還元率の高いクレジットカードといえば、リクルートカード。
還元率は高いが、リクルートポイントの使い道がイマイチ・・・
というのは少し前の話。
→リクルートカードのデメリット。還元率1.2%は果たして得なのか?
以前に比べポイントの使い道が、
Pontaポイント、dポイントと増えている。
という事で、お得に消化する方法について真剣に考えてみた。
現金かするなら、Pontaとdポイントですね。
リクルートポイント、Pontaポイント、dポイントの違い
2015年11月24日より、リクルートポイントとポンタポイントが統合となり、
2021年5月24日より、リクルートポイントとdポイントの連携も開始。
リクルートポイントは、Pontaポイントにもdポイントにも交換できるようになったのですが、
ややこしかったので、まとめておきます。
リクルートポイントの注意点
- リクルートポイントは、Pontaポイントとdポイントへ交換可能
- リクルートのサービスで貯まるポイントは、Pontaポイント or dポイントへ
- リクルートカードで貯まるポイントは、リクルートポイントのまま
- リクルートポイントは、今まで通りリクルートのサービスで利用可能
- リクルートポイントは、Ponta加盟店、dポイント加盟店では使えない
- リクルートポイントは、Pontaポイント、dポイントへ等価交換可能
- Ponta交換には、Ponta Webの会員登録が必要
- dポイント交換には、dアカウント連携が必要
- ポイントへの交換は、1ポイントから交換可能
- dポイントのみ有効期限は最終付与から48カ月 ※他は12ヵ月
リクルートポイントは、主にリクルートカードでのみ利用する方向になりました
リクルートのWEBサービスで貯まるポイントも、
Pontaポイントもしくは、dポイントになります。
じゃらん、ホットペッパー、ポンパレ・・・
全てPontaポイントとdポイントが貯まって使えるようになっています。
かといって、リクルートポイントが無くなるわけでも無く、
リクルートカードで貯まるポイントは、リクルートポイントのまま、
現状溜まっているリクルートポイントも、リクルートのWEBサービスで継続して使えます。
リクルートポイントを提携ポイントとして使いたいなら、等価値(同じポイント数)で交換可能ですが、
リクルートポイントのままでは、Ponta加盟店、dポイント加盟店では使えないので注意です。
楽天カードみたいに、そのまま楽天ポイントが貯まり、
そのまま楽天ポイント加盟店で使えるのとは異なりますので気を付けましょう。
リクルートでしか使えないリクルートポイントのままにしているよりも、
Pontaポイントやdポイントにした方が、用途は広くなるというわけ。
また、リクルートの期間限定ポイントや、サイト限定ポイントはそのまま。
以下、リクルートポイントと表記しておりますが、
Ponta統合により、今後はPontaポイントやdポイントでも利用可能となります。
リクルートポイントのまま使う
リクルートポイントは、1ポイント=1円として使える。
しかしながら、使えるサービスが少なければ意味は無い。
リクルートポイントが使えるサービス
- ホットペッパー ビューティー
- ごちまる
- ポンパレ
- ポンパレモール
- じゃらん
- じゃらんゴルフ
- じゃらんレンタカー
- MARQREL
- ERUCA
- Fun★Cart(eyeco、赤すぐnet…)
「ホットペッパー」「じゃらん」辺りが、
有効的な、ポイントの使い方になるかと思います。
旅行する方、外で飯を喰らう方、間違い無いです。
そうでない方は、「ポンパレモール」を使いましょう。
リクルート版ショッピングモールです。
ポンパレモールで日用品を購入する
ポンパレモールは、楽天市場みたいなもんです。
楽天市場を意識してますよね・・・きっと。
割となんでもありますんで、
楽天ポイント同様、欲しいモノとポイントを交換できるかと思います。
