので、
ホント簡単でビックリする。
スマホ決済の注意点
スマホ決済では、スマホアプリで完結してしまうので、
領収書や納税証明書が発行されません。
確定申告等で証憑書類が必要な場合は、ちょっと困りますね。
LINE Payや、PayPayのスマホ決済も、
個人利用を想定されたサービス。
法人で使いたい場合、どうするのがベストなの?っていう。
また、支払った請求書にも領収印が押されないので、
支払ったかどうか?の判断もしづらくなります。
払った請求書は、ぺりぺり部分をカットするなりして、
分かりやすくしておきましょう。
あと、既に口座振替手続きをしている場合は、
もちろん、スマホ決済はできません。
スマホ決済ならポイント還元されるのにぃー。
還元率の違い
PayPay:0.5%~1.5%
PayPay請求書払いは、他のPayPay決済同様、
支払い額の0.5%~1.5%が「PayPayボーナス」として還元されます。
PayPayの基本還元率は0.5%ですが、
カウント期間(前月1日 0:00 ~ 同月末日 23:59)の支払回数と利用金額で、
還元率が増えていく仕組み。、最大1.5%まで上がります。
→PayPay還元率とPayPay残高の種類。PayPayマネー・マネーライト・ボーナス・ボーナスの違い。
PayPayの還元率
PayPay加盟店 | Yahoo! JAPAN 対象サービス |
|
---|---|---|
基本還元率 | 0.50% | 1% |
前月利用回数 50回以上 |
+0.50% | +0.50% |
前月利用金額 10万円以上 |
+0.50% | +0.50% |
合計還元率 | 1.50% | 2.00% |
※ポイント還元上限は、1決済あたり7,500円相当まで、月間15,000円相当まで。
※還元率1.5%で計算すると、1回の決済額50万円、月間で決済額100万円まで。
税金の支払い等で、支払い期日に猶予が有る場合は、
全部まとめて支払わない方が得できます。
還元率が上がる金額10万円を超えたらストップ。
翌月は還元率+0.5%上がるので、
還元率が上がってから、残りの税金を払い切る。
PayPay請求書払いの注意点は、
「PayPay残高」からの支払いのみなので、事前にPayPayチャージが必要。
※PayPay登録したクレジットカードでの支払い不可能。
銀行口座チャージは、過去24時間50万円まで、過去30日間200万円まで、
PayPay残高(PayPayマネー)、は最大100万円まで入金可能。
入金しすぎた場合でも、
PayPay銀行口座を所持しているなら、無料で出金可能です。
→個人事業主におすすめのネット銀行。他行宛て振込手数料の比較。
※他金融機関の場合は、100円の出金手数料が必要。
PayPay請求書払いは、1枚あたり30万円が上限ですが、
PayPay残高での支払いにも制限が有り、
過去24時間50万円まで、過去30日間200万円まで。
まぁ、普通の人なら十分な金額ですけど。
ちなみに、PayPayのクレジットカードチャージには制限が有り、
ヤフーカードでのチャージする意味も無くなってます。
→Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)のメリット・デメリット。PayPayで意味の無いカードへ
PayPay使う上で、銀行口座との連携も避けられないハズ。
LINE Pay:チャージ&ペイ 0.5%
LINE Payでは、LINE Payの「残高」だけでなく、
「チャージ&ペイ(Visa LINE Payカード)」で支払い可能です。
LINE Pay 残高で支払いは、ポイント還元が有りませんが、
Visa LINE Payカードの「チャージ&ペイ」では、
支払い額の0.5%がLINEポイントとして還元されます。
※2021年5月にマイランク廃止となり、一律0.5%になりました。
ちなみに、「Visa LINE Payクレジットカード」で、
直接税金を支払う場合、支払金額5万円まで還元という制限が有りますが、
「チャージ&ペイ(Visa LINE Payカード)」で税金払いした場合は、