基本的には、どこで購入しても値段が変わらない様な商品で、
本当に必要なモノにポイントを使う事が、一番お得になるかと思います。
日用品、消耗品、米・・・を購入するというのが、一番間違いないかと。
最近では最低価格保証の商品なんかも有ります。
楽天市場の期間限定ポイントの消化と同様ですね。
→楽天の期間限定ポイントの使い道。失効する前に必ず消化する為の様々な方法。
ポンパレモールで書籍購入する
書籍の新刊はどこで買っても、ほとんど変わらない。
アマゾンと価格も変わらない事がほとんどなので、
楽天ポイントの消費同様、
リクルートポイントでも、鉄板のポイント消費方法となります。
書籍も楽天ブックスより、ポイントが付与率が高い分お得となります。
ポンパレモールのポイント還元は、通常3%ですが、
私が購入した本は頻繁に5%になってます。
ポイント購入でもポイントは付与されるので、さらにお得。
楽天ブックスは、通常1%還元だし、
アマゾンは、基本ポイントつかない・・・けど、割引率が高い。
電子書籍なら、Kindleが最強ですけど。
→電子書籍ストアと自炊のデメリット。本のデジタル化で知っておくべきこと。
ホットペッパーグルメでお食事券に交換
残念ながら、ポンパレモールでは金券やギフト券の販売ショップは有りません。
しかしながら、リクルートポイントはお食事券として利用する事が可能です。
リクルートのサービス「ホットペッパーグルメ」です。
しかも、楽天の様に配送料が取られる事もなく、
割高なレートで、無理に金券交換する必要も有りません。
ホットペッパーグルメなら、ポイント分そのまま、お食事券として交換可能。
楽天市場ではジェフグルメカードが一番お得でしたが、
これなら、楽天市場のグルメシェフ利用券よりも、お得かもしれませんね。
ただ・・・お食事券に交換できる店舗は少ないので、
なんだかんだで、ポンタポイントに交換して、
ポンタポイント使える飲食店で消化してるかな。
じゃらんで旅行券に交換
日本最大級の宿、ホテル予約サイト「じゃらん」で利用する。
国内ホテル・旅館の料金なんて、どこもほぼ一緒です。
リクルートポイントが余っているなら、じゃらんを使いましょう。
リクルートではレンタカーサービスも扱ってます。
旅先で車が必要なら、じゃらんレンタカーを利用です。
また、じゃらんでは、海外の宿泊施設も扱っており、
定期的に割引クーポンも発行しています。
クーポン利用で、大手海外ホテル予約サイトに比べても安くなる事も多いです。
じゃらんの海外ホテル予約で使えるクーポンが非常に魅力的。
毎月、結構な割引率のクーポンを発行してます。
宿泊金額の制限なく1000円オフになったり、最大1万円オフになったり、ヤバいです。
※参考→Expedia、Booking.com、Hotels.com、agoda、海外ホテル予約サイトの比較と違い。 | とりあえずバンクーバー。
じゃらんって、365日先のホテル予約も可能なので、
ポイントの有効期限を超えた、ホテル予約にポイント消化できます。
期限切れの近いポイントを、遠い未来への予定に使っちゃう。
お盆、年末、ゴールデンウィーク・・・
長期休暇の予約を前もってして、ポイント消化してしまう。
ホットペッパービューティーは、1回3,000ポイントが上限
男性、女性問わず、髪を切るなら美容院の時代。
ホットペッパービューティーでも、リクルートポイント使えます。
美容室だけでなく、エステ、ネイル、整体なんかも有りますが・・・
注意点として、リクルートポイントの利用に制限が有ります。
1回につき3000ポイントまでしか利用できません。
じゃらんゴルフは、予約者1名分が上限
ゴルフをやる方、じゃらんゴルフでゴルフ場予約にも使えます。
ゴルフ場の料金ってまぁまぁ高いから、
幹事をやって、参加者から現金回収したら良いんじゃね?
・・・って思ったけど、予約者1名分しかポイント利用できません。
※ポイントをご利用いただけるのは、予約者様のプレー料金のみとなります。
ポイントを、プレー代として使用できますか?
同伴者様のプレー料金にはご利用いただけませんのであらかじめご了承ください。
ポイント利用可能ゴルフ場の各プランにて、プラン料金としてご利用いただけます。
ご予約の際に利用ポイント数をご登録いただくことで、ゴルフ場でのお支払い代金はプラン料金との差額のみとなります。
なお、ポイントをご利用いただけるのは、予約者様のプレー料金のみとなります。
同伴者様のプレー料金にはご利用いただけませんのであらかじめご了承ください。
「予約者1名分のプレー代金の全額まで」という制限があるので、ご注意下さい。
Pontaポイントとして使う
楽天ポイントよりも価値が低い、リクルートポイントでしたが
2014年11月、リクルートポイントとPontaポイントが統合。
Ponta加盟店でも、リクルートポイントを利用できるようになりました。
※参考→ポイント提携企業|ポイントターミナル Ponta [ポンタ]
ただ、多くの提携企業が、Pontaポイントが貯まるだけの店舗。
意外とPontaポイントが使える店舗は限られ、年々減っています。
主にポイントが使える店舗(抜粋)
- LAWSON(ローソン)
- GEO(ゲオ)
- HMV
- ビックカメラ
- ジョーシン
- ケンタッキー
- 昭和シェル石油
- HIS(オンライン予約限定)
Pontaポイントは、やはりローソンで使うのがお得。
ローソンで「お試し引き換え券」に交換できるサービスが有ります。
缶ビールが、70ポイントで貰えたり。
リプトンの紅茶が、30ポイントが貰えたり、
愛するマカダミアチョコも、100ポイントで貰えます。
あとは、昭和シェル石油で、ガソリン代が間違い無いかも。
Pontaポイントは、au PAY加盟店でも使えるので、
Pontaポイントとして使うよりは、QRコード決済で消費するのがラク。
現金よりも便利で、現金のように使えますから。
→au PAYの使えるお店|au PAYでスマホでお得にお買い物
ちなみに、Pontaポイントは、auカブコム証券の投信購入としても使えるので、
投資信託購入→売却で現金化したりもできます。
dポイントとして使う
リクルートポイントは「dポイント」にも交換できるようになりました。
ただ、dポイントの加盟店舗が・・・開始以来あんまり増えてません。
主要の加盟店は、ローソン、マクドナルド、メルカリ、無印良品、マツモトキヨシ・・・
ローソンでは、Pontaを使いがちなので、
個人的には、メルカリと無印良品で消化することが多いですね。
dポイントも「d払い」で消化できるので、
Pontaポイントの「au PAY」同様に、QR決済で消化するのが得策ですね。
正直、リクルートポイントを現金化するなら「d払い」一択かなと。
au PAYもd払いも加盟店の違いは大差ないし、
dポイントに交換することで、有効期限も12ヵ月→48カ月に伸びますからね。
ポイント加盟店に比べると利用可能店舗も大幅に増えるってのはPontaと一緒。
d払いなら利用先にも困りません。
※参考→街のお店から探す|d払い – かんたん、便利なスマホ決済
楽天ポイントとリクルートポイントの比較
リクルートポイントが、楽天ポイントと比べて劣る点。
圧倒的な利用先の少なさですね。
リクルートポイントに限らず、ポンタポイントとdポイントも楽天ポイントに比べて劣ります。
→Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイントの価値を比較。共通ポイントの貯まりやすさと利便性。
楽天ポイントユーザー数もダントツ、今ではTポイント会員数よりも多く、
楽天Payでも楽天ポイントは消化可能。利用先の豊富さでも圧倒的。
楽天ポイントは現金のように使えるし、楽天サービスで使うことで更に価値も上げられるのです。
Pontaポイントとdポイントの加盟店は多くとも、
ポイント利用先は限られるし、
そもそも、リクルートポイントとPontaとdポイントは、別のポイントサービス。
ポイント同士の互換性も無いのです。
オンラインショッピングモール一つにしたって、楽天市場は圧倒的。
ポンパレモールやdショッピングは、楽天市場やYahoo!ショッピング&LOHACOには到底敵いません。
商品数が少なく、価格競争が起こりづらい。
いずれも、まだまだ発展途上のショッピングモールだということ。
発展途上のまま・・・衰退している感も否めないですからね。
リクルートポイント現金化まとめ
ポンタポイントとdポイントとの交換開始で、
dポイント=ポンタポイント=リクルートポイントになった。
リクルート&ポンタのサービス拡大、
お互いのポイントの価値が上がれば、現金化も更に用意になります。
リクルートポイントの有効期限も、最終付与より1年と実質無制限みたいなもんだし、
リクルートのサービスを使うなら、リクルートカードは悪くない。
リクルートカードは、リクルートのサービスで倍付けされないデメリットも有るから。
→リクルートカードのデメリット。還元率1.2%は果たして得なのか?
楽天グループのサービスで使うなら、楽天カードの方が良い。
楽天ポイントって倍々で貯まりまくるし、その使いみちも豊富であり、
楽天ポイントを楽天で使わせる仕組みも有るのでした。
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