ポイント還元額に上限が有りません。
税金/保険のお支払いについて
・請求書支払い機能でチャージ&ペイを選び支払いした場合、ポイント還元上限はありません。
さらにおトクに支払えます!請求書のお支払いは「チャージ&ペイ」で! : LINE Pay 公式ブログ
・Visa LINE Payクレジットカードで支払った場合はポイント還元上限があります。(支払い金額50,000円まで還元対象)
いずれにせよ、Visa LINE Payカードを所持していないと、
LINE Payでの「チャージ&ペイ」もできませんし、
還元率も一律0.5%に改悪となってしまったので、
今から払うなら、PayPayで良いかなと。
LINE Payは、PayPayへ統合される予定ですからね。
au PAY:還元率0.5~2.5%
一部の請求書では、au PAYも対応しています。
「au PAY 残高」で、請求書払いすると、
支払い額の0.5%がPontaポイントで還元されます。
※決済上限、1回25万円、1日50万円、1月200万円。
また、au PAY残高には、
「au PAY ゴールドカード」のチャージで2%還元も有るので、
合計で2.5%還元も可能です。
ただ、対応する請求書が少ないので・・・ね。
Fami Pay:1件あたり10円金は対象外)
FamiPay対応も、少ないですけど有ります。
「FamiPay残高」で、請求書払いすると、
1件あたり10円相当のFamiPayボーナス還元があります。
支払金額にかかわらず、1件当たり10円相当です。
ただし、「税金」の請求書支払いは、還元対象外です。
※公共料金・各種料金お支払いサービスはFamiPayで全額をお支払いいただいた場合のみ、FamiPayボーナスが還元されます。
公共料金・各種料金お支払いに関する お知らせ|ファミペイアプリ|サービス|ファミリーマート
※税金のお支払いについては、FamiPayボーナス還元の対象外です。
FamiPay残高には、「ファミマTカード」で0.5%還元が有りますが、
そもそもFamiPayに対応している請求書が少ないので・・・ね。
スマホ決済で納税まとめ
とりあえず、バーコード付の納付書が届いたら、
スマホ決済に対応しているか確認すべき。
そして、使うべきは「PayPay」ですね。
口座連携すれば、チャージも簡単。
クレジットカードよりも便利なっちゃってる。
還元率も高く、対応する納付書も豊富、
なにより決済手数料が不要で、手間も無い。
税金は「Yahoo!公金支払い」や、
「国税クレジットカードお支払サイト」でも支払えますが、
入力の手間が有り、クレジットカード決済手数料が発生しますからね。
→税金支払いで得するクレジットカード、納税にオススメの法人カード
ただ、スマホ決済で払えるのは、メジャーな税金や公共料金のみ。
確定申告後に払う税金、所得税や消費税の支払いとなると、
スマホ決済では対応できません。
30万円以上の決済も、クレジットカード対応するしか無いからね。
→クレジットカードで税金を納税して気づいたメリット・デメリット
コロナということで、キャッシュレス化が進んでますね。
nanacoチャージ・・・マジでめんどくさかったな。
コメント
コメント一覧 (3件)
7/25のpaypay祭り?で税金分戻ってきた!
ってのをtwitterで見かけたので、
8/2になってからnanacoで払おうと思っていた固定資産税を払ってみたんですが、
確かにこれ、確定申告の時どうしたらいいんでしょうね?
最悪経費扱い出来なくても万一当たったら元が取れるってんでやってはみたんですが(゚∇゚;)
結果は1%バック…
まぁnanacoより0.5%バックが良かったと言うことで
あくまで個人利用を想定したサービスですからね。
確定申告に証憑書類が必要なら、スクショ印刷でも良いのかなと。
nanacoよりもだいぶ簡単で良いですよね。
コンビニの店員と格闘する時間を考えたら、ホント簡単になりましたね。
> コンビニの店員と格闘する時間
平気で「この額では出来ません」とか言いやがる奴居ますからね
最悪、残高確認が分かってない奴もいたりするし